JP2004065498A - 配膳カート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】底部に導電層を有する複数の食器にそれぞれ異なる食材を盛り付けてトレーの所定の位置に載置し、配膳カートの区画室に収納する。各区画室の底部は棚板5で区画され、その内部には、前記食器の位置に対応するように複数の誘導加熱コイル14が埋設されている。各誘導加熱コイル14は、制御装置により個別に制御するが、運転中に運転状態を随時保持しておき、停電等があったとき、電源回復後、停電期間が所定時間未満のときは、停電直前の状態から運転を継続させる。また、停電期間が所定時間以上のときは、誘導加熱コイル14の出力を所定割合だけ増加させて運転を継続させる。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、病院や老人ホーム等において給食の加熱及び配膳を行うのに用いる配膳カートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
病院の入院患者用食事は、それぞれの患者の病状に合わせて多彩なメニューを用意する必要があるが、従来は、それぞれの病院内に厨房を設け、そこで病院自らが調理して提供するか、あるいは、調理を外部の調理会社に依頼して提供するようにしていた。
【0003】
しかし、そのように、それぞれの病院毎に調理を行うのでは、設備的及び人的に無駄が大きく非効率的である。そこで、それを解決するため、特許第2644187号公報(A47B 31/02)には、図6に示すような給食システムが提案されている。
【0004】
調理センター21では、複数の病院からの注文に応じて種々の料理が調理され、クックチル処理が施された後、食器と共にパックされる。それらパックされた料理は、クールワゴン24に収納された状態で配送用冷蔵冷凍車23に載せられて、それぞれの病院22に配送される。
【0005】
クールワゴン24が納品されたら、病院22では、クールワゴン24を引き続き冷蔵状態に保持しながら給食時刻まで待つ。そして、給食時刻が近づいたら、各患者に対応するメニューに従って、クールワゴン24から料理を取り出して、それぞれの患者毎にトレー27の上に配置し、それぞれ配膳カート25の所定の区画室26に収納する。
【0006】
配膳カート25では、それぞれの区画室26の中に、トレー27の上の各料理28に対応した位置に遠赤外線ヒータ29が設けられていて、それぞれのヒータがタイマにより所定時間通電され、それぞれの料理28が最適な状態に加熱される。その状態で各病室に運んで行き、それぞれの患者に提供される。
【0007】
このようにすれば、それぞれの患者に合った料理を、設備的及び人的な無駄を削減しながら効率的に提供できる。しかし、料理の加熱を遠赤外線ヒータ29で行うのでは、料理をある程度温めることはできても、調理を行うことはできず、できたての料理を提供できない。
【0008】
そこで、本出願人は、先に、特願2001−18228号として、誘導加熱を利用した配膳カートを提案した。その配膳カートは、各被給食者に対応するように複数の区画室を設け、各区画室の底部に誘導加熱コイルを埋設する。また、用いる食器の底部には導電層を設ける。そして、その食器に食材を盛り付け、それらをトレーに載せて上記区画室に収納する。その際、トレーを区画室内の所定の位置に保持するとともに、トレーの上面に位置決め部材を設けて、常に誘導加熱コイルに対向する位置に食器が配置されるようにする。
【0009】
各区画室の底部に埋設された誘導加熱コイルは、主菜,副菜,御飯,汁物等、それぞれが調理を分担する料理に対応した発熱量が得られるように、それぞれの誘導加熱コイルを繰り返しオンオフさせ、そのオンオフ期間の長さの割合を変化させることにより各誘導加熱コイルの加熱の強さを調整する。それらの割合と加熱時間は、それぞれのメニューに応じて決められ、調理前に運転データとして設定される。
【0010】
そして、所定の時刻になったら、上記運転データに基づいてそれらの誘導加熱コイルを制御し、前記導電層を発熱させて食器内の食材の調理を行い、それぞれの料理が同時に出来上るようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、そのような配膳カートでは、運転開始後、停電,瞬停やコンセント抜けが発生し、カートへの給電が中断されると、運転が初期状態に戻ってしまい、運転途中の食材の状態に合わせて運転データを再設定してから運転を再開する必要があって、その作業に非常に手間がかかるという問題点があった。
【0012】
本発明は、そのような問題点を解決すること、すなわち、運転中に停電やコンセント抜けが発生しても、運転データを再設定することなく運転を再開でき、また、停電時間が所定の時間を超えた場合は、停電により遅れた時間を取り戻せるようにすることを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1に記載の配膳カートは、底部に導電層を有する複数の食器にそれぞれ異なる食材を盛り付けて所定の位置に載置したトレーを収納する複数の区画室と、前記食器の位置に対応するように各区画室の底部に埋設した複数の誘導加熱コイルと、運転中に運転状態を随時保持しながら前記誘導加熱コイルを制御し、運転中に給電が中断されたとき、給電再開後に、保持しておいた運転状態に基づいて運転を継続させる制御装置とを具えたことを特徴とする。このようにすると、運転中に停電やコンセント抜けが発生しても、運転データを再設定することなく運転を再開できるようになる。
【0014】
また、請求項2に記載の配膳カートにおける制御装置は、予め設定された出力及び加熱時間に基づいて制御を行い、前記中断期間が所定時間以上のとき、給電再開後、前記誘導加熱コイルの出力を当初の設定値より増加させ、かつ、加熱時間を当初の設定値より短縮させて運転を継続させることを特徴とする。このようにすると、給電中断時間が所定の時間を超えた場合は、停電により遅れた時間を取り戻すことができる。
【0015】
また、請求項3に記載の配膳カートにおける制御装置は、予め設定された出力及び加熱時間に基づいて制御を行い、前記中断期間が所定時間以上のとき、給電再開後、前記誘導加熱コイルの出力を所定時間だけ当初の設定値より増加させて運転し、その後当初の設定値にしたがって運転を継続させることを特徴とする。このようにしても、給電中断時間が所定の時間を超えた場合は、停電により遅れた時間を取り戻すことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、配膳カートを示す図であり、図2は、その水平断面図である。図1,図2において、1はコントロールユニット収納部、2はコントロールパネル、3はヒンジ、4は扉、5は棚板、6はトレー、7はキャスター、8はハンドル、9は側壁、10は中仕切、11は通気溝、12はルーバである。
【0017】
扉4は、側壁9に接する位置まで大きく回転でき、トレー6の出し入れをし易くしている。観音開きの扉4,4は、カートの前面と後面に設けられていて、前後からトレー6を出し入れできるようにしている。
【0018】
配膳カートの庫室は、中仕切10により左右に二分されており、また、縦方向は棚板5により区切られていて、複数の区画室が形成されている。各区画室には、それぞれに食材を盛り付けた食器を載せたトレー6が収納されるようにしている。図3に、トレーを取り出した状態の配膳カートの水平断面を示し、また、図4に、棚板の斜視図を示すように、棚板5の左右両側縁と後端縁には、上方に延びる周壁13が設けられており、内部には、同一仕様、すなわち、サイズ,性能が同じである誘導加熱コイル14が複数埋め込まれている。なお、誘導加熱コイル14の仕様は、最大熱量が必要とされる料理に十分対応できるように選定される。
【0019】
そして、各区画室に収納されるトレー6は、棚板5の後端縁の突条13と扉4により前後方向の位置が決められ、棚板5の左右両側縁の周壁13により左右方向の位置が決められて、棚板5の誘導加熱コイル14に対して常に一定の位置に載置される。トレー6の上には食器が所定の位置に載せられており、結局、それぞれの食器は、常に、各誘導加熱コイル14に対応した位置に配置される。
【0020】
一方、庫室の上のコントロールユニット収納部1には、誘導加熱コイル14のオンオフを制御するコントロールユニット(図示せず)が収納されており、コントロールユニットは、コントロールパネル2により操作される。また、加熱する食材を盛り付ける食器には、底に銀ペーストよりなる導電層が設けられており、誘導加熱コイルによりその銀ペーストに渦電流を誘起させて発熱させ、その熱で食器及びその中の食材を加熱する。
【0021】
調理センターで調理した各種料理を個人別にトレーに配置し、それらを配膳カートに収納して冷蔵車に積み込んで冷却しながら病院まで配送する。病院では、食事の時間になるまで冷蔵室及び冷蔵機能を有したカート等に収納し、そこで冷却しながら保管しておき、時間になったら、誘導加熱コイルをオンにして料理を加熱する。加熱が完了した後、カートごと病室まで運んで配膳を行う。
【0022】
この配膳カートでは、冷蔵車の中、及び、冷蔵室の中では、配膳カートの中に冷蔵車や冷蔵室の冷気を直接取り込むことにより中の食材を冷却する。そのため、扉4は、庫室の周壁との間にパッキングを介在させずに当接させ、扉4を閉じた状態でも外部から庫室内に空気が流入できるようにしている。また、側壁9の内側に各区画室を縦に連通させる通気溝11を設け、さらに、中仕切10を中空にし、かつ、その壁にルーバ12を設けて、各区画室内に冷蔵庫の冷気が流れ易くしている。
【0023】
図4は、配膳カート内の制御システム図である。コントロールパネル2は、各種表示ランプ加熱時間を設定するための入力装置、設定時間を表示する表示器、及び、各種表示ランプ等を具えている。コントロールユニット15は、時計回路を内蔵しており、所定の時刻になったらドライブ回路16〜19を制御して、前記誘導加熱コイル14による加熱を開始させる。
【0024】
ドライブ回路16〜19は、それぞれ、各区画室内の誘導加熱コイル14を位置別に分担する。例えば、ドライブ回路16は、主菜用の誘導加熱コイル14aを分担し、ドライブ回路17は、副菜用の誘導加熱コイル14bを分担し、ドライブ回路18は、御飯用の誘導加熱コイル14cを分担し、ドライブ回路19は、汁物用の誘導加熱コイル14dを分担する。
【0025】
そして、それぞれのドライブ回路16〜19は、コントロールユニット15により制御され、その時々のメニュー,量、及び、調理,再加熱,保温,非加熱等加熱のモードに応じて最適な加熱が行えるように、各区画室の誘導加熱コイル14a,14b,14c,14dを作動させる。
【0026】
各誘導加熱コイル14a,14b,14c,14dの加熱の強さは、それぞれの誘導加熱コイルを繰り返しオンオフさせ、そのオンオフ期間の長さの割合を変化させることにより調整することができる。そのように、誘導加熱コイルを繰り返しオンオフさせても、加熱に用いる食器は磁器製であるため熱容量が大きく、オン期間に蓄積した熱によりオフ期間にも温度を維持することができる。むしろ、温度の急激な上昇を防止して料理の焦げ付きを防止できる。
【0027】
上記オンオフ期間の長さの割合と加熱時間は、それぞれのメニューに応じて決められ、調理前に運転データとしてコントロールパネル2によりコントロールユニット15に設定される。運転データは、例えば、図6に示すように、A〜Dのコイル群別にフェーズ分けして出力と時間とを設定する。ここで、最後のフェーズ4は、調理完了後に保温するためのものである。
【0028】
そして、所定の時刻になったら、コントロールパネル2のスタートボタンを押す。コントロールユニット15は、スタートボタンが押されたら、設定された運転データに基づいて各誘導加熱コイル14a,14b,14c,14dを制御して加熱を開始し、所定の時間までに調理を完了させ、予定された時刻に配膳できるようにする。
【0029】
ところで、このような配膳カートで加熱中に、停電が起こったり、誤って電源コンセントを抜いてしまったりして給電が中断されると、それまでの運転履歴が消えてしまって、その後電源が復旧すると初期状態から運転を再開することになってしまう。そこで、本発明では、運転中、その時の運転状態を随時保持し、停電等で給電が中断されてから復旧したとき、保持しておいた運転状態に基づいてその後の運転を決める。
【0030】
図7は、本発明の制御フローチャートの一例である。この処理は、スタートボタンを押した時、あるいは停電後に電源が復旧した時等、給電開始と同時にスタートする。
【0031】
ステップ1…不揮発メモリに保持しておいた直前の運転状態(フェーズ)、フェーズ開始からの経過時間、及び、前回の電源停止直前の時刻を読み込む。
ステップ2…読み込んだ運転状態及び経過時間に基づいて、運転開始直後であるか否かを判別する。すなわち、運転状態がフェーズ1であり、かつ、経過時間が一定時間以内であれば、運転開始直後であると判定する。
ステップ3…運転開始直後であったら、不揮発メモリに保持しておいた運転状態等のデータをクリアして初期化する。すなわち、その後の運転を最初から行う。
【0032】
ステップ4…ステップ2で運転開始直後でなかったら、現在時刻とステップ1で読み込んだ時刻との時間差が所定値Xを超えているか否かを判別する。そして、超えていなかったら、給電の中断が短時間で実質的に影響なかったものとして、運転を継続するためステップ6に移る。
ステップ5…所定値Xを超えていたら、停電等があってから相当時間が経っていることになるため、停電等による時間遅れを取り戻すため、保温のためのフェーズ4以外の各フェーズの設定出力をY%アップし、その分、設定時間をZ分だけ短縮した値にする。
【0033】
ステップ6…フェーズ1になっているか否かを判別する。
ステップ7…フェーズ1になっていたら、積算している経過時間に基づいて、フェーズ1の設定時間T1が経過したか否かを判別する。
ステップ8…まだ設定時間T1が経過していなければ、フェーズ1の設定出力P1で運転する。
ステップ9…ステップ7で設定時間T1が経過したら、それまで積算してきた経過時間をクリアする。
ステップ10…フェーズを1から2に切り替える。
【0034】
ステップ11…フェーズ2になっているか否かを判別する。
ステップ12…フェーズ2になっていたら、経過時間に基づいて、フェーズ2の設定時間T2が経過したか否かを判別する。
ステップ13…まだ設定時間T2が経過していなければ、フェーズ2の設定出力P2で運転する。
ステップ14…ステップ12で設定時間T2が経過したら、それまで積算してきた経過時間をクリアする。
ステップ15…フェーズを2から3に切り替える。
【0035】
ステップ16…フェーズ3になっているか否かを判別する。
ステップ17…フェーズ3になっていたら、経過時間に基づいて、フェーズ3の設定時間T3が経過したか否かを判別する。
ステップ18…まだ設定時間T3が経過していなければ、フェーズ3の設定出力P3で運転する。
ステップ19…ステップ17で設定時間T3が経過したら、それまで積算してきた経過時間をクリアする。
ステップ20…フェーズを3から4に切り替える。
【0036】
ステップ21…経過時間に基づいて、フェーズ4の設定時間T4が経過したか否かを判別する。
ステップ22…フェーズ4の設定出力P4で運転する。
ステップ23…経過時間を加算して保存する。
ステップ24…時計回路から現在時刻を読み込んで保存する。
【0037】
このようにすれば、運転開始後に停電等が発生しても、停電期間がほとんど影響がない程度に短ければ電源回復後に自動的に運転を継続でき、また、停電期間が長くなったときは、停電による調理時間の遅れを挽回することができる。さらに、運転開始直後に停電等が発生した場合は、電源回復後に自動的に最初から運転をやり直すことができる。
【0038】
なお、上記実施形態では、X,Y,Zの値をそれぞれ一つだけ決めたが、X,Y,Zの組合せを何種類か用意しておき、場合に応じて選択できるようにしてもよい。また、運転開始後に所定時間以上長い期間停電等が発生したとき、上記実施形態では、電源回復後に、保温のためのフェーズ4以外の全フェーズにおいて出力を上げて運転時間を短くしたが、電源回復後、停電時のフェーズだけ出力を一定期間だけ上げ、その後は元の制御に戻るようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、次に記載するような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の配膳カートは、運転中に運転状態を随時保持しながら誘導加熱コイルを制御し、運転中に給電が中断されたとき、給電再開後に、保持しておいた運転状態に基づいて運転を継続させるようにしたので、運転中に停電やコンセント抜けが発生しても、運転データを再設定することなく運転を再開できるようになる。
【0040】
また、請求項2に記載の配膳カートにおける制御装置は、前記中断期間が所定時間以上のとき、給電再開後、前記誘導加熱コイルの出力を当初の設定値より増加させ、かつ、加熱時間を当初の設定値より短縮させて運転を継続させるようにしたので、給電中断時間が所定の時間を超えた場合は、停電により遅れた時間を取り戻すことができる。
【0041】
また、請求項3に記載の配膳カートにおける制御装置は、前記中断期間が所定時間以上のとき、給電再開後、前記誘導加熱コイルの出力を所定時間だけ当初の設定値より増加させて運転し、その後当初の設定値にしたがって運転を継続させるようにしたので、給電中断時間が所定の時間を超えた場合は、停電により遅れた時間を取り戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】配膳カートを示す図である。
【図2】配膳カートの水平断面図である。
【図3】トレーを取り出した状態の配膳カートの水平断面図である。
【図4】棚板の斜視図である。
【図5】配膳カート内の制御システム図である。
【図6】運転データの一例を示す図である。
【図7】本発明の制御フローチャートの一例である。
【図8】従来の給食システムを示す図である。
【符号の説明】
1…コントロールユニット収納部
2…コントロールパネル
3…ヒンジ
4…扉
5…棚板
6…トレー
9…側壁
10…中仕切
11…通気溝
12…ルーバ
13…突条
14…誘導加熱コイル
Claims (3)
- 底部に導電層を有する複数の食器にそれぞれ異なる食材を盛り付けて所定の位置に載置したトレーを収納する複数の区画室と、前記食器の位置に対応するように各区画室の底部に埋設した複数の誘導加熱コイルと、運転状態を随時保持しながら前記誘導加熱コイルを制御し、運転中に給電が中断されたとき、給電再開後に、保持しておいた運転状態に基づいて運転を継続させる制御装置とを具えたことを特徴とする配膳カート。
- 前記制御装置は、予め設定された出力及び加熱時間に基づいて制御を行い、前記中断期間が所定時間以上のとき、給電再開後、前記誘導加熱コイルの出力を当初の設定値より増加させ、かつ、加熱時間を当初の設定値より短縮させて運転を継続させることを特徴とする請求項1記載の配膳カート。
- 前記制御装置は、予め設定された出力及び加熱時間に基づいて制御を行い、前記中断期間が所定時間以上のとき、給電再開後、前記誘導加熱コイルの出力を所定時間だけ当初の設定値より増加させて運転し、その後、当初の設定値にしたがって運転を継続させることを特徴とする請求項1記載の配膳カート。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006081775A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 配膳装置 |
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CN109507916A (zh) * | 2017-09-14 | 2019-03-22 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 控制家电恢复工作的方法、装置、服务器和存储介质 |
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2002
- 2002-08-06 JP JP2002228321A patent/JP2004065498A/ja active Pending
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