JP2000295461A - 画像合成方法およびカラーファクシミリ装置 - Google Patents

画像合成方法およびカラーファクシミリ装置

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JP2000295461A
JP2000295461A JP11102918A JP10291899A JP2000295461A JP 2000295461 A JP2000295461 A JP 2000295461A JP 11102918 A JP11102918 A JP 11102918A JP 10291899 A JP10291899 A JP 10291899A JP 2000295461 A JP2000295461 A JP 2000295461A
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Morihiro Katsurada
守啓 桂田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字、記号中心の画像と写真などの一般のカ
ラー画像とを合成する場合に、文字、記号部分の判読性
を上げることが可能な画像合成方法を提供する。 【解決手段】 無地の背景に単色の文字が描かれた文字
画像から文字だけを抽出して文字画像部11とし、任意
のカラー画像のうち相当部分を文字画像部11で置き換
える。これによって、文字画像部11と、もとのカラー
画像のうちの文字画像部11を除いたカラー画像部12
とから成る合成画像が作成される。このような画像合成
方法によって、文字の判読性の良好な合成画像を作成す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2以上の画像を合
成する画像合成方法、およびその画像合成方法を使用し
たカラーファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】単色の画像を扱うファクシミリ装置で
は、2以上の画像を合成する技術として、次のようなも
のが知られている。特開平7−193701のファクシ
ミリ装置は、画像記憶装置に記憶されている画像と、他
のファクシミリ装置からポーリングし取り込んだ画像と
を合成する。特開平6−315082の画像処理装置
は、データ圧縮によって符号化されて記憶された画像
と、読取装置から読取られた画像との合成を簡単なハー
ドウエアで実現している。特開平9−214734のフ
ァクシミリ装置は、記憶された独自の下絵画像と、読込
まれた原稿画像とを合成する画像処理を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ファクシミリ装置は、
通常、パーソナルコンピュータのように、画像を表示す
る表示装置を持たないため、画像編集機能により、画像
を合成しようとしても、その作業が難しくなる。特に、
写真画像と文字画像とを合成して年賀状を作成する場合
など、文字の部分が、写真の画像に埋め込まれて判読が
難しくなることは、しばしば経験される。
【0004】本発明の目的は、文字、記号中心の画像と
写真などの一般のカラー画像とを合成する場合に、文
字、記号部分の判読性を上げることが可能な画像合成方
法およびカラーファクシミリ装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、無地の背景に
単色のキャラクタが描かれたキャラクタ画像と、任意の
カラー画像とを合成する画像合成方法であって、キャラ
クタ画像からキャラクタだけを抽出して、カラー画像に
上書きすることを特徴とする画像合成方法である。
【0006】本発明に従えば、文字または記号などのキ
ャラクタが描かれたキャラクタ画像からキャラクタだけ
を抽出して、写真などのカラー画像に上書きするので、
キャラクタの視認性を向上することができ、キャラクタ
が示す情報を確実に伝達できる。たとえば、このような
画像合成方法によって合成された画像を年賀状として印
刷する場合、差出人の挨拶文、名前、住所など重要な情
報の判読性が向上され、受取人にその情報を確実に伝達
することができる。
【0007】また本発明は、前記カラー画像の各ドット
の明度の平均値が所定の明度M1より大きい場合、キャ
ラクタの色を明度M1よりも暗い色とし、明度M1より
小さい場合、キャラクタの色を明度M1よりも明るい色
とすることを特徴とする。
【0008】本発明に従えば、キャラクタの周囲のカラ
ー画像が明るい色で構成されている場合は、キャラクタ
を逆に暗い色とし、カラー画像が暗い色で構成されてい
る場合は、キャラクタを逆に明るい色とすることによっ
て、カラー画像とキャラクタとの相違がきわ立つので、
両者を容易に見分けることができ、キャラクタの視認性
を向上することができる。
【0009】また本発明は、前記カラー画像の上書き箇
所の周辺を、所定の明度M2よりも明るい色で上書き
し、かつキャラクタの色を明度M2よりも暗い色とする
ことを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、キャラクタを暗い色にす
るだけでなく、カラー画像のうち、キャラクタの位置の
周辺を明るい色にすることによって、カラー画像とキャ
ラクタとの相違がきわ立つので、両者を容易に見分ける
ことができ、キャラクタの視認性を向上することができ
る。
【0011】また本発明は、前記カラー画像の上書き箇
所の周辺を、所定の明度M3よりも暗い色で上書きし、
かつキャラクタの色を明度M3よりも明るい色とするこ
とを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、キャラクタを明るい色に
するだけでなく、カラー画像のうち、キャラクタの位置
の周辺を暗い色にすることによって、カラー画像とキャ
ラクタとの相違がきわ立つので、両者を容易に見分ける
ことができ、キャラクタの視認性を向上することができ
る。
【0013】また本発明は、前記キャラクタの色を、カ
ラー画像の各ドットの色度の平均値の色に対する補色、
または補色に近似した色とすることを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、キャラクタを、カラー画
像の平均的な色の補色または補色に近似した色とするこ
とによって、カラー画像とキャラクタとの相違がきわ立
つので、両者を容易に見分けることができ、キャラクタ
の視認性を向上することができる。
【0015】また本発明は、前記キャラクタの色を、操
作者が選んだ色とすることを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、キャラクタを、操作者が
任意に選んだ色にすることで、カラー画像とキャラクタ
との相違をきわ立たせるなどして、キャラクタの視認性
を向上することができる。
【0017】また本発明は、カラー画像を読取る読取
部、カラー画像を印刷する印刷部、カラー画像を記憶す
る記憶部、カラー画像を送受信する送受信部、および画
像を合成する画像合成部を備えたカラーファクシミリ装
置であって、前記画像合成部は、上記の画像合成方法の
うちのいずれか1つによって、画像を合成することを特
徴とするカラーファクシミリ装置である。
【0018】本発明に従えば、読取部、記憶部および送
受信部の画像を上記の画像合成方法によって合成し、印
刷部で印刷することによって、カラー画像に対してキャ
ラクタの視認性の良好な合成印刷画像を出力することが
できる。
【0019】また本発明は、カラー画像を読取る読取
部、カラー画像を印刷する印刷部、カラー画像を記憶す
る記憶部、カラー画像を送受信する送受信部、および画
像を合成する画像合成部を備えたカラーファクシミリ装
置であって、前記画像合成部は、上記の画像合成方法の
うちの少なくとも2つによって画像の合成が可能であ
り、そのうちの操作者が選択した画像合成方法によって
画像を合成することを特徴とするカラーファクシミリ装
置である。
【0020】本発明に従えば、上記のような複数の画像
合成方法のうちの1つを、操作者が状況に応じて自由に
選ぶことができるので、より汎用的な操作が可能とな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態であ
るカラーファクシミリ装置の電気的構成を示すブロック
図である。カラーファクシミリ装置は、網制御装置2
2、モデム23、制御装置24、カラー画像記憶装置2
5、カラー印刷装置26、カラー読取装置27および表
示装置212などを備える。網制御装置22は、電話回
線網などの回線網21の監視を行うとともに、回線網2
1を送受話器211、モデム23に切り替えて接続す
る。モデム23は、画像のディジタル信号を回線網21
に適したアナログ信号に変調するとともに、回線網21
のアナログ信号を画像のディジタル信号に復調する。
【0022】制御装置24は、記憶装置28とあいまっ
て、使用者による操作ボタン29およびダイヤルボタン
210からの入力、指示情報、回線網21からの情報、
装置の各ユニットからの状態を示す信号、などによって
装置の動作を確定し、各ユニットに動作の指示を行い、
回線網21に必要な信号を送出し、表示装置212に情
報、ガイダンスの表示の指示を行う。特に、制御装置2
4は、画像合成に関する6個のモード、第1〜第6モー
ドで動作し、使用者による指示入力に従って第1〜第6
モードのいずれかで動作する。指示入力は、操作ボタン
29にモード選択用のボタンを設けることなどで実現さ
れる。
【0023】さらに、制御装置24は、画像信号のデー
タ圧縮および伸長を行う。データの圧縮および伸長は、
一次元符号化方式であるMH(Modified Huffman)方
式、2次元符号化方式であるMR(Modified Relative
Element Address Designate)、またはITU−T(国
際電気通信連合−電気通信標準化部門)勧告のJPEG
(Joint Photographic Coding Experts Group)方式で
実行される。また、画像読取り時に用いられる加色の3
原色であるRGB(赤、緑、青)3原色で表現されたカ
ラー座標、印刷に用いられる減色の3原色であるCMY
(シアン、マゼンタ、イエロ)3原色で表現されるカラ
ー座標、および送受信時に用いられるL*,a*,b*
のカラー座標で表現されるカラー画像を相互に変換する
機能を持っている。
【0024】カラー画像記憶装置25は、受信した画
像、カラー画像読取装置27で読取った画像などを記憶
するユニットで、このユニットを装備したファクシミリ
装置は、画像の転送、同報などの高度の機能を持たせる
ことができる。
【0025】カラー印刷装置26は、カラー画像を印刷
する必要があり、カラーインクジェットプリンタ、カラ
ー静電式プリンタ、カラーサーマル転写プリンタなどの
カラー画像を印刷できる印刷メカニズムを採用してい
る。
【0026】カラー画像を印刷するメカニズムとして、
写真の銀塩フィルムおよび昇華型サーマル転写方式のよ
うに、各ピクセルの3原色が多段階の階調を持つ方式
と、通常のインクジェット方式のように、各色がドット
の有無の2階調しか表現できない方式とがある。後者の
方式では、中間調を表現するために、ディザ法、誤差拡
散法などの疑似中間調表現を活用する。プリンタのドッ
ト数が受信した画像のドット数よりも多い場合は、受信
した画像をプリンタの解像度に合わせて各ドットに振り
分ける。空ドットについては、内挿法によって各色の3
原色(C,M,Y)の濃度を決定し、各原色毎に前記疑
似中間調の技法で、印刷ドット毎に2値のうちのどちら
か、すなわち印刷の有無を決定する。
【0027】カラー画像読取装置27は、3色の光源、
たとえばLED(発光ダイオード)、蛍光灯などを1読
取りライン毎に順次点灯して、あるいは、3色の色フィ
ルタをそれぞれ装備した3色分のCCD(電荷結合素
子)などの光電変換センサを用いるなどして、カラー画
像を読取る。
【0028】図2は、図1の制御装置24による画像合
成方法を示す図である。図2(a)は、制御装置24が
第1モードで動作したときの合成画像を示す。合成画像
は、カラー画像と文字画像とを合成したものであり、カ
ラー画像部12と文字画像部11とから成る。カラー画
像は、写真、絵画などであり、文字画像は、たとえば白
地の背景に黒の文字が描かれたものであり、文字は記号
などでもよい。第1モードでは、文字画像の文字が全く
欠落しないように優先的に取り扱われ、文字画像の文字
をカラー画像に上書きして植え込むことで、画像合成を
達成する。
【0029】具体的には、文字画像のうち、暗い色、た
とえば黒の部分を文字画像部11として抽出し、カラー
画像の相当部分と入れ替える。文字画像のうち、明るい
色、たとえば白の部分は、カラー画像と入れ替えない。
したがって、合成画像のうちの文字画像部11を除くカ
ラー画像部12は、カラー画像から文字画像部11を除
いた部分である。
【0030】図2(b)は、制御装置24が第2モード
で動作したときの合成画像を示す。第2モードでは、カ
ラー画像を構成する各ドットの明度の平均値を求め、そ
の平均値と、所定の明度M1とを比較する。平均値が明
度M1よりも大きい、すなわち明るい場合は、文字を明
度M1よりも暗い色、たとえば黒とする。逆に平均値が
明度よりも小さい、すなわち暗い場合は、文字を明度M
1よりも明るい色、たとえば白とする。図2(b)に
は、後者の場合の合成画像が示されており、この合成画
像は、全体的に暗いカラー画像部14と、文字を白色に
した文字画像部13とから成る。
【0031】具体的には、カラー画像を構成するドット
のうち、文字の周辺に位置するドットのみの明度の平均
値を求めればよい。平均値が明度M1よりも明るい場
合、文字を暗い色とし、逆に、平均値が明度M1よりも
暗い場合、文字を明るい色にする。文字の周辺とは、文
字に内接する長方形のエリアよりも数10%外側のエリ
アであり、このエリアで明度の平均値をとることで充分
見やすい合成画像をえることができる。また、明度の平
均値は、L*,a*,b*カラー座標空間のL*成分を
平均すればよい。近似的には、RGBカラー座標空間の
G成分を平均することによっても求められる。
【0032】図2(c)および図2(e)は、制御装置
24が第3モードで動作したときの合成画像を示す。第
3モードでは、文字画像のうちの文字だけを抽出して所
定の明度M2よりも暗い色、たとえば黒として、カラー
画像の相当部分と入れ替える。さらに、カラー画像の文
字の周辺を明度M2よりも明るい色、たとえば白に入れ
替える。図2(c)は、文字の周辺の白抜きを文字単位
で行った場合の合成画像を示す。この合成画像は、黒色
の「あ」「け」「ま」「し」「て」のそれぞれの文字の
周辺を白抜きした文字画像部15と、それ以外のカラー
画像部12とから成る。図2(e)は、文字の周辺の白
抜きを行単位で行った場合の合成画像を示す。この合成
画像は、黒色の「あけまして」の1行の周辺を白抜きし
た文字画像部17と、それ以外のカラー画像部12とか
ら成る。
【0033】また、図示はしないが、数行を単位として
白抜きを行うことも可能であり、また英文などの場合、
単語単位の白抜きも可能である。文字の周辺は、文字ま
たは1行の全文字に内接する長方形のエリアを外側に数
10%拡大したエリアのうち、文字を除いた部分を示
す。文字に内接する長方形は、図3および図4に示すよ
うな方法によって切り出される。図2(e)に示す行単
位、または列単位の処理を行うには、文字列を水平方向
または垂直方向に走査し、同じ行または列と判断される
文字列を共通の長方形で覆えばよい。
【0034】図2(d)および図2(f)は、制御装置
24が第4モードで動作したときの合成画像を示す。第
4モードでは、文字画像のうちの文字だけを抽出して所
定の明度M3よりも明るい色、たとえば白として、カラ
ー画像の相当部分と入れ替える。さらに、カラー画像の
文字の周辺を明度M3よりも暗い色、たとえば黒に入れ
替える。図2(d)は、文字の周辺の黒べたを文字単位
で行った場合の合成画像を示す。この合成画像は、白色
の「あ」「け」「ま」「し」「て」のそれぞれの文字の
周辺を黒べたにした文字画像部16と、それ以外のカラ
ー画像部12とから成る。図2(e)は、文字の周辺の
黒べたを行単位で行った場合の合成画像を示す。この合
成画像は、白色の「あけまして」の1行の周辺を黒べた
にした文字画像部17と、それ以外のカラー画像部12
とから成る。
【0035】第5モードについては、図示しないが、第
1モードと同様に、文字の抽出を行う。さらに、カラー
画像の色度の平均値をとり、平均値の色の補色を求め、
これを文字の色とする。たとえば、RGBカラー座標空
間の各成分の平均値を求め、さらに平均値の色の補色を
求めればよい。補色は、それに近似した色であってもよ
い。
【0036】第6モードも図示しないが、第1モードと
同様に文字の抽出を行い、使用者によって指定された色
を文字の色として、画像を合成する。文字の色の選択
は、操作ボタン29に文字色選択用ボタンを設けること
によって実現される。
【0037】なお、本実施形態では、カラー画像と文字
画像とを区別して入力する必要があるが、操作ボタン2
9にカラー画像または文字画像を指定する画像指定用ボ
タンを設けることによって、両者を区別することができ
る。
【0038】図3は、文字の切り出しの処理を示す図で
あり、図4は、文字の切り出しの処理流れを示すフロー
チャートである。図4のステップs1で処理を開始する
と、ステップs2において、文字を見つけるために、全
画面を走査し黒などの暗い色の部分を見つけ出す。この
とき、微小な黒ドットは、画面の汚れとして除去する。
黒部分が見つかると、次のステップs3において、文字
と見て、文字毎にそのX方向、Y方向の上下左右の端部
を求める。これは、文字を長方形で切り出すことと同じ
になる。
【0039】ただし、図3に示すように、文字31の
「け」は2個の長方形32に分離される。これが1文字
であるかどうかを確認するため、以下のプロセスがあ
る。ステップs4において、「け」の如く2個以上の長
方形が隣接している文字を除き、1文字当たりの文字の
大きさを求める。次にステップs5において、文字間の
間隔、すなわち文字ピッチを求める。次にステップs6
において、「け」のように隣接した切り出した長方形が
ある場合、仮に、この長方形を合成し、まとめて1文字
としてみる。次にステップs7において、合成された長
方形の文字の大きさが、他の文字の大きさと比べて妥当
であるか否かを判断する。妥当であれば、次のステップ
s8に進み、妥当でなければ、ステップs10に進む。
ステップs8では、文字ピッチが他の文字に比べて妥当
であるか否かを判断する。妥当であれば、次のステップ
s9に進み、妥当でなければ、ステップs10に進む。
【0040】なお、手書き文字の場合、文字の大きさ、
ピッチには、かなりのばらつきがあるものとして判断す
る必要がある。
【0041】これらの条件、すなわちステップs7,s
8の条件に適合すると、ステップs9において、1字と
仮定していたものを1字として確定する。逆に条件に不
適合であると、ステップs10において、1字ではな
く、それぞれ個別の文字とみなす。
【0042】次にステップs11において、句読点のよ
うに小さい記号も1字として、他の文字と同じ文字サイ
ズとみなし、文字の長方形を他の文字の大きさ、ピッチ
を利用して、他の文字と同じ大きさにとる。最後に、ス
テップs12において、文字の切り出しを終了する。以
上の処理によって、切り出された長方形に含まれた文字
が1文字として認識される。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明の画像合成方法によ
れば、キャラクタの視認性を向上することができ、キャ
ラクタが示す情報を確実に伝達できる。
【0044】また本発明のカラーファクシミリ装置によ
れば、読取部、記憶部および送受信部のカラー画像を、
上記の画像合成方法によって合成し、印刷部で印刷する
ことによって、カラー画像に対してキャラクタが見分け
やすい印刷画像を出力することができる。
【0045】また本発明のカラーファクシミリ装置によ
れば、上記のような複数の画像合成方法のうちの1つ
を、操作者が状況に応じて自由に選ぶことができ、より
汎用的な操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるカラーファクシミリ
装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1の制御装置24による画像合成方法を示す
図である。
【図3】文字の切り出しの処理を示す図である。
【図4】文字の切り出しの処理流れを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
11,13,15〜18 文字画像部 12,14 カラー画像部 22 網制御装置 23 モデム 24 制御装置 25 カラー画像記憶装置 26 カラー印刷装置 27 カラー画像読取装置 29 操作ボタン
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 BA02 BA24 BA25 CA01 CA12 CA16 CB02 CB06 CB12 CB16 CC03 CE08 CE09 CE17 DA08 DA17 DB02 DB05 DB08 DC04 DC07 5C076 AA02 AA13 AA16 AA26 AA27 AA33 AA35 AA40

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無地の背景に単色のキャラクタが描かれ
    たキャラクタ画像と、任意のカラー画像とを合成する画
    像合成方法であって、 キャラクタ画像からキャラクタだけを抽出して、カラー
    画像に上書きすることを特徴とする画像合成方法。
  2. 【請求項2】 前記カラー画像の各ドットの明度の平均
    値が所定の明度M1より大きい場合、キャラクタの色を
    明度M1よりも暗い色とし、明度M1より小さい場合、
    キャラクタの色を明度M1よりも明るい色とすることを
    特徴とする請求項1記載の画像合成方法。
  3. 【請求項3】 前記カラー画像の上書き箇所の周辺を、
    所定の明度M2よりも明るい色で上書きし、かつキャラ
    クタの色を明度M2よりも暗い色とすることを特徴とす
    る請求項1記載の画像合成方法。
  4. 【請求項4】 前記カラー画像の上書き箇所の周辺を、
    所定の明度M3よりも暗い色で上書きし、かつキャラク
    タの色を明度M3よりも明るい色とすることを特徴とす
    る請求項1記載の画像合成方法。
  5. 【請求項5】 前記キャラクタの色を、カラー画像の各
    ドットの色度の平均値の色に対する補色、または補色に
    近似した色とすることを特徴とする請求項1記載の画像
    合成方法。
  6. 【請求項6】 前記キャラクタの色を、操作者が選んだ
    色とすることを特徴とする請求項1記載の画像合成方
    法。
  7. 【請求項7】 カラー画像を読取る読取部、カラー画像
    を印刷する印刷部、カラー画像を記憶する記憶部、カラ
    ー画像を送受信する送受信部、および画像を合成する画
    像合成部を備えたカラーファクシミリ装置であって、前
    記画像合成部は、請求項1〜6記載の画像合成方法のう
    ちのいずれか1つによって、画像を合成することを特徴
    とするカラーファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 カラー画像を読取る読取部、カラー画像
    を印刷する印刷部、カラー画像を記憶する記憶部、カラ
    ー画像を送受信する送受信部、および画像を合成する画
    像合成部を備えたカラーファクシミリ装置であって、 前記画像合成部は、請求項1〜6記載の画像合成方法の
    うちの少なくとも2つによって画像の合成が可能であ
    り、そのうちの操作者が選択した画像合成方法によって
    画像を合成することを特徴とするカラーファクシミリ装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8433059B2 (en) 2009-03-03 2013-04-30 Oki Electric Industry Co., Ltd. Echo canceller canceling an echo according to timings of producing and detecting an identified frequency component signal
JP2014085689A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Ntt Communications Corp 画像再配置方法、画像再配置システム、および画像再配置プログラム
JP2016008830A (ja) * 2014-06-23 2016-01-18 株式会社トプコン 測量装置、測量装置の表示方法およびプログラム

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