JP3373633B2 - 合成樹脂製パレット - Google Patents

合成樹脂製パレット

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JP3373633B2
JP3373633B2 JP01218494A JP1218494A JP3373633B2 JP 3373633 B2 JP3373633 B2 JP 3373633B2 JP 01218494 A JP01218494 A JP 01218494A JP 1218494 A JP1218494 A JP 1218494A JP 3373633 B2 JP3373633 B2 JP 3373633B2
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JP
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synthetic resin
resin pallet
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welded
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昌夫 岩田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフト或いは
ハンドリフターにより運搬されるフォーク差し込み孔を
有する合成樹脂製パレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上部デッキボード及び下部デッキ
ボードを溶着して形成されたフォーク差し込み孔を有す
る合成樹脂製パレットが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の合成樹
脂製パレットは、上部デッキボードと下部デッキボード
の一重壁で形成された筒状の桁部同士を接合し、該接合
部を溶着したものであるために、フォーク差し込み孔に
挿入されたフォークが溶着された桁部に衝突したり或い
は合成樹脂製パレットに落下等により衝撃が加わると、
溶着部が剥離するという問題がある。
【0004】本発明の目的は、上述した従来の合成樹脂
製パレットが有する課題を解決し、耐久性に富んだ合成
樹脂製パレットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、上部デッキボード及び下部デッキボ
ードを溶着して形成されたフォーク差し込み孔を有する
合成樹脂製パレットにおいて、筒状の桁部を、外側と内
側の二重壁構造としたものである。
【0006】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら本実施例に限定さ
れるものではない。
【0007】
【実施例】合成樹脂製パレットの斜視図である図1にお
いて、1は、上部デッキボードでり、2は、上部デッキ
ボード1と同じ構造を有する下部デッキボードであり、
上部デッキボード1と下部デッキボード2とを接合し、
後述する上部デッキボード1と下部デッキボード2の桁
部を溶着することにより、合成樹脂製パレットPが形成
される。なお、3は、フォーク差し込み孔である。
【0008】図2は、本発明の合成樹脂製パレットの一
部切欠部を含む平面図であり、4は、合成樹脂製パレッ
トPの相対する長辺に沿って配設された長辺側桁部であ
り、5は、合成樹脂製パレットPの中央部に配設された
中央桁部であり、また、6は、合成樹脂製パレットPの
相対する短辺に沿って配設された短辺側桁部である。長
辺側桁部4同士の間、長辺側桁部4と短辺側桁部6の
間、長辺側桁部4と中央桁部5の間及び中央桁部5と短
辺側桁部6の間の空間により、フォーク差し込み孔3が
形成されている。
【0009】図2のI−I線に沿った断面図である図3
に示されているように、本発明の上部デッキボード1と
下部デッキボード2の中央桁部5は、二重壁5’、5”
を有する筒状の桁部として形成されており、上部デッキ
ボード1と下部デッキボード2を接合した際には、上部
デッキボード1と下部デッキボード2の中央桁部5は4
か所で接合し、溶着されることになる。従って、従来の
一重壁により形成され、2か所で接合し、溶着されてい
る従来の合成樹脂製パレットに比べ、中央桁部5の溶着
強度が向上され、フォークが溶着された桁部に衝突した
り或いは合成樹脂製パレットに衝撃力が加わったために
溶着部が剥離するという問題が解消される。
【0010】7は、上部デッキボード1及び下部デッキ
ボード2の中央桁部5の外側の壁5’の外周端部に設け
られた窪み部であり、上部デッキボード1と下部デッキ
ボード2の中央桁部5が接合した際には、上部デッキボ
ード1と下部デッキボード2の窪み部7により、半円形
状の凹部が形成されることになり、上部デッキボード1
と下部デッキボード2の中央桁部5同士を溶着したとき
に生じる溶着膨出部8が、溶着された中央桁部5の外周
面に出ることを防止するものである。このような溶着膨
出部8が、溶着された中央桁部5の外周面にできると、
フォーク差し込み孔3に挿入されたフォークが溶着膨出
部8に引っ掛かり、合成樹脂製パレットの予測されない
移動を惹起し、荷崩れ等を起こしたり、作業性が悪化し
たり或いは作業の安全性が損なわれることになる。ま
た、このような溶着膨出部8は剥がれ易く、特に、食品
業界等においては、剥がれた溶着膨出部8が、合成樹脂
製パレットにより運搬される食品等に混入し、異物混入
の問題を生ずるので、従来は、溶着膨出部8の除去作業
が必要であった。しかしながら、上記のように、本発明
の合成樹脂製パレットPにおいては、溶着膨出部8が、
溶着された中央桁部5等の外周面に出ないので、異物混
入の問題が解消できるとともに、溶着膨出部8の除去作
業が省略でき、合成樹脂製パレットPの生産性が向上す
る。
【0011】本発明の実施例においては、図2に示され
ているように、短辺側桁部6も二重壁6’、6”を有す
る筒状の桁部として構成されており、より溶着部の溶着
強度の向上した耐久性に富んだ合成樹脂製パレットPを
形成することができる。長辺側桁部4は、従来の合成樹
脂製パレットと同様に一重壁により形成されているが、
勿論、長辺側桁部4も、上述した中央桁部5と同様の二
重壁構造に構成することができ、更に溶着部の溶着強度
の向上した耐久性に富んだ合成樹脂製パレットPを形成
することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。桁部
の溶着強度の向上した耐久性に富んだ合成樹脂製パレッ
トを形成することができる。また、溶着膨出部が、溶着
された桁部の外周面に出ないので、フォーク差し込み孔
に挿入されたフォークが溶着膨出部に引っ掛かり、合成
樹脂製パレットの予測されない移動を惹起したり、荷崩
れ等を起こしたり、作業性が悪化したり或いは作業の安
全性が損なわれることが防止できる。更に、溶着膨出部
が、溶着された桁部の外周面に出ないので、運搬される
物品への異物混入の問題が解消できるとともに、溶着膨
出部の除去作業が省略でき、合成樹脂製パレットの生産
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は合成樹脂製パレットの斜視図である。
【図2】図2は合成樹脂製パレットの一部切欠部を含む
平面図である。
【図3】図3は図2のI−I線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・上部デッキボード 2・・・・・・・・・下部デッキボード 3・・・・・・・・・フォーク差し込み孔 5・・・・・・・・・中央桁部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の桁部を、外側と内側の二重壁構造と
    したことを特徴とする上部デッキボード及び下部デッキ
    ボードを溶着して形成されたフォーク差し込み孔を有す
    る合成樹脂製パレット。
  2. 【請求項2】上部デッキボード及び下部デッキボードの
    桁部の外側壁の端部に窪み部をもうけたことを特徴とす
    る請求項1に記載の合成樹脂製パレット。
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