JP3372364B2 - 田植機の苗植付装置に対する姿勢制御装置 - Google Patents

田植機の苗植付装置に対する姿勢制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機体に駆動ローリ
ングかつ駆動昇降自在に苗植付装置を連結すると共に、
苗植付装置の水平基準面に対するローリング量を検出す
る傾斜検出手段を備え、前記苗植付装置に対して接地圧
の変動に基づいて昇降作動する昇降検出手段を設け、こ
の昇降検出手段の検出結果に基づいて昇降検出手段の苗
植付装置に対する高さを一定に維持するように苗植付装
置を昇降させる昇降制御手段を有している田植機の苗植
付装置に対する姿勢制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】苗植付装置を昇降制御する場合に、ハン
チングを防止しながら適切な昇降制御を行うべく、制御
感度を設定する昇降感度設定器を設けているものがあ
る。つまり、苗植付装置に対する昇降検出手段としての
センタフロートの前端部に、その前端部の接地圧に基ず
く上下揺動量を検出するセンサを設け、このセンサの検
出結果基ずき苗植付装置に対する高さを一定に維持す
るように苗植付装置を昇降させる昇降制御手段を設けて
いるが、昇降感度設定器による設定値を変更し、この変
更設定値と前記センサの検出値とが一致するように、セ
ンタフロートの基準姿勢と接地付勢する付勢手段の付勢
力とを変更することによって制御感度を変更するように
してあった。因みに、制御感度は硬い圃場においては鈍
感に軟らかい圃場においては敏感にするのが基準である
(例えば、特開平6− 105606号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の場合に
は、制御感度の調節は作業者が圃面の状態を目視してそ
の感覚で判断し制御感度を設定するのであるから、必ず
しも最適な制御感度が設定されているとはいえず、更
に、精度の高い設定が望まれていた。本発明の目的は、
昇降制御感度の精度の高い設定を行いうる田植機の苗植
付装置に対する姿勢制御装置を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本第1発明による特徴構
成は、前記傾斜検出手段による検出結果の変化度合いが
大なる場合は、前記昇降制御手段の制御感度を鈍感側に
修正するとともに、前記変化度合いが小なる場合は、前
記昇降制御手段の制御感度を敏感側に修正する感度調整
手段を設けている点にあり、その作用効果は次の通りで
ある。
【0005】
【作用】つまり、昇降制御における制御感度が鈍感な状
態であると、苗植付装置のローリング作動が起こりにく
く、反対に、敏感であるとローリング作動も頻繁に行わ
れるという、昇降制御とローリング制御とが密接に連係
している点に着目し、傾斜検出手段の変化の度合い(頻
繁なローリング作動或いは大きなローリング作動)に応
じて制御感度を切換え、感度設定器の設定値を補正する
感度調整手段を設けた。
【0006】
【発明の効果】従って、昇降感度設定器による人為設定
を自動的に補正でき、より制御感度を圃面の状態にあっ
た適切なものにすることができるようになった。
【0007】〔その他の目的・構成・作用・効果〕 請求項2における目的は、車輪跡等の外乱要因を取り除
いて、昇降制御の制御感度を従来よりもより適切にでき
る構成を得ることにあり、その為になされた構成は、走
行機体に駆動ローリング自在に苗植付装置を連結すると
共に、この苗植付装置の左右側部に配置された左右整地
フロート夫々の圃場への沈み込み深さを整地フロートの
溝跡の深さに基づいて計測する左右の溝跡センサ、及
び、苗植付装置の水平基準面に対するローリング量を検
出する傾斜検出手段を備え、前記苗植付装置に対して接
地圧の変動に基づいて昇降作動する昇降検出手段を設
け、この昇降検出手段の検出結果に基づいて昇降検出手
段の苗植付装置に対する高さを一定に維持するように苗
植付装置を昇降させる昇降制御を行うとともに、前記左
右の溝跡センサの計測結果における平均値が大きくなる
程、昇降制御の制御感度を敏感側に補正する制御手段を
備えてあるものにおいて、前記左右の溝跡センサの計測
結果に基づく制御値が、前記傾斜検出手段の検出結果と
食い違いを生ずる場合においては、前記傾斜検出手段の
検出結果に基づいて前記制御値を評価し、評価結果によ
って前記傾斜検出手段の検出結果が溝跡センサの検出結
果に対して圃面が硬い状態を示している場合において
は、前記昇降制御手段の制御感度を鈍感側に修正する
ともに、評価結果によって前記傾斜検出手段の検出結果
が溝跡センサの検出結果に対して圃面が軟らかい状態を
示している場合においては、前記昇降制御手段の制御感
度を敏感側に修正する感度調整手段を前記制御手段に設
けてある点にあり、その作用効果は次の通りである。つ
まり、溝跡センサの計測結果のみによって、制御感度の
設定を行っていく場合には次のような不都合な場合があ
る。それは、車輪跡が残っている場合に溝跡センサがそ
の車輪跡を検出した場合には、通常の検出値より深くて
変動の激しい値を検出するところから、左右溝跡センサ
の計測結果における平均値は大きなものになる。そうす
ると、昇降制御手段の制御感度を更に敏感にするような
制御形態となる。ところが、溝跡センサは接地フロート
の後方に位置するので、車輪跡を検出するということ
は、整地フロートの押さえが弱いことを示し、その時点
における制御感度は敏感であると判断でき、溝跡センサ
の検出結果と相反する制御形態となる。そこで、このよ
うな特殊な状態も起こり得ることを加味して、制御感度
が敏感な圃場においては、ローリング作動も頻度が高
く、反対に、制御感度が鈍感な圃場においては、ローリ
ング作動も稀になる、という相関関係にある点に着目し
て、ローリング作動を検出する傾斜検出手段の検出結果
に基づいて、溝跡センサによる計測結果を補完するよう
にした。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、ステアリング操作される駆動
型の前車輪1、及び、駆動型の後車輪2を備えた走行機
体3の前部にエンジン4、及び、このエンジン4からの
動力を無段階に変速するベルトテンション式の無段変速
装置5を搭載すると共に、この走行機体3の中央部に運
転座席6を配置し、該走行機体3の後端部に対しリフト
シリンダ7で駆動昇降するリンク機構8を介して苗植付
装置Aを前後姿勢の軸芯X周りでローリング自在に連結
して乗用型の田植機を構成する。
【0009】前記運転座席6の右側部に苗植付装置Aの
昇降制御と、クラッチ機構としての植付クラッチ(図示
せず)の入切り操作とを行う昇降レバー9を備え、運転
座席6の左側部に前記無段変速装置5を操作する変速レ
バー10を備え、更に、運転座席6の左側のフェンダー
上面には制御ボックス11を備えている。
【0010】苗植付装置Aはマット状苗Wを載置する苗
載せ台12、走行機体3から動力が伝えられる伝動ケー
ス13、この伝動ケース13からチェーンケース14を
介して伝えられる動力で回転するロータリケース15、
このロータリケース15に一対ずつ備えられた植付アー
ム16、3つの整地フロート17夫々を備えて6条植え
用に構成され、作業時には苗載せ台12に載置されたマ
ット状苗Wの下端から苗を植付アーム16が1株ずつ切
出して圃場面に植え付ける。
【0011】図2、図3及び図4に示すように3つの整
地フロート17が配置され、これらのうち左右の整地フ
ロート17S,17Sの左右方向での中央部で圃場面S
に形成される溝跡Gの底部に接触する第1接地部18、
及び、整地フロート17Sで整地されない圃場面Sに接
触する第2接地部19を横向きの軸芯Y周りで揺動自在
に備え、更に、第1接地部18、第2接地部19夫々と
プッシュプルワイヤ20を介して連係して溝跡Gの深さ
を計測するよう操作されるポテンショメータ型の溝跡セ
ンサTを備えている。
【0012】尚、溝跡センサTは、苗植付装置Aのフレ
ーム45に対してベアリング46を介して回動自在に支
持されたパイプ材47に対して内嵌保持されると共に、
このパイプ材47、溝跡センサTの操作軸Ta夫々を回
動操作するよう夫々のプッシュプルワイヤ20,20と
連係することで第1接地部18、第2接地部19のレベ
ル差、即ち、溝跡Gの深さを計測できるよう構成されて
いる。
【0013】図5に示すように、3つの整地フロート1
7のうち左右の中央位置の整地フロート(以下センタフ
ロート17Cと称する)をチェーンケース14の下部か
ら後方に延設したアーム21の後端部に対して横向きの
支軸22周りで揺動自在に連結し、又、前部を屈伸型の
リンク23を介して苗植付装置Aの下部に連結すること
により、その前部を昇降自在に構成すると共に、この前
部位置と連結するロッド24と、ポテンショメータ型の
フロートセンサ25の操作アーム26とを連結し、更
に、操作アーム26に対しセンタフロート17Cに下方
に向かう付勢力を作用させるバネ27を設けることでセ
ンタフロート17Cの前部位置の昇降量を計測するよう
構成してある。そして、このフロートセンサ25の検出
値を維持するように(苗植付装置Aとセンタフロート1
7Cの前部との間隔を一定となるように)苗植付装置A
を昇降させて、昇降制御手段を構成している。
【0014】図6に示すように、リンク機構8の後端の
縦フレーム8Aの上端に複動型のローリングシリンダ2
8を水平姿勢で備え、このシリンダ28から左右に突出
するピストンロッド28Aの端部と苗植付装置Aの縦向
きフレーム29との間に水平姿勢でローリングバネ30
を介装し、又、苗植付装置Aには左右方向への傾斜量を
計測するよう重錘の揺動量を計測する等の構成の傾斜検
出手段としてのローリングセンサ31を備えている。
【0015】前記制御ボックス11の上面には、図7に
示すように、絶対ローリング制御を行う「絶対」位置、
対地ローリング制御行う「対地」、ローリング制御を解
除する「OFF」位置の夫々に切換え自在な選択スイッ
チ32と、ローリング制御モードの自動切換えを許容す
る切換えスイッチ33と、絶対ローリング制御時に苗植
付装置Aのローリング角を設定するローリング角度設定
器34と、強制的にローリング作動させる手動ローリン
グスイッチ35と、苗植付装置Aの昇降制御時の制御感
度を人為的に設定する昇降感度設定器36と、前記ロー
リングセンサ31の異常、及び、溝跡センサTの異常夫
々を報知する警報ランプ37,38とを備えている。
【0016】又、苗植付装置Aの昇降制御時には、制御
目標として前記フロートセンサ25で計測される値を変
更することによって制御感度が変更されるように構成さ
れている。つまり、操作アーム26に作用するバネ27
を圧縮する方向に制御目標を変更すると、このバネ27
の付勢力によってセンタフロート17C前部の上下方向
の動揺が抑制されるとともに、センターフロート17C
の制御基準(中立)姿勢が接地圧を受けにくい前上り側
となり、その結果、制御感度が低下し、バネ27を弛緩
させる方向に制御目標を変更するとセンタフロート17
C前部の上下方向への動揺が容易となるとともに、セン
ターフロート17Cの制御基準(中立)姿勢が接地圧を
受けやすい前下り側となり、その結果、制御感度が上昇
するものとなる。
【0017】図8に示すように、制御手段としてマイク
ロプロセッサを有した制御装置39に対して前記選択ス
イッチ32、切換えスイッチ33、ローリング角設定器
34、手動ローリングスイッチ35、昇降感度設定器3
6、左右の溝跡センサT,T、フロートセンサ25夫々
から信号が入力する系を形成すると共に、前記リフトシ
リンダ7を制御する電磁弁40、前記ローリングシリン
ダ28を制御する電磁弁41、前記一対の警報ランプ3
7,38夫々に対する出力系を形成してある。
【0018】〔請求項1に対応する実施例〕 以上のような構成を基本構成として、請求項1に対応す
る実施例について説明する。図9に示すように、先ず昇
降制御及びローリング制御を行う(#1〜#2)。ここ
に、ローリング制御を行う形態としては、対地平行制御
の場合は溝跡センサTの検出結果が同一になるように制
御を行い、絶対水平制御の場合はローリングセンサ31
の検出結果とローリング角設定器34の設定値とを一致
させるように制御を行う。又、昇降制御を行う形態とし
ては、苗植付装置Aとセンタフロート17C前部との間
隔が一定となるようにつまりフロートセンサ25の検出
値が一定となるように制御を行い、制御感度を昇降感度
設定器36で設定する。次に、昇降感度の補正を行うに
当たり、ローリングセンサ31からの検出結果を取り込
む(#3)。この検出結果に基づいて#4で示すような
演算を行うことによって、ローリングセンサ31からの
検出結果の変化度合いを見てみる。ここに、変化度合い
とは、ローリングセンサ31の検出結果が頻繁に変化す
る状態であるか、又は、その1回のローリング作動が大
きいか否かの状態であるかを見ることをいう。これはな
にを意味するかというと、圃面が軟らかいとローリング
作動がし易く、圃面が硬いとローリング作動がしにくい
という関係に基ずくものであり、これにより、基準値α
1 とα2 とを設定し、ローリングセンサ31の検出結果
を評価して、昇降感度設定器36の感度設定に拘わらず
昇降感度を変更する(#5〜#7)。 上記した制御フ
ローには記載はしていないが、ローリングセンサ31の
検出値において一回目の検出値において前記した基準値
α2 を越えるような値を検出した場合においては、デー
タが正常なものではないと考えられるので、このデータ
は採用しない。以上のような制御形態を感度調整手段と
いう。
【0019】〔請求項2に対応する実施例〕 次に、請求項2に対応する実施例について説明する。図
9に示すように、先ず昇降制御及びローリング制御を行
う(#1〜#2)。ここに、ローリング制御を行う形態
としては、対地平行制御の場合は溝跡センサTの検出結
果が同一になるように制御を行い、絶対水平制御の場合
はローリングセンサ31の検出結果とローリング角設定
器34の設定値とを一致させるように制御を行う。又、
昇降制御を行う形態としては、苗植付装置Aとセンタフ
ロート17C前部との間隔を一定となるようにつまりフ
ロートセンサ25の検出値を一定となるように制御を行
い、制御感度は次のように設定される。つまり、この制
御感度は、前記溝跡センサTによって計測される溝跡G
が深いほど圃場が軟質であるので、この溝跡センサTの
計測結果により自動的に制御感度が変更されるよう制御
動作が設定され、更に、溝跡センサTが故障した際に
は、前記昇降制御感度設定器36に設定された制御感度
で昇降制御を行うよう制御動作が設定されている(制御
動作は詳述せず)。上記のように、昇降感度を設定する
に溝跡センサT,Tからの検出結果に基づいて行うの
で、この溝跡センサT,Tが車輪跡等に入り込んだ場合
には、圃場の硬軟状態と異なる制御をすることがあるの
で、ローリングセンサ31の値に基づいて補正を加える
ことにする。ここにその補正の態様としては、制御フロ
ーとしては示していないが、ローリングセンサ31の検
出結果に基づく結論と、溝跡センサ31に基ずく結論と
に食い違いが出た場合においては、ローリングセンサ3
1の検出結果を優先して採用し、制御感度を適性に設定
するようにする。以上のような制御形態を感度調整手段
という。
【0020】〔別実施例〕 上記実施例においては、昇降感度を補正するにローリン
グセンサ31の検出結果を使用しているが、検出結果の
処理方法としては、検出頻度だけを見て制御を行うこと
も可能である。
【0021】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の全体側面図
【図2】整地フロート等の配置を示す平面図
【図3】側部の整地フロートの部位の側面図
【図4】溝跡センサの検出系の概略図
【図5】中央部の整地フロートの前部の側面図
【図6】ローリング駆動系の正面図
【図7】制御ボックスの平面図
【図8】制御系のブロック回路図
【図9】ローリング制御動作のフローチャート
【符号の説明】
17S 整地フロート 17C 昇降検出手段 31 傾斜検出手段 39 制御手段 A 苗植付装置 T 溝跡センサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体に駆動ローリングかつ駆動昇降
    自在に苗植付装置(A)を連結すると共に、苗植付装置
    (A)の水平基準面に対するローリング量を検出する傾
    斜検出手段(31)を備え、前記苗植付装置(A)に対
    して接地圧の変動に基づいて昇降作動する昇降検出手段
    (17C)を設け、この昇降検出手段(17C)の検出
    結果に基づいて昇降検出手段(17C)の苗植付装置
    (A)に対する高さを一定に維持するように苗植付装置
    (A)を昇降させる昇降制御手段を有している田植機の
    苗植付装置に対する姿勢制御装置であって、 前記傾斜検出手段(31)による検出結果の変化度合い
    が大なる場合は、前記昇降制御手段の制御感度を鈍感側
    に修正するとともに、前記変化度合いが小なる場合は、
    前記昇降制御手段の制御感度を敏感側に修正する感度調
    整手段を設けている田植機の苗植付装置に対する姿勢制
    御装置。
  2. 【請求項2】 走行機体に駆動ローリング自在に苗植付
    装置(A)を連結すると共に、この苗植付装置(A)の
    左右側部に配置された左右整地フロート(17S),
    (17S)夫々の圃場への沈み込み深さを整地フロート
    (17S)の溝跡の深さに基づいて計測する左右の溝跡
    センサ(T),(T)、及び、苗植付装置(A)の水平
    基準面に対するローリング量を検出する傾斜検出手段
    (31)を備え、前記苗植付装置(A)に対して接地圧
    の変動に基づいて昇降作動する昇降検出手段(17C)
    を設け、この昇降検出手段(17S)の検出結果に基づ
    いて昇降検出手段(17C)の苗植付装置(A)に対す
    る高さを一定に維持するように苗植付装置(A)を昇降
    させる昇降制御を行うとともに、前記左右の溝跡センサ
    (T),(T)の計測結果における平均値が大きくなる
    程、昇降制御の制御感度を敏感側に補正する制御手段を
    備えてある田植機の苗植付装置に対する姿勢制御装置で
    あって、 前記左右の溝跡センサ(T),(T)の計測結果に基づ
    く制御値が、前記傾斜検出手段(31)の検出結果と食
    い違いを生ずる場合においては、前記傾斜検出手段(3
    1)の検出結果に基づいて前記制御値を評価し、評価結
    果によって前記 傾斜検出手段の検出結果が溝跡センサの
    検出結果に対して圃面が硬い状態を示している場合にお
    いては、前記昇降制御手段の制御感度を鈍感側に修正す
    とともに、評価結果によって前記傾斜検出手段の検出
    結果が溝跡センサの検出結果に対して圃面が軟らかい状
    態を示している場合においては、前記昇降制御手段の制
    御感度を敏感側に修正する感度調整手段を前記制御手段
    に設けてある田植機の苗植付装置に対する姿勢制御装
    置。
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