JP3378354B2 - タイヤサイドウォールゴム組成物 - Google Patents
タイヤサイドウォールゴム組成物Info
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- JP3378354B2 JP3378354B2 JP09031894A JP9031894A JP3378354B2 JP 3378354 B2 JP3378354 B2 JP 3378354B2 JP 09031894 A JP09031894 A JP 09031894A JP 9031894 A JP9031894 A JP 9031894A JP 3378354 B2 JP3378354 B2 JP 3378354B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車、トラック、バ
ス等の車両のタイヤのサイドウォール部に適用でき、し
かも外観に優れたサイドウォールを提供できるサイドウ
ォールゴム組成物に関する。
ス等の車両のタイヤのサイドウォール部に適用でき、し
かも外観に優れたサイドウォールを提供できるサイドウ
ォールゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に装着されたタイヤ、特にサイドウ
ォール部は、走行中に汚れ等が付着して、外観が損なわ
れる。洗車によりある程度の汚れを落とすことはできる
が、タイヤにこびりついた汚れ等は洗車によっても落ち
ず、外観低下の原因となる。使用過程にあるタイヤサイ
ドウォールゴムの外観を向上させる目的でシリコーンオ
イル系の塗布剤がタイヤワックス等の名称で市販されて
いる。市販のタイヤワックスは、その成分の洗浄性能に
よりタイヤサイドウォール表面の汚れを洗浄すると共
に、サイドウォールゴム表面にシリコーン系の物質の塗
膜を形成する事により汚れの付着を防止ないしは付着し
たとしても容易に水等で洗い流せるようにする。
ォール部は、走行中に汚れ等が付着して、外観が損なわ
れる。洗車によりある程度の汚れを落とすことはできる
が、タイヤにこびりついた汚れ等は洗車によっても落ち
ず、外観低下の原因となる。使用過程にあるタイヤサイ
ドウォールゴムの外観を向上させる目的でシリコーンオ
イル系の塗布剤がタイヤワックス等の名称で市販されて
いる。市販のタイヤワックスは、その成分の洗浄性能に
よりタイヤサイドウォール表面の汚れを洗浄すると共
に、サイドウォールゴム表面にシリコーン系の物質の塗
膜を形成する事により汚れの付着を防止ないしは付着し
たとしても容易に水等で洗い流せるようにする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの塗布
剤の中には有機溶媒を使用しているものがあり、塗布当
初はタイヤ外観の向上に効果があるが、使用時間と共に
サイドウォールゴム中に含有されている耐オゾン性劣化
防止剤、老化防止剤、ワックス等の溶出を生じさせ、逆
にサイドウォールゴム自体の劣化を促進する。いずれに
せよ塗布剤では、塗布剤とタイヤサイドウォールゴムと
の結びつきが弱いため、時間の経過とともに塗布剤自体
が洗浄等により流れ落ち、外観向上効果が短期的にな
る。
剤の中には有機溶媒を使用しているものがあり、塗布当
初はタイヤ外観の向上に効果があるが、使用時間と共に
サイドウォールゴム中に含有されている耐オゾン性劣化
防止剤、老化防止剤、ワックス等の溶出を生じさせ、逆
にサイドウォールゴム自体の劣化を促進する。いずれに
せよ塗布剤では、塗布剤とタイヤサイドウォールゴムと
の結びつきが弱いため、時間の経過とともに塗布剤自体
が洗浄等により流れ落ち、外観向上効果が短期的にな
る。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、塗布剤等を塗
布しなくても、タイヤサイドウォール部の外観を清浄に
保ち、たとえ汚れが付着したとしても容易に洗浄できる
タイヤサイドウォールゴム組成物を提供することにあ
る。
たものであり、その目的とするところは、塗布剤等を塗
布しなくても、タイヤサイドウォール部の外観を清浄に
保ち、たとえ汚れが付着したとしても容易に洗浄できる
タイヤサイドウォールゴム組成物を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、シリル化
剤を添加したゴム組成物が、タイヤサイドウォール部の
外観向上に非常に有効であることを見出し、本発明の完
成に到った。即ち、本発明のサイドウォールゴム組成物
は、天然ゴム、ポリイソプレン及びポリブタジエンより
なる群から選ばれる少なくとも1種のゴム100重量部
に対し、シリル化剤2〜15重量部が配合され、且つシ
リカを含まないタイヤサイドウォールゴム組成物であっ
て、シリル化剤がフェニルトリクロロシラン、ジフェニ
ルジクロロシラン、フェニルトリエトキシシラン、イソ
ブチルトリメトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラ
ンよりなる群から選ばれる少なくとも1種であることを
特徴とする。
剤を添加したゴム組成物が、タイヤサイドウォール部の
外観向上に非常に有効であることを見出し、本発明の完
成に到った。即ち、本発明のサイドウォールゴム組成物
は、天然ゴム、ポリイソプレン及びポリブタジエンより
なる群から選ばれる少なくとも1種のゴム100重量部
に対し、シリル化剤2〜15重量部が配合され、且つシ
リカを含まないタイヤサイドウォールゴム組成物であっ
て、シリル化剤がフェニルトリクロロシラン、ジフェニ
ルジクロロシラン、フェニルトリエトキシシラン、イソ
ブチルトリメトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラ
ンよりなる群から選ばれる少なくとも1種であることを
特徴とする。
【0006】ここで、シリル化とは、有機物質や無機物
質に、有機ケイ素化合物のシリル基を導入する反応をい
い、その導入試薬をシリル化剤という。本発明に用いら
れるシリル化剤としては、クロロシラン化合物、アルコ
キシシラン化合物及びシラザン化合物、N,O−(ビス
トリメチルシラン)アセトアミド、N,N−ビス(トリ
メチルシリル)ウレア、tert−ブチルジメチルクロ
ロシランなどが挙げられる。これらのうち、クロロシラ
ン化合物、アルコキシシラン化合物及びシラザン化合物
が好ましく用いられる。
質に、有機ケイ素化合物のシリル基を導入する反応をい
い、その導入試薬をシリル化剤という。本発明に用いら
れるシリル化剤としては、クロロシラン化合物、アルコ
キシシラン化合物及びシラザン化合物、N,O−(ビス
トリメチルシラン)アセトアミド、N,N−ビス(トリ
メチルシリル)ウレア、tert−ブチルジメチルクロ
ロシランなどが挙げられる。これらのうち、クロロシラ
ン化合物、アルコキシシラン化合物及びシラザン化合物
が好ましく用いられる。
【0007】クロロシラン化合物としては、フェニルト
リクロロシラン、ジフェニルジクロロシランなどが挙げ
られる。アルコキシシラン化合物としては、フェニルト
リエトキシシラン、イソブチルトリメトキシシラン、ジ
フェニルジメトキシシランなどが挙げられる。シラザン
化合物としては、ヘキサメチレンジシラザンなどが挙げ
られる。これらのシリル化剤は、1種又は任意の2種以
上を組み合わせて用いることもできる。
リクロロシラン、ジフェニルジクロロシランなどが挙げ
られる。アルコキシシラン化合物としては、フェニルト
リエトキシシラン、イソブチルトリメトキシシラン、ジ
フェニルジメトキシシランなどが挙げられる。シラザン
化合物としては、ヘキサメチレンジシラザンなどが挙げ
られる。これらのシリル化剤は、1種又は任意の2種以
上を組み合わせて用いることもできる。
【0008】シリル化剤は、ゴム組成物中のOH基、N
HR基、COOH基、CONH基、SH基などの活性水
素を持つ化合物と容易に反応して、活性水素を有する化
合物を疎水性に変えることができる。このことは、サイ
ドウォールゴム組成物中の親水性部分を疎水性に変え
て、サイドウォール部に撥水性を付与することになり、
泥や汚れ等の種々の汚れがタイヤに付着しにくくなっ
て、タイヤ外観の向上をもたらす。また、たとえ汚れが
付着しても、サイドウォールゴム中の活性水素はシリル
化されてしまっていることから、汚れとサイドウォール
ゴムとは単なる物理的付着にすぎないため、洗浄により
容易に流し落とすことができる。
HR基、COOH基、CONH基、SH基などの活性水
素を持つ化合物と容易に反応して、活性水素を有する化
合物を疎水性に変えることができる。このことは、サイ
ドウォールゴム組成物中の親水性部分を疎水性に変え
て、サイドウォール部に撥水性を付与することになり、
泥や汚れ等の種々の汚れがタイヤに付着しにくくなっ
て、タイヤ外観の向上をもたらす。また、たとえ汚れが
付着しても、サイドウォールゴム中の活性水素はシリル
化されてしまっていることから、汚れとサイドウォール
ゴムとは単なる物理的付着にすぎないため、洗浄により
容易に流し落とすことができる。
【0009】シリル化剤の配合量は、ゴム成分100重
量部に対して2〜15重量部、好ましくは3〜8重量部
である。2重量部より少ないと、配合した結果が殆ど見
られず、15重量部より多いと未反応のシリル化剤が表
面に析出し、逆に外観が悪くなる傾向がある。カーボン
ブラックは、一般にタイヤサイドウォールゴムとしての
強度を得るために配合され、その配合量は目的に応じて
適宜選択されるが、一般にゴム成分100重量部に対し
30〜80重量部が好ましい。30重量部より少ないと
その補強効果が不足し、80重量部より多いとサイドウ
ォールとしては硬くなり過ぎて、耐久性が低下するため
である。
量部に対して2〜15重量部、好ましくは3〜8重量部
である。2重量部より少ないと、配合した結果が殆ど見
られず、15重量部より多いと未反応のシリル化剤が表
面に析出し、逆に外観が悪くなる傾向がある。カーボン
ブラックは、一般にタイヤサイドウォールゴムとしての
強度を得るために配合され、その配合量は目的に応じて
適宜選択されるが、一般にゴム成分100重量部に対し
30〜80重量部が好ましい。30重量部より少ないと
その補強効果が不足し、80重量部より多いとサイドウ
ォールとしては硬くなり過ぎて、耐久性が低下するため
である。
【0010】本発明のタイヤサイドウォールゴム組成物
には、上記化合物の他、必要に応じて、タイヤのゴム配
合に通常用いられる配合剤、例えば、老化防止剤、軟化
剤、亜鉛華、ステアリン酸、加硫促進剤、加硫剤、イオ
ウなどを適宜配合することができる。本発明のタイヤサ
イドウォールゴム組成物は、通常のゴム組成物の配合方
法、すなわちゴム成分、カーボンブラック、シリル化剤
及び加硫系(加硫剤及び加硫促進剤)を除くその他の添
加剤を配合してベース練りをし、続いて加硫剤及び加硫
促進剤を添加して加硫温度にて仕上げ練りをして製造す
ることができる。但し、老化防止剤は、一般にシリル化
剤の反応を阻害するので、仕上げ練りの際に添加するこ
とが好ましいが、老化防止剤の反応性が低く、シリル化
に対する影響が少ない場合には、ベース練りの際に添加
してもよい。
には、上記化合物の他、必要に応じて、タイヤのゴム配
合に通常用いられる配合剤、例えば、老化防止剤、軟化
剤、亜鉛華、ステアリン酸、加硫促進剤、加硫剤、イオ
ウなどを適宜配合することができる。本発明のタイヤサ
イドウォールゴム組成物は、通常のゴム組成物の配合方
法、すなわちゴム成分、カーボンブラック、シリル化剤
及び加硫系(加硫剤及び加硫促進剤)を除くその他の添
加剤を配合してベース練りをし、続いて加硫剤及び加硫
促進剤を添加して加硫温度にて仕上げ練りをして製造す
ることができる。但し、老化防止剤は、一般にシリル化
剤の反応を阻害するので、仕上げ練りの際に添加するこ
とが好ましいが、老化防止剤の反応性が低く、シリル化
に対する影響が少ない場合には、ベース練りの際に添加
してもよい。
【0011】
表1の配合組成を有するサイドウォールゴム組成物N
o.1〜7を調製した。
o.1〜7を調製した。
【0012】
【表1】
【0013】表1中、カーボンブラックとしては昭和キ
ャボット(株)製のN550、老化防止剤としては大内
新興化学(株)製のノクラック6C(N−フェニル−
N’−(1,3ジメチルブチル)−P−フェニレンジア
ミン)、加硫促進剤としては大内新興化学(株)製のノ
クセラ−NS(N−tert−ブチル−2ベンゾチアジ
ルスルフェンアミド)、プロセスオイルとしては、出光
興産(株)製のダイアナプロセスPS32を用いた。シ
リル化剤としては信越化学(株)製のKBE−103
(フェニルトリエトキシシラン)、KA103(フェニ
ルトリクロロシラン)、又はHMDS(ヘキサメチルジ
シラザン)を用いた。各サイドウォールゴム組成物のシ
リル化剤の配合量及び種類については、表2に示す。
ャボット(株)製のN550、老化防止剤としては大内
新興化学(株)製のノクラック6C(N−フェニル−
N’−(1,3ジメチルブチル)−P−フェニレンジア
ミン)、加硫促進剤としては大内新興化学(株)製のノ
クセラ−NS(N−tert−ブチル−2ベンゾチアジ
ルスルフェンアミド)、プロセスオイルとしては、出光
興産(株)製のダイアナプロセスPS32を用いた。シ
リル化剤としては信越化学(株)製のKBE−103
(フェニルトリエトキシシラン)、KA103(フェニ
ルトリクロロシラン)、又はHMDS(ヘキサメチルジ
シラザン)を用いた。各サイドウォールゴム組成物のシ
リル化剤の配合量及び種類については、表2に示す。
【0014】サイドウォールゴム組成物の配合は、ゴム
組成物No.4以外は、まず、加硫剤、加硫促進剤及び
老化防止剤以外を150℃±5℃でベース練りし、11
0℃±10℃で加硫剤と老化防止剤とを添加して仕上げ
練りすることにより調製した。ゴム組成物No.4につ
いては、老化防止剤の添加をベース練り時に行った。調
製したサイドウォールゴム組成物No.1〜8のうち、
ゴム組成物No.1及びNo.6は比較例に該当し、N
o.2〜5及びNo.7は実施例に該当する。 〔評価〕 調製したサイドウォールゴム組成物No.1〜8を用い
て、175/70R14サイズのタイヤを試作した。国
産の1800ccのFF車の左前輪及び右後輪にゴム組
成物No.1を用いたタイヤを装着するとともに、ゴム
組成物No.2を用いて試作したタイヤを右前輪及び左
後輪に装着し、実走テストを行った。装着位置は、10
00km走行毎に相互入替えを行い、約6月間で120
00kmを走行した。
組成物No.4以外は、まず、加硫剤、加硫促進剤及び
老化防止剤以外を150℃±5℃でベース練りし、11
0℃±10℃で加硫剤と老化防止剤とを添加して仕上げ
練りすることにより調製した。ゴム組成物No.4につ
いては、老化防止剤の添加をベース練り時に行った。調
製したサイドウォールゴム組成物No.1〜8のうち、
ゴム組成物No.1及びNo.6は比較例に該当し、N
o.2〜5及びNo.7は実施例に該当する。 〔評価〕 調製したサイドウォールゴム組成物No.1〜8を用い
て、175/70R14サイズのタイヤを試作した。国
産の1800ccのFF車の左前輪及び右後輪にゴム組
成物No.1を用いたタイヤを装着するとともに、ゴム
組成物No.2を用いて試作したタイヤを右前輪及び左
後輪に装着し、実走テストを行った。装着位置は、10
00km走行毎に相互入替えを行い、約6月間で120
00kmを走行した。
【0015】12000kmを走行後、洗車前及び洗車
後のサイドウォール部の外観を、ゴム組成物No.1と
No.2を比較して、5段階で官能評価した。評価は、
洗車前及び洗車後いずれについても、ゴム組成物No.
1のタイヤの外観を3点として、指数で表した。指数が
大きい程外観良好である。結果を表2に示す。尚、表2
の評価において、3+ ,3- とあるのは、それぞれ3よ
りも若干良好、3よりも若干劣ることを示す。
後のサイドウォール部の外観を、ゴム組成物No.1と
No.2を比較して、5段階で官能評価した。評価は、
洗車前及び洗車後いずれについても、ゴム組成物No.
1のタイヤの外観を3点として、指数で表した。指数が
大きい程外観良好である。結果を表2に示す。尚、表2
の評価において、3+ ,3- とあるのは、それぞれ3よ
りも若干良好、3よりも若干劣ることを示す。
【0016】
【表2】
【0017】表2からわかるように、本発明の実施例に
該当するゴム組成物No.2〜5及びNo.7は、洗車
後の外観が優れていて、付着した汚れが洗車により容易
に流し落とせることがわかる。特に、No.3,5,7
は、洗車前においても外観が優れ、シリル化剤の配合量
及び配合方法の好ましい選択により、汚れ自体がサイド
ウォール部に付着しにくくなっていることがわかる。
該当するゴム組成物No.2〜5及びNo.7は、洗車
後の外観が優れていて、付着した汚れが洗車により容易
に流し落とせることがわかる。特に、No.3,5,7
は、洗車前においても外観が優れ、シリル化剤の配合量
及び配合方法の好ましい選択により、汚れ自体がサイド
ウォール部に付着しにくくなっていることがわかる。
【0018】
【発明の効果】本発明のサイドウォールゴム組成物は、
シリル化剤が配合されているので、これを用いて作成さ
れるタイヤサイドウォールは撥水性を示す。従って、洗
車により容易に汚れを洗い落とすことができる。さら
に、シリル化剤の配合量、又は老化防止剤の配合順序に
より、汚れが付着しにくいサイドウォールを作成するこ
とができる。
シリル化剤が配合されているので、これを用いて作成さ
れるタイヤサイドウォールは撥水性を示す。従って、洗
車により容易に汚れを洗い落とすことができる。さら
に、シリル化剤の配合量、又は老化防止剤の配合順序に
より、汚れが付着しにくいサイドウォールを作成するこ
とができる。
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平5−51484(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C08L 7/00 - 9/00
C08K 3/04
C08K 5/541
Claims (3)
- 【請求項1】 天然ゴム、ポリイソプレン及びポリブタ
ジエンよりなる群から選ばれる少なくとも1種のゴム1
00重量部に対し、シリル化剤2〜15重量部が配合さ
れ且つシリカを含まないタイヤサイドウォールゴム組成
物であって、 シリル化剤がフェニルトリクロロシラン、
ジフェニルジクロロシラン、フェニルトリエトキシシラ
ン、イソブチルトリメトキシシラン、ジフェニルジメト
キシシランよりなる群から選ばれる少なくとも1種であ
ることを特徴とするタイヤサイドウォールゴム組成物。 - 【請求項2】 ゴム成分100重量部あたり、カーボン
ブラック30〜80重量部が配合されてなることを特徴
とする請求項1に記載のタイヤサイドウォールゴム組成
物。 - 【請求項3】 老化防止剤及び加硫剤が配合されてなる
請求項1または2に記載のタイヤサイドウォールゴム組
成物であって、老化防止剤は、シリル化剤を混合した後
に添加されてなることをを特徴とするタイヤサイドウォ
ールゴム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09031894A JP3378354B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | タイヤサイドウォールゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09031894A JP3378354B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | タイヤサイドウォールゴム組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07292158A JPH07292158A (ja) | 1995-11-07 |
JP3378354B2 true JP3378354B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=13995185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09031894A Expired - Fee Related JP3378354B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | タイヤサイドウォールゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3378354B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100405123B1 (ko) * | 1996-04-13 | 2004-02-25 | 금호타이어 주식회사 | 타이어의 사이드월 고무조성물 |
JP4472598B2 (ja) | 2005-08-26 | 2010-06-02 | 住友ゴム工業株式会社 | サイドウォール用ゴム組成物 |
EP2151476A4 (en) | 2007-05-22 | 2011-12-14 | Sumitomo Rubber Ind | RUBBER COMPOSITION FOR TIRE AND TIRE |
KR101182269B1 (ko) * | 2010-07-16 | 2012-09-14 | 한국타이어 주식회사 | 타이어 사이드월용 고무 조성물 및 이를 이용하여 제조한 타이어 |
CN103980743B (zh) * | 2014-05-12 | 2016-08-24 | 潍坊世纪阳光知识产权代理有限公司 | 一种化学法改性炭黑的生产方法 |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP09031894A patent/JP3378354B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07292158A (ja) | 1995-11-07 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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