JP2005326060A - 調理器 - Google Patents

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芳三 山川
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Eiji Taniguchi
英二 谷口
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Abstract

【課題】近年共働きの家庭が増えるにあたって、家庭での調理のための時間は減少しているため、時間を有効に使い、且つ質の高い調理を行うことができる調理器を提供する。
【解決手段】1台の装置に冷却手段12、ヒータ5、マグネトロン10を備え、一連の調理において、調理開始までの保冷温度および時間と、調理温度または出力、調理時間、および加熱をヒータ5とマグネトロン10のいずれで行うかの複数の組み合わせによる調理プログラムを設定することで、被調理物を調理室1内に入れるだけで調理者が不在のときにも自動的に調理を行うことができる。またあらゆる温度帯と2種類の加熱方法とによる調理によって、調理品質の向上と調理品目のバリエーションの増加を可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は加熱手段としてヒータおよびマグネトロンを、冷却手段としてコンプレッサまたはペルチェ素子等を同時に搭載した調理器に関するものである。
近年共働きの家庭が増えるにあたって、家庭での調理のための時間は減少している。その反面美食傾向は進んでいるため、時間を有効に使い、且つ質の高い調理を行うことができる調理器が求められている。
例えば長時間外出するとき、帰宅予定時刻に自動調理を完了させるためには、被調理物をしばらく冷蔵または冷凍保存し、帰宅予定時刻を見計らって解凍または加熱を開始し調理する必要がある。また加熱手段としては、短時間での解凍、または被調理物の内部まで加熱するには電子レンジのようなマグネトロンによる加熱が適しているし、表面をこんがりと焼きたい場合にはオーブンのようなヒータによる加熱が適している。あるいはこれらの両者を併用することで短時間で理想的な調理を行うことも可能となる。
しかし、冷蔵庫、電子レンジ、およびオーブンは個々に独立した機器であるため、各工程ごとに被調理物の入れ替えと、調理温度や調理時間等の設定が必要であり、無人での調理は不可能であるが、これらを一体化することで調理の自動化、短時間化、調理品質の向上、あるいは台所の省スペース化が期待できる。
例えば冷蔵庫と電子レンジを一体化した従来の技術として、冷凍、冷蔵庫のケース本体の中ほどに電子レンジの枠体を設け、この枠体の一部に、不使用時、切り換えダンパーを開扉して枠体内へ冷気を供給することにより、枠体内の食品を冷蔵保存し得るようにするものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、電子レンジと冷蔵庫とを着脱自在の吸気ダクトを接続し、電子レンジ内に冷気を供給しながらマイクロ波を被調理物に照射し、解凍を行うものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、電子レンジとオーブンの機能を組み合わせたものとしてマグネトロンによる加熱とヒータによる加熱を交互に行い、加熱不足が生じることなく調理をおこなうものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開昭63−150573号公報 特開平10−132289号公報 特開平7−27339号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成は冷蔵庫に電子レンジを組み合わせてはいるが、保冷後に加熱、または加熱後に保冷といった調理に利用できる機能は持っていない。
また、特許文献2に記載の構成は、調理室内に冷気を供給しながらマイクロ波によって解凍を行い、加熱機能と冷却機能を調理に積極的に用いてはいるが、ダクトによって電子レンジと冷蔵庫を接続するという構成は、それぞれの配置が限定され、また準備の手間を伴い現実的ではない。
また、特許文献3に記載の構成は、マグネトロンとオーブンの機能を併せ持ち、調理品質の向上と台所の省スペース化を可能としているが、保冷機能を持たないため調理者が台所にいる際にしか調理できず、また電子レンジで加熱した後にオーブンで焼くという、被調理物の入れ替えの手間さえ惜しまなければ個別の機器でも調理可能である。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、1台の装置で冷却、ヒータによる加熱、マグネトロンによる加熱を行うことができる低温から高温に渡る温度範囲での使用に対応した構造を持ち、一連の調理において、調理温度または出力、調理時間、および加熱をヒータとマグネトロンのいずれで行うかの複数の組み合わせによる調理プログラムを設定することで、被調理物を調理室内に入れるだけで調理者が不在のときにも自動的に調理を行うことができ、またあらゆる温度帯と2種類の加熱方法とによる調理によって、調理品質の向上と調理品目のバリエーションの増加を可能とし、さらには複数の調理機器の機能を組み合わせたことで台所の省スペース化を可能とする調理器を提供することを目的としたものである。
扉と耐熱性の断熱材を封入した断熱箱とにより構成された調理室と、前記調理室内に設けられたヒータと、前記調理室と導波管によって結合されたマグネトロンと、前記調理室とダクトによって結合された冷却手段と、前記ヒータ、前記マグネトロンおよび前記冷却手段の動作を制御する制御手段と、前記調理室内の温度を検知する温度センサと、一連の調理における前記調理室内の調理温度または出力、調理時間、および加熱を前記ヒータと前記マグネトロンのいずれで行うかの複数の組み合わせによる調理プログラムを設定する設定手段と、前記設定手段による設定内容を表示する表示手段と、前記設定手段によって設定された調理プログラムを記憶する記憶手段を備え、前記制御手段は、前記設定手段によって設定された調理プログラムと、前記温度センサによる検知温度に基づき、前記ヒータと前記マグネトロンと前記冷却手段とのうち、少なくとも一つの手段を動作させ、前記調理室内の被調理物を調理することを特徴としたものであり、調理開始直前までは被調理物をしばらく冷蔵または冷凍保存することができ、調理開始後は被調理物に適した方法で解凍や加熱調理を行い、最初に被調理物を前記調理室内に入れる以外の手間をかけずに高い調理品質の調理を行うことができるという作用を有する。
また、本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1の構成に加えて、調理終了時刻を予約出来る予約設定手段を備え、予約された時刻に調理を終了させることを特徴としたものであり、調理者は調理プログラムの設定を行う際に、調理者が希望する調理終了時刻から逆算して調理時間を設定する必要がなく、設定を分かり易くすると共に設定誤りの可能性を減少させるという作用を有する。
また、本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2の構成において、調理プログラムは予め記憶手段に記憶されており、調理品目を設定手段により選択することによって対応した調理プログラムに従い自動調理を行うことを特徴としたものであり、調理品目を選択するだけで自動調理を開始できることで、調理者は設定の手間を省くことができるという作用を有する。
また、本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の構成に加えて、調理室とマグネトロンを結合する導波管の途中に開閉自在のダンパーを備え、任意の状況において前記ダンパーを開閉することを特徴としたものであり、冷却時に前記ダンパーを閉じることで、前記導波管を通しての冷気漏れによる冷却性能の低下、および前記導波管または前記マグネトロンの結露を防止するという作用を有する。
また、本発明の請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の構成に加えて、調理室内を加湿する加湿手段を備え、調理中に前記加湿手段を動作し前記調理室内を加湿することを特徴としたものであり、保冷中または調理中の被調理物の乾燥を防止し、より調理品質を向上させるという作用を有する。
また、本発明の請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の構成において、マグネトロンを冷却手段付近に備え、前記冷却手段は調理室内と前記マグネトロンとの冷却を兼用することを特徴としたものであり、前記マグネトロン冷却専用の手段を設ける必要が無く、低コストでの構成を可能とする作用を有する。
また、本発明の請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の構成において、マグネトロンを冷却手段の放熱部を冷却するための放熱ファン付近に備え、前記放熱ファンは前記放熱部と前記マグネトロンとの冷却を兼用することを特徴としたものであり、前記マグネトロン冷却専用の手段を設ける必要が無く、低コストでの構成を可能とする作用を有する。
また、本発明の請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の構成において、調理を急ぐ際に入力する急ぎキーを備え、前記急ぎキーが押された際には、最短で調理できる調理プログラムに修正し調理することを特徴としたものであり、調理者が設定した調理プログラムを、なるべく調理品質を落とさずに、より短時間で調理できる調理プログラムに簡単に変更できるという作用を有する。
また、本発明の請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の構成において、調理終了後の経過時間を表示することを特徴としたものであり、調理者の事情により調理終了後に調理室内から被調理物を取り出せない事態が生じても、調理終了後の経過時間が分かることで、被調理物の状態をある程度判断できるという作用を有する。
本発明の調理器は、1台の装置で冷却、ヒータによる加熱、マグネトロンによる加熱を行うことができる低温から高温に渡る温度範囲での使用に対応した構造を持ち、一連の調理において、調理温度または出力、調理時間、および加熱をヒータとマグネトロンのいずれで行うかの複数の組み合わせによる調理プログラムを設定することで、被調理物を調理室内に入れるだけで調理者が不在のときにも自動的に調理を行うことができ、またあらゆる温度帯と2種類の加熱方法とによる調理によって、調理品質の向上と調理品目のバリエーションの増加を可能とし、さらには複数の調理機器の機能を組み合わせたことで台所の省スペース化を可能とする。
請求項1に記載の発明は、扉と耐熱性の断熱材を封入した断熱箱とにより構成された調理室と、前記調理室内に設けられたヒータと、前記調理室と導波管によって結合されたマグネトロンと、前記調理室とダクトによって結合された冷却手段と、前記ヒータ、前記マグネトロンおよび前記冷却手段の動作を制御する制御手段と、前記調理室内の温度を検知する温度センサと、一連の調理における前記調理室内の調理温度または出力、調理時間、および加熱を前記ヒータと前記マグネトロンのいずれで行うかの複数の組み合わせによる調理プログラムを設定する設定手段と、前記設定手段による設定内容を表示する表示手段と、前記設定手段によって設定された調理プログラムを記憶する記憶手段を備え、前記制御手段は、前記設定手段によって設定された調理プログラムと、前記温度センサによる検知温度に基づき、前記ヒータと前記マグネトロンと前記冷却手段とのうち、少なくとも一つの手段を動作させ、前記調理室内の被調理物を調理することを特徴としたものであり、調理開始直前までは被調理物をしばらく冷蔵または冷凍保存することができ、調理開始後は被調理物に適した方法で解凍や加熱調理を行い、最初に被調理物を前記調理室内に入れる以外の手間をかけずに高い調理品質の調理を行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の調理器に加えて、調理終了時刻を予約出来る予約設定手段を備え、予約された時刻に調理を終了させることを特徴としたものであり、調理者は調理プログラムの設定を行う際に、調理者が希望する調理終了時刻から逆算して調理時間を設定する必要がなく、設定を分かり易くすると共に設定誤りの可能性を減少させる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、調理プログラムは予め記憶手段に記憶されており、調理品目を設定手段により選択することによって対応した調理プログラムに従い自動調理を行うことを特徴としたものであり、調理品目を選択するだけで自動調理を開始できることで、調理者は設定の手間を省くことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明に加えて、調理室とマグネトロンを結合する導波管の途中に開閉自在のダンパーを備え、任意の状況において前記ダンパーを開閉することを特徴としたものであり、冷却時に前記ダンパーを閉じることで、前記導波管を通しての冷気漏れによる冷却性能の低下、および前記導波管または前記マグネトロンの結露を防止する。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明に加えて、調理室内を加湿する加湿手段を備え、調理中に前記加湿手段を動作し前記調理室内を加湿することを特徴としたものであり、保冷中または調理中の被調理物の乾燥を防止し、より調理品質を向上させる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の発明において、マグネトロンを冷却手段付近に備え、前記冷却手段は調理室内と前記マグネトロンとの冷却を兼用することを特徴としたものであり、前記マグネトロン冷却専用の手段を設ける必要が無く、低コストでの構成を可能とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発明において、マグネトロンを冷却手段の放熱部を冷却するための放熱ファン付近に備え、前記放熱ファンは前記放熱部と前記マグネトロンとの冷却を兼用することを特徴としたものであり、前記マグネトロン冷却専用の手段を設ける必要が無く、低コストでの構成を可能とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の発明において、調理を急ぐ際に入力する急ぎキーを備え、前記急ぎキーが押された際には、最短で調理できる調理プログラムに修正し調理することを特徴としたものであり、調理者が設定した調理プログラムを、なるべく調理品質を落とさずに、より短時間で調理できる調理プログラムに簡単に変更できる。
請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の発明において、調理終了後の経過時間を表示することを特徴としたものであり、調理者の事情により調理終了後に調理室内から被調理物を取り出せない事態が生じても、調理終了後の経過時間が分かることで、被調理物の状態を判断できる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における調理器のブロック図、図2は本発明の実施の形態1における調理器の正面断面図、図3は本発明の実施の形態1における調理器の側面断面図である。
図1から図3において、調理室1はオーブンレンジの調理室度のサイズに構成されていて、内壁にはフッ素コーティングが行われた金属材料が用いられている。調理室1の周辺は断熱材2で囲われており、また、扉3にも断熱材2が封入されている。扉3と調理室1との勘合部には耐熱性のパッキン4を設け、熱や冷気の漏れを遮断する。これらの断熱構造によって加熱調理中の機体外部の温度上昇防止による安全性の向上と、冷却性能の向上および機体の結露を防ぐ役割を担う。断熱材2は低温から高温の幅広い範囲での耐久性を求められるため、グラスウール等を使用することが望ましい。
ヒータ5は調理室1内に設けられており、これにはシーズヒータや赤外線ヒータ等が使用されている。また、ヒータ5は1種類に限らず、例えばシーズヒータと赤外線ヒータの2種類を併用しても良い。ヒータ5の熱を調理室1内に攪拌するためにファンモータ6を動作し庫内ファン7を回転する。ファンモータ6は連続して回転することで温度上昇するが、これを緩和させるために自冷ファン8を設けファンモータ6に送風させる。また、庫内ファン7によって攪拌される熱風が万遍なく調理室1内を循環するように、ダクトプレート9に熱風の吹き出し口、及び吸い込み口を効率よく設けてある。
マグネトロン10は導波管11によって調理室1と結合されておりマイクロ波による加熱を行う。
冷却手段12はコンプレッサ方式、またはペルチェ方式の冷却システムによって構成されている。この冷却手段12はダクト13によって調理室1と結合されており、このダクト13は送風用と吸い込み用の2種類で構成されている。調理室1を冷却する際には、冷却ファン14を回転させ、ダクト13を通して調理室1に冷風を循環させる。通常であれば、余分に開閉可能なダンパー等を設け、必要時以外は調理室1と冷却手段12を隔離する必要があるが、冷却手段12が調理室1の下部に設けられていることで、調理室1が高温時、又は冷却手段12が低温時にもお互いが影響を受けにくくなっており、開閉ダンパーを設ける必要はない。もしコスト性よりも性能を優先するならば、開閉ダンパーを設けることが望ましい。また、冷却システムの放熱部15、例えばコンプレッサ方式であれば凝縮器は、放熱ファン16によって機体外部に放熱される。さらに、冷却手段12から出るデフロスト水等は、機体下部に設けられた排水トレイ17に溜められる。この廃水トレイ17には、調理室1内の廃水等も流せるように構造されている。
制御手段18aはマイコンやリレー等によって構成された制御基板で、調理室1内の温度と調理プログラムとに基づき、あらゆる負荷の駆動処理を行う。
温度センサ19は調理室1内に設けられており、制御手段18aはこの検知温度により駆動させる負荷を判別する。調理室1内は低温から高温まで幅広く変動するため、温度センサ19にはこの範囲を正確に検知できるものが求められるが、1種類のセンサでの検知は困難であるため、低温用と高温用との2種類のセンサを併用する方法も考えられる。
設定手段20aは機体正面にスイッチパネルとして設置されており、ここで調理温度または出力、調理時間、及び加熱手段をヒータ5とマグネトロン10のいずれで行うかを設定できる。この組み合わせは幾段階かに渡って設定でき、例えば冷蔵→中温→高温という連続した調理プログラムの設定を行うことができる。
表示手段21aは液晶パネル、7セグメント、LED等を用いて構成されている。調理プログラム設定時は設定内容を順に表示し、調理運転時は調理温度および残り時間や出来上がり時間等を表示し、それ以外のときは現在時刻を表示する。
記憶手段22aは設定された調理プログラムを記憶するもので制御基板上に搭載されたメモリICである。このメモリICは書き換えが可能なEEPROMなどが望ましい。制御手段5はこのメモリとアクセスし、調理プログラムの読み出し、または書込みを行う。
図4は本発明の第1の実施の形態における調理器の調理プログラム設定例である。
まず、冷凍パンの自動調理について説明する。冷凍パンはメーカーによって半加工された冷凍パン生地で、昨今では既に生地成形を終えたものも数多く、例えばアンパンやカレーパン等でも、解凍→発酵→焼成と行うだけで焼きたてパンを食べられる。生地をこねる必要もなく、保存性、流通性にも優れるため、焼きたてパン作りの主流となる可能性は高い。業務用としては既に幾年も前から使われており、一般家庭でもインターネット等で簡単に入手することができる。
例えば、調理者が7時に起床してすぐに焼きたてパンが食べられるように、前日の夜21時に自動調理の準備を行うとする。これは準備から10時間後を目標として設定を行う場合を想定している。調理者は設定準備さえ終えれば、後は調理が完了するまでこの調理器に触れる必要はなく、睡眠をとろうとも、外出しようとも構わない。
調理者は設定手段20aによって、まず保冷の設定を行う。保冷は解凍開始まで冷凍パン生地が発酵、または腐食してしまわないようにするために必要な工程である。冷凍パン生地は4℃程度以上から発酵する可能性があるため、ここでは保冷温度は「2℃」と設定する。保冷時間は解凍、発酵、焼き時間を出来上がり予定時刻から逆算して「7時間50分」と設定する。
次にプロセス1として解凍の設定を行う。加熱手段は「ヒータ」、解凍温度は「15℃」、解凍時間は「1時間00分」と設定する。解凍は被調理物の表面温度と芯温に差ができないように行うのが良く、時間に余裕があればマグネトロン10で短時間で解凍するよりも、ヒータ5で時間をかけて解凍する方が良い。
次にプロセス2として発酵の設定を行う。加熱手段は「ヒータ」、発酵温度は「35℃」、発酵時間は「1時間00分」と設定する。発酵も解凍と同様、ヒータ5で時間をかけて行うのが良い。
最後にプロセス3として焼成の設定を行う。加熱手段は「ヒータ」、焼成温度は「200℃」、焼成時間は「0時間10分」と設定する。パンの焼成はマグネトロン10よりもヒータ5の方が短時間で美味しく焼き上げることができる。
以上の設定を終えて、冷凍パン生地を調理室1内に入れ、運転を開始する。
まず、保冷が開始される。冷却手段12と冷却ファン14が動作し、調理室1内に冷気が送り込まれる。設定温度は「2℃」であるため、冷却ファン14は温度センサ19が1℃以下を検知すると停止し、3℃以上を検知すると再度動作を開始することで、調理室1内を2℃付近に保つ。保冷運転が7時間50分を経過すると次は解凍運転に移る。
解凍が開始されると、ヒータ5と庫内ファン7が動作し設定温度である「15℃」まで加温する。ヒータ5は温度センサ19の検知温度に基づき調理室1内を15℃に保つようにON/OFFを繰り返す。解凍運転が1時間を経過すると次は発酵運転に移る。
発酵運転が開始されると、ヒータ5と庫内ファン7が動作し、「35℃」まで加温する。発酵運転が1時間を経過すると次は焼成運転に移る。
焼成運転が開始されると、ヒータ5と庫内ファン7が動作し、「200℃」まで加温する。焼成運転が10分を経過すると調理は終了し、ブザー音等で出来上がりを報知する。
出来上がり後は、調理者が気付いていない場合を想定し、冷却手段12を動作して調理室1内を70℃程度まで冷却することで、余熱によるパンの焦げ付きの防止を行うことが望ましい。
以上の冷凍パン生地の調理は解凍から焼成まで2時間10分かかっている。時間が十分にあるときには理想的な調理プロセスであるが、例えば調理者ができる限り短時間で冷凍パン生地の調理を行いたいときは次のように行う。
調理者は設定手段20aによって、プロセス1として解凍の設定を行う。今回は短時間での調理を目標とするため保冷のプロセスは必要ない。加熱手段は「マグネトロン」、解凍出力は「150W」、解凍時間は「0時間05分」と設定する。本来はヒータ5による自然解凍に近い形での解凍が良いが、時間を短縮するためマグネトロン10による短時間での解凍を行う。マグネトロン10による短時間での解凍では、冷凍パン生地の表面温度と芯温とに差ができやすいが、冷却手段12により、冷凍パン生地に冷風を当てながらマグネトロン10による解凍を行うことでこの問題は解決する。
次にプロセス2として発酵の設定を行う。加熱手段は「マグネトロン」、発酵出力は「150W」、発酵時間は「0時間10分」と設定する。
最後にプロセス3として焼成の設定を行う。加熱手段は「ヒータ」、焼成温度は「200℃」、焼成時間は「0時間10分」と設定する。パンの焼成はマグネトロン10よりもヒータ5の方が短時間で美味しく焼き上げることができる。
以上の設定を終えて、冷凍パン生地を調理室1内に入れ、運転を開始する。
まず、解凍が開始される.マグネトロン10が「150W」の出力で動作し、また冷却手段12と冷却ファン14が動作し調理室1内に冷風を送り込む。これは冷凍パン生地の表面に冷風を当てながらマグネトロン10による加熱を行うことで、冷凍パン生地の表面温度と芯温とに差ができないようにするためであり、マグネトロン10による短時間での解凍による弱点を補っている。例えば電子レンジ単体のマグネトロンによる5分間の解凍を行えば、冷凍パン生地の表面温度と芯温との差は大きくなり、最終的に焼き上がったパンも調理者が満足できるものには仕上がらない。ただの電子レンジであれば、結局は時間をかけて解凍を行わなければならないのである。
解凍運転が5分を経過すると次は発酵運転に移る。
発酵運転が開始されると、マグネトロン10が「150W」の出力で動作する。このとき、解凍運転と同様に、冷却手段12と冷却ファン14によって調理室1内に冷風を送り込んでもよい。発酵運転が10分を経過すると次は焼成運転に移る。
焼成運転が開始されると、ヒータ5と庫内ファン7が動作し、「200℃」まで加温する。焼成運転が10分を経過すると調理は終了し、ブザー音等で出来上がりを報知する。
出来上がり後は、調理者が気付いていない場合を想定し、冷却手段12を動作して調理室1内を70℃程度まで冷却することで、余熱によるパンの焦げ付きの防止を行うことが望ましい。
以上の冷凍パン生地の調理は解凍から焼成まで25分で終えている。解凍および発酵のプロセスについてヒータ5による加熱をマグネトロン10による加熱に置き換えることで1時間45分の短縮ができた。これは、マグネトロン10と冷却手段12とによる短時間での良品質の解凍、発酵、およびヒータ5による焼成という、3種類の加熱冷却手段を同時に搭載すればこそ可能となるものである。
次に冷凍パン以外の食材として、冷凍コロッケの調理について説明する。冷凍コロッケは、手作りした残り物のコロッケを冷凍保存しておいたものを用いる。従来、冷凍コロッケは電子レンジでマグネトロンによる加熱調理を行うが、それだけではカラッと出来上がらない。美味しく仕上げるためには、さらにオーブンに入れてヒータによる焼き上げが必要である。以下に冷凍コロッケを美味しく仕上げるための手順を説明する。
調理者は設定手段20aによって、プロセス1として解凍の設定を行う。加熱手段は「マグネトロン」、解凍出力は「150W」、解凍時間は「0時間05分」と設定する。
次にプロセス2として加温の設定を行う。加熱手段は「マグネトロン」、加温出力は「600W」、加温時間は「0時間03分」と設定する。
最後にプロセス3として焼成の設定を行う。加熱手段は「ヒータ」、焼成温度は「180℃」、焼成時間は「0時間05分」と設定する。
以上の設定を終えて、冷凍コロッケを調理室1内に入れ、運転を開始する。
まず、解凍が開始される.マグネトロン10が「150W」の出力で動作し、また冷却手段12と冷却ファン14が動作し調理室1内に冷風を送り込む。これは冷凍パン生地と同様で冷凍コロッケの表面に冷風を当てながらマグネトロン10による加熱を行うことで、冷凍コロッケの表面温度と芯温とに差ができないようにするためである。解凍運転が5分を経過すると次は加温運転に移る。
加温運転が開始されると、マグネトロン10が「600W」の出力で動作する。加温運転が3分を経過すると次は焼成運転に移る。
焼成運転が開始されると、ヒータ5と庫内ファン7が動作し、「180℃」まで加温する。焼成運転が5分を経過すると調理は終了し、ブザー音等で出来上がりを報知する。
出来上がり後は、調理者が気付いていない場合を想定し、冷却手段12を動作して調理室1内を70℃程度まで冷却することで、余熱によるコロッケの焦げ付きの防止を行うことが望ましい。
次にヨーグルトの作り方について説明する。ヨーグルトは市販のヨーグルトを少量牛乳に加え、40℃程度で4〜5時間発酵させて作る。発酵時間は長すぎても短すぎてもいけないうえ、適当な発酵温度と発酵時間の管理が必要である。調理者は発酵準備と発酵完了時には必ず在宅していなければならず、季節や調理日によって周囲温度が変化するため、なかなかヨーグルトを作ることができないのが現状であるが、本発明の調理器を用いれば容易に作ることができる。
例えば、調理者が仕事に出かける9時に自動調理の準備を行い、仕事から帰って来る19時にヨーグルトが出来上がるように設定準備を行う。従来では5時間以上の外出時にはヨーグルトを作ることはできないところを、仕事をしながらにして帰宅時にはヨーグルトができているという、今までには考えられない調理ができる。
調理者は設定手段20aによって、まず保冷の設定を行う。保冷は発酵開始までヨーグルトの材料が発酵、または腐食してしまわないようにするために必要な工程であり、ここでは保冷温度は「5℃」と設定する。保冷時間は発酵、冷蔵時間を出来上がり予定時刻から逆算して「4時間00分」と設定する。
次にプロセス1として発酵の設定を行う。加熱手段は「ヒータ」、発酵温度は「40℃」、発酵時間は「5時間00分」と設定する。
最後にプロセス2として冷蔵の設定を行う。冷蔵は発酵後のヨーグルトを冷却して過発酵を抑え、かつ帰宅時に食べごろの温度にするための工程である。冷蔵温度は「5℃」、冷蔵時間は「1時間00分」と設定する。以上の設定を終えて、ヨーグルトの材料を調理室1内に入れ、運転を開始する。
まず、保冷が開始される。冷却手段12と冷却ファン14が動作し、調理室1内に冷気を送り込み、調理室1内を設定温度である「5℃」に冷却する。保冷運転が4時間を経過すると次は発酵運転に移る。
発酵運転が開始されると、ヒータ5と庫内ファン7が動作し、「40℃」まで加温する。発酵運転が5時間を経過すると次は冷蔵運転に移る。
冷蔵運転が開始されると、冷却手段12と冷却ファン14が動作し、調理室1内に冷気を送り込み、調理室1内を設定温度である「5℃」に冷却する。冷蔵運転が5分を経過すると調理は終了し、ブザー音等で出来上がりを報知する。
出来上がり後は、調理者が気付いていない場合を想定し、冷却手段12を動作して調理室1内を5℃程度に保ち、ヨーグルトの腐食防止を行うことが望ましい。また、予め冷蔵運転の時間を長めに設定しておいてもよい。
また、これまでに設定した調理プログラムは記憶手段22aに記憶され、これらの調理プログラムは設定手段20aによって呼び出すことができるので、同じメニューを調理する際には再度設定し直す必要はない。
以上のように本実施の形態においては、扉と耐熱性の断熱材を封入した断熱箱とにより構成された調理室と、前記調理室内に設けられたヒータと、前記調理室と導波管によって結合されたマグネトロンと、前記調理室とダクトによって結合された冷却手段と、前記ヒータ、前記マグネトロンおよび前記冷却手段の動作を制御する制御手段と、前記調理室内の温度を検知する温度センサと、一連の調理における前記調理室内の調理温度または出力、調理時間、および加熱を前記ヒータと前記マグネトロンのいずれで行うかの複数の組み合わせによる調理プログラムを設定する設定手段と、前記設定手段による設定内容を表示する表示手段と、前記設定手段によって設定された調理プログラムを記憶する記憶手段を備え、前記制御手段は、前記設定手段によって設定された調理プログラムと、前記温度センサによる検知温度に基づき、前記ヒータと前記マグネトロンと前記冷却手段とのうち、少なくとも一つの手段を動作させ、前記調理室内の被調理物を調理することを特徴としたものであり、調理開始直前までは被調理物をしばらく冷蔵または冷凍保存することができ、調理開始後は被調理物に適した方法で解凍や加熱調理を行い、最初に被調理物を調理室1内に入れる以外の手間をかけずに高い調理品質の調理を行うことができる。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2における調理器のブロック図である。
図5において、予約設定手段23は設定手段20aがあるスイッチパネル上に設置されたスイッチであり、これを押すことで調理者が希望する出来上がり時刻の入力が可能になる。
実施の形態1では保冷時間を、解凍、発酵、焼成等の調理時間と出来上がり希望時刻とから逆算して設定していたが、本実施の形態では、解凍、発酵、焼成等の設定後に、予約設定手段23によって出来上がり希望時刻を入力すると、制御手段18bは、出来上がり希望時刻から調理時間の合計をマイナスして保冷時間を自動的に算出し、調理者は保冷温度を入力するだけで面倒な計算をする必要はない。もし、入力した出来上がり希望時刻が、調理開始からの時間が短すぎて、その時間での調理完了が不可能であれば、最短でできる調理完了時刻を表示し、その時間で良いか否かの判断を調理者に促す。
以上のように本実施の形態においては、請求項1の発明の調理器に加えて、調理終了時刻を予約出来る予約設定手段23を備え、予約された時刻に調理を終了させることを特徴としたものであり、調理者は調理プログラムの設定を行う際に、調理者が希望する調理終了時刻から逆算して調理時間を設定する必要がなく、設定を分かり易くすると共に設定誤りの可能性を減少させる。
(実施の形態3)
図6は本発明の実施の形態3における調理器のブロック図である。
図6において、記憶手段22bは予め調理品目ごとの調理プログラムを記憶しており、設定手段20bによって、表示手段21bに表示される調理品目を選択することで、制御手段18cは記憶手段22bから対応した調理プログラムを読み出して調理を行う。
記憶手段22bに記憶されている調理プログラムは、調理器メーカーによって予め記憶されており、調理者が設定する必要はない。
図7は本発明の実施の形態3における調理器の調理品目選択表である。
まず、調理者は設定手段20b上の「オート」スイッチを押す。すると、表示手段21bに、「分類1」の調理品目が表示される。「冷凍パン」、「ケーキ」、「残り物」等は大分類されており、これらを選択すると、更に詳細に分類された「分類2」の調理品目の選択に移る。「グラタン」、「ヨーグルト」はさらに詳細な分類はされておらず、「分類1」の選択のみで調理品目の選択を終了する。「メモリ」は調理者が以前に設定した調理プログラムを選択することができ、これを選択すると「分類2」に過去に設定した調理プログラムの一覧が表示される。
「分類1」の調理品目の選択を、設定手段20b上のカーソルキー、またはエンコーダ等を使用して調理品目を選択すると、任意の調理品目においては「分類2」の調理品目の選択に移り、調理者はさらに設定手段20b上のカーソルキー、またはエンコーダ等を使用して詳細な調理品目を選択する。
調理品目の選択を終了後、もし出来上がり希望時刻を設定したければ予約設定手段23によって出来上がり時刻を設定し運転を開始する。
以上のように、本実施の形態においては、請求項1または請求項2に記載の発明において、調理プログラムは予め記憶手段22bに記憶されており、調理品目を設定手段20bにより選択することによって対応した調理プログラムに従い自動調理を行うことを特徴としたものであり、調理品目を選択するだけで自動調理を開始できることで、調理者は設定の手間を省くことができる。
(実施の形態4)
図8は本発明の実施の形態4における調理器のブロック図、図9は本発明の実施の形態4における調理器の正面断面図である。
図8および図9において、ダンパー24は断熱材の周辺を金属材料で覆われた板状のもので導波管11の途中に設けられている。ダンパー24は制御手段18dの指示を受けてモータの動力によってスライド開閉し、調理室1とマグネトロン10とを遮断できるようになっている。これは、調理室1を冷却中に導波管11を伝って冷気が逃げてしまうこと、またはマグネトロン10に冷気が到達することで、マグネトロン10が結露してしまうことを防止することが目的であって、マグネトロン10から発せられるマイクロ波を遮断するためのものではない。
マグネトロン10が動作していないとき、冷却手段12と冷却ファン14が動作すると、冷風が調理室1内に送り込まれ調理室1内の温度は低下していく。同時に冷風は、調理室1から導波管11を通ってマグネトロン10に到達し、マグネトロン10の温度も低下する。これによって、マグネトロン10とその周辺温度に温度差が生じ、マグネトロン10の表面に水滴がついたり、結露してしまうことが考えられる。マグネトロン10は高圧であるから、その導電部に水滴がつくと危険が発生する可能性があるため、マグネトロン10を動作するとき以外はダンパー24を閉じておくことで安全性を高める。
以上のように本実施の形態においては、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の発明に加えて、調理室1とマグネトロン10を結合する導波管11の途中に開閉自在のダンパー24を備え、任意の状況においてダンパー24を開閉することを特徴としたものであり、冷却時にダンパー24を閉じることで、導波管11を通しての冷気漏れによる冷却性能の低下、および導波管11またはマグネトロン10の結露を防止する。
(実施の形態5)
図10は本発明の実施の形態5における調理器のブロック図、図11は本発明の実施の形態5における調理器の側面断面図である。
図10および図11において、加湿手段25は小型のポンプである。制御手段18eの指示によって、このポンプのモータを回転させ、調理室1内への加湿を行う。
給水タンク26は取り外し可能で、調理者は調理前にこの中に水道水を入れておく。ポンプが動作すると給水タンク26内の水は給水パイプ27を通して吸い上げられる。給水タンク26内の水の残量は外部から一目で確認できるように透明のプラスチック等で構成されており、また機体外部からも確認できるように、機体の給水タンク設置箇所の外郭も一部透明になっている。
加湿ノズル28はポンプによって引き上げてきた水を調理室1内に噴出する。加湿ノズル28の噴出口は直径1mm程度の丸穴で、回転している庫内ファン7に向かって水を噴出し、庫内ファン7にはじかれてより細かな水滴となった水は調理室1内に拡散される。調理室1内が100℃以上になっていれば、噴出された霧状の水はすぐに蒸気となり、それ以下の温度のときでも水が細かな水滴となっているため、被調理物が水浸しになることはなく、調理室1内の湿度を上げることができる。調理室1内の湿度を保つことで、被調理物の乾燥を防止し、調理品質を上げる。
加湿を行うタイミングは、設定手段加20cによって調理プログラム設定時に決定する。
調理室1内に湿度センサを設置していれば、「60%」、または「80%」といった具合に設定し、加湿手段25は設定した湿度に調理室1内を保つように動作する。ただし、調理室1内が低温になっているときは、水は蒸気になりにくいため調理室1内を高湿度に保つことは難しく、「80%」にするためには常に加湿手段25は動作していなければならないが、これでは調理室1内は水浸しになってしまうため、調理室1内が低温のときに限っては60分毎に1回といった制限を設ける。
湿度センサを設けない場合は、加湿量「小」、「中」、「大」から選択できるようにし、それぞれ「30分毎」、「20分毎」、「10分毎」に1回、加湿を行うようにする。調理室1内が低温のときに限っては、前述と同様に60分毎に1回といった制限を設ける。
また、実施の形態3のように、メーカーによって予め調理品目ごとの調理プログラムが記憶されており、調理品目を選択することで対応した調理プログラムを読み出して調理を行えるような構成になっているときは、もちろん加湿のタイミングも調理プログラム内に含まれており、調理者が設定を行う必要はない。このときは、「30分毎」、「20分毎」といった大まかなプログラムではなく、例えば、調理室1内が100℃でヒータ5が動作中は、20分毎に加湿、調理室1内が200℃でヒータ5が動作中は10分毎に加湿、調理室1内が150℃でマグネトロン10が動作中は5分毎に加湿という、より詳細な内容にプログラムされていて、さらに調理品質を高めることを期待できる。もちろん調理者がこのような設定を行えるように設定手段20cを構成してもよい。
また、スイッチパネル上に「加湿」スイッチを設けておき、調理者は調理中に調理室1内の状態を確認してこのスイッチを押すことで、いつでも加湿動作を促すこともできる。
以上のように本実施の形態においては、請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の発明に加えて、調理室1内を加湿する加湿手段25を備え、調理中に加湿手段25を動作し調理室1内を加湿することを特徴としたものであり、保冷中または調理中の被調理物の乾燥を防止し、より調理品質を向上させる。
(実施の形態6)
図12は本発明の実施の形態6における調理器の冷却システム周辺の側面断面図である。
図12において、遮蔽板29は厚さ1〜2mm程度の鉄板で、マグネトロン10と冷却手段12とを遮蔽する役割を持つ。マグネトロン10はこの遮蔽板29のみを隔てて冷却手段12の近傍に設けられている。マグネトロン10と冷却手段12の周辺は断熱材2で囲われていて、冷気を外部に逃さない構造になっている。
マグネトロン10を動作させるとマグネトロン10は高温になるため、通常は冷却用のファン等を用いて通気させ、過度の温度上昇を防止しているが、マグネトロン10を動作させると同時に冷却手段12も動作させることで、マグネトロン10の温度上昇を防止することができる。冷却手段12が動作するとその周辺の温度は−20℃以下になるが、遮蔽板29を隔てていることで、マグネトロン10が動作していないときも、マグネトロン10の周辺温度は5℃程度に保たれ、マグネトロンの周辺が結露しないようになっている。
以上のように本実施の形態においては、請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の発明において、マグネトロン10を冷却手段12付近に備え、冷却手段12はマグネトロン10の冷却をも兼用することを特徴としたものであり、マグネトロン10の冷却専用の手段を設ける必要が無く、低コストでの構成を可能とする。
(実施の形態7)
図13は本発明の実施の形態7における調理器の放熱ファン周辺の概略図である。
図13において、放熱部15はコンプレッサ方式の冷却システムにおける凝縮器にあたり、冷却性能を保つためには放熱ファン16を回転させ、機体外部への気流をつくることで放熱部15の放熱を行う。マグネトロン10もまた動作時には高温になるため、本来は専用の冷却用ファンを設ける必要がある。
放熱ファン16は冷却システム動作時以外にも、マグネトロン10動作時にも回転する。マグネトロン10は放熱ファン16の近傍に設けてあるため、放熱ファン16による外部への気流によって、マグネトロン10も放熱される。
以上のように本実施の形態においては、請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の発明において、マグネトロン10を冷却システムの放熱ファン16付近に備え、放熱ファン16は放熱部15とマグネトロン10との冷却を兼用することを特徴としたものであり、マグネトロン10冷却専用の手段を設ける必要が無く、低コストでの構成を可能とする。
(実施の形態8)
図14は本発明の実施の形態8における調理器のブロック図である。
図14において、急ぎキー30は調理者ができる限り早く調理を終えたいときに押すことで、制御手段18fは調理プログラムを最短で調理できる内容に自動的に変更する。
調理プログラムには主にヒータ5とマグネトロン10との2種類の加熱手段を駆使したものが多くある。これは高い調理品質を保つために、調理品目に見合った最適な加熱方法を選択しているためであるが、調理時間の短さだけを考慮すれば最適な調理プログラムは他にも考えられる。
図15は本発明の実施の形態8における調理器の冷凍パンの調理プログラム変換表である。
図15において、調理者は冷凍パンの調理を行うための通常の設定を行う。設定は設定手段20cによって、調理温度や調理時間等の入力を行うか、または実施の形態3にて説明したように、調理プログラムが予め記憶されている調理品目を選択する。冷凍パンは通常は、解凍、発酵、焼成共にヒータ5による加熱調理を行う。
設定後は表示手段21bに設定内容が表示され、調理者の確認を促すが、このときに急ぎキー30を押すことで、設定内容は解凍、発酵をマグネトロン10による加熱に変更し、調理時間をそれに見合ったものに変更、すなわち調理時間を短縮する。特に、調理品目の選択機能を用いれば、調理品目の選択→急ぎキー30を押す、という2回の操作だけで設定が完了し、調理者はヒータ5からマグネトロン10に加熱手段を変更することによる調理時間の補正を考える必要もない。
以上のように本実施の形態においては、請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の発明において、調理を急ぐ際に入力する急ぎキー30を備え、急ぎキー30が押された際には、最短で調理できる調理プログラムに修正し調理することを特徴としたものであり、調理者が設定した調理プログラムを、なるべく調理品質を落とさずに、より短時間で調理できる調理プログラムに簡単に変更できる。
(実施の形態9)
図16は本発明の実施の形態9における調理器のブロック図である。
図16において、表示手段21cは、制御手段18gが計数した調理終了後の経過時間を表示する。
調理が終了すると、基本的には保冷や保温を行い、調理者が調理完了に気付かずに放置しておいても被調理物の品質を落とさないように制御する。しかし、それでも時間が経つことで被調理物が固くなってしまったり、やわらかくなりすぎたりと徐々にではあるが品質の低下は免れない。調理者は調理後の経過時間を見て、被調理物がまだ美味しく食べられるのか否かをある程度判断することができる。
以上のように本実施の形態においては、請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の発明において、調理終了後の経過時間を表示することを特徴としたものであり、調理者の事情により調理終了後に調理室1内から被調理物を取り出せない事態が生じても、調理終了後の経過時間が分かることで、被調理物の状態を判断できる。
本発明の調理器は、ヒータとマグネトロンと冷却手段を備え、2種類の加熱方法を持ちあらゆる温度帯での調理を可能としている。よって、冷凍または冷蔵した食品以外にも、煮物、焼き魚等の調理も可能であり、また、加熱調理が完了した食材を本発明の調理器で冷凍保存して次の日の朝に出来上がるように再加熱調理を行う等使用用途は幅広い。また、調理室が大きくなるように構成し、レストラン等で業務用として使用することも考えられる。
本発明の実施の形態1における調理器のブロック図 本発明の実施の形態1における調理器の正面断面図 本発明の実施の形態1における調理器の側面断面図 本発明の実施の形態1における調理器のプログラム設定例を示す図 本発明の実施の形態2における調理器のブロック図 本発明の実施の形態3における調理器のブロック図 本発明の実施の形態3における調理器の調理品目選択表を示す図 本発明の実施の形態4における調理器のブロック図 本発明の実施の形態4における調理器の正面断面図 本発明の実施の形態5における調理器のブロック図 本発明の実施の形態5における調理器の側面断面図 本発明の実施の形態6における調理器の冷却システム周辺の側面断面図 本発明の実施の形態7における調理器の放熱ファン周辺の概略図 本発明の実施の形態8における調理器のブロック図 本発明の実施の形態8における調理器の冷凍パンの調理プログラム変換表を示す図 本発明の実施の形態9における調理器のブロック図
符号の説明
1 調理室
2 断熱材
3 扉
4 パッキン
5 ヒータ
6 ファンモータ
7 庫内ファン
8 自冷ファン
9 ダクトプレート
10 マグネトロン
11 導波管
12 冷却手段
13 ダクト
14 冷却ファン
15 放熱部
16 放熱ファン
17 廃水トレイ
18a、18b、18c、18d、18e、18f、18g 制御手段
19 温度センサ
20a、20b、20c 設定手段
21a、21b、21c 表示手段
22a、22b 記憶手段
23 予約設定手段
24 ダンパー
25 加湿手段
26 給水タンク
27 給水パイプ
28 加湿ノズル
29 遮蔽板
30 急ぎキー

Claims (9)

  1. 扉と耐熱性の断熱材を封入した断熱箱とにより構成された調理室と、前記調理室内に設けられたヒータと、前記調理室と導波管によって結合されたマグネトロンと、前記調理室とダクトによって結合された冷却手段と、前記ヒータ、前記マグネトロンおよび前記冷却手段の動作を制御する制御手段と、前記調理室内の温度を検知する温度センサと、一連の調理における前記調理室内の調理温度または出力、調理時間、および加熱を前記ヒータと前記マグネトロンのいずれで行うかの複数の組み合わせによる調理プログラムを設定する設定手段と、前記設定手段による設定内容を表示する表示手段と、前記設定手段によって設定された調理プログラムを記憶する記憶手段を備え、前記制御手段は、前記設定手段によって設定された調理プログラムと、前記温度センサによる検知温度に基づき、前記ヒータと前記マグネトロンと前記冷却手段とのうち、少なくとも一つの手段を動作させ、前記調理室内の被調理物を調理することを特徴とした調理器。
  2. 調理終了時刻を予約出来る予約設定手段を備え、予約された時刻に調理を終了させることを特徴とした請求項1に記載の調理器。
  3. 調理プログラムは予め記憶手段に記憶されており、調理品目を設定手段により選択することによって対応した調理プログラムに従い自動調理を行うことを特徴とした請求項1または請求項2に記載の調理器。
  4. 調理室とマグネトロンを結合する導波管の途中に開閉自在のダンパーを備え、任意の状況において前記ダンパーを開閉することを特徴とした請求項1から3のいずれか一項に記載の調理器。
  5. 調理室内を加湿する加湿手段を備え、調理中に前記加湿手段を動作し前記調理室内を加湿することを特徴とした請求項1から4のいずれか一項に記載の調理器。
  6. マグネトロンを冷却手段付近に備え、前記冷却手段は調理室内と前記マグネトロンとの冷却を兼用することを特徴とした請求項1から5のいずれか一項に記載の調理器。
  7. マグネトロンを冷却手段の放熱部を冷却するための放熱ファン付近に備え、前記放熱ファンは前記放熱部と前記マグネトロンとの冷却を兼用することを特徴とした請求項1から6のいずれか一項に記載の調理器。
  8. 調理を急ぐ際に入力する急ぎキーを備え、前記急ぎキーが押された際には、最短で調理できる調理プログラムに修正し調理することを特徴とした請求項1から7のいずれか一項に記載の調理器。
  9. 調理終了後の経過時間を表示することを特徴とした請求項1から8のいずれか一項に記載の調理器。
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