JP3371455B2 - フロントモーアのフレーム構造 - Google Patents

フロントモーアのフレーム構造

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JP3371455B2 JP01042893A JP1042893A JP3371455B2 JP 3371455 B2 JP3371455 B2 JP 3371455B2 JP 01042893 A JP01042893 A JP 01042893A JP 1042893 A JP1042893 A JP 1042893A JP 3371455 B2 JP3371455 B2 JP 3371455B2
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雄之 石丸
榎本和加雄
悟志 松木
傑 岡元
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、フロントモーアのフ
レーム構造に関し、車体にキャビンやロプス等を取り付
けやすくすることを目的とする。 【0002】 【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】従来
のトラクタ車体は、前部にエンジンを搭載して、このエ
ンジンの横側に前車輪を設けるものであるから、操縦席
やキャビン等は、当然にこのエンジン部の後位置となっ
て、前側に装着する作業機は視界が悪くなりやすい。
ころで、車体の前側にモーアのような作業機を装着して
前進しながら作業するフロントモーアでは、前側の作業
機部の視界が容易であることが望ましく、キャビンやロ
プス(安全フレーム)等を設ける場合にあっては、一層
その必要性が大きい。また、フロントモーアにおいて
は、モーアを昇降させるリフトアームを支持する必要性
があるために、そのフレーム構成はできるだけ強固でな
ければならない。 【0003】 【課題を解決するための手段】この発明は、前記した問
題点に鑑みて提案するものであって、次のような技術的
手段を講じた。即ち、左右方向に延設された横フレーム
21,24を前後に離間させた状態で車体1に取り付
け、これらの横フレーム21,24上にフロア3を設け
ると共にフロア3の前部にステアリングポスト26と座
席27を設け、座席27の後方にはエンジンE周囲を覆
うボンネット28を設けてなるフロントモーアにおい
て、前記横フレームのうち、前側横フレーム21にはリ
フトアーム49の回動枢支部53を設け、更に前後の横
フレーム21,24の左右両端部にはキャビンやロプス
を構成する支柱37の下部を取り付けるための取付座3
9を設けたことを特徴とするフロントモーアのフレーム
構造とする。 【0004】【作用】 リフトシリンダ54に油を送ると回動枢支部5
3を中心にしてリフトアーム49が回動させられ、モー
ア41を上昇させる。反対にリフトシリンダ54に送ら
れた油を排出させるとリフトアーム49は下方へ回動
し、モーア41を下降させる。このようなフロントモー
アにキャビンやロプスを装着する場合には横フレーム2
1,24両端に設けられている取付座39にキャビンや
ロプスの支柱37を重合させてボルト等で固定する 。 【0005】 【発明の効果】この発明は、左右方向に延設された横フ
レーム21,24を前後に離間させた状態で車体1に取
り付け、これらの横フレーム21,24上にフロア3を
設けると共にフロア3の前部にステアリングポスト26
と座席27を設け、座席27の後方には エンジンE周囲
を覆うボンネット28を設けてなるフロントモーアにお
いて、前記横フレームのうち、前側横フレーム21には
リフトアーム49の回動枢支部53を設け、更に前後の
横フレーム21,24の左右両端部にはキャビンやロプ
スを構成する支柱37の下部を取り付けるための取付座
39を設けたので、前方視界が開けて車体1前部に装着
されるモーアの状況を的確に把握することができ、草や
芝の刈り取り作業が容易に行なえる。 また、モーア41
を昇降させるリフトアーム49の回動枢支部53が前側
の横フレーム21に設けられると共に、キャビンやロプ
スの支柱37は横フレーム21,24両端に形成された
取付座39,39に取り付けられるので、強度を有する
横フレーム21,24を有効に活用することができ、リ
フトアーム49やロプス等の支柱の組付構成を簡単化で
きる。 【0006】 【実施例】トラクタ車体1は、前部伝動ケース9、ミッ
ションケース10、スペーサケース11、及びクラッチ
ハウジング12等を後側へ連設して一体化し、このクラ
ッチハウジング12の前端にエンジンEを連設してい
る。この前部伝動ケース9の左右両側には、前車輪2を
軸装する前車軸ハウジング13を突出させ、エンジンE
の下部には後車軸ハウジング14を、後輪ブラケット1
5に取り付ける後輪伝動ケース16のセンターピボット
回りにローリング自在に支持させて、これら前車輪2及
び後車輪17を伝動して走行できる構成とし、又、前方
のステアリングハンドル18の操作で後車輪17を走行
できる構成としている。 【0007】フロアフレーム4,5は、前部伝動ケース
9の上面と前面に沿う側面視で「型の板金製のフレーム
座19を取付、このフレーム座19の前側に縦フレーム
20と横方向に突出する横フレーム21とを一体的構成
とし、この横フレーム21は後方へ取付ブラケット22
を突出させて、この取付ブラケット22を前車軸ハウジ
ング13にボルト等で締め付けて取り付ける。しかも、
この横フレーム21の左右両端部に取付ステー7を有し
て、キャビン6等の支柱を支持してボルト締め等で固定
して取り付けることができる。後部のフロアフレーム5
は、縦フレーム23と横フレーム24とからなり、この
前端の横フレーム24を前記フレーム座19に一体的に
構成して、後部横フレーム24の左右両端部にキャビン
6等の支柱下端部をボルト締め等によって取付けできる
取付ステー8を有する。又、このフロアフレーム5の後
端部はスペーサケース11に一体のブラケット25に取
り付ける。 【0008】このように車体1に取り付けたフロアフレ
ーム4,5には、上側にフロア3を取り付ける。又、前
部にはステアリングポスト26を取り付け、後部には操
縦席27を取り付ける。キャビン6は、前後四隅の支柱
37相互間を連結部材38で連結し、この各支柱37の
下端部に取付座39を有し、この取付座39を前記横フ
レーム21,24の取付ステー7,8の下側面に重合さ
せて、締め付けボルト40で締め付け固定する。 【0009】28はボンネット、29は燃料タンク、3
0はエアクリーナ、31はラジエータ、32はラジエー
タフアンである。33はボンネット28の閉鎖ロックを
行なうロックレバー、34はバッテリー35を支持する
バッテリー受けで、前記フロアフレーム5の横側に取り
付けられる。36はこれとは反対側に設けられた油圧制
御用のバルブを取り付ける取付ブラケットである。 【0010】車体の前側にはモーア41を着脱自在とす
る。モーア41は、モーアデッキ42の下側に上下方向
のブレード軸43の回りに回転するブレード44を数基
配設して、車体1前端部の動力取出し軸に連結する連動
軸45、及び伝動ケース46内の伝動機構等を経て伝動
回転することができ、刈取る芝草を一側の排出口47部
から側方へ放出案内する。 【0011】このモーアデッキ42上に取付る左右一対
の取付アーム48は、車体1前部のリフトアーム49の
ソケット部に嵌合して、ピン50で連結できる。この左
右リフトアーム49は、パイプ材からなる連結部材51
によって一体的に連結されて、内側には左右両側部にシ
リンダアーム52が設けられ、該連結部材51の後部に
おいて、前記前車軸ハウジング13に取付支持せる取付
ブラケット22に対して、リフトピン53回りに上下回
動自在の構成とする。油圧により伸縮されるリフトシリ
ンダ54は、この取付ブラケット22と該シリンダアー
ム52との間に取付られて、この伸縮によって、リフト
アーム49をリフトピン53回りに昇降することができ
る。該リフトシリンダ54は取付ブラケット22の下側
に沿わせるようにして設ける。このリフトシリンダ54
は、左右いずれか一方にのみ設けるもよい。 【0012】図7〜図13おいて、上例と異なる点は、
前記リフトシリンダ54とリフトアーム49との間に、
このリフトシリンダ54の伸出によるリフトアーム49
の上昇位置を維持する下降ロックプレート55を設け、
この下降ロックプレート55の端面56をリフトシリン
ダ54の肩部57に当接させて、上限位置からの下降を
停止したり(図9)、この下降ロックプレート55の腹
部58をリフトシリンダ54の肩部57に当接させて、
下限位置から下降を停止することができる(図8)。 【0013】この下降ロックプレート55は、断面コ字
状に構成されて、端面56や腹部58が、リフトシリン
ダ54の肩部57に当接する形態で、長孔59をリフト
シリンダ54のピストン60端部のピン61に嵌合させ
ている。62はこの下降ロックプレート55の背面に突
出したアームで、ばね63で連結部材51側へ張圧させ
ている。はこの下降ロックプレート55の背面に設けた
係止片で、長孔59がピン61に対して一端に移動した
とき、該ばね63の張圧力によりリフトアーム49の側
面に突出させるピン65の上側又は下側に係合すること
ができる。作業者がアーム62をばね63に抗して移動
させると、下降ロックプレート55は、長孔59の範囲
でピン61に案内されて移動でき、係止片64の下側を
ピン65に係合させたり、上側をピン65に係合させる
ことができる。 【0014】図8のように係止片64の下側にピン65
が位置しているときは、ロックプレート55は、肩部5
7と連結部材51との間で挾まれるような形態にあっ
て、これ以上に下降されることはない。しかし、このリ
フトシリンダ54の伸出によるときは、ばね63に抗し
てロックプレート55が長孔59分だけ移動されるか
ら、係止片64の下側がピン65から外れる関係になっ
て、ばね63の張圧力で、伸出しきった位置で端面56
が肩部57に自動的に嵌合して、ロック位置となる(図
9)。従って、リフトシリンダ54の油圧が抜けてもピ
ストン60は非機こまない。66はロックプレート55
先端のストッパーである。 【0015】又、リフトシリンダ54の排油によって下
降させるときは、リフトシリンダ54を一旦伸出させ
て、係止片64をピン65が外した位置で、アーム62
を操作して、ばね63に抗して回動し、係止片64をピ
ン65の上側に位置させる。このときアーム62から手
を放してもばね63によってピン65の上側に維持され
るから、ピストン60は引き込むことができ、下降ロッ
クを解除される。 【0016】図14において、上例と異なる点は、前記
リフトアーム49の連結部材51に設けるブラケット6
7に、トップリンク68を連結し、前部伝動ケース9の
左右両側におけるリンクピン69に、左右一対のロアリ
ンク70を連結して、これらトップリンク68やロアリ
ンク70の前端部に連結するリンクヒッチ71に作業機
を連結させて、リフトアーム49及びこれに連結する取
付アーム48を、鎖72でロアリンク70に連結させ、
このリフトアーム49の昇降によってリンクヒッチ71
を昇降させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】トラクタのフレーム部の斜視図。 【図2】トラクタの側面図。 【図3】その平面図。 【図4】その一部の斜視図。 【図5】一部平面、側面を示すキャビンの斜視図。 【図6】キャビンの取付状態を示す一部の斜視図。 【図7】モーアの取付部を示す斜視図。 【図8】その一部リフトシリンダ部の側面図。 【図9】その作用を示す側面図。 【図10】その一部の側面図。 【図11】その平面図。 【図12】その背面図。 【図13】リフトシリンダ取付部の斜視図。 【図14】一部別実施例を示すリフトアーム部の斜視
図。 【符号の説明】 1 車体 2 前車輪 3 フロア 4 フロアフレーム 5 フロアフレーム 6 キャビン 7 取付ステー 8 取付ステー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−5679(JP,U) 実開 平1−70658(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 21/18 B62D 49/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 左右方向に延設された横フレーム21,
    24を前後に離間させた状態で車体1に取り付け、これ
    らの横フレーム21,24上にフロア3を設けると共に
    フロア3の前部にステアリングポスト26と座席27を
    設け、座席27の後方にはエンジンE周囲を覆うボンネ
    ット28を設けてなるフロントモーアにおいて、前記横
    フレームのうち、前側横フレーム21にはリフトアーム
    49の回動枢支部53を設け、更に前後の横フレーム2
    1,24の左右両端部にはキャビンやロプスを構成する
    支柱37の下部を取り付けるための取付座39を設けた
    ことを特徴とするフロントモーアのフレーム構造
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