JP3086010B2 - ビデオプリンタ - Google Patents

ビデオプリンタ

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JP3086010B2 JP03172571A JP17257191A JP3086010B2 JP 3086010 B2 JP3086010 B2 JP 3086010B2 JP 03172571 A JP03172571 A JP 03172571A JP 17257191 A JP17257191 A JP 17257191A JP 3086010 B2 JP3086010 B2 JP 3086010B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオプリンタに関
し、詳しくは入力されたビデオ信号をメモリに記録し、
その記録によって印画が可能なビデオプリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオプリンタは通常ビデオ信号を記録
する画像メモリを具えており、顧客の要望に応じて、ビ
デオムービー等の動画を静止画として記録しプリントを
行うことができる。また、かかるビデオプリンタでは画
像メモリに複数画面を記録したり、1枚のプリント紙に
縮小された複数画面のプリントを得ることができる(以
降、マルチ画面と呼ぶ)。図4の(A)に通常の1画面
OP、その(B)および(C)にマルチ画面PPによる
4画面および25画面の例を模式的に示す。なおここ
で、Sはプリント紙を示す。かかるマルチ画面は、組写
真的効果を得たい場合、あるいは、連続した動画を並べ
てプリントしたい場合(例えばゴルフのスイングなど)
などに好適なものであって、25画面の場合は、入力ソ
ースがスチルビデオカメラ(SVカメラ)のときに、特
に有効である。
【0003】なおSVカメラで撮影された画像を記録す
るメモリのスチルビデオフロッピー(SVフロッピー)
には、フレーム画像の場合で25画面、フィールド画像
であれば50画面の記録が可能である。よって、25画
面プリントを使用すると、フレーム画の場合は、1枚の
SVフロッピーにプリント1枚分の記録が、また、フィ
ールド画の場合はプリント2枚分の記録がきれいに収め
られる。なおこれは、一般の場合そのSVフロッピー
に、どんな画像が記録されているかを確認するためのイ
ンデックスプリントとして使われるものである。
【0004】一方、現在、家庭用のビデオプリンタに使
用されるプリント紙のサイズは、A6サイズ、あるい
は、葉書サイズ程度が一般的であり、このようなプリン
ト紙に対して、NTSC(National Tele
vision SystemCommittee)信号
の場合、640×480ドット程度の印画が、5dot
/mm〜6dot/mmのドットピッチで印画を行われ
る。なおこのように比較的小さなプリントにされる理由
は次に示すような点によるものである。
【0005】(1)銀塩写真のサービスサイズと同じく
らいの大きさの印画が得れれること。
【0006】(2)これ以上の印画サイズとしたときに
は、ビデオ信号の情報量の不足,ビデオ信号のノイズ等
から、満足のいく画質とならない。
【0007】(3)印画サイズを大きくすることは、昇
華型熱転写方式の場合、プリントヘッドを大きくするこ
とになりコストアップになる。またメカ系のコストアッ
プにつながる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1画面
を640×480ドットで形成した場合、25画面のと
きは、それの1/5である128×96ドットが1画面
分のドットサイズとなる。すなわち、印画サイズは、6
dot/mmピッチのとき、21×16mmという、か
なり小さなサイズとなり、このような小さい印画領域
に、1画面のサンプリングに対して1/5のサンプリン
グレートで、画像が記録されることになるので、画像の
不明瞭さを招く結果になる。
【0009】本発明の目的は、かかる従来の問題点に着
目し、その解決を図るべく、マルチ画面での各画面の縮
小によって生じる不明瞭さを解消し、従来の印画サイズ
と同じサイズでしかも個々に明瞭な印画が得られるよう
にしたビデオプリンタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、ビデオ画像を記録するメモリを有し、
該メモリにビデオ画像の1画面分および前記ビデオ画像
の縮小された複数画面分が記録可能であり、かつそのプ
リントが可能なビデオプリンタにおいて、前記複数画面
分の記録時には、前記メモリに前記ビデオ画像の有効画
面の中央部分のみを所定の縮小率に基づくレートでサン
プリングし、記録する手段を具備したことを特徴とする
ものである。
【0011】
【作用】本発明によれば、複数画面分をメモリに記録し
てプリントする場合は、メモリにその個々のビデオ画面
の中央部分のみを所定の縮小率に基づくレートでサンプ
リングして記録することができるので、実質的にはビデ
オ画面の主要部のみを従来より拡大した形でプリントで
きるため、個々に明瞭な画面を視認者に提供することが
できる。
【0012】
【実施例】以下に、図面に基づいて本発明の実施例を具
体的に説明する。
【0013】まず、図1に、本発明により25画面のと
きに、サンプリング範囲を1画面のときの8割(640
×480ドットに対して、512×384ドット)とし
て、その縮小率を1/5から1/4にしたときの例を示
す。ここで、(A)に示すOPは1画面プリント時の元
図であり、そのうち破線で囲んで示す中央部分図CPが
後述するようなサンプリングによって(B)に示すよう
に25画面の1コマPPとして記録され、プリントされ
る。このように、従来1/5の縮小率であったものを1
/4とすることにより、画像の明瞭さを改善することが
できる。なおこの場合、画像の周辺部分はカットされる
ことになるが、一般的に画像の撮影者は、撮りたいもの
を中央にして撮影するものであり、周辺部分のカットは
重要度が低いと見てよい。それよりも、見たい中央部分
がより大きく印画されることの方が有効適切であると考
えられる。特に先に述べたようにSVカメラのインデッ
クスプリントとしての使い方の場合は、そのSVフロッ
ピーに何が記録されているかを、より簡明に認識できる
ことが重要であり、この点からも本発明のマルチ画面記
録は有効である。
【0014】ついで、図2および図3を参照しつつその
構成と画像形成の具体例とについて説明する。
【0015】図2は昇華型熱転写方式ビデオプリンタの
構成例を示す。ここで、入力ビデオ信号には、コンポジ
ットビデオ信号とSビデオ信号との2系統が用いられ、
コンポジットビデオ信号はくし形フィルター回路1でY
(輝度信号)とC(色信号)とに分離される。そして更
に入力選択により、コンポジットビデオ信号のYとC
か、またはSビデオのYとCかが選択され、色信号Cは
デコーダ回路2により、更にR−Y,B−Yの色差信号
に変換される。かくしてこれらの信号YおよびR−Y,
B−YはそれぞれA/D変換器3でA/Dされてメモリ
コントロール回路4に入力される。そして、ユーザがパ
ネル11にあるメモリSWを押下することにより、メモ
リコントロール回路4を介してこれらがYメモリ5A,
R−Yメモリ5B,B−Yメモリ5Cにそれぞれ記録さ
れる。なお本例では、メインCPU6からの1/4/2
5画面の設定信号と、4または25画面時の記録位置指
定信号とに従って、それぞれのメモリに記録されるもの
で、本実施例では、25画面のときに、以下に述べるよ
うなサンプリングが行われるものである。
【0016】すなわち、図3の(A)に1画面のときの
サンプリングと、25画面のときのサンプリングのとき
のドット領域を重ねた状態で示す。1画面時には、ビデ
オ画像の有効範囲内である、640×480ドットの領
域に対してサンプリングを行う(○で図示)。なおここ
で、25画面時には、Cで示すその中央部分の512×
384がサンプリング範囲となる。そして、サンプリン
グ画素のうち、黒丸で示すように1/4に間引かれた画
素のみがメモリ5A〜5Cに取り込まれる。このとき、
A/D変換されたビデオ信号としては最初に奇数フィー
ルド分が出力されその後に偶数フィールド分が交互に連
続して出力されるが、間引くのは1/4だけなので、ど
ちらか一方のフィールドは捨ててしまって、もう1方の
フィールドだけから画素を取り込めば良い。図3の
(A)では、そのいずれか一方のフィールドのみを示
す。従って垂直方向では240ドットのうち192ドッ
ト分がサンプリング範囲となり、かつこの範囲内で1/
2に間引かれたドット(黒丸)のみがメモリに取り込ま
れることになる。こうして、結果的には図3の(B)に
示すように128×96ドットの画素が、メインCPU
6からの記録位置指定に従ったメモリ位置に取り込まれ
るもので、以下の操作は、すべてメモリコントロール回
路3で行われる。
【0017】ついで、このようにしてメモリ5A〜5C
に記憶された画像をTVモニタに出力するか、あるい
は、入力ビデオ信号をTVモニタに出力するかは、パネ
ルSW11の操作によって選択されるが、それによりメ
インCPU6がメモリコントロール回路3にそのいずれ
かを指定する。また、入力ビデオ信号を出力するとき
は、メモリコントロール回路3は単にA/Dされた画素
データをそのままD/A変換器7に送り出す。こうし
て、D/A変換された各信号のうち2つの色差信号R−
Y,B−Yはエンコーダ回路8で色信号Cに合成され、
Sビデオとして出力される。また、信号YとCとはY,
C,MIX回路9でコンポジットビデオ信号となり、T
Vモニタに出力される。
【0018】D/A変換器7でD/A変換された信号
は、一方でRGBマトリクス回路10に導かれ、ここ
で、R,G,Bの3原色信号に合成される。そして、パ
ネルSW11で不図示のプリントSWが押されると、プ
リンタは、プリント動作に入り、昇華型熱転写方式のプ
リンタの場合は、イエロー,マゼンタ,シアンの順で順
次に印画が行われる。それにはまず、R,G,Bのう
ち、イエローの補色であるBがスイッチ回路12で選択
され、A/D変換器13でA/D変換される。かくして
A/D変換されたBデータは、ラインメモリコントロー
ル回路14を介してラインメモリ15に格納される。そ
してこれが印画1ライン分たまると、ラインメモリコン
トロール回路14では、1ライン分の画素データを順次
読みだしていき、データROMコントロール回路16を
介して階調変換ROM17をアクセスする。なおこの階
調変換ROM17には、Bデータをイエローに変換する
テーブルが格納されているので、そのルックアップによ
り、イエローデータに変換される。次に、パルス幅変換
ROM18をアクセスして、ヘッド20に一定電圧を印
加する時間データが設定される。なお昇華型熱転写の場
合は、ヘッド20の現在の温度により、印加するパルス
時間も可変にしないと一定の濃度は保てない。よって、
ヘッド温度データもパルス幅変換ROM18のアドレス
に加えられて、パルス時間の決定がなされる。
【0019】このようにしてパルス幅データとなったイ
エローデータ信号により、ヘッドドライバ19を介して
ヘッド20の各素子が加熱され、イエローの印画が行わ
れる。これを全ライン行い、それが終了すると、イエロ
ーの印画は終了となる。そして、不図示のプリント紙は
再び初期位置に戻され、インクシートが送られて次のマ
ゼンタのインクシートの頭出しがなされる。そして、今
までと同様に、G信号でマゼンタの印画が行われ、R信
号でシアンの印画が行われる。なお図2において、21
は破線で囲んで示したプリント部22を構成する機械的
な駆動部(以下でメカ部という)であり、23はメカ部
21のドライバ、24はROMやRAMを具え、メイン
CPU6との連繋の元にプリント部22のメカ部21を
制御するためのメカニカルコントロールCPUである。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、マルチ画面での個々の画像の縮小による、画像の不
明瞭さを緩和することが目的であり、そのために複数画
面分の記録時には、前記メモリに前記ビデオ画像の有効
画面の中央部分のみを所定の縮小率に基づくレートでサ
ンプリングし、記録するので、これにより、従来の印画
サイズと同じサイズで、しかもより明瞭な印画が可能と
なった。
【0021】そこで、例えば、25画面のときに、サン
プリング範囲を1画面のときの8割(640×480に
対して、512×384)として、縮小率を1/4とす
ると、従来1/5の縮小率であったものの主要部を1/
4とすることになり、画像の明瞭さを改善することがで
きる。これにより、画像の周辺部分をカットされること
になるが、一般的に画像の撮影者は、撮りたいものを中
央にして撮影するものであり、周辺部分のカットは重要
度が低いと考えられる。それよりも、見たい中央部分が
より大きく印画されることの方が有効である。特に先に
述べたようにSVカメラのインデックスプリントとして
のマルチ画面の使い方は、そのSVフロッピーに何が記
録されているかを、より認識できることが重要であり、
本発明によるマルチ画面記録を効果的に利用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマルチ画面の記録およびプリント
例を示す説明図である。
【図2】本発明ビデオプリンタの回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明によるマルチ画面記録時のサンプリング
例を示す説明図である。
【図4】従来の一画面およびマルチ画面出力側を模式的
に示す説明図である。
【符号の説明】
4 メモリコントロール回路 5A〜5C メモリ 6 メインCPU 11 パネルSW 20 ヘッド 22 プリント部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ画像を記録するメモリを有し、該
    メモリにビデオ画像の1画面分および前記ビデオ画像の
    縮小された複数画面分が記録可能であり、かつそのプリ
    ントが可能なビデオプリンタにおいて、前記複数画面分
    の記録時には、前記メモリに前記ビデオ画像の有効画面
    の中央部分のみを所定の縮小率に基づくレートでサンプ
    リングし、記録する手段を具備したことを特徴とするビ
    デオプリンタ。
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