JP3381506B2 - 両面複写装置 - Google Patents

両面複写装置

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JP3381506B2
JP3381506B2 JP04993996A JP4993996A JP3381506B2 JP 3381506 B2 JP3381506 B2 JP 3381506B2 JP 04993996 A JP04993996 A JP 04993996A JP 4993996 A JP4993996 A JP 4993996A JP 3381506 B2 JP3381506 B2 JP 3381506B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複写用紙(以下用
紙と称す)の両面に複写する両面複写装置にかかり、特
には中間トレイへの用紙の収納と送り出しを補助するよ
うにした弾性部材構成体の配設構成に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】近年、複写装置は用紙の両面に自動的に
コピーを行うことができる両面複写装置が多く提供され
ている。 【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
両面複写装置の一例について説明する。図3は本出願人
の出願によって公開された特開昭63−154541号
に開示された従来の両面複写装置の断面を示すものであ
る。 【0004】図3において、1は複写機本体、2はその
下方に設けられた中間トレイ、3、4、5はカセットよ
り用紙を送り出す給紙装置、6はレジストローラ、7は
転写部、8は搬送部、9は定着器、10は排紙トレイ、
11は用紙の進行方向を排紙トレイ10もしくは中間ト
レイ2へ切り換える第1の切換爪、12は搬送ベルトで
駆動プーリ13と従動プーリ14に支持されている。1
5はテンションプーリで、搬送ベルトは正転および逆転
可能となっている。 【0005】16は第2の切換爪、17は給紙ローラで
あり、正転および逆転可能となっている。18は分離ロ
ーラ、19は後述する弾性部材である。 【0006】20は中間トレイ2内に配設された給紙カ
セット、21は収納された用紙先端を押し上げるための
押上板、22は収納されてくる用紙の先端を停止させる
ストッパー、23は第2のレジストローラである。 【0007】弾性部材19は図4、図5に示すように、
中間トレイ2の壁面2aにブラケット24によって固定
された弾性片よりなり、その先端部19aが給紙ローラ
17に当接し、図4(イ)のごとく給紙ローラ17が時
計方向に回転する時は先端部19aが追従して中間トレ
イの内側に位置し、図4(ロ)のごとく反時計方向に回
転する時は先端部19aが中間トレイの外側に位置する
ようになっている。 【0008】つぎに両面複写について説明すると、給紙
された用紙は片面に作像された後、第1の切換爪11の
切り換えによって搬送ベルト12に送り込まれ、第2の
切換爪16の下を通過し、給紙ローラ17、分離ローラ
18の時計方向の回転によって中間トレイ2内へとおく
りこまれる。ここで分離ローラ18は中間トレイ2の壁
面2aの外側に設けられているので給紙ローラ17と分
離ローラ18による搬送力はこの2つのローラの接点ま
でであり、その位置は壁面2aの外側である。 【0009】ついで用紙は図4(イ)に示されるごとく
給紙ローラ17とこれに当接する弾性部材19の先端部
19aの間に入って行き、弾性部材19の弾力によって
給紙ローラ17に押し当てられて搬送される。この時弾
性部材19の先端部19aは中間トレイ2の壁面2aの
内側に位置しており、用紙は後端まで確実に中間トレイ
2内へとおくりこまれ、コピーされた面が上向きになっ
ている。 【0010】そして用紙が中間トレイ2から給紙される
時は、図4(ロ)に示されるごとく押上板21によって
用紙が給紙ローラ17に圧接される。同時に給紙ローラ
17は反時計方向に逆転し、分離ローラ18も給紙ロー
ラ17によって送り出される用紙を阻止する方向の反時
計方向に回転する。この動作によって常に一枚だけ分離
されて給紙される。この時弾性部材19は給紙ローラ1
7の回転によってその先端部19aは中間トレイ2の壁
面2aの外側に位置しており、用紙の進行をなんら妨げ
ることはない。また、第2の切換爪16も用紙が第2の
レジストローラ23へ進むのを妨げない位置に動作され
る。以後通常のコピー動作と同様の過程を経て用紙の裏
面にコピーされた後、排紙トレイ10へと排出される。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、弾性部材の弾性片が給紙ローラの正転およ
び逆転に従って中間トレイの壁面の内側や外側に位置す
るよう折曲されるため、折損したり、弾性片の先端部が
給紙ローラとの接触によって摩耗するため、取り替える
必要があったが、中間トレイ先端の壁面にブラケットで
挟持し、ビス等で固定されているため、取り替えのメン
テナンス作業が困難であった。 【0012】また弾性片は中間トレイ先端の壁面にブラ
ケットで挟持されているため、給紙ローラとの接触の関
係からその位置決めが非常に難しくなるといったような
課題を有していた。 【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、簡単な構成で取り替えのメンテナンス作業が容易と
なり、取付けと同時に位置決めができ、種々の用紙でも
確実に中間トレイに収納および給紙できる両面複写装置
を提供することを目的とする。 【0014】 【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の両面複写装置は、片面複写ずみの用紙を収納
する中間トレイと、コピーずみの用紙を前記中間トレイ
に送り込む第1の方向と、前記中間トレイから送り出す
第2の方向に回転可能な給紙ローラと、この給紙ローラ
にその先端が当接して、前記給紙ローラが第1の方向に
回転する時は追従して前記中間トレイの内側に位置し、
第2の方向に回転する時は前記中間トレイの外側に位置
するように設けられた弾性片を備えた弾性部材構成体と
を具備し、前記弾性部材構成体は、前記中間トレイの壁
面に嵌入される挟持部と前記中間トレイの壁面に対する
位置決めを行う嵌合部とを有し前記中間トレイに着脱可
能に取り付けられるようにしたものであり、また同時に
前記中間トレイの前記弾性部材構成体取付け部位を、収
納する用紙の縁より突出させ、前記弾性部材構成体が用
紙に接触しないように構成したものである。 【0015】 【発明の実施の形態】本発明、片面複写ずみの用紙を
収納する中間トレイと、コピーずみの用紙を前記中間ト
レイに送り込む第1の方向と、前記中間トレイから送り
出す第2の方向に回転可能な給紙ローラと、この給紙ロ
ーラにその先端が当接して、前記給紙ローラが第1の方
向に回転する時は追従して前記中間トレイの内側に位置
し、第2の方向に回転する時は前記中間トレイの外側に
位置するように設けられた弾性片を備えた弾性部材構成
体とを具備し、前記弾性部材構成体は、前記中間トレイ
の壁面に嵌入される挟持部と前記中間トレイの壁面に対
する位置決めを行う嵌合部とを有し前記中間トレイに着
脱可能に取り付けられるようにしたものであり、弾性片
を備えた弾性部材構成体を中間トレイに対して着脱する
だけでよく、取り替えのメンテナンス作業が非常に容易
となる作用を有する。 【0016】また同時に本発明は、前記中間トレイの前
記弾性部材構成体取付け部位を、収納する用紙の縁より
突出させ、前記弾性部材構成体が用紙に接触しないよう
に構成したものであり、中間トレイの弾性部材構成体取
付け部位を、収納する用紙の縁より突出させ、弾性部材
構成体が用紙に接触しないように構成しているため、給
紙動作においても用紙はその進行を何ら妨げられること
なく送り込まれるといった作用を有する。 【0017】以下本発明の実施の形態について、図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態を示
す要部拡大断面図、図2はその斜視図である。なお従来
例と同じ構成要素には同一符号が付してある。また両面
複写装置の構成は図3と同一である。 【0018】両図において、弾性片よりなる弾性部材1
9は、突出長さを正確にして支持金具25に両面テープ
や接着剤等で接着され一体にして弾性部材構成体を形成
している。26は支持金具25の両端に一体的に形成し
たバネ片を示し、弾性部材構成体は別ピースに構成され
ている。 【0019】27は弾性部材構成体に形成された穴で、
中間トレイ2先端の壁面に形成された突起28に嵌合
し、これによって弾性部材構成体が中間トレイ2に対し
て位置決めされるようになっている。したがって弾性部
材構成体のバネ片26を中間トレイ2先端の壁面に嵌入
しながら、突起28に穴27を嵌合すれば位置決めされ
て装着されることになる。弾性部材構成体を取り外す場
合は上記と逆におこなえば簡単に外すことができる。 【0020】このようにして中間トレイ2先端の壁面に
弾性部材構成体を装着する場合は、内側面に凹凸がない
よう平滑にしておけば給紙される用紙の縁が当接して
も、ひっかかることなく上方に送り込まれて行き、給紙
を妨げられることはない。 【0021】さらに万全を期すならば、図2に示すよう
に中間トレイ2先端の壁面であって弾性部材構成体取付
け部29を収納する用紙の縁より外側に突出させ、弾性
部材構成体が用紙の先端縁に接触しないようにしておけ
ばよい。このように構成しておけば、何ら用紙の給紙を
妨げられることはないし、弾性部材構成体の着脱が極め
て容易となるし、用紙が収納されたままでもメンテナン
ス作業を行うことができる。 【0022】なお弾性部材構成体の取付け構成で弾性部
材構成体に穴27を形成し、中間トレイ2先端の壁面に
形成された突起28に嵌合するようにしているが、弾性
部材構成体に突起を形成し、中間トレイ2先端の壁面に
穴を形成して嵌合するようにしても何ら差し仕えはな
い。 【0023】 【発明の効果】以上詳述しましたように本発明は、片面
複写ずみの用紙を収納する中間トレイと、コピーずみの
用紙を中間トレイに送り込む第1の方向と、中間トレイ
から送り出す第2の方向に回転可能な給紙ローラと、こ
の給紙ローラにその先端が当接して、給紙ローラが第1
の方向に回転する時は追従して中間トレイの内側に位置
し、第2の方向に回転する時は中間トレイの外側に位置
するように設けられた弾性片を備えた弾性部材構成体と
を具備し、前記弾性部材構成体は、前記中間トレイの壁
面に嵌入される挟持部と前記中間トレイの壁面に対する
位置決めを行う嵌合部とを有し前記中間トレイに着脱可
能に取り付けられるようにしたことにより、弾性片を備
えた弾性部材構成体を中間トレイに対して着脱するだけ
でよく、取り替えのメンテナンス作業が非常に容易とな
る。 【0024】また同時に、中間トレイの弾性部材構成体
取付け部位を、収納する用紙の縁より突出させ、弾性部
材構成体が用紙に接触しないように構成しているため、
給紙動作においても用紙はその進行を何ら妨げられるこ
となく送り込まれるし、用紙が収納されたままでもメン
テナンス作業を行うことができるといったような効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す要部拡大断面図 【図2】本発明の一実施例を示す斜視図 【図3】従来の両面複写装置の断面図 【図4】(イ)従来の弾性部材構成体の取付け構成と作
用を説明する要部断面図 (ロ)従来の弾性部材構成体の取付け構成と作用を説明
する要部断面図 【図5】従来の弾性部材構成体の取付け構成と作用を説
明する斜視図 【符号の説明】 2 中間トレイ 17 給紙ローラ 18 分離ローラ 19 弾性片 25 支持金具 26 バネ片 27 穴 28 突起 29 弾性部材構成体取付け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 15/00 550 G03G 15/00 550 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 85/00 B65H 3/56 330 B65H 29/52 G03G 15/00 106 G03G 15/00 518 G03G 15/00 550

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 片面複写ずみの用紙を収納する中間トレ
    イと、コピーずみの用紙を前記中間トレイに送り込む第
    1の方向と、前記中間トレイから送り出す第2の方向に
    回転可能な給紙ローラと、この給紙ローラにその先端が
    当接して、前記給紙ローラが第1の方向に回転する時は
    追従して前記中間トレイの内側に位置し、第2の方向に
    回転する時は前記中間トレイの外側に位置するように設
    けられた弾性片を備えた弾性部材構成体とを具備し、前
    記弾性部材構成体は、前記中間トレイの壁面に嵌入され
    る挟持部と前記中間トレイの壁面に対する位置決めを行
    う嵌合部とを有し前記中間トレイに着脱可能に取り付け
    られ、前記中間トレイの前記弾性部材構成体取付け部位
    を、収納する用紙の縁より突出させ前記弾性部材構成体
    が用紙に接触しないように構成したことを特徴とする両
    面複写装置。
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JP6682308B2 (ja) * 2016-03-16 2020-04-15 キヤノン株式会社 シート給送装置及び画像形成装置

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