JP2003021340A - 冷却機能を備えた加熱装置、冷却方法を備えた加熱方法、および加熱プログラム - Google Patents

冷却機能を備えた加熱装置、冷却方法を備えた加熱方法、および加熱プログラム

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JP2003021340A
JP2003021340A JP2001204337A JP2001204337A JP2003021340A JP 2003021340 A JP2003021340 A JP 2003021340A JP 2001204337 A JP2001204337 A JP 2001204337A JP 2001204337 A JP2001204337 A JP 2001204337A JP 2003021340 A JP2003021340 A JP 2003021340A
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JP
Japan
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heating
cooling
cooling function
heating device
function according
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Application number
JP2001204337A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Ueda
茂樹 植田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫と電子レンジを組み合わせた従来技術
では、単に分かれていた2つの機能を複合したにすぎ
ず、温めかつ冷やすという相反する機能を積極的に調理
に利用するものはなかった。 【解決手段】 被加熱物を収容する加熱室17と、該加
熱室に結合された加熱手段18と、該加熱室の温度を低
減せしめる冷却手段21と、該加熱手段18および該冷
却手段21を制御する制御手段23とより成り、制御手
段23は顧客がある加熱指令を発すると、加熱手段18
と冷却手段21への給電を交互あるいはおよび同時に制
御して故意に調理中の食品の温度を変化させ、これまで
に実現できなかったさまざまな調理を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱装置、例えば
電子レンジやオーブンレンジにおいて、コンプレッサー
あるいはペルチェ素子等を搭載することで冷却機能を具
備せしめ、調理中に加熱室内の温度を故意に変化させる
ことで新しい調理を可能にする冷却機能を備えた加熱装
置、および冷却方法を備えた加熱方法、冷却手段と加熱
手段を備えた加熱プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫は食品・食材を冷蔵あるいは冷凍
保存し、電子レンジはこれらをすばやく加熱あるいは解
凍する。簡便化・合理化の進む現代の台所において、大
変相性のいい厨房器具同志であると言える。ところが、
互いに独立分離しているため使い勝手が悪い面もある。
この両者を融合あるいは連携させることで、より利便性
の高い商品、システム、サービスが実現できるのではな
いか、と期待される。
【0003】電子レンジと冷蔵庫を融合あるいは連携さ
せる従来の技術としては、例えば実開昭63−5208
8号公報に記載の「電子レンジ付冷蔵庫」がある。これ
は電子レンジを冷蔵庫に一体に組み込んだもので、電子
レンジ部と冷蔵庫部との間のしきり部の断熱材に断熱性
の優れた真空断熱材を用いて、断熱効果と庫内容積の向
上を図るものである。
【0004】また、特開平10−132289号公報に
記載の「加熱調理器及び加熱調理システム」には、冷蔵
庫と電子レンジを着脱自在な給気ダクトおよび排気ダク
トで接続し、冷気を供給しながら食品の解凍を行うこと
を可能にする構成が開示されている。図13はかかる従
来技術を示す構成図である。冷凍貯蔵庫1を有する冷凍
庫2と、電子レンジ3が給気ダクト4および排気ダクト
5によって着脱自在に接続される。圧縮機6、凝縮機7
を経て送風ファン8より冷風が給気ダクト4を介して電
子レンジ3の加熱室内に送り込まれる。操作パネル9に
は解凍ムラをなくすため、食品によって常温で解凍する
モードと冷気を送風しながら行う冷気付き解凍モードを
選択可能にしている。
【0005】さらに、制御を連携させる技術としては、
特開平2000−304433号公報に記載の「連動調
理が可能な冷蔵庫と調理器」がある。これには温度情報
を表示もしくは報知する冷蔵庫と、この情報を入力する
ことで適切な加熱を行うよう制御される電子レンジのシ
ステムが示されている。かかる構成により、例えば顧客
は冷凍庫の温度が正確に把握でき、これを電子レンジに
入力して解凍を指令することで、適温で加熱を完了させ
ることができる。顧客はおいしさと省エネを手に入れる
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
63−52088号公報に記載の「電子レンジ付冷蔵
庫」では、単に電子レンジが冷蔵庫に組み込まれたにす
ぎず、顧客の得る利便性は冷蔵庫から電子レンジまで食
品あるいは食材を運ぶほんの数歩の移動が助かるだけで
ある。もちろん置き場所を節約する効果、電子レンジを
使い易い高さで使えるメリットはある。が、これは裏を
返せば、電子レンジが占有する良い場所を冷蔵庫のある
機能が明け渡したにすぎない。
【0007】また、特開平10−132289号公報に
記載の「加熱調理器及び加熱調理システム」では、ダク
トを着脱するという大げさな作業により解凍ムラを改善
するという、バランスが悪くあまり実用性が高いとは思
えない技術である。電子レンジの排気が冷蔵庫の庫内に
返されるので、このモードで運転すれば冷蔵庫の庫内温
度の上昇を招く恐れもある。
【0008】特開平2000−304433号公報に記
載の「連動調理が可能な冷蔵庫と調理器」には、冷蔵庫
と電子レンジの制御を連携するという前二例にはない新
しい概念が示されていて興味深い。ただ、ここで開示さ
れているのは冷蔵あるいは冷凍温度を電子レンジに渡
す、という一点のみである。
【0009】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、冷却機能を具備する加熱装置が調理中に加熱室内の
温度を故意に変化させることで新しい調理を可能にする
冷却機能を備えた加熱装置、および冷却方法を備えた加
熱方法、冷却プログラムを備えた加熱プログラムを提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の冷却機能を備えた加熱装置は、顧客
が被加熱物を加熱室に収容し、所望の加熱指令手段を操
作すると、この加熱室に結合された加熱手段と、この加
熱室の温度を低減せしめる冷却手段への給電を制御手段
が制御し、例えば煮込みの場合、制御手段は加熱手段へ
の給電を制御し、当該食材を煮込む加熱シーケンスを実
行した後、冷却手段への通電を行い食材を冷却し、かか
る後に再び加熱手段への給電を行うよう構成したもので
ある。これによって、例えば煮込みの場合、食材への調
味液のしみ込みが良好となり、一晩置いたおいしいカレ
ーやおでんがその日に食べられるなど、新しい調理を可
能にする。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、被加熱
物を収容する加熱室と、該加熱室に結合された加熱手段
と、該加熱室の温度を低減せしめる冷却手段と、該加熱
手段および該冷却手段を制御する制御手段とより成り、
制御手段は加熱手段と冷却手段への給電を交互あるいは
および同時に制御するよう構成したものである。これに
よって、顧客はこれまでにない新しい調理を実行するこ
とができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、特に請求項1に
記載の冷却機能を備えた加熱装置において、加熱指令手
段を備え、該加熱指令手段に煮込みを含み、制御手段は
加熱手段への給電を制御し、当該食材を煮込む加熱シー
ケンスを実行した後、冷却手段への通電を行い食材を冷
却し、かかる後に再び加熱手段への給電を行うよう構成
したもので、食材への調味液のしみ込みが良好な一晩置
いたおいしいカレーやおでんがその日に食べられるな
ど、新しい煮込み調理を可能にする。
【0013】請求項3に記載の発明は、特に請求項1に
記載の冷却機能を備えた加熱装置において、加熱指令手
段を備え、該加熱指令手段に所定時間経過後のパンの焼
き上げを含み、制御手段は冷却手段への通電を行い食材
を冷却保存し、所定焼き上げ時刻に焼き上がるよう加熱
手段への通電を制御するよう構成したもので、前日に成
型し2次発酵が済んだパン生地を加熱室に収容しておく
と、パン生地を冷凍もしくは冷蔵保存した後、翌朝所望
の時刻にパンを焼き上げるなど、面倒で時間のかかるパ
ンの下準備を時間をスライドさせ、新しいパン調理が可
能になる。
【0014】請求項4に記載の発明は、特に請求項3に
記載の冷却機能を備えた加熱装置において、加熱指令手
段を備え、該加熱指令手段にパンの発酵を含むよう構成
したもので、前日に1次発酵を完了させた後に成型した
パン生地を加熱室に収容しておくと、翌朝所望の時刻に
焼き上げるよう2次発酵をし、次いで焼き上げることで
焼き立てのパンを食べられるなど、新しいパン調理が可
能になる。
【0015】請求項5に記載の発明は、特に請求項1に
記載の冷却機能を備えた加熱装置において、加熱指令手
段を備え、該加熱指令手段にあら熱とりを含み、制御手
段は加熱手段への給電を制御し、当該食材を加熱した
後、冷却手段への通電を行い食材を冷却するよう構成し
たもので、野菜や鶏肉などを加熱後に例えばサラダに利
用するなど、便利に下ごしらえができる。あらかじめ休
日に炊飯しておいて、普段は冷凍保存したごはんを活用
する用途にも利用できる。
【0016】請求項6に記載の発明は、特に請求項1、
2、5に記載の冷却機能を備えた加熱装置において、冷
却手段としてコンプレッサーを、加熱手段としてマグネ
トロンを具備する構成であり、電子レンジにコンプレッ
サーを組み込んだものである。高い冷却機能が得られ
る。
【0017】請求項7に記載の発明は、特に請求項1、
2、5に記載の冷却機能を備えた加熱装置において、冷
却手段としてぺルチェ素子を、加熱手段としてマグネト
ロンを具備する構成であり、電子レンジにコンプレッサ
ーを組み込んだものである。コンパクトで軽量の本体を
実現できる。
【0018】請求項8に記載の発明は、特に請求項1〜
5に記載の冷却機能を備えた加熱装置において、冷却手
段としてコンプレッサーを、加熱手段として電熱ヒータ
を具備する構成であり、電気オーブンあるいはオーブン
レンジにコンプレッサーを組み込んだものである。お菓
子やオーブン惣菜などを高い冷却機能のもとに実行でき
る。
【0019】請求項9に記載の発明は、特に請求項1〜
5に記載の冷却機能を備えた加熱装置において、冷却手
段としてぺルチェ素子を、加熱手段として電熱ヒータを
具備する構成であり、電気オーブンあるいはオーブンレ
ンジにぺルチェ素子を組み込んだものである。お菓子や
オーブン惣菜などをコンパクトで軽量な本体で実行でき
る。
【0020】請求項10に記載の発明は、特に請求項1
に記載の冷却機能を備えた加熱装置において、所定時刻
あるいは所定時間経過後に加熱が完了するかもしくは開
始する予約手段を備えた構成であり、所定の加熱を所望
の時刻に開始あるいは完了させることができる。
【0021】請求項11に記載の発明は、被加熱物を加
熱する加熱方法と、被加熱物を冷却する冷却方法とより
成り、加熱方法と冷却方法を交互あるいはおよび同時に
実行する構成であり、これまでにない新しい調理を実現
することができる。
【0022】請求項12に記載の発明は、特に請求項1
1に記載の冷却方法を備えた加熱方法において、所定時
刻あるいは所定時間経過後に加熱が完了するかもしくは
開始する予約方法を有する構成であり、所定の加熱を所
望の時刻に開始あるいは完了させることができる。
【0023】請求項13に記載の発明は、被加熱物を加
熱する加熱手段と、被加熱物を冷却する冷却手段と、所
定時刻あるいは所定時間経過後に加熱が完了するかもし
くは開始する予約プログラムとより成り、予約方法プロ
グラムに則り加熱手段と冷却手段を交互あるいはおよび
同時に実行する構成であり、所定の加熱を所望の時刻に
開始あるいは完了させることができる。
【0024】請求項14に記載の発明は、特に請求項1
3に記載の冷却手段と加熱手段を備えた加熱プログラム
において、回線を用いて予約プログラムを制御する構成
であり、遠隔から装置を制御することができる。
【0025】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0026】(実施例1)図2は本発明の実施例1にお
ける冷却機能を備えた加熱装置を示す正面図である。本
体10の前面には開閉自在に扉体11が軸支され、ハン
ドル12によって開閉操作される。また扉体11の下部
には操作パネル13が一体的に形成されている。操作パ
ネル13上にはさまざまな情報を表示する表示窓14、
加熱時間や加熱温度を設定する操作つまみ15、加熱指
令手段たる加熱指令キー16が配されている。
【0027】図3はかかる冷却機能を備えた加熱装置の
構成を示す断面ブロック図である。扉体11の対抗する
位置には加熱室17が存在する。この加熱室17に加熱
手段たるマグネトロン18が結合されている。金属翼1
9は回動し、マイクロ波を攪拌する。これにより一定の
定在波を立ちにくくし、食品は加熱ムラを引き起こすこ
とを防止する。20は金属翼19のある空間を閉塞する
セラミック等の誘電体による仕切り部である。冷却手段
たるコンプレッサ21は加熱室17に冷風を送り込む。
22は断熱材である。
【0028】加熱指令キー16から入力された加熱指令
は、制御手段23により解読され、加熱手段たるマグネ
トロン18および冷却手段たるコンプレッサ21への給
電を制御する。
【0029】図1はかかる制御手段の制御のしかたを示
すタイムチャートである。本実施例は加熱指令キーが煮
込みのケースである。図1(a)は冷却手段への給電状
態であり、図1(b)は加熱手段への給電状態を示す。
図1(c)はかかる制御により被加熱物の温度の時間経
過を示している。
【0030】制御シーケンスは大別すると4つのサイク
ルから成る。まず最初は「冷蔵保存」サイクルである。
このサイクルは材料が加熱室に収容され、加熱が開始さ
れるまでの間、食材が腐ったりしないよう保存をするサ
イクルである。冷却手段にのみ通電され、加熱室の温度
が一定になるよう、例えば5℃に保たれるよう断続通電
される。もちろんインバータにより連続的に入力を絞り
込んでも構わない。すぐに加熱をスタートする場合は当
然このサイクルはスキップされる。
【0031】次いで、2番めに「煮こみ加熱」サイクル
が続く。ここでは冷却手段への通電が打ち切られ、加熱
手段に給電が開始され、調理が始まる。この「煮こみ加
熱」サイクルはさらに2つの小サイクルによって構成さ
れる。すなわち、高出力が維持される「一煮立ち」サイ
クルと、食材が沸騰した時点で出力を低減し、弱火でじ
っくり煮込む「煮込み」サイクルである。前者はマイク
ロ波の場合、食材の量に依存するが通常十数分から数十
分程度である。後者は料理によるが通常数十分から数時
間継続する。
【0032】3番めに本発明のうち最も重要なサイクル
である「冷却(味の浸透)」サイクルが実行される。こ
こでは加熱手段への給電が完了し、再び冷却手段に通電
が始まる。そして一気に食材の温度が低下させられる。
このサイクルで調味液が食材に浸透する。食材を加熱す
る「煮こみ加熱」サイクルでは、食材の細胞膜は破壊さ
れ、食材から旨みが放出される一方で、決して沁み込む
ことはないのである。これは食材も調味液も高い温度が
維持されるため、食材のエキスがどんどん調味液に出て
いくものと考えられる。ここで「冷却(味の浸透)」サ
イクルをはさむことで、食材の温度は急激に下がり、調
味液が今度は食材に浸透していく。俗に一晩置いたカレ
ーやおでんがおいしいと言われる理由は、この低温放置
時の調味液の食材への浸透にあると考えられる。そこ
で、ただ漫然と一晩を待つのではなく、電子レンジに冷
却手段を具備し、加熱途中の食品温度を故意に変動させ
るという、まったく新しい調理のしかたにより味がよく
沁み込んだ煮込みをその日のうちに実現できる。
【0033】ただ、冷ましてしまった食材はそのままで
はおいしくないので、味が浸透した時点で「再加熱」サ
イクルを設ける。この時間は短く、また、いったん浸透
した味は失われることはない。
【0034】以上が加熱指令キーとして煮込みが選択さ
れた場合の制御のしかたである。
【0035】(実施例2)図4は本発明の実施例2にお
ける制御手段の制御のしかたを示すタイムチャートであ
る。本実施例は加熱指令キーがパンの焼き上げのケース
である。図2(a)は冷却手段への給電状態であり、
図2(b)は加熱手段への給電状態を示す。図2(c)
はかかる制御により被加熱物の温度の時間経過を示して
いる。
【0036】制御シーケンスは大別すると3つのサイク
ルから成る。まず最初は「冷蔵保存」サイクルである。
このサイクルは材料が加熱室に収容され、加熱が開始さ
れるまでの間、食材が腐ったっりしないよう保存をする
サイクルである。加熱室には例えば前夜に1次発酵およ
び成型を終えたパン生地が収容される。この「冷蔵保
存」サイクルでは冷却手段にのみ通電され、加熱室の温
度が一定になるよう、例えば5℃に保たれるよう断続通
電される。もちろんインバータにより連続的に入力を絞
り込んでも構わない。
【0037】もし成型を終えた生地が冷凍保存されてい
たものであれば、この一番めのサイクルは「冷凍保存」
となり、制御温度は−15〜−20℃に設定される。最
近は業務用に開発・流通している冷凍パン生地が一般家
庭向けにも販売されるようになりつつあり、このような
生地を利用すれば一層楽に朝に焼き立てパンを味わえよ
う。また、このような冷凍パン生地を図4の例のように
「冷蔵保存」し、朝までに解凍することも可能である。
費やされるエネルギーを考慮すれば、こちらの方法の方
がより省エネルギーではある。
【0038】次いで、2番めに「2次発酵」サイクルが
続く。ここでは冷却手段への通電が打ち切られ、加熱手
段に給電が開始され、調理が始まる。加熱手段としては
電熱ヒータが用いられる。この「2次発酵」サイクルで
は加熱室内がパンの2次発酵に最適な35℃前後に制御
される。加熱室内の温度は温度センサによって監視さ
れ、制御される。
【0039】3番めに「焼き上げ」サイクルが実行され
る。ここでは加熱室の制御温度を例えば160℃にまで
上昇させ、発酵が済んだパン生地の表面に焦げ目をつけ
ながら、香ばしく焼き上げる。
【0040】以上の手順であらかじめ加熱室に収容され
たパン生地を、所望の時刻に焼き上げることができる。
パンの工程は複雑でほぼ半日かかり、朝焼き立ての手作
りパンを家庭で楽しもうと思えば、準備をする人は2時
か3時に起床し、生地作りに取りかからねばならない。
焼き立てのパンとはそれだけ贅沢なものである。その贅
沢を、工程を分割し冷蔵保存というサイクルをはさむこ
とで、本発明は苦もなく実現する。
【0041】なお、本実施例では加熱手段を電熱ヒータ
としたが、「2次発酵」サイクルはマグネトロンなどを
用いてマイクロ波加熱の出力を絞り込むことでも実現可
能である。
【0042】図5はかかる実施例における装置の構成を
示す断面ブロック図である。図3と同一の構成には同一
の付番を付して示している。ここでは加熱手段として電
熱ヒータ24が加熱室17の天井および床に配されてい
る。本実施例ではマイカヒータなどの面上のヒータが加
熱室17の壁面の外側に固着されている。そして制御手
段23が加熱指令手段16から、例えば「パンの焼き上
げ」という指令を受け、コンプレッサ21および電熱ヒ
ータ24への通電を制御して、上記図5で説明した加熱
を実現する。なお、ヒータはミラクロンヒータなどの輻
射型のものを配してもよいし、熱風を撹拌するいわゆる
コンベクション方式でも、またこれらの組み合わせでも
可能である。
【0043】(実施例3)図6は本発明の実施例3にお
ける制御手段の制御のしかたを示すタイムチャートであ
る。本実施例は加熱指令キーがあら熱とりのケースであ
る。図6(a)は冷却手段への給電状態であり、図6
(b)は加熱手段への給電状態を示す。図6(c)はか
かる制御により被加熱物の温度の時間経過を示してい
る。
【0044】制御シーケンスは大別すると2つのサイク
ルから成る。まず最初は「加熱」サイクルである。この
サイクルでは材料が加熱室に収容され、加熱が行われ
る。加熱手段としてはマグネトロンでも電熱ヒータでも
構わない。
【0045】次いで、「あら熱とり」サイクルが続く。
ここでは加熱手段への通電が打ち切られ、冷却手段に給
電が開始される。この「あら熱とり」サイクルでは加熱
室内が急速に冷却され、いったん加熱された食品の温度
がすばやく低減される。
【0046】あら熱とりは下ごしらえのテクニックとし
てはよく利用されるもので、通常はうちわであおいだ
り、扇風機を使うことが多い。最近は冷蔵庫の機能とし
て熱い食品をそのまま入れられるというものも現れた。
【0047】例えば野菜をマイクロ波で加熱した後、通
常は水に晒して色止めをするが、このあら熱とりシーケ
ンスを利用すれば、水溶性のビタミンの流出がなく、よ
り栄養価を残すことができる。また弁当などをつめた
後、いったんマイクロ波で再加熱し、即座に冷却すれば
雑菌が繁殖する温度帯をすみやかに通過できるので、弁
当が傷みにくい。
【0048】図7は本発明の実施例3における冷却機能
を備えた加熱装置の構成を示す断面ブロック図である。
図3と同一の構成には同一の付番を付して示している。
ここでは冷却手段としてペルチェ素子25が加熱室17
の後壁に配されている。ペルチェ素子はヒートシンクに
固着され、必要に応じて冷却ファンなどで冷却される
(図示せず)。
【0049】なお、実施例1の冷却機能を備えた加熱装
置として、図3の代わりに図7に示す本構成を用いるこ
ともできる。また、図5に示す冷却機能を備えた加熱装
置のコンプレッサ21に代わり、本実施例のペルチェ素
子25を搭載することもできる。あるいは図3と図5を
組み合わせて加熱手段としてマグネトロンと電熱ヒータ
を備えることもできる。さらにこの組み合わせにおい
て、冷却手段をコンプレッサから図7に示すようなペル
チェに置換することも可能である。
【0050】(実施例4)図8は回線で接続される本発
明の実施例4における冷却機能を備えた加熱装置の構成
を示すシステム図である。
【0051】冷却機能を備えた加熱装置26はインター
ネットや専用電話回線、光ファイバー、携帯電話回線な
どのうち、ある回線もしくはそれらの複数の回線で携帯
端末27と接続される。携帯端末27は携帯電話であっ
てもいいし、固定の公衆電話から接続しても構わない。
市販のさまざまなPDAを利用することもできる。
【0052】図9はかかる携帯端末の構成の一例を示す
正面図である。表示手段28には予約内容と現在の庫内
状況が表示されている。例えば、予約内容は加熱指令と
して図1で示した「熟成煮込み」が選択され、完了時刻
としては「本日午後7時」が入力されている。かかる予
約は冷却機能を備えた加熱装置26の操作部で行われ
る。現在の庫内状況としては保存食材として「カレーの
材料」が収容され、保存温度すなわち現在の庫内温度と
して「冷蔵(5℃)」が維持されている。
【0053】かかる状況で「変更」という文字が点滅を
繰り返し、予約内容の修正の意思を顧客に問いかけてい
る。変更をする場合は表示手段28の注意に従って、ま
ず確定キー30を押し、次いで4つのカーソルキー29
を操作して変更する項目にカーソルを合わせ、内容をテ
ンキー31あるいは文字入力キー32、消去・取消キー
33を操作して内容を修正し、再度確定キー30を押せ
ば、回線を介して本体に指令が送信され、予約内容が変
更された上、実行される。
【0054】例えば、今現在午後3時であり、予定より
も早く帰宅することができ、夕食の時間を1時間早めた
いとしたら、完了時間を「本日午後6時」として確定す
ればよい。同様に本日は外食することになり、完了を明
日に延期し、庫内の保存温度を冷凍に切りかえることも
できる。保存されている食材を遠隔操作で変更すること
はできないのは当然である。
【0055】図10は本実施例における装置本体に組み
込まれる予約プログラムおよびシステム全体の制御を示
すプログラムのフローチャートである。
【0056】この実施例では「熟成煮込み」が指令され
た場合を示す。まず、熟成煮込みキーが入力され、これ
が解読される(ステップ101)。次いで予約条件が操
作パネルより入力される(ステップ102)。予約条件
としては完了時刻や食材の内容、例えば「カレーの材
料」といった情報が操作パネルから入力あるいは表示画
面から選択される。加熱が開始されるまでの保存条件、
例えば冷蔵か冷凍かあるいは常温かということも選択で
きるようにしてもいい。
【0057】かかる予約条件が入力されると、まず、完
了時刻から煮込みを開始する時刻が算出される(ステッ
プ103)。そして庫内温度がチェックされ、本例では
冷蔵保存が選択されたので5℃以下かどうかが検査され
(ステップ104)、5℃より高ければ冷却手段へ通電
され(ステップ105)、低ければ冷却手段への通電が
停止される(ステップ106)。次いで、ステップ10
3で算出された煮込み開始時刻に達したかどうかがテス
トされ(ステップ107)、まだ時刻前であれば再びス
テップ104に戻ることで、庫内の温度は5℃すなわち
冷蔵温度に維持される。
【0058】開始時刻に達すれば、このルーチンを抜け
出して冷却手段への通電は停止され(ステップ10
8)、加熱手段を強火で運転するよう通電が制御される
(ステップ109)。一煮立ち時間が経過するまで(ス
テップ110)この強火運転が継続される。
【0059】ステップ110で一煮立ち時間の経過が検
出されれば、加熱手段は弱火に切り替えられる(ステッ
プ111)。そして煮込み時間が経過し終わるまで(ス
テップ112)、弱火による煮込みが継続される。
【0060】ステップ112で煮込み時間の経過が検出
されれば、加熱手段への通電は停止される(ステップ1
13)。そして再び冷却手段に通電が行われ(ステップ
114)、冷却時間の経過が監視される(ステップ11
5)。
【0061】ステップ115で冷却時間の経過が検出さ
れれば、冷却手段への通電は停止される(ステップ11
6)。そして再び加熱手段に通電が行われ(ステップ1
17)、再加熱時間の経過が監視される(ステップ11
8)。ステップ118で再加熱時間の経過が検出されれ
ば、加熱手段への通電は停止される(ステップ11
9)。
【0062】以上のプログラムにより、図1に示す熟成
煮込みのシーケンスを実現することができる。図4のパ
ンの焼き上げや図6のあら熱とりなども同様のプログラ
ムで実現できる。
【0063】なお、割り込み1は図8に示す携帯端末2
7からの割込処理要求をこなすサブルーチンを示す。携
帯端末から予約情報の送信要求が来ると、予約条件が確
認されて携帯端末に送信される(ステップ120)。次
いで庫内状況が確認され、同じく携帯端末に送信される
(ステップ121)。この処理の後、本体のプログラム
は元の処理アドレスへ戻り、割込み処理は完了する。か
かる処理の実行により携帯端末の表示手段28には図9
に示す情報を表示することができる。
【0064】また、割り込み2は予約状況の変更要求が
あった場合の処理を示すプログラムである。予約情報の
変更情報を受信し(ステップ122)、予約情報を書き
込んだRAMやレジスタの内容が書き換えられる(ステ
ップ123)。そして、この処理の後、元の処理アドレ
スへは戻らず、修正指令アドレスへジャンプする。ここ
から再び予約条件を設定し直して制御が再開される。
【0065】図11は本発明の実施例4における携帯端
末に組み込まれる予約変更の制御を示すプログラムのフ
ローチャートである。
【0066】まず、本体から予約条件が受信され(ステ
ップ124)、次いで庫内状況が受信される(ステップ
125)。かかる受信情報は表示される((ステップ1
26)。
【0067】加熱指令の変更が行われたかどうかがテス
トされる(ステップ127)。これは具体的には携帯端
末の各種入力キーが押されたかどうか、それが加熱指令
の変更であるかどうかが検査される。もしも加熱指令の
変更が入力された場合には、庫内状況データが確認され
(ステップ128)、その加熱指令の変更が可能かどう
かが調べられる(ステップ129)。すなわち、入力さ
れた指令に論理的に矛盾が生じないかがテストされる。
具体的には検証テーブルなどを用意し、熟成煮込みから
変更処理可能なシーケンスが選ばれたかどうかが確認さ
れる。例えば図4のパンの焼き上げへの変更は、庫内の
食材が異なるので変更不可である。図6のあら熱とりへ
の変更も実行は可能であるが、調理としてカレーの材料
を加熱直後に冷しても意味はない。熟成煮込み以外に単
なる煮込みシーケンスが用意されていれば、これへの変
更は可能である。すなわち、今日は急遽外食することに
なり、もう今晩は食べないので煮込みだけすましておい
て、熟成の必要がなくなったというケースは考えられよ
う。問題なければ加熱指令の修正が送信される(ステッ
プ130)。
【0068】次にこのケースが最も多いだろうが、完了
時刻の変更が指令され、これが可能かどうかが調べられ
る(ステップ131)。すなわち、すでに加熱が開始さ
れておれば完了時刻を早くすることはできない。遅くす
ることは場合によって可能であろう。現在時刻が確認さ
れ(ステップ132)、時刻変更が可能か検証が行われ
る(ステップ133)。そして変更が可能な場合には完
了時刻が修正されるよう本体へ送信される(ステップ1
34)。
【0069】(実施例5)図12は本発明の実施例5に
おける冷却方法を備えた加熱方法を示すフローチャート
である。
【0070】この実施例では「熟成煮込み」が指令され
た場合を示す。まず、熟成煮込みキーの打鍵が読み込ま
れ(ステップ135)、予約条件が解読される(ステッ
プ136)。予約条件としては完了時刻や食材の内容、
例えば「カレーの材料」といった情報が入力あるいは選
択される。加熱が開始されるまでの保存条件、例えば冷
蔵か冷凍かあるいは常温かということも選択できるよう
にしてもいい。
【0071】かかる予約条件が入力されると、まず、完
了時刻から煮込みを開始する時刻が算出され、冷却方法
を作動して冷凍保存温度、例えば5℃、が維持される
(ステップ137)。
【0072】煮込み開始時刻に達すれば、冷却方法への
通電は停止され、加熱方法が強火で運転される(ステッ
プ138)。一煮立ち時間が経過すれば、加熱方法は弱
火に切り替えられる。そして煮込み時間が経過し終わる
まで、弱火による煮込みが継続される(ステップ13
9)。
【0073】煮込み時間が経過すれば、加熱方法への通
電は停止、再び冷却方法に通電が行われる(ステップ1
40)。そして、この冷却時間が経過すれば、冷却方法
への通電は停止、再び加熱方法が強火運転される(ステ
ップ141)。
【0074】最後に、再加熱時間が経過すれば加熱方法
への通電は停止される(ステップ142)。
【0075】また、遠隔操作等で予約方法が変更された
時には、まず予約方法の変更指令が解読され(ステップ
143)、変更指令の妥当性が検査され、問題がなけれ
ば予約情報が書きかえられる(ステップ144)。そし
て、再びメイン処理のフローに戻り、予約条件の解読
(ステップ136)から処理が始められる。
【0076】以上のプログラムにより、図1に示す熟成
煮込みのシーケンスを実現することができる。図4のパ
ンの焼き上げや図6のあら熱とりなども同様の方法で実
現できる。
【0077】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、煮込み
加熱中に食品の温度を故意に変化させることで、調味液
の浸透をすみやかに進めることができ、一晩置いたカレ
ーやおでんをその日に食べることができる。
【0078】また、前夜に準備した成型パン生地を翌朝
時間を合わせて焼き上げたり、加熱した直後に加熱室の
中から移すことなくあら熱とりができる。
【0079】さらにこの装置をネットワークに接続し、
外部から作動を指令できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1(加熱指令キーが煮込み)に
おける制御手段の制御のしかたを示すタイムチャート
【図2】同冷却機能を備えた加熱装置の外観を示す正面
【図3】同冷却機能を備えた加熱装置の構成を示す断面
ブロック図
【図4】本発明の実施例2(加熱指令キーがパンの焼き
上げ)における制御手段の制御のしかたを示すタイムチ
ャート
【図5】同冷却機能を備えた加熱装置の構成を示す断面
ブロック図
【図6】本発明の実施例3(加熱指令キーがあら熱と
り)における制御手段の制御のしかたを示すタイムチャ
ート
【図7】同冷却機能を備えた加熱装置の構成を示す断面
ブロック図
【図8】本発明の実施例4における冷却機能を備えた加
熱装置の構成を示すシステム図
【図9】同冷却機能を備えた加熱装置に外部から指令を
行う携帯端末の画像を示す図
【図10】同装置本体に組み込まれる予約プログラムお
よびシステム全体の制御を示すプログラムのフローチャ
ート
【図11】同携帯端末に組み込まれる予約変更の制御を
示すプログラムのフローチャート
【図12】本発明の実施例5における冷却方法を備えた
加熱方法を示すフローチャート
【図13】従来技術を示す構成図
【符号の説明】
16 加熱指令キー 17 加熱室 18 加熱手段 21 冷却手段 22 制御手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25D 11/00 101 F25D 11/00 101U 101W 11/02 11/02 D 23/12 23/12 Q H05B 6/64 H05B 6/64 Z Fターム(参考) 3K090 AA03 AB01 BA01 EC04 EC10 3L045 AA01 BA04 CA09 DA02 DA04 EA02 KA09 LA01 LA15 PA01 PA02 PA03 PA04 3L086 AA01 CA09 CA16 CC02 CC07 DA24 DA29 DA30 3L087 AA01 AB03 BA03 BA04 BA09 BC02 BC06 CA01 CA11 DA24 DA28 DA30 4B040 AA02 AA06 AA08 AB02 AC01 AD04 AE05 CA04 CB04 NB21

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱物を収容する加熱室と、前記加熱
    室に結合された加熱手段と、前記加熱室の温度を低減せ
    しめる冷却手段と、前記加熱手段および冷却手段を制御
    する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記加熱手段
    と冷却手段とを交互または同時に給電制御してなる冷却
    機能を備えた加熱装置。
  2. 【請求項2】 煮込み指令を含む加熱指令手段を備え、
    制御手段は、食材を煮込む加熱シーケンスを実行した
    後、前記食材を冷却し、かかる後に再び加熱手段に給電
    してなる請求項1に記載の冷却機能を備えた加熱装置。
  3. 【請求項3】 所定時間経過後のパンの焼き上げを含む
    加熱指令手段を備え、制御手段は、冷却手段への給電を
    行い食材を冷却保存し、所定焼き上げ時刻に焼き上がる
    よう加熱手段に給電してなる請求項1に記載の冷却機能
    を備えた加熱装置。
  4. 【請求項4】 パンの発酵を含む加熱指令手段を備えて
    なる請求項3に記載の冷却機能を備えた加熱装置。
  5. 【請求項5】 あら熱とりを含む加熱指令手段を備え、
    制御手段は、加熱手段への給電を制御して食材を加熱し
    た後、冷却手段への通電を行い食材を冷却してなる請求
    項1に記載の冷却機能を備えた加熱装置。
  6. 【請求項6】 冷却手段としてコンプレッサーを、加熱
    手段としてマグネトロンを具備する請求項1、2または
    5に記載の冷却機能を備えた加熱装置。
  7. 【請求項7】 冷却手段としてぺルチェ素子を、加熱手
    段としてマグネトロンを具備する請求項1、2または5
    に記載の冷却機能を備えた加熱装置。
  8. 【請求項8】 冷却手段としてコンプレッサーを、加熱
    手段として電熱ヒータを具備する請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の冷却機能を備えた加熱装置。
  9. 【請求項9】 冷却手段としてぺルチェ素子を、加熱手
    段として電熱ヒータを具備する請求項1〜5のいずれか
    1項に記載の冷却機能を備えた加熱装置。
  10. 【請求項10】 所定時刻あるいは所定時間経過後に加
    熱が完了するかもしくは開始する予約手段を備えた請求
    項1に記載の冷却機能を備えた加熱装置。
  11. 【請求項11】 被加熱物を加熱する加熱方法と、被加
    熱物を冷却する冷却方法とを有し、前記加熱方法と前記
    冷却方法を交互または同時に実行するよう構成した冷却
    方法を備えた加熱方法。
  12. 【請求項12】 所定時刻あるいは所定時間経過後に加
    熱が完了するかもしくは開始する予約方法を有する請求
    項11に記載の冷却方法を備えた加熱方法。
  13. 【請求項13】 所定時刻あるいは所定時間経過後に加
    熱を完了もしくは開始するステップと、加熱または冷却
    時に被加熱物の加熱と冷却を交互または同時に実行する
    ステップを備えた加熱プログラム。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の加熱プログラムを回
    線を用いて実行してなる冷却機能を備えた加熱装置。
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