JP3374924B2 - ファンネルの梱包体 - Google Patents

ファンネルの梱包体

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JP3374924B2 JP21248592A JP21248592A JP3374924B2 JP 3374924 B2 JP3374924 B2 JP 3374924B2 JP 21248592 A JP21248592 A JP 21248592A JP 21248592 A JP21248592 A JP 21248592A JP 3374924 B2 JP3374924 B2 JP 3374924B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ブラウン管におけるフ
ァンネルの梱包体の改良に関するものである。 【0002】 【従来の技術】ブラウン管のファンネルは、前面に広い
矩形の開口部を有するガラス製の本体部と、本体部の後
面中央に封着されたガラス製のネック管部とからなる漏
斗形状をしており、破損しやすい上に複雑な形状をして
いるため、梱包が容易でない。 【0003】従来の梱包手段として、例えば、特公昭4
9−44274号、特公昭57−40031号、実公昭
50−11072号等が提案されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】これらの提案は、ファ
ンネルを大量輸送可能とするために種々の工夫がなされ
ており、それなりに評価できるものではあるが、部材点
数が多いことや、それらの各部材を組み付けて梱包を完
成するための梱包作業時間と手間が多くかかるために梱
包コストの高騰を招いている。 【0005】本発明は、従来の梱包手段の上記問題点に
鑑みて、提案されたもので、その目的とするところは、
梱包部材点数を減少させ、梱包作業性を向上させると共
に、包装材料費のコストダウンが図れるファンネルの梱
包体を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、上部周囲に凸部を持ち、下部周囲に積層
時、上記凸部と相互に噛み合う凹部を形成した矩形枠状
の周壁部を有し、該周壁部の底部にファンネルのネック
管部の挿通穴を中央に形成した底板部を有する第1外箱
と、該第1外箱と同一形状で上部周囲を平坦とした第2
外箱と、上記第1及び第2外箱内に嵌合され、上面周囲
で上位の外箱の底板部を支受する矩形枠状の周壁部を有
し、該周壁部の底部にファンネルの荷重をファンネルの
開口部周囲で支受し、中央にネック管部の挿通穴を形成
した底板部を設け、かつ、該底板部から中央部へ傾斜状
に起立させた複数のネック管部の保護用舌片を有する中
枠と、最上部の外箱の上面及び最下部の外箱の下面を被
覆する上蓋及び下蓋とを具備し、パレット上に下蓋を介
して第1外箱を単列又は複列で複数段積層し、第2外箱
を最上部に積層し、各外箱内には中枠が嵌合され、か
つ、各第1外箱内の中枠にはファンネルが開口部を下向
きにして収納され、最上部の第2外箱上には上蓋が被せ
てあることを特徴とするものである。 【0007】 【作用】第1外箱は、周壁部の上部周囲及び下部周囲に
相互に噛み合う凹凸部を設けてあるため、直接積層する
ことにより、上記凹凸部が相互に噛み合って位置ずれを
防止し、規則正しく積層することができ、外箱自体で荷
崩れを防止させることができる。最上部に積層される第
2外箱も同様である。 【0008】中枠は、外箱内に嵌合されて周壁部の底部
の底板部が外箱の底板部に当り、この外箱の底板部は、
最下部の外箱にあっては、下蓋を介してパレットに支持
され、中間層の外箱にあっては、下位の中枠の周壁部の
上面によって支持されるため、各中枠の底板部の支持剛
性が向上する。 【0009】この支持剛性の高い中枠の底板部により、
ファンネルの荷重をファンネルの開口部周囲の広い面積
で均等に分担支受させるようにしているため、確実な支
持作用がえられる。 【0010】このように、ファンネルの荷重を中枠の底
板部によりファンネルの開口部周囲で支受させるように
しているため、下位のネック管部に荷重が作用せず、か
つ、ネック管部の保護用舌片を一体に持っているため、
上位のファンネルとの接触による破損を中枠自体で防止
させることができる。 【0011】外箱及び中枠は、中央部にネック管部の挿
通穴を設けてあるため、上下のファンネルを高さ方向に
一部重合させた如き状態で積層させることができ、梱包
体の全体の高さを短縮させることができる。 【0012】上蓋及び下蓋は、積層される外箱の上下開
口部を被覆させることにより、外部からの塵埃の侵入を
防止させることができる。 【0013】 【実施例】図1は本発明に係るファンネルの梱包体の1
実施例を示す縦断正面図、図2は外観斜視図、図3の
(A)〜(E)は各構成部材の斜視図であって、これら
の図において、(1)は第1外箱、(2)は第2外箱、
(3)は中枠、(4)は上蓋、(5)は下蓋、(6)は
パレット、(7)はファンネルを示している。 【0014】第1外箱(1)は、複数段に亘って積層さ
れるもので、矩形枠状の周壁部(1a)と、該周壁部(1
a)の底部に底板部(1b)を有する。上記周壁部(1a)
は、ファンネル(7)の開口部(7a)からネック管部
(7b)の封着部までの高さより若干高くされ、上部周囲
に凸部(1c)を持ち、下部周囲に積層時、上記凸部(1
c)と相互に噛み合う凹部(1d)が切り抜き形成してあ
る。また、底板部(1b)は、中央部にネック管部の挿通
穴(1e)を形成してある。 【0015】第2外箱(2)は、複数段に積層された第
1外箱(1)の最上部に積層されるもので、上記第1外
箱(1)と同一形状をなし、上部周囲を平坦部としたも
のである。即ち、第2外箱(2)は、矩形枠状の周壁部
(2a)と、該周壁部(2a)の底部に底板部(2b)を有す
る。上記周壁部(2a)は、ファンネル(7)の開口部
(7a)からネック管部(7b)の封着部までの高さより若
干高くされ、上部周囲は平坦部(2c)とし、下部周囲に
積層時、下位の第1外箱(1)の凸部(1c)と相互に噛
み合う凹部(2d)が切り抜き形成してある。また、底板
部(2b)は、中央部にネック管部の挿通穴(2e)を形成
してある。 【0016】中枠(3)は、矩形枠状の周壁部(3a)
と、該周壁部(3a)の底部に底板部(3b)を有する。上
記周壁部(3a)は、第1外箱(1)及び第2外箱(2)
内に嵌合可能とされ、上面周囲で上位の外箱(1)又は
(2)の底板部(1b)又は(2b)を支受するように構成
されている。また、底板部(3b)は、ファンネル(7)
の荷重をファンネル(7)の開口部(7a)の周囲で支受
するもので、中央部にネック管部の挿通穴(3c)を形成
してある。さらに、底板部(3b)は、中央部へ傾斜状に
起立させた複数のネック管部の保護用舌片(3d)を一体
に有する。 【0017】上蓋(4)は、最上部の第2外箱(2)の
上面を被覆するためのもので、浅い周壁部(4a)と天板
(4b)とからなる。 【0018】下蓋(5)は、最下部の第1外箱(1)の
下面を被覆するためのもので、浅い周壁部(5a)と底板
(5b)とからなり、上蓋(4)と同一形状であって、パ
レット(6)上に載置され、第1外箱(1)を1個又は
複数個配置できる平面積とされ、図示の実施例では、2
個配置する場合を例示している。 【0019】第1外箱(1)、第2外箱(2)、中枠
(3)、上蓋(4)及び下蓋(5)は、ダンボール紙に
よって構成されている。 【0020】本発明の梱包体を構成する各部材は、以上
の構成からなり、次に、これらの各部材によってファン
ネル梱包体を梱包する要領を説明する。 【0021】先ず、パレット(6)上に下蓋(5)を載
せ、下蓋(5)内に第1外箱(1)を2個並べて配置す
る。そして、この第1外箱(1)(1)内に中枠(3)
(3)を嵌合した上で、ファンネル(7)(7)を、開
口部(7a)(7a)を下向きにして収納する。次に、2段
目の第1外箱(1)(1)を1段目の第1外箱(1)
(1)上に積み重ね、この第1外箱(1)(1)内に中
枠(3)(3)を嵌合した上で、ファンネル(7)
(7)を、開口部(7a)(7a)を下向きにして収納す
る。以下同様にして所定段数まで反復し、最上段のファ
ンネル(7)(7)の収納が終了すると、第2外箱
(2)(2)を積み重ね、その上に上蓋(4)を被せ
る。この後、全体をバンド(図示省略)などで結縛し、
フォークリフトカーによりパレット(6)に載せたまま
で保管場所やトラック等に搬送する。 【0022】上記のように、所定段数に積層された第1
外箱(1)は、周壁部(1a)の上下の凹凸部(1c)(1
d)の相互の噛み合いによって、位置ずれが防止され
る。最上部の第2外箱(2)も同様に位置ずれが防止さ
れる。 【0023】中枠(3)は、第1外箱(1)内及び第2
外箱(2)内に嵌合されて周壁部(3a)の底部の底板部
(3b)が外箱(1)(2)の底板部(1b)(2b)に当
り、この外箱(1)(2)の底板部(1b)(2b)は、最
下部の外箱(1)にあっては、下蓋(5)を介してパレ
ット(6)に支持され、中間層の外箱(1)にあって
は、下位の中枠(3)の周壁部(3a)の上面によって支
持される。これによって、各中枠(3)の底板部(3b)
の支持剛性が向上し、この支持剛性が向上した中枠
(3)の底板部(3b)によりファンネル(7)の荷重を
支持させていること及びファンネル(7)の荷重は、フ
ァンネル(7)の開口部(7a)の周囲の広い面積で均等
に分担支持させるようにしていることとによって、単位
面積当りの支持荷重が小さくなり、確実な支持作用が得
られる。 【0024】中枠(3)には、ネック管部の保護用舌片
(3d)が底板部(3b)に一体に形成してあるため、中枠
(3)の底板部(3b)にファンネル(7)の開口部(7
a)の周囲を支持させた際、下位のファンネル(7)の
ネック管部(7b)の上端に、上位のファンネル(7)が
接触することを上記ネック管部の保護用舌片(3d)によ
って防止させることができる。 【0025】最上部の第2外箱(2)内にも中枠(3)
を嵌合することによって、第1外箱(1)の最上部内に
収納されたファンネル(7)及びネック管部(7b)の保
護を確実にする。しかし、第2外箱(2)内の中枠
(3)上には、ファンネル(7)を収納しない。 【0026】第1外箱(1)、第2外箱(2)及び中枠
(3)は、中央部にネック管部の挿通穴(1e)(2e)
(3c)が形成してあるため、下位のファンネル(7)の
ネック管部(7b)に対し、上位のファンネル(7)の開
口部(7a)を一部重合させて積層梱包させることがで
き、梱包体の全体の高さを短縮させることができる。 【0027】上蓋(4)及び下蓋(5)は、積層される
外箱(1)(2)の上下開口部を被覆させて、外部より
の塵埃の侵入を防止させることができる。 【0028】 【発明の効果】本発明によれば、外箱を積層した際、周
壁部上下の凹凸部が相互に噛合して外箱自体で荷崩れを
防止させることができ、また、ネック管部の保護用舌片
を中枠の底板部に一体に設けたから、部材点数を減少さ
せ、梱包作業性を向上させ得ると共に、包装材料費のコ
ストダウンが図れる利点がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るファンネルの梱包体の1実施例を
示す縦断正面図。 【図2】図1の外観斜視図。 【図3】(A)は第1外箱の斜視図、(B)は第2外箱
の斜視図、(C)は中枠の斜視図、(D)は上蓋の斜視
図、(E)は下蓋の斜視図。 【符号の説明】 1 第1外箱 2 第2外箱 3 中枠 4 上蓋 5 下蓋 6 パレット 7 ファンネル

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 上部周囲に凸部を持ち、下部周囲に積層
    時、上記凸部と相互に噛み合う凹部を形成した矩形枠状
    の周壁部を有し、該周壁部の底部にファンネルのネック
    管部の挿通穴を中央に形成した底板部を有する第1外箱
    と、 該第1外箱と同一形状で上部周囲を平坦とした第2外箱
    と、 上記第1及び第2外箱内に嵌合され、上面周囲で上位の
    外箱の底板部を支受する矩形枠状の周壁部を有し、該周
    壁部の底部にファンネルの荷重をファンネルの開口部周
    囲で支受し、中央にネック管部の挿通穴を形成した底板
    部を設け、かつ、該底板部から中央部へ傾斜状に起立さ
    せた複数のネック管部の保護用舌片を有する中枠と、 最上部の外箱の上面及び最下部の外箱の下面を被覆する
    上蓋及び下蓋とを具備し、 パレット上に下蓋を介して第1外箱を単列又は複列で複
    数段積層し、第2外箱を最上部に積層し、各外箱内には
    中枠が嵌合され、かつ、各第1外箱内の中枠にはファン
    ネルが開口部を下向きにして収納され、最上部の第2外
    箱上には上蓋が被せてあることを特徴とするファンネル
    の梱包体。
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