JPH08110054A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JPH08110054A
JPH08110054A JP24418194A JP24418194A JPH08110054A JP H08110054 A JPH08110054 A JP H08110054A JP 24418194 A JP24418194 A JP 24418194A JP 24418194 A JP24418194 A JP 24418194A JP H08110054 A JPH08110054 A JP H08110054A
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JP
Japan
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milk
heating
yogurt
heater
temperature
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JP24418194A
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English (en)
Inventor
Yukiko Yokoyama
由紀子 横山
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Original Assignee
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子レンジを使用することにより、極めて短
時間でのヨーグルト製造を可能とする。 【構成】 調理開始前の牛乳の温度と量に対応して所定
短時間のレンジ加熱を行ない、速かな乳酸菌発酵温度へ
の移行を可能とした後、ヒータ加熱により安定した発酵
温度に維持するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、ヨーグルト発酵調理
機能を備えた電子レンジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭で牛乳からヨーグルトをつく
る装置として、所謂「ヨーグルトメーカ」と呼ばれるもの
が使用されている。この装置は、牛乳パックから所定の
容器内に取り出した牛乳に乳酸菌を入れ、先ずヒータで
所定の発酵温度(40℃程度)になるまで加熱し、その
後、加熱量を小さくして該所定の発酵温度状態に所定時
間内維持することによって十分な発酵を行わせ、手作り
のヨーグルトをつくるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、該従来の装
置では、外部からのヒータ加熱(放射加熱)によって牛乳
の温度を発酵温度まで加温するものであるために非常に
熱効率が悪く、特に冷蔵庫に保存されていた低温の牛乳
を発酵温度になるまで加温するのには相当に長時間(4
〜5時間)を要する。その結果、その後の発酵時間も含
めると、合計で7〜8時間程度もの長い作成時間がかか
る問題があった。
【0004】また、発酵温度への到達を確認するため
に、何度か温度計を挿入して測温しなければならない不
便があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記のよう
な問題を解決することを目的としてなされたものであっ
て、次のような有効な課題解決手段を備えて構成されて
いる。
【0006】すなわち、本願発明の電子レンジは、加熱
室内における牛乳を加熱するマイクロ波加熱手段および
ヒータ加熱手段と、加熱に伴って上昇する牛乳の温度を
検出する温度センサとを備えてなる電子レンジにおい
て、ヨーグルトメニューを指定するヨーグルトメニュー
キーと、該ヨーグルトメニューキーのON操作に対応し
て上記マイクロ波加熱手段を作動させ、上記加熱室内の
牛乳が所定発酵温度になるまで加熱するマイクロ波加熱
制御手段と、上記ヒータ加熱手段を作動させ、該マイク
ロ波加熱制御手段によるマイクロ波加熱によって所定発
酵温度に加熱された牛乳を当該所定発酵温度状態に所定
時間内保温するヒータ加熱制御手段とを設けて構成され
ている。
【0007】また、本願発明の電子レンジは、該構成に
加えて、さらには重量センサが設けられ、上記マイクロ
波加熱制御手段およびヒータ加熱制御手段の各加熱制御
時間が、該重量センサによって検出された牛乳の量に対
応して適切に設定されるように構成され、或いはまた、
該重量センサに代えて仕上り調節キーが利用され、上記
マイクロ波加熱制御手段およびヒータ加熱制御手段の各
加熱制御時間が、同仕上り調節キーを使用してユーザに
より設定された牛乳の量に対応して設定されるように構
成される。
【0008】
【作用】本願発明の電子レンジは、各々以上の構成に対
応して次のような作用を奏する。
【0009】すなわち、上記のように、本願発明の電子
レンジの構成では、当該電子レンジの加熱室内における
乳酸菌が入れられた牛乳を加熱するマイクロ波加熱手段
およびヒータ加熱手段と、加熱に伴って上昇する牛乳の
温度を検出する温度センサとを備えてなる電子レンジに
おいて、先ずヨーグルトメニューを選択指定するヨーグ
ルトメニューキーと、ユーザーによる該ヨーグルトメニ
ューキーのON操作に対応して上記マイクロ波加熱手段
を作動させ、上記加熱室内の牛乳が所定発酵温度になる
まで所定時間内加熱するマイクロ波加熱制御手段と、上
記ヒータ加熱手段を作動させ、該マイクロ波加熱制御手
段によるマイクロ波加熱によって所定発酵温度に加熱さ
れた牛乳を当該所定発酵温度状態に所定時間内保温する
ヒータ加熱制御手段とを設けている。
【0010】したがって、このような加熱保温制御シス
テムを採用すると、例えば冷蔵庫内に保存されていた5
〜10℃程度の低温の牛乳の場合にも、最初の2分程度
のマイクロ波によるレンジ加熱によって速かに、例えば
40℃程度の乳酸菌の発酵に適した温度に加熱され、直
ちに乳酸菌の発酵活動が可能な状態となる。したがっ
て、従来のヨーグルトメーカなどのヒータ加熱のみによ
るヨーグルト製造装置の場合(7〜8時間)に比べて、遥
かに短時間(2〜3時間)でヨーグルトを作ることが可能
となる。その結果、消費電力も遥かに小さくなる。
【0011】しかも、その場合において、上記マイクロ
波加熱制御やヒータ加熱制御の時間が、重量センサによ
る牛乳重量の検出値又は仕上り調節キーの例えば強、
中、弱レベルを利用したユーザーによる設定重量値(強
=1リットル、中=500cc、弱=250cc)に対応し
て正確に設定されるようになっていると、より高精度な
発酵温度の実現と維持が可能となり、乳酸菌の発酵効果
もさらに向上する。
【0012】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の電子レンジによ
ると、ヨーグルトメニューキーを押すだけで、極めて簡
単かつ短時間に良質のヨーグルトをつくることができ
る。
【0013】
【実施例】
(1) 実施例1 先ず図1〜図4は、本願発明の実施例1に係るヨーグル
ト発酵調理機能を備えた電子レンジの構成およびその調
理制御システムの制御内容を示している。
【0014】先ず図1および図2は、当該電子レンジ1
の全体的な構造(ドアおよび筺体本体部の構造)を示すも
ので、その筺体1aの内側には加熱室(調理物収納庫)2
が設けられている。そして、該加熱室2の底部には調理
物載置用のターンテーブル(TT)3が回転可能に設置さ
れている。また該加熱室2の正面側開口部19にはファ
ィンダー部17を形成したドア16が上下方向に開閉可
能な状態で取付けられている。また、ドア16に対応し
た筺体本体部側には、ドアスイッチ18が設けられてい
る。
【0015】一方、上記筺体1a正面側の上記加熱室2
の開口部19の右側部には当該電子レンジの各種の機能
を操作・制御するための操作パネル部26が設置されて
いる。該操作パネル部26には、例えば図2に詳細に示
すように、先ず上方側から下方側にかけて、表示部(液
晶表示部)34、マニュアルメニュー用の加熱時間設定
キー(5分用27a、1分用27b、10秒用27cの3つ
のキーよりなる)、手動加熱キー群(生もの解凍キー、ト
ースターキー、ピザ加熱キー、おかゆキーの4つのキー
よりなる)29、自動加熱キー群(酒のかんキー、トース
トキー、冷凍トーストキー、炊飯キーの4つのキーより
なる)30、マニュアルメニュー指定キー41、オート
メニュー指定キー42などが各々適切に操作性良く配設
されている。
【0016】また、図1から明らかなように上記ドア1
6のファインダー17直下部にはテーパ面TFが形成さ
れ、その中央部側から右側方向に順番にトーストキー6
1a、解凍キー61b、あたため・スタートキー61c、
取消キー61d、仕上り調節キー(強、中、弱の3段階の
設定が可能)61e、追加加熱キー61f、ヨーグルトメ
ニューキー61gなどのドアキー群61が設けられてい
る。
【0017】そして、上記操作パネル部26の表示部3
4には、例えば上述した操作パネル部26およびドアキ
ー群61の各種の操作キーがON操作されると、それに
対応して各種の選択設定状態が表示されるようになって
いる。
【0018】上記操作パネル部26およびドアキー群6
1は各々相互に関連して接続され、例えば図3に示すよ
うにマイクロコンピュータを中心として構成された電子
レンジコントロール用の制御ユニット20とデータバス
およびコントロールバスを介して接続されていて自由に
入出力信号の送受が行えるようになっている。
【0019】さらに、同図3から明らかなように、上記
高周波加熱装置1の筺体1a内部には、上記加熱室2内
のターンテーブル3上に載置された例えばヨーグルトカ
ップ等の調理容器5中の調理物(被加熱物:本実施例では
乳酸菌を入れた牛乳)40にマイクロ波を放射吸収させ
ることによって加熱するマグネトロン13と、当該加熱
室2内の同調理物(被加熱物)40に必要に応じ赤外線を
照射することによって加熱する上下ヒータHu,Hdおよ
びそのヒータ回路35と、庫内換気用のファン(F)12a
およびファンモータ(FM)12とが各々図示のように設
置されている。そして、上記制御ユニット20とターン
テーブルモータ(TTM)4との間にはターンテーブルモ
ータ駆動回路24が、また同制御ユニット20と上記フ
ァンモータ12との間にはファンモータ駆動回路25
が、さらに同制御ユニット20と上記マグネトロン13
との間にはマグネトロン駆動部22が各々介設されてい
る。上記ターンテーブルモータ4部には、重量センサ3
6が設けられ、該重量センサ36で検出された検出値は
通常の本調理開始時又は追加加熱時などにおいて調理物
の量(重量)の判定に使用される。さらに、符号37は電
源回路であり、AC電源100(V)からの電源電圧を上
記マグネトロン駆動部22、ターンテーブルモータ駆動
回路24、ファンモータ駆動回路25に分配供給する。
【0020】一方、図示の如く、上記筺体1aの一側壁
31側には外気導入口8が、また他側壁32側には排気
口11が各々形成されているとともに、それらの間の加
熱室2の両側壁6,7部には換気口9,10がそれぞれ形
成されている。そして、上記外気導入口8と換気口9と
の間には上記ファンモータ12によって駆動される上述
のファン12aが介設されていて、上記外気導入口8か
ら導入された外気が図示矢線で示すように先ずマグネト
ロン13を冷却した後、加熱室2上部を経て調理中の臭
気や水蒸気を吸収して排気口11側から排出させて行く
ようになっている。なお、上記換気口10と排気口11
との間は、ダクト部14に形成されている一方、該ダク
ト部14の通路途中には同通路内に臨んで上記調理物の
加熱時の湿度(水蒸気発生量)を検出する湿度センサ15
が設置されている。そして、該湿度センサ15の出力信
号は所定の検知部23を介して上記制御ユニット20に
入力されてメモリされるようになっている。
【0021】また、上記加熱室2の天井部には加熱室2
内の温度(庫内温度)TAを検出する温度センサ(サーミ
スタ)THが設けられており、それらの各出力も上記検
知部23を介して上記制御ユニット20に入力されてメ
モリされるようになっている。この庫内温度検出値TA
は、制御上被加熱物温度として取扱われる。
【0022】上記制御ユニット20は、次に図4のフロ
ーチャートを参照して詳細に説明するように、例えば上
述のヨーグルトメニューキー61gがユーザによりON
操作された時に、上記ヨーグルトカップ等調理容器5中
の予じめ乳酸菌を入れてある牛乳40のオートメニュー
による適切な発酵調理制御を行うようになっている。
【0023】そこで、次に該本実施例のヨーグルト発酵
調理制御の内容について詳細に説明してゆく。
【0024】図4のフローチャートは本実施例のヨーグ
ルト発酵調理制御の内容を示している。該調理を開始す
るに際しては、例えば図2および図3に示すように、前
もってヨーグルトカップ5中に牛乳40と乳酸菌を入れ
たものを準備し、これを上記加熱室2内のターンテーブ
ル3上に載置してドア16を閉める。そして、その上で
必要な操作キーを操作することによって調理に入る。
【0025】そして、先ずステップS1で上述のヨーグ
ルトメニューキー61g等各操作キーの操作状態を読み
込み、次にステップS2で該ヨーグルトメニューキー6
1gがON操作されているか否かを判定する。
【0026】その結果、YESのヨーグルトメニューキ
ー61gがONの時は、続いてステップS3に進んで上記
重量センサ36の検出データWを入力する。そして、該
重量データWに基いて、その値に対応したレンジ加熱時
間t1(t1=2分)とヒータ加熱制御時間t2(t2=120分)
を予じめ実験結果に基いて設定メモリされているデータ
テーブルより各々読み出して、それらを合わせたトータ
ルの調理時間t(t=t1+t2)をステップS4で上記表示部
34に表示する。
【0027】そして、さらにステップS5で上記マグネ
トロン13をONにするための上記重量センサ36によ
り検出された重量Wに応じたレンジ加熱時間t1をセット
する。そして、その後、ステップS6で庫内ランプ
(L)、ターンテーブルモータ(TTM)、ファンモータ
(FM)を各々ONにするとともにマグネトロン(MG)を
ONにして、例えばレンジ強レベルでの速やかな加熱を
実行し、上記牛乳40の加温を行なう。これにより牛乳
40の温度は急激に上昇する。
【0028】その後、上記ステップS5で設定した当該
レンジ加熱設定時間t1の経過をカウント(t1=t1−1)す
る。該レンジ加熱設定時間t1は、上記牛乳40の量Wに
応じ、その時間内レンジ加熱を行えば目標とする最適発
酵温度(40℃)に達するように考慮してデータ設定され
ている。
【0029】そして、ステップS8で同レンジ加熱時間t
1の経過(t1=0)が判定されると、今度はステップS9
進んで、発酵温度維持のための上記牛乳40の重量Wに
応じた上述のヒータ加熱制御時間(保温時間)t2をセツト
し、ステップS10で上記ファンモータ(FM)およびマグ
ネトロン(MG)を各々OFFにして保温行程(発酵行程)
に移行する。
【0030】すなわち、その後、先ずステップS11で上
記温度センサTHの温度検出値TAを入力した後、ステ
ップS12に進み、上記レンジ強レベルでの設定時間t1
の加熱実行の結果、上記加熱室2内の庫内温度TAが発
酵適温を示す値40℃になっているか否かの判定を行
う。
【0031】その結果、現在の庫内温度TAが未だ40
℃以下であると判定されると、先ずステップS13に進ん
で、上記ステップS3の重量データWに対応して読み出
されたデータテーブル値に基いて上下ヒータHu,Hdの
デューティ値をセットし、ステップS14で同上下ヒータ
Hu,HdをONにしてヒータ加熱を行う。
【0032】その上で、さらにステップS16に進み、上
記ステップS9でセットしたヒータ加熱制御時間t2の経
過をカウントする。
【0033】他方、上記ステップS12のTA≧40℃の
判定で、庫内温度TAが40℃よりも高いとしてNOと
判定された時は、ステップS15の方に進んで、上記上下
ヒータHu,HdをOFFにして庫内温度TAを下げる。
つまり、上下ヒータHu,HdのON,OFF制御を行って
庫内温度TAを目標とする最適発酵温度(40℃)に維持
する。該上下ヒータHu,HdのON,OFF制御は、上記
ヒータ加熱制御時間t2が経過するまで行われる。
【0034】そして、やがて上記ステップS17で同ヒー
タ加熱制御時間(保温時間)t2が経過(t2=0)したことが
判定されると、ステップS18に進んで、上記庫内ランプ
(L)、ターンテーブルモータ(TTM)、上下ヒータHu,
Hdを各々OFFにした上で、ステップS19でヨーグル
ト発酵調理の完了を音声アラーム等で報知し、当該ヨー
グルト発酵調理制御の全てを終了する。
【0035】このような加熱保温制御を採用すると、例
えば冷蔵庫内に保存されていた5〜10℃程度の低温の
牛乳の場合にも、最初の2分程度のレンジ加熱によって
速かに40℃程度の発酵に適した温度に加温され、直ち
に乳酸菌の発酵活動が可能な状態となる。したがって、
従来のヨーグルトメーカなどのヒータ加熱のみによるヨ
ーグルト製造装置の場合(7〜8時間)に比べて、遥かに
短時間(2〜3時間)でヨーグルトを作ることが可能とな
る。
【0036】その結果、消費電力も小さくなる。
【0037】(2) 実施例2 ところで、上記実施例1の場合には、調理容器5として
例えばヨーグルトカップなどの専用の不燃容器を採用し
て構成した。
【0038】しかし、そのようにした場合には調理の都
度、牛乳パック内の牛乳を当該調理容器5内に移さなけ
ればならない手間が必要であるとともに、さらに仕上っ
たヨーグルトを冷蔵庫内にしまうのにもしまいにくい問
題がある。
【0039】そこで、例えば図5に示すように牛乳パッ
クそのままの状態で、上述のようなヨーグルトの発酵調
理を行うことが望まれる。
【0040】しかし、その場合、図5から明らかなよう
に、牛乳パック50の大きさによっては、その口部が天
井部側の上ヒータHuに近付きすぎて上記ヒータ加熱時
に燃える恐れが生じる。
【0041】本実施例の制御システムは、このような事
情に基いてなされたもので、例えば図6のフローチャー
トに示すように、上述した実施例1の図4のフローチャ
ートのステップS13,S14の制御内容を下ヒータHdのみ
のデューティ制御によって実現するようにし、それによ
って若干の保温効率の低下は甘受しながらも牛乳パック
50そのままでの極めて便利なヨーグルトの製造を可能
としたものである。
【0042】(3) 実施例3 さらに、上記実施例1の構成では、重量センサ36を備
えた電子レンジを前提として、その調理制御システムを
実現している。
【0043】しかし、電子レンジの中には、そのような
重量センサ36を具備しないタイプのものもある。
【0044】本実施例の調理制御システムは、該場合に
対応し得るように構成されたもので、上述した実施例1
の重量センサ36による牛乳量の判定に代えて、前述し
た仕上り調節キー61fの強、中、弱3段階の選択操作
によって牛乳量の大(1リットル)、中(500cc)、小
(250cc)をユーザが予じめマニュアルで設定できるよ
うにし、それをヨーグルトキー61gのON操作を論理
積条件として、図7のフローチャートのステップS3
7に示すように自動判定できるようにし、該判定結果
に対応して各々上述したレンジ加熱時間t1、ヒータ加熱
制御時間t2がデータテーブルより読出されるようにした
ことを特徴としている。図7のフローチャートのステッ
プS8以下の制御内容は上記実施例1の図4のフローチ
ャートのステップS4以下のものと全く同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の実施例1に係る電子レンジ
の本体部の正面図である。
【図2】図2は、同電子レンジのドア開状態の斜視図で
ある。
【図3】図3は、同電子レンジの制御回路部の構成を示
すシステムブロック図(結線図)である。
【図4】図4は、同電子レンジのヨーグルト発酵調理制
御システムの制御内容を示すフローチャートである。
【図5】図5は、本願発明の実施例2に係る電子レンジ
の使用状態を示すドア開状態の正面図である。
【図6】図6は、同実施例2に係る電子レンジのヨーグ
ルト発酵調理制御システムの制御内容を示すフローチャ
ートである。
【図7】図7は、本願発明の実施例3に係る電子レンジ
のヨーグルト発酵調理制御システムの制御内容を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1aは筺体部、2は加熱室、3はターンテーブル、5は
調理容器、12aはファン、13はマグネトロン、15
は湿度センサ、16はドア、20は制御ユニット、22
はマグネトロン駆動部、36は重量センサ、50は牛乳
パック、61はドアキー群、61gはヨーグルトメニュ
ーキー、THは温度センサである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室内における牛乳を加熱するマイク
    ロ波加熱手段およびヒータ加熱手段と、加熱に伴って上
    昇する牛乳の温度を検出する温度センサとを備えてなる
    電子レンジにおいて、ヨーグルトメニューを指定するヨ
    ーグルトメニューキーと、該ヨーグルトメニューキーの
    ON操作に対応して上記マイクロ波加熱手段を作動さ
    せ、上記加熱室内の牛乳が所定発酵温度になるまで所定
    時間内加熱するマイクロ波加熱制御手段と、上記ヒータ
    加熱手段を作動させ、該マイクロ波加熱制御手段による
    マイクロ波加熱によって所定発酵温度に加熱された牛乳
    を当該所定発酵温度状態に所定時間内保温するヒータ加
    熱制御手段とを設けたことを特徴とする電子レンジ。
  2. 【請求項2】 重量センサを備え、マイクロ波加熱制御
    手段およびヒータ加熱制御手段の各加熱制御時間が、該
    重量センサによって検出された牛乳の量に対応して設定
    されるようになっていることを特徴とする請求項1記載
    の電子レンジ。
  3. 【請求項3】 仕上り調節キーを備え、マイクロ波加熱
    制御手段およびヒータ加熱制御手段の各加熱制御時間
    が、該仕上り調節キーを使用して設定された牛乳の量に
    対応して設定されるようになっていることを特徴とする
    請求項1記載の電子レンジ。
JP24418194A 1994-10-07 1994-10-07 電子レンジ Pending JPH08110054A (ja)

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