JP3369849B2 - 抽斗のラッチ装置におけるラッチ爪の取付け構造 - Google Patents

抽斗のラッチ装置におけるラッチ爪の取付け構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビネットや机
のような家具における抽斗を家具本体内に押し込んだ状
態に保持するためのラッチ装置において、家具本体の係
止部に係脱するラッチ爪を抽斗の鏡板に取付ける構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】抽斗のラッチ装置は、合成樹脂製の引手
やラッチ爪、引手の回動とラッチ爪の回動とを連動させ
る連動機構等から成っており、抽斗の鏡板を中空状に形
成して、引手や連動機構は鏡板の内部に配置し、ラッチ
爪は、その付け根箇所を鏡板の中空部に位置させた状態
で、抽斗本体の側面に沿って鏡板から後ろ向きに延びる
ように配置されている。
【0003】そして、ラッチ爪を取付ける手段として
は、一般に、ラッチ爪の付け根箇所に、上下に開口した
角孔を形成して、この角孔に金属製の支軸を嵌め込ん
で、この支軸を、鏡板の内面に設けた上下一対のブラケ
ットで回動自在に支持した構成になっているが、これで
は部品点数が多くて組み立て工程も手間かかかると言っ
た問題があった。
【0004】そこで本願出願人は、先の特許出願(特願
平7−200054号、8−41167号)において、
図10に示すように、ラッチ爪50の付け根箇所に支軸
51を一体成形する一方、鏡板52における前板53を
合成樹脂製として、この前板53に、支軸51を回動自
在に取付けるための一対のブラケット54,55を一体
成形し、一方のブラケット54には、支軸51をその軸
方向に移動させることにて一端部を差し込み挿入し得る
ようにした丸穴56を形成し、他方のブラケット55に
は、ラッチ爪50を前板53に向けて押し付けることに
て支軸51の他端部が弾性に抗して嵌まり込むようにし
た切り開き穴57を形成すると言う構造を開示した。
【0005】この場合、ラッチ爪50には、当該ラッチ
爪50を家具本体の係止部(図示せず)に係合する方向
に付勢するためのバネ片58と、引手(図示せず)に一
体成形した水平回動軸60のクランク部59が当たる当
接部60とを一体成形している。このように構成する
と、ラッチ爪50は、先ず、支軸51の一端部を一方の
ブラケット54の丸穴56に挿入してから、支軸51の
他端部を他方のブラケット55の切り開き穴57内に押
し込むと言うワンタッチ的な操作によって取付けること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図11に白
抜き矢印で示すように引手に指を掛けずに抽斗61を手
前に強く引いたり、同図に黒塗り矢印で示すように、組
み立て工程でラッチ爪50に下向き又は上向きの外力が
作用したりする場合がある。この場合、前板53がAB
S樹脂のように硬いて素材からなる場合はさほど問題は
生じないのであるが、前板53の素材として例えば安価
なポリプロピレンを使用した場合、ポリプロピレンは弾
性変形しやすいため、図11に一点鎖線で示すように、
ブラケット54,55が撓み変形して支軸51がブラケ
ット54,55から外れ出てしまう虞があると言う問題
があった。
【0007】この点については、ブラケット54,55
の厚さ寸法を厚くする等して対処すれば良いと考えられ
るが、かくすると、樹脂の使用量が増大すると共に、ラ
ッチ爪50を取付けにくくなると言う問題がある。本発
明は、ラッチ爪に支軸を一体成形して、前板に対してワ
ンタッチ的に装着できるようにした場合において、前板
をポリプロピレンのような安価な素材製とした場合であ
っても、ラッチ爪を簡単にしかも抜け出ない状態に取付
けできるようにすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、抽
斗の鏡板を、周囲に後ろ向きの囲い壁を一体成形した合
成樹脂製の前板と、この前板の裏側に装着した裏板とで
中空状に形成し、鏡板の内部のうち左側部又は右側部
に、裏板を貫通して後ろ向きに延びる合成樹脂製のラッ
チ爪を回動自在に取付けて成る抽斗のラッチ装置におい
て、「前記ラッチ爪の付け根箇所に支軸を一体成形する
一方、前記前板の裏面に、前記ラッチ爪の支軸が回動自
在に取付く一対のブラケットを一体成形し、両ブラケッ
トのうち一方のブラケットには、ラッチ爪の支軸の一端
部を差し込み挿入し得る丸穴を形成し、他方のブラケッ
トには、ラッチ爪の支軸を弾性に抗して押し込み挿入し
得る後ろ向き開口でくびれ部付きの切り開き穴を形成
し、更に、前記ラッチ爪の支軸に、裏板の内面に当たっ
てラッチ爪の支軸が前記ブラケットから外れ出るのを阻
止する突起を形成する」の構成にした。
【0009】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。図1〜図7は第1実施形態を示してお
り、このうち図1(A)はキャビネット本体1内に上中
下の三段の抽斗2,3,4を備えて成るキャビネット1
の斜視図、同図(B)は上段の抽斗2を後方から見た部
分斜視図、図2は上段の抽斗2のラッチ装置の概略を示
す分解斜視図である。第1実施形態では上段の抽斗2の
ラッチ装置を示しているので、本実施形態の説明では上
段の抽斗は単に「抽斗」と表示する。
【0010】抽斗2の鏡板5は、周囲に囲い壁6aを一
体成形して成るポリプロピレン製の前板6と、前板6の
裏側に装着した金属板製の裏板7とで中空状に形成され
ており、正面視で裏板7の左側部に設けた穴8からは、
抽斗2の本体の外側面に沿って延びるラッチ爪9が後ろ
向きに突出している。次に、ラッチ装置の詳細を図2〜
図7に基づいて説明する。図3(A)は裏板7を省略し
た状態での鏡板5の背面図、図3(B)は(A)のB−
B視断面図、図3(C)は(A)のC−C視断面図、図
4(A)はラッチ装置を概念的に示す図、図4(B)は
図3(A)のIVB−IVB視断面図、図5はラッチ爪9と
前板6との分離斜視図、図6(A)は図3(A)のVIA
−VIA視断面図、図6(B)は作用を示す図、図7は図
6(A)のVII−VII視断面図である。
【0011】前板6の左右中間部には、後ろ向き突出の
枠部10で囲われた引手穴11を開口しており、前板6
の裏面のうち引手穴11を挟んで正面視で右側の部位に
右ブラケット12を、抽斗2の正面で左側の部位に左ブ
ラケット13をそれぞれ一体成形する一方、ポリプロピ
レン製の引手14に水平回動軸15を一体成形し、この
水平回動軸15を前記左右ブラケット12,13に対し
て回動自在に取付けている。
【0012】前記右ブラケット12には鍵穴状の貫通穴
16を形成し、水平回動軸15の一端に、貫通穴16に
嵌まる突起17を形成している。他方、左ブラケット1
3には、水平回動軸15を抱持する後ろ向き開口の切り
開き穴18を形成している。図3(C)に明示するよう
に、切り開き穴18には、水平回動軸15が抜けないよ
うくびれ部18aを形成している。水平回動軸15に
は、ラッチ爪9を回動するためのクランク部15aが形
成されている。
【0013】水平回動軸15の一端部を右ブラケット1
2に挿入した状態で、水平回動軸15を、左ブラケット
13の弾性に抗して切り開き穴18に押し込み挿入する
ことにより、引手14を前板6に装着することができ
る。裏板7のうち引手穴11の左右略中間部の位置に
は、水平回動軸15の上面に当たるリブ19を一体成形
している。
【0014】前記裏板7の取付け構造は図2及び図4
(B)に示されている。すなわち、前板6における囲い
壁6aの上端縁に下向きの突片21を形成し、この突片
21に、裏板7の上端縁を内側から当てる一方、前板6
の下端縁に、側面視下向き鉤状の係止リブ22を左右に
適宜隔てて複数個形成し、これら各係止リブ22に、裏
板7の下端縁に形成した切り起こし部23を弾性に抗し
て嵌め込んでいる。前板6の裏面には、裏板7の位置を
規制するためのストッパーリブ24を一体成形してい
る。
【0015】次に、ラッチ爪9の取付け手段を説明す
る。図2や図6に示すように、ラッチ爪9の付け根には
その上下両方向に突出する支軸25が一体成形されてお
り、支軸25の下端に、前記水平回動軸15のクランク
部15aの先端が当たる横向き棒状の当接部26と、前
板6の裏面に当たるバネ片27とを一体成形している。
【0016】他方、前板6の裏面には、ラッチ爪9の支
軸25が回動自在に取付く上下一対のブラケット28,
29を一体成形している。これら上下ブラケット28,
29のうち上ブラケット28には、ラッチ爪9の支軸2
5の上端部を差し込み挿入し得る丸穴30を上下に貫通
した状態に形成し、下ブラケット29には、支軸25の
下向き突出部を抱持する後ろ向き開口の切り開き穴31
を形成している。
【0017】この場合、支軸25の上端の前面に、側面
視で傾斜状にカットした切欠き部32を形成することに
より、図6(B)のように、上ブラケット28の丸穴3
0に支軸25の上端を容易に嵌め込みできるようにし、
更に、支軸25の上端の後面に半径外向きの庇状突起3
3を形成している。また、下ブラケット29の切り開き
穴31には、ラッチ爪9の支軸25の外径よりも小さい
間隔のくびれ部31aを形成し、更に、下ブラケット2
9の変形を容易ならしめるため、下ブラケット29のう
ち切り開き穴31を挟んだ両側には、前向きに開口した
切り開き溝34を形成している。
【0018】ラッチ爪9の前面箇所には、当該ラッチ爪
9の上下動を阻止するための一対のストッパー突起35
を設けている。また、図7に明示するように、ラッチ爪
9の付け根箇所にバネ片27及び当接部26と反対側に
延びる規制体36を設け、規制体36をリブ37に当て
ることにより、ラッチ爪9がキャビネット本体1に接近
する方向に回動し過ぎることを阻止している。
【0019】そして、支軸25の下向き突出部のうち下
ブラケット29に近接した箇所に、裏板7の内面に当た
る平面視円弧状(扇形)の突起38を一体成形してい
る。以上の構成において、図6(B)に示すように、ラ
ッチ爪9を側面視で傾けた状態にし、その状態で支軸2
5の上端を上ブラケット28の丸穴に嵌め込みつつ、支
軸25の下向き突出部を下ブラケット29の切り開き穴
31に押し込み挿入することにより、ラッチ爪9を前板
6に対して水平回動自在に取付け、次いで引手14を前
板6に装着し、それから裏板7を前板6に装着すると言
う工程により、鏡板5を組み立てることができる。
【0020】引手14に指を掛けて手前に引くと、図7
に矢印で示すようにラッチ爪9がキャビネット本体1の
係止部40から離脱するように回動するため、抽斗2は
そのまま引き出される。引き出した抽斗2をキャビネッ
ト本体1内に押し込むと、ラッチ爪9はいわゆる蹴り込
み係合によってキャビネット本体1の係止部40係合し
て、抽斗2はキャビネット本体1内に押し込んだ状態に
保持される。
【0021】そして、鏡板5を組み立てた状態でラッチ
爪9の支軸25の下向き突出部が突起38を介して裏板
7で支持されているから、抽斗2の組み立て作業中にラ
ッチ爪9に上下方向の外力が作用したり、引手14に指
を掛けずに抽斗2を手前に引くことによってラッチ爪9
をブラケット28,29から引き離すような外力が作用
したりしても、上下ブラケット28,29に対するラッ
チ爪9の係合が解除されることはないのである。
【0022】この実施形態のように突起38を下ブラケ
ット29の上方に位置させると、突起38が抜け止め作
用も果たす利点を有する。図1に示すように、各段の抽
斗2,3,4の鏡板5は、上段から下段に向けて順に高
さ寸法が大きくなっているが、各抽斗2,3,4とも引
手14の位置は鏡板の上端から略一定の高さに設定され
ていると共に、ラッチ爪9の高さ位置は鏡板5の下端か
ら略一定の高さに設定されているため、各段の抽斗2,
3,4のラッチ装置は引手14とラッチ爪9との高さの
変化に応じて互いに異ならせる必要がある。そこで、図
8〜図9で、第2実施形態として中段の抽斗3及び下段
の抽斗4のラッチ装置を示している。
【0023】この第2実施形態では、ラッチ爪9は中段
及び下段の抽斗3,4とも同一種類のものを使用してい
る。また、この実施形態ではラッチ爪9は前記第1実施
形態の上下逆にした状態に形成されており、下ブラケッ
ト29に丸穴30を、上ブラケット28に切り開き穴3
1をそれぞれ形成して、ラッチ爪9は、その支軸25の
下端部を先に下ブラケット29の丸穴30に差し込み挿
入してから、上ブラケット28の切り開き穴31に押し
込み挿入することによって前板6に取付けられている。
従って、突起38は支軸25の上端に形成している。
【0024】また、当接部26とバネ片27とはラッチ
爪9の付け根箇所から横向きに延びる状態に形成されて
おり、更に、上向きに開口した角孔を形成している。引
手14は各段の抽斗2とも同一種類のものを使用してい
る。中段の抽斗3においては、図8及び図9に実線で示
すように、当接部26に引手14のクランク部15aの
先端を直接に当てている。他方、下段の抽斗4では、図
9に一点鎖線で示すように、ラッチ爪9の角穴41に、
断面角形の金属棒をL字状に折り曲げて形成した連動杆
42を上方から差し込んで、この連動杆42の水平部4
2aに引手14のクランク部15aを当てている。
【0025】また、連動杆42の水平部42aを、前板
6の裏面に突設したブラケット43で支持しており、鏡
板4の上下高さが多少異なったり、ラッチ爪9の高さ位
置が多少異なったりしても、ラッチ爪9の角穴41に対
する連動杆42の差し込み深さを変えることにより、そ
れらの違いに対処できるようにしている。なお、連動杆
42は断面矩形に限らず非円形であれば良い。
【0026】上記の両実施形態はラッチ爪9を上下一対
のブラケットにて水平回動自在に支持した場合であった
が、ラッチ爪は、その支軸が水平状に延びるように配置
してこれを左右一対のブラケットで支持して良い。すな
わち、ラッチ爪が上下方向にに回動するように構成して
も良い。更に、ラッチ爪は鏡板の右側や左右両側に設け
ても良い。
【0027】また、一方のブラケットの丸穴は必ずしも
貫通した状態に形成する必要はなく、図10及び図11
で示した先行技術のように閉塞した状態に形成しても良
いのである。
【0028】
【発明の奏する効果】以上のように本発明は、ラッチ爪
に支軸を一体成形し、これを鏡板の前板に形成した一対
のブラケットに対して、当該ブラケットの弾性に抗して
の嵌め込みにて取付けるようにした構成において、ラッ
チ爪が突起を介して裏板で支持されているから、前板及
び/又はラッチ爪をポリプロピレンのような安価な素材
製とした場合であっても、組み立ての容易性を損なうこ
となく、ラッチ爪がブラケットから外れることを防止で
きる効果を有する。
【0029】特に請求項2のように構成すると、ラッチ
爪の支軸の端部に切欠き部を形成したことにより、一方
のブラケットへの支軸の差し込みが容易になると共に、
他方のブラケットに切り開き溝を形成したことにより、
当該他方のブラケットが変形し易くなるため、ラッチ爪
の取付けが一層容易になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はキャビネットの斜視図、(B)は上段
の抽斗を後方から見た部分斜視図である。
【図2】上段の抽斗のラッチ装置の概略を示す分解斜視
図である。
【図3】(A)は裏板を省略した状態での鏡板の背面
図、(B)は(A)のB−B視断面図、(C)は(A)
のC−C視断面図である。
【図4】(A)はラッチ装置を概念的に示す図、(B)
は図3(A)のIVB−IVB視断面図である。
【図5】ラッチ爪と前板との分離斜視図である。
【図6】(A)は図3(A)のVIA−VI視視断面図、
(B)は作用を示す図である。
【図7】図5(B)のVII−VII視断面図である。
【図8】第2実施形態を示す図である。
【図9】第2実施形態の斜視図である。
【図10】先行技術の斜視図である。
【図11】先行技術の断面図である。
【符号の説明】
1 キャビネット本体 2,3,4 抽斗 5 鏡板 6 前板 6a 囲い壁 7 裏板 9 ラッチ爪 14 引手 15 水平回動軸 25 ラッチ爪の支軸 26 当接体 27 バネ片 30 丸穴 31 切り開き穴 31a くびれ部 32 切欠き部 34 切り開き溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 88/00 E05B 65/44 E05C 3/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】抽斗の鏡板を、周囲に後ろ向きの囲い壁を
    一体成形した合成樹脂製の前板と、この前板の裏側に装
    着した裏板とで中空状に形成し、鏡板の内部のうち左側
    部又は右側部に、裏板を貫通して後ろ向きに延びる合成
    樹脂製のラッチ爪を回動自在に取付けて成る抽斗のラッ
    チ装置であって、 前記ラッチ爪の付け根箇所に支軸を一体成形する一方、 前記前板の裏面に、前記ラッチ爪の支軸が回動自在に取
    付く一対のブラケットを一体成形し、両ブラケットのう
    ち一方のブラケットには、ラッチ爪の支軸の一端部を差
    し込み挿入し得る丸穴を形成し、他方のブラケットに
    は、ラッチ爪の支軸を弾性に抗して押し込み挿入し得る
    後ろ向き開口でくびれ部付きの切り開き穴を形成し、 更に、前記ラッチ爪の支軸に、裏板の内面に当たってラ
    ッチ爪の支軸が前記ブラケットから外れ出るのを阻止す
    る突起を形成したこと、を特徴とする抽斗のラッチ装置
    におけるラッチ爪の取付け構造。
  2. 【請求項2】「請求項1」において、前記ラッチ爪の支
    軸の一端部に、当該支軸の一端部が一方のブラケットの
    丸穴に挿入するのを容易にするための切欠き部を形成す
    る一方、前記他方のブラケットのうち切り開き穴を挟ん
    だ両側の部位に、当該他方のブラケットの変形を容易に
    するための切り開き溝を後ろ向きに開口するように形成
    したことを特徴とする抽斗のラッチ装置におけるラッチ
    爪の取付け構造。
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