JP3371094B2 - 冷凍パン生地を用いたパンの調理装置 - Google Patents

冷凍パン生地を用いたパンの調理装置

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JP3371094B2
JP3371094B2 JP06355599A JP6355599A JP3371094B2 JP 3371094 B2 JP3371094 B2 JP 3371094B2 JP 06355599 A JP06355599 A JP 06355599A JP 6355599 A JP6355599 A JP 6355599A JP 3371094 B2 JP3371094 B2 JP 3371094B2
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直資 深尾
芳三 山川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の種類のパン
に完成させるためのパン生地が冷凍状態にして供給され
る冷凍パン生地を用いて、保冷、解凍、発酵、焼成の工
程を自動遂行することにより、家庭で焼きたて状態のパ
ンができるようにした冷凍パン生地を用いたパンの調理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】焼きたてのパンの美味しさや食感、風味
は市販の冷めたパンでは得られないものがある。この焼
きたてパンを家庭で実現するために、ホームベーカリー
と称される家庭用のパン焼き装置の市場が形成されてい
る。当初のパン焼き装置は、小麦粉等のパンの材料を混
練する工程からスタートするもので、時間や手間あるい
は一定の品質が得難いことや、パンの種類が主に食パン
に限られるなどの課題があった。近年になって、工場生
産により所定のパンの種類に対応した成形状態にしたパ
ン生地が冷凍状態にして業務用として供給されるように
なり、この冷凍パン生地は一次発酵済みであるため、パ
ンとしての品質が安定しており、これをホームベーカリ
ーとしても利用することにより、解凍、発酵(二次発
酵)、焼成の工程手順により焼きたてパンが容易に完成
できるようになる。
【0003】上記冷凍パン生地から焼きたてパンに調理
する方法または装置として、特開平2−146425号
公報、特開平3−194317号公報等に開示されたも
のが知られている。また、冷凍パン生地を焼成する前段
階までの解凍、発酵を行うものは、特開平2−2494
46号公報に開示されたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術における冷凍パン生地からの調理装置は、解凍、
発酵、焼成に対応した温度で冷凍パン生地を加熱するだ
けのもので、発酵のための温度管理を最適状態に維持す
る機能、冷凍パン生地を調理開始まで保冷する機能、湿
度条件の設定機能など、品質のよいパンに調理すること
ができない問題点があった。また、解凍、発酵までの工
程を行う装置では、別途に焼成用のオーブンが必要とな
り、家庭用としては発酵のためにこの装置を備えること
は適切なものとはいえない。
【0005】本発明が目的とするところは、品質のよい
パンに調理するための機能を備え、冷凍パン生地の保冷
から焼成までを一貫して自動運転させることができる冷
凍パン生地を用いたパンの調理装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の冷凍パン生地を用いたパンの調理装置は、加
熱手段と温度センサ及び湿度センサとを備え、一次発酵
済みの生地が所定形状に成形されて冷凍保存状態にある
冷凍パン生地を収容して、保冷、解凍、二次発酵、焼成
の各工程に対応する設定時間における温湿度状態によ
り、冷凍パン生地を焼き上げ状態のパンに完成させる調
理室と、冷却手段及び加湿手段と、これら各手段から発
生した冷気及び湿気を前記調理室に送給する送給手段と
を備えてなる温湿度調整部と、指定入力されたパンの種
類に対応して保冷、解凍、二次発酵、焼成の各工程にお
いて予め設定された温湿度制御パターンで前記調理室内
の温湿度が推移するように、前記温度センサ及び湿度セ
ンサによって検出される調理室内の温度及び湿度に基づ
いて前記加熱手段、冷却手段、加湿手段、送給手段を制
御する制御手段とを備え、前記制御手段が、冷凍パン生
地の焼き上げ完成時刻から逆上って設定された焼成時
間、二次発酵時間、解凍時間の合計時間より任意時間前
に調理室内に収容された冷凍パン生地について、その調
理室内で保冷し、前記合計時間に基づく解凍開始時刻か
ら、解凍、二次発酵、焼成の各工程を自動遂行させるこ
とを特徴とする。
【0007】これにより、一次発酵済みの冷凍パン生地
が収容される調理室は、加熱手段による加熱と温湿度調
整部からの冷気及び湿気により保冷、解凍、二次発酵、
焼成の各工程に対応する温度及び湿度に制御されて収容
した冷凍パン生地をパンに完成させる。調理室内の温度
及び湿度は温度センサ及び湿度センサによって検出さ
れ、制御手段は検出された温度及び湿度がパンの種類に
対応する温湿度制御パターンの設定値となるように加熱
手段、冷却手段、加湿手段、送給手段を制御する。また
この制御により、保冷、解凍、二次発酵、焼成の各工程
を同じ調理室内で自動遂行させるので、パンの種類毎に
設定される合計時間だけ逆上ったタイミングで冷凍パン
生地をセットする必要がなく、保冷工程があることによ
り解凍工程の開始時刻まで冷凍状態を維持でき、自動的
に解凍を開始して焼き立てパンを完成することができ、
時間や手間のかかるパン調理の自由度を高めることがで
きる
【0008】また、制御手段は、二次発酵が終了した
後、そのパン生地を所定温度で保冷して、パン生地の二
次発酵終了状態で維持する二次発酵状態維持制御と、焼
成が終了した後、保温及び保湿によりパンを焼き上がり
状態に維持する焼き上がり状態維持制御とに、指定入力
に応じて選択切り換えすることができるように構成する
ことができる。この制御により、本調理装置を冷凍パン
生地を二次発酵させる発酵装置として動作させることが
でき、二次発酵させた生地を別の焼成装置で焼き上げる
使い分けを行うことも可能となる。
【0009】また前記二次発酵終了状態維持制御のとき
には、二次発酵の終了時刻を基準として、二次発酵時間
と解凍時間とを合計した発酵合計時間に基づいて解凍開
始時刻を前記終了時刻から逆上って設定し、前記焼き上
がり状態維持制御のときには、パンの完成時刻を基準と
して、焼成時間、二次発酵時間、解凍時間とを合計した
完成合計時間に基づいて解凍開始時刻を前記完成時刻か
ら逆上って設定すると、いずれの制御のときにも、冷凍
パン生地を調理室内にセットするために調理時間を計算
する手間なく、自動的に保冷から二次発酵まで、あるい
は保冷から焼成までの調理を自動的に行うことができ
る。
【0010】また、冷却手段は、ペルチェ素子を用いて
構成することにより、低騒音化、低振動化が実現される
と同時に、よりきめ細かい制御を行うことができる。
【0011】また、制御手段は、焼成工程の終了となっ
た調理室内を所定の温度及び湿度に維持するように加熱
手段、加湿手段、送給手段を制御するように構成するこ
とにより、乾燥させることなく焼き上げ状態のままで所
定時間保存することができる。
【0012】また、送給手段は、温湿度調整室から調理
室に冷気及び湿気を送風する送風ファンと、この送風フ
ァンによる送風路を調理室の状態に対応して遮断するダ
ンパーとを備えて構成することにより、調理室の温湿度
の調整を速やかに且つ詳細に行うことができる。
【0013】また、加湿手段は、水を蒸発もしくは蒸散
させる加湿器と、この加湿器に水を供給する水タンクと
を備えて構成され、この加湿器及び水タンクが着脱自在
に設けられることにより、水の蒸発により残留する不純
物の付着に伴う汚れを随時清掃することができ、清潔な
調理状態を維持することができる。
【0014】また、加熱手段は、遠赤外線を放射するヒ
ータとして構成することにより、生地の内部への熱の浸
透が促進されると同時に、燃焼パン釜に近い焼成がなさ
れる。
【0015】また、調理室は、断熱構造に構成されてい
ると好適である。
【0016】
【発明の実施の形態】本願の請求項1に記載の発明は、
加熱手段と温度センサ及び湿度センサとを備え、一次発
酵済みの生地が所定形状に成形されて冷凍保存状態にあ
る冷凍パン生地を収容して、保冷、解凍、二次発酵、焼
成の各工程に対応する設定時間における温湿度状態によ
り、冷凍パン生地を焼き上げ状態のパンに完成させる調
理室と、冷却手段及び加湿手段と、これら各手段から発
生した冷気及び湿気を前記調理室に送給する送給手段と
を備えてなる温湿度調整部と、指定入力されたパンの種
類に対応して保冷、解凍、二次発酵、焼成の各工程にお
いて予め設定された温湿度制御パターンで前記調理室内
の温湿度が推移するように、前記温度センサ及び湿度セ
ンサによって検出される調理室内の温度及び湿度に基づ
いて前記加熱手段、冷却手段、加湿手段、送給手段を制
御する制御手段とを備え、前記制御手段が、冷凍パン生
地の焼き上げ完成時刻から逆上って設定された焼成時
間、二次発酵時間、解凍時間の合計時間より任意時間前
に調理室内に収容された冷凍パン生地について、その調
理室内で保冷し、前記合計時間に基づく解凍開始時刻か
ら、解凍、二次発酵、焼成の各工程を自動遂行させてな
り、一次発酵済みの冷凍パン生 地が収容される調理室
は、加熱手段による加熱と温湿度調整部からの冷気及び
湿気により、同じ調理室内で行われる保冷、解凍、二次
発酵、焼成の各工程に対応する温度及び湿度に制御され
て収容した冷凍パン生地をパンに完成させる。調理室内
の温度及び湿度は温度センサ及び湿度センサによって検
出され、制御手段は検出された温度及び湿度がパンの種
類に対応する温湿度制御パターンの設定値となるように
加熱手段、冷却手段、加湿手段、送給手段を制御する。
またこの制御により、保冷、解凍、二次発酵、焼成の各
工程が同じ調理室内で自動遂行されるので、パンの種類
毎に設定される合計時間だけ逆上ったタイミングで冷凍
パン生地をセットする必要がなく、保冷工程があること
により解凍工程の開始時刻まで冷凍状態を維持でき、自
動的に解凍を開始して焼き立てパンを完成させることが
でき、時間や手間のかかるパン調理の自由度を高めるこ
とができる。
【0017】請求項2に記載の発明は、制御手段が、二
次発酵が終了した後、そのパン生地を所定温度で保冷し
て、パン生地の二次発酵終了状態で維持する二次発酵状
態維持制御と、焼成が終了した後、保温及び保湿により
パンを焼き上がり状態に維持する焼き上がり状態維持制
御とに、指定入力に応じて選択切り換えすることができ
るように構成することができ、本調理装置を冷凍パン生
地を二次発酵させる発酵装置として動作させることがで
き、二次発酵させた生地を別の焼成装置で焼き上げる使
い分けを行うことも可能となる。
【0018】請求項3に記載の発明は、前記二次発酵終
了状態維持制御のときには、二次発酵の終了時刻を基準
として、二次発酵時間と解凍時間とを合計した発酵合計
時間に基づいて解凍開始時刻を前記終了時刻から逆上っ
て設定し、前記焼き上がり状態維持制御のときには、パ
ンの完成時刻を基準として、焼成時間、二次発酵時間、
解凍時間とを合計した完成合計時間に基づいて解凍開始
時刻を前記完成時刻から逆上って設定すると、いずれの
制御のときにも、冷凍パン生地を調理室内にセットする
ために調理時間を計算する手間なく、自動的に保冷から
二次発酵まで、あるいは保冷から焼成までの調理を自動
的に行うことができる。
【0019】請求項4に記載の発明は、冷却手段が、ペ
ルチェ素子を用いて構成することにより、低騒音化、低
振動化が実現されると同時に、よりきめ細かい制御を行
うことができる。
【0020】請求項5に記載の発明は、制御手段が、焼
成工程の終了となった調理室内を所定の温度及び湿度に
維持するように加熱手段、加湿手段、送給手段を制御す
るように構成することにより、乾燥させることなく焼き
上げ状態のままで所定時間保存することができる。
【0021】請求項6に記載の発明は、送給手段が、温
湿度調整室から調理室に冷気及び湿気を送風する送風フ
ァンと、この送風ファンによる送風路を調理室の状態に
対応して遮断するダンパーとを備えて構成することによ
り、調理室の温湿度の調整を速やかに且つ詳細に行うこ
とができる。
【0022】請求項7に記載の発明は、加湿手段が、水
を蒸発もしくは蒸散させる加湿器と、この加湿器に水を
供給する水タンクとを備えて構成され、この加湿器及び
水タンクが着脱自在に設けられることにより、水の蒸発
により残留する不純物の付着に伴う汚れを随時清掃する
ことができ、清潔な調理状態を維持することができる。
【0023】請求項8に記載の発明は、加熱手段が、遠
赤外線を放射するヒータとして構成することにより、生
地の内部への熱の浸透が促進されると同時に、燃焼パン
釜に近い焼成がなされる。
【0024】請求項9に記載の発明は、調理室が、断熱
構造に構成されてなる。
【0025】以下、添付図面を参照して本発明の一実施
例について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下に
示す実施例は本発明を具体化した一例であって、本発明
の技術的範囲を限定するものではない。
【0026】(実施例1) 冷凍パン生地は、クロワッサン、フランスパン、食パン
等のパンの種類毎に材料をミキシング、一次発酵、成形
等のパン生地の生成工程を工場生産によって一定品質に
製造し、冷凍状態にして出荷される。ユーザは、所望の
種類の冷凍パン生地を解凍し、二次発酵させた後、焼成
すると焼きたてのパンが得られる。しかし、解凍、二次
発酵、焼成の各工程は、それぞれパンの種類に応じて所
定時間で且つ所定の温度制御条件下で処理しないと、良
い品質の焼きたてのパンを得ることはできない。本実施
例に係る冷凍パン生地を用いたパンの調理方法では、図
1に示すように、5つの機能を状況に応じて組み合わ
せ、各機能における時間及び温度、湿度をパンの種類に
応じて所定の制御パターンに制御することにより、所望
の調理状態が得られるように構成されている。
【0027】冷凍パン生地をパンとして焼き上げるため
には、基本的には解凍、二次発酵、焼成の各処理工程を
実行すればよい。この3つの工程は、それぞれパンの種
類によって設定される処理時間と温度及び湿度の制御と
によって処理される。従って、焼きたてのパンを所望す
る完成時刻から逆上る解凍時間と二次発酵時間と焼成時
間との合計時間に調理を開始する必要がある。ユーザが
これを実行するには、焼きたてパンを所望する時刻から
前記合計時間だけ逆上った時刻に合わせて、冷凍庫等に
保存していた冷凍パン生地をパンの調理装置にセットす
る面倒な作業を強いられることになる。即ち、ユーザは
冷凍パン生地を調理装置にセットする時刻は1点だけ
で、これを誤ると完成時刻はずれて所望の完成時刻に焼
きたてパンが得られないことになる。
【0028】そこで、本実施例の調理方法では、図1に
示すように、解凍工程の前に保冷の工程を設けている。
この保冷工程があることにより、ユーザは購入した冷凍
パン生地を調理装置に任意の時刻にセットし、焼きたて
パンの所望時刻とパンの種類とを設定するだけでよい。
冷凍パン生地はパンの種類に応じて設定される解凍時
間、二次発酵時間、焼成時間の合計時間だけ逆上った時
刻、即ち調理開始時刻になるまで保冷状態に維持され
る。
【0029】更に、本実施例の調理方法では、図1に示
すように、焼成の工程の後に保温の工程を設けることも
できる。この保温工程は、焼き上がったパンを所定の温
度と湿度とによって焼きたて状態に所定時間維持するこ
とができるもので、焼きたてパンを所望した時刻に食す
ることができない事情が生じても、焼きたて状態は所定
時間維持される。
【0030】上記保冷、解凍、二次発酵、焼成、保温の
各工程は、パンの種類に応じて前述した時間制御がなさ
れると同時に温度制御がなされ、更に、二次発酵及び保
温の工程では湿度制御がなされる。温度制御は各工程に
適合した温度設定と温度変化とを行うもので、冷凍パン
生地を処理する最適の制御がなされることにより、美味
しいパンを安定した品質に完成されることができる。ま
た、二次発酵時に適度な湿度を与えることにより、パン
の種類に応じた表面の硬さを得ることができ、保温時に
適度な湿度を与えることにより、焼き上がったパンが保
温される状態での乾燥を防止して、焼き上げ状態のまま
の柔らかさを維持することができる。
【0031】また、前記二次発酵の工程が終了した後、
引き続いて焼成工程に進行させることなく、二次発酵完
了状態の生地を所定温度で所定時間保存し、任意の時間
後に焼成を開始させることも、二次発酵完了状態の生地
を別の焼成装置で焼成することを選択することができ
る。これは冷凍パン生地のセット時に、調理完了状態を
二次発酵終了時か、焼成終了時かの設定によって選択す
ることができる。
【0032】次に、上記調理方法を実現するための実施
例1に係る調理装置について説明する。
【0033】図2は、冷凍パン生地を用いてパンに完成
させる調理装置1の構成を示す外観図で、正面に調理室
3内に冷凍パン生地をセットし、完成したパンを取り出
すための扉6と、その下方に操作パネル9とが設けら
れ、調理室3の後方に温度調節等の機能を備えた機械部
4を設けて電子レンジサイズに構成されている。
【0034】前記調理室3は、図3に示すように、正面
側が開放された断熱壁によって囲まれ、正面の開放部を
断熱構造の前記扉6で閉じることにより、断熱構造の空
間が形成されている。この調理室3の上方には加熱ヒー
タ(加熱手段)5が配設され、後部壁面には前記機械部
4に通じる開口部7が形成されている。また、調理室3
内には棚12と、冷凍パン生地を配置するトレー13と
が配設されている。
【0035】また、前記機械部4は、図4に示すよう
に、上室20と下室21とに分割され、圧縮機14及び
冷却送風機15、放熱器16、冷却器11を備えてなる
冷却装置(冷却手段)34と、水タンク17及び加湿ヒ
ータ18、蒸散トレー19を備えてなる加湿装置(加湿
手段)35と、前記冷却器11によって発生する冷気及
び前記加湿装置によって発生する湿気を調理室3の温湿
度状態に対応させて送給する送風ファン23及びこれを
回転させる送風モータ22と、図3に示すように上室2
0の調理室3側に開口させた給気窓24を開閉するダン
パー10とを備えてなる送給装置(送給手段)36とが
配設されている。
【0036】前記冷却装置34は、圧縮機14により冷
媒を冷却器11及び放熱器16に循環させる冷媒循環サ
イクルにより、上室20内に配設された冷却器11によ
り上室20内の空気を冷却する。また、加湿装置35
は、水タンク17から蒸散トレー19内に供給された水
を加湿ヒータ18によって加熱蒸発させ、上室20内を
所定の湿度状態にする。この上室20内の冷気あるいは
湿気は、前記送給装置36によって調理状態に応じて調
理室3内に送給される。これらの冷却装置34、加湿装
置35、送給装置36の動作及び前記加熱ヒータ5の動
作は、図3に示すように調理部3の下方空間に配設され
た制御装置25によって制御される。
【0037】前記制御装置25には、図5に示すよう
に、調理室3内に配設された温度センサ26及び湿度セ
ンサ27が接続されると共に、操作パネル9に配設され
たパンの種類選択ボタン41、完成時刻設定ボタン4
2、調理状態選択ボタン43が操作された状態が入力さ
れる。制御装置25は操作パネル9からの入力状態に対
応して、冷却装置34、加熱ヒータ5、加湿ヒータ
、ダンパー10、送風ファン23を前記温度センサ2
6及び湿度センサ27によって検出される温度及び湿度
に基づいて制御し、調理室3内を保冷、解凍、二次発
酵、焼成、保温の各工程に対応する時間を設定し、各調
理工程の時間における所定の温度及び湿度を制御する。
この各調理工程毎の時間と温度及び湿度とは、前記パン
の種類選択ボタン41によって設定されるパンの種類毎
に予め設定記憶された制御パターンによって制御され
る。
【0038】ユーザが調理室3内に冷凍パン生地をセッ
トし、操作パネル9のパンの種類選択ボタン41から調
理するパン種類を入力すると、制御装置25は入力され
たパンの種類に対応する制御パターンを記憶部30から
読み出す。パンの種類は、パンのサイズや硬さ等の条件
に基づいて2〜5種類に区分されているので、ユーザは
食パンや菓子パン等の区分で容易に選択することができ
る。また、ユーザは同時にパンを焼き上げる完成時刻を
設定する。冷凍パン生地は解凍、二次発酵、焼成の各工
程によって焼きたて状態のパンに完成されるが、各工程
に要する時間はパンの種類によって異なる。このパンの
種類別の解凍時間、二次発酵時間、焼成時間の合計時間
は、取り扱い説明により知ることができるので、ユーザ
は前記合計時間より以前の任意の時間帯に冷凍パン生地
を調理室3に入れておけば、冷凍パン生地は保冷工程に
より冷凍状態のまま保存される。この設定された完成時
刻から合計時間だけ逆上った時刻になったとき、解凍の
工程から自動的に開始される。
【0039】図6は、制御装置25によって調理室3内
の温度を制御する制御パターンを示すもので、調理室3
内に冷凍パン生地がセットされ、パンの種類と完成時刻
Dとが設定されると、記憶部30から読み出された制御
パターンに基づく調理の合計時間から調理の開始時刻A
が設定され、タイマー31が計時を開始する。前記開始
時刻Aに達するまでは保冷工程が実行され、制御部33
は冷却装置34及び送給装置36を動作させ、冷却器1
1によって発生した冷気を送風ファン23により調理室
3内に送給し、調理室3内を制御パターンに設定された
保冷温度T1に維持する。
【0040】図7は前記制御部32による各部の制御動
作を示すもので、保冷工程においては冷却装置34を温
度センサ26による調理室3内の検出温度に基づいてO
N/OFF制御すると共に、送風ファン23を100%
運転状態にする。この保冷の工程が設けられていること
によって、ユーザは購入してきた冷凍パン生地を調理開
始まで冷凍庫等の冷凍保存手段に保存して、開始時間を
考慮して調理装置1に移し替える手間がなく、開始時刻
より以前の任意の時刻にセットしておくだけで焼きた
てパンの調理が可能となる。
【0041】タイマー31による計時が開始時刻Aに達
したとき、制御部32は図7に示すように冷却装置34
及び送風ファン23の運転率を抑えると共に、加熱ヒー
タ5を断続動作させて調理室3内の温度を解凍温度T2
まで所定の時間をかけて上昇させる。この解凍のための
温度制御は、図6に示すように、所定時間をかけて解凍
温度T2に上昇させた後、解凍温度T2 を所定時間維
持することによって冷凍パン生地の品質を損なうことな
く解凍することができる。設定された解凍時間が経過し
て解凍工程の終了と共に二次発酵工程に移行され、発酵
温度T3まで所定時間をかけて温度上昇するように、加
熱ヒータ5の動作が制御されると共に、加湿ヒータ18
を動作させて蒸散トレー19内の水を蒸発させた湿気が
運転率を抑えた送風ファン23によって調理室3内に送
給される。制御部32は温度センサ26及び湿度センサ
27によって検出される調理室3内の温度及び湿度に基
づいて加熱ヒータ5及び加湿ヒータ18の動作をON/
OFF制御すると共に、ダンパーー10を開閉動作させ
て調理室3内を設定された所定温度と湿度に推移させ
る。この二次発酵の工程における温度制御は、図6に示
すように、発酵温度T3に所定時間かけて上昇させた
後、この温度を所定時間維持させることによって、解凍
されたパン生地の品質を低下させることなく所要の二次
発酵の状態にすることができる。また、調理室3内が所
定の湿度に設定されることによって、焼き上げたときに
パンの種類に対応する表面の硬さが得られるようにな
る。
【0042】二次発酵工程に設定された時間が経過する
と、引き続いて焼成の工程に移行される。制御部32は
加熱ヒータ5を連続動作させて調理室3内を焼成温度T
4まで所定時間かけて温度上昇させ、この温度を所定時
間維持することによって完成時刻Dに焼きたてのパンに
完成される。この焼成工程が終了した完了時刻Dに調理
室3から焼き上がったパンを取り出すと、焼きたてパン
を食することができる。完成時刻Dにパンを取り出さな
かったとしても、本実施例の構成では焼成工程の後に保
温工程が設けられているので、焼きたて状態のパンは所
定温度と湿度との環境下で焼きたて状態が所定時間維持
させることができる。この保温工程は、所定の保温温度
を維持すると同時に所定の湿度に加湿されるので、保温
のための加熱によるパンの乾燥が防止され、焼きたて状
態が維持される。
【0043】冷凍パン生地のセット時に、操作パネル9
の調理状態選択ボタン43により「焼成」を選択する
と、上記のようにパンの焼き上げ保温まで自動制御され
るが、「発酵」を選択すると、二次発酵の工程が終了し
た後、図6に仮想線で示すように、所定の冷蔵温度で発
酵終了状態のまま所定時間維持させることができる。こ
の「発酵」を選択すると、本調理装置1は冷凍パン生地
の発酵装置として機能するので、二次発酵させたパン生
地を他の焼成装置に移して焼き上げることもできる。ま
た、二次発酵させておいて任意の時刻に焼成工程を動作
させてパンに完成させることもできる。
【0044】以上説明した保冷〜焼成の各工程が自動的
に実行されることにより、例えば、前日の夜に冷凍パン
生地をセットして、翌日の朝に食したい時刻を完成時刻
Dとして設定しておくと、朝食の時刻には焼きたてパン
が出来上がっていることになる。保冷の工程があるた
め、冷凍パン生地をセットする時刻は任意であり、冷凍
パン生地を購入したときに本調理装置1にセットしてお
けば、朝食時などの決まった時刻に焼きたてパンを得る
ことができる。
【0045】(実施例2) 図8は、ペルチェ素子を用いて冷却装置38を形成した
実施例2に係る調理装置2の構成を示すものである。冷
却装置38以外の構成は実施例1による調理装置1と同
様に構成されており、同一の構成要素には同一の符号を
付して、その説明は省略する。
【0046】冷却装置38は、上室20内に配設された
ペルチェ素子40に電流を流したときに冷却される側に
加温ポンプ44から伝熱媒体を送給し、ここで冷却され
た伝熱媒体を冷却器37に循環させて上室20内の空気
を冷却する。一方、ペルチェ素子40の加熱される側に
下室21内に配設された冷却ポンプ45から伝熱媒体を
送給し、ここで加熱された伝熱媒体を放熱器39に循環
させ、放熱器39に冷却送風機46から送風して放熱さ
せる。ペルチェ素子40は、これに流す電流の方向を切
り換えることにより、冷却側と加熱側とが反転するの
で、電流方向を反転させたときには、前記冷却器37か
ら放熱させて調理室3内の加温のために利用することが
できる。
【0047】図9は、上記ペルチェ素子40を用いて冷
却装置(冷却手段)38を構成した調理装置2の制御方
法を示すもので、制御パターンは図6に示したものに対
応している。加温ポンプ44及び冷却ポンプ45は保冷
工程、解凍工程、二次発酵工程において一定の運転率で
動作する。また、ペルチェ素子40には電源装置33か
ら動作電流が供給され、この動作電流を制御することに
よってペルチェ素子40の温度を調整することができ、
更に、動作電流の正負方向を切り換えることによって冷
却する側と加熱する側とを反転させることができる。こ
の制御は、制御装置25から電源装置33を制御するこ
とによってなされ、保冷工程では調理室3内が所定温度
に冷却されるように冷却器37から冷気を発生させる。
【0048】解凍工程では、ペルチェ素子40へ供給す
る動作電流の正負方向を反転させることにより、冷却器
37から放熱するようにして、調理室3内の温度を解凍
温度に切り換える。この制御は温度センサ26によって
検出される調理室3内の温度に基づいて制御部32によ
って電源装置33を制御し、図6に示す解凍時の温度制
御パターンとなるようにペルチェ素子40への動作電流
及びダンパー10の開閉が制御される。この冷却装置3
8による調理室3内の温度上昇が及ばないときには、加
熱ヒータ5により加温を補助する制御を行うこともでき
る。
【0049】二次発酵工程では、更に高い加温が必要と
なるので、ペルチェ素子40への動作電流を温度センサ
26の検出温度に応じて増加させ、図6に示す二次発酵
のための温度制御パターンとなるように制御される。こ
の二次発酵の工程が終了したときには、冷却装置38の
動作は停止され、加熱ヒータ5による焼成の工程に移行
する。
【0050】以上説明した各構成において、加熱ヒータ
5にセラミック等による遠赤外線の放射部を設けること
により、遠赤外線による生地の内部に対する加熱が促進
されると同時に、燃焼パン釜による焼成に近い焼成効果
を得ることができる。
【0051】また、加湿装置35は、水の蒸発に伴って
蒸散トレー19内に残留物が付着堆積して汚れが発生す
る恐れがあるが、図2に示すように、加湿装置35の上
部に開閉自在の蓋28を設けておくことにより、水タン
ク17への水の補給と同時に、この水タンク17を取り
出したときに蒸散トレー19をスライドさせ、外部に取
り出して清掃することができ、清潔な状態を維持するこ
とができる。
【0052】また、上記構成において、保温工程は設け
ることなく構成することができるし、焼成工程の後、保
温工程に移行させるか否かを選択できるように構成する
こともできる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば、冷凍
パン生地から焼きたてのパンに調理する解凍、二次発
酵、焼成の各工程に要する合計時間より以前の任意時刻
に冷凍パン生地を調理装置内にセットすると、所望の時
刻に焼きたてのパンを得る調理動作が自動的になされる
ので、調理時間を計算して冷凍パン生地をセットするよ
うな面倒な取り扱いがなく、毎日焼きたてのパンを食し
たい希望を容易にかなえる冷凍パン生地を用いた調理装
が提供される。
【0054】また、各工程に適した時間及び温度の制御
に加えて加湿の制御がなされるので、美味しいパンを一
定の品質で調理することができる。
【0055】更に、焼成工程終了後に、所定の温度及び
湿度を維持するように構成すると、焼き上がったパンを
所定時間焼きたて状態にして維持することができ、食す
る時刻が変わったときでも焼きたてのパンが提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷凍パン生地を用いたパンの調理方法を示すブ
ロック図
【図2】調理装置の外観例を示す斜視図
【図3】調理装置の奥行き方向での断面図
【図4】調理装置の機械部内の構成を示す背面図
【図5】調理装置の制御構成を示すブロック図
【図6】調理装置の制御パターンの例を示す時間−温度
特性図
【図7】制御パターンに対応する各部の動作制御を示す
動作特性図
【図8】冷却装置にペルチェ素子を用いた機械部の構成
を示す背面図
【図9】同上構成における各部の動作制御を示す動作特
性図
【符号の説明】
1、2 調理装置 3 調理室 4 機械部(温湿度調整部) 5 加熱ヒータ(加熱手段) 10 ダンパー 17 水タンク 18 加湿ヒータ(加湿器) 19 蒸散トレー(加湿器) 23 送風ファン 25 制御装置(制御手段) 30 記憶部 31 タイマー 34、38 冷却装置(冷却手段) 35 加湿装置(加湿手段) 36 送給装置(送給手段) 40 ペルチェ素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F24C 7/04 301 F24C 7/04 301Z (56)参考文献 特開 昭57−196918(JP,A) 特開 平2−249446(JP,A) 特開 平2−283233(JP,A) 特開 平7−155100(JP,A) 特開 平3−194317(JP,A) 特開 平5−64539(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A21D 2/00 - 17/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段と温度センサ及び湿度センサと
    を備え、一次発酵済みの生地が所定形状に成形されて冷
    凍保存状態にある冷凍パン生地を収容して、保冷、解
    凍、二次発酵、焼成の各工程に対応する設定時間におけ
    る温湿度状態により、冷凍パン生地を焼き上げ状態のパ
    ンに完成させる調理室と、 冷却手段及び加湿手段と、これら各手段から発生した冷
    気及び湿気を前記調理室に送給する送給手段とを備えて
    なる温湿度調整部と、 指定入力されたパンの種類に対応して保冷、解凍、二次
    発酵、焼成の各工程において予め設定された温湿度制御
    パターンで前記調理室内の温湿度が推移するように、前
    記温度センサ及び湿度センサによって検出される調理室
    内の温度及び湿度に基づいて前記加熱手段、冷却手段、
    加湿手段、送給手段を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段が、冷凍パン生地の焼き上げ完成時刻から
    逆上って設定された焼成時間、二次発酵時間、解凍時間
    の合計時間より任意時間前に調理室内に収容された冷凍
    パン生地について、その調理室内で保冷し、前記合計時
    間に基づく解凍開始時刻から、解凍、二次発酵、焼成の
    各工程を自動遂行させることを特徴とする冷凍パン生地
    を用いたパンの調理装置。
  2. 【請求項2】 制御手段が、二次発酵が終了した後、そ
    のパン生地を所定温度で保冷して、パン生地の二次発酵
    終了状態で維持する二次発酵状態維持制御と、焼成が終
    了した後、保温及び保湿によりパンを焼き上がり状態に
    維持する焼き上がり状態維持制御とに、指定入力に応じ
    て選択切り換えすることができるように構成されてなる
    請求項1記載の冷凍パン生地を用いたパンの調理装置。
  3. 【請求項3】 制御手段が、二次発酵終了状態維持制御
    のときには、二次発酵の終了時刻を基準として、二次発
    酵時間と解凍時間とを合計した発酵合計時間に基づいて
    解凍開始時刻を前記終了時刻から逆上って設定し、焼き
    上がり状態維持制御のときには、パンの完成時刻を基準
    として、焼成時間、二次発酵時間、解凍時間とを合計し
    た完成合計時間に基づいて解凍開始時刻を前記完成時刻
    から逆上って設定するように構成されてなる請求項2記
    載の冷凍パン生地を用いたパンの調理装置。
  4. 【請求項4】 冷却手段が、ペルチェ素子を用いて構成
    されてなる請求項1から3のいずれか1項に記載の冷凍
    パン生地を用いたパンの調理装置。
  5. 【請求項5】 制御手段が、焼成工程の終了となった調
    理室内を所定の温度及び湿度に維持するように加熱手
    段、冷却手段、加湿手段、送給手段を制御するように構
    成されてなる請求項1から4のいずれか1項に記載の冷
    凍パン生地を用いたパンの調理装置。
  6. 【請求項6】 送給手段が、温湿度調整部から調理室に
    冷気及び湿気を送風する送風ファンと、この送風ファン
    による送風路を調理室の状態に対応して遮断するダンパ
    ーとを備えて構成されてなる請求項1から5のいずれか
    1項に記載の冷凍パン生地を用いたパンの調理装置。
  7. 【請求項7】 加湿手段が、水を蒸発もしくは蒸散させ
    る加湿器と、この加湿器に水を供給する水タンクとを備
    えて構成され、この加湿器及び水タンクが着脱自在に設
    けられてなる請求項1から6のいずれか1項に記載の冷
    凍パン生地を用いたパンの調理装置。
  8. 【請求項8】 加熱手段が、遠赤外線を放射するヒータ
    として構成されてなる請求項1から7のいずれか1項に
    記載の冷凍パン生地を用いたパンの調理装置。
  9. 【請求項9】 調理室が、断熱構造に構成されてなる請
    求項1から8のいずれか1項に記載の冷凍パン生地を用
    いたパンの調理装置。
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