JP3369088B2 - 紙葉鑑別装置 - Google Patents

紙葉鑑別装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣等の紙葉を鑑
別する紙葉鑑別装置に関し、特には入金、出金等の取引
を実行する自動取引装置(Automatic Tel
ler Machine:以下ATMと称す)等の機器
に組み込まれ、紙幣を鑑別する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】利用者の操作により入出金等の取引を実
行するATMには、入金された紙幣や出金用に放出する
ための紙幣を鑑別するための装置が設けられている。こ
のような紙幣等の紙葉の鑑別を行う紙葉鑑別装置とし
て、従来より、紙葉が搬送される搬送方向に対し直交す
る配列方向に固定的に配列された複数のセンサ素子から
なるラインセンサで、搬送中の紙葉を、搬送を利用して
走査し画像データを得、その画像データに基づいて紙葉
の鑑別を行う紙葉鑑別装置が知られている。
【0003】このような紙葉鑑別装置においては、通
常、センサ素子は、紙葉の全域について走査し画像デー
タを得ており、このため多数のセンサ素子が用いられて
いる。また、紙葉を鑑別する方法としては、通常、鑑別
の基準となる紙葉をラインセンサで走査して多数の画像
データを収集し、それらのデータに基づいて辞書データ
をあらかじめ作成し記憶しておき、この辞書データと鑑
別対象の紙葉の画像データとを比較することにより鑑別
する方法が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】紙葉鑑別装置のコスト
ダウンが望まれており、そのために、ラインセンサを構
成するセンサ素子を間引いてセンサ素子の数を削減する
ことが考えられる。コストダウンの手法としてセンサ素
子の数の削減が考えられる根拠は、センサ素子を間引く
ことにより紙葉上にセンスされない領域が生まれても、
紙葉全体の画像パターンに基づいて紙葉の鑑別を行う場
合、その鑑別の精度には大きな影響はあらわれないと考
えられることにある。
【0005】しかし、センサ素子を単純に間引いた場
合、センサ素子が間引かれたラインセンサによって得ら
れる画像データに基づいて紙葉を鑑別することになり、
その場合、鑑別の基準となる多数枚の紙葉を、そのセン
サ素子が間引かれたラインセンサによって走査して多数
の画像データを収集し、それらの画像データを基に、間
引かれたラインセンサによってセンスされた場合の辞書
データを新たに作成し直す必要を生じることになるが、
この辞書データの作成には多大の時間と人手を要し、そ
の点がかえってコストアップの要因となり、コストダウ
ンを図るつもりが、コストダウンに結びつかないおそれ
がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、辞書データを
新たに作成し直すことなくセンサ素子の削減を図ること
ができる紙葉鑑別装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の紙葉鑑別装置は、所定の搬送方向に搬送され
る紙葉を、その搬送方向に交わる配列方向に配列された
複数のセンサ素子で、紙葉の搬送に伴って走査して、各
センサ素子で、紙葉の、搬送方向に長尺の各領域につい
てセンスし、そのセンスにより得られた画像データに基
づいてセンスした紙葉を鑑別する紙葉鑑別装置におい
て、複数のセンサ素子が、紙葉上の、隣接する2つセン
サ素子それぞれによりセンスされる2つのセンス領域の
間にいずれのセンサ素子でもセンスされない非センス領
域が形成されるように上記配列方向に配列されてなるラ
インセンサと、紙葉の、非センス領域に対応する画像デ
ータを生成するデータ補正部と、紙葉の鑑別の基準とな
る、紙葉全域に対応する辞書データが記憶されてなる辞
書データ部と、上記ラインセンサで得られたセンス領域
の画像データとデータ補正部で得られた非センス領域の
画像データとを合わせた、紙葉全域に対応する画像デー
タと、辞書データ部に記憶された辞書データとを比較す
ることにより、上記ラインセンサでセンスされた紙葉を
鑑別する辞書比較部とを備えたことを特徴とする。
【0008】本発明の第1の紙葉鑑別装置によれば、デ
ータ補正部によって、いずれのセンサ素子でもセンスさ
れない非センス領域に対応する画像データが生成され、
これにより紙葉全域に対応する画像データを得ることが
できる。これにより、従来の紙葉鑑別装置において用い
られている、紙葉全域に対応する辞書データを用いて紙
葉の鑑別を行うことができ、センス領域に対応する辞書
データを新たに作成することなくセンサ素子の削減を図
ることができる。
【0009】本発明の第1の紙葉鑑別装置は、上記ライ
ンセンサで得られたセンス領域の画像データと上記デー
タ補正部で得られた非センス領域の画像データとを合わ
せた、紙葉全域に対応する画像データに所定の画像処理
を施す画像処理部を備え、上記辞書データ部が、画像処
理部で画像処理が施された後の画像データに対応する辞
書データを記憶してなるものであって、上記辞書比較部
が、画像処理部で画像処理が施された後の画像データ
と、辞書データ部に記憶された辞書データとを比較する
ことにより、ラインセンサでセンスされた紙葉を鑑別す
るものであることが望ましい。
【0010】上記画像処理部によって、画像データに画
像処理が施されることにより、センス領域の画像データ
と非センス領域の画像データとが平均化された画像デー
タを得ることができる。この平均化された画像データ
と、辞書データとの比較によって、紙葉の全体的な特徴
に基づいた紙葉の鑑別が行われる。また、従来より、画
像データと辞書データが比較されて鑑別される際には、
前述したように、紙葉上の、各センサ素子によってセン
スされる各領域毎の特徴が比較されるのではなく、紙葉
の全体的な特徴が比較されて鑑別されるのが一般的であ
る。結局、上記画像処理部によって、画像データに画像
処理が施されることにより、紙葉の鑑別精度の低下を防
止しつつ、センサ素子の削減を図ることができる。
【0011】ここで、本発明の第1の紙葉鑑別装置にお
いて、非センス領域の画像データを生成するにあたり、
例えば、上記データ補正部は、上記ラインセンサで得ら
れたセンス領域の画像データに補間処理を施すことによ
り非センス領域の画像データを生成するものであっても
よく、あるいは、上記データ補正部は、上記ラインセン
サで得られたセンス領域の画像データを複写して該セン
ス領域に隣接する非センス領域に対応付けるものであっ
てもよく、あるいは、上記データ補正部は、非センス領
域に所定値を対応付けるものであってもよい。
【0012】上記目的を達成する本発明の第2の紙葉鑑
別装置は、所定の搬送方向に搬送される紙葉を、その搬
送方向に交わる配列方向に配列された複数のセンサ素子
で、紙葉の搬送に伴って走査して、各センサ素子で、紙
葉の、搬送方向に長尺の各領域についてセンスし、その
センスにより得られた画像データに基づいてセンスした
紙葉を鑑別する紙葉鑑別装置において、複数のセンサ素
子が、紙葉上の、隣接する2つセンサ素子それぞれによ
りセンスされる2つのセンス領域の間にいずれのセンサ
素子でもセンスされない非センス領域が形成されるよう
に上記配列方向に配列されてなるラインセンサと、紙葉
の鑑別の基準となる、紙葉全域に対応する辞書データが
記憶されてなる辞書データ部と、辞書データ部に記憶さ
れた辞書データの中から、上記ラインセンサで紙葉がセ
ンスされる、紙葉のストライプ状のセンス領域に対応す
る部分データを抽出するデータ抽出部と、上記ラインセ
ンサで得られたセンス領域の画像データと、データ抽出
部で抽出された部分データとを比較することにより、上
記ラインセンサでセンスされた紙葉を鑑別する辞書比較
部とを備えたことを特徴とする。
【0013】本発明の第2の紙葉鑑別装置によれば、上
述したように従来から用いられている、紙葉全域に対応
する辞書データから、センス領域に対応する部分データ
を抽出し、この抽出した部分データと、上記ラインセン
サで得られた画像データとを比較することにより紙葉の
鑑別が行われる。これにより、センサ素子が削減されて
も、紙葉全域に対応する辞書データをそのまま利用する
ことができ、従って、センス領域に対応する辞書データ
を新たに作成することなくセンサ素子の削減を図ること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の第1の紙葉鑑別装置の一実
施形態を示すブロック図である。この紙葉鑑別装置10
0は、ATMに組み込まれて、ATM内部を搬送される
複数種類の紙幣の鑑別を行う装置である。また、ATM
内部の、紙幣を搬送するための機構は、搬送の方向に対
して紙幣が多少斜めになった状態であってもそのまま紙
幣を搬送することができ、紙葉鑑別装置100は、以下
で説明するように、このように斜めになった状態で搬送
される紙幣の鑑別も行うことができる。
【0015】この紙葉鑑別装置100には、センサ部1
01と、増幅部102と、A/D変換部103が備えら
れており、センサ部101によって紙幣が走査されて得
られた画像データが増幅部102で増幅されA/D変換
部103でA/D変換される。図2は、図1に示すセン
サ部の詳細を示す図である。
【0016】このセンサ部101には、突入センサ10
11と、光ラインセンサ1012と、磁気ラインセンサ
1013と、厚みセンサ1014と、通過センサ101
5とが備えられており、このうち光ラインセンサ101
2および磁気ラインセンサ1013それぞれが本発明に
いうラインセンサの一例である。紙幣200は、図の左
側から搬送されてきてこのセンサ部101を通過し図の
右側へと搬送されていく。また、上述したように紙幣2
00は、多少斜めになった状態で搬送される場合もあ
る。
【0017】突入センサ1011は、光センサの一種で
あり2つ設けられている。この突入センサ1011によ
り、搬送されてきた紙幣200が感知されて感知情報が
得られ、その感知情報が、後述するように、図1に示す
紙葉鑑別装置100の所定動作の開始の合図となる。ま
た、2つの突入センサ1011それぞれによって紙幣2
00が感知され、それらの感知時刻の差に基づいて、搬
送方向に対する紙幣200の傾きを求めることができ
る。
【0018】図3(a)に示すように、光ラインセンサ
1012は、紙幣200の搬送方向(図3の紙面に垂直
な方向)に対して垂直な方向(図3の左右方向)に配列
された64個の光センサ素子10121により構成され
ている。また、これらの64個の光センサ素子1012
1は、隣接する光センサ素子10121の間に光センサ
素子1個分の間隔を置いて配列されており、各光センサ
素子10121は、センサ部101内を搬送される紙幣
200の、その光センサ素子10121が対面する、そ
の光センサ素子自身の面積と同程度の面積を有する領域
についてセンスする。また、突入センサ1011によっ
て紙幣が感知された後、各光センサ素子により、その紙
幣について一定周期で35回のセンスが行われる。これ
により、光ラインセンサ1012を構成する各光センサ
素子10121によって紙幣200が搬送方向に走査さ
れ、図3(b)に示すように、紙幣200上の、各光セ
ンサ素子によってセンスされる各センス領域210と、
いずれの光センサ素子でもセンスされない各非センス領
域220が、交互にストライプ状に形成される。また、
後において説明する図6に示すように、光ラインセンサ
1012によって走査される走査範囲230は、紙幣2
00の外形240によって囲われた範囲よりもやや広い
範囲に広がっており、従って、紙幣200がやや斜めに
搬送された場合であってもその紙幣200は走査範囲2
30内に納まる。
【0019】なお、本実施形態では、隣接するセンサ素
子の間にセンサ素子1つ分の間隔が空けられているが、
本発明にいうラインセンサは、隣接するセンサ素子の間
にセンサ素子2つ分以上の間隔を有するものであっても
よい。但し、ここでは、隣接するセンサ素子の間にセン
サ素子1つ分の間隔を有するものとして説明を続ける。
【0020】図3(a)に示すように、光ラインセンサ
1012は、紙幣200を挟むように2つ設けられてお
り、各光ラインセンサ1012には、紙幣200に光を
照射するための発光素子10122が備えられている。
これらの発光素子10122は、上述した35回のセン
スの1回毎に発光して紙幣200を照射する。また、図
3(a)の上側に示されている発光素子と下側に示され
ている発光素子とでは、発光のタイミングがずれてい
る。図3(a)の上側に示されている発光素子1012
2が発光している間に、図3(a)の上側に示されてい
る各光センサ素子10121により紙幣200がセンス
されて、反射光による、紙幣200の、図3(a)の上
側の面の画像データが得られる。また、それと同時に、
すなわち図3(a)の上側に示されている発光素子10
122が発光している間に、図3(a)の下側に示され
ている各光センサ素子10121でも紙幣200がセン
スされて、透過光による画像データが得られる。同様
に、図3(a)の下側に示されている発光素子1012
2が発光している間に、各光センサ素子10121によ
り紙幣200がセンスされて、反射光による、紙幣20
0の、図3(a)の下側の面の画像データと、透過光に
よる画像データが得られる。上記の4つの画像データの
うちの、透過光による2つの画像データは足し合わされ
て1つの画像データとして用いられる。
【0021】磁気ラインセンサ1013は、光ラインセ
ンサ1012と同様、本発明にいうラインセンサの一種
である。光ラインセンサ1012は光センサ素子が配列
されたものであるが、磁気ラインセンサ1013は磁気
センサ素子が配列されたものであること、および光セン
サ1012には発光素子が備えられているが磁気ライン
センサ1013には発光素子に対応する構成が不要であ
ることを除き、磁気ラインセンサ1013は光ラインセ
ンサ1012とほぼ同様である。また、磁気ラインセン
サ1013は光ラインセンサ1012とは異なり1つだ
け設けられており、磁気ラインセンサ1013によっ
て、1つの磁気画像を示す画像データが得られる。以下
では、説明の便宜のため、光ラインセンサ1012と磁
気ラインセンサ1013とを区別せずにいずれも「ライ
ンセンサ」と称し、光ラインセンサ1012を構成する
光センサ素子と、磁気ラインセンサ1013を構成する
磁気センサ素子とを区別せずにいずれも「センサ素子」
と称する。また以下では、光ラインセンサ1012およ
び磁気ラインセンサ1013それぞれによって得られた
各画像データのことを区別せずに単に「画像データ」と
称する。また以下では、紙幣200上の、光ラインセン
サ1012を構成する各光センサ素子によってセンスさ
れる領域の範囲と、磁気ラインセンサ1013を構成す
る各磁気センサ素子によってセンスされる領域の範囲は
互いに同一の範囲であるものとして説明し、これらの領
域のことを区別せずに単に「センス領域」と称する。同
様に、いずれのセンサ素子にもセンスされない領域のこ
とを「非センス領域」と称する。
【0022】厚みセンサ1014は、紙幣200の厚さ
を機械的に計測するセンサであり、厚みセンサ1014
によって、紙幣200の厚さの搬送方向分布が得られ
る。通過センサ1015は、突入センサ1011と同様
に紙幣200を感知する光センサであり、突入センサ1
011と同様に2つ設けられている。突入センサ101
1により紙幣200が感知された時刻と、通過センサ1
015により紙幣200が感知された時刻との差に基づ
いて、紙幣200がセンサ部101を通過するときの通
過速度が求められ、その通過速度が、以下で述べるよう
に総合判定に用いられる。
【0023】図1に戻って説明を続ける。紙葉鑑別装置
100には、データ補正部104が備えられており、デ
ータ補正部104によって、以下で説明するように、各
非センス領域に対応する画像データが生成される。すな
わち、このデータ補正部は、この生成された、各非セン
ス領域に対応する画像データと、ラインセンサで得られ
た、各センス領域に対応する画像データとを合わせて、
紙幣全域に対応する画像データを生成する。
【0024】図4は、ラインセンサによって得られる画
像データと、データ補正部により生成される画像データ
を示すグラフである。図4(a)〜(d)に示す各グラ
フの横軸として、紙幣上の、センサ素子の配列方向の距
離がとられ、縦軸としてデータの値がとられている。図
4(a)のグラフは、ラインセンサで得られた画像デー
タのうちの、各センサ素子による1回のセンスに対応す
るデータ部分が示されたグラフであり、上述したよう
に、センス領域と非センス領域が交互にストライプ状に
形成されるので、このグラフは櫛歯形状のグラフとな
る。
【0025】図4(b)〜(d)に示す各グラフは、セ
ンス領域に対応する画像データと、非センス領域に対応
する画像データとの関係を示すグラフであり、図4
(a)のグラフに示されているデータd101,d10
2と、図4(b)〜(d)の各グラフに示されているデ
ータd101,d102は同一のデータである。図4
(b)に示すグラフは、非センス領域を挟む2つのセン
ス領域に対応するデータd101,d102を平均して
データd103を生成し、その非センス領域にその生成
したデータd103を対応付けることを示すグラフであ
る。
【0026】図4(c)に示すグラフは、センス領域に
対応するデータd101,d102を複写してデータd
104,d105を生成し、それらのデータをセンス領
域に隣接する非センス領域に対応付けることを示すグラ
フである。図4(d)に示すグラフは、一定値Aを示す
データを生成し、そのデータを各非センス領域に対応付
けることを示すグラフである。
【0027】本実施形態のデータ補正部104(図1参
照)では、図4(b)のグラフに示すように、非センス
領域に対応する画像データとして、その非センス領域を
挟む2つのセンス領域それぞれに対応する画像データが
平均された画像データが生成され、その画像データがそ
の非センス領域に対応付けられる。ただし、本発明にい
うデータ補正部は、平均以外の補間処理を用いて非セン
ス領域に対応する画像データを生成するものであっても
よく、図4(c)のグラフに示すように、センス領域の
画像データを複写して画像データを生成し、その画像デ
ータをセンス領域に隣接する非センス領域に対応付ける
ものであってもよく、図4(d)のグラフに示すよう
に、一定値Aを示すデータを生成し、そのデータを各非
センス領域に対応付けるものであってもよい。
【0028】また、本実施形態では、データ補正部10
4は、図1に示すようにA/D変換部103の後段に配
列されており、非センス領域に対応する画像データを、
A/D変換された後のデジタルデータとして生成する。
ただし、本発明にいうデータ補正部は、本実施形態のデ
ータ補正部に限定されるものではなく、非センス領域に
対応する画像データを、A/D変換される前のアナログ
データとして生成するものであってもよい。
【0029】上記説明したように、各非センス領域に対
応する画像データが形成された結果、センス領域に対応
する画像データと非センス領域に対応する画像データと
を合わせると、後において説明する図6に示すような、
35行×128列のモザイクを表す、紙幣全体に対応す
る画像データd201が得られることとなる。図1に戻
って説明を続ける。
【0030】紙葉鑑別装置100には、制御部105が
備えられており、紙葉鑑別装置100の各部分の制御を
行っている。以下、図5に示すフローチャートと図1と
を参照しながら、制御部105の動作について説明す
る。この制御部105には、センサ部101に設けられ
ている突入センサによる紙幣の感知情報が送られてきて
おり、突入センサによって紙幣が感知されると(ステッ
プS101)、図示が省略されているクロック回路によ
るクロック信号が用いられて感知時刻が計測され(ステ
ップS102)、ラインセンサによるセンスの開始が合
図される(ステップS103)。また、制御部105に
は、センサ部101に設けられている通過センサによる
紙幣の感知情報も送られてきており、通過センサによっ
て紙幣が感知されると(ステップS104)、感知時刻
が計測され(ステップS105)、後述する画像処理の
開始が合図される(ステップS106)。その後、感知
時刻の計測値が用いられて、搬送方向に対する紙幣の傾
きや、紙幣がセンサ部101を通過した速度が計算され
(ステップS107)、順次搬送されてくる紙幣につい
て上述の動作が繰り返される。
【0031】以下、図1の説明を続ける。また、この紙
葉鑑別装置100には、画像処理部106が備えられて
おり、制御部105から画像処理の開始が合図されるの
を受けて、制御部105から、搬送方向に対する紙幣の
傾きの計算値を受け取り、以下で説明する画像処理を開
始する。
【0032】上述したように、ATM内部を搬送される
紙幣は、搬送方向に対して多少斜めになった状態でもそ
のまま搬送される。図6の上側の図は、このように斜め
に搬送された紙幣がラインセンサによってセンスされて
得られた画像データを示す模式図であり、一番外側の長
方形で囲まれた範囲230が、ラインセンサによって走
査される範囲であり、この範囲内を35行×128列の
モザイクで表す画像データd201がラインセンサによ
って得られる。また、ラインセンサによって走査される
範囲230の内側に、斜めに配置されている長方形24
0が、斜めに搬送された紙幣の外形である。
【0033】画像処理部106で行われる画像処理は、
制御部105から受け取った、紙幣の傾きの計算値と、
図6に示す、紙幣全体に対応する35行×128列のモ
ザイクを表す画像データd201に基づいて行われる。
この画像処理では、まず、35行×128列のモザイク
を表す画像データd201と、紙幣の傾きの計算値に基
づいて紙幣が正しい向きとなるように回転移動させる傾
き補正がおこなわれ、次に、紙幣毎のインク濃度のばら
つきに起因する誤差の補正が行われる。また、この画像
処理では、35行×128列のモザイクを表す画像デー
タd201から、紙幣の外形240に囲まれた範囲に対
応する画像データを切り出し、紙幣全域が10行×22
列に区切られた各画素毎に、その画素に含まれる複数の
モザイクそれぞれに対応する画像データを平均すること
によって、図6の下側に示す、紙幣全域を10行×22
列の画素で表す画像データd202の形成が行われる。
【0034】また、この紙葉鑑別装置100には、辞書
データ記憶部107および辞書比較部108が備えられ
ており、辞書データ記憶部107には、真券の全体を1
0行×22列の画素で表す辞書データが記憶されてい
る。また、辞書比較部108によって、画像処理部10
6により形成された画像データd202と、辞書データ
記憶部107に記憶されている辞書データが比較される
ことによって、金種の判定や、紙幣の真偽判定が行わ
れ、厚みセンサによって得られた厚さの分布の情報が加
味された真偽判定も行われる。
【0035】上述のような画像処理が画像データに施さ
れることによって、センス領域に対応する画像データ
と、データ補正部104によって生成された画像データ
が平均化された画像データが形成される。そのような平
均化された画像データに基づいて真偽判定等が行われる
ことによって、紙幣の全体的な特徴に基づく鑑別が行わ
れる。また、従来より、紙幣の鑑別は、紙幣の全体的な
特徴に基づいて行われており、上記のような画像処理が
画像データに施されることによって従来同様の鑑別精度
を得ることができる。
【0036】更に、この紙葉鑑別装置100には、総合
判定部109および判定結果記憶部110が備えられて
おり、総合判定部109によって、辞書比較部108に
おける各種の判定結果と、制御部105によって計算さ
れた傾きおよび通過速度とに基づいて、正常な紙幣とし
て取り扱うべき紙幣であるか否かの判定が行われ、その
判定結果が判定結果記憶部110に記憶される。また、
判定結果記憶部110には、金種の判別結果等も記憶さ
れる。判定結果記憶部110に記憶された判定結果等
は、ATMを構成する、紙葉鑑別装置100以外の装置
によって読み出されて利用される。
【0037】以上説明したように、この紙葉鑑別装置1
00によれば、紙幣全域に対応する、従来の紙葉鑑別装
置において用いられている辞書データをそのまま利用し
て紙幣の鑑別を行うことができる。従って、辞書データ
を新たに作成することなくセンサ素子の削減を図ること
ができる。尚、上記実施形態では、光ラインセンサ10
12と磁気ラインセンサ1013との双方についてセン
サ素子が間引かれているが、本発明の紙葉鑑別装置は、
光ラインセンサおよび磁気ラインセンサのうちのいずれ
か一方のラインセンサについてセンサ素子が間引かれた
ものであってもよい。
【0038】図7は、本発明の第2の紙葉鑑別装置の一
実施形態を示すブロック図である。この紙葉鑑別装置3
00の構成部分のうち、図1に示す紙葉鑑別装置100
の構成部分と同じ構成部分については、同一の符号を付
して重複説明を省略する。この紙葉鑑別装置300は、
ATM内に組み込まれて紙幣の鑑別を行う装置であり、
このATM内の、紙幣を搬送する機構には、搬送の方向
に対して紙幣が斜めにならないようにガイドが設けられ
ている。このため、図6に示すような、傾いた紙幣の向
きを正しい方向に向ける傾き補正は不要であるので、図
1に示す紙葉鑑別装置100に備えられている画像処理
部106は、図7に示す紙葉鑑別装置300では省かれ
ている。
【0039】紙葉鑑別装置300には、辞書データ記憶
部301と、データ抽出部302が備えられている。辞
書データ記憶部301には、図8(a)の概念図に示す
ように、センス領域に対応する部分データd301と、
非センス領域に対応する部分データd302とを含む、
真券の全域に対応する辞書データが記憶されており、デ
ータ抽出部302によって、辞書データ記憶部301に
記憶されている辞書データから、図8(b)の概念図に
示すように、センス領域に対応する部分データd301
が抽出される。
【0040】また、この紙葉鑑別装置300には、辞書
比較部303が備えられており、ラインセンサによって
得られた画像データと、データ抽出部302によって抽
出された部分データとを比較することによって、金種の
判別や紙幣の真偽判定等を行う。この紙葉鑑別装置30
0によれば、紙幣全域に対応する、従来の紙葉鑑別装置
において用いられている辞書データから部分データを抽
出し、その部分データに基づいて紙幣の鑑別を行うこと
ができる。従って、新たな辞書データを作成することな
くセンサ素子の削減を図ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の紙葉鑑別
装置によれば、辞書データを新たに作成することなくセ
ンサ素子の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の紙葉鑑別装置の一実施形態を示
すブロック図である。
【図2】図1に示すセンサ部の詳細を示す図である。
【図3】光ラインセンサ(a)および紙葉上の各領域
(b)を示す図である。
【図4】ラインセンサによって得られる画像データと、
データ補正部により生成される画像データを示すグラフ
である。
【図5】制御部の動作を示すフローチャートである。
【図6】画像処理を示す概念図である。
【図7】本発明の第2の紙葉鑑別装置の一実施形態を示
すブロック図である。
【図8】辞書データおよび部分データを示す概念図であ
る。
【符号の説明】
100,300 紙葉鑑別装置 101 センサ部 104 データ補正部 106 画像処理部 107,301 辞書データ記憶部 108,303 辞書比較部 200 紙幣 210 センス領域 220 非センス領域 302 データ抽出部 1012 光ラインセンサ 1013 磁気ラインセンサ 10121 光センサ素子 d101,d102,d103,d104,d105,
d201,d202画像データ d301 部分データ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の搬送方向に搬送される紙葉を、該
    搬送方向に交わる配列方向に配列された複数のセンサ素
    子で、該紙葉の搬送に伴って走査して、各センサ素子
    で、該紙葉の、該搬送方向に長尺の各領域についてセン
    スし、該センスにより得られた画像データに基づいて、
    センスした紙葉を鑑別する紙葉鑑別装置において、 複数のセンサ素子が、紙葉上の、隣接する2つセンサ素
    子それぞれによりセンスされる2つのセンス領域の間に
    いずれのセンサ素子でもセンスされない非センス領域が
    形成されるように前記配列方向に配列されてなるライン
    センサと、 紙葉の、前記非センサ領域に対応する画像データを生成
    するデータ補正部と、 紙葉の鑑別の基準となる、紙葉全域に対応する辞書デー
    タが記憶されてなる辞書データ部と、 前記ラインセンサで得られたセンス領域の画像データと
    前記データ補正部で得られた非センス領域の画像データ
    とを合わせた、紙葉全域に対応する画像データと、前記
    辞書データ部に記憶された辞書データとを比較すること
    により、前記ラインセンサでセンスされた紙葉を鑑別す
    る辞書比較部とを備えたことを特徴とする紙葉鑑別装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ラインセンサで得られたセンス領域
    の画像データと前記データ補正部で得られた非センス領
    域の画像データとを合わせた、紙葉全域に対応する画像
    データに所定の画像処理を施す画像処理部を備え、 前記辞書データ部が、前記画像処理部で画像処理が施さ
    れた後の画像データに対応する辞書データを記憶してな
    るものであって、 前記辞書比較部が、前記画像処理部で画像処理が施され
    た後の画像データと、前記辞書データ部に記憶された辞
    書データとを比較することにより、前記ラインセンサで
    センスされた紙葉を鑑別するものであることを特徴とす
    る請求項1記載の紙葉鑑別装置。
  3. 【請求項3】 前記データ補正部が、前記ラインセンサ
    で得られたセンス領域の画像データに補間処理を施すこ
    とにより非センス領域の画像データを生成するものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の紙葉鑑別装置。
  4. 【請求項4】 前記データ補正部が、前記ラインセンサ
    で得られたセンス領域の画像データを複写して該センス
    領域に隣接する非センス領域に対応付けるものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の紙葉鑑別装置。
  5. 【請求項5】 前記データ補正部が、非センス領域に、
    所定値を対応付けるものであることを特徴とする請求項
    1記載の紙葉鑑別装置。
  6. 【請求項6】 所定の搬送方向に搬送される紙葉を、該
    搬送方向に交わる配列方向に配列された複数のセンサ素
    子で、該紙葉の搬送に伴って走査して、各センサ素子
    で、該紙葉の、該搬送方向に長尺の各領域についてセン
    スし、該センスにより得られた画像データに基づいて、
    センスした紙葉を鑑別する紙葉鑑別装置において、 複数のセンサ素子が、紙葉上の、隣接する2つセンサ素
    子それぞれによりセンスされる2つのセンス領域の間に
    いずれのセンサ素子でもセンスされない非センス領域が
    形成されるように前記配列方向に配列されてなるライン
    センサと、 紙葉の鑑別の基準となる、紙葉全域に対応する辞書デー
    タが記憶されてなる辞書データ部と、 前記辞書データ部に記憶された辞書データの中から、前
    記ラインセンサで紙葉がセンスされる、紙葉のストライ
    プ状のセンス領域に対応する部分データを抽出するデー
    タ抽出部と、 前記ラインセンサで得られたセンス領域の画像データ
    と、前記データ抽出部で抽出された部分データとを比較
    することにより、前記ラインセンサでセンスされた紙葉
    を鑑別する辞書比較部とを備えたことを特徴とする紙葉
    鑑別装置。
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