JP3372310B2 - 酸素吸収剤 - Google Patents

酸素吸収剤

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、食品などの内容物を
保存する密閉系内の酸素を吸収すると共に、当該密閉系
内を有効に消臭することができる酸素吸収剤に係わり、
特にマイクロ波の照射による食品の加熱調理等に際して
も食品の味を変えることなく密閉系内を有効に消臭でき
る消臭性に優れた酸素吸収剤に関するものである。 【0002】 【従来の技術】鉄成分からなる酸素吸収剤においては、
鉄成分に起因する臭いを除去するため活性炭が使用され
ているが、消臭効果を高めるためには使用する活性炭は
微粉タイプとならざるを得ない。そのため、酸素吸収剤
の製造時の配合に当たって粉立ちが発生するといった問
題が生じ、添加量が制限されるため酸素吸収剤を食品な
どの内容物と一緒に包装したとき、内容物から発生する
好ましくない臭気までを除去する効果は期待できない。
また、使用する活性炭の特性によっては、活性炭が酸素
吸収反応を異常に促進させて酸素吸収剤の使用時に異常
な発熱を引き起こすおそれもあるうえ、黒色の活性炭を
混入した酸素吸収剤は食品等の内容物のための酸素吸収
剤として見栄えの点でも好ましくないなど多くの問題を
有していた。 【0003】そこで、生肉類や魚介類などのタンパク質
を含む食品を包装する場合、脱酸素と同時に脱臭作用を
有する鮮度保持剤の使用が提案され、特公平4−352
18号公報には、脱酸素活性を有する鉄成分と、金属ハ
ロゲン化物成分と、硫酸第1鉄を含有する多孔質物質を
組み合わせた脱酸素剤が提案されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】前記特公平4−352
18号公報に開示された脱酸素剤は、脱臭成分(硫酸第
1鉄)を含有させた多孔性物質の配合によって脱酸素作
用と共に内容物から発する異臭を除去できる点において
優れた効果を有するが、食品等からなる内容物に共存さ
せて電子レンジ等で加熱調理するには適していない。す
なわち、脱臭成分(硫酸第1鉄)を含有させた多孔性物
質は、酸素活性を有する脱酸素成分に対して少量の配合
で脱臭が可能であるが、これを電子レンジにかけた場合
には鉄成分からなる脱酸素成分の温度上昇で内容物が発
熱し、これによる異臭の発生や加熱された酸素吸収剤包
装体から発生する分解臭などが残り、最終的には満足す
べき消臭効果を期待することができないという問題があ
る。 【0005】この発明はかゝる現状に鑑み、食品などの
内容物と共存させた密閉系において酸素の有効な吸収と
共に発生した異臭を効果的に除去し、電子レンジのよう
なマイクロ波の照射による食品の加熱調理に際しても内
容物や酸素吸収剤包装体に損傷を与えることなく、しか
も食味を変えることもなく密閉系内を有効に消臭できる
酸素吸収剤を提供することを目的としたものである。 【0006】 前記目的の達成のため、この発明の酸素
吸収剤は、鉄粉、ハロゲン化金属および比表面積が
0.5〜10m2/gの水分を含浸保持していない珪藻土
からなるもので、鉄粉100重量部に対して前記珪藻土
を10〜80重量部の割合で配合してなることを特徴と
する酸素吸収剤である。ここで本明細書における「水分
を含浸保持していない珪藻土」とは、水分の含浸処理が
施されていない珪藻土をいう。 【0007】この発明において、酸素吸収剤を構成する
鉄粉は、自身で酸化されて酸素を吸収する粉体状の鉄、
たとえば、電解鉄粉、還元鉄粉、噴霧鉄粉、鋳鉄粉、鋼
粉、鉄合金粉など、およびこれらの部分酸化物等であ
る。 【0008】この鉄粉に配合されるハロゲン化金属は、
鉄粉の酸素吸収反応の促進に使用されるもので、具体的
には、塩化ナトリウム、塩化カリウム等のアルカリ金属
の塩化物、塩化マグネシウム、塩化カルシウム等のアル
カリ土類金属の塩化物、塩化アルミニウム、塩化第一
鉄、塩化第二鉄等の塩化物類、臭化ナトリウム、臭化カ
リウム等のアルカリ金属の臭化物、臭化マグネシウム、
臭化カルシウム等のアルカリ土類金属の臭化物、ヨウ化
ナトリウム、ヨウ化カリウムなどのアルカリ金属のヨウ
化物、ヨウ化マグネシウム、ヨウ化カルシウム等のアル
カリ土類金属のヨウ化物等を挙げることができる。その
中でも、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化第一鉄、
塩化第二鉄などがコストと使用容易な点で好ましく使用
される。かゝるハロゲン化金属は、前記鉄粉100重量
部に対して0.01〜20重量部の範囲で配合すること
が望ましい。 【0009】 これら鉄粉、ハロゲン化金属に配合され
水分を含浸保持していない珪藻土は、密閉系内の臭気
を吸着する作用を有する充填剤として加えられるもの
で、比表面積が0.5〜10m2/gの範囲、好ましく
は1.0〜8m2/gの範囲のものである。珪藻土は、
比表面積が0.5m2/g未満では比表面積が少なく、
粗くなるため鉄粉や内容物から出る臭気を消臭する機能
が低下し、10m2/gを超えると粉状となるため配合
時に粉立ちなどのトラブルが生じやすい。 【0010】 かかる珪藻土は、鉄粉100重量部に対
して10〜80重量部の範囲、好ましくは10〜70重
量部の範囲で配合されるものである。鉄粉100重量部
に対して10重量部未満の少量では充分な消臭機能を発
揮することができず、かつマイクロ波の照射による鉄粉
の温度上昇を抑えることが難しい。また、80重量部を
超えて多量に配合されるときは、酸素吸収成分である鉄
粉が実質的に減少することになるため、酸素吸収速度が
低下して酸素吸収に長時間を要し、場合によっては充分
な酸素吸収が行われなくなる。この珪藻土の過剰な配合
は、酸素吸収剤の製造時の粉立ちが顕著となって、分包
の際にシール部に粉末の噛み込みが生ずるといった問題
も惹起する。 【0011】前記の鉄粉、ハロゲン化金属および珪藻土
は、それらの所定量を、たとえば、攪拌機付きの混合機
で均一に混合することによって酸素吸収剤として調製す
ることができる。得られた酸素吸収剤は、その所定量を
分取し、少なくとも一部に気体は通過するが液体の透過
を阻止することが可能な適宜の通気性の包装材料で包装
して酸素吸収剤包装体(以下単に包装体という)とし、
無酸素状態で保存しようとする食品などの内容物と共に
非通気性の包装袋や容器などに密封包装して使用するも
のである。 【0012】その際、この密封包装した内容物を電子レ
ンジで加熱すると、マイクロ波の照射で包装体内の水分
が加熱されて気化し、包装体の通気性が小さいと水蒸気
の圧力で破袋を起こすことがあるので、マイクロ波によ
る影響の少ない通気性に優れた包装材料、例えば、和
紙、洋紙、レーヨン紙等と有孔ポリエチレンフィルム、
通気性の不織布、あるいは紙の両面に有孔ポリエチレン
フィルムをドライラミネーション法などによって積層し
て得た所定の通気度を有する包装材料を使用することが
好ましい。 【0013】なお、鉄粉、ハロゲン化金属および珪藻土
を所定量均一に混合した酸素吸収剤は、これを合成樹脂
素材の所定量と混合して押出機で押出してペレット化
し、これをシートにして酸素吸収剤を含有するシートを
得、このシートを合成樹脂からなる非通気性の外層と、
気体は通過するが液体の通過を阻止する合成樹脂からな
る通気性の内層との間に中間層として介在させて積層シ
ートを形成し、かゝる積層シートで保存すべき内容物を
収納するための包装袋や容器を成形し、この包装袋や容
器自体に酸素吸収と脱臭の機能を具備させることができ
る。また、前記中間層を構成するシートの表面の全部も
しくは一部に前記の内層となる通気性層を積層し、表面
の他の部分を外層となる非通気性層で形成した適宜の大
きさとしてシート状の酸素吸収剤を形成し、これを内容
物と共に非通気性の包装袋や容器に封入して使用するこ
とも可能である。 【0014】 【作用】 この発明の酸素吸収剤は、鉄粉、ハロゲン化
金属に対し、比表面積が0.5〜10m2/gの水分を
含浸保持していない珪藻土を配合してなるもので、該酸
素吸収剤を包装して得られた包装体を酸素吸収の対象と
する内容物と共存させて密封包装し、あるいは内容物を
密封包装するための包装袋や容器自体にこの酸素吸収剤
を担持させることによって、優れた脱酸素反応活性を発
現すると共に、密閉系内で発生する異臭を効果的に除去
する。特に、内容物を電子レンジで加熱しても、特定条
件の珪藻土によって鉄粉の異常な温度上昇が抑えられ、
かつ内容物から発する異臭や包装体から発する分解臭等
発生させることなく加熱することができる。 【0015】 【実施例】以下、実施例および比較例を示してこの発明
の消臭機能を有する酸素吸収剤をより具体的に説明す
る。実施例1 平均粒径50μの還元鉄粉100gに、平均粒径30μ
の塩化ナトリウム2gおよび比表面積が2m2 /gで平
均粒径が15μの珪藻土50gを加え、V型混合機で1
5分間混合して152gの酸素吸収剤を得た。この酸素
吸収剤から2.2gを分量し、紙と有孔ポリエチレンを
ドライラミネーション法によって貼り合わせた通気性分
包紙(ガーレー式透気度が70秒/100ml)で作ら
れた40×50mmのサイズの小袋の中に充填後密封し
て包装体を得た。得られた包装体を、ポリプロピレンの
トレイに入れた炊きたてのご飯200gと共に、KON
/PEからなるガスバリヤー性の包装袋内に入れ、内部
に空気500mlを残して密封し、温度20℃で放置し
系内の酸素濃度の変化を確認したところ、8時間後には
16%、24時間後には0.1%以下となった。さら
に、上記試料を温度20℃で10日間保存したのち、包
装袋の一部を開封して出力500Wの電子レンジを用い
て3分間加熱した後、中のご飯の味、臭い等を評価した
ところ、炊きたてのご飯と変わりない味を保持し、かつ
異臭も全くなかった。 【0016】比較例1 実施例1において、珪藻土の代わりに比表面積1.5m
2 /g、平均粒径30μのアルミナを使用して152g
の酸素吸収剤を得た。この酸素吸収剤から2.2gを分
量し、実施例1と同様の通気性分包紙に充填密封して包
装体とし、これを実施例1と同じ方法で酸素吸収速度及
び10日間保存後のご飯の食味等を評価した。その結
果、酸素濃度の変化は、8時間後には17%、24時間
後には0.1%以下と実施例1とほとんど変わりがな
く、10日間保存後の電子レンジで加熱したご飯の味も
同様に良好であった。しかし、電子レンジで加熱した直
後の包装袋内には、包装体を構成する樹脂の分解臭と酸
素吸収剤の原料である鉄粉臭等が混ざり合った食品には
あってはならない異臭があった。 【0017】比較例2 実施例1において、珪藻土の配合量を鉄粉100gに対
して6gとして108gの酸素吸収剤を得、この酸素吸
収剤から1.5gを分量し、実施例1と同様の通気性分
包紙に充填密封して包装体とし、これを実施例1と同じ
方法で酸素吸収速度及び10日間保存後のご飯の食味等
を評価した。その結果、酸素濃度の変化は、8時間後1
0%、24時間後0.1%以下と実施例1と変わりがな
く、10日間保存後のご飯の味も良好であった。しかし
ながら、電子レンジで加熱した際に包装体が脹らみ、そ
の一部が破れそうになるというトラブルが発生した。ま
た、電子レンジで加熱した直後の包装袋内には、包装体
を構成する樹脂の分解臭、酸素吸収剤の原料である鉄粉
臭等が混ざった異臭が感じられた。 【0018】比較例3 実施例1において、珪藻土の添加量を鉄粉100gに対
して100gとして202gの酸素吸収剤を得た。この
酸素吸収剤から3.0gを分量し、実施例1と同様の通
気性分包紙に充填密封して包装体を製造しようとしたと
ころ、酸素吸収剤の粉立ちが激しく、得られた包装体は
シール部に酸素吸収剤が噛んだ状態のものとなった。こ
のシール部に酸素吸収剤が噛んだ状態の包装体を使用し
て実施例1と同様の方法でご飯の評価を行った。その結
果は、酸素吸収速度が8時間後19%、24時間後0.
7%とかなり遅くなり、酸素濃度が0.1%以下となる
ためには48時間を要したが、10日間保存後のご飯の
状態はおおむね良好で、ご飯の味に変わりがなく、電子
レンジ加熱直後にも異臭は感じられなかった。 【0019】実施例2 平均粒径30μの還元鉄粉100gに、平均粒径30μ
の塩化ナトリウム2gと、比表面積2m2 /g、平均粒
径15μの珪藻土50gを加え、V型混合機で15分間
混合して152gの酸素吸収剤を得た。この酸素吸収剤
をエチレン−ビニルアルコール重合体(エチレン含有量
32%)300gに対して120gの割合となるように
混合した。なお、混合にはバッチ式高速攪拌翼型混合機
(三井三池製作所製ヘンシェルミキサー)を使用した。
ついで、得た混合物を50mm径のスクリューを内蔵す
る押出機、ストランドダイ、ブロワー冷却機及びカッタ
ーで構成されたペレタイザーによってペレット化した。
さらに、このペレット化したエチレン−ビニルアルコー
ル重合体と前記で得た酸素吸収剤との混合物(以下EO
と略称する)を中間層とし、メルトインデックスが0.
5g/10min(温度230℃)のポリプロピレン
(以下PPと略称する)を内外層とし、メルトインデッ
クスが1.0g/10min(温度230℃)の無水マ
レイン酸変成ポリプロピレン(以下ADHと略称する)
を接着剤層とした3種5層の積層シート(全厚み0.5
mm、厚みの構成比;PP;ADH;EO;ADH;P
P=15;1;5;1;30)を成形した。得られた積
層シートを温度約190℃に加熱した後、真空成形機に
て深さ35mm、長軸135mm、短軸105mmの楕
円形の容器を成形した。この容器に炊きたてのご飯20
0gを入れ、ガス不透過性のアルミニウムラミネート蓋
材によってヒートシールした。温度20℃で10日間保
存後の系内の酸素濃度が0.1%以下であることを確認
した後、蓋を取り除いてから出力500Wの電子レンジ
で3分間加熱し、中のご飯の味、臭い等を評価した。結
果は、炊きたてのご飯と変わらない味を保持しており、
また、加熱直後でも異常を感じるような臭いは一切なか
った。 【0020】比較例4 実施例2において、比較例2で得た酸素吸収剤を使用し
た以外には同様の方法で容器を成形し、実施例2と同様
にしてご飯の評価を行った。その結果は、温度20℃で
10日間保存後の系内の酸素濃度は0.1%以下であ
り、出力500Wの電子レンジで3分間加熱した後、中
のご飯の味を評価したところ、樹脂の分解臭、酸素吸収
剤の原料である鉄粉臭等が混ざりあった食品にはあって
はならない臭気があった。 【0021】 【発明の効果】 この発明の酸素吸収剤は、鉄粉、ハロ
ゲン化金属および比表面積が0.5〜10m2/gの
分を含浸保持していない珪藻土からなるもので、これを
通気性の包装材料によって包装して酸素吸収剤包装体と
し、保存せんとする食品などの内容物に共存させて密封
包装し、あるいはこの酸素吸収剤自体を前記内容物を包
装するための包装体の一部とすることによって、内容物
を収納した密封系内の酸素を的確に吸収すると共に、当
該密閉系内で発生する異臭を効果的に除去することがで
きるものである。特に、水分を含浸保持していない珪藻
土を0.5〜10m2/gの比表面積とし、その配合量
を鉄粉100重量部に対して10〜80重量部とするこ
とによって、得られた酸素吸収剤が密閉系内の酸素吸収
を的確に行うと共に、内部の異臭を吸着して内容物の保
存を有効に行うことができ、この内容物を密封包装のま
ゝ電子レンジで加熱する場合にもマイクロ波の照射によ
る加熱に起因して発生する内容物の異臭や酸素吸収剤を
包装する包装材料から発する分解臭等を感知させないと
いう利点を有する。なお、前記の珪藻土はそれ自体が白
色乃至灰白色であり、これが鉄粉と混合されても薄い茶
褐色を呈し、従来の活性炭のような黒色の状態とならな
いので、食品の保存のための酸素吸収剤としても見栄え
が優れているものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−413(JP,A) 特開 平5−237374(JP,A) 特開 昭58−128145(JP,A) 欧州特許出願公開547761(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 3/3436 501 B01J 20/02 A61L 9/01

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 鉄粉、ハロゲン化金属および比表面積
    が0.5〜10m2/gの水分を含浸保持していない珪藻
    土からなるもので、鉄粉100重量部に対して前記珪藻
    土を10〜80重量部の割合で配合したことを特徴とす
    る酸素吸収剤。
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DE69203838T2 (de) * 1991-11-13 1996-02-08 Mitsubishi Gas Chemical Co Sauerstoff-Absorber und Verfahren zu dessen Herstellung.

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