JP3372339B2 - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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JP3372339B2
JP3372339B2 JP02711994A JP2711994A JP3372339B2 JP 3372339 B2 JP3372339 B2 JP 3372339B2 JP 02711994 A JP02711994 A JP 02711994A JP 2711994 A JP2711994 A JP 2711994A JP 3372339 B2 JP3372339 B2 JP 3372339B2
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加工プログラムに従って
穴形状の切断を行うレーザ加工装置に関し、特に穴形状
の切断加工の高速化を図ったレーザ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ切断加工機によって、鋼板などの
板材に穴形状を加工する場合は、まずピアシング加工と
いう小さな穴開け加工を行い、その後穴形状に沿った切
断加工に入る。
【0003】図7は切断穴形状が丸穴の場合における加
工経路の従来例を示す図であり、(a)はその第1の例
を、(b)は第2の例をそれぞれ示す。図7(a)の場
合、加工ヘッドは、出発点A11から移動を開始し、丸
穴110の中心点O11にて一旦停止し、レーザビーム
照射を開始してピアシング加工を行う。ピアシング加工
完了後、この中心点O11から切断加工を開始してH1
1点に移動し、H11点から丸穴110の円周形状に沿
って一周し再度H11点に到達する。このH11点にて
一旦停止して切断加工を完了し、レーザビーム照射も停
止する。その後最終停止位置Z11点に移動する。
【0004】図7(b)の場合、加工ヘッドは、出発点
A12から移動を開始し、直接丸穴110上のH12点
に達する。そのH12点にて一旦停止し、レーザビーム
照射を開始してピアシング加工を行う。ピアシング加工
完了後、このH12点から切断加工を開始し、丸穴11
0の円周形状に沿って一周し再度H12点に到達する。
このH12点にて一旦停止して切断加工を完了し、レー
ザビーム照射も停止する。その後最終停止位置Z12点
に移動する。
【0005】図8は切断穴形状が長穴及び角穴の場合に
おける加工経路の従来例を示す図であり、(a)は長穴
の場合を、(b)は角穴の場合をそれぞれ示す。図8
(a)の場合、加工ヘッドは、出発点A13から移動を
開始し、長穴120の中心点O13にて一旦停止し、レ
ーザビーム照射を開始してピアシング加工を行う。ピア
シング加工完了後、この中心点O13から切断加工を開
始してH13点に移動し、H13点から長穴120の周
形状に沿って一周し再度H13点に到達する。このH1
3点にて一旦停止して切断加工を完了し、レーザビーム
照射も停止する。その後最終停止位置Z13点に移動す
る。
【0006】図8(b)の場合、加工ヘッドは、出発点
A14から移動を開始し、角穴130内のI14点にて
一旦停止し、レーザビーム照射を開始してピアシング加
工を行う。ピアシング加工完了後、このI14点から切
断加工を開始してH14点に移動し、H14点から角穴
130の周形状に沿って一周し再度H14点に到達す
る。このH14点にて一旦停止して切断加工を完了し、
レーザビーム照射も停止する。その後最終停止位置Z1
4点に移動する。
【0007】ところで、上記従来の加工経路では、いず
れの場合でも、ピアシング加工時と切断加工完了時との
2回、加工ヘッドを停止させている。このため、その
前後で加減速が必要となり、それだけ加工に要する時
間が長くなってしまう。
【0008】特に、図7(a)に示した加工経路は、丸
穴の場合の通常の加工経路であるが、H11点で急激に
変化しており、駆動機構側での急速な加減速が必要とな
る。そのため、送り速度の低下は避けられず、加工に要
する時間が一層長くなってしまう。
【0009】一方、このような切断加工時の不具合を解
消する手法として、いわゆるランニングピアスが一般に
知られている。このランニングピアスは、加工経路全体
を滑らかに生成することにより、ピアシング加工時にお
ける加工ヘッドの位置決めを不要にしたものである。す
なわち、加工ヘッドをその出発点から切断穴周上の切断
加工開始点まで加工ヘッドを移動させる途中で、加工ヘ
ッドを停止させることなくピアシング加工を行うもので
あり、駆動機構に急激な加減速を行わせず連続的な動作
を行わせることができる。また、加工ヘッドが切断穴を
一周して切断加工開始点に戻ってきたとき、さらにその
周上を部分的にオーバラップさせた後、滑らかな加工経
路に沿って加工ヘッドを最終停止位置に移動させること
により、切断穴切り落とし時(切断加工完了時)の位置
決めも不要となる。したがって、2回の位置決めが不要
となり、高速な切断加工を実現することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ランニン
グピアスを実行させるための加工経路は複雑であり、こ
のため、加工プログラミングも複雑なものとなって、プ
ログラミングに長時間を要してしまうという問題点があ
った。
【0011】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、位置決めを不要とする切断加工の加工経路生
成を容易に作成することができるレーザ加工装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、加工プログラムに従って穴形状の切断を
行うレーザ加工装置において、切断穴形状、切断穴寸
法、切断穴中心位置、加工ヘッド先端点の出発位置及び
最終停止位置を読み取る読取り手段と、前記切断穴形
状、前記切断穴寸法、前記切断穴中心位置、前記出発位
置及び前記最終停止位置から、前記加工ヘッド先端点の
全経路が円滑な経路で、かつ前記切断穴形状に沿って一
部オーバラップ区間を有する加工経路を生成する円滑経
路生成手段と、前記加工経路を基に前記加工プログラム
を作成する加工プログラム作成手段と、を有することを
特徴とするレーザ加工装置が、提供される。
【0013】
【作用】読取り手段は、切断穴形状、切断穴寸法、切断
穴中心位置、加工ヘッド先端点の出発位置及び最終停止
位置を読み取る。円滑経路生成手段は、その切断穴形
状、切断穴寸法、切断穴中心位置、出発位置及び最終停
止位置から、加工ヘッド先端点の全経路が円滑な経路と
なるように加工経路を生成する。加工プログラム作成手
段は、その生成された加工経路を基に加工プログラムを
作成する。
【0014】このように、加工ヘッド先端点の出発位置
から最終停止位置までの円滑な加工経路を、切断穴形
状、切断穴寸法、切断穴中心位置、出発位置及び最終停
止位置から生成する。切断穴形状、切断穴寸法、切断穴
中心位置、出発位置及び最終停止位置は、オペレータが
容易に入力できるデータであり、これらのデータを基に
円滑経路生成手段は自動的に円滑な加工経路を生成す
る。したがって、その円滑な加工経路に沿って行う切断
加工の加工プログラムが容易に作成される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本発明のレーザ加工装置の全体構成を示
す図である。図において、レーザ加工装置は、数値制御
装置(CNC)10、レーザ発振器20及び加工機30
から構成される。
【0016】CNC10は、プロセッサ100を中心に
構成されている。ROM101にはEPROMあるいは
EEROMが使用され、システムプログラムが格納され
る。また、不揮発性メモリ102にはバッテリバックア
ップされたCMOSが使用され、電源切断後も保持すべ
き加工プログラムや円滑経路生成プログラム、各種パラ
メータ等が格納される。プロセッサ100は、RAM1
03に格納されたシステムプログラムに基づいて、加工
プログラムを読み出し、装置全体の動作を制御する。ま
た、プロセッサ100は、円滑経路生成プログラムに従
って生成された加工経路に基づいて加工ヘッド306を
移動させ、ワーク330に切断穴を開ける。その詳細は
後述する。
【0017】I/Oユニット104は、プロセッサ10
0からの制御信号を変換してレーザ発振器20に送る。
レーザ発振器20は、変換された制御信号に従ってパル
ス状のレーザビームを出射する。このレーザビームは、
導光路301、ミラーユニット302、導光路303、
ミラーユニット304、導光路305、及び加工ヘッド
306を経て、ノズル307からワーク330に照射さ
れる。
【0018】CNC10にはCRT/MDI105が接
続されており、このCRT/MDI105を用いて各種
のプログラムやデータが対話形式で入力される。加工機
30は、導光路303、ミラーユニット302、304
等を支持する支持枠310と、テーブル323を支持す
るテーブル支持台320とから構成される。支持枠31
0の先端側には、加工ヘッド移動機構350が設けられ
る。加工ヘッド306は、伸縮自在のテレスコープであ
る導光路305の先端に設けられ、加工ヘッド移動機構
350内のサーボモータの回転に応じてZ方向に移動す
る。
【0019】テーブル支持台320の基礎台321上に
は、テーブル322が設けられ、さらにそのテーブル3
22上にはテーブル323が設けられている。テーブル
322及び323は、各下端側に設けられたサーボモー
タから成るテーブル移動機構341、342によって、
X方向及びY方向にそれぞれ移動する。ワーク330
は、テーブル323上に固定されてXY平面内で自在に
移動可能となる。
【0020】上記の加工ヘッド移動機構350、テーブ
ル移動機構341及び342に備えられた各サーボモー
タは、CNC10側のサーボアンプ107、108及び
109にそれぞれ接続されており、プロセッサ100か
らの軸制御信号に従ってその回転が制御される。テーブ
ル322、323及び加工ヘッド306は、その回転に
応じて移動する。ノズル307から照射されたレーザビ
ームは、テーブル322及び323の移動に応じてワー
ク330上に軌跡を描き、ワーク330を所定形状に切
断する。
【0021】以下に、ワーク330に丸穴切断する
合の円滑経路生成について説明する。図3は本発明によ
る円滑経路生成の説明図である。ここでは、ワーク33
0に丸穴11を切断する場合を説明する。丸穴11を切
断する場合、オペレータは、先ず、予め分かっている各
種データをCNC10に入力する。すなわち、これから
切断しようとする切断丸穴の指定コード、切断穴寸法
φd、切断穴中心位置O、加工ヘッド306先端点の出
発位置A及び最終停止位置Zを入力する。CNC10の
プロセッサ100は、これら各種データを読み取り、
滑経路生成プログラムに従って円滑経路Lを生成する。
この円滑経路Lは、図において、A→B→C→D→E→
F→G→Zの経路であり、出発点Aから滑らかな経路に
従って丸穴11のD点に到達し、そのD点から丸穴11
の形状に沿って一周し、その後D点からF点まで部分的
にオーバラップして再度滑らかな経路に従って最終停止
位置Zに達する。
【0022】円滑経路Lの内、BC間は半径R1の円弧
である。この半径R1はφd×0.7として求められ
る。次に、CD間は半径R2の円弧である。この半径R
2はφd×0.35として求められる。オーバラップ区
間DFのオーバラップ量は、例えば3.0mmとして与
えられる。オーバラップ後の円弧FGの半径はR3であ
る。この半径R3は、半径R2と同様に、φd×0.3
5として求められる。
【0023】このようにして求められた円滑経路Lを基
に、CNC10のプロセッサ100は、さらに加工プロ
グラムを作成する。すなわち、円滑経路Lを示す座標値
データに、CD間でのランニングピアスの指令、C→D
→E→F間でのレーザ出力指令、及び円滑経路L全体に
わたる送り速度指令等を加えて加工プログラムを作成す
る。この加工プログラムは、一旦CNC10に格納さ
、加工時に読出され、レーザ切断加工が実される。
【0024】このように、本実施例では、加工ヘッド3
06先端点の出発位置Aから最終停止位置Zまでの円滑
経路Lを、切断穴形状の指定コードQ、切断穴寸法φ
d、切断穴中心位置O、出発位置A及び最終停止位置Z
から生成する。これらの各データQ、φd、O、A、Z
は、オペレータが容易に入力できるデータであり、これ
らのデータを基に自動的に円滑経路Lを生成する。した
がって、その円滑経路Lに沿って行う切断加工の加工プ
ログラムを容易に作成することができ、加工プログラム
作成を短時間で行うことができる。
【0025】この加工プログラムに従って行われるレー
ザ切断加工では、ピアシング加工は、CD間で加工ヘッ
ド306の移動中に完了し、またレーザ出力の停止も、
DF間で加工ヘッド306の移動中に完了する。このた
め、加工ヘッド306を一度も停止させずに切断穴を開
けることができ、高速な切断加工を実現することができ
る。
【0026】上記円滑経路Lは、図4に示すように、出
発位置A、中心位置O及び最終停止位置Zとの位置関係
に応じて2種類の態様を持つ。図4は円滑経路の2種類
の態様を示す図であり、(a)、(b)、(c)はその
第1の態様を、(d)は第2の態様を示す。図4(a)
の例では、出発位置A1と中心位置O1とを結ぶ線の延
長線に対して、最終停止位置Z1は下方に位置してい
る。このような場合は、円滑経路L1は、時計方向(C
W方向)に生成される。図4(b)及び(c)の例も、
図4(a)の例と同様に、出発位置A2と中心位置O2
とを結ぶ線、また出発位置A3と中心位置O3とを結ぶ
線に対して、最終停止位置Z2、Z3は下方に位置して
いるので、円滑経路L2、L3は、時計方向(CW方
向)に生成される。
【0027】一方、図4(d)の例では、出発位置A4
と中心位置O4とを結ぶ線に対して、最終停止位置Z4
上方に位置している。このような場合は、円滑経路L
4は、反時計方向(CCW方向)に生成される。
【0028】図5は本発明に係る円滑経路生成のフロー
チャートを示す図である。図において、Sに続く数値は
ステップ番号を示す。 〔S1〕加工ヘッド306先端点の出発位置A、最終停
止位置Z、切断穴中心位置O、切断穴寸法φd及び切断
穴形状の指定コードQを読み取る。 〔S2〕φdの大きさが円滑経路生成に適しているか否
かを判別する。φdが所定範囲外の場合は、従来の方法
で切断経路を生成する。 〔S3〕出発位置A、中心位置O及び最終停止位置Zの
位置関係から円滑経路LがCW方向をとるか、CCW方
向をとるかの判定を行う。 〔S4〕出発位置A、最終停止位置Z、切断穴中心位置
O、切断穴寸法φd及び切断穴形状の指定コードQか
ら、円滑経路Lを生成する。 〔S5〕オーバラップ量が確保されているかどうか、図
3の例では3mmが確保されているかどうかを確認す
る。オーバラップ量が確保されていないときは、オーバ
ラップ量だけ離れた位置に改めてF点を設定し直し、円
弧FGを再度求める。
【0029】図6は切断穴が丸穴以外の場合の円滑経路
の例であり、(a)は長穴の場合を、(b)は角穴の場
合をそれぞれ示す。図6(a)及び(b)に示すよう
に、切断穴が長穴12であっても、角穴13であって
も、上記の丸穴11の場合と同様にして、円滑経路L5
及びL6が生成される。すなわち、長穴12の場合の円
滑経路L5は、A5→C5→D5→E5→D5→F5→
G5→Z5として生成され、角穴13の場合の円滑経路
L6は、A6→C6→D6→E6→D6→F6→G6→
Z6として生成される。なお、丸穴11の場合、φdを
切断穴寸法としたが、長穴12の場合は、例えば長穴1
2の長径を切断穴寸法とすればよい。また、角穴13の
場合は、例えば角穴13の対角線長さを切断穴寸法とす
ればよい。
【0030】図1は本発明の構成を示すブロック図であ
る。図において、読取り手段1は、切断穴形状の指定コ
ードQ、切断穴寸法φd、切断穴中心位置O、加工ヘッ
ド306先端点の出発位置A及び最終停止位置Zを読み
取る。円滑経路生成手段2は、その切断穴形状の指定コ
ードQ、切断穴寸法φd、切断穴中心位置O、出発位置
A及び最終停止位置Zから、加工ヘッド306先端点の
全経路が円滑な経路となるように円滑経路Lを生成す
る。加工プログラム作成手段3は、その生成された円滑
経路Lを基に加工プログラムを作成する。この加工プロ
グラムに従って、加工ヘッド306が移動し、ワーク3
30上に切断穴が開けられる。
【0031】上記の説明では、円滑経路Lの生成をCR
T/MDI105を用いてCNC10内で行うようにし
たが、CNC10外の周辺演算装置において円滑経路L
を生成し、その円滑経路Lのデータを例えばフロッピィ
ディスクでCNC10側に移すように構成してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、加工ヘ
ッド先端点の出発位置から最終停止位置までの円滑な加
工経路を、切断穴形状、切断穴寸法、切断穴中心位置、
出発位置及び最終停止位置から生成するように構成し
た。これらの各データは、オペレータが容易に入力でき
るデータであり、これらのデータを基に自動的に円滑な
加工経路を生成する。したがって、その加工経路に沿っ
て行う切断加工の加工プログラムを容易に作成すること
ができ、加工プログラム作成を短時間で行うことができ
る。
【0033】この加工プログラムに従って行われるレー
ザ切断加工では、ピアシング加工、及びレーザ出力の停
止が、加工ヘッドの移動中に完了する。このため、加工
ヘッドを一度も停止させずに切断穴を開けることがで
き、高速な切断加工を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のレーザ加工装置の全体構成を示す図で
ある。
【図3】本発明による円滑経路生成の説明図である。
【図4】円滑経路の2種類の態様を示す図であり、
(a)、(b)、(c)はその第1の態様を、(d)は
第2の態様を示す。
【図5】本発明に係る円滑経路生成のフローチャートを
示す図である。
【図6】切断穴が丸穴以外の場合の円滑経路の例であ
り、(a)は長穴の場合を、(b)は角穴の場合をそれ
ぞれ示す。
【図7】切断穴形状が丸穴の場合における加工経路の従
来例を示す図であり、(a)はその第1の例を、(b)
は第2の例をそれぞれ示す。
【図8】切断穴形状が長穴及び角穴の場合における加工
経路の従来例を示す図であり、(a)は長穴の場合を、
(b)は角穴の場合をそれぞれ示す。
【符号の説明】
1 読取り手段 2 円滑経路生成手段 3 加工プログラム作成手段 10 CNC 20 レーザ発振器 30 加工機 100 プロセッサ 101 ROM 102 不揮発性メモリ 103 RAM 104 I/Oユニット 105 CRT/MDI 107,108,109 サーボアンプ 306 加工ヘッド 320 テーブル支持台 330 ワーク 341,342 テーブル移動機構 350 加工ヘッド移動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 敦 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−124005(JP,A) 特開 昭63−26705(JP,A) 特開 平2−178807(JP,A) 特開 平5−224727(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/00 G05B 19/4093

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工プログラムに従って穴形状の切断を
    行うレーザ加工装置において、 切断穴形状、切断穴寸法、切断穴中心位置、加工ヘッド
    先端点の出発位置及び最終停止位置を読み取る読取り手
    段と、 前記切断穴形状、前記切断穴寸法、前記切断穴中心位
    置、前記出発位置及び前記最終停止位置から、前記加工
    ヘッド先端点の全経路が円滑な経路で、かつ前記切断穴
    形状に沿って一部オーバラップ区間を有する加工経路を
    生成する円滑経路生成手段と、 前記加工経路を基に前記加工プログラムを作成する加工
    プログラム作成手段と、 を有することを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 前記加工経路は線分と円弧で構成され、
    その線分と円弧、又は、円弧と円弧とは互いに接するよ
    うに生成され 前記円滑経路生成手段は、前記切断穴寸法に対して所定
    係数を掛けて前記円弧を描くことを特徴とする 請求項1
    記載のレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 前記切断穴形状が丸穴の場合前記切断穴
    寸法は前記丸穴の直径であることを特徴とする請求項2
    記載のレーザ加工装置。
  4. 【請求項4】 前記加工プログラム作成手段は、前記加
    工ヘッドが前記オーバラップ区間を通過する間に前記加
    工ヘッドからのレーザビーム照射を停止するように前記
    加工プログラムを作成することを特徴とする請求項1乃
    至3の内いずれか1項に記載のレーザ加工装置。
  5. 【請求項5】 前記加工プログラム作成手段は前記加工
    ヘッドが前記出発位置から前記最終位置までの全工程に
    わたって停止しないように前記加工プログラムを作成す
    ることを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1項に
    記載のレーザ加工装置。
  6. 【請求項6】 前記円滑経路生成手段は数値制御装置内
    部または数値制御装置外の周辺演算装置に設けられるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1項に記載
    のレーザ加工装置。
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