JP3377183B2 - Nf3の処理方法 - Google Patents

Nf3の処理方法

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    • B01J8/00Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
    • B01J8/02Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with stationary particles, e.g. in fixed beds

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリーニングガス
として有用なNF3ガスの処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】NF
3は大気中で極めて安定であり、水にほとんど溶解せず
TLV=10ppmの有毒ガスであり、これを使用する
場合、排ガス中に残存するNF3の除去処理が常に必要
である。NF3は室温付近の温度では化学的にきわめて
安定であり、水にも溶けにくいことからそのままでは通
常のガス吸収法では処理できない。そのため本出願人
は、NF3を水やアルカリ液と反応し易いフッ化物ガス
に転換する物質と反応させ、生じたフッ化物ガスを通常
のガス吸収法で処理する方法を見出し、当該転換物質と
してSi、B、W、Mo、V、Se、Te、Ge、およ
びこれらの非酸化性固体化合物と反応処理する方法を開
示した(特許第1538007号)。
【0003】当該NF3の処理法は、NF3を処理の容易
なガス化合物に転換するという点で従来にない新規な化
学的方法であったが、多量のNF3を反応処理するため
の反応装置については、NF3を意識した特徴ある反応
器を提案するには至っていなかった。すなわちガス状の
NF3と固体化合物を接触させるための設備としては唯
一流通式の固定床式反応器を提案するに止まっていた。
【0004】本明細書で述べる固定床式反応器とは、通
常円筒の反応器全体にNF3と反応する金属元素等の固
体化合物を充填してなる固定床を必要に応じて加熱して
おき、円筒の一方の端からガスを導入し円筒の中で金属
元素等とガスを接触反応させ他端から排出するというも
のであり、反応器の様式としては古くから公知のもので
あった。また、これ以外にも新たな反応系を考慮したN
3除害技術(特公平2−30731号公報、特開平7
−155540号公報等)が各種開示されているが、こ
れら新規技術においも反応器の様式としては、依然流通
式の固定床式反応器を開示するのみで、NF3の除害反
応の場を提供する反応器としては特に効率的なものは見
出されていなかった。
【0005】しかし、NF3ガスの処理には、反応によ
る非常に多量の発熱が伴う。すなわち、NF3ガスは、
その標準生成エンタルピーが、−127kJ/mol
(F一原子当たり−42kJ)であり、これに例えば
金属Siを作用させて生成物としてSiF4ガスが得ら
れた場合、SiF4の標準生成エンタルピーが、−16
15kJ/mol(F一原子当たり−404kJ)であ
り、両者の差が反応に伴って生成する熱量(F一原子当
たり362kJ)であることからNF3の除害反応は、
非常に多量の発熱を伴うことが分かる。これは相手物質
としてSi以外にB、W等を選択した場合でも、あるい
はCを選択した場合でも発熱量の多少の差はあっても本
質的に多量の発熱を伴う反応であることには違いはな
い。
【0006】固定床にガスを流通させる方式の反応器を
用いて気固反応を行う場合、反応は最初反応管の入口側
のゾーンで起こり薬剤が消費されるにつれて次第に反応
ゾーンが出口側に移動してゆく。反応器内のガスの流れ
はいわゆるピストンフローなので、このように反応は常
に反応管内の特定の局所で起きており反応管の他の部分
は単にガスの通路の役割を果たすのみで反応そのものに
は関与しない場合が多い。しかも固定床は熱の伝達速度
が小さいため、このような反応器内の局所で起きる反応
の熱を効率よく系外に放出するのに適しているとは言え
ない。
【0007】これらの理由でNF3の除害反応は、多量
の発熱を伴う反応を固定床ガス流通方式で行うと、反応
の起きている局所の温度が非常に高くなってしまう。こ
のため単位時間当たりに処理できるNF3量は反応器容
積の割には大きくとれない。
【0008】さらに、生成ガスの温度を下げる目的で供
給するNF3濃度を不活性ガス(N2等)で希釈するとい
う方法は、全ガスの体積流量が増し滞在時間が短くなる
ので反応器容積当たりのNF3処理速度を改善する手段
にはならない。さらにより大きなNF3処理速度を有す
る大型の反応器を設計しようとしても半径方向の熱伝達
を確保するためには反応管径の大きさに上限がある。結
局NF3の処理量をまかなうためには、小径の反応器を
並列に複数個設置することになり、いずれにしても固定
床ガス流通方式は設備コスト的に不利であるという問題
があった。
【0009】また、例えば、Siを用いた場合、NF3
とSiの反応において、1,086kJ/molと比較的
大きい発熱を伴う。このため、従来の固定床方式の管状
装置では局部的な温度上昇・過熱を招きやすく、NF3
の供給量(濃度)に上限があり、その供給濃度は5vol
%が限度である。また、固定床方式の管径は実績で15
0Aが限度である。すなわち、NF3を5NL/min
処理するのに希釈ガス(N2)を100NL/min同
伴させる必要があった。それ故に、高濃度のNF3や多
量のNF3の処理については固定床方式は適していな
い。
【0010】また、固定床方式の場合は、空気または酸
素が混在すると処理能力が低下することが認められてい
る。そのため、高濃度のNF3の処理ができ、たとえN
3に酸素(空気)が混在していても処理速度の低下がな
く、またある程度の単位時間当たりの処理量が確保でき
るNF3の処理方法が望まれている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点に鑑み鋭意検討の結果、反応器の固定床部分の局部的
な過熱を防ぎ、発生した熱をガスの流れで速やかに缶壁
まで運び、缶壁付近ではガス相〜固体壁間の熱伝達を促
進するために缶壁に沿ってなるべく流速の大きなガス流
れの場を作ることにより、高濃度および多量のNF3
スを処理できることを見出し、本発明に到達したもので
ある。
【0012】すなわち本発明は、NF3を含むガスをS
i、B、W、Mo、V、Se、Te、Geから選ばれる
少なくとも一種以上の金属、またはこれらの金属の非酸
化性固体化合物から選ばれる少なくとも1種以上と40
0〜900℃の温度範囲で反応させ、得られるフッ化物
ガスを捕集するNF3の除害反応において、該金属また
は該金属の非酸化性固体化合物を反応器内に載せ、攪拌
羽根により生起されたガス流を反応器内空間に効率よく
循環または拡散させるためのガス流案内筒を備えた反応
器を用いて反応器に供給されたガスを攪拌混合すること
を特徴とし、そのガス流案内筒内の循環または拡散のガ
ス流れの平均流速が、0.5m/sec以上であること
を特徴とするNF3の処理方法であり、またこの処理方
法を用いた装置に、Si、B、W、Mo、V、Se、T
e、Geから選ばれる少なくとも一種以上の金属、また
はこれらの金属の非酸化性固体化合物から選ばれる少な
くとも1種以上を充填し、400〜900℃の温度範囲
に保持した固定床式反応器を後段に直列に接続したこと
を特徴とするNF3の処理方法を提供するものである。
【0013】以下、本発明を図1に基づき、Siを例に
して詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明で用いるガス撹拌機が付い
た横型円筒式反応器の概略平面図の一例である。反応器
1の中にSi粒を載せたトレー2を設置し、反応器1の
外部に取り付けたヒーターを用いて反応器1の内部の温
度を400〜900℃に保持した。ガス導入口4からN
3を含むガスを供給し、攪拌羽根3によりガスを撹拌
することによりSiと十分に接触させ分解反応させる。
また、ガスを撹拌することにより分解したガスや未反応
のNF3は、ガス流案内筒5を介し循環し拡散される。
従来の方法に比べてガスをより完全に混合する方式であ
るため、局部的な過熱を抑制できる利点がある。この場
合、ガス流案内筒内の循環ガス流れの平均流速が、0.
5m/sec以上であることが好ましい。より好ましく
は、0.5〜3.0m/secの範囲である。平均流速
が0.5m/sec未満だと反応に伴って発生する熱の
除去が不足し局部過熱が起こり好ましくない。平均流速
が3.0m/sec以上あっても、それ以上ガスを拡散
させる効果および反応熱を除去する効果が改善されるこ
とはなく、撹拌に要する動力が無駄になる。
【0015】また、導入するガス量は、反応器の形状、
大きさにもよるが、標準状態に換算した体積流量とし
て、毎分当たり反応器の容積に0.1を乗じた値以下に
することが必要である。これ以上の体積流量だと、NF
3が100%近くの高濃度であれば反応で生成する熱が
放熱を上回って反応器が過熱するので好ましくない。逆
に50%以下の低濃度であれば反応器内のガスの滞在時
間が短くなることにより、未反応NF3が多くなり好ま
しくない。
【0016】さらに、接触分解反応させる温度は、40
0〜900℃の範囲が好ましく、最適には500〜70
0℃である。400℃未満だと反応進行が遅く未反応N
3が多くなり好ましくなく、また900℃を超えると
反応が早くなりすぎて局部反応が起こり、その部分の反
応器の部材に損傷を与えるおそれがあるので好ましくな
い。
【0017】本発明で用いられる処理剤は、Si、B、
W、Mo、V、Se、Te、Ge、またはこれらの金属
の非酸化性固体化合物が好ましく、これらの金属の非酸
化性固体化合物とは、Si34、SiC等が挙げられ
る。
【0018】次に、本発明で用いる処理装置の材料は、
高温で耐食性を有する金属材料あるいは酸化物系材料で
あれば特に限定されないが、金属材料ではニッケル、ニ
ッケル合金等が推奨される。また、形状、寸法等につい
ては、除害対象量や必要とする除害能力に応じて適宜選
択して使用する。
【0019】さらに、NF3の処理をより効率的に行う
ため、本発明の方法でNF3含有量を数%まで処理し、
その後、後段に設置した同一の処理剤(Siなど)を充
填した固定床方式の管状装置(ピストンフロー式)によ
って第1段で処理されたNF3を10ppm以下まで二
次処理する方法も推奨される。これにより多量、大流
量、高濃度のNF3を許容濃度以下まで処理できる。
【0020】第一段または第二段の処理で、例えば処理
剤にSi、Si34等を使用したとき生成するSiF4
は、通常の湿式スクラバーにて処理できる。湿式処理で
SiF4を吸収した廃液は、後段の処理槽に送り、例え
ば水酸化カルシウム等の薬剤を添加してFをCaF2
SiをSiO2といった水不溶性の固体として固定し濾
過回収する一般的な方法で処理できる。また、かかる処
理を施したガスは、無害化されているので大気にパージ
することができる。
【0021】以上のごとく、本発明の方法によれば装置
内で多量のNF3と金属等を反応させ、得られたガス状
のフッ化物(SiF4,BF3,WF6,MoF6,GeF
4など)は湿式スクラバーで吸収し、最終的に例えばフ
ッ化カルシウムとして固定化することにより、NF3
含むガスを大気に排出させないという除害効果を発現さ
せることができるのである。
【0022】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、係る実施例に限定されるものではない。
【0023】実施例1 ガス流案内筒を装着した直径400mmφ、長さ1,3
00mmの処理管(反応部容量200L)に、金属シリ
コン55Kgを載置し、外部ヒーターで反応管を600
℃に加熱した。ガス導入口から、NF3=5.0NL/
minで供給した。ガスの滞在時間は540secであ
る。このとき、撹拌羽根を用いて、ガス流案内筒の流速
を1.0m/secとした。
【0024】出口ガスの一部を捕集してFT−IR、ガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、NF3、N2
SiF4、N2Oが検出された。出口のNF3濃度は2v
ol%であった。これらの条件、結果等を表1に示し
た。
【0025】実施例2 実施例1の装置を用い、金属シリコン55Kgを載置
し、外部ヒーターで反応管を600℃に加熱し、空気の
混入したNF3を処理した。NF3=8.0NL/mi
n、N2=6.4NL/min、O2=1.6NL/mi
n(全ガス量=16.0NL/min)を供給した。ガ
スの滞在時間は170secである。このとき、撹拌羽
根を用いて、ガス流案内筒の流速を1.0m/secと
した。
【0026】出口ガスの一部を捕集してFT−IR、ガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、NF3、N2
2、SiF4、N2Oが検出された。NF3濃度は5vo
l%であった。これらの条件、結果等を表1に示した。
【0027】実施例3 実施例1の装置を用い、金属シリコン55Kgを載置
し、外部ヒーターで反応管を600℃に加熱し、空気の
混入したNF3を処理した。NF3=4.0NL/mi
n、N2=3.2NL/min、O2=1.6NL/mi
n(全ガス量=8.0NL/min)を供給した。実施
例1とガス滞在時間は同一である。このとき、撹拌羽根
を用いて、ガス流案内筒の流速を1.0m/secとし
た。
【0028】出口ガスの一部を捕集してFT−IR、ガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、NF3、N2
2、SiF4、N2Oが検出された。NF3濃度は2vo
l%であった。これらの条件、結果等を表1に示した。
【0029】実施例4 実施例2の反応器の後段に、Si粒を隙間なく充填(固
定床)し、外部ヒーターで600℃に加熱したニッケル
製縦型円筒反応器(内径80mm、長さ1,050m
m)を配管接続した。実施例2の排ガスをさらに当該固
定床式縦型反応器に導き、出口ガスの一部をを捕集して
FT−IR、ガスクロマトグラフィーで分析したとこ
ろ、NF3、N2、O2、SiF4、N2Oが検出された。
NF3濃度は10volppm以下であった。これらの
条件、結果等を表1に示した。
【0030】
【表1】
【0031】比較例1 実施例1の装置を用い、金属シリコン55Kgを載置
し、外部ヒーターで反応管を600℃に加熱した。ガス
導入口から、NF3=8.0Nl/minで供給した。
ガスの滞在時間は540secである。このとき、撹拌
羽根を用いて、ガス流案内筒の流速を0.2m/sec
とした。
【0032】出口ガスの一部を捕集してFT−IR、ガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、NF3濃度は
10vol%であった。これらの条件、結果等を表1に
示した。
【0033】比較例2 ガス流案内筒のない実施例1と同一の装置を用い、金属
シリコン55Kgを載置し、外部ヒーターで反応管を6
00℃に加熱した。ガス導入口から、NF3=5.0N
L/minで供給した。ガスの滞在時間は、540se
cである。
【0034】出口ガスの一部を捕集してFT−IR、ガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、NF3濃度は
8vol%であった。これらの条件、結果等を表1に示
した。
【0035】比較例3 実施例4で後段処理器として使用した固定床式縦型反応
器に、NF3=5.0NL/minを供給した。反応は
反応器入り口付近の狭小な局部で起こり、反応熱が蓄積
したために5分後に反応器壁が溶損した。
【0036】
【発明の効果】本発明方法を用いることにより、多量、
高濃度のNF3を含むガスを十分に除去できるととも
に、爆発性を有するガスの副生もなく安全に処理するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明で用いた横型円筒式反応器の概
略平面図の一例である。
【符号の説明】
1 反応器 2 トレー 3 撹拌羽根 4 ガス導入口 5 ガス流案内筒 6 ガス排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 53/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NF3を含むガスをSi、B、W、M
    o、V、Se、Te、Geから選ばれる少なくとも一種
    以上の金属、またはこれらの金属の非酸化性固体化合物
    から選ばれる少なくとも1種以上と400〜900℃の
    温度範囲で反応させ、得られるフッ化物ガスを捕集する
    NF3の除害反応において、該金属または該金属の非酸
    化性固体化合物を反応器内に静置し、攪拌羽根により生
    起されたガス流を反応器内空間に効率よく循環または拡
    散させるためのガス流案内筒を備えた反応器を用いて反
    応器に供給されたガスを攪拌混合することを特徴とする
    NF3の処理方法。
  2. 【請求項2】 ガス流案内筒内の循環または拡散のガス
    流れの平均流速が、0.5m/sec以上であることを
    特徴とする請求項1記載のNF3の処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の処理方
    法を用いた装置に、Si、B、W、Mo、V、Se、T
    e、Geから選ばれる少なくとも一種以上の金属、また
    はこれらの金属の非酸化性固体化合物から選ばれる少な
    くとも1種以上を充填し、400〜900℃の温度範囲
    に保持した固定床式反応器を後段に直列に接続したこと
    を特徴とするNF3の処理方法。
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