JP3369134B2 - Dc−dcコンバータ - Google Patents
Dc−dcコンバータInfo
- Publication number
- JP3369134B2 JP3369134B2 JP32517999A JP32517999A JP3369134B2 JP 3369134 B2 JP3369134 B2 JP 3369134B2 JP 32517999 A JP32517999 A JP 32517999A JP 32517999 A JP32517999 A JP 32517999A JP 3369134 B2 JP3369134 B2 JP 3369134B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rectifying
- circuit
- voltage
- control circuit
- converter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M3/00—Conversion of dc power input into dc power output
- H02M3/22—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
- H02M3/24—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
- H02M3/28—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
- H02M3/325—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal
- H02M3/335—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
- H02M3/33507—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of the output voltage or current, e.g. flyback converters
- H02M3/33523—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of the output voltage or current, e.g. flyback converters with galvanic isolation between input and output of both the power stage and the feedback loop
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M1/00—Details of apparatus for conversion
- H02M1/32—Means for protecting converters other than automatic disconnection
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDC−DCコンバー
タ、特に負荷短絡等による出力インピーダンス低下時の
出力電流を低減して整流素子等の破壊を防止すると共に
電力損失を低減できるDC−DCコンバータに属する。
タ、特に負荷短絡等による出力インピーダンス低下時の
出力電流を低減して整流素子等の破壊を防止すると共に
電力損失を低減できるDC−DCコンバータに属する。
【0002】
【従来の技術】従来から一般的に広く使用されているフ
ライバック方式のDC−DCコンバータの一例を図4に
示す。このDC−DCコンバータは、バッテリ又はコン
デンサ入力型整流回路等の直流電源(1)と、1次巻線(2
a)及び2次巻線(2b)並びに3次巻線(2c)を有するトラン
ス(2)と、主スイッチング素子としてのMOS-FET
(MOS型電界効果トランジスタ)(3)と、第1の整流
ダイオード(5)及び第1の平滑コンデンサ(6)を有する第
1の整流平滑回路(4)と、第2の整流ダイオード(8)及び
第2の平滑コンデンサ(9)を有する第2の整流平滑回路
(7)と、MOS-FET(3)をオン・オフ制御する制御回
路(10)と、起動手段としての起動用抵抗(11)と、入力電
流検出用抵抗(12)と、出力電流検出用抵抗(13)と、出力
電圧検出用抵抗(14,15)と、誤差増幅器(16,17)と、基準
電源(18,19)と、ダイオード(20,21)と、発光ダイオード
(23)及びフォトトランジスタ(24)を有するフォトカプラ
(22)とを備えている。トランス(2)の1次巻線(2a)及び
MOS-FET(3)は直流電源(1)に対して直列に接続さ
れる。第1の整流平滑回路(4)はトランス(2)の2次巻線
(2b)に接続され、第2の整流平滑回路(7)はトランス(2)
の3次巻線(2c)に接続される。起動用抵抗(11)は直流電
源(1)の陽極端子と第2の整流平滑回路(7)の出力端子と
の間に接続される。入力電流検出用抵抗(12)はMOS-
FET(3)と直列に接続され、出力電流検出用抵抗(13)
は第1の整流平滑回路(4)の負側の出力ラインに接続さ
れる。出力電圧検出用抵抗(14,15)は、第1の整流平滑
回路(4)の出力端子間に直列に接続される。誤差増幅器
(16)は、反転入力端子(−端子)が出力電圧検出用抵抗
(14,15)の接続点に接続されると共に、非反転入力端子
(+端子)に基準電源(18)が接続される。誤差増幅器(1
7)は、反転入力端子が出力電流検出用抵抗(13)の一端に
接続されると共に、非反転入力端子に基準電源(19)が接
続される。誤差増幅器(16,17)の各々の出力端子には、
ダイオード(20,21)を介してフォトカプラ(22)の発光ダ
イオード(23)が接続される。制御回路(10)の出力電圧検
出端子(10a)にはフォトカプラ(22)のフォトトランジス
タ(24)が接続され、入力電流検出端子(10b)は入力電流
検出用抵抗(12)の一端に接続され、電源入力端子(10c)
には第2の整流平滑回路(7)から駆動用の直流電力が供
給される。
ライバック方式のDC−DCコンバータの一例を図4に
示す。このDC−DCコンバータは、バッテリ又はコン
デンサ入力型整流回路等の直流電源(1)と、1次巻線(2
a)及び2次巻線(2b)並びに3次巻線(2c)を有するトラン
ス(2)と、主スイッチング素子としてのMOS-FET
(MOS型電界効果トランジスタ)(3)と、第1の整流
ダイオード(5)及び第1の平滑コンデンサ(6)を有する第
1の整流平滑回路(4)と、第2の整流ダイオード(8)及び
第2の平滑コンデンサ(9)を有する第2の整流平滑回路
(7)と、MOS-FET(3)をオン・オフ制御する制御回
路(10)と、起動手段としての起動用抵抗(11)と、入力電
流検出用抵抗(12)と、出力電流検出用抵抗(13)と、出力
電圧検出用抵抗(14,15)と、誤差増幅器(16,17)と、基準
電源(18,19)と、ダイオード(20,21)と、発光ダイオード
(23)及びフォトトランジスタ(24)を有するフォトカプラ
(22)とを備えている。トランス(2)の1次巻線(2a)及び
MOS-FET(3)は直流電源(1)に対して直列に接続さ
れる。第1の整流平滑回路(4)はトランス(2)の2次巻線
(2b)に接続され、第2の整流平滑回路(7)はトランス(2)
の3次巻線(2c)に接続される。起動用抵抗(11)は直流電
源(1)の陽極端子と第2の整流平滑回路(7)の出力端子と
の間に接続される。入力電流検出用抵抗(12)はMOS-
FET(3)と直列に接続され、出力電流検出用抵抗(13)
は第1の整流平滑回路(4)の負側の出力ラインに接続さ
れる。出力電圧検出用抵抗(14,15)は、第1の整流平滑
回路(4)の出力端子間に直列に接続される。誤差増幅器
(16)は、反転入力端子(−端子)が出力電圧検出用抵抗
(14,15)の接続点に接続されると共に、非反転入力端子
(+端子)に基準電源(18)が接続される。誤差増幅器(1
7)は、反転入力端子が出力電流検出用抵抗(13)の一端に
接続されると共に、非反転入力端子に基準電源(19)が接
続される。誤差増幅器(16,17)の各々の出力端子には、
ダイオード(20,21)を介してフォトカプラ(22)の発光ダ
イオード(23)が接続される。制御回路(10)の出力電圧検
出端子(10a)にはフォトカプラ(22)のフォトトランジス
タ(24)が接続され、入力電流検出端子(10b)は入力電流
検出用抵抗(12)の一端に接続され、電源入力端子(10c)
には第2の整流平滑回路(7)から駆動用の直流電力が供
給される。
【0003】図4に示すDC−DCコンバータの動作の
概略は以下の通りである。起動時は直流電源(3)から起
動用抵抗(11)を介して第2の整流平滑回路(7)の第2の
平滑コンデンサ(9)に電流が流れ、第2の平滑コンデン
サ(9)が電圧VCCに充電される。この電圧VCCが制御回
路(10)の電源入力端子(10c)に供給されて制御回路(10)
が起動され、制御回路(10)の制御信号出力端子(10d)か
らMOS-FET(3)のゲート端子にゲート制御信号VG
が付与される。これにより、MOS-FET(3)がオン・
オフ動作を開始し、直流電源(1)の電圧Eが断続的にト
ランス(2)の1次巻線(2a)に印加されて2次巻線(2b)に
電圧が誘起される。トランス(2)の2次巻線(2b)に誘起
された電圧は第1の整流平滑回路(4)の第1の整流ダイ
オード(5)及び第1の平滑コンデンサ(6)により整流平滑
され、直流電源(1)の電圧Eとは異なる値の直流出力電
圧VOが負荷(25)に供給される。これと同時に、トラン
ス(2)の3次巻線(2c)にも電圧が誘起され、この電圧が
第2の整流平滑回路(7)の第2の整流ダイオード(8)を介
して第2の平滑コンデンサ(9)に供給される。したがっ
て、起動時以降は第2の整流平滑回路(7)から電源入力
端子(10c)に供給される直流電力により制御回路(10)の
動作が継続される。
概略は以下の通りである。起動時は直流電源(3)から起
動用抵抗(11)を介して第2の整流平滑回路(7)の第2の
平滑コンデンサ(9)に電流が流れ、第2の平滑コンデン
サ(9)が電圧VCCに充電される。この電圧VCCが制御回
路(10)の電源入力端子(10c)に供給されて制御回路(10)
が起動され、制御回路(10)の制御信号出力端子(10d)か
らMOS-FET(3)のゲート端子にゲート制御信号VG
が付与される。これにより、MOS-FET(3)がオン・
オフ動作を開始し、直流電源(1)の電圧Eが断続的にト
ランス(2)の1次巻線(2a)に印加されて2次巻線(2b)に
電圧が誘起される。トランス(2)の2次巻線(2b)に誘起
された電圧は第1の整流平滑回路(4)の第1の整流ダイ
オード(5)及び第1の平滑コンデンサ(6)により整流平滑
され、直流電源(1)の電圧Eとは異なる値の直流出力電
圧VOが負荷(25)に供給される。これと同時に、トラン
ス(2)の3次巻線(2c)にも電圧が誘起され、この電圧が
第2の整流平滑回路(7)の第2の整流ダイオード(8)を介
して第2の平滑コンデンサ(9)に供給される。したがっ
て、起動時以降は第2の整流平滑回路(7)から電源入力
端子(10c)に供給される直流電力により制御回路(10)の
動作が継続される。
【0004】負荷(25)に供給される直流出力電圧VOは
出力電圧検出用抵抗(14,15)により検出され、出力電圧
検出用抵抗(14,15)の接続点の電圧が誤差増幅器(16)に
より基準電源(18)の基準電圧VR1と比較される。また、
負荷(25)に流れる直流出力電流IOは出力電流検出用抵
抗(13)によりその電流IOに対応する電圧として検出さ
れ、この検出電圧が誤差増幅器(17)により基準電源(19)
の基準電圧VR2と比較される。誤差増幅器(16,17)の比
較出力はフォトカプラ(22)の発光ダイオード(23)及びフ
ォトトランジスタ(24)を介して制御回路(10)の出力電圧
検出端子(10a)に伝達される。一方、1次側のMOS-F
ET(3)に流れる入力電流I1は入力電流検出用抵抗(12)
によりその電流I1に対応する電圧として検出され、こ
の検出電圧が制御回路(10)の入力電流検出端子(10b)に
入力される。制御回路(10)は、これらの入力信号に基づ
いてMOS-FET(3)のゲート端子に付与するゲート制
御信号VGをパルス幅変調(PWM)することによりM
OS-FET(3)のオン・オフ期間を制御する。
出力電圧検出用抵抗(14,15)により検出され、出力電圧
検出用抵抗(14,15)の接続点の電圧が誤差増幅器(16)に
より基準電源(18)の基準電圧VR1と比較される。また、
負荷(25)に流れる直流出力電流IOは出力電流検出用抵
抗(13)によりその電流IOに対応する電圧として検出さ
れ、この検出電圧が誤差増幅器(17)により基準電源(19)
の基準電圧VR2と比較される。誤差増幅器(16,17)の比
較出力はフォトカプラ(22)の発光ダイオード(23)及びフ
ォトトランジスタ(24)を介して制御回路(10)の出力電圧
検出端子(10a)に伝達される。一方、1次側のMOS-F
ET(3)に流れる入力電流I1は入力電流検出用抵抗(12)
によりその電流I1に対応する電圧として検出され、こ
の検出電圧が制御回路(10)の入力電流検出端子(10b)に
入力される。制御回路(10)は、これらの入力信号に基づ
いてMOS-FET(3)のゲート端子に付与するゲート制
御信号VGをパルス幅変調(PWM)することによりM
OS-FET(3)のオン・オフ期間を制御する。
【0005】一般的なDC−DCコンバータでは、1次
側回路に流れる入力電流I1の検出値に基づいてMOS-
FET(3)をオン・オフ制御することにより1次側の電
力が制限されるが、負荷(25)の短絡等により出力インピ
ーダンスが著しく低下すると2次側回路に流れる直流出
力電流IOが急激に増加し、第1の整流平滑回路(4)の第
1の整流ダイオード(5)等が破壊される。これを防止す
るため、図4に示すDC−DCコンバータでは2次側回
路に出力電流検出用抵抗(13)を設け、その検出値に応じ
て制御回路(10)によりMOS-FET(3)のオン・オフ期
間を制御することにより、2次側回路に流れる直流出力
電流IOの急激な増加を抑制する。図4に示すDC−D
Cコンバータの出力特性を図5に示す。図5において、
破線Iは直流出力電力PO、即ち直流出力電圧VOと直流
出力電流IOとの積が一定となる定電力制御領域を示
し、一点鎖線IIは直流出力電流IOが一定となる定電流
制御領域を示す。
側回路に流れる入力電流I1の検出値に基づいてMOS-
FET(3)をオン・オフ制御することにより1次側の電
力が制限されるが、負荷(25)の短絡等により出力インピ
ーダンスが著しく低下すると2次側回路に流れる直流出
力電流IOが急激に増加し、第1の整流平滑回路(4)の第
1の整流ダイオード(5)等が破壊される。これを防止す
るため、図4に示すDC−DCコンバータでは2次側回
路に出力電流検出用抵抗(13)を設け、その検出値に応じ
て制御回路(10)によりMOS-FET(3)のオン・オフ期
間を制御することにより、2次側回路に流れる直流出力
電流IOの急激な増加を抑制する。図4に示すDC−D
Cコンバータの出力特性を図5に示す。図5において、
破線Iは直流出力電力PO、即ち直流出力電圧VOと直流
出力電流IOとの積が一定となる定電力制御領域を示
し、一点鎖線IIは直流出力電流IOが一定となる定電流
制御領域を示す。
【0006】負荷(25)のインピーダンスが著しく低下し
た場合、図6に示すように直流出力電圧VOが急激に低
下するので、誤差増幅器(16,17)の比較出力のレベルが
低下する。これに伴って、フォトカプラ(22)の発光ダイ
オード(23)の発光輝度が低下し、フォトトランジスタ(2
4)に流れる電流が小さくなる。これと同時に、制御回路
(10)に供給される電圧VCCも低下し、電圧VCCが停止電
圧VOFFに達すると制御回路(10)の動作が停止して直流
出力電圧VOが略0Vとなり、DC−DCコンバータが
停止する。DC−DCコンバータの停止後、直流電源
(1)から起動用抵抗(11)を通して第2の整流平滑回路(7)
の第2の平滑コンデンサ(9)が充電され、第2の平滑コ
ンデンサ(9)から制御回路(10)に供給される電圧VCCが
上昇して起動電圧VONに達すると制御回路(10)が再び動
作を開始して最小電圧レベルの直流出力電圧VOが発生
し、DC−DCコンバータが再び起動される。これによ
り、DC−DCコンバータの起動及び停止が交互に繰り
返され、間欠発振動作が行なわれる。
た場合、図6に示すように直流出力電圧VOが急激に低
下するので、誤差増幅器(16,17)の比較出力のレベルが
低下する。これに伴って、フォトカプラ(22)の発光ダイ
オード(23)の発光輝度が低下し、フォトトランジスタ(2
4)に流れる電流が小さくなる。これと同時に、制御回路
(10)に供給される電圧VCCも低下し、電圧VCCが停止電
圧VOFFに達すると制御回路(10)の動作が停止して直流
出力電圧VOが略0Vとなり、DC−DCコンバータが
停止する。DC−DCコンバータの停止後、直流電源
(1)から起動用抵抗(11)を通して第2の整流平滑回路(7)
の第2の平滑コンデンサ(9)が充電され、第2の平滑コ
ンデンサ(9)から制御回路(10)に供給される電圧VCCが
上昇して起動電圧VONに達すると制御回路(10)が再び動
作を開始して最小電圧レベルの直流出力電圧VOが発生
し、DC−DCコンバータが再び起動される。これによ
り、DC−DCコンバータの起動及び停止が交互に繰り
返され、間欠発振動作が行なわれる。
【0007】図4に示すDC−DCコンバータでは、負
荷(25)のインピーダンスが著しく低下したときに間欠発
振動作を行なうことにより、負荷(25)に供給される直流
出力電流IOが間欠的に流れて直流出力電流IOの平均値
が低下する。このため、出力インピーダンス低下時に負
荷(25)に供給される直流出力電流IOを制限できる。図
5の実線IIIは、図4に示すDC−DCコンバータの間
欠発振動作時の出力特性を示す。また、トランス(2)の
3次巻線(2c)の電圧を適宜調整することにより、比較的
安定に間欠発振動作を行なわせることが可能である。
荷(25)のインピーダンスが著しく低下したときに間欠発
振動作を行なうことにより、負荷(25)に供給される直流
出力電流IOが間欠的に流れて直流出力電流IOの平均値
が低下する。このため、出力インピーダンス低下時に負
荷(25)に供給される直流出力電流IOを制限できる。図
5の実線IIIは、図4に示すDC−DCコンバータの間
欠発振動作時の出力特性を示す。また、トランス(2)の
3次巻線(2c)の電圧を適宜調整することにより、比較的
安定に間欠発振動作を行なわせることが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では負
荷稼働時のみならず負荷待機時における消費電力の低減
の要求も多い。負荷待機時の消費電力を低減するために
は、例えばDC−DCコンバータの制御回路部における
電力損失を抑制することが必須であるが、最近では制御
回路部を構成するIC(集積回路)のBi-CMOS(バ
イポーラ素子とMOS素子の混成集積回路)化等により
可能となった。しかしながら、図4に示すDC−DCコ
ンバータの制御回路(10)をBi-CMOSで構成する場
合、Bi-CMOSの消費電力が小さいため、間欠発振動
作をする際に適切な容量の駆動用電力を制御回路(10)に
供給できない。このため、負荷短絡等により出力インピ
ーダンスが著しく低下した場合に直流出力電流IOを充
分に制限できず、第1の整流平滑回路(4)の第1の整流
ダイオード(5)等が破壊される問題点があった。
荷稼働時のみならず負荷待機時における消費電力の低減
の要求も多い。負荷待機時の消費電力を低減するために
は、例えばDC−DCコンバータの制御回路部における
電力損失を抑制することが必須であるが、最近では制御
回路部を構成するIC(集積回路)のBi-CMOS(バ
イポーラ素子とMOS素子の混成集積回路)化等により
可能となった。しかしながら、図4に示すDC−DCコ
ンバータの制御回路(10)をBi-CMOSで構成する場
合、Bi-CMOSの消費電力が小さいため、間欠発振動
作をする際に適切な容量の駆動用電力を制御回路(10)に
供給できない。このため、負荷短絡等により出力インピ
ーダンスが著しく低下した場合に直流出力電流IOを充
分に制限できず、第1の整流平滑回路(4)の第1の整流
ダイオード(5)等が破壊される問題点があった。
【0009】そこで、本発明は負荷短絡等による出力イ
ンピーダンス低下時の出力電流を低減して整流素子等の
破壊を防止すると共に電力損失を低減できるDC−DC
コンバータを提供することを目的とする。
ンピーダンス低下時の出力電流を低減して整流素子等の
破壊を防止すると共に電力損失を低減できるDC−DC
コンバータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるDC−DC
コンバータは、直流電源(1)に対して直列に接続される
トランス(2)の1次巻線(2a)及び主スイッチング素子(3)
と、主スイッチング素子(3)をオン・オフ制御する制御
回路(10)と、直流電源(1)と制御回路(10)との間に接続
される起動手段(11)とを備えている。起動時に直流電源
(1)から起動手段(11)を介して制御回路(10)に駆動用電
力を供給し、起動後に制御回路(10)により主スイッチン
グ素子(3)をオン・オフ制御することにより、トランス
(2)の2次巻線(2b)又は1次巻線(2a)から第1の整流平
滑回路(4)を介して負荷(25)への第1の直流出力を取り
出すと共に、トランス(2)の3次巻線(2c)から第2の整
流平滑回路(7)を介して得られる第2の直流出力を制御
回路(10)に供給する。このDC−DCコンバータでは、
第2の整流平滑回路(7)の出力端子間に擬似インピーダ
ンス回路(26)を接続し、負荷(25)のインピーダンスが著
しく低下し、第1の整流平滑回路(4)の出力電圧の低下
により第2の整流平滑回路(7)の出力電圧(VCC)が制御回
路(10)の起動電圧(VON)以下に低下したとき、擬似イン
ピーダンス回路(26)により制御回路(10)が停止する電圧
(VOFF)まで第2の整流平滑回路(7)の出力電圧(VCC)を降
下させて、DC−DCコンバータの動作を停止させる。
その後、直流電源(1)から起動手段(11)を介して駆動用
電力が供給される第2の整流平滑回路(7)の出力電圧(V
CC)が制御回路(10)の起動電圧(VON)に達すると、DC−
DCコンバータが再び起動され、これ以降は、DC−D
Cコンバータの起動及び停止が交互に繰り返されて間欠
発振動作を行う。
コンバータは、直流電源(1)に対して直列に接続される
トランス(2)の1次巻線(2a)及び主スイッチング素子(3)
と、主スイッチング素子(3)をオン・オフ制御する制御
回路(10)と、直流電源(1)と制御回路(10)との間に接続
される起動手段(11)とを備えている。起動時に直流電源
(1)から起動手段(11)を介して制御回路(10)に駆動用電
力を供給し、起動後に制御回路(10)により主スイッチン
グ素子(3)をオン・オフ制御することにより、トランス
(2)の2次巻線(2b)又は1次巻線(2a)から第1の整流平
滑回路(4)を介して負荷(25)への第1の直流出力を取り
出すと共に、トランス(2)の3次巻線(2c)から第2の整
流平滑回路(7)を介して得られる第2の直流出力を制御
回路(10)に供給する。このDC−DCコンバータでは、
第2の整流平滑回路(7)の出力端子間に擬似インピーダ
ンス回路(26)を接続し、負荷(25)のインピーダンスが著
しく低下し、第1の整流平滑回路(4)の出力電圧の低下
により第2の整流平滑回路(7)の出力電圧(VCC)が制御回
路(10)の起動電圧(VON)以下に低下したとき、擬似イン
ピーダンス回路(26)により制御回路(10)が停止する電圧
(VOFF)まで第2の整流平滑回路(7)の出力電圧(VCC)を降
下させて、DC−DCコンバータの動作を停止させる。
その後、直流電源(1)から起動手段(11)を介して駆動用
電力が供給される第2の整流平滑回路(7)の出力電圧(V
CC)が制御回路(10)の起動電圧(VON)に達すると、DC−
DCコンバータが再び起動され、これ以降は、DC−D
Cコンバータの起動及び停止が交互に繰り返されて間欠
発振動作を行う。
【0011】負荷短絡等により負荷(25)のインピーダン
スが著しく低下すると、第1の整流平滑回路(4)の出力
電圧(VO)が低下すると共に、第2の整流平滑回路(7)の
出力電圧(VCC)も低下する。第2の整流平滑回路(7)の出
力電圧(VCC)が制御回路(10)の起動電圧(VON)以下に低下
すると、擬似インピーダンス回路(26)により、制御回路
(10)が停止する電圧(VOFF)まで第2の整流平滑回路(7)
の出力電圧(VCC)をを急速に降下させ、DC−DCコン
バータの作動を停止させる。負荷(25)のインピーダンス
低下時に擬似インピーダンス回路(26)により制御回路(1
0)が停止する電圧(VOFF)まで第2の整流平滑回路(7)の
出力電圧(VCC)を急速に降下させるので、消費電力の小
さい制御回路(10)を備えたDC−DCコンバータでも、
間欠発振動作が良好に行なわれ、直流出力電流(IO)を充
分小さな値に低減でき、過大な出力電流(IO)による2次
側の整流素子(5)等の破壊を防止できる。また、消費電
力の小さいBi-CMOS構成の制御回路(10)を使用でき
るので、制御回路(10)の電力損失を低減することが可能
となる。その後、直流電源(1)から起動手段(11)を介し
て制御回路(10)に駆動用電力が供給され、第2の整流平
滑回路(7)の出力電圧(VCC)が制御回路(10)の起動電圧(V
ON)に達すると、DC−DCコンバータが再び起動さ
れ、以上の動作の繰り返しにより、DC−DCコンバー
タの間欠発振動作が行われる。
スが著しく低下すると、第1の整流平滑回路(4)の出力
電圧(VO)が低下すると共に、第2の整流平滑回路(7)の
出力電圧(VCC)も低下する。第2の整流平滑回路(7)の出
力電圧(VCC)が制御回路(10)の起動電圧(VON)以下に低下
すると、擬似インピーダンス回路(26)により、制御回路
(10)が停止する電圧(VOFF)まで第2の整流平滑回路(7)
の出力電圧(VCC)をを急速に降下させ、DC−DCコン
バータの作動を停止させる。負荷(25)のインピーダンス
低下時に擬似インピーダンス回路(26)により制御回路(1
0)が停止する電圧(VOFF)まで第2の整流平滑回路(7)の
出力電圧(VCC)を急速に降下させるので、消費電力の小
さい制御回路(10)を備えたDC−DCコンバータでも、
間欠発振動作が良好に行なわれ、直流出力電流(IO)を充
分小さな値に低減でき、過大な出力電流(IO)による2次
側の整流素子(5)等の破壊を防止できる。また、消費電
力の小さいBi-CMOS構成の制御回路(10)を使用でき
るので、制御回路(10)の電力損失を低減することが可能
となる。その後、直流電源(1)から起動手段(11)を介し
て制御回路(10)に駆動用電力が供給され、第2の整流平
滑回路(7)の出力電圧(VCC)が制御回路(10)の起動電圧(V
ON)に達すると、DC−DCコンバータが再び起動さ
れ、以上の動作の繰り返しにより、DC−DCコンバー
タの間欠発振動作が行われる。
【0012】本発明による変更実施の形態では、トラン
ス(2)に設けられた4次巻線(2d)に第3の整流平滑回路
(34)を接続し、第1の整流平滑回路(4)の出力電圧(VO)
の低下により第3の整流平滑回路(34)の出力電圧(VS)が
制御回路(10)の起動電圧(VON)以下に低下するとき、擬
似インピーダンス回路(26)により制御回路(10)が停止す
る電圧(VOFF)まで第2の整流平滑回路(7)の出力電圧(V
CC)を降下させる。
ス(2)に設けられた4次巻線(2d)に第3の整流平滑回路
(34)を接続し、第1の整流平滑回路(4)の出力電圧(VO)
の低下により第3の整流平滑回路(34)の出力電圧(VS)が
制御回路(10)の起動電圧(VON)以下に低下するとき、擬
似インピーダンス回路(26)により制御回路(10)が停止す
る電圧(VOFF)まで第2の整流平滑回路(7)の出力電圧(V
CC)を降下させる。
【0013】負荷短絡等により出力インピーダンスが著
しく低下すると、第1の整流平滑回路(4)の出力電圧
(VO)が低下すると共に、第3の整流平滑回路(34)の出力
電圧(VS)も低下する。第3の整流平滑回路(34)の出力電
圧(VS)が制御回路(10)の起動電圧(VON)以下に低下する
と、擬似インピーダンス回路(26)により第2の整流平滑
回路(7)の出力電圧(VCC)が制御回路(10)が停止する電圧
(VOFF)まで急速に降下し、DC−DCコンバータが停止
する。その後、直流電源(1)から起動手段(11)を介して
制御回路(10)に駆動用電力が供給され、第2の整流平滑
回路(7)の出力電圧(VCC)が制御回路(10)の起動電圧
(VON)に達すると、DC−DCコンバータが再び起動す
る。以上の動作の繰り返しにより、間欠発振動作が行な
われる。したがって、この実施の形態においても前記と
同様の作用効果が得られる。
しく低下すると、第1の整流平滑回路(4)の出力電圧
(VO)が低下すると共に、第3の整流平滑回路(34)の出力
電圧(VS)も低下する。第3の整流平滑回路(34)の出力電
圧(VS)が制御回路(10)の起動電圧(VON)以下に低下する
と、擬似インピーダンス回路(26)により第2の整流平滑
回路(7)の出力電圧(VCC)が制御回路(10)が停止する電圧
(VOFF)まで急速に降下し、DC−DCコンバータが停止
する。その後、直流電源(1)から起動手段(11)を介して
制御回路(10)に駆動用電力が供給され、第2の整流平滑
回路(7)の出力電圧(VCC)が制御回路(10)の起動電圧
(VON)に達すると、DC−DCコンバータが再び起動す
る。以上の動作の繰り返しにより、間欠発振動作が行な
われる。したがって、この実施の形態においても前記と
同様の作用効果が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるDC−DCコ
ンバータの一実施の形態を図1及び図2に基づいて説明
する。但し、これらの図面では図4〜図6と同一の箇所
には同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施の
形態のDC−DCコンバータは、図1に示すように、図
4に示すDC−DCコンバータの第2の整流平滑回路
(7)の出力端子間に擬似インピーダンス回路(26)を接続
した点に特徴がある。擬似インピーダンス回路(26)は。
逆流阻止用ダイオード(27)と、ツェナダイオード(28)
と、2つの直列抵抗(29,30)と、2つのNPN型トラン
ジスタ(31,32)と、ダミー抵抗(33)とを備えている。逆
流阻止用ダイオード(27)のアノード端子はトランス(2)
の3次巻線(2c)の一端に接続される。逆流阻止用ダイオ
ード(27)のカソード端子とNPN型トランジスタ(31)の
ベース端子との間には、ツェナダイオード(28)及び直列
抵抗(29)が直列に接続される。逆流阻止用ダイオード(2
7)及びツェナダイオード(28)の接続点とNPN型トラン
ジスタ(31)のコレクタ端子との間には、直列抵抗(30)が
接続される。NPN型トランジスタ(32)のベース端子は
NPN型トランジスタ(31)のコレクタ端子に接続され、
同トランジスタ(32)のコレクタ端子はダミー抵抗(33)を
介して第2の整流ダイオード(8)のカソード端子に接続
される。NPN型トランジスタ(32)のエミッタ端子は、
NPN型トランジスタ(31)のエミッタ端子と共に接地さ
れる。ここで、トランス(2)の3次巻線(2c)から逆流阻
止用ダイオード(27)を介して得られる整流電圧の値は、
第2の整流平滑回路(7)を介して出力される制御回路(1
0)の電源電圧VCCの値に略等しいとする。このため、ツ
ェナダイオード(28)のブレークダウン電圧は制御回路(1
0)の起動電圧VONと略同等の電圧値に設定される。その
他の構成は、図4に示す従来のDC−DCコンバータと
略同様である。
ンバータの一実施の形態を図1及び図2に基づいて説明
する。但し、これらの図面では図4〜図6と同一の箇所
には同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施の
形態のDC−DCコンバータは、図1に示すように、図
4に示すDC−DCコンバータの第2の整流平滑回路
(7)の出力端子間に擬似インピーダンス回路(26)を接続
した点に特徴がある。擬似インピーダンス回路(26)は。
逆流阻止用ダイオード(27)と、ツェナダイオード(28)
と、2つの直列抵抗(29,30)と、2つのNPN型トラン
ジスタ(31,32)と、ダミー抵抗(33)とを備えている。逆
流阻止用ダイオード(27)のアノード端子はトランス(2)
の3次巻線(2c)の一端に接続される。逆流阻止用ダイオ
ード(27)のカソード端子とNPN型トランジスタ(31)の
ベース端子との間には、ツェナダイオード(28)及び直列
抵抗(29)が直列に接続される。逆流阻止用ダイオード(2
7)及びツェナダイオード(28)の接続点とNPN型トラン
ジスタ(31)のコレクタ端子との間には、直列抵抗(30)が
接続される。NPN型トランジスタ(32)のベース端子は
NPN型トランジスタ(31)のコレクタ端子に接続され、
同トランジスタ(32)のコレクタ端子はダミー抵抗(33)を
介して第2の整流ダイオード(8)のカソード端子に接続
される。NPN型トランジスタ(32)のエミッタ端子は、
NPN型トランジスタ(31)のエミッタ端子と共に接地さ
れる。ここで、トランス(2)の3次巻線(2c)から逆流阻
止用ダイオード(27)を介して得られる整流電圧の値は、
第2の整流平滑回路(7)を介して出力される制御回路(1
0)の電源電圧VCCの値に略等しいとする。このため、ツ
ェナダイオード(28)のブレークダウン電圧は制御回路(1
0)の起動電圧VONと略同等の電圧値に設定される。その
他の構成は、図4に示す従来のDC−DCコンバータと
略同様である。
【0015】上記の構成において、負荷(25)のインピー
ダンスが著しく低下すると、図2に示すように第1の整
流平滑回路(4)から負荷(25)に供給される直流出力電圧
VOが低下すると同時にトランス(2)の3次巻線(2c)に発
生する電圧も低下する。これと共に、トランス(2)の3
次巻線(2c)から第2の整流平滑回路(7)を介して制御回
路(10)の電源入力端子(10c)に供給される電源電圧VCC
も低下する。トランス(2)の3次巻線(2c)から第2の整
流平滑回路(7)を介して出力される制御回路(10)の電源
電圧VCC、即ちトランス(2)の3次巻線(2c)から逆流阻
止用ダイオード(27)を介して得られる整流電圧が制御回
路(10)の起動電圧VON以下に低下すると、擬似インピー
ダンス回路(26)のツェナダイオード(28)が非導通状態と
なり、各NPN型トランジスタ(31),(32)がそれぞれオ
フ状態及びオン状態となる。これにより、第2の整流平
滑回路(7)の第2の平滑コンデンサ(9)に充電された電荷
が擬似インピーダンス回路(26)のダミー抵抗(33)及びN
PN型トランジスタ(32)を通して速やかに放出されるの
で、制御回路(10)の電源電圧VCCが制御回路(10)の停止
する電圧VOFFまで急速に降下し、制御回路(10)の動作
が停止して直流出力電圧VOが略0Vとなり、DC−D
Cコンバータが停止する。その後、直流電源(1)から起
動用抵抗(11)を通して第2の整流平滑回路(7)の第2の
平滑コンデンサ(9)が充電され、第2の平滑コンデンサ
(9)から制御回路(10)に供給される電源電圧VC Cが上昇
して起動電圧VONに達すると制御回路(10)が再び動作を
開始して最小電圧レベルの直流出力電圧VOが発生し、
DC−DCコンバータが再び起動する。これ以降は、上
述したDC−DCコンバータの起動及び停止が交互に繰
り返され、間欠発振動作が行なわれる。なお、負荷(25)
が定常状態のときの図1に示すDC−DCコンバータの
動作については図4に示す従来のDC−DCコンバータ
の動作と同様であるので、説明は省略する。
ダンスが著しく低下すると、図2に示すように第1の整
流平滑回路(4)から負荷(25)に供給される直流出力電圧
VOが低下すると同時にトランス(2)の3次巻線(2c)に発
生する電圧も低下する。これと共に、トランス(2)の3
次巻線(2c)から第2の整流平滑回路(7)を介して制御回
路(10)の電源入力端子(10c)に供給される電源電圧VCC
も低下する。トランス(2)の3次巻線(2c)から第2の整
流平滑回路(7)を介して出力される制御回路(10)の電源
電圧VCC、即ちトランス(2)の3次巻線(2c)から逆流阻
止用ダイオード(27)を介して得られる整流電圧が制御回
路(10)の起動電圧VON以下に低下すると、擬似インピー
ダンス回路(26)のツェナダイオード(28)が非導通状態と
なり、各NPN型トランジスタ(31),(32)がそれぞれオ
フ状態及びオン状態となる。これにより、第2の整流平
滑回路(7)の第2の平滑コンデンサ(9)に充電された電荷
が擬似インピーダンス回路(26)のダミー抵抗(33)及びN
PN型トランジスタ(32)を通して速やかに放出されるの
で、制御回路(10)の電源電圧VCCが制御回路(10)の停止
する電圧VOFFまで急速に降下し、制御回路(10)の動作
が停止して直流出力電圧VOが略0Vとなり、DC−D
Cコンバータが停止する。その後、直流電源(1)から起
動用抵抗(11)を通して第2の整流平滑回路(7)の第2の
平滑コンデンサ(9)が充電され、第2の平滑コンデンサ
(9)から制御回路(10)に供給される電源電圧VC Cが上昇
して起動電圧VONに達すると制御回路(10)が再び動作を
開始して最小電圧レベルの直流出力電圧VOが発生し、
DC−DCコンバータが再び起動する。これ以降は、上
述したDC−DCコンバータの起動及び停止が交互に繰
り返され、間欠発振動作が行なわれる。なお、負荷(25)
が定常状態のときの図1に示すDC−DCコンバータの
動作については図4に示す従来のDC−DCコンバータ
の動作と同様であるので、説明は省略する。
【0016】本実施の形態では、負荷(25)のインピーダ
ンスが著しく低下したときに擬似インピーダンス回路(2
6)により第2の整流平滑回路(7)から出力される制御回
路(10)の電源電圧VCCが制御回路(10)の停止する電圧V
OFFまで急速に降下するので、消費電力の小さいBi-C
MOSで構成された制御回路(10)の場合でも間欠発振動
作が良好に行なわれ、直流出力電流IOを充分小さな値
に低減できる。したがって、過大な直流出力電流IOに
よる2次側の整流ダイオード(5)等の破壊を防止でき
る。また、負荷(25)のインピーダンスが低下したときの
み擬似インピーダンス回路(26)が作動するので、高効率
及び低損失化が図られる。更に、制御回路(10)をBi-C
MOSで構成することにより、起動用抵抗(11)の抵抗値
を大きくすることができるので、制御回路(10)における
電力損失を低減することが可能となる。
ンスが著しく低下したときに擬似インピーダンス回路(2
6)により第2の整流平滑回路(7)から出力される制御回
路(10)の電源電圧VCCが制御回路(10)の停止する電圧V
OFFまで急速に降下するので、消費電力の小さいBi-C
MOSで構成された制御回路(10)の場合でも間欠発振動
作が良好に行なわれ、直流出力電流IOを充分小さな値
に低減できる。したがって、過大な直流出力電流IOに
よる2次側の整流ダイオード(5)等の破壊を防止でき
る。また、負荷(25)のインピーダンスが低下したときの
み擬似インピーダンス回路(26)が作動するので、高効率
及び低損失化が図られる。更に、制御回路(10)をBi-C
MOSで構成することにより、起動用抵抗(11)の抵抗値
を大きくすることができるので、制御回路(10)における
電力損失を低減することが可能となる。
【0017】図1に示す実施の形態のDC−DCコンバ
ータは変更が可能である。例えば、図3に示す実施の形
態のDC−DCコンバータでは、トランス(2)に4次巻
線(4d)を設け、4次巻線(2d)に第3の整流ダイオード(3
5)及び第3の平滑コンデンサ(36)を有する第3の整流平
滑回路(34)を接続し、起動用抵抗(11)を第3の整流平滑
回路(34)の第3の平滑コンデンサ(36)に接続し、擬似イ
ンピーダンス回路(26)の逆流阻止用ダイオード(27)を省
略し、ツェナダイオード(28)のカソード端子を第3の整
流平滑回路(34)の第3の平滑コンデンサ(36)に接続して
いる。その他の構成は、図1に示す実施の形態と略同様
である。
ータは変更が可能である。例えば、図3に示す実施の形
態のDC−DCコンバータでは、トランス(2)に4次巻
線(4d)を設け、4次巻線(2d)に第3の整流ダイオード(3
5)及び第3の平滑コンデンサ(36)を有する第3の整流平
滑回路(34)を接続し、起動用抵抗(11)を第3の整流平滑
回路(34)の第3の平滑コンデンサ(36)に接続し、擬似イ
ンピーダンス回路(26)の逆流阻止用ダイオード(27)を省
略し、ツェナダイオード(28)のカソード端子を第3の整
流平滑回路(34)の第3の平滑コンデンサ(36)に接続して
いる。その他の構成は、図1に示す実施の形態と略同様
である。
【0018】図3に示す構成において、負荷(25)のイン
ピーダンスが著しく低下すると、第1の整流平滑回路
(4)から負荷(25)に供給される直流出力電圧VOが低下す
ると共に、第3の整流平滑回路(34)の第3の平滑コンデ
ンサ(36)の電圧VSも低下する。第3の整流平滑回路(3
4)の第3の平滑コンデンサ(36)の電圧VSが制御回路(1
0)の起動電圧VON以下に低下すると、擬似インピーダン
ス回路(26)のツェナダイオード(28)が非導通状態とな
り、各NPN型トランジスタ(31),(32)がそれぞれオフ
状態及びオン状態となる。これにより、第2の整流平滑
回路(7)の第2の平滑コンデンサ(9)に充電された電荷が
擬似インピーダンス回路(26)のダミー抵抗(33)及びNP
N型トランジスタ(32)を通して速やかに放出されるの
で、制御回路(10)の電源電圧VCCが制御回路(10)の停止
する電圧VOFFまで急速に降下し、制御回路(10)の動作
が停止して直流出力電圧VOが略0Vとなり、DC−D
Cコンバータが停止する。その後、直流電源(1)から起
動用抵抗(11)を通して第3の整流平滑回路(34)の第3の
平滑コンデンサ(36)及び第2の整流平滑回路(7)の第2
の平滑コンデンサ(9)が充電され、第3の平滑コンデン
サ(36)の電圧VSが上昇して制御回路(10)の起動電圧V
ONに達すると制御回路(10)が再び動作を開始して最小電
圧レベルの直流出力電圧VOが発生し、DC−DCコン
バータが再び起動する。これ以降は、上述したDC−D
Cコンバータの起動及び停止が交互に繰り返され、間欠
発振動作が行なわれる。なお、負荷(25)が定常状態のと
きの図3に示すDC−DCコンバータの動作については
図4に示す従来のDC−DCコンバータの動作と同様で
あるので、説明は省略する。
ピーダンスが著しく低下すると、第1の整流平滑回路
(4)から負荷(25)に供給される直流出力電圧VOが低下す
ると共に、第3の整流平滑回路(34)の第3の平滑コンデ
ンサ(36)の電圧VSも低下する。第3の整流平滑回路(3
4)の第3の平滑コンデンサ(36)の電圧VSが制御回路(1
0)の起動電圧VON以下に低下すると、擬似インピーダン
ス回路(26)のツェナダイオード(28)が非導通状態とな
り、各NPN型トランジスタ(31),(32)がそれぞれオフ
状態及びオン状態となる。これにより、第2の整流平滑
回路(7)の第2の平滑コンデンサ(9)に充電された電荷が
擬似インピーダンス回路(26)のダミー抵抗(33)及びNP
N型トランジスタ(32)を通して速やかに放出されるの
で、制御回路(10)の電源電圧VCCが制御回路(10)の停止
する電圧VOFFまで急速に降下し、制御回路(10)の動作
が停止して直流出力電圧VOが略0Vとなり、DC−D
Cコンバータが停止する。その後、直流電源(1)から起
動用抵抗(11)を通して第3の整流平滑回路(34)の第3の
平滑コンデンサ(36)及び第2の整流平滑回路(7)の第2
の平滑コンデンサ(9)が充電され、第3の平滑コンデン
サ(36)の電圧VSが上昇して制御回路(10)の起動電圧V
ONに達すると制御回路(10)が再び動作を開始して最小電
圧レベルの直流出力電圧VOが発生し、DC−DCコン
バータが再び起動する。これ以降は、上述したDC−D
Cコンバータの起動及び停止が交互に繰り返され、間欠
発振動作が行なわれる。なお、負荷(25)が定常状態のと
きの図3に示すDC−DCコンバータの動作については
図4に示す従来のDC−DCコンバータの動作と同様で
あるので、説明は省略する。
【0019】以上のように、図3に示す実施の形態にお
いても負荷(25)のインピーダンスが著しく低下したとき
に擬似インピーダンス回路(26)により第2の整流平滑回
路(7)から出力される制御回路(10)の電源電圧VCCが制
御回路(10)の停止する電圧VO FFまで急速に降下するの
で、図1に示す実施の形態と同様に消費電力の小さいB
i-CMOSで構成された制御回路(10)の場合でも間欠発
振動作が良好に行なわれ、直流出力電流IOを充分小さ
な値に低減できる。したがって、図3に示す実施の形態
においても図1に示す実施の形態と略同様な作用効果が
得られる。
いても負荷(25)のインピーダンスが著しく低下したとき
に擬似インピーダンス回路(26)により第2の整流平滑回
路(7)から出力される制御回路(10)の電源電圧VCCが制
御回路(10)の停止する電圧VO FFまで急速に降下するの
で、図1に示す実施の形態と同様に消費電力の小さいB
i-CMOSで構成された制御回路(10)の場合でも間欠発
振動作が良好に行なわれ、直流出力電流IOを充分小さ
な値に低減できる。したがって、図3に示す実施の形態
においても図1に示す実施の形態と略同様な作用効果が
得られる。
【0020】本発明の実施態様は前記の各実施の形態に
限定されず、更に種々の変更が可能である。例えば、上
記の各実施の形態では3つ又は4つの巻線を有するトラ
ンス(2)を使用したが、1次巻線(2a)の一部又は延長部
より出力を取り出すオートトランス(単巻線トランス)
又は複数個の出力巻線を有する多出力型のトランスを使
用してもよい。また、上記の各実施形態では主スイッチ
ング素子としてMOS-FETを使用した形態を示した
が、バイポーラトランジスタ、IGBT(絶縁ゲート型
バイポーラトランジスタ)、J-FET(接合型電界効
果トランジスタ)又はサイリスタ等の他のスイッチング
素子を使用してもよい。更に、上記の各実施の形態では
フライバック方式のDC−DCコンバータに本発明を適
用した例を示したが、フォワード方式のDC−DCコン
バータにも適用が可能である。
限定されず、更に種々の変更が可能である。例えば、上
記の各実施の形態では3つ又は4つの巻線を有するトラ
ンス(2)を使用したが、1次巻線(2a)の一部又は延長部
より出力を取り出すオートトランス(単巻線トランス)
又は複数個の出力巻線を有する多出力型のトランスを使
用してもよい。また、上記の各実施形態では主スイッチ
ング素子としてMOS-FETを使用した形態を示した
が、バイポーラトランジスタ、IGBT(絶縁ゲート型
バイポーラトランジスタ)、J-FET(接合型電界効
果トランジスタ)又はサイリスタ等の他のスイッチング
素子を使用してもよい。更に、上記の各実施の形態では
フライバック方式のDC−DCコンバータに本発明を適
用した例を示したが、フォワード方式のDC−DCコン
バータにも適用が可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、負荷短絡等により出力
インピーダンスが著しく低下するときに擬似インピーダ
ンス回路により制御回路の電源電圧を急速に降下させる
ので、消費電力の少ない制御回路でも間欠発振動作が可
能となり、出力電流を充分小さな値に制限することがで
きる。また、出力インピーダンスが低下するときのみ擬
似インピーダンス回路が作動するので、高効率及び低損
失化が図られる。更に、制御回路を消費電力の少ないB
i-CMOSで構成することにより、制御回路における電
力損失を低減することができる。したがって、負荷短絡
等による出力インピーダンス低下時の出力電流を低減し
て整流素子等の破壊を防止できると共にDC−DCコン
バータの電力損失を低減することが可能となる。
インピーダンスが著しく低下するときに擬似インピーダ
ンス回路により制御回路の電源電圧を急速に降下させる
ので、消費電力の少ない制御回路でも間欠発振動作が可
能となり、出力電流を充分小さな値に制限することがで
きる。また、出力インピーダンスが低下するときのみ擬
似インピーダンス回路が作動するので、高効率及び低損
失化が図られる。更に、制御回路を消費電力の少ないB
i-CMOSで構成することにより、制御回路における電
力損失を低減することができる。したがって、負荷短絡
等による出力インピーダンス低下時の出力電流を低減し
て整流素子等の破壊を防止できると共にDC−DCコン
バータの電力損失を低減することが可能となる。
【図1】 本発明によるDC−DCコンバータの一実施
の形態を示す電気回路図
の形態を示す電気回路図
【図2】 図1のDC−DCコンバータにおける出力イ
ンピーダンス低下時の直流出力電圧及び制御回路の電源
電圧を示すグラフ
ンピーダンス低下時の直流出力電圧及び制御回路の電源
電圧を示すグラフ
【図3】 図1の変更実施の形態を示す電気回路図
【図4】 従来のDC−DCコンバータを示す電気回路
図
図
【図5】 図4のDC−DCコンバータの出力特性を示
すグラフ
すグラフ
【図6】 図4のDC−DCコンバータにおける出力イ
ンピーダンス低下時の直流出力電圧及び制御回路の電源
電圧を示すグラフ
ンピーダンス低下時の直流出力電圧及び制御回路の電源
電圧を示すグラフ
(1)・・直流電源、 (2)・・トランス、 (2a)・・1次
巻線、 (2b)・・2次巻線、 (2c)・・3次巻線、 (2
d)・・4次巻線、 (3)・・MOS-FET(主スイッチ
ング素子)、 (4)・・第1の整流平滑回路、 (5)・・
第1の整流ダイオード、 (6)・・第1の平滑コンデン
サ、 (7)・・第2の整流平滑回路、 (8)・・第2の整
流ダイオード、 (9)・・第2の平滑コンデンサ、 (1
0)・・制御回路、 (10a)・・出力電圧検出端子、 (10
b)・・入力電流検出端子、 (10c)・・電源入力端子、
(10d)・・制御信号出力端子、 (11)・・起動用抵抗
(起動手段)、 (12)・・入力電流検出用抵抗、 (13)
・・出力電流検出用抵抗、(14),(15)・・出力電圧検出
用抵抗、 (16),(17)・・誤差増幅器、 (18),(19)・・
基準電源、 (20),(21)・・ダイオード、 (22)・・フ
ォトカプラ、 (23)・・発光ダイオード、 (24)・・フ
ォトトランジスタ、 (25)・・負荷、 (26)・・擬似イ
ンピーダンス回路、 (27)・・逆流阻止用ダイオード、
(28)・・ツェナダイオード、 (29),(30)・・直列抵
抗、 (31),(32)・・NPN型トランジスタ、 (33)・
・ダミー抵抗、 (34)・・第3の整流平滑回路、 (35)
・・第3の整流ダイオード、 (36)・・第3の平滑コン
デンサ
巻線、 (2b)・・2次巻線、 (2c)・・3次巻線、 (2
d)・・4次巻線、 (3)・・MOS-FET(主スイッチ
ング素子)、 (4)・・第1の整流平滑回路、 (5)・・
第1の整流ダイオード、 (6)・・第1の平滑コンデン
サ、 (7)・・第2の整流平滑回路、 (8)・・第2の整
流ダイオード、 (9)・・第2の平滑コンデンサ、 (1
0)・・制御回路、 (10a)・・出力電圧検出端子、 (10
b)・・入力電流検出端子、 (10c)・・電源入力端子、
(10d)・・制御信号出力端子、 (11)・・起動用抵抗
(起動手段)、 (12)・・入力電流検出用抵抗、 (13)
・・出力電流検出用抵抗、(14),(15)・・出力電圧検出
用抵抗、 (16),(17)・・誤差増幅器、 (18),(19)・・
基準電源、 (20),(21)・・ダイオード、 (22)・・フ
ォトカプラ、 (23)・・発光ダイオード、 (24)・・フ
ォトトランジスタ、 (25)・・負荷、 (26)・・擬似イ
ンピーダンス回路、 (27)・・逆流阻止用ダイオード、
(28)・・ツェナダイオード、 (29),(30)・・直列抵
抗、 (31),(32)・・NPN型トランジスタ、 (33)・
・ダミー抵抗、 (34)・・第3の整流平滑回路、 (35)
・・第3の整流ダイオード、 (36)・・第3の平滑コン
デンサ
Claims (2)
- 【請求項1】 直流電源に対して直列に接続されるトラ
ンスの1次巻線及び主スイッチング素子と、該主スイッ
チング素子をオン・オフ制御する制御回路と、前記直流
電源と前記制御回路との間に接続される起動手段とを備
え、起動時に前記直流電源から前記起動手段を介して前
記制御回路に駆動用電力を供給し、起動後に前記制御回
路により前記主スイッチング素子をオン・オフ制御する
ことにより、前記トランスの2次巻線又は1次巻線から
第1の整流平滑回路を介して負荷への第1の直流出力を
取り出すと共に、前記トランスの3次巻線から第2の整
流平滑回路を介して得られる第2の直流出力を前記制御
回路に供給するDC−DCコンバータにおいて、 前記第2の整流平滑回路の出力端子間に擬似インピーダ
ンス回路を接続し、 前記負荷のインピーダンスが著しく低下し、前記第1の
整流平滑回路の出力電圧の低下により前記第2の整流平
滑回路の出力電圧が前記制御回路の起動電圧以下に低下
したとき、前記擬似インピーダンス回路により前記制御
回路が停止する電圧まで前記第2の整流平滑回路の出力
電圧を降下させて、前記DC−DCコンバータの動作を
停止させ、 その後、前記直流電源から前記起動手段を介して駆動用
電力が供給される前記第2の整流平滑回路の出力電圧が
前記制御回路の起動電圧に達すると、前記DC−DCコ
ンバータが再び起動され、DC−DCコンバータの起動
及び停止が交互に繰り返されて間欠発振動作を行うこと
を特徴とするDC−DCコンバータ。 - 【請求項2】 前記トランスに設けられた4次巻線に第
3の整流平滑回路を接続し、前記第1の整流平滑回路の
出力電圧の低下により前記第3の整流平滑回路の出力電
圧が前記制御回路の起動電圧以下に低下するとき、前記
擬似インピーダンス回路により前記制御回路が停止する
電圧まで前記第2の整流平滑回路の出力電圧を降下させ
る請求項1に記載のDC−DCコンバータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32517999A JP3369134B2 (ja) | 1999-11-16 | 1999-11-16 | Dc−dcコンバータ |
US09/712,568 US6366479B1 (en) | 1999-11-16 | 2000-11-14 | DC-DC converter with reduced energy loss under lowered load impedance |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32517999A JP3369134B2 (ja) | 1999-11-16 | 1999-11-16 | Dc−dcコンバータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001145344A JP2001145344A (ja) | 2001-05-25 |
JP3369134B2 true JP3369134B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
ID=18173900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32517999A Expired - Fee Related JP3369134B2 (ja) | 1999-11-16 | 1999-11-16 | Dc−dcコンバータ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6366479B1 (ja) |
JP (1) | JP3369134B2 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3578124B2 (ja) * | 2001-08-31 | 2004-10-20 | ソニー株式会社 | スイッチング電源装置 |
JP3883857B2 (ja) * | 2001-12-05 | 2007-02-21 | ソニー株式会社 | スイッチング電源装置および電源制御方法 |
JP4117676B2 (ja) * | 2002-01-17 | 2008-07-16 | 横河電機株式会社 | スイッチング電源装置 |
JP4096201B2 (ja) * | 2002-09-04 | 2008-06-04 | サンケン電気株式会社 | Dc−dc変換器 |
US6819063B2 (en) * | 2002-12-13 | 2004-11-16 | Bruce Industries, Inc. | Sensing voltage for fluorescent lamp protection |
JP4193536B2 (ja) * | 2003-03-24 | 2008-12-10 | 横河電機株式会社 | スイッチング電源 |
US6862194B2 (en) * | 2003-06-18 | 2005-03-01 | System General Corp. | Flyback power converter having a constant voltage and a constant current output under primary-side PWM control |
JP4203768B2 (ja) | 2004-01-14 | 2009-01-07 | サンケン電気株式会社 | Dc−dc変換器 |
JP2005261112A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Sanken Electric Co Ltd | Dc−dcコンバータ |
JP4774904B2 (ja) | 2005-10-18 | 2011-09-21 | サンケン電気株式会社 | Dc−dcコンバータ |
JP4973916B2 (ja) * | 2006-08-02 | 2012-07-11 | 株式会社タムラ製作所 | 保護回路およびスイッチング電源装置 |
JP2009231640A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 電源装置及び照明器具 |
JP2010088272A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 接合型電界効果トランジスタの駆動装置および駆動方法 |
JP2010093922A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Panasonic Corp | スイッチング電源装置 |
TWI411358B (zh) * | 2009-12-31 | 2013-10-01 | Delta Electronics Inc | 電子安定器具雙檢測訊號之燈管壽命終了保護電路及其方法 |
JP5526857B2 (ja) * | 2010-02-24 | 2014-06-18 | ミツミ電機株式会社 | 電源制御用半導体集積回路および絶縁型直流電源装置 |
JP5316903B2 (ja) | 2010-11-30 | 2013-10-16 | ブラザー工業株式会社 | 電源システム及び画像形成装置 |
JP6761357B2 (ja) * | 2017-01-20 | 2020-09-23 | コーセル株式会社 | スイッチング電源装置 |
JP7275764B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2023-05-18 | Tdk株式会社 | 補正回路、及び電源装置 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR890001259B1 (ko) * | 1986-06-20 | 1989-04-28 | 주식회사 금성사 | 스위칭모드 전원공급회로의 안정화회로 |
JPH04225505A (ja) * | 1990-12-27 | 1992-08-14 | Nec Corp | オンオフコンバータ |
DE19518863A1 (de) * | 1995-05-23 | 1996-11-28 | Thomson Brandt Gmbh | Schaltnetzteil mit Bereitschaftsbetrieb |
US5717578A (en) * | 1996-02-07 | 1998-02-10 | Emerging Technologies Corporation | Constant current source employing power conversion circuitry |
JP2900876B2 (ja) * | 1996-03-19 | 1999-06-02 | サンケン電気株式会社 | 表示装置の電源装置 |
US5734564A (en) * | 1996-07-26 | 1998-03-31 | Lucent Technologies Inc. | High-efficiency switching power converter |
KR100268465B1 (ko) * | 1997-05-30 | 2001-03-02 | 윤종용 | 스위칭모드 전원공급기의 초기 구동전압 공급회로 |
US5812383A (en) * | 1997-07-31 | 1998-09-22 | Philips Electronics North North America Corporation | Low power stand-by for switched-mode power supply circuit with burst mode operation |
JP2956681B2 (ja) * | 1998-02-27 | 1999-10-04 | 富士電機株式会社 | スイッチング電源の切換運転回路 |
SG71774A1 (en) * | 1998-04-01 | 2000-04-18 | Compaq Computer Corp | Switched-mode power converter with triple protection in single latch |
EP0993105B1 (en) * | 1998-10-07 | 2003-01-08 | STMicroelectronics S.r.l. | Control of power transfer in a flyback converter by modulating the off-phase in function of the load |
-
1999
- 1999-11-16 JP JP32517999A patent/JP3369134B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-11-14 US US09/712,568 patent/US6366479B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001145344A (ja) | 2001-05-25 |
US6366479B1 (en) | 2002-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3369134B2 (ja) | Dc−dcコンバータ | |
US6980444B2 (en) | Switching power supply | |
KR100630855B1 (ko) | Dc-dc 컨버터의 제어 회로, dc-dc 컨버터의 제어 방법, 반도체 장치, dc-dc 컨버터 및 전자 기기 | |
JP4752484B2 (ja) | Dc−dcコンバータ | |
JP3358588B2 (ja) | スイッチング電源回路 | |
JP2000184698A (ja) | スイッチング電源 | |
JPH0680385U (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP2004015993A (ja) | 無負荷時省電力電源装置 | |
JP3107193B2 (ja) | Dc−dcコンバータ | |
JP2767782B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JPH11341799A (ja) | 同期整流型dc−dcコンバータ | |
JP2002281749A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP3458363B2 (ja) | スイッチング電源 | |
JP3408508B2 (ja) | 同期整流式フォワード型スイッチング電源装置 | |
JP2008193803A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP2563188B2 (ja) | 過電流保護機能付自励形コンバータ | |
WO2000038305A9 (en) | A synchronous flyback converter | |
JPS60128867A (ja) | 直流一直流変換器 | |
JP2977442B2 (ja) | スイッチング電源 | |
JP2767783B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP3419343B2 (ja) | Dc−dcコンバータ | |
JP2005033971A (ja) | スイッチング電源回路 | |
JP2676982B2 (ja) | Dc―dcコンバータ | |
JP3460403B2 (ja) | 自励発振式スイッチング電源装置 | |
JP2006109543A (ja) | Dc−dcコンバータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081115 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |