JP2001087876A - レーザ超高速加工における移動経路生成方法及びその装置並びにレーザ超高速加工における移動経路生成方法のプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

レーザ超高速加工における移動経路生成方法及びその装置並びにレーザ超高速加工における移動経路生成方法のプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2001087876A
JP2001087876A JP26771599A JP26771599A JP2001087876A JP 2001087876 A JP2001087876 A JP 2001087876A JP 26771599 A JP26771599 A JP 26771599A JP 26771599 A JP26771599 A JP 26771599A JP 2001087876 A JP2001087876 A JP 2001087876A
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Takahiro Shimizu
貴博 清水
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レーザの超高速加工経路を生成してレーザ加工
の適正化を図る。 【解決手段】自動プログラミング装置1において、工具
軌跡データTiを読み込み、予め、角穴、長角穴、長丸
穴、シングルD穴、ダブルD穴、異形穴に対して設定し
てある定義点の中からアプローチ終点データPiを選択
し生成する。このアプローチ終点位置で接する内接円、
外接円を生成してアプローチ経路とする。そして、外接
円、内接円を接線でつないで移動経路を生成させる。こ
れらのアプローチ経路及び、移動経路からレーザによる
超高速加工経路を生成して、この経路に基づきNCデー
タを生成してレーザ加工機に送信してレーザ加工の適正
化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザの超高速
加工における経路の生成方法及びその装置に係り、さら
に詳細には、レーザの超高速加工における板金製品内の
角穴、長角穴、R付角穴、長丸穴、シングルD穴、ダブ
ルD穴、及び、異形穴の経路の生成方法及びその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、板金製品は、板厚を持
った板材で作成されていて、この板厚を持った板金製品
には穴や切欠き等が加工される場合がある。
【0003】そして、製品の丸穴の切断方法は、超高速
加工に対応した加工方法で加工していた。すなわち、図
14(a)に示すように、ピアス加工により切断開始位
置A1に穴をあけ、アプローチ直線A2、アプローチ円
弧A3で製品形状まで加工して、丸穴切断加工A4をす
る。そして、丸穴切断加工A4の終了後に逃げ円弧A5
を移動して、次の丸穴に移動A6するという順に加工を
行っていた。
【0004】一方、丸穴以外の形状は、図14(b)に
示すように、超高速に対応した加工は行われていなかっ
た。すなわち、加工開始位置B2に移動B1して、ピア
ス加工を行う。その後、直線のアプローチ加工B3を製
品形状に含まれる穴形状の端部まで行う。そして、穴形
状の切断加工B4を行い、次のピアス位置に移動B5す
るという順により加工を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の、レ
ーザ加工方法には、以下のような問題があった。
【0006】すなわち、丸穴は超高速加工に対応した加
工方法により加工していたが、角穴や、長角穴等の穴形
状は超高速加工方法で加工しないため、例えば、一つの
製品形状の中に丸穴、角穴及び、長角穴等が含まれてい
る場合、超高速加工で丸穴を切断した後の切断面の状態
と、通常加工で、角穴、長角穴等を切断した後の切断面
の状態とは異なり、製品としての精度面等の均一性が保
たれていないという問題があった。
【0007】また、通常の加工の場合、製品形状に含ま
れる穴形状の形状部分に直線でアプローチするために、
アプローチ終点において、切断箇所の切断面がなめらか
にならないという問題があった。そして、製品形状に角
穴及び、長角穴等が多数含まれている場合は、通常の加
工方法により加工すると切断時間が長時間かかるという
問題があった。さらに、一つの製品の中に超高速加工
と、通常加工の移動経路を作成すると、オペレータの負
担も大きいという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述のごとき
問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明は、
穴を有する製品をレーザ超高速加工により切断するため
の移動経路を生成するレーザ超高速加工における移動経
路生成方法において、CADオペレーションにより作図
され、複数の製品形状が配置されている板取ワーク形状
の図形データである工具軌跡データを抽出する工具軌跡
データ抽出工程と、前記製品形状に含まれる複数の穴形
状の種類、加工順番及び、最初に加工する穴形状のアプ
ローチ長を付加する情報付加工程と、複数の前記穴形状
に対してアプローチの終点位置を検出するアプローチ終
点位置検出工程と、前記アプローチ終点位置で前記穴形
状の線分に接する外接円及び内接円を生成する内接円外
接円生成工程と、前記各穴形状毎に生成された内接円及
び外接円に互いに接する直線を生成する接線生成方法
と、前記内接円外接円生成工程と、前記接線生成工程と
で生成した、前記内接円と、前記外接円と、及び前記接
線とより移動経路を生成する移動経路生成工程と、を含
んでいるレーザ超高速加工における移動経路生成方法で
ある。
【0009】請求項2にかかる発明は、前記アプローチ
終点位置検出工程は、予め加工する穴の形状の種類によ
って、アプローチ終点位置を設定しておくレーザ超高速
加工における移動経路生成方法である。
【0010】請求項3にかかる発明は、前記アプローチ
終点位置検出工程は、予め加工する穴の形状の種類を、
角穴、長角穴、R付角穴、長丸穴、シングルD、ダブル
D、異形穴、外形路を登録し、この穴形状毎にアプロー
チ終点位置を設定しておくレーザ超高速加工における移
動経路生成方法である。
【0011】請求項4にかかる発明は、前記移動経路生
成部は、アプローチ円弧長が内接円の長さの1/4以上
3/4以下を条件とするレーザ超高速加工における移動
経路生成方法である。
【0012】請求項5にかかる発明は、前記内接円、外
接円生成工程はアプローチが最初の穴の場合パラメータ
入力されたアプローチ長の1/3を内接円の半径とし、
それ以外の内接円、外接円の半径はアプローチ長の1/
2を半径とするレーザ超高速加工における移動経路生成
方法である。
【0013】請求項6にかかる発明は、穴を有する製品
をレーザ超高速加工により切断するための移動経路を生
成するレーザ超高速加工における移動経路生成装置にお
いて、CADオペレーションにより作図され、複数の製
品形状が配置されている板取ワーク形状の図形データで
ある工具軌跡データを抽出する工具軌跡データ抽出手段
と、前記製品形状に含まれる複数の穴形状の種類、加工
順番及び、最初に加工する穴形状のアプローチ長を付加
する情報付加手段と、複数の前記穴形状に対してアプロ
ーチの終点位置を検出するアプローチ終点位置検出手段
と、前記アプローチ終点位置で前記穴形状の線分に接す
る外接円及び内接円を生成する内接円外接円生成手段
と、前記各穴形状毎に生成された内接円及び外接円に互
いに接する直線を生成する接線生成手段と、前記内接円
外接円生成手段と、前記接線生成手段とで生成した、前
記内接円と、前記外接円と、前記接線とにより移動経路
を生成する移動経路生成手段とを含んでいるレーザ超高
速加工における移動経路生成装置である。
【0014】請求項7にかかる発明は、コンピュータに
より、レーザ超高速加工における移動経路生成装置を制
御するための制御プログラムを記憶したコンピュータ読
みとり可能の記憶媒体であって、この制御プログラム
は、CADオペレーションにより作図された複数の製品
形状が配置された板取ワーク形状の図形データである工
具軌跡データを抽出する工具軌跡データ抽出プログラム
と、前記製品形状に含まれる複数の穴形状の種類、加工
順番及び、最初に加工する穴形状のアプローチ長を付加
する情報付加プログラムと、複数の前記穴形状に対して
アプローチの終点位置を検出するアプローチ終点位置検
出プログラムと、前記アプローチ終点位置で前記穴形状
の線分に接する外接円及び内接円を生成する内接円外接
円生成プログラムと、前記各穴形状毎に生成された内接
円及び外接円に互いに接する直線を生成する接線生成プ
ログラムと、前記内接円外接円生成プログラムと、前記
接線生成プログラムとで生成した、前記内接円と、前記
外接円と、前記接線とにより移動経路を生成する移動経
路生成プログラムと、を記憶しているレーザ超高速加工
における移動経路生成方法のプログラムを記憶したコン
ピュータ読みとり可能の記憶媒体である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して説明する。図1に本実施に係る自動プログラミン
グ装置1の概略の構成図を示す。自動プログラミング装
置1は、コンピュータよりなるものであって、例えば、
図示しないコンピュータ本体とマウス、キーボード等の
入出力装置を備えている。
【0016】そして、この自動プログラミング装置1
は、CAD図形等を表示させる表示部3と、図形を作成
したりNCデータを作成するCAD/CAM部5と、こ
のCAD/CAM部5により作成したCAD図形及びN
Cデータ等であるCAD/CAMデータAiを全て格納
しているCAD/CAMデータファイル7と、レーザ経
路の軌跡を自動で生成させるために必要な情報を表示部
3において付加する情報付加部9と、レーザの経路を生
成する処理を総合的に管理するレーザ経路生成管理部1
3と、レーザ経路の軌跡の生成処理中に一時的に保管が
必要になるデータを格納する中間データファイル27と
を備えている。そして、CAD/CAM部5と、情報付
加部9と、レーザ経路生成管理部13とは、リンク制御
部11により結合されている。これにより、レーザ経路
生成管理部13は、CAD/CAM部5の備えている機
能とデータとを共有する事ができる。
【0017】前記レーザ経路生成管理部13は、さら
に、工具軌跡データ抽出部15と、アプローチ終点位置
検出部17と、内接円外接円生成部19と、接線生成部
21と、切断移動位置生成部23と、移動経路生成部2
5とを備えている。
【0018】前記工具軌跡データ抽出部15は、前記C
AD/CAMデータファイル7よりCAD/CAMデー
タAiである指定のCAD図形(例えば、ワークWに製
品図がネスティングされて配置されているCAD図形)
を読み込み中間データファイル27に工具軌跡データT
iとして格納する処理部である。アプローチ終点位置検
出部17は、レーザ加工において、製品の形状の加工の
直前までの加工であるアプローチ加工の終了位置のデー
タであるアプローチ終了位置データPiを求めて中間デ
ータファイル27に格納する処理部である。
【0019】前記内接円外接円生成部19は、アプロー
チ終点位置検出部17で求めたアプローチ位置検出デー
タPiを中間データファイル27より読み込み、このア
プローチ位置終点で製品形状に接する内接円と、外接円
を求め、接円データCiとして中間データファイル27
に格納する処理部である。前記接線生成部21は、例え
ば、製品に穴形状が2つ以上存在する場合に第1の穴形
状から第2の穴形状までのレーザヘッドの移動経路の候
補である接線データLiを求めて、中間データファイル
27に格納する処理部である。
【0020】前記切断移動位置検出部23は、前記接線
生成部21で生成した移動経路の候補である接線から条
件に適合する接線を選択して、この接線と内接円又は外
接円の接点のデータである切断移動位置データSiを生
成して中間データファイル27に格納する処理部であ
る。前記移動経路生成部25は、中間データファイル2
7に格納されている工具軌跡データTiと、アプローチ
終点位置データPiと、接円データCiと、接線データ
Liと、切断移動位置データSiとを読み込んでレーザ
の移動経路を生成して、中間データファイル27に格納
する処理部である。
【0021】前記自動プログラミング装置1は、さら
に、上述の処理で生成されたレーザの加工軌跡を作図し
た図形データ(NCデータを生成するための属性が付加
された図形データ)である完成経路データ抽出部29
と、この完成経路データ抽出部29で抽出して完成経路
データFiを格納する完成経路データファイル31と、
レーザ加工機側に送信するNCデータを生成してCAD
/CAMデータファイル7に格納するNCデータ生成部
33とを備えている。そして、前記NCデータは、通信
ケーブル35を介して、レーザ加工機37に送信されて
実際の加工が行われる。
【0022】図2に示すように、本例では、前記穴形状
の態様として、角穴、長角穴、R付角穴、長丸穴、シン
グルD穴、ダブルD穴、異形穴に対して予めアプローチ
終点を設定して置く。すなわち、角穴AHは、線分AL
1、AL2、AL3、AL4により構成されている。そ
して、線分AL1の中心点であるAP1、線分AL2の
中心点AP2、線分AL3の中心点AP3及び、線分A
L4の中心点AP4がアプローチ終点として定義されて
いる。長角穴BHは、線分BL1、BL2、BL3、B
L4により構成されている。そして、線分BL1の中心
点であるBP1、線分BL2の中心点BP2、線分BL
3の中心点BP3及び、線分BL4の中心点BP4がア
プローチ終点として定義されている。
【0023】R付角穴CHは、線分CL1、CL2、C
L3、CL4、CL5、CL6、CL7、CL8により
構成されている。そして、線分CL1の中心点であるC
P1、線分CL3の中心点CP2、線分CL5の中心点
RP3及び、線分CL7の中心点CP4がアプローチ終
点として定義されている。長丸穴DHは、線分DL1、
DL2、DL3、DL4により構成されている。そし
て、半円の線分DL2の中心点であるDP1及び、半円
の線分DL4の中心点DP2がアプローチ終点として定
義されている。シングルD穴EHは、線分EL1、EL
2により構成されている。そして、線分EL1の中心点
であるEP1がアプローチ終点として定義されている。
ダブルD穴FHは、線分FL1、FL2、FL3、FL
4により構成されている。そして、線分FL1の中心点
であるFP1と、FL3の中心点であるFP2がアプロ
ーチ終点として定義されている。異形穴GHは、例え
ば、線分GL1、GL2、GL3、GL4、GL5、G
L6により構成されている場合、線分GL1の中心点で
あるGP1をアプローチ終点としてオペレータが設定す
る。外形路HLも、例えば、線分HL1、HL2、HL
3、HL4、HL5、HL6により構成されいる場合、
オペレータが任意の線分の中心点HP1をアプローチ終
点として設定する。
【0024】ここで、中間データファイル27に格納さ
れる各データのレイアウトを図3、図4を参照して説明
する。例えば、図7に示すような角穴SHA、SHB、
SHCを切断するとする。前記工具軌跡データTiは、
図3(a)に示すように角穴SHAの工具軌跡データで
あるデータAが格納されている。角穴SHBの工具軌跡
データであるデータBが格納されている。角穴SHCの
工具軌跡データであるデータCが格納されている。
【0025】前記アプローチ終点位置データPiは、図
3(b)に示すように、工具軌跡データTiを読み込み
予め定義されている複数のアプローチ終点位置データか
ら条件に合うアプローチ終点位置データPiのXY座標
(図示しない)を格納している。本例の場合、角穴SH
Aに対しては、アプローチ終点位置Ae12が格納され
る。角穴SHBに対しては、アプローチ終点位置Be1
4が格納される。角穴SHCに対しては、アプローチ終
点位置Ce12が格納される。ちなみに、このアプロー
チ終了位置の選択方法は前述した通りである。
【0026】前記接円データCiは、図3(c)に示す
ように、アプローチ終点位置を通り工具軌跡データを構
成する線分に接する内接円と、外接円の定義する情報
(図示しない)を格納している。角穴SHAに対応して
内接円ICA1、外接円OCA1、角穴SHBに対応し
て内接円ICB1、外接円OCB1、角穴SHCに対応
して内接円ICC1、外接円OCC1が格納されてい
る。
【0027】図4(a)に示すように、接線データLi
は、接円データLi間に円に接する接線である線分の始
点と終点のXY座標(図示しない)を定義して格納して
いる。
【0028】本例では接線T11からT18が格納され
ている。
【0029】図4(b)に示すように、切断移動位置デ
ータSiは接線である線分と内接円若しくは、外接円と
が接する点のXY座標(図示しない)を定義して格納す
る。
【0030】本例では、PT11からPT116まで格
納されている。
【0031】図4(c)に示すように、移動経路データ
Miは、前記各データより移動経路データを生成して格
納している。すなわち、移動の経路であるアプローチ円
弧ICA1、切断SHA、逃げ円弧OCA1、移動T1
1、アプローチ円弧ICB1、切断SHB、逃げ円弧O
CB1移動T15、アプローチ円弧ICC1、切断SH
C、逃げ円弧OCC1、外形加工経路を格納している。
そして、この移動経路データとピアス位置データ、アプ
ローチ終点位置データ、切断移動位置データから製品を
加工するためのNCデータが生成される。
【0032】本実施に係るフローを図5、図6を参照し
て説明する。初めに、ステップS501の図形読み込み
処理では、自動プログラミング装置のCAD画面上にレ
ーザ加工するワーク図形を読み込む。これにより設計者
は、このワーク図形に対してNCデータを生成させるた
めの操作を行うことができる。そして、ステップS50
3の加工順決定処理では、例えば、ワークの中に配置さ
れている製品形状の中に複数の穴加工がある場合、レー
ザ加工する穴の順番を決定する処理を行う。
【0033】次に、ステップS505の穴形状識別処理
では、前述した予め登録されている形状パターンと前記
製品に含まれている穴形状を比較して、各穴の形状パタ
ーンを決定する。ここで、角穴の形状毎にアプローチ終
点が設定されるので、各穴の形状をプログラム又はオペ
レータが識別して、この情報を付加すればアプローチ終
点が決定されることは勿論である。ステップS507の
中心位置算出処理では、製品形状に包含されている各穴
形状の中心位置を求める処理を行う。さらに、ステップ
S509の線分生成処理では、ステップS507で求め
た穴形状の中心点と、中心点を結び、線分を生成する処
理を行う。これらの中心点を求め前記線分を生成するこ
とによって各穴のアプローチ終点を求めることができ
る。ステップS511の交点算出処理では、ステップS
509で生成した線分と、穴形状を構成する線分の交点
を求める処理を行う。
【0034】そして、ステップS513のアプローチ終
点決定処理では、前述した、予め穴の形状の種類によっ
て定義されているアプローチ終点である定義点の中から
ステップS511の処理で求めた交点に最も近い定義点
を検索してアプローチ終点として設定する処理を行う。
ステップS515の内接円、外接円生成処理では、ステ
ップS513のアプローチ終点決定処理で求めた各穴の
アプローチ終点を通りこのアプローチ終点を含む線分に
対して内接円及び、外接円を求める処理を行う。ここ
で、内接円及び、外接円の半径はアプローチ長の1/2
とする。また、アプローチが定形穴の最初の場合、内接
円の半径は、アプローチ長の1/3とする。ステップS
517の接線生成処理では、ステップS515の処理で
生成した各穴の内接円及び、外接円同士を接線で結び穴
から穴への移動経路を生成する。
【0035】次に、ステップS519の交点生成処理で
は、ステップS517の処理で求めた接線が、各穴の外
接円及び、内接円に接する点を生成する処理を行う。以
上の処理により、製品を加工するレーザの軌跡が生成で
きるようになる。ステップS521の移動経路生成処理
では、ステップS519処理で求めた接点から最短の距
離を求めて移動経路を生成する処理を行う。そして、ス
テップS523の経路完成処理では、上述により求めた
各情報により、製品形状を加工するレーザの完成経路を
生成する。そして、ステップS525のNCデータ生成
処理ではステップS523の処理で完成させた完成経路
に基づきNCデータを生成する処理を行う。このNCデ
ータをレーザ加工機に、例えばオンラインにより転送し
て、製品の加工を行う。
【0036】本例の場合、超高速加工の加工対象となる
穴形状は、角穴、長角穴、R付角穴、長丸穴、シングル
D穴及び、ダブルD穴、異形穴の種類が対象とされてい
る。ここで、各穴形状の場合のレーザ加工経路の生成方
法を、図7〜図13を参照して説明する。なお、以下の
加工経路生成方法は上述のフローに一般化されているの
でここでは具体的な面から説明する。初めに、図7に示
すように、角穴の場合、例えば、製品内に角穴が3個存
在するものとする。すなわち、角穴SHA、SHB、S
HCが存在する。そして、角穴SHAは、線分SHA
1、SHA2、SHA3、SHA4により構成されてい
る。そして、予めアプローチ終点が定義されているの
で、この場合、線分SHA1の中心点Ae11、線分S
HA2の中心点Ae12、線分SHA3の中心点Ae1
3、線分SHA4の中心点Ae14を定義点として生成
させる。
【0037】同様に、角穴SHBは、線分SHB1、S
HB2、SHB3、SHB4により構成されている。そ
して、線分SHB1の中心点Be11、線分SHB2の
中心点Be12、線分SHB3の中心点Be13、線分
SHB4の中心点Be14を定義点として生成させる。
角穴SHCは、線分SHC1、SHC2、SHC3、S
HC4により構成されている。そして、線分SHC1の
中心点Ce11、線分SHC2の中心点Ce12、線分
SHC3の中心点Ce13、線分SHC4の中心点Ce
14を定義点として生成させる。
【0038】そして、本例の場合、角穴の加工順が角穴
SHA、SHB、SHCと決定されたとすると、角穴S
HAの中心点CPA1、角穴SHBの中心点CPB1、
角穴SHCの中心点CPC1を生成させる。そして、中
心点CPA1と中心点CPB1を結び線分LN11を生
成させる。中心点CPB1と中心点CPC1を結び線分
LN12を生成させる。次に、前記線分LN11と角穴
SHAを構成する線分SHA2の交点CRPA1を求め
る。線分LN12と角穴SHBを構成する線分SHB4
の交点CRPB1を求める。線分LN12と角穴SHC
を構成する線分SHC2の交点CRPC1を求める。
【0039】次に、角穴SHAに含まれるアプローチ終
点の定義点Ae11、Ae12、Ae13、Ae14の
中から前述により求めた交点CRPA1に最も近い点、
本例の場合Ae12を実際のアプローチ終点として決定
する。同様に、角穴SHBに対してはBe14、角穴S
HCに対してはCe12をアプローチ終点として決定す
る。このアプローチ終点を通り角穴SHAを構成する線
分に対して内接円及び、外接円を生成させる。ここで、
内接円及び、外接円の半径はアプローチ長の1/2とす
る。また、アプローチが定形穴の最初の場合、内接円の
半径は、アプローチ長の1/3とする。このように、角
穴SHAに対して、内接円ICA1、外接円OCA1を
生成する。同様に、角穴SHBに対して、内接円ICB
1、外接円OCB1を生成する。角穴SHCに対して、
内接円ICC1、外接円OCC1を生成する。
【0040】以上により、生成した内接円、外接円を基
にレーザの移動経路を生成させる。初めに、角穴SHA
の外接円OCA1と角穴SHBの内接円ICB1間に接
線T11、T12、T13、T14を生成させる。角穴
SBHの外接円と角穴SHCの内接円間に接線T15、
T16、T17、T18を生成させる。
【0041】そして、接線T11と外接円OCA1の接
点PT11、接線T11と内接円ICB1の接点PT1
2を求める。接線T12と外接円OCA1の接点PT1
3、接線T12と内接円ICB1の接点PT14を求め
る。接線T13と外接円OCA1の接点PT15、接線
T13と内接円ICB1の接点PT16を求める。接線
T14と外接円OCA1の接点PT17、接線T14と
内接円ICB1の接点PT18を求める。接線T15と
外接円OCB1の接点PT19、接線T15と内接円I
CC1の接点PT110を求める。接線T16と外接円
OCB1の接点PT111、接線T16と内接円ICC
1の接点PT112を求める。接線T17と外接円OC
B1の接点PT113、接線T17と内接円ICC1の
接点PT114を求める。接線T18と外接円OCB1
の接点PT115、接線T18と内接円ICC1の接点
PT116を求める。
【0042】以上の処理により生成した各データから実
際のレーザ加工の軌跡を生成させる。すなわち、初め
に、角穴SHAの形状へのアプローチ経路である内接円
ICA1上を矢印ARW11方向へ回転しながらアプロ
ーチ終点Ae12まで移動する。そして、角穴SHAを
切断する軌跡を生成する。その後、外接円OCA1上を
矢印ARW12の方向に回転しながら移動経路T11に
分岐する。ここで、移動経路T11が選択される条件
は、外接円上のレーザヘッドの回転方向から移動経路T
11、T12、T13、T14から移動経路T11、T
12に限定される。そして、移動経路T11と内接円I
CB1の接点PT12と移動経路T12と内接円ICB
1の接点PT14の内、アプローチ終点Be14からの
円弧長が内接円の長さの1/4以上で、3/4以下であ
る接点が条件になっているので、接点PT12が選択さ
れる。すなわち、移動経路T11が選択されることにな
る。レーザは、移動経路T11上を移動し、接点PT1
2で内接円ICB1上を矢印ARW13に移動する。そ
して、アプローチ終点Be14において、角穴SHBの
加工を開始し切断する軌跡を生成する。その後、外接円
OCB1上を矢印ARW14方向に回転して、接点PT
19まで移動する。さらに、移動経路T15上を接点P
T110まで移動する。ここで、移動経路T15が選択
される条件は、外接円上のレーザの回転方向から移動経
路T15、T16、T17、T18中、移動経路T1
5、T16に限定される。そして、移動経路T15と内
接円ICC1の接点PT110と移動経路T15と内接
円ICC1の接点PT112の内、アプローチ終点Ce
12からの円弧長が内接円の長さの1/4以上で、3/
4以下である接点が条件になっているので、接点PT1
10が選択される。すなわち、移動経路T15が選択さ
れることになる。
【0043】次に、レーザは接点PT110から内接円
ICC1を矢印ARW15の方向に回転しながらアプロ
ーチ終点Ce12まで進む。そして、角穴SHCを切断
する軌跡を生成する。その後、外接円OCC1上をアプ
ローチ終点Ce12から矢印ARW16方向に進む。以
上により角穴3つを含んだ製品形状のレーザ加工の加工
軌跡が生成することになる。
【0044】図8に示すように、長角穴の場合、例え
ば、製品内に長角穴が3個存在するものとする。すなわ
ち、長角穴LSHA、LSHB、LSHCが存在する。
そして、長角穴LSHAは、線分LSHA1、LSHA
2、LSHA3、LSHA4により構成されている。そ
して、予めアプローチ終点が定義されているので、この
場合、線分LSHA1の中心点Ae21、線分LSHA
2の中心点Ae22、線分LSHA3の中心点Ae2
3、線分LSHA4の中心点Ae24を定義点として生
成させる。
【0045】同様に、角穴LSHBは、線分LSHB
1、LSHB2、LSHB3、LSHB4により構成さ
れている。そして、線分LSHB1の中心点Be21、
線分LSHB2の中心点Be22、線分LSHB3の中
心点Be23、線分LSHB4の中心点Be24を定義
点として生成させる。長角穴LSHCは、線分LSHC
1、LSHC2、LSHC3、LSHC4により構成さ
れている。そして、線分LSHC1の中心点Ce21、
線分LSHC2の中心点Ce22、線分LSHC3の中
心点Ce23、線分LSHC4の中心点Ce24を定義
点として生成させる。
【0046】そして、本例の場合、長角穴の加工順が長
角穴LSHA、LSHB、LSHCと決定されたとする
と、長角穴LSHAの中心点CPA2、長角穴LSHB
の中心点CPB2、長角穴LHCの中心点CPC2を生
成させる。そして、中心点CPA2と中心点CPB2を
結び線分LN21を生成させる。中心点CPB2と中心
点CPC2を結び線分LN22を生成させる。次に、前
記線分LN21と長角穴LSHAを構成する線分LSH
A2の交点CRPA2を求める。線分LN22と長角穴
LSHBを構成する線分LSHB4の交点CRPB2を
求める。線分LN22と長角穴LHCを構成する線分L
SHC2の交点CRPC2を求める。
【0047】次に、長角穴LSHAに含まれるアプロー
チ終点の定義点Ae21、Ae22、Ae23、Ae2
4の中から前述により求めた交点CRPA2に最も近い
点、本例の場合Ae22を実際のアプローチ終点として
決定する。同様に、長角穴LSHBに対してはBe2
4、長角穴LSHCに対してはCe22をアプローチ終
点として決定する。このアプローチ終点を通り長角穴L
SHAを構成する線分に対して内接円及び、外接円を生
成させる。ここで、内接円及び、外接円の半径はアプロ
ーチ長の1/2とする。また、アプローチが定形穴の最
初の場合、内接円の半径は、アプローチ長の1/3とす
る。このように、長角穴LSHAに対して、内接円IC
A2、外接円OCA2を生成する。同様に、長角穴LS
HBに対して、内接円ICB2、外接円OCB2を生成
する。長角穴LSHCに対して、内接円ICC2、外接
円OCC2を生成する。
【0048】以上により、生成した内接円、外接円を基
にレーザの移動経路を生成させる。初めに、長角穴LS
HAの外接円OCA2と長角穴LSHBの内接円ICB
2間に接線T21、T22、T23、T24を生成させ
る。長角穴LSBHの外接円と長角穴LSHCの内接円
間に接線T25、T26、T27、T28を生成させ
る。
【0049】そして、接線T21と外接円OCA2の接
点PT21、接線T21と内接円ICB2の接点PT2
2を求める。接線T22と外接円OCA2の接点PT2
3、接線T22と内接円ICB2の接点PT24を求め
る。接線T23と外接円OCA2の接点PT25、接線
T23と内接円ICB2の接点PT26を求める。接線
T24と外接円OCA2の接点PT27、接線T24と
内接円ICB2の接点PT28を求める。接線T25と
外接円OCB2の接点PT29、接線T25と内接円I
CC2の接点PT210を求める。接線T26と外接円
OCB2の接点PT211、接線T26と内接円ICC
2の接点PT212を求める。接線T27と外接円OC
B2の接点PT213、接線T27と内接円ICC2の
接点PT214を求める。接線T28と外接円OCB2
の接点PT215、接線T28と内接円ICC2の接点
PT216を求める。
【0050】以上の処理により生成した各データから実
際のレーザ加工の軌跡を生成させる。すなわち、初め
に、長穴LSHAの形状へのアプローチ経路である内接
円ICA2上を矢印ARW21方向へ回転しながらアプ
ローチ終点Ae22まで移動する。そして、長角穴LS
HAを切断する軌跡を生成する。その後、外接円OCA
2上を矢印ARW22の方向に回転しながら移動経路T
21に分岐する。ここで、移動経路T21が選択される
条件は、外接円上のレーザの回転方向から移動経路T2
1、T22、T23、T24から移動経路T21、T2
2に限定される。そして、移動経路T21と内接円IC
B2の接点PT22と移動経路T22と内接円ICB2
の接点PT24の内、アプローチ終点Be24からの円
弧長が内接円の長さの1/4以上で、3/4以下である
接点が条件になっているので、接点PT22が選択され
る。すなわち、移動経路T21が選択されることにな
る。レーザは、移動経路T21上を移動し、接点PT2
2で内接円ICB2上を矢印ARW23に移動する。そ
して、アプローチ終点Be24において、切断を開始し
長角穴LSHBを切断する軌跡を生成する。その後、外
接円OCB2上を矢印ARW24方向に回転して、接点
PT29まで移動する。さらに、移動経路T25上を接
点PT210まで移動する。ここで、移動経路T25が
選択される条件は、外接円上のレーザの回転方向から移
動経路T25、T26、T27、T28中、移動経路T
25、T26に限定される。そして、移動経路T25と
内接円ICC2の接点PT210と移動経路T25と内
接円ICC2の接点PT212の内、アプローチ終点C
e22からの円弧長が内接円の長さの1/4以上で、3
/4以下である接点が条件になっているので、接点PT
210が選択される。すなわち、移動経路T25が選択
されることになる。
【0051】次に、レーザは接点PT210から内接円
ICC2を矢印ARW25の方向に回転しながらアプロ
ーチ終点Ce22まで進む。そして、長角穴LSHCを
切断する軌跡を生成する。その後、外接円OCC2上を
アプローチ終点Ce22から矢印ARW26方向に進
む。以上により角穴3つを含んだ製品形状のレーザ加工
の加工軌跡が生成することになる。
【0052】図9に示すように、R付角穴の場合、例え
ば、製品内にR付角穴が3個存在するものとする。すな
わち、R付角穴RSHA、RSHB、RSHCが存在す
る。そして、R付角穴RSHAは、線分RSHA1から
RSHA8により構成されている。そして、予めアプロ
ーチ終点が定義されているので、この場合、線分RSH
A1の中心点Ae31、線分RSHA3の中心点Ae3
2、線分RSHA5の中心点Ae33、線分RSHA7
の中心点Ae34を定義点として生成させる。
【0053】同様に、R付角穴RSHBは、線分RSH
B1からRSHB8により構成されている。そして、線
分RSHB1の中心点Be31、線分RSHB3の中心
点Be32、線分RSHB5の中心点Be33、線分R
SHB7の中心点Be34を定義点として生成させる。
R付角穴RSHCは、線分RSHC1からRSHC8に
より構成されている。そして、線分RSHC1の中心点
Ce31、線分RSHC3の中心点Ce32、線分RS
HC5の中心点Ce33、線分RSHC7の中心点Ce
34を定義点として生成させる。
【0054】そして、本例の場合、R付角穴の加工順が
R付角穴RSHA、RSHB、RSHCと決定されたと
すると、R付角穴RSHAの中心点CPA3、R付角穴
RSHBの中心点CPB3、R付角穴RSHCの中心点
CPC3を生成させる。そして、中心点CPA3と中心
点CPB3を結び線分LN31を生成させる。中心点C
PB3と中心点CPC3を結び線分LN32を生成させ
る。次に、前記線分LN31とR付角穴RSHAを構成
する線分RSHA2の交点CRPA3を求める。線分L
N32とR付角穴RSHBを構成する線分RSHB4の
交点CRPB3を求める。線分LN32とR付角穴RS
HCを構成する線分RSHC2の交点CRPC3を求め
る。
【0055】次に、R付角穴RSHAに含まれるアプロ
ーチ終点の定義点Ae31、Ae32、Ae33、Ae
34の中から前述により求めた交点CRPA3に最も近
い点、本例の場合Ae32を実際のアプローチ終点とし
て決定する。同様に、R付角穴RSHBに対してはBe
34、R付角穴RSHCに対してはCe32をアプロー
チ終点として決定する。このアプローチ終点を通りR付
角穴RSHAを構成する線分に対して内接円及び、外接
円を生成させる。ここで、内接円及び、外接円の半径は
アプローチ長の1/2とする。また、アプローチが定形
穴の最初の場合、内接円の半径は、アプローチ長の1/
3とする。このように、R付角穴RSHAに対して、内
接円ICA3、外接円OCA3を生成する。同様に、R
付き角穴RSHBに対して、内接円ICB3、外接円O
CB3を生成する。R付角穴RSHCに対して、内接円
ICC3、外接円OCC3を生成する。
【0056】以上により、生成した内接円、外接円を基
にレーザの移動経路を生成させる。初めに、R付角穴R
SHAの外接円OCA3とR付角穴RSHBの内接円I
CB3間に接線T31、T32、T33、T34を生成
させる。R付角穴RSBHの外接円と長角穴RSHCの
内接円間に接線T35、T36、T37、T38を生成
させる。
【0057】そして、接線T31と外接円OCA3の接
点PT31、接線T31と内接円ICB3の接点PT3
2を求める。接線T32と外接円OCA3の接点PT3
3、接線T32と内接円ICB3の接点PT34を求め
る。接線T33と外接円OCA3の接点PT35、接線
T33と内接円ICB3の接点PT36を求める。接線
T34と外接円OCA3の接点PT37、接線T34と
内接円ICB3の接点PT38を求める。接線T35と
外接円OCB3の接点PT39、接線T35と内接円I
CC3の接点PT310を求める。接線T36と外接円
OCB3の接点PT311、接線T36と内接円ICC
3の接点PT312を求める。接線T37と外接円OC
B3の接点PT313、接線T37と内接円ICC3の
接点PT314を求める。接線T38と外接円OCB3
の接点PT315、接線T38と内接円ICC3の接点
PT316を求める。
【0058】以上の処理により生成した各データから実
際のレーザ加工の軌跡を生成させる。すなわち、初め
に、R付角穴RSHAの形状へのアプローチ経路である
内接円ICA3上を矢印ARW31方向へ回転しながら
アプローチ終点Ae32まで移動する。そして、R付角
穴RSHAを切断する軌跡を生成する。その後、外接円
OCA3上を矢印ARW32の方向に回転しながら移動
経路T31に分岐する。ここで、移動経路T31が選択
される条件は、外接円上のレーザの回転方向から移動経
路T31、T32、T33、T34から移動経路T3
1、T32に限定される。そして、移動経路T31と内
接円ICB3の接点PT32と移動経路T32と内接円
ICB3の接点PT34の内、アプローチ終点Be34
からの円弧長が内接円の長さの1/4以上で、3/4以
下である接点が条件になっているので、接点PT32が
選択される。すなわち、移動経路T31が選択されるこ
とになる。レーザは、移動経路T31上を移動し、接点
PT32で内接円ICB3上を矢印ARW33に移動す
る。そして、アプローチ終点Be34において、切断を
開始しR付角穴RSHBを切断する軌跡を生成する。外
接円OCB3上を矢印ARW34方向に回転して、接点
PT39まで移動する。さらに、移動経路T35上を接
点PT310まで移動する。ここで、移動経路T35が
選択される条件は、外接円上のレーザの回転方向から移
動経路T35、T36、T37、T38中、移動経路T
35、T36に限定される。そして、移動経路T35と
内接円ICC3の接点PT310と移動経路T35と内
接円ICC3の接点PT312の内、アプローチ終点C
e32からの円弧長が内接円の長さの1/4以上で、3
/4以下である接点が条件になっているので、接点PT
310が選択される。すなわち、移動経路T35が選択
されることになる。
【0059】次に、レーザは接点PT310から内接円
ICC3を矢印ARW35の方向に回転しながらアプロ
ーチ終点Ce32まで進む。そして、R付角穴RSHC
を切断する軌跡を生成する。その後、外接円OCC3上
をアプローチ終点Ce32から矢印ARW36方向に進
む。以上により角穴3つを含んだ製品形状のレーザ加工
の加工軌跡が生成することになる。
【0060】図10に示すように、長丸穴の場合、例え
ば、製品内に長丸穴が3個存在するものとする。すなわ
ち、長丸穴LCHA、LCHB、LCHCが存在する。
そして、長丸穴LCHAは、線分LCHA1、LCHA
2、LCHA3、LCHA4により構成されている。そ
して、予めアプローチ終点が定義されているので、この
場合、半円の線分LCHA2の中心点Ae42、半円の
線分LCHA4の中心点Ae41を定義点として生成さ
せる。
【0061】同様に、長丸穴LCHBは、線分LCHB
1、LCHB2、LCHB3、LCHB4により構成さ
れている。そして、半円の線分LCHB2の中心点Be
42、半円の線分LCHB4の中心点Be41を定義点
として生成させる。長丸穴LCHCは、線分LCHC
1、LCHC2、LCHC3、LCHC4により構成さ
れている。そして、半円の線分LCHC2の中心点Ce
42、半円の線分LCHC4の中心点Ce41を定義点
として生成させる。
【0062】そして、本例の場合、長丸穴の加工順が長
丸穴LCHA、LCHB、LCHCと決定されたとする
と、長丸穴LCHAの中心点CPA4、長丸穴LCHB
の中心点CPB4、長丸穴LCHCの中心点CPC4を
生成させる。そして、中心点CPA4と中心点CPB4
を結び線分LN41を生成させる。中心点CPB4と中
心点CPC4を結び線分LN42を生成させる。次に、
前記線分LN41と長丸穴LSHAを構成する線分LS
HA2の交点CRP41を求める。線分LN42と長丸
穴LSHBを構成する線分LSHB4の交点CRP42
を求める。線分LN42と長丸穴LSHCを構成する線
分LSHC2の交点CRP43を求める。
【0063】次に、長丸穴LSHAに含まれるアプロー
チ終点の定義点Ae41、Ae42、の中から前述によ
り求めた交点CRP41に最も近い点、本例の場合Ae
42を実際のアプローチ終点として決定する。同様に、
長丸穴LSHBに対してはBe41、長丸穴LSHCに
対してはCe42をアプローチ終点として決定する。こ
のアプローチ終点を通り長丸穴LSHAを構成する線分
に対して内接円及び、外接円を生成させる。ここで、内
接円及び、外接円の半径はアプローチ長の1/2とす
る。また、アプローチが定形穴の最初の場合、内接円の
半径は、アプローチ長の1/3とする。このように、長
丸穴LSHAに対して、内接円ICA4、外接円OCA
4を生成する。同様に、長丸穴LSHBに対して、内接
円ICB4、外接円OCB4を生成する。長丸穴LSH
Cに対して、内接円ICC4、外接円OCC4を生成す
る。
【0064】以上により、生成した内接円、外接円を基
にレーザの移動経路を生成させる。初めに、長丸穴LS
HAの外接円OCA4と長丸穴RSHBの内接円ICB
4間に接線T41、T42、T43、T44を生成させ
る。長丸穴RSBHの外接円と長角穴RSHCの内接円
間に接線T45、T46、T47、T48を生成させ
る。
【0065】そして、接線T41と外接円OCA4の接
点PT41、接線T41と内接円ICB4の接点PT4
2を求める。接線T42と外接円OCA4の接点PT4
3、接線T42と内接円ICB4の接点PT44を求め
る。接線T43と外接円OCA4の接点PT45、接線
T43と内接円ICB4の接点PT46を求める。接線
T44と外接円OCA4の接点PT47、接線T44と
内接円ICB4の接点PT48を求める。接線T45と
外接円OCB4の接点PT49、接線T45と内接円I
CC4の接点PT410を求める。接線T46と外接円
OCB4の接点PT411、接線T46と内接円ICC
4の接点PT412を求める。接線T47と外接円OC
B4の接点PT413、接線T47と内接円ICC4の
接点PT414を求める。接線T48と外接円OCB4
の接点PT415、接線T48と内接円ICC4の接点
PT416を求める。
【0066】以上の処理により生成した各データから実
際のレーザ加工の軌跡を生成させる。すなわち、初め
に、長丸穴LCHAの形状へのアプローチ経路である内
接円ICA4上を矢印ARW41方向へ回転しながらア
プローチ終点Ae42まで移動する。そして、長丸穴L
CHAを切断する軌跡を生成する。その後、外接円OC
A4上を矢印ARW42の方向に回転しながら移動経路
T41に分岐する。ここで、移動経路T41が選択され
る条件は、外接円上のレーザの回転方向から移動経路T
41、T42、T43、T44から移動経路T41、T
42に限定される。そして、移動経路T41と内接円I
CB4の接点PT42と移動経路T42と内接円ICB
4の接点PT44の内、アプローチ終点Be41からの
円弧長が内接円の長さの1/4以上で、3/4以下であ
る接点が条件になっているので、接点PT42が選択さ
れる。すなわち、移動経路T41が選択されることにな
る。レーザは、移動経路T41上を移動し、接点PT4
2で内接円ICB4上を矢印ARW43に移動する。そ
して、アプローチ終点Be41において、切断を開始し
長丸穴LCHBを切断する軌跡を生成する。外接円OC
B4上を矢印ARW44方向に回転して、接点PT49
まで移動する。さらに、移動経路T45上を接点PT4
10まで移動する。ここで、移動経路T45が選択され
る条件は、外接円上のレーザの回転方向から移動経路T
45、T46、T47、T48中、移動経路T45、T
46に限定される。そして、移動経路T45と内接円I
CC4の接点PT410と移動経路T45と内接円IC
C4の接点PT412の内、アプローチ終点Ce42か
らの円弧長が内接円の長さの1/4以上で、3/4以下
である接点が条件になっているので、接点PT410が
選択される。すなわち、移動経路T45が選択されるこ
とになる。
【0067】次に、レーザは接点PT410から内接円
ICC4を矢印ARW45の方向に回転しながらアプロ
ーチ終点Ce42まで進む。そして、長丸穴LCHCを
切断する軌跡を生成する。その後、外接円OCC4上を
アプローチ終点Ce42から矢印ARW46方向に進
む。以上により角穴3つを含んだ製品形状のレーザ加工
の加工軌跡が生成することになる。
【0068】図11に示すように、シングルD穴の場
合、例えば、製品内にシングルD穴が3個存在するもの
とする。すなわち、シングルD穴SDA、SDB、SD
Cが存在する。そして、シングルD穴SDAは、線分S
DA1、SDA2により構成されている。そして、予め
アプローチ終点が定義されているので、この場合、線分
SDA1の中心点Ae51を定義点として生成させる。
【0069】同様に、シングルD穴SDBは、線分SD
B1、SDB2により構成されている。そして、線分S
DB1の中心点Be51を定義点として生成させる。シ
ングルD穴SDCは、線分SDC1、SDC2により構
成されている。そして、線分SDC1の中心点Ce51
を定義点として生成させる。そして、上述の定義点をア
プローチ終点として決定する。
【0070】このアプローチ終点を通りシングルD穴S
DAを構成する線分に対して内接円及び、外接円を生成
させる。ここで、内接円及び、外接円の半径はアプロー
チ長の1/2とする。また、アプローチが定形穴の最初
の場合、内接円の半径は、アプローチ長の1/3とす
る。このように、シングルD穴SDAに対して、内接円
ICA5、外接円OCA5を生成する。同様に、シング
ルD穴SDBに対して、内接円ICB5、外接円OCB
5を生成する。シングルD穴SDCに対して、内接円I
CC5、外接円OCC5を生成する。
【0071】以上により、生成した内接円、外接円を基
にレーザの移動経路を生成させる。初めに、シングルD
穴SDAの外接円OCA5とシングルD穴SDBの内接
円ICB5間に接線T51、T52、T53、T54を
生成させる。シングルD穴SDBの外接円とシングルD
穴SDCの内接円間に接線T55、T56、T57、T
58を生成させる。
【0072】そして、接線T51と外接円OCA5の接
点PT51、接線T51と内接円ICB5の接点PT5
2を求める。接線T52と外接円OCA5の接点PT5
3、接線T52と内接円ICB5の接点PT54を求め
る。接線T53と外接円OCA5の接点PT55、接線
T53と内接円ICB5の接点PT56を求める。接線
T54と外接円OCA5の接点PT57、接線T54と
内接円ICB5の接点PT58を求める。接線T55と
外接円OCB5の接点PT59、接線T55と内接円I
CC5の接点PT510を求める。接線T56と外接円
OCB5の接点PT511、接線T56と内接円ICC
5の接点PT512を求める。接線T57と外接円OC
B5の接点PT513、接線T57と内接円ICC5の
接点PT514を求める。接線T58と外接円OCB5
の接点PT515、接線T58と内接円ICC5の接点
PT516を求める。
【0073】以上の処理により生成した各データから実
際のレーザ加工の軌跡を生成させる。すなわち、初め
に、シングルD穴SDAの形状へのアプローチ経路であ
る内接円ICA5上を矢印ARW51方向へ回転しなが
らアプローチ終点Ae51まで移動する。そして、シン
グルD穴SDAを切断する軌跡を生成する。その後、外
接円OCA5上を矢印ARW52の方向に回転しながら
移動経路T52に分岐する。ここで、移動経路T52が
選択される条件は、外接円上のレーザの回転方向から移
動経路T51、T52、T53、T54から移動経路T
51、T52に限定される。そして、移動経路T51と
内接円ICB5の接点PT52と移動経路T52と内接
円ICB5の接点PT54の内、アプローチ終点Be5
1からの円弧長が内接円の長さの1/4以上で、3/4
以下である接点が条件になっているので、接点PT54
が選択される。すなわち、移動経路T52が選択される
ことになる。レーザは、移動経路T52上を移動し、接
点PT54で内接円ICB5上を矢印ARW53に移動
する。そして、アプローチ終点Be51において、切断
を開始し、シングルD穴SDBを切断する軌跡を生成す
る。外接円OCB5上を矢印ARW54方向に回転し
て、接点PT515まで移動する。さらに、移動経路T
58上を接点PT516まで移動する。ここで、移動経
路T58が選択される条件は、外接円上のレーザの回転
方向から移動経路T55、T56、T57、T58中、
移動経路T57、T58に限定される。そして、移動経
路T58と内接円ICC5の接点PT516と移動経路
T57と内接円ICC5の接点PT514の内、アプロ
ーチ終点Ce51からの円弧長が内接円の長さの1/4
以上で、3/4以下である接点が条件になっているの
で、接点PT516が選択される。すなわち、移動経路
T58が選択されることになる。
【0074】次に、レーザは接点PT516から内接円
ICC5を矢印ARW55の方向に回転しながらアプロ
ーチ終点Ce51まで進む。そして、シングルD穴SD
Cを切断する軌跡を生成する。その後、外接円OCC5
上をアプローチ終点Ce51から矢印ARW56方向に
進む。以上により角穴3つを含んだ製品形状のレーザ加
工の加工軌跡が生成することになる。
【0075】図12に示すように、ダブルD穴の場合、
例えば、製品内にダブルD穴が3個存在するものとす
る。すなわち、ダブルD穴DDA、DDB、DDCが存
在する。そして、ダブルD穴DDAは、線分DDA1、
DDA2、DDA3、DDA4により構成されている。
そして、予めアプローチ終点が定義されているので、こ
の場合、線分DDA1の中心点Ae61、線分DDA3
の中心点Ae62を定義点として生成させる。
【0076】同様に、ダブルD穴DDBは、線分DDB
1、DDB2、DDB3、DDB4により構成されてい
る。そして、線分DDB1の中心点Be61、線分DD
B3の中心点Be62を定義点として生成させる。ダブ
ルD穴DDCは、線分DDC1、DDC2、DDC3、
DDC4により構成されている。そして、線分DDC1
の中心点Ce61、線分DDC3の中心点Ce62を定
義点として生成させる。
【0077】そして、本例の場合、ダブルD穴の加工順
がダブルD穴DDA、DDB、DDCと決定されたとす
ると、ダブルD穴DDAの中心点CPA6、ダブルD穴
DDBの中心点CPB6、ダブルD穴DDCの中心点C
PC6を生成させる。そして、中心点CPA6と中心点
CPB6を結び線分LN61を生成させる。中心点CP
B6と中心点CPC6を結び線分LN62を生成させ
る。次に、前記線分LN61とダブルD穴DDAを構成
する線分DDA2の交点CRPA6を求める。線分LN
62とダブルD穴DDBを構成する線分DDB4の交点
CRPB6を求める。線分LN62とダブルD穴DDC
を構成する線分DDC2の交点CRPC6を求める。
【0078】次に、ダブルD穴DDAに含まれるアプロ
ーチ終点の定義点Ae61、Ae62の中から前述によ
り求めた交点CRPA6に最も近い点、本例の場合Ae
62を実際のアプローチ終点として決定する。同様に、
ダブルD穴DDBに対してはBe62、ダブルD穴DD
Cに対してはCe61をアプローチ終点として決定す
る。このアプローチ終点を通りダブルD穴DDAを構成
する線分に対して内接円及び、外接円を生成させる。こ
こで、内接円及び、外接円の半径はアプローチ長の1/
2とする。また、アプローチが定形穴の最初の場合、内
接円の半径は、アプローチ長の1/3とする。このよう
に、ダブルD穴DDAに対して、内接円ICA6、外接
円OCA6を生成する。同様に、ダブルD穴DDBに対
して、内接円ICB6、外接円OCB6を生成する。ダ
ブルD穴DDCに対して、内接円ICC6、外接円OC
C6を生成する。
【0079】以上により、生成した内接円、外接円を基
にレーザの移動経路を生成させる。初めに、ダブルD穴
DDAの外接円OCA6とダブルD穴DDBの内接円I
CB6間に接線T61、T62、T63、T64を生成
させる。ダブルD穴DDBの外接円とダブルD穴DDC
の内接円間に接線T65、T66、T67、T68を生
成させる。
【0080】そして、接線T61と外接円OCA6の接
点PT61、接線T61と内接円ICB6の接点PT6
2を求める。接線T62と外接円OCA6の接点PT6
3、接線T62と内接円ICB6の接点PT64を求め
る。接線T63と外接円OCA6の接点PT65、接線
T63と内接円ICB6の接点PT66を求める。接線
T64と外接円OCA6の接点PT67、接線T64と
内接円ICB6の接点PT68を求める。接線T65と
外接円OCB6の接点PT69、接線T65と内接円I
CC6の接点PT610を求める。接線T66と外接円
OCB6の接点PT611、接線T66と内接円ICC
6の接点PT612を求める。接線T67と外接円OC
B6の接点PT613、接線T67と内接円ICC6の
接点PT614を求める。接線T68と外接円OCB6
の接点PT615、接線T68と内接円ICC6の接点
PT616を求める。
【0081】以上の処理により生成した各データから実
際のレーザ加工の軌跡を生成させる。すなわち、初め
に、ダブルD穴DDAの形状へのアプローチ経路である
内接円ICA6上を矢印ARW61方向へ回転しながら
アプローチ終点Ae62まで移動する。そして、ダブル
D穴DDAを切断する軌跡を生成する。その後、外接円
OCA6上を矢印ARW62の方向に回転しながら移動
経路T61に分岐する。ここで、移動経路T61が選択
される条件は、外接円上のレーザの回転方向から移動経
路T61、T62、T63、T64から移動経路T6
1、T62に限定される。そして、移動経路T61と内
接円ICB6の接点PT62と移動経路T62と内接円
ICB6の接点PT64の内、アプローチ終点Be62
からの円弧長が内接円の長さの1/4以上で、3/4以
下である接点が条件になっているので、接点PT62が
選択される。すなわち、移動経路T61が選択されるこ
とになる。レーザは、移動経路T61上を移動し、接点
PT62で内接円ICB6上を矢印ARW63に移動す
る。そして、アプローチ終点Be62において、切断を
開始し、ダブルD穴DDBを切断する軌跡を生成する。
外接円OCB6上を矢印ARW64方向に回転して、接
点PT611まで移動する。さらに、移動経路T66上
を接点PT612まで移動する。ここで、移動経路T6
6が選択される条件は、外接円上のレーザの回転方向か
ら移動経路T65、T66、T67、T68中、移動経
路T65、T66に限定される。そして、移動経路T6
5と内接円ICC6の接点PT610と移動経路T65
と内接円ICC6の接点PT612の内、アプローチ終
点Ce61からの円弧長が内接円の長さの1/4以上
で、3/4以下である接点が条件になっているので、接
点PT612が選択される。すなわち、移動経路T66
が選択されることになる。
【0082】次に、レーザは接点PT612から内接円
ICC6を矢印ARW65の方向に回転しながらアプロ
ーチ終点Ce61まで進む。そして、ダブルD穴DDC
を切断する軌跡を生成する。その後、外接円OCC6上
をアプローチ終点Ce61から矢印ARW66方向に進
む。以上により角穴3つを含んだ製品形状のレーザ加工
の加工軌跡が生成することになる。
【0083】図13に示すように、異形穴の場合、例え
ば、製品内に異形穴が3個存在するものとする。すなわ
ち、異形穴FSHA、FSHB、FSHCが存在する。
そして、異形穴FSHAは、線分FSHA1、FSHA
2、FSHA3、FSHA4、FSHA5、FSHA6
により構成されている。そして、予めアプローチ終点が
定義されているので、この場合、線分FSHA1の中心
点Ae71を定義点として生成させる。
【0084】同様に、異形穴FSHBは、線分FSHB
1、FSHB2、FSHB3、FSHB4、FSHB
5、FSHB6により構成されている。そして、線分F
SHB1の中心点Be71を定義点として生成させる。
異形穴FSHCは、線分FSHC1、FSHC2、FS
HC3、FSHC4、FSHC5、FSHC6により構
成されている。そして、線分FSHC1の中心点Ce7
1を定義点として生成させる。
【0085】そして、本例の場合、異形穴の加工順が異
形穴FSHA、FSHB、FSHCと決定されたとする
と、本例の場合異形穴FSHAに対してAe71を実際
のアプローチ終点として決定する。同様に、異形穴FS
HBに対してはBe71、異形穴FSHCに対してはC
e71をアプローチ終点として決定する。このアプロー
チ終点を通り異形穴FSHAを構成する線分に対して内
接円及び、外接円を生成させる。ここで、内接円及び、
外接円の半径はアプローチ長の1/2とする。また、ア
プローチが定形穴の最初の場合、内接円の半径は、アプ
ローチ長の1/3とする。このように、異形穴FSHA
に対して、内接円ICA7、外接円OCA7を生成す
る。同様に、異形穴FSHBに対して、内接円ICB
7、外接円OCB7を生成する。異形穴FSHCに対し
て、内接円ICC7、外接円OCC7を生成する。
【0086】以上により、生成した内接円、外接円を基
にレーザの移動経路を生成させる。初めに、異形穴FS
HAの外接円OCA7と異形穴FSHBの内接円ICB
7間に接線T71、T72、T73、T74を生成させ
る。異形穴FSHBの外接円と異形穴FSHCの内接円
間に接線T75、T76、T77、T78を生成させ
る。
【0087】そして、接線T71と外接円OCA7の接
点PT71、接線T71と内接円ICB7の接点PT7
2を求める。接線T72と外接円OCA7の接点PT7
3、接線T72と内接円ICB7の接点PT74を求め
る。接線T73と外接円OCA7の接点PT75、接線
T73と内接円ICB7の接点PT76を求める。接線
T74と外接円OCA7の接点PT77、接線T74と
内接円ICB7の接点PT78を求める。接線T75と
外接円OCB7の接点PT79、接線T75と内接円I
CC7の接点PT710を求める。接線T76と外接円
OCB7の接点PT711、接線T76と内接円ICC
7の接点PT712を求める。接線T77と外接円OC
B7の接点PT713、接線T77と内接円ICC7の
接点PT714を求める。接線T78と外接円OCB7
の接点PT715、接線T78と内接円ICC7の接点
PT716を求める。
【0088】以上の処理により生成した各データから実
際のレーザ加工の軌跡を生成させる。すなわち、初め
に、異形穴FSHAの形状へのアプローチ経路である内
接円ICA7上を矢印ARW71方向へ回転しながらア
プローチ終点Ae71まで移動する。そして、異形穴F
SHAを切断する軌跡を生成する。その後、外接円OC
A7上を矢印ARW72の方向に回転しながら移動経路
T72に分岐する。ここで、移動経路T72が選択され
る条件は、外接円上のレーザの回転方向から移動経路T
71、T72、T73、T74から移動経路T71、T
72に限定される。そして、移動経路T71と内接円I
CB7の接点PT72と移動経路T72と内接円ICB
7の接点PT74の内、アプローチ終点Be71からの
円弧長が内接円の長さの1/4以上で、3/4以下であ
る接点が条件になっているので、接点PT74が選択さ
れる。すなわち、移動経路T72が選択されることにな
る。レーザは、移動経路T72上を移動し、接点PT7
4で内接円ICB7上を矢印ARW73に移動する。そ
して、アプローチ終点Be71において、切断を開始
し、異形穴FSHBを切断する軌跡を生成する。その
後、外接円OCB7上を矢印ARW74方向に回転し
て、接点PT715まで移動する。さらに、移動経路T
78上を接点PT716まで移動する。ここで、移動経
路T78が選択される条件は、外接円上のレーザの回転
方向から移動経路T75、T76、T77、T78中、
移動経路T77、T78に限定される。そして、移動経
路T77と内接円ICC7の接点PT714と移動経路
T78と内接円ICC7の接点PT716の内、アプロ
ーチ終点Ce71からの円弧長が内接円の長さの1/4
以上で、3/4以下である接点が条件になっているの
で、接点PT716が選択される。すなわち、移動経路
T78が選択されることになる。
【0089】次に、レーザは接点PT716から内接円
ICC7を矢印ARW75の方向に回転しながらアプロ
ーチ終点Ce71まで進む。そして、異形穴FSHCを
切断する軌跡を生成する。その後、外接円OCC7上を
アプローチ終点Ce71から矢印ARW76方向に進
む。以上により角穴3つを含んだ製品形状のレーザ加工
の加工軌跡が生成することになる。
【0090】なお、角穴、長角穴、R付角穴、長丸穴、
シングルD穴、ダブルD穴、異形穴が個別に組み合わさ
った場合でも上述の方法でレーザ加工超高速経路の作成
をすることは可能であることは勿論である。
【0091】図15は、前述したレーザ超高速加工にお
ける移動経路生成装置を制御するための制御プログラム
を記憶した記憶媒体CDの1例としてのコンパクトディ
スクを示すものである。
【0092】上記コンパクトディスクは、コンピュータ
により、レーザ超高速加工における移動経路生成装置を
制御するための制御プログラムを記憶したコンピュータ
読みとり可能の記憶媒体であって、この制御プログラム
は、CADオペレーションにより作図され、複数の製品
形状が配置されている板取ワーク形状の加工軌跡データ
である工具軌跡データを抽出する工具軌跡データ抽出プ
ログラムと、前記製品形状に含まれる複数の穴形状の種
類、加工順番及び、最初に加工する穴形状のアプローチ
長を付加する情報付加プログラムと、複数の前記穴形状
に対してアプローチの終点位置を検出するアプローチ終
点位置検出プログラムと、前記アプローチ終点位置で前
記穴形状の線分に接する外接円及び内接円を生成する内
接円外接円生成プログラムと、前記各穴形状毎に生成さ
れた内接円及び外接円に互いに接する直線を生成する接
線生成プログラムと、前記内接円外接円生成プログラム
と、前記接線生成プログラムとで生成した、前記内接円
と、前記外接円と、前記接線とにより移動経路を生成す
る移動経路生成プログラムと、を記憶しているものであ
る。
【0093】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、例えば、丸
穴以外の角穴及び、長角穴等の穴形状に対しても超高速
加工を行えるようにしたため、例えば、一つの製品形状
の中に丸穴、角穴及び長角穴が複数存在する場合でも超
高速加工で加工することができ、製品全体の加工の均一
性が保たれるという効果がある。また、製品形状に含ま
れる角穴、長角穴等を超高速加工で加工する場合、角
穴、長角穴等の穴形状のアプローチ端面には、円弧状で
切り込むためにアプローチ終点の切断状態がなめらかに
なるという効果がある。
【0094】そして、一つの製品形状の中に多数の角
穴、長角穴等が含まれている場合は、特に加工時間が通
常の加工に比べて短縮されるという効果がある。さら
に、超高速加工の加工経路を作成する設計者のオペレー
ション時間も短縮されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザの超高速加工の経路生成方法及びその装
置の概略の構成を示す概略図である。
【図2】穴の形状の種類の定義を説明する説明図であ
る。
【図3】レーザの超高速加工経路を生成するための経路
中間データを説明するための説明図である。
【図4】図3の続きの説明図である。
【図5】レーザの超高速加工の経路を生成するフローを
説明するフローチャート図である。
【図6】図5の続きのフローチャート図である。
【図7】角穴の超高速加工経路の生成を説明する説明図
である。
【図8】長角穴の超高速加工経路の生成を説明する説明
図である。
【図9】R付角穴の超高速加工経路の生成を説明する説
明図である。
【図10】長丸穴の超高速加工経路の生成を説明する説
明図である。
【図11】シングルD穴の超高速加工経路の生成を説明
する説明図である。
【図12】ダブルD穴の超高速加工経路の生成を説明す
る説明図である。
【図13】異形穴の超高速加工経路の生成を説明する説
明図である。
【図14】従来のレーザ加工方法を説明する説明図であ
る。
【図15】記憶媒体の説明図である。
【符号の説明】 1 自動プログラミング装置 3 表示部 5 CAD/CAM部 7 CAD/CAMデータファイル 9 情報付加部 11 リンク制御部 13 レーザ経路生成管理部 15 工具軌跡データ抽出部 17 アプローチ終点位置検出部 19 内接円外接円生成部 21 接線生成部 23 切断移動位置検出部 25 移動経路生成部 27 中間データファイル 29 完成経路データ抽出部 31 完成経路データファイル 33 NCデータ生成部 35 通信ケーブル 37 レーザ加工機

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穴を有する製品をレーザ超高速加工によ
    り切断するための移動経路を生成するレーザ超高速加工
    における移動経路生成方法において、 CADオペレーションにより作図された、複数の製品形
    状が配置されている板取ワーク形状の図形データである
    工具軌跡データを抽出する工具軌跡データ抽出工程と、 前記製品形状に含まれる複数の穴形状の種類、加工順番
    及び、最初に加工する穴形状のアプローチ長を付加する
    情報付加工程と、 複数の前記穴形状に対してアプローチの終点位置を検出
    するアプローチ終点位置検出工程と、 前記アプローチ終点位置で前記穴形状の線分に接する外
    接円及び内接円を生成する内接円外接円生成工程と、 前記各穴形状毎に生成された内接円及び外接円に互いに
    接する直線を生成する接線生成方法と、 前記内接円外接円生成工程と、前記接線生成工程とで生
    成した、前記内接円と、前記外接円と、前記接線とによ
    り移動経路を生成する移動経路生成工程と、 を含んでいることを特徴とするレーザ超高速加工におけ
    る移動経路生成方法。
  2. 【請求項2】 前記アプローチ終点位置検出工程は、予
    め加工する穴の形状の種類によって、アプローチ終点位
    置を設定しておくことを特徴とする請求項1記載のレー
    ザ超高速加工における移動経路生成方法。
  3. 【請求項3】 前記アプローチ終点位置検出工程は、予
    め加工する穴の形状の種類を、角穴、長角穴、R付角
    穴、長丸穴、シングルD穴、ダブルD穴、異形穴、外形
    路として登録し、この穴形状毎にアプローチ終点位置を
    設定しておくことを特徴とする請求項1又は2記載のレ
    ーザ超高速加工における移動経路生成方法。
  4. 【請求項4】 前記移動経路生成工程は、アプローチ円
    弧長が内接円の長さの1/4以上3/4以下を条件とす
    ることを特徴とする請求項1、2又は3記載のレーザ超
    高速加工における移動経路生成方法。
  5. 【請求項5】 前記内接円外接円生成工程はアプローチ
    が最初の穴の場合パラメータ入力されたアプローチ長の
    1/3を内接円の半径とし、それ以外の内接円、外接円
    の半径はアプローチ長の1/2を半径とすることを特徴
    とする請求項1、2、3又は4記載のレーザ超高速加工
    における移動経路生成方法。
  6. 【請求項6】 穴を有する製品をレーザ超高速加工によ
    り切断するための移動経路を生成するレーザ超高速加工
    における移動経路生成装置において、 CADオペレーションにより作図され、複数の製品形状
    が配置されている板取ワーク形状の図形データである工
    具軌跡データを抽出する工具軌跡データ抽出手段と、 前記製品形状に含まれる複数の穴形状の種類、加工順番
    及び、最初に加工する穴形状のアプローチ長を付加する
    情報付加手段と、 複数の前記穴形状に対してアプローチの終点位置を検出
    するアプローチ終点位置検出手段と、 前記アプローチ終点位置で前記穴形状の線分に接する外
    接円及び内接円を生成する内接円外接円生成手段と、 前記各穴形状毎に生成された内接円及び外接円に互いに
    接する直線を生成する接線生成手段と、 前記内接円外接円生成手段と、前記接線生成手段とで生
    成した、前記内接円と、前記外接円と、前記接線とによ
    り移動経路を生成する移動経路生成手段と、 を含んでいることを特徴とするレーザ超高速加工におけ
    る移動経路生成装置。
  7. 【請求項7】 コンピュータにより、レーザ超高速加工
    における移動経路生成装置を制御するための制御プログ
    ラムを記憶したコンピュータ読みとり可能の記憶媒体で
    あって、この制御プログラムは、 CADオペレーションにより作図された複数の製品形状
    が配置された板取ワーク形状の図形データである工具軌
    跡データを抽出する工具軌跡データ抽出プログラムと、 前記製品形状に含まれる複数の穴形状の種類、加工順番
    及び、最初に加工する穴形状のアプローチ長を付加する
    情報付加プログラムと、 複数の前記穴形状に対してアプローチの終点位置を検出
    するアプローチ終点位置検出プログラムと、 前記アプローチ終点位置で前記穴形状の線分に接する外
    接円及び内接円を生成する内接円外接円生成プログラム
    と、 前記各穴形状毎に生成された内接円及び外接円に互いに
    接する直線を生成する接線生成プログラムと、 前記内接円外接円生成プログラムと、前記接線生成プロ
    グラムとで生成した、前記内接円と、前記外接円と、前
    記接線とにより移動経路を生成する移動経路生成プログ
    ラムと、 を記憶していることを特徴とするレーザ超高速加工にお
    ける移動経路生成方法のプログラムを記憶したコンピュ
    ータ読みとり可能の記憶媒体。
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