JPS61248740A - ポリプロピレン多層フイルム - Google Patents

ポリプロピレン多層フイルム

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JPS61248740A
JPS61248740A JP60091969A JP9196985A JPS61248740A JP S61248740 A JPS61248740 A JP S61248740A JP 60091969 A JP60091969 A JP 60091969A JP 9196985 A JP9196985 A JP 9196985A JP S61248740 A JPS61248740 A JP S61248740A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は低温ヒートシール特性の改善されたポリプロピ
レン多層フィルムに関する。
さらに詳しくは、低温ヒートシール性の不足する汎用の
結晶性プロピレン−α−オンフィン共重合体に、特定の
結晶性プロピレン−ブテン−1共重合体を比較的少量配
合した組成物を、結晶性ポリプロピレンよりなる基体層
に積層した低温ヒートシール性、耐溶剤溶出性およびフ
ィルム特性の改善された、特に食品包装用途に好適なポ
リプロピレン多層フィルムに関するものである。
〔従来の技術] 結晶性ポリプロピレンの延伸フィルムは引張強度、剛性
率および耐寒性などの機械的性質や、光沢、透明性など
の光学的性質あるいは無毒性、無臭性などの食品衛生性
等1こ優れているため、食品包装等を含めて包装分野に
広(使用されている。
しかしながら、このポリプロピレン延伸フィルム単層で
はヒートシール性が極めて悪く、ヒートシールを行なお
うとすると熱収縮が起こり、製品の外観を損ねるため事
実上ヒートシールできないという欠点がある。
この欠点を改良するために種々の試みがなされている。
その1つに基体のポリプロピレンに基体層よりも低温ヒ
ートシール性が優位にある樹脂層を積層した多層フィル
ムとして利用することが広く行なわれている。この方法
におい、で、ヒートシール性の良好な樹脂として、ポリ
エチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体等を積層したも
のはヒートシール性は優れても、透明性や耐スクラッチ
性を損なうという欠点がある。一方このような欠点を回
避したものとしてエチレン含有fi 0.5〜5重量%
程度のプロピレンー二チレン共重合体(特公昭46−8
1478号公報)やプロピレン−エチレン−ブテン−1
三元共重合体(特開昭49−85487号公報)、ある
いは炭素数4以上のα−オレフィン含有量5〜2Off
i社%のプロピレン−α−オレフィン共重合体(特開昭
50−128781号公報)を積層した多層フィルムが
提案されているが、これらの多層フィルムでは透明性、
耐スクラッチ性なものである。
このため、透明性、耐スクラッチ性等のポリプロピレン
延伸フィルムの良好な特性をできるだけ保持してかつ低
温ヒートシール特性を改善しえうとする試みがいくつか
なされており、例えば特開昭55−14228号公報1
こはI延伸された結晶性ポリプロピレン層の、少なくと
もその片面にエチレン含有意l〜10重量%のエチレン
−プロピレンランダム共重合体8〜97!ffi部と、
プロピレン含有量65〜99重量%、炭素数4〜8のα
−オレフィン含有量1〜80重量%、およびエチレン含
有量0〜5重態%からなるプロピレン−α−オレフィン
、またはプロピレン−α−オレフィン−エチレン共重合
体8〜97重量部とからなる組成物四を積層してなるこ
とを特徴とする延伸複合ポリプロピレンフィルムl が開示され、また特開昭56−58861号公報には lアイソタクチックポリプロピレン層からなる基材層の
少なくとも片面上に、プロピレン含有率55ないし80
i1を態形、示差走査型熱量計の熱分析に基づく結晶融
解熱量が20ないし80Joule/gのプロピレン−
1−ブテンランダム共重合体10ないし40重社%と、
プロピレン含有率99ないし98重屋形の結晶性プロピ
レンIα−オレフィンランダム共重合体90ないし60
重態形とからなるポリオレフィン組成物が積層されてい
ることを特徴とするポリプロピレン複合フィルム1 等が開示されている。
[発明が解決し慕うとする問題点] しかしながら、これらで開示されている結晶性プロピレ
ン−ブテン−1共重合体を配合すること蚤こより低温ヒ
ートシール性を改良する試みは、本発明者らの知る限り
では、いずれの場合も低温ヒートシール性が不十分であ
るか、または低温ヒートシール性がほぼ満足されるレベ
ルにあるものは耐スクラッチ性、耐ブロッキング性、耐
溶剤性等の包装フィルムにおいて重要な特性が損なわれ
る等の欠点があり不十分なものである。すなわち、低温
ヒートシール性を改良するため配合されている結晶性プ
ロピレン−ブテン−1共重合体である軟質樹脂の添加量
が80重量%以下の比較的少量の場合は、耐スクラッチ
性等は良好なレベルを保持する場合が多いものの低温ヒ
ートシール性で劣り、逆に軟質樹脂の添加量が40重量
%以との場合は、低温ヒートシール性はほぼ満足される
ものの、耐スクラッチ性等の重要な特性が劣ると言う重
大な問題点があった。
本発明の目的は、斯かる問題点を解決し低温ヒートシー
ル性に優れ、かつ耐スクラッチ性、耐ブロッキング性、
及び耐溶剤性等の包装フィルム特性が優れた、ポリプロ
ピレン多層フィルムを提供することにある。
(問題点を解決するための手段] 本発明者は、前記ポリプロピレン多層フィルムの持つ問
題点に鑑み、軟質樹脂の配合鳳が30重量%以下で、好
ましくは25gj1%以下で実用的なヒートシール温度
(シール巾25w当りのシール強度が250)になる温
度〕が100℃以下であり、かつ耐スクラッチ性、耐ブ
ロッキング性、耐溶剤性等のフィルム特性が優れたもの
であることを目標に鋭意検討を行なった結果、前記の軟
質樹脂として特定の結晶性プロピレン−ブテン−1共重
合体を用いることにより、目標とするポリプロピレン多
層フィルムが得られることを見出し本発明に到った。
すなわち本発明は、結晶性ポリプロピレンよりなる基体
層の少なくともその片面に、エチレン含有量1.5〜6
.0重量%の結晶性プロピレン−エチレン共重合体及び
/又はプロピレン含有ff180〜98重息%、ブテン
−1含有m2〜20重凰%およびエチレン含有量θ〜5
Mff1%の結晶性プロピレン−a−オレフィン共重合
体(3)70〜95:131%と、 ブテン−1含有量25〜45重虚%で、テトラリン中で
185“Cにおいて測定した極限粘度が2.5 dt/
g以上であり、さらに20″Cキシレンに可溶な重合体
成分の割合が35重盆形息上である結晶性プロピレン−
ブテン−1共重合体を分解して得られた共重合体であっ
て、かつ該共重合体中のGPCによって測定したポリス
チレン換算の分子量が1万以下の重合体成分が1.5i
fi%以下である結晶性プロピレン−ブテン−1共重合
体(均5〜80重量%、 とからなる組成物をyI層してなることを特徴とするポ
リプロピレン多層フィルムに関するものである。
本発明に使用する結晶性ポリプロピレンとは常態で固体
であり、51鳩n−へブタンに不溶部分を80重屋形以
上含み、極限粘度1.8〜4.2dt/fを有する少な
くと695i黛%のプロピレンを重合体傾中に含むもの
であって、6重曹%以下のエチレンおよび/又はブテン
−1を含む共重合体も使用可能である。
本発明で使用する結晶性プロピレン−α−オレフィン共
重合体(ハ)は、プロピレン−エチレン共重合体の場合
にはエチレン含有j11.5〜6.0重承%の範囲であ
り、好ましくは2.5〜5.5重量%である。共重合体
(ハ)がプロピレン−エチレン−ブテン−1共重合体、
またはプロピレン−ブテン−1共重合体の場合はプロピ
レン含有量80〜98重量%、エチレン含有注θ〜5重
量%、ブテン−1含有m2〜20 重fi1%の範囲で
あるが、好ましくはプロピレン含[ff185〜98重
量%、エチレン含有量θ〜4!tji%、ブテン−1含
有量2〜15重慧%である。更に好ましくは、プロピレ
ンー二チレンーブテンー1共重合体の場合はエチレン含
有ji1.0〜B、5重、11*、ブテン−1含有ff
12.5〜9.0重量%であり、プロピレン−ブテン−
1共重合体の場合はブテン−1含有fi5〜16重量%
である。コモノマー含有量が上記の範囲より少なくなる
とヒートシール性の改良効果が不十分であり、また逆に
コモノマー含有量が上記の範囲より多い場合には耐スク
ラッチ性、耐ブロッキング性、耐溶剤耐性等が悪化し好
ましくない。
結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体(ハ)のプ
ロピレン、エチレン、及びブテン−1の各含有量は、そ
れぞれの共重合体において上記の範囲で本発明の目的を
達成し得る。
また、必要に応じて上記範囲のそれぞれの共重合体を適
当な割合で配合してもよい。
結晶性プロピレン−α−オ、レフイン共重合体(ハ)は
、JIS  K6758に準じて測定されたメルトフロ
ーインデックスは1〜801特に8〜20の範囲内であ
ることが好ましい。結晶性プロピレン−α−オレフィン
共重合体(6)は、例えば特開昭54−162785、
特開昭55−8448号公報等の方法によって製造する
ことができる。
本発明で使用する結晶性プロピレン−ブテン−1共重合
体(ハ)は、分解前の結晶性プロピレン−ブテン−1共
重合体(以下、分解前共重合体とする)においてブテン
−1含有量25〜45重量%で、かつテトラリン中で1
85℃において測定した極限粘度が2.5dL/1以上
であり、さらには該分解前共重合体中の20℃キシレン
に可溶な重合体成分の鳳(以下[CX5Jとする。)が
85重量%以上であるものを分解して得られた共重合体
であって、かり該共重合体中のポリスチレン換算の分子
量が1万以下の重合体成分(以下「MW1万以下の成分
」とする。〕の割合が1.6重量%以下のものである。
分解前共重合体はブテン−1含有量が25重量%未満で
は低温ヒートシール性の改良効果が十分でなく不適であ
り、また45重@95を越えると低温ヒートシール性の
改良効果が十分でなかったり、耐スクラッチ性、耐ブロ
ッキング性等が悪化するため不適である。ブテン−1含
有社の更に好ましい範囲は27〜40重量%である。
分解前共重合体の極限粘度は2.5dt/f以上である
。極限粘度が2.5 dt/I未満であると低温ヒート
シール性の改良効果が不十分なものであった。極限粘度
の更に好ましい範囲は2.7〜5、5 dt/fである
。分解前共重合体中のCxSは85重態形未満のもので
は低温ヒートシール性の改良効果は不十分である。該C
XSは好ましくは48重量%以上である。
前記分解前共重合体から本発明の結晶性プロピレン−ブ
テン−1共重合体(ハ)を得る場合の分解の程度は、分
解前と分解後の極限粘度の比が1.8〜8.5の範囲が
好ましい。この範囲をはずれると低温ヒートシール性の
改良効果が不十分であったり、多層フィルムの表面にブ
ツが発生し外観を損ねたり、また分解の程度が大きすぎ
た場合には、多層フィルムの製膜中等に発煙、臭気を伴
なう等の問題点が発生することもあり好ましくない。
本発明の結晶性プロピレン−ブテン−1共重合体(ハ)
中のMW1万以下の成分の量は1.5重量%以下である
ことが重要である。この社が1.6重量%を越えたもの
では低温ヒートシール性が極端に悪化する。MW1万以
下の成分の量は更に好ましくは1.0重社%以下である
本発明の目的とする低温ヒートシール性が良好であり、
かつフィルム特性の良好な多層フィルムを得るためには
、結晶性プロビレし一ブテンー1共重合体(均は前記の
いずれの要件を満すものでなければならない。
本発明で用いる分解前共重合体は、アイソ特異性の(1
sospecific )チーグラー・ナツタ触媒を使
用し、プロピレンとα−オレフィンの混合物を共重合す
ることによって製造することができる。使用する触媒は
アイソ特異性(1sospecifi−city)が高
いものが好ましい。
好適に使用できる触媒は、その遷移金属触媒成分が層状
の結晶構造を有する三塩化チタンまたはマグネシウム化
合物とチタン化合物との複合固体化合物であり、その典
型金属成分が有機アルミニウム化合物である。触媒は第
三成分として公知の電子供与性化合物を含むことができ
る。
三塩化チタンは四塩化チタンを種々の還元剤によって還
元することによって製造されたものを受用することがで
きる。還元剤としてはアルミニウム、チタン等の金属、
水素、有機金属化合物などが知られている。金属還元E
ζよって製造された三塩化チタンとして代表的なものは
、四塩化チタンを金属アルミニウムによって還元し、そ
の後ボールミル、振動ミルなどの装置中で粉砕すること
によって活性化されたアルミニウムの塩化物を含有する
三塩化チタン組成物(TiCza AA)である。アイ
ソ特異性、重合活性および/または粒子性状を向上させ
る目的で、粉砕時にエーテル、ケトン、エステル、塩化
アルミニウム、四塩化チタンなどから選ばれた化合物を
共存させることもできる。
本発明の目的にとって更に好ましい三塩化チタンは、四
塩化チタンを有機アルミニウム化合物で還元し、得られ
た三塩化チタン組成物を、エーテル化合物およびハロゲ
ン化合物と同時にあるいは逐次的に接触反応させて得ら
れた三塩化チタンである。エーテル化合物は一般式R−
0−R(R,Rは炭素数1−18のアルキル基である)
を持つもの特にジ−n−ブチルエーテル、ジ−t−アミ
ルエーテルが好マしく、ハo ケン化合物はハロゲン特
番こヨウ素、ハロケン間化合物特に三塩化ヨウ素、ハロ
ゲン化チタン特に四塩化チタン、ハロゲン化炭化水系特
に四塩化R累、1,2−ジクロルエタンから選ばれるの
が好ましい。有機アルミニウム化合物は一般式1’di
< nXa−n (R”は炭素数1〜18の炭化水素基
、XはCz、Br、Iから選ばれるハロゲン、nは8≧
n)lを満足する数である)で表わされるもの特にジエ
チルアルミニウムクロリド、エチルアルミニウムセスキ
クロリドが好ましい。
これらの三塩化チタンの製造・方法については、特開昭
47−84470号、同58−88289号、同58−
51285号、同54−11986号、特願昭57−2
6507号公報等に詳しく述べられている。
遷移金属化合物成分として層状の結晶構造を有する三塩
化チタンを使用する場合、典型金属化合物成分として一
般式ん戊’mX1−m (R’ g;i 炭素数1〜1
8の炭化水素基、XはCt 、 Br 、 Iから選ば
れるハロゲン、mは8≧m>0)で表わされる有機アル
ミニウム化合物が好ましい。本発明の目的にとって特に
好ましい有機アルミニウム化合物はRがエチルまたはイ
ソブチル基、mが2.5≧m≧1,5であるような化合
物である。
具体的にはジエチルアルミニウムクロライド、ジエチル
アルミニウムブロマイド、ジエチルアルミニウムアイオ
ダイドおよびこれらとトリエチルアルミニウムまたはエ
チルアルミニウムジクロライドとの混合物を例示するこ
とができる。
後述の第三成分を併用する場合には8≧m≧2.5ある
いは1.5≧m)0の有機アルミニウム化合物も本発明
の目的にとって好適に使用することができる。
有機アルミニウム化合物と三塩化チタンの比率は1:1
〜1000:1の広範囲のモル比から選ぶことができる
三塩化チタンと有機アルミニウムとからなる触媒は公知
の第三成分を含むことができる。第三成分としてはC−
カプロラクタム、メタクリル酸メチル、安息香酸エチル
、トルイル酸メチルなどのエステル化合物、亜リン酸ト
リフェニル、亜リン酸トリブチルなどの亜リン酸エステ
ル、ヘキサメチルホスホリックトリアミドなどのリン酸
誘導体などを例示することができる。
第三成分の使用量は化合物によって作用力が異るので個
々の化合物毎に実験的に決定しなければならないが、一
般に有機アルミニウムに対し等モル以下である。
触媒の遷移金属固体触媒成分としてマグネシウム化合物
とチタン化合物との複合固体化合物を使用する場合、典
型金属触媒成分として°は、有機アルミニウム化合物特
に一般式ん’11 pXa−p(R4は炭素数1〜18
の炭化水素基、XはCt。
Br、Iから選ばれたハロゲン、pは8≧p〉2)で表
わされる化合物が好ましい。具体的にはトリエチルアル
ミニウム、トリイソブチルアルミ触媒は更に電子供与性
化合物特に芳香族モノカルボン酸エステルおよび/また
はS i −OR結合を有するケイ素化合物を含むこと
が好ましい。
5i−OR’結合CR&は炭素数が1〜20の炭化水素
基である)を有するケイ素化合物は、一般式Ra5i(
OR)4−a (RおよびRは炭素数が1〜20の炭化
水素基、aは0≦a≦8の数字を表わす。) で表わされるアルコキシシラン化合物が好適に使用され
る。
具体例としては、テトラメトキシシラン、メチルトリメ
トキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、エチルトリ
メトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、テトラ
エトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルト
リエトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、フェニ
ルトリエトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、
ジフェニルジェトキシシラン、ブチルトリエトキシシラ
ン、テトラブトキシシラン、ビニルトリブトキシシラン
、ジエチルジェトキシシラン、 等を挙げることができる。該電子供与性化合物は有機ア
ルミニウム化合物1モルに対し、1モル以下、特に0.
05〜1モルの範囲内で使用されることが好ましい。
マグネシウム化合物とチタン化合物との複合固体化合物
としては、四塩化チタンを有機マグネシウム化合物で還
元して得たマグネシウムの塩化物を含有する三塩化チタ
ンあるいは固体のマグネシウム化合物を液相のチタン化
合物と接触反応させることによって製造されたいわゆる
[−担持触媒」を使用する。固体のマグネシウム化合物
は電子供与性化合物持°に芳香族モノカルボン酸エステ
ル、芳香族ジカルボン酸ジエステル、エーテル化合物、
アルコール類および/lたはフェノール類を含有するも
のであることが好ましい。芳香族モノカルボン酸エステ
ルはチタン化合物との接触反応の時に共存させることも
できる。
上記マグネシウム化合物とチタン化合物との複合固体化
合物については多くの特許公報に記載があるが、本発明
の目的にとって好適な触媒については特開昭54−11
2988号、同54−119586号、同56−804
07号、同57−59909号、同57−59910号
、同57−59911号、同57−59912号、同5
7−59914号、同57−59915号、同57−5
9916号、同54−112982号、同55−188
408号、特願昭56−127228号公報等に詳しい
記載がある。
分解前共重合体は上記の触媒の存在下、プロピレンとα
−オレフィンの混合物を気相もしくは液相で共重合する
ことにより得ることができる。液相における共重合の場
合、ヘキサン、ヘプタン等の不活性炭化水素溶媒にモノ
マー類を溶解させて共重合することもできるし、液相の
モノマー混合物中で共重合することもできる。
分子量の調整は水素を共存させて行うのが一般的かつ有
効である。
共重合反応は任意の温度および圧力下で行うことができ
るが、本発明の目的のためには80〜80”Cの範囲内
の温度を選ぶことが好ましい。
本発明の共重合体は、必ずしも統計学的に厳密な意味で
の「ランダム共重合体」、すなわちプロピレンとα−オ
レフィンの連鎖分布(炭素18核磁気共鳴によって定量
できる〕がベルヌーイ統計則に厳密に従う共重合体であ
る必要はない。本発明の定義に従う限りにおいて、組成
に分布があってもよい。
分解前共重合体を分解する方法としては、ポリプロピレ
ンを分解する方法として公知な熱分解等の方法を用いる
ことができるが、たとえばエクストルーダー中で溶融混
練しながら分解する方法が工業的には有利である。効率
的に分解を行わせるためには、ラジカル発生剤を使用す
るのが好ましい。フィルム用途は特に臭気や着色を問題
とするので脂肪族系有機過酸化物が好ましく用いられる
。好ましい脂肪族系有機過酸化物を例示すると、2.5
−ジメチル−2,6−ジ(ターシャリブチルパーオキシ
)ヘキサン、2.5−ジメチル−2,5−ジ(ターシャ
リブチルパーオキシ)ヘキセン−8などを挙げることが
できる。これら有機過酸化物の使用量は、好ましくは分
解前共重合体に対して0.005〜1重量%、さらに好
ましくは0.2〜0.08重、量%であり、分解温度は
180〜800℃の範囲であることが好ましい。
なお、本発明における極限粘度、CXS。
MW1万以下の成分量は以下の方法で測定されたもので
ある。
(1)  極限粘度 テトラリンに完全に溶解された重合体溶液の粘度を18
5“Cで常法に従いウベローデ型粘度計で測定すること
により決定した。
測定操作中の重合体の分解を防止するため、溶媒のテト
ラリンは適当な酸化防止剤、たとえば2,6−ジーt−
ブチル−p−クレゾールを0.2重置%程度含有させた
ものを用いた。
(2)  (、; X S (20℃キシレン可溶部)
1fのポリマーを200mの沸騰キシレンに溶解したの
ら、50°Cまで徐冷し、次いで氷水に浸し攪拌しなが
ら20“Cまで冷却し、20℃で8時間放置した後析出
したポリマーをP別した。P液からキシレンを蒸発させ
、60°Cで真空乾燥して20”Cのキシレンに可溶な
ポリマーを回収し、秤量した。
(8)MW1万以下の成分量 ゲルパーミエイシ冒ンクロマトグラフィ−(GPC)を
使用して以下の方法で決定した。
米国ウォーターズ・アソシエイツ(WatersAss
ociates )社製モデル150−CALC/GP
Cに、昭和電工社製のカラム5hodex■GPCAD
 −B g IV1/S  を2本直列に接続し、以下
2.6−ジーt−ブチル−p−クレゾールを0.04重
量%含む1,2.4−トリクロルベンゼンを溶媒として
140℃で測定した。検量線は、分子量が2.3X10
から6.2X10’の範囲内で異なる東洋1道製の標準
ポリスチレン(Mw/Mn = 1.01〜1.14 
)9種を使い、作成した。得られた分子量分布曲線から
面積法でポリマー中のMW1万以下の成分量を決定する
。N B S (NationalBureau   
of   5tandi+as   )  の 5ta
ndard   Refe−rence Materi
al  706 (Mw/Mn = 2.1 (Dポリ
スチレン)を上記方法によってGPC測定したところ、
MW1万以下の成分量は0.5M思%であった。
本発明において結晶性プロピレン−α−オレフィン共重
合体(ハ)と結晶性プロピレン−ブテン−1共重合体(
ハ)の配合割合は、共重合体(ハ)70〜95重屋%と
屋形合体(搏5〜80重量%との割合である必要があり
、共重合体(ハ)は10〜25重JR96が好ましい。
共重合体(搏が5重量%未満であると目的とする低温ヒ
ートシール性が得られず、80Mm%を越えると耐ブロ
ッキング性、耐スクラッチ性、及び耐浴剤性等が悪化し
実用に供し得なくなる。共重合体(ハ)と共重合体@と
の配合方法は実質的に均一な組成物が得られる方法であ
れば特をこ限定されるものではない。
このようにして、分解により得られた結晶性プロピレン
−ブテン−1共重合体(ハ)を配合してなる組成物から
得られた多層フィルムは、その特性が従来の共重合体を
用いた組成物からなる多層フィルムに比べて著しく改善
される。すなわち、ブテン−1含有量、極限粘度、メル
トフローインデックス及び融解熱量が等しい従来の共重
合体(分子量の調節を共重合時に共存させる分子量調節
剤によって行なったもの)を用いた組成物からなる多層
フィルムと比べて、本発明のフィルムは低温ヒートシー
ル性が著しく向上する。
本発明によるポリプロピレン多層フィルムは、その優れ
た低温ヒートヒール性、耐スクラッチ性、耐ブロッキン
グ性、耐溶剤性、及び食品衛生性等を生かし°C1包装
分野、なかでも食品分舒における包装用フィルムとして
適している。
キング剤、帯電防止剤、防曇剤、及び造核剤などの公知
の添加剤を必要に応じて含むことができる。
本発明のポリプロピレン多層フィルムを製造するには、
次の方法等が可能である。
■)基材である結晶性ポリプロピレンと前記組成物を共
押出しし積層した後に一軸又は二軸に延伸を別々にある
いは同時に施す方法2)基材である結晶性ポリプロピレ
ンを溶融状態で押出し、縦軸あるいは横軸のいずれかの
方向に一軸延伸した後、前記組成物を溶融状態で押出す
か、あるいは固化したフィルムの状態で積層しさらに異
なる方向への延伸を施す方法 本発明のポリプロピレン多層フィルムの基材層である結
晶性ポリプロピレン層の延伸倍率は一方向に8〜20倍
、好ましくは4〜10倍の範囲で実施するのが望ましい
又、本発明のポリプロピレン多層フィルムを通常工業的
に採用されている方法によってコロナ放電処理、あるい
は火炎処理等の表面処理を施すこともできる。
〔実施例] 本発明をさらに明確に説明するために以下に比較例なら
びに実施例を記すが本発明はこれら実施例24ζよって
のみ限定されるものではない。
なお、以下の例中の特性値は下記の方法で測定したもの
である。
l〕 ヘイズ ASTM D2457に従って測定した。
2)ヒートシール性(温度) 多層フィルムの低温ヒートシール性組成物を積層した面
同志を重ね合わせ所定の温度に加熱されたヒートシーラ
ーで2秒間、2 Kv’aAの荷重をかけ圧着して得た
幅25−のシールされたフィルムを一夜放置後、28℃
ではく離速度200■/分、はく離角度180°ではく
離する時のはく前低抗力が25Of/25■になるヒー
トシーラーの温度をヒートシール温度とした。
8)耐ブロッキング性 130X120−口のテストピースを、組成物(ハ)を
積層した回向±80 X 40 w口の面積だけ重ね合
わせ、そのうえに50ofの荷重を載せ、60℃、8時
間状態調整を行なった。
その後28°C150%雰囲気中に1時間放置し、20
0m/分の速度で剪断引張試験を行ない、試料の剥離に
要する強度を測定した。
強度が小さい程耐ブロッキング性は良好である。
4)耐スクラッチ性 組成物を積層した面上、150+wX150簡口の面積
に海砂A号(15〜25メツシユ)を100CCを1き
、 横ゆれ振動機にて、15秒間横振動を与えた後、ヘイズ
を測定する。試験前のヘイズイゑとの差(ΔHz)が小
さいもの程耐スクラッチ性は良好と判定する。
5)耐溶剤性 FDA177.1520に準じて、25°Cキシレン可
溶部の量を測定し、25℃キシレン可溶部の量が80%
未満のものを良、80%以上のものを不良とした。
6〕融 点 試片10119を固体試料用のサンプルホルダーに封入
したものを、あらかじめ200℃で2分間加熱した後室
温の実験台上にtiiOh冷却した。この状態で1〜2
時間放置したものを、水差走査熱量計(パーキンエルマ
ー社製DSC)で窒素雰囲気中で20℃〜180℃の温
度範囲にわたって10℃/分の昇温速度で測定した。得
られた融解図形において最大の吸熱量を示したピーク温
度を/&1・Tm、2番目の吸熱量を示すものを厖2・
Tmとした。
7)@解熱鳳 I)で得られた融解図形において、170’〜180℃
の比熱ラインを低温域に直線で外挿してベースラインと
して常法によって融解面積を決定した。この方法で測定
した結晶性ポリプロピレンm脂(注文ノーブレン@)F
S2011D)の融解熱量は91 Joule/Fであ
った。
8)  @@ n−ヘプタン不溶分(MHIS)特開昭
58−79984号公報に記載の方法に準じて測定した
実施例−1 (1)分解前共重合体の重合法 内容積too tの攪拌機付きステンレス製オートクレ
ーブを十分に窒素ガス、プロピレンで置換した後、該オ
ートクレーブに精製された工業用ヘキサン50tを仕込
み50”0まで昇温した。次いでプロピレンを2.8−
及びブテン−1を7.5に仕込み、さらに気相部の水素
分圧をo、 0511/j <;とした。次いでジエチ
ルアルミニウムクロライドを8011三塩化チタン触媒
2.6ノを投入した。用いた三塩化チタン触媒は特願昭
59−85597号公報に記載された製法によるもので
ある。気相部の水素濃度を維持して全圧が8 Kl/i
 Gで気相部のブテン−1含有置が47重量%になるよ
うにプロピレン、ブテン−1、水素を連続的に供給しな
がら共重合反応を2時間行なった。
次いで、モノマーをパiジした後内容物を攪拌機付きの
檜に移送し、n−ブタノール1tを投入して50〜60
″Cで1時間攪拌した。
次いで水501を系内に投入して、50〜60℃で80
分間攪拌し、5分間静置した後水相を分離する。この操
作を2回くり返した後、イルガノックス■1076をポ
リマー量に対して概算t o o ppm添加し、次い
で100℃スチームを用いてスチーム゛ストリッピング
した。ポリマ一部を取り出し真空乾燥機で100℃で1
夜乾燥して固体状の共重合体を得た。
以上の操作を2回くり返して共重合体5麺を得た。該固
体状共重合体を粉砕機で81の孔パスの大きさに粉砕し
て粉末状とした。
得られた共重合体はブテン−1含有麓84重量%、極限
粘度8.8 dt/fl 、 207Cキシレン可溶部
(CXS)81■猷%であった。
(2)  [&性プロピレンーブテンー1共血合体(ハ
)の調整 (1)で得られた粉砕共重合体t o oh量部に0、
IN片部のスミライザー”H)IT、0.1重量■ 部のイルガノックス 1010.0.2重量部のステア
リン酸カル?ウムおよび分解剤として0.04重量部の
2.5−ジメチル−2,5−ジーt−ブチルパーオキシ
ヘキサンを混合した。混合物を220″Oξこ加熱され
た40wρの単軸押出機で溶融押出し、押出されたスト
ランドを切断してペレットを得た。押出様中での共重合
体の滞留時間は約1.5分である。
得られたペレットの極限粘度は1.60 dL/f。
メルトフローインデックスは9.5F/10分、MW1
万以上の成分量0.2ノ量%、ムトTm102°CC1
42−T 150℃であり、BHIS16重盪%であっ
た。
(8)組成物の調整 結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体(ハ)とし
てエチレン含有fi 8.1重量%、極限粘度1.TO
dL/fの結晶性プロピレン−エチレン共重合TR粉末
を80重量%、および前記結晶性プロピレン−ブテン−
1共重合体(ハ)のペレット20鳳凰%の混合物に0.
1重量部のスミライザー■BHT(住人化学社製)、0
.1重量部のサイロイド■244(富士デヴイソン社製
)、0.1重量部のエルカ酸アミド、0.05重態形の
ステアリン酸カルシウムを加えヘンシェルミキサーで混
合した後40■Cの単軸押出機で造粒ペレット化した。
(4)多層フィルムの調整 結晶性ポリプロピレン樹脂(住人化学社製、[F] 注文ノーブレンFS2011D1メルトイン7’ ック
ス2.6 )’! 65 W B シー ト押出機ニテ
、樹脂温度280−Cで溶融押出しをおこない、20℃
の冷却ロールにて冷却固化することにより、厚さ0.5
■の冷却シートを得た。
次いで、前記組成物を樹脂温度280 ’(:!に設定
した40■の押出ラミネーターにて、溶融押出しし、上
記結晶性ポリプロピレンシートの片面に50μの厚みで
積層した。得られた積層品を、延伸温度150”Cで、
小型二軸延伸装置で、タテ、横各々6倍で同時二軸延伸
をおこない、厚さ約22μの積層フィルムを得た。
フィルムの物性測定結果を第1表に示した。
実施例−2 (1)  分解前共重合体の重合法 ブテンー1#度、プロピレン濃度、水素分圧を変更する
以外は実施例−1と同様な方法でブテン−1含有意27
重量%、極限粘度5.4 dt/f、 CX5 45重
量%(7)分MII[JHt合体を得た。
(2)  結晶性プロピレン−ブテン−1共重合体(ハ
)のm益 次いで、分解剤の配合量を変更する以外は実施例−1と
同様な方法で、結晶性プロピレン−ブテン−1共重合体
(ロ)を調製した。共重合体(ロ)は、極限粘度 1.
56 dt/II 、 MW 1万以下の成分11 0
.6!ii%、41−Tm  116℃、! 2−Tm
  l 49℃であり、B)iIs18重量%であった
(8)  組成物の調整 結晶性プロピレン−エチレン共重合体(I)の粉末75
重1196、および結晶性プロピレン−ブテン−1共重
合体(ハ)を上記に変更し、配合量を25重量%とした
以外は実施例−1と同様に造粒ペレット化した。
(4)  多層フィルムの調整 実施例−1と同じ方法で行なった。
フィルムの物性測定結果を併せて第1表に示した。
実施例−8 特開昭47−84478号公報に記載された製法による
丸紅−ソルベー社製三塩化チタンとジエチルアルミニウ
ムクロライド触媒系に第三成分として、ε−カプロラク
タムをジエチルアルミニウムに対して0.2モル%を添
加した系により、ブテン−1濃度、プロピレン濃度、水
素分圧を変更した以外は実施例−1と同様な方法で、ブ
テン−1含有量87ffifi%、極限粘fjl  2
.75 dt/l、CX560重量%の分解前共重合体
を得た。
次いで、分解剤の配合量を変更する以外は実施例−1と
同様にして共重合体(ハ)、組成物及び多層フィルムの
調整を行なった。
なお、該共重合体(Blは極限粘度 2.07 di/
f。
MW1万以下の成分子i0.8ffi量%、ムトTm1
00℃、A 2−Tm  189°C,BHIS13N
量粥であった。
フィルムの物性測定結果を併せて第1表に示した。
実施例−4 (1)  分解前共重合体の重合 2tのセパラブルフラスコに攪拌器、温度計及び滴下ロ
ート、還流冷却管をつけて減圧にした後、窒素で置換し
た。このフラスコに、乾燥したn−へブタン1tを入れ
、40℃の恒温に保ち、これにプロピレン 68モル%
、ブテン−182モル%の混合ガスを5.5Nt1分の
割合で流す。次いでジエチルアルミニウムクロライド1
0ミリモルを加え、さらに実施例−1で使用した三塩化
チタン0.81を加えて重合を開始する。攪拌下に4時
間前記混合ガスを流し続けて重合を行なった。次いで3
0−のブタノールを加え反応を停止し、充分にブタノー
ルで洗浄した後、反応生成物を大量のメタノール中に投
入して共重合体を析出させ、析出物を乾燥した。以との
操作を4回くり返して95fの共重合体を得た。この共
重合体を実施例−1と同様な方法で粉末状とした。
この共重合体は、ブテン−1含有量88重鳳%、極限粘
度8.6 dt/f 、 CXS B 4重量%であっ
た。
(2)  結晶性プロピレン−ブテン−1共重合体(均
の調整 (1)で得られた粉砕共重合体100重量部に、0、1
重量部のスミライザー■BHT10.1重量部のイルガ
ノックス■1010(チバ・ガイギー社製)、0.2重
量部のステアリン酸カルシウム、および実施例−1で使
用した分解剤を0.1重量部混合した。混合物を210
℃に加熱された小形混線機で5分間混練した。得られた
ものは、極限粘度 1.42 dt/ノ、MW1万以下
の成分量 0.8M1%、A1・Tm89℃、/IfL
2−’rm  140”c%BHIS  8.41結%
であった。
(8)  組成物の調整 結晶性プロピレン−α−オンフィン共重合体(2)とし
て、エチレン含有fi 4.7重量%、極限粘[1,6
4dL/Iの結晶性プロピレン一二チレン共重合体(I
[)の粉末を85重j!96、および前記共重合体(B
115重量%の混合物に0.1重態部のスミライザー■
BHT、0.2重量部のサイロイド■244.0.25
重量部のオレイン酸アミド及び0.05重量部のステア
リン酸カルシウムを加え190℃に加熱された小形混線
機で5分間混練した。
(4)  多層フィルムの調整 結晶性ポリプロピレン樹脂(住人ノーブレン■FS20
11D)および前記組成物を、プレス成形機で280℃
にて10分間加熱成形した後、冷却して、前者が厚み5
00μ、後者が厚み100μのシートを得た。このシー
ト同志を重ね合わせ同様にプレス成形機で成形して厚み
約580μの積層シートを得た。
得られた積層品を延伸温度150℃で、小型二軸延伸装
置で、縦、横各々5倍で同時二軸延伸を行ない厚さ約2
8μの多層フィルムを得た。フィルムの物性測定結果を
併せて第1表に示した。
比較例−1 エチレン含有118.1重量%、極限粘度1、70 d
t/f/の結晶性プロピレン−エチレン共重合体(1)
の粉末100重量%を用いて実施例−1と同様な方法で
組成物の調整、および多層フィルムを調整した。
フィルムの物性測定結果を併せて第1表に示した。
比較例−2 分解前共重合体の製造 実施例−1と同一の触媒系でプロピレン濃度、ブテン−
1濃度および水素分圧を変更する以外は実施例−1と同
様な方法で操作し、ブテン−1含有jl  85重量%
、極限粘度1、18 dt/l、CXS  78MIk
g6(D共重合体粉末を得た。この共重合粉末は、MW
1万以下の成分j14.7重鳳%、BkiIs  8.
2重態%、融解熱量 813 J41e/f 、 A 
1 ・Tm104℃、42−Tm  140”cを示し
た。
この共重合体粉末を分解を行なわず用いて、実施例−1
と同一の方法で組成物の調整、および多層フィルムの調
整を行なった。
フィルムの物性測定結果を併せて第1表に示した。
比較例−8 実施例−1と同一の触媒系でブテン−1濃度、プロピレ
ン濃度、水素分圧を変更する以外は、実施例−1と同様
な方法で操作し、ブテン−1含有j1 28重量%、極
限粘度 1.68dz/f、CXS  42重量%の共
重合体粉末を得た。この共重合体粉末は、MW1万以下
の成分量 2.0重量%、BHIS  16重量%、融
解熱j1 51 Joule/f 、 Al−Tm  
124”C,& 2・Tm148℃のものであった。こ
の共重合体粉末を分解を行なわず用いて、実施例−1と
同様の方法で組成物の調整、および多層フィルムの調整
を行なった。
フィルムの物性測定結果を併せて第1表に示した。
比較例−4 実施例−4で使用した結晶性プロピレン−エチレン共重
合体(It)の粉末100重斂%を用いて、実施例−4
の組成物の調整、および多層フィルムの調整の項に記載
の方法と同様な方法で多層フィルムを調整した。
フィルムの物性測定結果を併せて第1表に示した。
第1表に示したように、本発明の多層フィルム(実施例
1〜4)は、ヘイズ、耐ブロッキング性、耐スクラッチ
性、及び耐溶剤性が実用上まったく問題なく、かつ低温
ヒートシール性が大巾に良好なレベルにある。従来良く
知られた、プロピレン−エチレン共重合体単独からなる
多層フィルム(比較例−1,4)は、低温ヒートシール
性が極めて不良であることがわかる。また、この従来技
術を改良した方法、即ち、共重合体(ロ)が未分解物で
ある方法による多層フィルム(比較例−2,8)につい
ても低温ヒートシール性が、本発明に比べ大巾に劣るこ
とがわかる。
実施例−5,6及び比較例−5,6 結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体(8)とし
てエチレン含有R2,2重量%、ブテン−1含有m  
5.7iJ1%、極限粘度 1.78dt/fの三元共
重合体(2)、およびブテン−1含有1i  18重1
g6、極限粘度 1.85 dtyf/のプロピレン咋
ブテンー1共重合体(ト)を用いて、該共重合体(ハ)
 80重量%と、実施例−1で使用した共重合体(ロ)
20重量%とからなる配合物に、実施例−4で記載の添
加剤を混合し、実施例−1に記載の方法で組成物および
多層フィルムを調整した(実施例−6,6)上記の結晶
性プロピレンー二チレンーブテンー1共重合体(2)ま
たはプロピレン−ブテン−1共重合体(至)を用いて多
層フィルムを調製した(比較例−4,5) フィルムの物性測定結果を第2表に示した。
実施例−7 結晶性プロピレン−αオレフィン共重合体(ハ)として
ブテン−1含有量 18重量%、極限粘度1.87dt
/fのプロピレン−ブテン−1共重合体ω 90重量%
と、実施例−1で使用した共重合体@ 10重量%とか
らなる配合物に、実施例−4で記載の添加剤を配合し、
実施例−1に記載の方法で組成物、おヨヒ多層フィルム
を調整した。フィルムの物性測定結果を併せて第2表に
示した。
比較例−7 結Jm性プロピレンーα−オレフィン共重合体(ハ)と
して、エチレン含有凰0.6重態%、極限粘度1.65
 di/Iのプロピレン−エチレン共重合体(6)を用
いて実施例−5と同様な方法で組成物、および多層フィ
ルムを調整した。
フィルムの物性測定結果を併せて第2表に示した。
実施例−8,9、比較例−8 エチレン含有量4.7重量%、極限粘度1、64 dL
/flの結晶性プロピレン−エチレン共重合体(ハ)、
および実施例−1で使用した結晶性プロピレン−ブテン
−1共重合体(ハ)を使用して(2)と(均の配合割合
を変更する以外は実施例−1と同様に組成物の調製およ
び多層フィルムの調製を行なった。
フィルムの物性測定結果を第8表に示した。
比較例−9 実施例−8で使用した三塩化チタンとジエ更する以外は
、実施例−1と同様な方法で重合し、ブテン−1含有量
 27重量%、極限粘度 2.01 dt/f 、 C
X5 81重量%(7)分解前共重合体を得た。共重合
体(ハ)の調製は、分解剤の配合量を変更する以外は実
施例−1と同様に実施し、極限粘度 1.51 dL/
f 。
メルトフローインデックス 18 N/10分、MW1
万以下の成分量2.1重量%、愚1・Tm  125Y
E、 &2・Tm  148”C,BHIs14重息%
のも0を得た。
組成物の:A!11、および多層フィルムの調整は実施
例−1と同様に行なった。
フィルムの物性測定結果を併せて第8表に示した。
比較例−1O 特開昭57−59916号公報の方法に基づいた担持触
媒と、トリエチルアルミニウム、第三成分としてトルイ
ル酸メチルをトリエチルアルミニウムに対して0.22
モル用いて、ブテン−1濃度、プロピレン濃度を変更し
、重合温度50°01重合時間1時間とする以外は実施
例−4と同様な方法で重合して、ブテン−1含有Jl 
 85重皿%、極限粘度 2.88dL/’i%CX5
 60重量%の共重合体を得た。またこの共重合体は、
MW1万以下の成分量 2.5重量%、B)ils  
O,5重量%、融解熱jl  81 Joule/P 
、 A 1.Tm  89℃を示すものであった。
組成物の調製は、実施例−1で使用した結晶性プロピレ
ン−エチレン共重合体(I)803!j1%、および前
記共重合体(ハ)20重盆形の混合物に、実施例−1と
同様の添加剤を加えて実施例−4と同様な方法で実施し
、多層フィルムの調整も実施例−4と同様の方法で実施
した。
フィルムの物性測定結果を併せて第8表に示した。
比較例−11 ブテン−1濃度、プロピレン濃度を変更し、重合温度6
0’C,i金時間8時間とする以外は実施例−4と同様
な方法で重合して、ブテン−1含有149N鳳%、極限
粘度 1.78dt/f%CXS  85重1%の共重
合体を得た。この共重合体は分子ff11万以下の成分
量4.8重量%、B t+ I 5 5.5重量%、ム
トTm   75 ”C1,fa 2・Tm  180
−Cを示すものであった。
組成物の調整、および多層フィルムの調整は比較例−8
と同様に行なった。
フィルムの物性測定結果を併せて第8表に示した。
第2表、及び第8表に示すように、本発明による多層フ
ィルム(実施例−5〜8)は、低温ヒートシール特性と
ヘイズ、耐スクラッチ性等とのバランスが良好であるが
、比較例においては両者のバランスが不良である。すな
わち、比較例−5,6は、従来技術のプロピレンー二チ
レンーブテンー1三元共重合体、またはプロピレン−ブ
テン−1共重合体からなる多層フィルムであるが、低温
ヒートシール性が不良である。
また、比較例−7は共重合体(ハ)としてエチレン含有
量の少ない(0,6重量%)プロピレン−エチレン共重
合体を使用したため、やはり低温ヒートシール性は不良
である。比較例−8の多層フィルムは低温ヒートシール
特性は良好であるが、共重合体(ハ)の配合屋が多いた
めに耐ブロッキング性、耐スクラッチ性、耐溶剤性が悪
い。
比較例−9,10は、分解前共重合体として、極限粘度
が2.01 dt/f 、 2.88 dt/fのもの
を用いたために低温ヒートシール特性が劣るものである
比較例−11は分解前共重合体としてブテン−1含有m
49N愈%のものを用いたために低湿ヒートシール性、
およびフィルム物性共に不良であった。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、従来のポリプロ
ピレン多層フィルムに比べ、極めて侵れた物性バランス
、すなわち、優れた低温ヒートシール性、耐スクラッチ
性、耐ブロッキング性、及び耐溶剤性等を有する多層フ
ィルムを提供することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 結晶性ポリプロピレンよりなる基体層の少なくともその
    片面に、 エチレン含有量1.5〜6.0重量%の結晶性プロピレ
    ン−エチレン共重合体及び/又はプロピレン含有量80
    〜98重量%、ブテン−1含有量2〜20重量%および
    エチレン含有量0〜5重量%の結晶性プロピレン−α−
    オレフィン共重合体(A)70〜95重量%と、 ブテン−1含有量25〜45重量%で、テトラリン中で
    185℃において測定した極限粘度が2.5dl/g以
    上であり、さらに20℃キシレンに可溶な重合体成分の
    割合が35重量%以上である結晶性プロピレン−ブテン
    −1共重合体を分解して得られた共重合体であって、か
    つ該共重合体中のGPCによって測定したポリスチレン
    換算の分子量が1万以下の重合体成分が、1.5重量%
    以下である結晶性プロピレン−ブテン−1共重合体(B
    )5〜80重量%、 とからなる組成物を積層してなることを特徴とするポリ
    プロピレン多層フィルム。
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