JPH0611229A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH0611229A
JPH0611229A JP4167312A JP16731292A JPH0611229A JP H0611229 A JPH0611229 A JP H0611229A JP 4167312 A JP4167312 A JP 4167312A JP 16731292 A JP16731292 A JP 16731292A JP H0611229 A JPH0611229 A JP H0611229A
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JP
Japan
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temperature
cold
blower
refrigerator
thawing
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Pending
Application number
JP4167312A
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English (en)
Inventor
Mayumi Nakada
真由美 中田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D31/00Other cooling or freezing apparatus
    • F25D31/005Combined cooling and heating devices

Landscapes

  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は解凍室付き冷蔵庫の解凍室を有効利
用し、納豆製造及びパン発酵を行うことを目的とする。 【構成】 室内に複数の温度センサ32、33と、天面
に放射ヒ−タ22、入口にダンパ装置11を備えて、温
度センサ32、33の出力に基づいて制御手段43によ
り、放射ヒ−タ22、ッダンパ装置11、本体の送風機
10を加熱、冷却制御するよう構成したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は解凍および納豆製造およ
びパン発酵が行える専用室を備えた冷蔵庫に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、解凍室を備えた冷蔵庫が発売され
ている。例えば松下冷機(株)が1990年3月に発売し
たNR−F40VP1型冷凍冷蔵庫がその例である。
【0003】以下に、図9から図11を参照して詳細に
説明する。1は冷蔵庫本体で外箱2内箱3及びこれら両
箱2、3間に充填された断熱材4により構成されてい
る。5は冷却室(以下、冷蔵室5という)であり、6は
前記冷蔵室5の上部に区画形成した冷凍室である。7は
前記冷蔵室5内の一面に備えた解凍室である。8は前記
冷蔵庫本体1の底部に設けた冷凍サイクルのの圧縮機、
9は前記冷凍室6内の背面に設けた冷却器である。
【0004】10は前記冷却器9で冷却された冷気を前
記冷蔵室5、冷凍室6、解凍室7内に強制通風させるた
めの送風機、11は解凍室7の入口に設けて電気的入力
で冷気流入量を調節するダンパ装置(以下ダンパサーモ
11という)であり、モータ12の駆動力によってダン
パ13を開閉するように構成されている。14は前記送
風機10からの冷気を前記解凍室7に導く吐出ダクト、
15は解凍室7内を冷却した冷気を前記冷却器9に戻す
ための吸い込みダクトである。
【0005】次に前記解凍室7の詳細構成について説明
する。16は合成樹脂製の外箱、17はアルミニウムな
ど金属製の内箱であり、曲面状の反射板18と前記反射
板18の下方に相対して配置した底面板19と両板1
8、19に3辺で接続した略コの字状の側板20より構
成されている。21は前記内箱17の前面開口部に開閉
自在に設けた扉で、空気層を形成して断熱性を高めた合
成樹脂製の二重構造となっている。
【0006】22は前記内箱17の反射板18に対向し
て所定の間隔をおいて設けた石英ガラス管製の放射ヒー
タであり、それ自体約5μm以上の遠赤外線をよく放射
するが、例えば表面に珪素などを主成分とするセラミッ
ク塗料を焼きつけ塗装しさらに遠赤外線の放射効率を高
めてもよい。
【0007】23は前記底面板19の裏面中央部付近に
熱伝導的に密着されたサーミスタなどの温度センサであ
る。24は前記底面板19の裏面にアルミ箔などで熱伝
導的に密着された線状の加熱ヒ−タであり、25は一定
の間隔をおいて前記放射ヒータ22を覆うように取りつ
けた火傷防止用防護網である。26は前記外箱16と内
箱17の、間に挿入された断熱材であり、上部に前記吐
出ダクト14及びダンパサーモ11と連通する吐出風路
27、後部に前記吸込ダクト15と連通する吸込風路2
8を形成している。
【0008】29は前記解凍室7内と吐出風路27を連
通するように前記内箱17の反射板18に多数形成した
吐出口、30は前記解凍室7内と吸込風路28を連通す
るように前記内箱17の側板20に形成した吸込口であ
る。このような構造に対して、解凍の制御を簡単に説明
する。解凍がスタ−トすると、上面の放射ヒ−タ22お
よび底面の加熱ヒ−タ24の加熱開始とともに、解凍中
ダンパサ−モ11が開放して送風機10が連続運転す
る。
【0009】放射ヒ−タ22、加熱ヒ−タ24はともに
解凍初期は容量大として時間経過とともに容量が小さく
なっていく。
【0010】また、第1の温度センサ23により食品の
温度を間接的に検知して、予め定めた所定温度に上昇す
る迄の時間を情報として以後の加熱時間およびパタ−ン
が自動的に決定され、さらに、解凍終了後は食品の保鮮
に適した低温度帯(例えば−3℃のパ−シャルフリ−ジ
ング)に維持させるよう構成されている。
【0011】かかる構成において、冷凍された食品を解
凍室7内に入れて解凍をスタ−トすると、上面の加熱ヒ
−タ22および底面の加熱ヒ−タ24より加熱が行われ
ると同時に、ダンパサ−モ11が開放されて送風機10
が運転されて吐出口29より解凍室7内に連続的に冷気
が送り込まれる。食品は放射ヒ−タ22からの放射加熱
で効率よく加熱され、放射加熱が作用しにくい底面は、
加熱ヒ−タ24からの伝熱加熱で全体が均一に加熱され
る。
【0012】食品温度の低い解凍初期は大容量で加熱す
るため解凍時間も比較的短時間(例えば30分)とな
り、また、解凍中の冷気導入および段階的に加熱容量を
落とすことで、食品の表面温度の上昇が抑えられムラの
少ない解凍が行える。
【0013】さらに、解凍終了後は、例えばパ−シャル
フリ−ジング温度(−3℃)で食品が保冷されるため、
安心して解凍が出来るというものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに解凍室としてはすぐれた構成であっても1日の中で
解凍する頻度というのはさほど高いとはいい難く、せっ
かく設けた解凍室7の利用価値が低いという課題があっ
た。
【0015】一方、近年の消費者の健康志向により家庭
でも手作り食品、例えば納豆或いはパンが作られるよう
になってきた。従来の納豆製造方法として例えば、『完
全食とびっきり納豆料理』家の光協会、著者:地球納豆
倶楽部&中川紀子には大豆を柔らかく煮て容器に入れ、
市販の納豆を混ぜ合わせふたをして40℃で一昼夜保温
する。
【0016】しかしながら、このような方法では保温中
温度が下がらないようこたつや電気毛布を使用する等様
々な工夫が必要であり、保存するために納豆を冷蔵庫に
移し換えるという手間もありさらに大豆を一晩水に浸し
て戻さなければならないため時間もかかる。
【0017】また、従来のパン作りの方法として例え
ば、『ふっくらパンをつくりましょう初めてパンを焼く
方のために』日本製粉グル−プ消費者センタ−の出版物
には必要材料を加えて混ぜ耳だぶくらいのかたさになる
まで捏ね上げた後28〜30℃の所で60〜90分発酵
させた後分割、成型し30℃で十分湿度があるような所
で40〜69分おいた後焼く。
【0018】しかしながら、このような方法では発酵温
度を得るために例えば市販のビニ−ルBOXや簡易温室
を利用したり空き箱にビニ−ルをはりボ−ルにお湯(温
度調節)を入れたものを置く等様々な工夫が必要であ
る。
【0019】さらに、パン生地を耳たぶのかたさになる
まてにするまでには捏ねたり、たたんだり、たたきつけ
たりする操作を長時間繰替えす必要があり重労働であ
る。
【0020】本発明は、上記した課題点を解決するもの
であり、使い勝手のよい納豆製造及びパン発酵をかのう
として、解凍室の利用価値を高めることを目的としてい
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の冷蔵庫は、上面に設けた放射ヒ−タと、複数
個の温度センサとを備えた冷温調理室に対して冷気を強
制通風させる送風機およびダンパ装置を作用させる構成
とし、温度センサの出力に基づいて放射ヒ−タ、送風
機、ダンパ装置を制御して解凍および納豆製造及びパン
発酵を行わせるものである。
【0022】
【作用】上記した構成によって、解凍を選択した場合は
温度センサの出力に基づいて放射ヒ−タからの加熱が抑
制され、送風機の運転とダンパ装置の開放により導入さ
れる冷気によって表面温度の上昇が抑えられながら解凍
が行われる。
【0023】一方、納豆製造及びパン発酵を選択した場
合は温度センサの出力に基づいて、送風機の運転とダン
パ装置の開放による冷却と放射ヒ−タによる保温が行わ
れて納豆及びパンがつくられる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す冷蔵庫につい
て、図1から図8に従い説明する。なお、従来と同一構
成については同一符号を付して説明を省略し、異なる部
分についてのみ述べる。
【0025】31は冷蔵室5内の一画に設けた冷温調理
室であり、31aは前記冷温調理室31内にセットして
納豆を製造及びパン発酵をするための容器である。
【0026】また、底面板19の中央裏面に熱伝導的に
密着させた第1の温度センサ32および側板20の裏面
の一画に室内の空気温度を検知するように取りつけられ
た第2の温度センサ32を備えている。
【0027】また、34は冷蔵庫本体1の外殻の一部に
設けた操作板であり、使用者の好みの食種(例えば「納
豆」、「パン」)の製造を選択する食種設定キ−35、
或いは好みの製造方法(例えば「お急ぎ」、「楽々」た
だし、「お急ぎ」の場合は短時間発酵であるが生地の混
捏に労力を要する。また、「楽々」の場合は生地の混捏
に労力を必要としないが、発酵時間が長時間である。)
を選択する製造方法設定キ−36、及び製造または発酵
作用を開始或いは中止させるスタ−トボタン37、冷温
調理室31内のものの取り出しを知らせる取り出しラン
プ38、及び製造終了音と同時に点滅し、適温保存中点
灯させる保存ランプ(1)39、保存ランプ(2)40を備
えている。
【0028】次に制御関係について説明する。43はマ
イクロコンピュ−タ等より成る制御手段(以下マイコン
43という)でありマイコン43の入力端子には圧縮機
8、送風機10の運転を制御するために冷凍室6内の温
度を検知する、前記第1の温度センサ32を備えた食品
温度検知手段41、前記第2の温度センサ33で構成し
た室内温度検知手段42、タ−トボタン37が接続さ
れ、出力端子には圧縮機8、送風機10、ダンパサーモ
11、放射ヒータ22、加熱ヒータ24を駆動するため
の電磁リレーなどの駆動手段44、45、46、47、
48が接続されている。
【0029】かかる構成において、図4から図8に示す
フローチャート及びタイムチャートをもとに動作を説明
する。
【0030】始めに納豆製造について説明する。まず、
STEP1で大豆と水を容器31aに入れ底面板19の
ほぼ中央に設置する。
【0031】そして、最初STEP2においていて、ス
タ−トボタン37をONすることによって製造作用が開
始される。
【0032】製造制御がスタ−トするとSTEP3で昇
温を開始する。加熱手段である放射ヒ−タ22及び加熱
ヒ−タ24が連続通電され容器31a内の納豆原料を昇
温させる。この時冷温調理室31a内に設けられた第2
の温度センサ33からの感知信号がマイコン43に印加
されるとマイコン43は信号デ−タを設定デ−タ40℃
と比較し、冷温調理室内31の温度が設定温度40℃を
超過した場合に、放射ヒ−タ22及び加熱ヒ−タ24を
OFFにさせるとともにダンパサ−モ11を強制開放し
送風機を強制運転させ製造室内に冷気を導入させて、製
造室内の温度を低下させる。
【0033】その後、室内の温度が設定温度以下に冷却
された場合に、再び放射ヒ−タ22及び加熱ヒ−タ24
をONさせる。
【0034】従って、これらの工程を反復させることに
よって室内の温度が常に適正温度範囲内に制御される。
【0035】そして、STEP6で、6時間を経過した
かどうか判断し経過していなければSTEP6で待機す
る。
【0036】STEP6で経過したと判断されると保温
が終了し終了音とともに取り出しランプ38が点滅す
る。
【0037】取り出しランプ38が点滅したら取り出し
て大豆を柔らかく煮て市販の納豆を加えた後再び容器3
1aに入れ底面板19のほぼ中央に設置する。
【0038】そして、STEP8,STEP9,STE
P10においてSTEP3,STEP4,STEP5と
同様の制御を行われる。
【0039】そして、STEP11で、24時間を経過
したかどうか判断し経過していなければSTEP11で
待機する。
【0040】そして、STEP12で通常冷却と同様に
第2温度センサ33の検知温度に基づいて温度センサの
温度が5℃より高いか低いか判断し、高ければSTEP
7で低くなるまで待機する。
【0041】STEP12で温度が低いと判断されると
冷却が終了する。製造終了後そのまま放置しておいても
適した冷蔵温度で保冷されている。
【0042】従来のように使用者が製造終了後に即座に
冷蔵庫に移し換える手間もなく、極めて使い勝手がよ
い。
【0043】次に、パン発酵について説明する。まず、
STEP1でパン発酵原料を混ぜ合わせて任意の時間捏
ねたものを容器31aに入れ底面板19のほば中央に設
置する。
【0044】そして、最初STEP2において、製造方
法設定キ−で使用者の好みの製造方法を「お急ぎ」、
「楽々」の2種から選んで設定する。そして、STEP
3において、スタ−トボタン37をONすることによっ
て発酵作用が開始される。
【0045】発酵制御かスタ−トするとSTEP4で昇
温を開始する。STEP4では、まず、加熱手段である
放射ヒ−タ22及び加熱ヒ−タ24が連続通でんされ容
器31a内のパン原料を発酵させる。この時冷温調理室
31内に設けられた第2の温度センサ33唐の感知信号
がマイコン43に印加されるとマイコン43は信号デ−
タを設定デ−タ28℃と比較し、冷温調理室内31の温
度が設定温度28℃を超過した場合に、放射ヒ−タ22
及び加熱ヒ−タ24をOFFさせるとともにダンパサ−
モ11を強制開放し送風機を強制運転させ製造室内に冷
気を導入させて、製造室内の温度を低下させる。
【0046】その後、室内の温度が設定温度以下に冷却
された場合に、再び放射ヒ−タ22及び加熱ヒ−タ24
をONさせる。
【0047】従って、これらの工程を反復させることに
よって室内の温度が常に適正温度範囲内に制御される。
【0048】そして、STEP7で、60分を経過した
かどうか判断し経過していなければSTEP7で待機す
る。
【0049】STEP7で経過したと判断されると保温
が終了し終了音とともに取り出しランプ38が点滅す
る。
【0050】取り出しランプ38が点滅したら取り出し
てガス抜きをし分割成型して15分間ねかした後後再び
容器31aに入れ底面板19のほぼ中央に設置する。
【0051】そして、STEP9,STEP10,ST
EP11においてSTEP4,STP5,STEP6と
同様の制御が行われる。
【0052】そして、STEP12で、40分を経過し
たかどうか判断し経過していなればSTEP12で待機
する。。
【0053】STEP12で経過したと判断されると保
温が終了し終了音とともに取り出しランプ38が点滅す
る。
【0054】取り出しランプ38が点滅したら取り出し
て焼成する。次に、製造方法設定キ−36で「楽々」を
選択した場合について説明する。
【0055】STEP13、STEP14,STEP1
5において「お急ぎ」と設定した場合のSTEP1,S
TEP2,STEP3まで同様に進むがSTEP16で
冷却を開始する。冷却機9で冷却された冷気が送風機1
0の強制作用により、冷蔵庫本体内の吐出風路27にに
導かれ、天面の多数の吐出愚痴29よりシャワ−状に降
下送風される。このような冷却作用が進むうち、STE
P17で温度センサの温度が10℃より高いか低いか判
断し高ければSTEP17で低くなるまで待機する。
【0056】そして、STEP7で、12時間経過した
かどうか判断し経過していなければSTEP12で待機
する。
【0057】STEP12で経過したと判断されると保
温が終了し終了音とともに取り出しランプ38が点滅す
る。
【0058】取り出しランプ38が点滅したら取り出し
てガス抜きをし分割成型して15分間ねかした後後再び
容器31aに入れ底面板19のほぼ中央に設置する。
【0059】そして、STEP21,STEP22,S
TEP23において製造方法設定キ−「お急ぎ」と選択
した場合のSTEP4,STP5,STEP6と同様の
制御が行われる。
【0060】そして、STEP12で、40分を経過し
たかどうか判断し経過していなればSTEP12で待機
する。。STEP12で経過したと判断されると保温が
終了し終了音とともに取り出しランプ38が点滅する。
取り出しランプ38が点滅したら取り出して焼成する。
【0061】一方、解凍作用については従来例と同様に
底面板19に熱電伝導的に取りつけた第1のセンサ32
の検知温度に基づいて放射ヒ−タ22、底面ヒ−タ24
の加熱を制御するとともに、ダンパサ−モ11を強制開
放し、送風機10を強制運転して冷温調理室31内に冷
風を送り込んでムラの少ない解凍を短時間で行えるもの
である。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明の冷蔵庫によると
次のような効果が得られる。
【0063】(1)解凍を行っていない際、納豆製造を
行え、解凍室スペ−スの有効活用ができる。
【0064】(2)解凍を行っていない際、パン発酵を
行え、解凍室スペ−スの有効活用ができる。
【0065】(3)納豆製造の際原料の大豆の浸せきが
短時間で行える。 (4)製造終了後は、適温に保冷されるため、放置して
おいても従来のように使用者が製造の製造の終了を監視
して即座に所定の温度帯に移動させる手間もなく極めて
使い勝手がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す冷温調理室の断面図
【図2】本発明の一実施例を示す冷温調理室の操作板の
拡大図
【図3】制御ブロック図
【図4】納豆製造制御のフロ−チャ−ト図
【図5】納豆製造中のタイムチャ−ト図
【図6】パン発酵制御のフロ−チャ−ト図
【図7】パン発酵の製造方法設定「お急ぎ」の製造中の
タイムチャ−ト図
【図8】パン発酵の製造方法設定「楽々」の製造中のタ
イムチャ−ト図
【図9】従来例を示す冷蔵庫の縦断面図
【図10】図9の冷蔵庫に備えた解凍室の斜視図
【図11】図10の解凍室のA−A’線における断面図
【符号の説明】
10 送風機 11 ダンパ装置(ダンパサ−モ) 22 放射ヒ−タ 32、33 温度センサ 35 食種設定キ− 36 製造方法設定キ− 38、39、40 報知手段(取り出しランプ、保存ラ
ンプ) 43 制御手段(マイクロコンピュ−タ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の温度センサと、室内天面に設けた
    放射ヒ−タを備えた冷温調理室と、冷凍サイクルの冷却
    器で冷却された冷気を前記冷温調理室に強制通風させる
    送風機と、前記冷温調理室の入口に設けて冷気流入量を
    調節するダンパ装置と、温度センサの出力に基づいて前
    記放射ヒ−タ、送風機およびダンパ装置を制御して解凍
    および納豆製造を行わせる制御手段とを備えた冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 複数の温度センサと、室内天面に設けた
    放射ヒ−タを備えた冷温調理室と、冷凍サイクルの冷却
    器で冷却された冷気を前記冷温調理室に強制通風させる
    送風機と、前記冷温調理室の入口に設けて冷気流入量を
    調節するダンパ装置と、温度センサの出力に基づいて前
    記放射ヒ−タ、送風機およびダンパ装置を制御して解凍
    およびパン発酵を行わせる制御手段とを備えた冷蔵庫。
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