JP3370732B2 - オンスクリーン文字色選択方法 - Google Patents

オンスクリーン文字色選択方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、カラーモニタに表示さ
れるオンスクリーン文字色の選択方法に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】ビデオカメラで撮影した映像は、テレビ
で再生して鑑賞される他に、ビデオカメラをビデオプリ
ンタに接続することでハードコピーに変換することがで
きる。このビデオプリンタに、タイトル嵌込み合成機能
を設けることが提案されている(例えば、特願平5ー2
9411号)。この画像合成に際しては、ビデオテープ
を再生してプリントしたい映像(階調画像)を選択し、
その画像データをメモリに取り込む。次に、ビデオカメ
ラのタイトル機能を利用して、文字やイラスト等のタイ
トル画像を撮影する。このタイトル画像は、各画素が1
ビットで表されており、入力されたタイトル画像データ
がタイトルメモリに取り込まれる、また、タイトル画像
の色は、単色という制約はあるが、キーボードを操作す
ることで指定することができる。 【0003】ビデオプリンタにはモニタテレビが接続可
能であり、プリントすべき階調画像の内容や、タイトル
画像との合成状態を予め確認することができる。このモ
ニタ時に、モニタテレビのスクリーンには、時刻,操作
情報,プリント枚数等を知らせるためのオンスクリーン
文字も表示される。このオンスクリーン文字は、ユーザ
ーに情報を提示するものであるからプリントされない。 【0004】オンスクリーン文字は、プリントされるこ
とはないが、ユーザーに情報を提示するものであるた
め、優先度が最も高く、たとえ他の画像が重なった場合
でも、浮き上がって見えることが必要である。また、オ
ンスクリーン文字の色は、予め特定されている。他方、
タイトル画像の色は、ユーザーが任意に指定することが
できるものである。 【0005】このため、オンスクリーン文字と同一又は
類似した色が指定される可能性があり、このような場合
には、どれがプリントされないオンスクリーン文字であ
るかどうかを識別することができなくなる。特に、オン
スクリーン文字とタイトル画像とが重なった場合に、見
えなくなったり、見づらくなってしまう。 【0006】前述した識別不能や、読取り不能等の問題
に対処するために、オンスクリーン文字に白や黒で縁取
りを行って文字の外形を見えるようにしたり、あらかじ
めタイトル画像の色とオンスクリーン文字の色とが完全
同一にならないようにメーカー側で色を選定したりする
ことが行われている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合に、ユーザーが選択したタイトル画像の色がオンス
クリーン文字の色と同一又は類似になった場合には、や
はり見づらくなる。また、後者の場合には、タイトル画
像の色が指定されてしまうという問題がある。 【0008】本発明はオンスクリーン文字とタイトル画
像の識別が容易で、しかも重なってもオンスクリーン文
字の表示を見易くする方法を提供することを目的とす
る。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、階調画像とタイトル画像の合成画像に、オ
ンスクリーン文字を重ね合わせて表示する際に、タイト
ル画像の色とオンスクリーン文字の色とが同一または類
似した色であるか否かを判別し、同一または類似した色
のときには、オンスクリーン文字の全てをタイトル画像
と同一でない別の色又は類似しない別の色に変更するよ
うにする。 【0010】 【0011】 【実施例】図2は本発明を用いたビデオプリンタのブロ
ック図である。入力端子20には、ビデオカメラやビデ
オプレイヤが接続され、再生された映像(階調画像)ビ
デオ信号が入力端子20を介して、RGB復調回路1に
送られ、ここで赤色信号,緑色信号,青色信号に分離さ
れる。これらの信号は、A/D変換器2で画素毎にサン
プリングされてから、1画素が1バイト(8ビット)の
デジタル信号に変換される。得られた各画素毎の赤色階
調画像データ,緑色階調画像データ,青色階調画像デー
タは、赤色用フレームメモリ3a,緑色用フレームメモ
リ3b,青色用フレームメモリ3cにそれぞれ送られ、
これらに書き込まれる。また、スルー出力モードではセ
レクタ5を通って、モニタ系のD/A変換器6に送られ
る。 【0012】階調画像の題名や日時などのタイトル画像
は、タイトラーを用いるなり、あるいはビデオカメラで
原稿を撮影することによってビデオ信号に変換される。
このビデオ信号は、入力端子21を介してA/D変換器
13に送られ、輝度信号のレベルから、タイトル画像の
各画素が1ビットのタイトルデータに変換され、タイト
ルメモリ14に書き込まれる。 【0013】プリント又はモニタ時には、フレームメモ
リ3a〜3bは、CPU9で発生するタイミング信号に
基づいて階調画像データを順次読み出し、セレクタ5又
はセレクタ16に送る。タイトルメモリ14に格納され
たタイトルデータも、同様にして読みだされる。なお、
CPU9は各部を制御する。 【0014】キャラクタ文字生成器11は、CPU9か
ら操作案内や日時等を表すオンスクリーン文字の文字指
定指令を受け取り、各文字のキャラクタパターンデータ
をキャラクタROM10から読み出す。CPU9で発生
するタイミング信号に従いキャラクタパターンデータを
ドット単位でデコーダ12に送る。 【0015】ユーザーによってタイトル画像の色を指定
されると、CPU9はデコーダ15にタイトル色コード
を指定する。タイトル画像の色とタイトル色コードとの
関係は例えば表1に示す通りである。 【0016】 【表1】 【0017】CPU9は、デコーダ12に対してオンス
クリーン文字の色を指定するための文字色コードをデコ
ーダ12に送る。文字色コードとオンスクリーン文字の
色の関係は、タイトル色コードと同じである。なお、C
PU9には、あらかじめオンスクリーン文字の色が設定
されている。しかし、オンスクリーン文字の色とユーザ
ーが指定したタイトル画像の色とが、同一または類似の
時には、類似しない別の色となるようにオンスクリーン
文字の文字色コードを決定する。 【0018】例えば、あらかじめオンスクリーン文字が
「マゼンタ」に設定されてる場合に、ユーザがタイトル
画像の色を同一の「マゼンタ」やこれに類似する「赤」
に指定した時は、オンスクリーン文字の色を例えば
「緑」に変更する。 【0019】デコーダ12,15は信号が入力されてく
る毎に、それぞれ文字色コード,タイトル色コードに応
じて決まる赤色,緑色,青色のデータを発生し、これを
セレクタ5に送る。デコーダ15は、更にセレクタ16
にも送る。 【0020】セレクタ5においては、フレームメモリ3
およびA/D変換器2からは、階調画像データが入力さ
れ、またデコーダ12,15からは、オンスクリーン文
字データ及びタイトルデータが入力される。CPU9
は、セレクタ5をA/D変換器2側に切り換えることに
よりスルー出力モードにセットすることができる。この
出力モードは入力中の映像をモニタ8で確認したりする
ときに用いられ、この場合には、フレームメモリ3a〜
3cには階調画像データは書き込まれない。 【0021】セレクタ5は、スルー出力以外のときに、
図3のフローチャートに処理を示すように、オンスクリ
ーン文字データが入力されているときには、これを優先
して取り出し、D/A変換器6に送る。オンスクリーン
文字データはないが、タイトルデータが入力されている
ときには、これを優先して取り出す。オンスクリーン文
字データとタイトルデータの両方がないときは階調画像
データを取り出す。このセレクタ5によって3種類の画
像が嵌込み合成される。 【0022】ここでセレクタ5は、各データに対し、1
色に付き8ビットの入力端子をもっているので、1色に
つき1ビットが割り当てられているオンスクリーン文字
データとタイトルデータを、1色につき8ビットの階調
データに変換する。 【0023】セレクタ5で選択された各色8ビットのデ
ータは、D/A変換器6及びモニタドライバ7を介して
モニタ8に合成画像として表示される。このモニタ8を
観察することで階調画像とタイトル画像との合成状態
や、タイトル画像の色が適正かどうかを知ることがで
き、また、オンスクリーン文字からビデオプリンタの操
作案内や時間を知ることができる。 【0024】セレクタ16は、タイトルデータの入力が
ないときはフレームメモリ3a〜3cからの各色の階調
画像データを選択し、そしてタイトルデータが入力され
ると、階調画像データの代わりにタイトル色コードに対
応した各色の8ビットのタイトルデータを優先し、これ
を8ビットに変換してプリントユニット16に出力す
る。このセレクタ16によって、タイトル画像が階調画
像に嵌め込み合成される。 【0025】画像処理回路17は3色の合成画像データ
を用いてマスキング処理をしたり、イエロー,シアン,
マゼンタの合成画像データに変換する。この3色の合成
画像データのうちプリントすべき色、例えばイエロー画
像データだけが取り出されてヘッドドライバ18に送ら
れる。サーマルヘッド19は多数の発熱素子をがライン
状に形成されており、画像データに応じて各発熱素子を
選択的に駆動し、感熱記録紙20にイエロー画像を1ラ
インずつ熱記録する。この感熱記録紙20には、光定着
を併用することで、3色面順次で合成画像を熱記録す
る。 【0026】次に、上記実施例の作用について説明す
る。ビデオカメラ等で再生された映像信号は、入力端子
20を介してビデオプリンタに取り込まれる。取り込ま
れた映像信号は、RGB復調回路1,A/D変換器2で
信号変換され、8ビットの階調データに変換される。C
PU9は、セレクタ5をスルー出力モードのセットして
いるから、A/D変換器2から出力された階調データ
は、セレクタ5を通ってD/A変換器6に送られる。 【0027】CPU9は、キャラクタ文字生成器11を
作動させ、オンスクリーン文字のパターンデータを発生
する。このパターンデータは、デコーダ12で色付けさ
れて3ビットのオンスクリーン文字データとしてセレク
タ5に送られる。このセレクタ5は、図3に示すよう
に、オンスクリーン文字データが入力されている場合に
は、これを優先させることで、階調画像にオンスクリー
ン文字を嵌め込み合成する。 【0028】階調画像にオンスクリーン文字を合成した
合成画像は、D/A変換器6でアナログ信号に変換され
てから、モニタドライブ7を介してモニタ8に送られ、
スクリーンに合成画像をカラー表示する。所望の映像が
モニタ8に表示されたときに、キーボードを操作してフ
リーズを指示する。このフリーズが指示されると、入力
中の階調画像データが色毎に分離された状態でフレーム
メモリ3a〜3cにそれぞれ書き込まれる。 【0029】タイトル画像の書き込みでは、ビデオカメ
ラ等で撮影されたタイトル画像が入力端子21を介して
ビデオプリンタに取り込まれる。この取り込まれたタイ
トル画像のビデオ信号は、A/D変換器13によって、
1ビットのタイトルデータに変換されてからタイトルメ
モリ14に書き込まれる。このタイトル画像の入力後
に、キーボードを操作してタイトル画像の色をCPU9
に指示する。 【0030】ここで、図6に示すように、「入学式」と
いうタイトル画像24と、時間「00:01:20」を
表すオンスクリーン文字25とが表示される例について
説明する。予め決められているオンスクリーン文字31
の色が「赤」である場合に、タイトル画像24の色が
「赤」に指定されると、図6に示すように、種類の識別
ができなくなったり、重なっている部分は読めなくなっ
たりする。 【0031】このよう場合には、CPU9は、タイトル
画像の色と予め設定されているオンスクリーン文字の色
とを比較し、この2つの色が同一または類似の時には、
同一又は類似しないオンスクリーン文字の色を指定す
る。図6に示す例ではタイトル画像が「赤」に指定され
ているから、CPU9はデコーダ12に対して「緑」を
指定する文字色コードを送る。 【0032】オンスクリーン文字の色の変更後に、CP
U9はフレームメモリ3a〜3cから階調画像データを
読み出し、セレクタ5に送る。これとともに、タイトル
メモリ14からタイトルデータを読み出し、デコーダ1
5で3ビットのタイトルデータに変換してセレクタ5に
送る。更に、前述したように、緑色に色付けされたオン
スクリーン文字データがデコーダ12から出力されてセ
レクタ5に送る。 【0033】このセレクタ5は、オンスクリーン文字デ
ータ、タイトルデータの有無によって、3種類のデータ
のいずれか一つを選択することで、階調画像とタイトル
画像及びオンスクリーン文字とを合成する。 【0034】合成画像の画像データは、D/A変換器6
でアナログ信号に変換されてから、モニタドライバ7に
送られる。このモニタドライバ7は、階調画像とタイト
ル画像と及びオンスクリーン文字の合成画像をモニタ8
に表示する。図1に示すように、「00:01:20」
のオンスクリーン文字は赤色から緑色に変更されている
ので、タイトル画像の「入学式」と重なっていても、確
実に読むことができる。 【0035】モニタ8で画像の合成状態を確認してか
ら、CPU9にプリントを指示する。CPU9は、フレ
ームメモリ3a〜3c及びタイトルメモリ14に読出し
を指示し、フレームメモリ3a〜3cから階調画像デー
タを1ラインずつ読み出して、セレクタ16に送る。ま
たタイトルメモリ14からも、タイトルデータが1ライ
ンずつ読み出され、モニタ時同様にデコーダ15で3ビ
ットのデータに変換してからセレクタ16に送る。 【0036】セレクタ16では、タイトルデータの有無
によって、フレームメモリ3a〜3cから読み出した階
調画像データと、タイトルデータのどちらか一つを選択
して出力することで、階調画像とタイトル画像とを合成
する。この合成画像の画像データは、画像処理回路17
で1ラインごとにマスキング処理,色変換処理等が行わ
れてから、イエロー画像データだけが取り出されてヘッ
ドドライバ18に送られる。このヘッドドライバ18
は、サーマルヘッド19を駆動し、感熱記録紙20のイ
エロー感熱発色層にイエロー画像を1ラインずつ熱記録
する。イエロー画像の熱記録後に、420nmの紫外線
を感熱記録紙20に照射し、イエロー感熱発色層を定着
する。 【0037】イエロー画像の熱記録後に、プラテンドラ
ムが1回転して感熱記録紙20が再びサーマルヘッド1
9の位置にくると、マゼンタ画像の熱記録が開始され
る。このマゼンタ画像の熱記録でも、フレームメモリ3
a〜3cから画像データが1ラインずつ読み出され、そ
してタイトルメモリ14から読み出したタイトルデータ
と合成される。画像処理回路17は、マゼンタ画像デー
タをヘッドドライバ18に送り、サーマルヘッド19を
駆動する。このサーマルヘッド19は、感熱記録紙20
のマゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像を1ラインずつ熱
記録する。マゼンタ画像の熱記録後に、365nmの紫
外線を感熱記録紙20に照射し、マゼンタ感熱発色層を
定着する。 【0038】マゼンタ画像の熱記録後に、シアン画像が
感熱記録紙20のシアン感熱発色層に1ラインずつ熱記
録する。このシアン感熱発色層に対しては、光定着が行
われない。 【0039】同一または類似する色以外の色を選択する
にあったってはタイトル画像とオンスクリーン文字が重
なっても見ずらくない色を選択するようにしてもよい。
設定される色が「赤」、変更される色が「緑」のこれに
特定するものではない。 【0040】上記の実施例では、タイトル画像とオンス
クリーン文字の色とが同一または類似の場合に、タイト
ル画像の色に対して変更すべき色が予め決められてお
り、これに基づいてCPU9はオンスクリーン文字の色
を変更する。したがってタイトル画像の大きさがオンス
クリーン文字の見やすさに影響ない程度に小さいとき
や、オンスクリーン文字とタイトル画像が重ならないと
きにもオンスクリーン文字の色が変更されてしまう。 【0041】図5に示す実施例は、タイトル画像とオン
スクリーン文字とが同一の色の場合に、タイトル画像と
オンスクリーン文字とが重なっている部分についてだけ
オンスクリーン文字の色を変更するようにした実施例を
示すものである。デコーダ12は、予め設定された文字
色コードのオンスクリーン文字データを出力する。他方
デコーダ15はCPU9からタイトル色コードが入力さ
れる。デコーダ12,15の出力は比較器21のA端
子,B端子に入力されている。比較器21は、A端子と
B端子の入力が等しい時に、P端子に「1」が出力され
る。 【0042】比較器21の出力は排他的OR回路22a
〜22cへ入力される。これらの排他的OR回路22a
〜22cには、オンスクリーン文字データの各ビットの
信号が入力されている。 【0043】このような構成にした場合、ユーザーが指
定するタイトル画像の色がオンスクリーン文字の色と同
じ場合に、重なっている画素では比較器21のP端子が
「1」になる。この場合には、デコーダ12から出力さ
れるデータは、排他的OR回路22a〜22cで各ビッ
トは反転される。例えば赤「100」の場合には、「0
01」に反転されるから、図6のようにタイトル画像と
重複するオンスクリーン文字の部分は、その色が「青」
に変更される。 【0044】図7に示す実施例は、階調画像データをD
/A変換した後に、オンスクリーン文字及びタイトル画
像との合成を行う実施例を示すものである。なお、図2
に示した最初の実施例と同じものには同じ符号を付して
ある。デコーダ30は、予め設定された文字色コードを
表すオンスクリーン文字データを出力する。他方、デコ
ーダ31は、タイトルデータに応じてCPU9からのタ
イトル色コードを出力する。これらのデコーダ30,3
1から出力されるデータは、セレクタ32に送られる。
また、デコーダ31から出力されたタイトルデータはデ
コーダ33にも入力され、ここで各色8ビットのデータ
に変換されてからセレクタ34に送られる。 【0045】この実施例のセレクタ35には、階調画像
データだけが入力されており、フレームメモリ3a〜3
b又はA/D変換器2のいずれか一方から出力された階
調画像データを取り出してD/A変換器6に送る。セレ
クタ32は、D/A変換器6から出力された階調画像の
アナログ信号と、デコーダ30から出力されたオンスク
リーン文字データと、デコーダ31から出力されたタイ
トルデータが入力されている。このセレクタ32には、
オンスクリーン文字及びタイトル用に各色ごとに2種類
の輝度レベルの端子が用意されている。一つの輝度レベ
ルはモニタ8上で何も表示しない輝度レベルであり、も
うひとつはモニタ8上で3色同時に表示させたときに白
になる輝度レベルである。セレクタ32にオンスクリー
ン文字データが入力されたときには、タイトルデータよ
りも優先して、オンスクリーン文字データが選択され、
そのデータに応じて各色の輝度レベルを選択し、その信
号をドライバ7に送る。例えば、オンスクリーン文字デ
ータのRGBの各信号が「101」であったとすれば、
赤色と青色には表示用の輝度レベルが選択され、緑色に
は表示しない輝度レベルが選択される。 【0046】また、オンスクリーン文字データの入力が
ないときに、タイトルデータの入力があると、タイトル
データに従って同様に2種類の輝度レベルの一方が色毎
に選択される。オンスクリーン文字データ及びタイトル
データの入力がないときには、階調画像のアナログ信号
が選択され、ドライバ7に送られる。このようにしてモ
ニタ8での表示用にオンスクリーン文字,タイトル画
像,階調画像が嵌め込まれる。 【0047】セレクタ34は、デコーダ31からの各色
8ビットのタイトルデータと、フームメモリ3a〜3b
からの各色8ビットの階調画像データが入力されてい
る。タイトルデータがあるときには、各色8ビットのタ
イトルデータを画像処理回路17に出力し、タイトルデ
ータのないときには各色8ビットの階調画像データを画
像処理回路17に出力する。このようにして、プリント
の際にタイトル画像が階調画像に嵌め込まれる。 【0048】この実施例では、D/A変換後にオンスク
リーン文字およびタイトル画像を合成するようにしたの
で、セレクタ5の入力端子数を減らすことができ、また
セレクタ5内で各色のデータを8ビットに変換する必要
がないので回路を小さくすることができる。 【0049】本発明は、感熱記録タイプのサーマルプリ
ンタの他に、インクフイルムを使用する熱転写タイプの
サーマルプリンタ等にも利用することができる。また、
ビデオプリンタの他に、ディスプレイ装置に対しても利
用することができる。 【0050】 【発明の効果】以上に述べたように、本発明のオンスク
リーン文字色選択方法によれば、タイトル画像の色とオ
ンスクリーン文字の色とが、同一または類似した色のと
きには、オンスクリーン文字の全てを、タイトル画像の
色と異なる色や重なっても見ずらくない色に変更するよ
うにしたから、両者が見にくくなることがなく、また識
別も容易となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】オンスクリーン文字を赤から緑に変更した実施
例を示すモニタ画面の説明図である。 【図2】本発明をビデオプリンタに応用したブロック図
である。 【図3】セレクタでのデータ選択方法を示したフローチ
ャートである。 【図4】タイトル画像ととオンスクリーン文字とが同じ
色になっている状態を示すモニタ画面の説明図である。 【図5】タイトル画像に重なっている部分のオンスクリ
ーン文字の色を変更する実施例を示す要部のブロック図
である。 【図6】図5に示す実施例によってオンスクリーン文字
の1部の色を変更した状態を示すモニタ画面の説明図で
ある。 【図7】階調画像のD/A変換後にオンスクリーン文字
及びタイトル画像を合成する本発明を応用したビデオプ
リンタのブロック図である。 【符号の説明】 3a〜3c フレームメモリ 5 セレクタ 9 CPU 11 キャラクタ文字生成器 12,15 デコーダ 14 タイトルメモリ 16 セレクタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−229986(JP,A) 特開 平4−348689(JP,A) 実開 平2−138969(JP,U) 実開 平4−50983(JP,U) 実開 平2−26877(JP,U) 実開 平3−84689(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 - 5/40

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 階調画像とタイトル画像の合成画像に、
    オンスクリーン文字を重ね合わせて表示する際に、タイ
    トル画像の色とオンスクリーン文字の色とが同一または
    類似した色であるか否かを判別し、同一または類似した
    のときには、オンスクリーン文字の全てをタイトル画
    像と同一でない別の色又は類似しない別の色に変更する
    ようにしたことを特徴とするオンスクリーン文字色選択
    方法。
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