JP3376118B2 - 画像記録方法とその装置 - Google Patents
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Description
に関し、特に複数の記録素子を有する記録ヘッドを用い
た低パワー化かつ高速の印字が可能な画像記録方法とそ
の装置に関する。
式、インクジェット方式などが存在する。これらの装置
は、それぞれ複数の記録素子列を有し、それらの記録素
子配列を記録紙の搬送方向に並行に配置し、該記録素子
配列を紙搬送方向に垂直に順次走査することにより、1
枚の記録紙の印字を達成する。
に、上記記録素子配列内に含まれる記録素子数を増加す
る傾向(記録ヘッドの長尺化)が著しい。
た長尺化に伴う問題点として、電源の容量の増大、形状
の大型化、コストアップなどの問題が生じる。
進歩により、小型、高効率、高パワーのスイッチング・
アダプタが普及してきているが、こうしたアダプタは従
来のトランス方式のACアダプタに比較して高価とな
る。
大は、主に、記録ヘッドの長尺化に伴う記録に必要なパ
ワーの増大に起因する。すなわち、記録素子数が増える
ことにより、単位時間内に駆動しなければならない記録
素子数が増加するためである。例えば、平均Z[%]の
濃度の画像を、nノズルのインクジェット記録ヘッド
で、吐出周波数f[Hz]、駆動パルス幅T[sec]
で記録する場合のパワーPn は、 Pn =(I・V・n)・(T・f)・Z (式1) ここで、I:各記録素子に流れる矩形パルス電流の波高
値 V:電源電圧値 となる。
n はノズル数nが増えるほど、また吐出周波数fが増す
ほど、更に平均濃度Zが増えるほど大きくなることが分
かる。
成し、パワーを低減するには、これらパラメータを減ら
すことが必要である。しかし、Zは画像固有の値であ
り、fの低下は印字速度の低下を招くために、好ましく
ない。
で、複数の記録素子を備えた記録ヘッドを使用する場合
の電源の低パワー化及び印字速度の高速化を達成する画
像記録方法とその装置を提供することを目的とする。
本発明の画像記録装置は以下の構成を備える。即ち、複
数の記録素子を配列した記録ヘッドを記録紙の搬送方向
と異なる方向に順次走査することにより画像記録を行う
画像記録装置であって、前記記録ヘッドの記録素子列幅
に対応する前記記録紙の記録領域を前記複数の記録素子
の配列方向に所定単位に分割することで得られる各分割
領域に対応する複数のバッファであって、当該各分割領
域に対応する印字データを格納するための複数のバッフ
ァと、前記複数のバッファの各々を前記記録ヘッドの走
査の方向に対応する方向に複数に区画することによって
得られる各区画毎に、実際に印字されるデータの数をカ
ウントするカウント手段と、前記カウント手段でカウン
トされた各区画毎のカウント値に基づいて、前記記録ヘ
ッドの複数回の走査により前記記録領域に対する記録を
行う第1の記録モードと、前記記録ヘッドの1回の走査
により前記記録領域に対する記録を行う第2の記録モー
ドのいずれかを選択する選択手段と、を備える。
配列した記録ヘッドを記録紙の搬送方向と異なる方向に
順次走査することにより画像記録を行う画像記録方法で
あって、前記記録ヘッドの記録素子列幅に対応する前記
記録紙の記録領域を前記複数の記録素子の配列方向に所
定単位に分割することで得られる各分割領域に対応する
複数のバッファの各々に、当該各分割領域に対応する印
字データを格納する工程と、前記複数のバッファの各々
を前記記録ヘッドの走査の方向に対応する方向に複数に
区画することによって得られる各区画毎に、実際に印字
されるデータの数をカウントするカウント工程と、前記
カウント工程でカウントされた各区画毎のカウント値に
基づいて、前記記録ヘッドの複数回の走査により前記記
録領域に対する記録を行う第1の記録モードと、前記記
録ヘッドの1回の走査により前記記録領域に対する記録
を行う第2の記録モードのいずれかを選択する選択工程
と、を備える。
の記録素子の記録素子列幅に対応する記録紙の記録領域
を複数の記録素子の配列方向に所定単位に分割すること
で得られる各分割領域に対応する複数のバッファの各々
に、これら各分割領域に対応する印字データを格納し、
それら複数のバッファの各々を記録ヘッドの走査の方向
に対応する方向に複数に区画することによって得られる
各区画毎に、実際に印字されるデータの数をカウント
し、そのカウントされた各区画毎のカウント値に基づい
て、記録ヘッドの複数回の走査により記録領域に対する
記録を行う第1の記録モードと、記録ヘッドの1回の走
査により記録領域に対する記録を行う第2の記録モード
のいずれかを選択するよう動作する。
ば第1の記録モードを選択し、一方そのカウント値が小
さければ第2のモードを選択することが望ましい。
イントを以下に要約する。
効記録幅に対応する所定の記録領域を単一の走査または
複数の走査により記録する複数のプリント・モードを有
する。そして、プリント・バッファ内の有効画素数を印
字以前にカウントして、バッファ内の全画素数に対する
有効画素比率を求め、当該有効画素比率(またはそれに
関連する値或いは符号)に基づき、前記複数のプリント
・モードの1つを選択する。
ント・バッファを複数の区画に分割し、各区画における
有効画素比率を求め、これらの複数の有効画素比率(ま
たはそれに関連する値或いは記号)の組合せに基づき、
前記複数のプリント・モードの1つを選択する。
ント・バッファを用意し、各プリント・バッファを前述
同様に複数の区画に分割し、同時に記録される可能性の
ある複数のバッファの各区画における有効画素比率(ま
たはそれに関連する値或いは符号)の所定の算術演算ま
たは論理演算結果に基づき、前記複数のプリント・モー
ドの1つを選択する。
説明する。
である。ここで、1はCPUであり、画像記録装置全体
の制御を行う。また、2は、ROMであり、本実施例の
画像記録処理プログラム等が格納されており、CPU1
によって読み出されて実行される。後述する各種処理フ
ロー図に対応するプログラムは、ROM2に格納されて
いる。3は、RAMであり前記プログラム実行のための
作業領域としてや、後述するプリント・バッファとして
用いられる。4は、画像入力部であり、画像を外部のコ
ンピュータから入力したり、内蔵する不図示のスキャナ
によって読み込むことができる。5は、RAM2のプリ
ント・バッファ領域から画像データを入力して画像形成
を行う画像形成部である。
ッファの構成を示す。
示す360dpi(dot per inch) の128ノズルのインク
ジェット記録ヘッドを使用する。本実施例では、記録ヘ
ッドは熱エネルギーを用いてインクに状態変化を生起さ
せることによりノズルよりインク滴を吐出するタイプの
ものである。しかしながら、従来からのシリアル・プリ
ンタの性格上、ホスト・コンピュータからはテキスト1
行分のデータを基本として、データ転送されるために、
プリント・バッファの構成は、図1に示すように、64
ドットの幅を持つバンド構成を基本としている。
4E系のエミュレーション・モードの場合、360dpi
の解像度のプリンタでは、プリント・バッファ内には、
A4サイズの記録紙に対応して、典型的な幅36ドッ
ト、高さ60ドットのキャラクタが最高80桁記憶され
る。すなわち横方向の有効ドット数は2880ドット
(36×80)となる(図1参照)。このプリント・バ
ッファの内容を実際に印字する場合には、図2の右図に
示すように、プリント・バッファのグレーで示した領域
(図2の左図参照)、すなわち4ドットを詰めて印字す
ることが必要である。この左図から右図への変換は、専
用のハードウェア、或いはソフトウェアにより達成する
が、これは、本発明に係る本実施例には直接関係しない
技術であるため、詳細な説明は省く。
ドットの幅を有し、この64ドットは8ドットの単位で
分割される。即ち8ドットが1バイトのデータに相当す
る。図1中の番号は、バイト・アドレスの下位8ビット
を示し、バッファの右に向けてアドレスが進行する。1
つのプリント・バッファは、23040バイト(8×2
880バイト)を含む。プリント・バッファ2、プリン
ト・バッファ3、プリント・バッファ4についても同様
である。
リント・バッファを使用し、プリント・バッファ1とプ
リント・バッファ2の内容を同時に印字し、プリント・
バッファ3とプリント・バッファ4の内容を同時に印字
する。4本のバッファを有するために、プリント・バッ
ファ1及びプリント・バッファ2の内容を印字中に、プ
リント・バッファ3及びプリント・バッファ4には次に
印字する内容が格納される。同様に、プリント・バッフ
ァ3及びプリント・バッファ4の内容を印字中には、プ
リント・バッファ1及びプリント・バッファ2に次に印
字する内容が格納される。
に示す128ノズルの記録ヘッドを使用し、このヘッド
を電源電圧24V、パルス電流200mA、周波数6.
25KHz、駆動パルス幅5uSで駆動する。この時、
ベタ黒印字を行うと、ヘッドでの消費電力は(式1)か
らおおよそ23Wとなる。更に高精度のヘッド電圧を生
成するためのDC−DCコンバータ或いはスイッチング
電源等の効率ηを、例えば80%とすると、実際に電源
の入力から見たときに消費される電力は約29ワットと
なる。
ンクジェット・プリンタなどでは、この他にロジック用
の電源(通常5V)、紙送り用モータ及び記録ヘッド・
キャリッジ駆動用のモータ用の電源(ヘッド駆動用の電
源と共通化しても良い)などが必要であり、これらを含
めると電源に求められる総合電力は35〜40Wとなっ
てしまう。こうした電力を安価なACアダプタなどによ
り提供することは、ACアダプタの形状及び重さが大型
化、重量化するため、実用的ではない。
は、通常、スイッチング方式のアダプタを使用すること
になるが、こうしたアダプタは小型化は達成するもの
の、コスト的には高価なものとなる。そこで、本実施例
では、以下に説明する如く黒ドット数をカウントするこ
とにより印字モードを決定し、低パワーの電源でも動作
可能にしている。
のフローを示し、以下、図10を参照して制御処理手順
を説明する。
ァ(図1、図10では、101に対応)の内容を印字す
る以前に、プリント・バッファ101内の有効ドット
数、即ち黒ドットが記録される数をカウントする。これ
は、プリント・バッファ101内のデータをDMA転送
により、不図示のドット・カウント回路に転送すること
により達成される。
らそのプリント・バッファから記録される画像の平均濃
度、即ち有効画素率を求める。
めた有効画素率に基づき、印字モード(記録モード)を
決定する。
ト・バッファ2の両方の有効画素率が所定の値よりも小
さい場合には、プリント・バッファ1及びプリント・バ
ッファ2の内容を同時に記録するが、プリント・バッフ
ァ1又はプリント・バッファ2のいずれかの有効画素率
が所定値よりも大きい場合には、それぞれのプリント・
バッファの内容を独立に印字する。
の内容を記録し、2走査目でプリント・バッファ2の内
容を記録する。
ッファ1及びプリント・バッファ2の内容を同時に千鳥
状に2回の走査で記録してもよい。
ションに対応するドットを1回目の走査で記録し、白の
ロケーションに対応するドットを2回目の走査で記録す
る。プリント・バッファ3及びプリント・バッファ4に
ついても同様に制御する。
ーを図4に示し後述する。
で設定された印字モード(記録モード)に従って、画像
の形成を行う。
S104の詳細処理手順を以下説明する。
像データは、プリント・バッファ1及びプリント・バッ
ファ2か、プリント・バッファ3及びプリント・バッフ
ァ4かのチェックを行う。そして、プリント・バッファ
1及びプリント・バッファ2ならば、ステップS120
0へ進み、プリント・バッファ3及びプリント・バッフ
ァ4であれば、ステップS1100へ進む。
ファ3の有効ドットカウント及び印字率S3の計算を行
う。
ファ4の有効ドットカウント及び印字率S4の計算を行
う。
ファ1の有効ドットカウント及び印字率S1の計算を行
う。
ファ2の有効ドットカウント及び印字率S2の計算を行
う。
01から制御が移ってきた場合は、印字率S1,S2と
所定の閾値と比較し、所定の閾値より小さい場合は、ス
テップS1302へ進み、128ノズル使用による1パ
ス印字を行う。逆に、ステップS1101から制御が移
ってきた場合は、印字率S3,S4と所定の閾値と比較
し、所定の閾値より小さい場合は、ステップS1301
へ進み、64ノズル使用による2パス印字を行う。
ックスまたはイメージ画像などの有効画素率の高い画像
では、1回の走査に対応して、長尺記録ヘッドのうち実
質的に半分、即ち64個のノズルを使用しながら記録が
進行するために、記録ヘッドでの平均消費電力が半減さ
れる。
い通常の記録では、128個の全てのノズルを使用して
記録が進行し、高速な印字が実現される。
の内容の記録以前にその有効画素率を測定するために、
1枚の記録のなかで、低濃度のテキスト印字と高濃度の
グラフィックスまたはイメージ印字が混在する場合に
も、それぞれの印字に対応して、128ノズル使用、及
び64ノズル使用を柔軟に選択して適用できる。 (第2の実施例)図5は、本発明の第2の実施例を示
す。第2の実施例では、図1に示す1本のプリント・バ
ッファを複数の区画に分割する。
を示す。図5を参照して、記録媒体の横軸方向には、2
880ドット幅の有効印字領域を割り当てる。そして、
この有効印字領域を16分割し、各有効印字領域の区画
番号を1〜16とする。また、1つの有効印字領域を1
80ドットと定義する。また、記録媒体の横軸方向に
は、4つの描画エリア1〜4を示す。それぞれの描画エ
リアには、図1に示したプリント・バッファ1〜4のそ
れぞれが対応する。描画エリア1及び2の各区画に、複
数種類の印字の様子を示し、そこに示される"%"表示
は、その区画における有効画素率、即ち前述した各区画
に含まれる合計ドット数に対する、実際に記録されるド
ット数の比率である。例えば、描画エリア2の区画番号
2の領域では、その領域全体がベタ黒印字として示され
ており、その有効画素率は100%となる。また、例え
ば、描画エリア1及び2の区画番号6の領域は、共に有
効画素率50%のハーフトーンで示されている。またさ
らに、描画エリア1及び2の区画番号13の領域は、共
にベタ黒印字領域の比率が1区画の面積の35%以下で
あることを示している。
個の各区画の有効画素率を、0又は1のデジタル値で指
標化した結果が記憶される濃度フラグ・レジスタを示
す。例えば、有効画素率が35%以上の場合を"1"、3
5%未満の場合を"0"と指標化する。又、この濃度フラ
グ・レジスタのビット15が区画1に対応し、ビット0
が区画16に対応する。
に対応する濃度フラグ・レジスタの内容を示す。例え
ば、描画エリア1の区画番号1〜3の領域は、有効画素
率が0%であるため、ビット15〜ビット13は"0"で
ある。区画4及び5は、それぞれ35%以上の有効画素
率として示されるために、ビット12及び11は"1"と
なる。以下同様にビット0までがそれぞれ対応つけられ
る。
場合と同様に、濃度フラグ・レジスタの内容が図7に示
すように対応づけされる。
いないが、これらについても描画エリア1及び2の場合
と同様に処理される。
・レジスタの結果と描画エリア2に対応する濃度フラグ
・レジスタの結果の論理和を演算する。その結果を、図
7に示す。図5の例に対応する論理和結果は、全ビット
が"0"ではない。即ち、これは、描画エリア1又は2の
いずれかに、その有効画素率が35%以上の区画が存在
することを意味する。
エリア1及び2を2回の走査で印字する。即ち第1の実
施例で述べたように、1回目の走査で、描画エリア1に
対応する印字を実行し、2回目の走査で描画エリア2に
対応する印字を実行するか、或いは1回目の走査で、図
3に示す千鳥状パターンの黒部分に対応するドットを印
字し、2回目の走査で白部分に対応するドットを印字す
る。
エリア1及び2の場合と同様に処理される。
す。
S104の詳細処理手順を以下説明する。
像データは、プリント・バッファ1及びプリント・バッ
ファ2か、プリント・バッファ3及びプリント・バッフ
ァ4かのチェックを行う。そして、プリント・バッファ
1及びプリント・バッファ2ならば、ステップS820
0へ進み、プリント・バッファ3及びプリント・バッフ
ァ4であれば、ステップS8100へ進む。
ファ3の各区画のドットカウント及び濃度フラグの計算
と設定を行う。
ファ4の各区画のドットカウント及び濃度フラグの計算
と設定を行う。
ファ1の各区画のドットカウント及び濃度フラグの計算
と設定を行う。
ファ2の各区画のドットカウント及び濃度フラグの計算
と設定を行う。
ジスタの論理和が"0"であるかどうかチェックする。そ
して、"0"であればステップS8302へ進み、128
ノズルを使用して、1パス印字を行う。また、逆に"0"
でなければ、ステップS8301へ進み、64ノズルを
使用して、1パス印字を行う。
各描画エリア内の局所領域における消費電力の判定が可
能となり、最適なノズルと印字処理方法を選択すること
により、電源のピークの消費電力を下げることができ、
電源を設計する際のピーク供給電力目標を下げて設計で
きるため、電源の小型化及び低コスト化を実現できる。
ドが128ノズルで、同時に記録可能なプリント・バッ
ファが最大2本の場合について述べたが、当業者には容
易に理解されるように、本発明に係る本実施例では、2
56ノズル、512ノズル、或いは1024ノズルなど
の更に長尺な記録ヘッドにも適用可能であることは言う
までもない。
リント・バッファの数をそれぞれ4本、8本、16本と
増加し、例えば、各区画に対応する有効画素率が所定数
以上所定値を越える場合に、それらのプリント・バッフ
ァの内容を複数の走査により印字することが有効であ
る。また、実施例では、説明の都合上、1つのプリント
・バッファの高さを64ドットとしたが、本発明はこれ
に限るものでないことは容易に理解されよう。
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
よれば、長尺記録ヘッドを使用する記録装置において、
実際に記録紙へ記録する以前に、次に記録する描画領域
に対応する複数のプリント・バッファの有効画素率を調
査し、その調査結果に基づきプリント・モードを適宜可
変制御することにより、低パワー及び低コストの電源を
使用可能な記録方法と装置が提供できる。これにより実
使用上、発生頻度の高いテキストなどの低有効画素率の
画像については、前記長尺記録ヘッドの全ての記録素子
を使用して高速に印字可能であり、高有効画素率のグラ
フィックス或いはイメージなどについては、複数走査を
行うなど、印字対照の特性に柔軟に対応して記録処理を
行う記録方法及び装置を提供できる。
容量の電源を用いることなく、印字データに応じて高速
印字することが可能になる。
ァ構成の一例を示す図である。
る文字が記憶される様子を示す図である。
めの図である。
る。
を示す図である。
例を示す図である。
る。
である。
ー図である。
る。
Claims (24)
- 【請求項1】 複数の記録素子を配列した記録ヘッドを
記録紙の搬送方向と異なる方向に順次走査することによ
り画像記録を行う画像記録装置であって、 前記記録ヘッドの記録素子列幅に対応する前記記録紙の
記録領域を前記複数の記録素子の配列方向に所定単位に
分割することで得られる各分割領域に対応する複数のバ
ッファであって、当該各分割領域に対応する印字データ
を格納するための複数のバッファと、 前記複数のバッファの各々を前記記録ヘッドの走査の方
向に対応した方向に複数に区画することによって得られ
る各区画毎に、実際に印字されるデータの数をカウント
するカウント手段と、 前記カウント手段でカウントされた各区画毎のカウント
値に基づいて、前記記録ヘッドの複数回の走査により前
記記録領域に対する記録を行う第1の記録モードと、前
記記録ヘッドの1回の走査により前記記録領域に対する
記録を行う第2の記録モードのいずれかを選択する選択
手段と、 を備えることを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】 複数の記録素子を有する記録ヘッドを記
録紙の搬送方向と異なる方向に順次走査することにより
画像記録を行う画像記録装置であって、 前記記録ヘッドの記録素子を前記記録素子の配列方向に
所定単位に分割することで得られる各ブロックに対応す
る複数のバッファであって、当該各ブロックに対応する
印字データを格納するための複数のバッファと、 前記複数のバッファの各々を前記記録ヘッドの走査の方
向に対応した方向に複数に区画することによって得られ
る各区画毎に、実際に印字されるデータの数をカウント
するカウント手段と、 前記カウント手段でカウントされた各区画毎のカウント
値に基づいて、前記記録ヘッドの複数回の走査により前
記記録素子の幅に対応する領域を記録する第1の記録モ
ードと、前記記録ヘッドの1回の走査により前記記録素
子の幅に対応する領域を記録する第2の記録モードのい
ずれかを選択する選択手段と、 を備えることを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項3】 複数の記録素子を配列した記録ヘッドを
記録紙の搬送方向と異 なる方向に順次走査することによ
り画像記録を行う画像記録装置であって、 前記記録ヘッドの記録素子列幅に対応する前記記録紙の
記録領域を前記記録素子の配列方向に所定単位に分割す
ることによって得られる各分割領域に実際に印字される
データの数をカウントするにあたり、前記各分割領域を
前記記録ヘッドの走査方向に複数に区画することによっ
て得られる各区画毎に、前記実際に印字されるデータの
数をカウントするカウント手段と、 前記カウント手段でカウントされた各分割領域における
各区画毎のカウント値に基づいて、前記記録ヘッドの複
数回の走査により前記記録領域に対する記録を行う第1
の記録モードと、前記記録ヘッドの1回の走査により前
記記録領域に対する記録を行う第2の記録モードのいず
れかを選択する選択手段と、 を備えることを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項4】 複数の記録素子を有する記録ヘッドを記
録紙の搬送方向と異なる方向に順次走査することにより
画像記録を行う画像記録装置であって、 前記記録ヘッドの複数の記録素子を前記複数の記録素子
の配列方向に所定単位に分割することで得られる各ブロ
ックに対応する印字データの数をカウントするにあた
り、前記各ブロックが走査する前記記録紙の領域を前記
記録ヘッドの走査の方向に複数に区画することによって
得られる各区画毎に、実際に印字されるデータの数をカ
ウントするカウント手段と、 前記カウント手段でカウントされた各区画毎のカウント
値に基づいて、前記記録ヘッドの複数回の走査により前
記領域に対する記録を行う第1の記録モードと、前記記
録ヘッドの1回の走査により前記領域に対する記録を行
う第2の記録モードのいずれかを選択する選択手段と、 を備えることを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項5】 前記第1の記録モードにおける走査回数
は、前記分割領域の数、もしくは前記ブロックの数であ
ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
画像記録装置。 - 【請求項6】 複数の記録素子を配列した記録ヘッドを
記録紙の搬送方向と異なる方向に順次走査することによ
り画像記録を行う画像記録装置であって、 前記記録ヘッドの記録素子列幅に対応する前記記録紙の
記録領域を前記複数の 記録素子の配列方向に所定単位に
分割することで得られる各分割領域に対応する複数のバ
ッファであって、当該各分割領域に対応する印字データ
を格納するための複数のバッファと、 前記複数のバッファの各々を前記記録ヘッドの走査の方
向に対応した方向に複数に区画することによって得られ
る各区画毎に、実際に印字されるデータの数をカウント
するカウント手段と、 前記カウント手段でカウントされた各区画毎のカウント
値に基づいて、前記記録ヘッドの複数の記録素子の内、
第1の数の記録素子を用いて記録を行う第1の記録モー
ドと、前記記録ヘッドの複数の記録素子の内、第1の数
より多い第2の数の記録素子を用いて記録を行う第2の
記録モードのいずれかを選択する選択手段と、 を備えることを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項7】 複数の記録素子を有する記録ヘッドを記
録紙の搬送方向と異なる方向に順次走査することにより
画像記録を行う画像記録装置であって、 前記記録ヘッドの複数の記録素子を前記複数の記録素子
の配列方向に所定単位に分割することで得られる各ブロ
ックに対応する複数のバッファであって、当該各ブロッ
クに対応する印字データを格納するための複数のバッフ
ァと、 前記複数のバッファの各々を前記記録ヘッドの走査の方
向に対応した方向に複数に区画することによって得られ
る各区画毎に、実際に印字されるデータの数をカウント
するカウント手段と、 前記カウント手段でカウントされた各区画毎のカウント
値に基づいて、前記記録ヘッドの複数の記録素子の内、
第1の数の記録素子を用いて記録を行う第1の記録モー
ドと、前記記録ヘッドの複数の記録素子の内、第1の数
より多い第2の数の記録素子を用いて記録を行う第2の
記録モードのいずれかを選択する選択手段と、 を備えることを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項8】 複数の記録素子を配列した記録ヘッドを
記録紙の搬送方向と異なる方向に順次走査することによ
り画像記録を行う画像記録装置であって、 前記記録ヘッドの記録素子列幅に対応する前記記録紙の
記録領域を前記複数の 記録素子の配列方向に所定単位に
分割することによって得られる各分割領域に実際に印字
されるデータの数をカウントするにあたり、前記各分割
領域を前記記録ヘッドの走査方向に複数に区画すること
によって得られる各区画毎に、前記実際に印字されるデ
ータの数をカウントするカウント手段と、 前記カウント手段でカウントされた各分割領域における
各区画毎のカウント値に基づいて、前記記録ヘッドの複
数の記録素子の内、第1の数の記録素子を用いて記録を
行う第1の記録モードと、前記記録ヘッドの複数の記録
素子の内、第1の数より多い第2の数の記録素子を用い
て記録を行う第2の記録モードのいずれかを選択する選
択手段と、 を備えることを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項9】 複数の記録素子を有する記録ヘッドを記
録紙の搬送方向と異なる方向に順次走査することにより
画像記録を行う画像記録装置であって、前記記録ヘッドの複数の記録素子を 前記複数の記録素子
の配列方向に所定単位に分割することによって得られる
各ブロックに対応する印字データの数をカウントするに
あたり、前記各ブロックが走査する前記記録紙の領域を
前記記録ヘッドの走査の方向に複数に区画することによ
って得られる各区画毎に、実際に印字されるデータの数
をカウントするカウント手段と、 前記カウント手段でカウントされた各分割領域毎のカウ
ント値に基づいて、前記記録ヘッドの複数の記録素子の
内、第1の数の記録素子を用いて記録を行う第1の記録
モードと、前記記録ヘッドの複数の記録素子の内、第1
の数より多い第2の数の記録素子を用いて記録を行う第
2の記録モードのいずれかを選択する選択手段と、 を備えることを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項10】 前記第1の数は、前記複数の記録素子
の配列方向における各分割領域幅に対応する記録素子
数、もしくは前記1つのブロックに属する記録素子数で
あることを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載
の画像記録装置。 - 【請求項11】 前記選択手段は、前記カウント値が大
きければ前記第1の記録モードを選択し、前記カウント
値が小さければ前記第2のモードを選択することを特徴
とする請求項1乃至10のいずれかに記載の画像記録装
置。 - 【請求項12】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
用してインクに状態変化を生起させ、インクを吐出する
インクジェット記録ヘッドであることを特徴とする請求
項1乃至11のいずれかに記載の画像記録装置。 - 【請求項13】 複数の記録素子を配列した記録ヘッド
を記録紙の搬送方向と異なる方向に順次走査することに
より画像記録を行う画像記録方法であって、 前記記録ヘッドの記録素子列幅に対応する前記記録紙の
記録領域を前記複数の記録素子の配列方向に所定単位に
分割することで得られる各分割領域に対応する複数のバ
ッファの各々に、当該各分割領域に対応する印字データ
を格納する工程と、 前記複数のバッファの各々を前記記録ヘッドの走査の方
向に対応する方向に複数に区画することによって得られ
る各区画毎に、実際に印字されるデータの数をカウント
するカウント工程と、 前記カウント工程でカウントされた各区画毎のカウント
値に基づいて、前記記録ヘッドの複数回の走査により前
記記録領域に対する記録を行う第1の記録モードと、前
記記録ヘッドの1回の走査により前記記録領域に対する
記録を行う第2の記録モードのいずれかを選択する選択
工程と、 を備えることを特徴とする画像記録方法。 - 【請求項14】 複数の記録素子を有する記録ヘッドを
記録紙の搬送方向と異なる方向に順次走査することによ
り画像記録を行う画像記録方法であって、 前記記録ヘッドの複数の記録素子を前記複数の記録素子
の配列方向に所定単位に分割することで得られる各ブロ
ックに対応する複数のバッファの各々に、当該各ブロッ
クに対応する印字データを格納する工程と、 前記複数のバッファの各々を前記記録ヘッドの走査の方
向に対応する方向に複数に区画することによって得られ
る各区画毎に、実際に印字されるデータの数をカウント
するカウント工程と、 前記カウント工程でカウントされた各区画毎のカウント
値に基づいて、前記記録ヘッドの複数回の走査により前
記記録素子の幅に対応する領域を記録する第1の記録モ
ードと、前記記録ヘッドの1回の走査により前記記録素
子の幅に対応する領域を記録する第2の記録モードのい
ずれかを選択する選択工程と、 を備えることを特徴とする画像記録方法。 - 【請求項15】 複数の記録素子を配列した記録ヘッド
を記録紙の搬送方向と異なる方向に順次走査することに
より画像記録を行う画像記録方法であって、 前記記録ヘッドの記録素子列幅に対応する前記記録紙の
記録領域を前記複数の記録素子の配列方向に所定単位に
分割することによって得られる各分割領域に実際に印字
されるデータの数をカウントするにあたり、前記各分割
領域を前記記録ヘッドの走査方向に複数に区画すること
によって得られる各区画毎に、前記実際に印字されるデ
ータの数をカウントするカウント工程と、 前記カウント工程でカウントされた各分割領域における
各区画毎のカウント値に基づいて、前記記録ヘッドの複
数回の走査により前記記録領域に対する記録を行う第1
の記録モードと、前記記録ヘッドの1回の走査により前
記記録領域に対する記録を行う第2の記録モードのいず
れかを選択する選択工程と、 を備えることを特徴とする画像記録方法。 - 【請求項16】 複数の記録素子を有する記録ヘッドを
記録紙の搬送方向と異なる方向に順次走査することによ
り画像記録を行う画像記録方法であって、 前記記録ヘッドの複数の記録素子を前記複数の記録素子
の配列方向に所定単位に分割することで得られる各ブロ
ックに対応する印字データの数をカウントするにあた
り、前記各ブロックが走査する前記記録紙の領域を前記
記録ヘッドの走査の方向に複数に区画することによって
得られる各区画毎に、実際に印字されるデータの数をカ
ウントするカウント工程と、 前記カウント工程でカウントされた各区画毎のカウント
値に基づいて、前記記録ヘッドの複数回の走査により前
記領域に対する記録を行う第1の記録モードと、前記記
録ヘッドの1回の走査により前記領域に対する記録を行
う第2の記録モードのいずれかを選択する選択工程と、 を備えることを特徴とする画像記録方法。 - 【請求項17】 前記第1の記録モードにおける走査回
数は、前記分割領域の数、もしくは前記ブロックの数で
あることを特徴とする請求項13乃至16のいずれかに
記載の画像記録方法。 - 【請求項18】 複数の記録素子を配列した記録ヘッド
を記録紙の搬送方向と 異なる方向に順次走査することに
より画像記録を行う画像記録方法であって、 前記記録ヘッドの記録素子列幅に対応する前記記録紙の
記録領域を前記複数の記録素子の配列方向に所定単位に
分割することで得られる各分割領域に対応する複数のバ
ッファの各々に、当該各分割領域に対応する印字データ
を格納する工程と、 前記複数のバッファの各々を前記記録ヘッドの走査の方
向に対応する方向に複数に区画することによって得られ
る各区画毎に、実際に印字されるデータの数をカウント
するカウント工程と、 前記カウント工程でカウントされた各区画毎のカウント
値に基づいて、前記記録ヘッドの複数の記録素子の内、
第1の数の記録素子を用いて記録を行う第1の記録モー
ドと、前記記録ヘッドの複数の記録素子の内、第1の数
より多い第2の数の記録素子を用いて記録を行う第2の
記録モードのいずれかを選択する選択工程と、 を備えることを特徴とする画像記録方法。 - 【請求項19】 複数の記録素子を有する記録ヘッドを
記録紙の搬送方向と異なる方向に順次走査することによ
り画像記録を行う画像記録方法であって、 前記記録ヘッドの複数の記録素子を前記複数の記録素子
の配列方向に所定単位に分割することで得られる各ブロ
ックに対応する複数のバッファの各々に、当該各ブロッ
クに対応する印字データを格納する工程と、 前記複数のバッファの各々を前記記録ヘッドの走査の方
向に対応する方向に複数に区画することによって得られ
る各区画毎に、実際に印字されるデータの数をカウント
するカウント工程と、 前記カウント工程でカウントされた各区画毎のカウント
値に基づいて、前記記録ヘッドの複数の記録素子の内、
第1の数の記録素子を用いて記録を行う第1の記録モー
ドと、前記記録ヘッドの複数の記録素子の内、第1の数
より多い第2の数の記録素子を用いて記録を行う第2の
記録モードのいずれかを選択する選択工程と、 を備えることを特徴とする画像記録方法。 - 【請求項20】 複数の記録素子を配列した記録ヘッド
を記録紙の搬送方向と 異なる方向に順次走査することに
より画像記録を行う画像記録方法であって、 前記記録ヘッドの記録素子列幅に対応する前記記録紙の
記録領域を前記複数の記録素子の配列方向に所定単位に
分割することによって得られる各分割領域に実際に印字
されるデータの数をカウントするにあたり、前記各分割
領域を前記記録ヘッドの走査方向に複数に区画すること
によって得られる各区画毎に、前記実際に印字されるデ
ータの数をカウントするカウント工程と、 前記カウント工程でカウントされた各分割領域における
各区画毎のカウント値に基づいて、前記記録ヘッドの複
数の記録素子の内、第1の数の記録素子を用いて記録を
行う第1の記録モードと、前記記録ヘッドの複数の記録
素子の内、第1の数より多い第2の数の記録素子を用い
て記録を行う第2の記録モードのいずれかを選択する選
択工程と、 を備えることを特徴とする画像記録方法。 - 【請求項21】 複数の記録素子を有する記録ヘッドを
記録紙の搬送方向と異なる方向に順次走査することによ
り画像記録を行う画像記録方法であって、前記記録ヘッドの複数の記録素子を 前記複数の記録素子
の配列方向に所定単位に分割することで得られる各ブロ
ックに対応する印字データの数をカウントするにあた
り、前記各ブロックが走査する前記記録紙の領域を前記
走査の方向に複数に区画することによって得られる各区
画毎に、実際に印字されるデータの数をカウントするカ
ウント工程と、 前記カウント工程でカウントされた各分割領域毎のカウ
ント値に基づいて、前記記録ヘッドの複数の記録素子の
内、第1の数の記録素子を用いて記録を行う第1の記録
モードと、前記記録ヘッドの複数の記録素子の内、第1
の数より多い第2の数の記録素子を用いて記録を行う第
2の記録モードのいずれかを選択する選択工程と、 を備えることを特徴とする画像記録方法。 - 【請求項22】 前記第1の数は、前記記録素子の配列
方向における各分割領域幅に対応する記録素子数、もし
くは前記1つのブロックに属する記録素子数であること
を特徴とする請求項18乃至21のいずれかに記載の画
像記録装置。 - 【請求項23】 前記選択工程は、前記カウント値が大
きければ前記第1の記録モードを選択し、前記カウント
値が小さければ前記第2のモードを選択することを特徴
とする請求項13乃至22のいずれかに記載の画像記録
方法。 - 【請求項24】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
用してインクに状態変化を生起させ、インクを吐出する
インクジェット記録ヘッドであることを特徴とする請求
項13乃至23のいずれかに記載の画像記録方法。
Priority Applications (4)
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