JP3374542B2 - オレフィン系共重合体組成物 - Google Patents

オレフィン系共重合体組成物

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JP3374542B2 JP20610094A JP20610094A JP3374542B2 JP 3374542 B2 JP3374542 B2 JP 3374542B2 JP 20610094 A JP20610094 A JP 20610094A JP 20610094 A JP20610094 A JP 20610094A JP 3374542 B2 JP3374542 B2 JP 3374542B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、オレフィン系共重合体
組成物に関し、さらに詳細には優れた耐衝撃性、流動
性、機械的強度および塗装性を与えるポリプロピレン樹
脂改質用に有用なオレフィン系共重合体組成物を提供す
るものである。 【0002】 【従来の技術】結晶性ポリプロピレン樹脂は、剛性、熱
変形温度、表面硬度などに優れた汎用樹脂として多方面
の用途に使用されている。しかしながら、耐衝撃性およ
び塗装性が低い欠点がある。かかる欠点を克服するた
め、ポリプロピレン樹脂にバナジウム系触媒を用いて得
られるエチレン・α−オレフィンまたはエチレン・α−
オレフィン・非共役ジエン共重合体ゴムなどの改質材を
機械的に混練りする方法が一般的に用いられている。特
に、エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムの中で
も、高エチレン含量タイプでペレット形状を有するもの
が、取り扱いが良好なため、多く用いられている。 【0003】本発明者らが、ポリプロピレン樹脂改質用
オレフィン系共重合体の研究を進めてきた結果、ポリプ
ロピレン樹脂の耐衝撃性をより向上させるには、高α−
オレフィン含量タイプのエチレン・α−オレフィン系共
重合体ゴムの方が好ましいことが分かってきた。しかし
ながら、このオレフィン系共重合体ゴムはゴム状であ
り、単独でペレットまたはクラム状にした場合、ブロッ
キングを起こしてしまうこと、またポリプロピレン樹脂
を著しく軟化させてしまうため、用途に制約を受けてし
まい、実用上好ましくない。 【0004】また、ポリプロピレン樹脂の耐衝撃性と機
械的強度をより向上させるには、高分子量タイプのエチ
レン・α−オレフィン系共重合体ゴムが好ましいことが
分かってきた。しかしながら、このオレフィン系共重合
体ゴムは、ポリプロピレン樹脂の流動性を著しく阻害し
てしまうこと、また成形外観を悪くする可能性があるた
め、実用上好ましくない。さらに、ポリプロピレン樹脂
の塗装性を向上させるには、一般的にポリプロピレン樹
脂への極性基の導入が効果的であることは知られている
が、コスト面での問題が残されている。 【0005】本発明者らは、かかる問題点に対して改質
材からの検討を進めてきた結果、エチレン・α−オレフ
ィン・非共役ジエン共重合体を用いて、プライマーの樹
脂内部への浸透性を向上させることで、塗装性を改良さ
せることを見出した。しかしながら、ポリプロピレン樹
脂表面近傍への該共重合体の分散性の制御に問題が残さ
れている。 【0006】本発明は、上記従来技術の課題を背景にな
されたもので、組成および分子量の異なる2種類以上の
エチレン・α−オレフィン系ランダム共重合体を用い
て、特定の組成、分子量を有する組成物を作製すること
により、耐衝撃性、流動性、機械的強度および塗装性改
良の特徴を兼ね備えたポリプロピレン樹脂改質材として
有用な、オレフィン系共重合体組成物を提供することを
目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、2種類以上の
エチレン・α−オレフィン系ランダム共重合体(以下
「オレフィン系共重合体」ともいう)から構成され、構
成しているエチレン・α−オレフィン系ランダム共重合
体に少なくとも下記に示す2種類の共重合体(A)、
(B)が(A)/(B)=30〜70/70〜30の重
量比率で組成物中に95重量%以上含有させることによ
り、α−オレフィン含量25〜45重量%、ヨウ素価
0.01〜25、メルトフローレート(MFR、230
℃、2.16kg荷重)0.1〜50g/10分の範囲
にあることを特徴とするオレフィン系共重合体組成物を
提供するものである。 【0008】オレフィン系共重合体(A)(高オレフィ
ン含量−低分子量タイプ) α−オレフィン含量=30〜55重量% ヨウ素価=0〜30 MFR=0.01g/10分以上、2g/10分未満オレフィン系共重合体(B)(低オレフィン含量−高分
子量タイプ) α−オレフィン含量=5重量%以上、30重量%未満 ヨウ素価=0〜30 MFR=2〜100g/10分 または 【0009】オレフィン系共重合体(A)(高オレフィ
ン含量−高分子量タイプ) α−オレフィン含量=30〜55重量% ヨウ素価=0〜30 MFR=2〜100g/10分オレフィン系共重合体(B)(低オレフィン含量−低分
子量タイプ) α−オレフィン含量=5重量%以上、30重量%未満 ヨウ素価=0〜30 MFR=0.01g/10分以上、2g/10分未満 【0010】従来、エチレン・α−オレフィン系ランダ
ム共重合体は、通常、α−オレフィン含量が35重量%
を超えると、ペレット化またはクラム形状での提供が困
難であった。また、ポリプロピレン樹脂に混練りした場
合に、該樹脂を著しく軟化させる欠点があった。かかる
問題に対して、例えば組成分布を持たせることで、ペレ
ットまたはクラム形状を保持しながら、α−オレフィン
含量を上げる工夫が考えられる。しかしながら、同じ分
子鎖中に、エチレンに基づく微結晶とα−オレフィンに
基づくランダム成分が微分散しているため、耐衝撃性
(特に低温)が充分でない。 【0011】また、特公平4−1021号公報では、2
種類のバナジウム系触媒で得られるオレフィン系共重合
体を組み合わせることが提供されている。しかしなが
ら、ポリプロピレン樹脂組成物を軟化させる傾向が強い
ため、充分満足できるものではなかった。さらに、特公
平4−25975号公報では、塗装性と耐衝撃性の改良
を目的に、2種類の特定のオレフィン系共重合体を含有
したポリプロピレン樹脂組成物が提案されているが、流
動性については充分満足できるものではなかった。 【0012】さらに、ポリプロピレン樹脂の耐衝撃性と
機械的強度をより向上させるには、高分子量タイプの共
重合体が好ましいことが分かってきた。しかしながら、
最近、生産性向上の観点から流動性の著しく高いポリプ
ロピレン樹脂を使用する傾向にある。通常、押し出し機
でポリプロピレン樹脂と改質ゴムを混練りする場合、流
動性の極端に異なる成分は押し出し機内での溶融粘度に
大きな差が生じるため、ゴムの分散性を悪くする。その
ため、充分な耐衝撃性を得られないばかりでなく、成形
外観を損なったり、成形表面への配向性が悪いために塗
装性を阻害する。同時に、流動性の高いポリプロピレン
樹脂を用いても、ゴム成分が流動性を阻害するために、
ポリプロピレン樹脂組成物としては充分な流動性が得ら
れない。 【0013】さらに、塗装性については、ジエン成分を
持つオレフィン系共重合体を用いることで、プライマー
の樹脂内部への浸透性を向上させ、塗装性を改良できる
ことを見出した。しかしながら、そのためには、ゴム成
分が成形表面に配向している必要がある。上記のごと
く、耐衝撃性、機械的強度を向上させる方向は、一般的
にはゴム成分の流動性を低下させる方向であり、同時に
成形表面への配向を悪くする方向でもある。そのため、
充分な塗装性が得難い。従って、単一の重合体で上記の
ごとく、耐衝撃性、機械的強度、流動性および塗装性を
同時に改良することは極めて困難と考えられてきた。 【0014】かかる状況に鑑み、本発明者らが鋭意検討
を進めた結果、少なくとも特定の2種類のエチレン・α
−オレフィン系ランダム共重合体で構成されるオレフィ
ン系共重合体組成物を用いることで、これらの問題を解
決し、耐衝撃性、機械的強度、流動性および塗装性を兼
ね備えることができることを見出した。 【0015】すなわち、本発明のオレフィン系共重合体
組成物は、エチレン・α−オレフィン系ランダム共重合
体で、「高α−オレフィン含量かつ高分子量タイプと低
α−オレフィン含量かつ低分子量タイプ」、または「高
α−オレフィン含量かつ低分子量タイプと低α−オレフ
ィン含量かつ高分子量タイプ」の2種類のオレフィン系
共重合体で構成されることを必須とする。 【0016】高α−オレフィン含量成分および高分子量
成分で耐衝撃性を向上させながら、低α−オレフィン含
量成分のエチレン連鎖に基づく結晶を付与することで、
機械的強度の向上とペレットまたはクラム形状での取り
扱いを可能にしている。さらに、低分子量成分がポリプ
ロピレン樹脂組成物の流動性の低下を防ぎ、成形時には
成形表面にゴム成分を配向させ、塗装性を向上させるこ
とを可能にした。これらの特性を持ち合わせるには、上
記2種類のオレフィン系共重合体(A)、(B)を特定
の比率で含有している必要がある。一方の成分が多すぎ
ても、少なすぎても、本発明の企図する特性を持ち合わ
せることはできない。これらの2種類のオレフィン系共
重合体がポリプロピレン樹脂組成物に一定比率以上占め
ていれば、目的の特性を兼備することができる。従っ
て、若干の添加剤、例えば相溶化剤などを添加すること
が可能である。 【0017】本発明で用いるオレフィン系共重合体
(A)、(B)は、上記に示す2種類以上のオレフィン
系共重合体を用いて、特定した組成、分子量を持つ組成
物を作製することにより、耐衝撃性を低下させることな
く、流動性を向上させると同時に、成形時の表面へのゴ
ムの配向性を上げることで、塗装性を改良させることの
できる組成物をペレットまたはクラム形状で提供するこ
とができる。 【0018】このうち、オレフィン系共重合体(A)
の、α−オレフィン含量は30〜55重量%、好ましく
は35〜50重量%、ヨウ素価は0〜30、好ましくは
0.01〜25、MFR(230℃、2.16kg荷
重)は0.01g/10分以上、2g/10分未満、好
ましくは0.1g/10分以上、2g/10分未満の範
囲か、あるいは2〜100g/10分、好ましくは2〜
60の範囲である。 【0019】また、オレフィン系共重合体(B)の、α
−オレフィン含量は5重量%以上、30重量%未満、好
ましくは10〜30重量%、ヨウ素価は0〜30、好ま
しくは0.01〜25、MFR(230℃、2.16k
g荷重)は2〜100g/10分、好ましくは2〜60
g/10分の範囲か、あるいは0.01g/10分以
上、2g/10分未満、好ましくは0.1g/10分以
上、2g/10分未満の範囲である。 【0020】オレフィン系共重合体(A)のα−オレフ
ィン含量が55重量%を超えるか、あるいはオレフィン
系共重合体(B)のα−オレフィン含量が30重量%以
上になると、組成物中のエチレン連鎖に基づく結晶性が
著しく低下し、組成物をペレットまたはクラムの形状で
提供することが困難となる。また、オレフィン系共重合
体(A)のα−オレフィン含量が30重量%を下回る
と、組成物の低温での耐衝撃性が低下してしまい、また
共重合体(B)のα−オレフィン含量が5重量%を下回
ると、耐衝撃性が著しく低下して目的の組成物を得るこ
とが困難となる。 【0021】また、オレフィン系共重合体(A)、
(B)のヨウ素価が、30を超えるとゲル化が激しくな
り機械的物性を著しく低下させる。また、両者のヨウ素
価がともに0では、塗装時に用いる溶剤の浸透が不充分
なために充分な塗装性改良を得られない。 【0022】さらに、オレフィン系共重合体(A)、
(B)のMFRが100g/10分を超えると、ポリプ
ロピレン樹脂組成物の成形品表面のベタツキの原因にな
ることがあり、それぞれの組み合わせる相手共重合体の
MFRが2以上では、分子量の低下にともなう耐衝撃性
の低下を招く。また、オレフィン系共重合体(A)、
(B)のMFRがともに2g/10分を下回ると、組成
物の流動性が低下してしまうばかりでなく、組成物のポ
リプロピレン樹脂成形表面への配向性の低下のために塗
装性を悪くしてしまう。さらに、低分子量タイプのオレ
フィン系共重合体として、MFRが0.01g/10分
未満のものを使用すると、組成物中のゴム分散不良を起
こし、塗装性などを目的とする改質効果が得られない。 【0023】本発明においては、特定のオレフィン系共
重合体を特定の比率で構成することにより、互いの長所
を兼ね備えさせることを特徴としている。従って、上記
オレフィン系共重合体(A)、(B)の割合は、(A)
/(B)(重量比)=30〜70/70〜30、好まし
くは40〜60/60〜40である。共重合体(A)、
(B)において、低α−オレフィン含量タイプと高α−
オレフィン含量タイプの共重合体のいずれかが、30重
量%未満では充分な耐衝撃性が得られず、一方70重量
%を超えると充分な結晶性が得られない。 【0024】また、本発明の組成物において、オレフィ
ン系共重合体(A)、(B)の総重量は、組成物中に9
5重量%以上、好ましくは97重量%以上である。95
重量%未満では、本発明の目的とする組成物が得られな
い。 【0025】このようにして得られる本発明の組成物に
おいて、α−オレフィン含量は、25〜45重量%、好
ましくは28〜40重量%である。25重量%未満で
は、充分な耐衝撃性が得られず、一方45重量%を超え
ると、組成物をペレットまたはクラム形状で提供するこ
とが困難となる。従来の単一重合体でも同様の傾向にあ
るが、本発明の組成物では、ペレットまたはクラム形状
で供給可能なα−オレフィン含量の範囲を大幅に拡大す
ることが可能となる。 【0026】また、本発明の組成物において、ヨウ素価
は、0.01〜25、好ましくは0.5〜20である。
ヨウ素価が、0.01未満では塗装時の溶剤の浸透性が
悪く、塗装性が悪化し、一方25を超えると、ゲル化に
よる物性低下が避けられない。 【0027】さらに、本発明の組成物において、メルト
フローレート(MFR)(230℃、2.16kg荷
重)は、0.1〜50g/10分、好ましくは0.5〜
40g/10分である。メルトフローレートが0.1g
/10分未満では、ポリプロピレン樹脂組成物の流動性
を著しく低下させてしまう。一方、50g/10分を超
えると、ポリプロピレン樹脂組成物の物性を著しく低下
させてしまう。例えば、高α−オレフィン含量タイプ−
高分子量タイプのオレフィン系共重合体を用いる場合で
も、低分子量タイプのオレフィン系共重合体と組み合わ
せることにより、上記のメルトフローレートの範囲内に
入れることが可能となる。 【0028】なお、本発明の組成物においては、示差走
査熱量計による結晶融解熱量は、好ましくは15〜40
ジュール(以下、単に「J」という)/g、さらに好ま
しくは17〜38J/gである。結晶融解熱量が、15
J/g未満では結晶性が少なくペレットまたはクラム形
状での供給が困難になることがあり、一方40J/gを
超えると結晶性が高く充分な耐衝撃性改良には至らない
ことがある。本発明では、結晶性も、2種類のオレフィ
ン系共重合体を組み合わせることによって、任意に制御
することが可能になった。 【0029】なお、本発明で使用されるエチレン・α−
オレフィン系ランダム共重合体(A)、(B)は、例え
ばバナジウム/周期律表第I〜IV族の金属の有機金属化
合物、特に好ましくは有機アルミニウムから形成される
触媒の存在下に炭化水素溶媒中で、エチレンとα−オレ
フィンと必要に応じて不等価な非共役ジエン化合物を共
重合することにより製造することができる。上記触媒系
および重合法は、例えば特公昭43−18709号公
報、特公昭45−23759号公報などに記載されてい
る。 【0030】すなわち、オレフィン系共重合体(A)、
(B)の製造に用いられる触媒成分としては、特に限定
されないが、バナジウム化合物と周期律表第I〜IV族の
金属の有機金属化合物との組合わせからなる触媒を用い
ることが好ましい。バナジウム化合物としては、不活性
有機溶剤に可溶な3〜5価のバナジウム化合物が用いら
れる。このバナジウム化合物としては、バナジウムのハ
ライド、オキシハライド、含酸素化合物とのキレート錯
体、バナジン酸エステルなどが好ましい。これらの化合
物を具体的に例示すれば、四塩化バナジウム、オキシ三
塩化バナジウム、バナジウムトリスアセチルアセトナー
ト、バナジン酸トリエトキシド、バナジン酸トリ−n−
ブトキシド、バナジン酸ジ−n−ブトキシモノクロリ
ド、バナジン酸エトキシジクロリド、四塩化バナジウム
またはオキシ三塩化バナジウムとアルコールとの反応生
成物などが挙げられる。これらは単独で、または2種以
上を混合して用いることができる。これらの化合物のう
ちさらに好ましくは四塩化バナジウム、オキシ三塩化バ
ナジウムおよびこれらのバナジウム化合物とアルコール
との反応生成物である。 【0031】周期律表第I〜IV族の金属の有機金属化合
物としては、有機リチウム化合物、有機亜鉛化合物、有
機マグネシウム化合物および有機アルミニウム化合物を
挙げることができる。そのうち、有機アルミニウム化合
物が特に好ましい。有機アルミニウム化合物としては、
トリエチルアルミニウム、トリ−n−プロピルアルミニ
ウム、トリ−イソプロピルアルミニウム、トリ−n−ブ
チルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリ
−n−ヘキシルアルミニウム、トリ−n−オクチルアル
ミニウム、トリ−n−デシルアルミニウム、トリ−n−
ドデシルアルミニウム、ジエチルモノクロルアルミニウ
ム、ジブチルモノクロルアルミニウム、ジ−n−ヘキシ
ルモノクロルアルミニウム、ジ−n−オクチルモノクロ
ルアルミニウム、エチルアルミニウムセスキクロリド、
n−ブチルアルミニウムセスキクロリド、エチルアルミ
ニウムジクロリド、n−ブチルアルミニウムジクロリ
ド、イソブチルアルミニウムジクロリド、n−ヘキシル
アルミニウムジクロリド、n−オクチルアルミニウムジ
クロリドなどが挙げられる。 【0032】これらの有機アルミニウムとアルコール、
アミンなどの反応物を使用することもできる。例えば、
メタノール、エタノール、n−ブタノール、イソブタノ
ール、t−ブタノール、n−ヘキサノール、n−オクタ
ノール、2−エチル−ヘキサノール、n−デカノール、
トリエチルアミン、トリ−n−プロピルアミン、トリ−
n−ブチルアミン、トリ−イソブチルアミン、トリ−n
−ヘキシルアミン、トリ−n−オクチルアミン、トリ−
2−エチルヘキシルアミン、ジエチルアミン、ジ−n−
ブチルアミン、ジ−イソブチルアミン、ジ−n−オクチ
ルアミン、ジ−2−エチルヘキシルアミン、エチルアミ
ン、n−プロピルアミン、n−ブチルアミン、イソブチ
ルアミン、2−エチルヘキシルアミンなどである。これ
らの有機アルミニウムと反応物の比は、アルミニウムに
対し0.01〜0.5、好ましくは0.05〜0.2
(モル比)である。これらの有機アルミニウムまたは有
機アルミニウムの反応物は2種以上を混合して用いるこ
とができる。 【0033】また、炭化水素溶媒としては、n−ペンタ
ン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン、イソ
オクタン、シクロヘキサンなどが挙げられる。さらに、
重合条件としては、温度0〜120℃、Al/V(モル
比)=20〜50、重合時間5秒〜1時間である。 【0034】また、オレフィン系共重合体(A)、
(B)のα−オレフィン成分としては、例えばプロピレ
ン、1−ブテン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペン
テン、1−ヘキセンなどが挙げられ、好ましくはプロピ
レン、1−ブテン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペ
ンテン、さらに好ましくはプロピレン、1−ブテンであ
る。また、非共役ジエン化合物としては、エチリデンノ
ルボルネン、プロペニルノルボルネン、ジシクロペンタ
ジエン、1,4−ヘキサジエン、5−メチル−1,4−
ヘキサジエンなどが挙げられる。 【0035】本発明のオレフィン系共重合体組成物の調
製は、各成分の良好な分散が得られれば、如何なる方法
を用いてもよい。混合は、重合工程、乾燥−ペレット化
工程またはペレット、クラム、ベール状の製品になった
後のいずれの段階においても可能である。混合時のオレ
フィン系共重合体の状態は、液体でも固体でも何ら制限
されるものではない。従って、2段階重合方式で製造す
ることも、2基以上の重合容器で同時に重合した共重合
体をそのまま混合して用いることも、市販されているオ
レフィン系共重合体をゴムまたは樹脂工業において使用
されるロールミル、バンバリーミキサー、加圧ニーダ
ー、押し出し機などを使用して混合することもできる。 【0036】本発明のオレフィン系共重合体組成物に
は、耐衝撃性、剛性、機械的強度、成形加工性などの物
性を損なわない範囲で、通常のゴムおよび樹脂に慣用の
補助添加剤を配合することができる。この補助添加剤と
しては、ポリイソブチレン、ブチルゴム、スチレン−ブ
タジエンゴムの部分水素添加物、スチレン−イソプレン
の部分水素添加物などのゴム成分、カーボンブラック、
シリカなどの補強剤、クレー、タルク、炭酸カルシウム
などの充填剤、そのほか鉱物油、可塑剤、熱安定剤、加
工助剤、着色剤、酸化防止剤、紫外線安定剤、離型剤、
難燃剤などが挙げられる。 【0037】本発明のオレフィン系共重合体組成物は、
耐衝撃性、機械的強度、流動性、塗装性に優れているう
え、ペレットまたはクラム形状で供給することができる
ことから、従来からオレフィン系熱可塑性エラストマー
が使用されている自動車の内・外装材、弱電部品のハウ
ジングなどの部品、工業用部品などに、ポリプロピレン
樹脂と安い混合費用で使用することができる。 【0038】 【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はその主旨を越えない限り、以下の
実施例に制約されるものではない。なお各種の測定方法
は、下記の通りである。 α−オレフィン含量およびヨウ素価は、赤外分析によ
り求めた。 MFRは、ASTM D1238によるメルトフロー
インデックス。 ムーニー粘度は、JIS K6383に拠った。 アイゾット衝撃強度は、ASTM D256に拠っ
た。 ロックウエル強度は、ASTM D785に拠った。 曲げ強度は、ASTM D747に拠った。 【0039】示差走査熱量計による結晶融解熱量の測
定 サンプル量0.1mg、基準(feference)に
はアルミナ10.1mgを用いた。測定は、180℃ま
で加熱したのち、10℃/分の一定速度で−100℃ま
で冷却し、次に20℃/分の一定速度で170℃まで測
定した。高温側ベースラインa〜b部との接線を引き、
接線と吸熱カーブで囲まれた斜線部分を全結晶成分と
し、その面積をインジウムを基準にして熱量を算出した
(添付図1参照)。 【0040】オレフィン系共重合体は、次の方法で製造
した。EP−A 内容積5Lの連続重合装置を用いて共重合を行った。チ
ッ素ガスで充分に置換された重合容器に、エチルセスキ
アルミニウムクロライド15mmol/Hr、三塩化オ
キシバナジウム1mmol/Hr、n−ヘキサン4L/
Hr、プロピレン4.9NL/分、エチレン2.25N
L/分、水素0.05NL/分の流量で連続供給し、温
度35℃に維持し、かつ圧力を5.0kgG/cm2
なるようにした。重合中は、重合容器の内容量が2.5
Lに保たれるように、連続的に反応物を抜き取った。こ
のようにして得られた共重合体は、イソプロピルアルコ
ールで反応を停止させ、酸化防止剤を含むアルコールで
凝固し、100℃の熱ロールで乾燥した。得られた共重
合体は、プロピレン含量50重量%、MFR0.3g/
10分であった。 【0041】EP−B EP−Aと同様の方法で、プロピレン2.5NL/分、
エチレン5NL/分、水素1.2NL/分、さらにエチ
リデンノルボルネン25mmol/Hrで連続供給し重
合して共重合体を得た。得られた共重合体は、プロピレ
ン含量18重量%、MFR3.5g/10分、ヨウ素価
11であった。 【0042】EP−C EP−Aと同様の方法で、プロピレン4.5NL/分、
エチレン2.5NL/分、水素0.5NL/分、さらに
エチリデンノルボルネン30mmol/Hrで連続供給
し重合して共重合体を得た。得られた共重合体は、プロ
ピレン含量40重量%、MFR1.5g/10分、ヨウ
素価15であった。 【0043】EB−1 EP−Aと同様の方法で、ブテン−1を2NL/分、エ
チレン10NL/分、水素4NL/分で連続供給し重合
して共重合体を得た。得られた共重合体は、ブテン−1
含量17重量%、MFR40g/10分であった。 【0044】EP−D EP−Aと同様の方法で、プロピレン3.5NL/分、
エチレン5NL/分、水素0.5NL/分、さらにエチ
リデンノルボルネン30mmol/Hrで連続供給し重
合して共重合体を得た。得られた共重合体は、プロピレ
ン含量25重量%、MFR0.2g/10分、ヨウ素価
15であった。 【0045】EP−E EP−Aと同様の方法で、水素のみ5.1NL/分に増
加させて連続供給し重合して共重合体を得た。得られた
共重合体は、プロピレン含量50重量%、MFR3g/
10分であった。 【0046】EP−F EP−Cと同様の方法で、プロピレン7NL/分、水素
0.1NL/分に変更して重合した。EP−G EP−Bと同様の方法で、エチリデンノルボルネンを添
加せずに重合した。EP−H EP−Cと同様の方法で、エチルセスキクロライド3m
mol/Hrとし、エチリデンノルボルネンを添加せず
に重合した。上記の方法で製造したオレフィン系共重合
体の性状を、表1に示す。 【0047】実施例1 上記で得たオレフィン系共重合体(EP−A)500g
と(EP−B)500gを、100℃の10インチロー
ルでブレンドし、さらに55mmφ押し出し機にカッタ
ーを取り付けた装置でペレットを作製した。付着防止剤
は、0.1PHR添加した。これらのペレットを200
gずつ4分割し、直径20cmの円柱容器に各ペレット
を入れ、42kg/cm2 の荷重を掛けて24時間圧縮
テスト(ブロッキングテスト)を行った。その結果、ペ
レットどうしの付着は認められなかった(判定;○)。 【0048】次に、このペレット130gと市販のポリ
プロピレン樹脂〔三菱油化(株)製、BC03GS〕5
20gを、内容量1Lのニーダー(予熱温度150℃、
混練時間5分)を用いて混練りしたのち、50℃のロー
ルを用いてシート化した。このシートをカッターを用い
て角ペレットにし、射出成形機〔日本精鋼所(株)製、
6.5オンスインラインスクリュータイプ〕で物性評価
用テストピースを作製した。 【0049】射出条件 射出圧 ;1次 500(kg/cm2 ) 2次 400(kg/cm2 ) 射出時間;15秒 成形温度;240℃ 冷却温度;40℃(金型) 冷却時間;20秒 テストピースの物性評価の結果を表2に示す。 【0050】塗装性(剥離強度)は、ポリプロピレン樹
脂組成物の射出成形品のテストピースをトリクロロエタ
ン蒸気に30秒2回さらし、この処理を施したテストピ
ースの片側に下塗りとしてプライマー(日本ビーケミカ
ル社製、RB−291H)を厚さ5〜10μmになるよ
うに吹きつけ、90℃で20分間乾燥後、上塗りとして
ウレタン系塗料(日本ビーケミカル社製、R−263)
を厚さ4〜45μmになるように吹きつけ、90℃で4
0分間乾燥させ、さらに室温にて1日放置したのち、塗
膜面を1cm幅で切込みを入れ、その塗膜を30mm/
分の速度で引っ張り剥離強度を測定した。物性の評価結
果を表2に示す。 【0051】実施例2 上記で得たオレフィン系共重合体(EP−C)600g
と(EB−1)400gを、実施例1と同様の方法でペ
レット化した。実施例1と同様の圧縮テスト(ブロッキ
ングテスト)を実施した結果、付着は見られなかった
(判定;○)。実施例1と同様の方法で成形したテスト
ピースの物性評価の結果を表2に示す。 【0052】実施例3 上記で得たオレフィン系共重合体(EP−E)400g
と(EP−D)600gを、実施例1と同様の方法でペ
レット化した。実施例1と同様の圧縮テスト(ブロッキ
ングテスト)を実施した結果、付着は見られなかった
(判定;○)。実施例1と同様の方法で成形したテスト
ピースの物性評価の結果を表2に示す。 【0053】実施例4 実施例3と同様に、オレフィン系共重合体(EP−E)
370gと(EP−D)600g、および水酸基含有水
添ポリブテン〔三菱化成(株)製、ポリテールH〕30
gを、実施例1と同様の方法でペレット化した。実施例
1と同様の圧縮テスト(ブロッキングテスト)を実施し
た結果、付着は見られなかった(判定;○)。実施例1
と同様の方法で成形したテストピースの物性評価の結果
を表2に示す。 【0054】比較例1 上記で得たオレフィン系共重合体(EP−A)800g
と(EP−B)200gを、実施例1と同様の方法でペ
レット化した。実施例1と同様の圧縮テスト(ブロッキ
ングテスト)を実施した結果(表3)、付着が激しく手
で簡単にほぐすことができなかった(判定;×)。ペレ
ット化が困難なことから、成形し物性の評価は実施して
いない。 【0055】比較例2 上記で得たオレフィン系共重合体(EP−A)200g
と(EP−B)800gを、実施例1と同様の方法でペ
レット化した。実施例1と同様の圧縮テスト(ブロッキ
ングテスト)を実施した結果、付着は見られなかった
(判定;○)。実施例1と同様の方法で成形したテスト
ピースの物性評価の結果を表3に示す。結晶性が高いこ
とから、低温での耐衝撃性が充分でなかった。 【0056】比較例3 上記で得たオレフィン系共重合体(EP−C)700g
と(EP−D)300gを、実施例1と同様の方法でペ
レット化した。実施例1と同様の圧縮テスト(ブロッキ
ングテスト)を実施した結果、付着が見られた(判定;
×)。実施例1と同様の方法で成形したテストピースの
物性評価の結果を表3に示す。 【0057】比較例4 実施例4と同様に、オレフィン系共重合体(EP−E)
300gと(EP−D)550g、および水酸基含有水
添ポリブテン150gを、実施例1と同様の方法でペレ
ット化した。実施例1と同様の圧縮テスト(ブロッキン
グテスト)を実施した結果、付着およびベタツキが見ら
れた(判定;×)。物性評価の結果を表3に示す。 【0058】比較例5 上記で得たオレフィン系共重合体(EP−A)500g
と(EP−C)500gを、実施例1と同様の方法でペ
レット化した。実施例1と同様の圧縮テスト(ブロッキ
ングテスト)を実施した結果、付着は激しかった(判
定;×)。物性評価の結果を表4に示す。 【0059】比較例6 上記で得たオレフィン系共重合体(EP−D)500g
と(EB−1)500gを、実施例1と同様の方法でペ
レット化した。実施例1と同様の圧縮テスト(ブロッキ
ングテスト)を実施した結果、付着は見られなかった
(判定;○)。実施例1と同様の方法で成形したテスト
ピースの物性評価の結果を表4に示す。混合する2種類
のオレフィン系共重合体が特許請求の範囲の性状を持合
せていても、組成物を規定する範囲より結晶性が高いこ
とから、低温での耐衝撃性が充分ではなかった。 【0060】比較例7〜8 表4に示す配合処方で、実施例1と同様の方法でペレッ
ト化し、実施例1の同様の圧縮テストを行った。結果を
表4に示す。 【0061】 【表1】 【0062】 【表2】【0063】 【表3】【0064】 【表4】【0065】 【発明の効果】本発明によれば、組成および分子量の異
なる2種類以上のエチレン・α−オレフィン系ランダム
共重合体を用いて、特定の組成、分子量を有する組成物
を作製することにより、耐衝撃性、流動性、機械的強度
および塗装性改良の特徴を兼ね備えたポリプロピレン樹
脂改質材として有用な、オレフィン系共重合体組成物が
得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】示差走査熱量計による結晶融解熱量の測定に用
いられる、温度と吸熱量との関係を示すチャートであ
る。
フロントページの続き (72)発明者 竹内 泰雄 東京都中央区築地二丁目11番24号 日本 合成ゴム株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 23/00 - 23/36

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 2種類以上のエチレン・α−オレフィン
    系ランダム共重合体から構成され、構成しているエチレ
    ン・α−オレフィン系ランダム共重合体に少なくとも下
    記に示す2種類の共重合体(A)、(B)が(A)/
    (B)=30〜70/70〜30の重量比率で組成物中
    に95重量%以上含有させることにより、α−オレフィ
    ン含量25〜45重量%、ヨウ素価0.01〜25、メ
    ルトフローレート(MFR、230℃、2.16kg荷
    重)0.1〜50g/10分の範囲にあることを特徴と
    するオレフィン系共重合体組成物。エチレン・α−オレフィン系ランダム共重合体(A ) α−オレフィン含量=30〜55重量% ヨウ素価=0〜30 MFR=0.01g/10分以上、2g/10分未満エチレン・α−オレフィン系ランダム共重合体(B ) α−オレフィン含量=5重量%以上、30重量%未満 ヨウ素価=0〜30 MFR=2〜100g/10分 またはエチレン・α−オレフィン系ランダム共重合体(A ) α−オレフィン含量=30〜55重量% ヨウ素価=0〜30 MFR=2〜100g/10分エチレン・α−オレフィン系ランダム共重合体(B ) α−オレフィン含量=5重量%以上、30重量%未満 ヨウ素価=0〜30 MFR=0.01g/10分以上、2g/10分未満
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