JPH06318246A - 紙葉類認識装置 - Google Patents

紙葉類認識装置

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JPH06318246A
JPH06318246A JP5129931A JP12993193A JPH06318246A JP H06318246 A JPH06318246 A JP H06318246A JP 5129931 A JP5129931 A JP 5129931A JP 12993193 A JP12993193 A JP 12993193A JP H06318246 A JPH06318246 A JP H06318246A
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JP
Japan
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data
image
unit
paper sheet
buffer memory
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Application number
JP5129931A
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English (en)
Inventor
Naohiro Watanabe
尚洋 渡辺
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 認識率を向上させつつ、細かい汚れを除去
し、認識の許容範囲を広げる。 【構成】 斜行補正部3により読み取り画像の傾きを補
正した後、有効領域決定部5によって必要最小限の濃淡
画像データを切り出して処理対象とする。この濃淡画像
データは特徴データ換算部71で更に等分割してそれぞ
れの副画像の特徴データを得る。これを識別のために予
め用意された登録画像と比較し、不一致の部分のみを表
示する不一致画像を作成する。更に、この不一致画像か
ら鉛筆や細いマジック等による細かい汚れをノイズ除去
部75により除去する。その後、不一致画像上の不一致
画素数をカウントし、判定部77により紙葉類の種類や
真偽を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙幣、有価証券、債券
等の種類や真偽を認識するために使用される紙葉類認識
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金融機関等において、預貯金や振込処理
等を自動化するために、自動入出金機(ATM)や自動
取引装置等が設置されている。この自動入出金機等で
は、顧客によって紙幣が投入されると、紙幣の種類や真
偽の認識が行なわれる。この処理は、紙幣鑑別部によっ
て行なわれるが、ここではまず、紙幣の搬送方向に平行
な1本または複数本のラインに沿って、光学的あるいは
磁気的なパターンを読み取る。光学的パターンは、紙幣
の模様により金種ごとに一定の特徴を持つ。また、磁気
的パターンも同様の特徴を持つ。検出されたパターン
は、アナログ信号であるが、読み取ったライン上の多数
の点において、所定のしきい値と比較され2値化され
る。こうして得られたパルス列を、カウンタ回路により
カウントし、そのカウント値を辞書データと比較する。
検出されたすべてのラインについて、このカウント値が
辞書データの中のいずれかと近似していれば、紙幣の真
偽等を認識できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来方法は、通常、紙幣上の特定のラインに沿った部
分的な領域の特徴を抽出して、その部分的な領域のみに
ついて認識を行なっている。従って、小面積の偽造が、
その検出領域以外に存在するような場合には、真券と認
識してしまう場合もある。これは、例えば、紙幣の部分
的な貼り合わせ等が行なわれた場合に生じる。また、認
識の信頼度を高めるために、紙幣の外形寸法や厚み等を
検出し、種々の角度から紙幣の種類、真偽を認識する方
法もある。しかしながら、このような方法では、たとえ
1つでもパラメータが規格範囲を外れていれば、偽券と
判定される。従って、このような場合、偽券と判定され
る率が増大し、実用面で問題がある。もちろん、このよ
うな問題は、紙幣の鑑定に限らず、証券類、そのほか種
々の紙葉類の鑑定にも同様に相通じるところがある。
【0004】これらの問題を解決するためには、まず、
紙葉類のできるだけ広範囲な部分を、高い解像度で読み
取って認識の基準とし、小面積の偽造や貼り合わせ等も
検出できるようにすることが好ましい。また、できるだ
け信頼性の高い1つの基準を用いて、種類や真偽の認識
を行なうことが認識率向上のために好ましい。しかし、
ある程度高い解像度で紙幣等を読み取ると、鉛筆や細い
マジック等による汚れも認識されてしまう。また、読み
取るべきデータ量が多いと、データ処理に長時間を要
し、高速で照合を行なうことが困難になる。従って、銀
行等に設けた自動取引装置への採用は現実的でない。更
に、紙葉類の一部を読み取る方法では、紙葉類の搬送に
位置ずれがあれば、検出データに変動を生じ、誤認識が
発生し得る。これを解決するためには、紙葉類の多少の
位置ずれに対しても、何らの影響を受けることのない認
識処理が望まれる。
【0005】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、認識率を向上させつつ、細かい汚れを除去し、認識
の許容範囲を広げることができるようにした高速且つ信
頼性の高い紙葉類認識装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の紙葉類認識装置
は、紙葉類上のデータを読み取るスキャナと、前記紙葉
類のデータの読み取り時、紙葉類の搬送状態からその斜
行角度を検出し、前記スキャナの読み取り信号を斜行補
正してバッファメモリに書き込む斜行補正部と、前記バ
ッファメモリに書き込まれた濃淡画像データを解析し
て、前記バッファメモリ中の前記紙葉類の端部位置と中
心位置を抽出し、前記濃淡画像データの有効領域を決定
する有効領域決定部と、前記バッファメモリの中から前
記有効領域の濃淡画像データを等分割処理して、当該等
分割されたそれぞれの副画像の中の濃淡画像データを読
み出し、前記副画像の特徴データに換算する特徴データ
換算部と、前記特徴データと、予め登録された複数種類
の登録画像を含む辞書データとを比較して、不一致の部
分を像として表示する不一致画像を作成する不一致画像
作成部と、前記不一致画像に生じたノイズを除去するノ
イズ除去部と、当該ノイズ除去部が出力する不一致画像
上の不一致部分を計数して、前記紙葉類の種類及び表
裏、挿入方向、真偽を判別する判別部とを備えたことを
特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の紙葉類認識装置においては、斜行補正
部により読み取り画像の傾きを補正した後、有効領域決
定部によって必要最小限の濃淡画像データを切り出して
処理対象とする。この濃淡画像データは特徴データ換算
部で更に等分割してそれぞれの副画像の特徴データを得
る。これを識別のために予め用意された登録画像と比較
し、不一致の部分のみを表示する不一致画像を作成す
る。更に、この不一致画像から鉛筆や細いマジック等に
よる汚れをノイズ除去部により除去する。その後、不一
致画像上の不一致画素数をカウントし、判定部により紙
葉類の種類や真偽を判定する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明の紙葉類認識装置の一実施例を
示すブロック図である。まず、本発明の認識対象となる
紙葉類1は、例えば紙幣や有価証券、債券等である。こ
のような紙葉類1には、光学的あるいは磁気的なデータ
が記録されている。磁気的なデータは紙葉類1の印刷に
用いられるインクの磁気特性によるものである。本発明
の装置は、このようなデータをスキャナ2を用いて読み
取る構成とされている。なお、以下の実施例では紙葉類
を例えば紙幣とし、これに印刷された光学的な情報を、
スキャナ2を用いて読み取る例を挙げて説明する。この
場合、スキャナ2は、例えばイメージラインセンサ等か
ら構成される。
【0009】斜行補正部3は、紙葉類1を所定の方向に
搬送しながら、スキャナ2を用いてそのデータを読み取
った場合に、紙葉類1とスキャナ2との相対的な傾きに
よるデータの歪みを除去する部分である。その具体的な
構成は後で説明するが、斜行補正部3はバッファメモリ
4に対し、斜行補正したデータを書き込む。バッファメ
モリ4には上記のようにして紙葉類を読み取った濃淡画
像データが格納される。しかしながら、この場合、紙葉
類1の周辺に配置された背景等のイメージも同時に読み
取られる。従って、これらを除去し必要最小限のデータ
を取り出すために有効領域決定部5が設けられている。
バッファメモリ4に格納された有効な濃淡画像データが
認識部6によって特徴データに換算される。この特徴デ
ータは、紙幣の種類や表裏、方向等によって一定の特徴
を持つ。従って、認識部6では、この特徴データを、予
め用意された辞書データと比較し、その結果により紙葉
類1の種類、真偽、表裏、方向等を認識する。この認識
部6の詳細な構成については後述する。以上が本発明の
装置の概略構成及び動作である。
【0010】以下、本発明の装置の各部の具体的な構成
および動作を順に説明する。図2に、本発明の装置のス
キャナ2と斜行補正部3の具体的な実施例を示すブロッ
ク図を示した。図2には、紙葉類1の搬送路上に配置し
たイメージラインセンサ21と、斜行検出用のラインセ
ンサ22およびA/D変換部23、斜行角度検出部2
4、斜行補正部3、バッファメモリ4および位置検出部
25が示されている。イメージラインセンサ21は、よ
く知られたCCD等による光学的イメージ読み取り素子
群から構成される。その出力は、A/D変換部23によ
りディジタル化され、斜行補正部3に入力する。ライン
センサ22は、紙葉類1の搬送路上における傾きを検出
し、斜行角度検出部24は、その出力に基づいて、紙葉
類1が搬送路に対しどの程度傾いているかを演算により
求める構成とされている。
【0011】図3に、斜行補正部の動作説明図を示す。
図3において、紙葉類1は、紙幣や有価証券、債券等で
あり、ラインセンサ22は、高速で走行する紙葉類1の
斜行状態を抽出するものである。このラインセンサ22
は、N個(約100画素程度)の読み取り素子を有し、
紙葉類1と背景との境界が読み取り素子の下に来たとき
に読み取り信号を発生する。また、イメージラインセン
サ21は、紙葉類1に印刷された光学的あるいは磁気的
なパターンを読み取る。読み取り可能長32は、イメー
ジラインセンサ21の有効読み取り幅であり、紙葉類1
の高速走行によって発生する位置ずれや斜行等に十分対
応できる幅となっている。
【0012】いま、紙葉類1が図示のように右上がりの
状態で矢印31の方向に走行してくると、ラインセンサ
22の第N番目の素子が紙葉類1と背景との境界をまず
検出し、次に第N−1番目の素子が紙葉類1と背景との
境界を検出する。このようにして、N個のすべての素子
が紙葉類1と背景との境界を検出したあと、ラインセン
サ22は、紙葉類1と背景との境界を検出した時間tと
読み取り画素位置に対応する素子番号iとを対応させ
て、検出時間配列t(i)を作成する。
【0013】図4は、このようにして作成された検出時
間配列t(i)を図式化したものである。図4からも明
らかなように、検出時間配列t(i)は必ずしも一直線
にならず、紙葉類1の汚れや破れあるいは欠損等のため
に、理想とする直線に対して常に幾らかの誤差を伴って
いる。図4における1点(i,t(i))の誤差をε
(i)とすると、検出時間配列t(i)は、 t(i)=ki+T+ε(i) (1) となる。ここで、Tは図4における理想直線41と検出
時間軸tとの交点であり、kは理想直線41の勾配係数
である。
【0014】検出時間配列t(i)についての誤差ε
(i)の自乗和E(T,α)は、 E(T,α)=Σ[t(i)−T−ki]2 (2) である。ここに、Σは、i=1からi=nまでの総和で
ある。このE(T,α)が最小となるようなTとkを最
小2乗法により求めることにより、 k={(Sit−Sit)/n}/{Si 2−(Si2/n} (3) ただし、Si =Σi、Si 2=Σi2 、St =Σt(i)、Sit=Σit(i) (4) ここに、各Σは、i=1からi=nまでの総和である。
これらのデータを用いれば、 θ=tan-1k (5) より斜行角度θを求めることができる。
【0015】イメージラインセンサ21は、紙葉類1の
反射光あるいは通過光の光学的なアナログパターンを読
み取る。この信号は図2に示すA/D変換部23によっ
て、ディジタル形式の濃淡画像データに変換される。図
2に示す斜行角度検出部24は、先に説明した要領で斜
行角度を演算し、斜行補正部3にその制御信号を入力す
る。これによってバッファメモリ4には、斜行補正され
た濃淡画像データが格納される。この場合、読み取られ
た濃淡画像データの主走査アドレスをi0 、副走査アド
レスをj0 とし、バッファメモリ4に書き込むべき主走
査アドレスをi1 、副走査アドレスをj1 とすると、そ
の換算は、 i1 =i0cos(−θ)−j0sin(−θ) j1 =i0sin(−θ)+j0cos(−θ) (6) より行なうことができる。図2に示すバッファメモリ4
にはこのようにして、紙葉類1の読み取りにより得られ
た濃淡画像データが傾斜のない形で格納される。なお、
イメージラインセンサ21は、紙葉類1が斜行した場合
にもその全体を読み取ることが可能なように、認識対象
となる紙葉類1の対角線以上の読み取り可能長32を持
つことが好ましい。
【0016】さて、こうしてバッファメモリ4に読み込
まれた濃淡画像データには、紙葉類の周辺やその背景部
分にあるもののデータも含まれる。これらのデータを含
めてその後の処理を行なおうとすると、処理の高速化を
図れない。そこで、まず図2に示した位置検出部25
が、バッファメモリ4中の該当する濃淡画像データの位
置を検出する。図5に、位置検出部の動作説明図を示
す。図5に示すように、バッファメモリ4には図のよう
な範囲で濃淡画像データ51が格納される。そして、濃
淡画像データ51の中央部分にある白抜き部分52が認
識対象となる紙葉類の濃淡画像データの領域である。図
2に示した位置検出部25は、図2に示した斜行補正部
3がバッファメモリ4に対し濃淡画像データを書き込む
際に、図5に示す紙葉類の端部位置のアドレスIs ,I
e ,Js ,Je を検出する。また、更に演算によって、
紙葉類に対応する濃淡画像データの中心位置座標Ip
p を検出する。この方法として位置検出部は、バッフ
ァメモリの主走査方向の全幅Iw と副走査方向の全幅J
w について、それぞれ濃淡画像データに基づく濃度波形
を求める。
【0017】図5の右側と下側に示したものがこの波形
である。そして、これらの波形に基づいて、しきい値M
t を設定する。このしきい値Mt は、最大濃度と最低濃
度の中間の値に設定する。そして、Is ,Ie ,Js
e の初期値を、それぞれ下式に示すようにIw ,0,
w ,0に設定する。 Is =Iw ,Ie =0,Js =Jw ,Je =0 (7) そして、斜行補正部3がバッファメモリ4に濃淡画像デ
ータを順に書き込む度に、下式のように更新していく。 Is =min[Is ,{i|M(i,j)<Mt }] (8a) Ie =max[Ie ,{i|M(i,j)<Mt }] (8b) Js =min[Js ,{j|M(i,j)<Mt }] (8c) Je =max[Je ,{j|M(i,j)<Mt }] (8d) 例えば、式8aの更新式は、画素(i,j)の出力値M
(i,j)がしきい値Mt より小さくなったとき、主走
査座標アドレスiとIs とを比較して、主走査座標アド
レスiの方が小さければ、端部位置変数Is に主走査座
標アドレスiの値を割り当てる。以下Ie の更新式、J
s の更新式、Je の更新式についても全く同様の対応す
る演算を行なう。
【0018】上記のような処理によって、斜行補正部3
がバッファメモリ4に対し、全ての濃淡画像データを書
き込み終ったとき、紙葉類の右上および左下の座標がそ
れぞれ(Is ,Js ),(Ie ,Je )として検出され
る。更にその後、図2に示す位置検出部25は紙葉類の
中心位置(Ic ,Jc )を抽出する。 (Ic ,Jc )=[(Is +Ie )/2,(Js +Je )/2] (9) こうして求められた中心位置座標(Ic ,Jc )は、紙
葉類1の読み取り位置ずれに対応する。従って、この中
心位置座標を基準にしてバッファメモリ4中の有効領域
が決定される。
【0019】図6に、有効領域決定部の動作説明図を示
す。図1に示す有効領域決定部5は、図5に示した位置
検出部25の出力結果に基づいて、バッファメモリ4中
の有効領域を決定する。この場合、先ず紙葉類の濃淡画
像データの中心位置座標Ic ,Jc を基準とする。そし
て、図6に示す白抜き部分の領域を、実際に読み取った
紙葉類の濃淡画像データが含まれる領域とすると、これ
より例えば一回り広い横幅Bw 、縦幅Bh の領域を有効
領域に決定する。この幅は例えば、装置が実際に認識対
象とする紙葉類の最大のものの占める領域に設定され
る。例えば紙幣の認識を行なう場合には、千円券、五千
円券、壱万円券の3種類の紙幣を認識することになる
が、この場合、最大の大きさの壱万円券を認識できる領
域を常に切り出すようにする。これにより、千円券、五
千円券、壱万円券のすべての種類の紙幣について正確な
認識を行なうことができる。
【0020】ここでバッファメモリ4には、下式に示す
格子状に配列されたIw ×Jw 個の濃淡画像データMが
格納されている。 M={(i,j)|0≦i<Iw ,0≦j<Jw } (10) これは、先に説明したように、実際に読み取った紙葉類
の中心位置座標から演算して決定した有効領域にある。
この範囲を下式に示す。 M={(i,j)|(Ic −△Mw )≦i<(Ic +△Mw ), (Jc −△Mh )≦j<(Jc +△Mh )} (11) ただし、Mw =2△Mw >(Ie −Is ),Mw <<I
w ,△Mw :固定値 Mh =2△Mh >(Je −Js ),Mh <<Jw ,△M
h :固定値 こうして切り出された濃淡画像データは、図1に示す認
識部6へ出力される。
【0021】図7に、認識部の詳細な構成を示す。図7
に示す回路は、濃淡画像データ中の特徴データを算出す
る特徴データ換算部71と、この特徴データ換算部71
より出力された特徴データを予め登録された辞書データ
73と比較するデータ比較部72とを備えている。ま
た、データ比較部72で比較した結果、一致しなかった
部分を検出する不一致画像作成部74と、その不一致画
像のノイズを除去するノイズ除去部75と、不一致画素
をカウントする不一致画素数カウント部76とを備えて
いる。更に、不一致画像作成部74および不一致画素数
カウント部76のそれぞれの出力状態により対象とする
紙葉類の種類、表裏、挿入方向、真偽を判別する判定部
77を備えている。特徴データ換算部71は、図1のバ
ッファメモリ4から有効領域決定部5を介して先に説明
した有効領域の濃淡画像を入力し、この濃淡画像を分割
処理し、分割処理された副画像の中の特徴データを抽出
する。このため、特徴データ換算部71は、まず、先に
説明した有効領域をW×H個に等分割する処理を行な
う。
【0022】図8に、分割処理の動作説明図を示す。図
8は、先に説明した濃淡画像データの有効領域を示す。
まず、主走査方向(x)へW等分割処理、副走査方向
(y)へH等分割処理する。次に、等分割処理された各
副画像の中の濃淡画像データを読み出し、特徴データに
換算する。換算する特徴データは、例えば輪郭や分散等
の統計量がある。本実施例では、輪郭で説明する。図9
は、特徴データ換算に用いるテンプレートの例である。
まず、図8に示した濃淡画像データの有効領域から、副
走査方向(y)の順に、かつ主走査方向(x)の順に、
順次濃淡画像データを読み出し、図9〜図12に示すテ
ンプレートを用いて特徴データに換算する。
【0023】図9〜図12は、濃淡画像データの水平方
向の輪郭T1 (x,y)を求めるテンプレートである。
1 (x,y)は図9のx方向の濃淡の変化を示し、T
1 (x,y)の値が小さいほどx方向の濃淡の変化が小
さい。また、同様に、図10は、濃淡画像データの右下
斜め方向の輪郭T2 (x,y)を求めるテンプレートで
あり、図11は、濃淡画像データの垂直方向の輪郭T3
(x,y)を求めるテンプレートであり、図12は、濃
淡画像データの左下斜め方向の輪郭T4 (x,y)を求
めるテンプレートである。4つのテンプレートからそれ
ぞれの輪郭T1 (x,y)、T2 (x,y)、T3
(x,y)、T4 (x,y)を求め、これらの最小値T
(x,y)を輪郭に関する特徴データとする。即ち、こ
れは、次式にしたがって算出する。 T(x,y)=min[T1 (x,y),T2 (x,y),T3 (x,y), T4 (x,y)] (12)
【0024】次に、図8に示した分割処理にしたがっ
て、各副画像内の特徴データの平均値を求める。即ち、
主走査方向(x)上の副画像番号をi、副走査方向
(y)上の副画像番号をjとして、副画像内の特徴デー
タの平均値X(i,j)を次式にしたがって算出する。 X(i,j)={ΣΣT(x,y)}/(Mwh /WH) (13) ここに、内側のΣはx=iMw からx=(i+1)Mw
までの総和であり、外側のΣはy=jMh からy=(j
+1)Mh までの総和である。このようにして換算され
た特徴データXは、下式に示すように格子状に配列され
た主走査幅W×副走査幅Hの画素から構成される。 X={(i,j)|0≦i<W,0≦j<H} (14) 特徴データ換算部71によって出力された特徴データX
は図7に示すデータ比較部72へ出力される。
【0025】図13に、データ比較部の動作概念図を示
す。図13(b)における登録画像101は、予め登録
されており、図13(c)における特徴データ102
は、特徴データ換算部71によって出力された特徴デー
タXである。登録画像101、特徴データ102はとも
に格子状に配列された主走査幅W×副走査幅Hの画素か
ら構成される。これらの図13(b)、(c)に対し、
図13(a)では、例えば副走査方向上のj番目の主走
査方向上の位置を横軸に、その特徴データの出力を縦軸
にして図示した。図13(a)において、最大値出力波
形1011は、登録画像101の副走査方向上のj番目
の主走査方向上のデータの最大値出力波形である。ま
た、最小値出力波形1012は、登録画像101の副走
査方向上のj番目の主走査方向上のデータの最小値出力
波形である。特徴データ波形1021は、特徴データ換
算部71によって出力された特徴データ102の副走査
方向上のj番目の主走査方向上の特徴データ波形であ
る。
【0026】登録画像101と特徴データ102が一致
していれば、特徴データ波形1021は、最大値出力波
形1011および、最小値出力波形1012に挟まれて
いるものである。図13(a)から明らかなように、登
録画像101は、特徴データ換算部71によって出力さ
れた特徴データ102に対してわずかな変動等を許容す
るように最小値および最大値を設定してある。また、こ
のような登録画像101の最大値及び最小値は同一種の
紙葉類で経験的に求められるものである。本実施例にお
ける、辞書データのカテゴリは例えば、千円札表正立、
千円札表倒立、千円札裏正立、千円札裏倒立、五千円札
表正立、五千円札表倒立、五千円札裏正立、五千円札裏
倒立、壱万円札表正立、壱万円札表倒立、壱万円札裏正
立、壱万円札裏倒立の計12種で構成する。
【0027】図13において、波形103は、特徴デー
タ換算部71によって出力された特徴データ102の副
走査方向上のj番目の主走査方向上の特徴データ波形
が、登録画像101の許容範囲からはみでた部分であ
る。このような場合、登録画像101の許容範囲内にあ
る部分と区別するために許容範囲内にある部分が
“0”、それ以外が“1”として2値信号を出力する。
この2値信号を図7に示す不一致画像作成部74へ出力
する。不一致画像作成部74は、データ比較部72より
出力された2値信号に基づき、格子状に配列された主走
査幅W×副走査幅Hの画素から構成する2値画像を作成
する。この2値画像は、特徴画像のうち登録画像と不一
致の画素を黒ビットとして表示する。
【0028】ノイズ除去部75は、ここで図14及び図
15に示すような、ノイズ除去オペレータを用いて、2
値画像に含まれる孤立点等のノイズを除去する。図14
及び図15に示すノイズ除去オペレータは、3×3のテ
ンプレートで構成する。この方法は、一般的に用いられ
る方法であり、この3×3のテンプレートと一致した場
合、中心画素の極性を反転するものである。これは、鉛
筆や細いマジック等による汚れを無視するための処理で
ある。このようなノイズ除去オペレータにより、2値画
像から鉛筆や細いマジック等による汚れを除去すること
ができる。これにより、紙幣の鑑別等の際に小さな汚れ
を除去してリジェクト率を低くすることができる。
【0029】図7に示す不一致画像作成部74は、この
ような2値画像を不一致画素数カウント部76へ出力す
る。不一致画素数カウント部76は、不一致画像作成部
74によって出力された2値画像に含まれる極性が
“1”の黒ビットの数をカウントする。図7に示す辞書
データ73は、12種類の登録画像が用意されたもので
ある。従って、その12種の登録画像毎にデータ比較部
72、不一致画像作成部74を経て、不一致画素数カウ
ント部76で、12種の登録画像に対応した不一致画素
数がそれぞれ出力される。ここで、12種の不一致画素
数のうち、最も値が小さいものに対応した登録画像の種
類が一致候補となる。
【0030】図7に示す判定部77は、不一致画素数カ
ウント部76で出力した一致候補となる不一致画像の不
一致画素数がある数以下かどうかを検査し、ある数以下
であれば、一致候補となった登録画像の種類を最終的な
認識結果として出力するものである。なお、不一致画素
数がある数以下でない場合は、部分的な偽造あるいは相
当の広い面積にわたってマジックや油等により紙幣が汚
れていると見なし、リジェクトする。この場合、不一致
画像の黒ビットの分布形状によって、貼り合わせ等の偽
造部分を容易に検出することができる。即ち、不一致画
像の黒ビットの分布がある箇所に集中して分布していれ
ば、その部分が偽造されているかあるいは太いマジック
等による著しい汚れがあることを容易に検出することが
できる。
【0031】尚、上述した装置によれば、濃淡画像の特
徴データから抽出された一定の統計量により認識の判定
を行なうようにしたので、認識を対象とするデータは紙
葉類の紙の質や印刷濃度に影響されないものとなり、常
に安定した認識が可能となる。また、スキャナが読み取
る前に、対象とする紙葉類からその背景との境界を複数
箇所検出し、それぞれの検出位置に対応して紙葉類の搬
送量を抽出するようにしたので、紙葉類の汚れや破れ、
欠損等に影響されず、紙葉類の斜行角度が正確に抽出で
きる。更に、分割処理や特徴抽出を行なう前に、対象と
する濃淡画像からその紙葉類の中心位置を検出し、濃淡
画像からその紙葉類が占める領域を設定するようにした
ので、その後の信号処理量を減少させ、処理の高速化を
図ることができる。
【0032】また、対象とする濃淡画像を分割処理し、
分割処理された各副画像からそれぞれの特徴データを抽
出するようにしたので、例えば紙葉類を誤って洗濯等し
た場合の紙葉類全体の縮みや印刷位置ずれ等のパターン
の細かな変化が無視でき、信頼性の高い認識が可能とな
る。尚、上述した実施例においては、イメージラインセ
ンサ21とラインセンサ22とを別個のセンサにより構
成するようにしたが、本発明はこれに限定されることな
く、1つのセンサを共用することによって構成するよう
にしてもよい。
【0033】
【発明の効果】
(1) 以上説明した本発明の紙葉類認識装置は、紙葉類の
認識を必要とする全領域の画像を読み取って、その濃淡
画像から特徴データを抽出し、この特徴データから一定
の統計量を抽出し、2値化に用いるしきい値を決定する
ようにしたので、紙葉類の部分的な貼り合わせ等が行な
われた場合にもそのような偽造を確実に検出することが
できる。また、抽出された特徴データの統計量からノイ
ズを除去するようにしたので、鉛筆や細いマジック等に
よる汚れを除去することができ、紙葉類の鑑別等の際に
小さな汚れを除去してリジェクト率を低くすることがで
きる。
【0034】(2) スキャナが読み取る領域の大きさを、
認識対象とする紙葉類の最大対角線長以上に設定するこ
とにより、対象とする紙葉類の位置ずれや斜行によるず
れに影響されず、必要な全ての画像が抽出できる。 (3) バッファメモリ内の濃淡画像データの有効領域を認
識対象となる紙葉類のうちの最大のものの大きさに合わ
せることにより、認識対象となるすべての紙葉類につい
て正確な認識を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙葉類認識装置の一実施例のブロック
図である。
【図2】スキャナと斜行補正部の構成を示すブロック図
である。
【図3】斜行補正部の動作説明図である。
【図4】検出時間配列を図式化したグラフである。
【図5】位置検出部の動作説明図である。
【図6】有効領域決定部の動作説明図である。
【図7】認識部の詳細な構成を示すブロック図である。
【図8】分割処理の動作説明図である。
【図9】特徴データ換算に用いるテンプレート(その
1)の説明図である。
【図10】特徴データ換算に用いるテンプレート(その
2)の説明図である。
【図11】特徴データ換算に用いるテンプレート(その
3)の説明図である。
【図12】特徴データ換算に用いるテンプレート(その
4)の説明図である。
【図13】データ比較部の動作説明図である。
【図14】ノイズ除去オペレータ(その1)の説明図で
ある。
【図15】ノイズ除去オペレータ(その2)の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 紙葉類 2 スキャナ 3 斜行補正部 4 バッファメモリ 5 有効領域決定部 6 認識部 71 特徴データ換算部 74 不一致画像作成部 75 ノイズ除去部 77 判定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類上のデータを読み取るスキャナ
    と、 前記紙葉類のデータの読み取り時、紙葉類の搬送状態か
    らその斜行角度を検出し、前記スキャナの読み取り信号
    を斜行補正してバッファメモリに書き込む斜行補正部
    と、 前記バッファメモリに書き込まれた濃淡画像データを解
    析して、前記バッファメモリ中の前記紙葉類の端部位置
    と中心位置を抽出し、前記濃淡画像データの有効領域を
    決定する有効領域決定部と、 前記バッファメモリの中から前記有効領域の濃淡画像デ
    ータを等分割処理して、当該等分割されたそれぞれの副
    画像の中の濃淡画像データを読み出し、前記副画像の特
    徴データに換算する特徴データ換算部と、 前記特徴データと、予め登録された複数種類の登録画像
    を含む辞書データとを比較して、不一致の部分を像とし
    て表示する不一致画像を作成する不一致画像作成部と、 前記不一致画像に生じたノイズを除去するノイズ除去部
    と、 当該ノイズ除去部が出力する不一致画像上の不一致部分
    を計数して、前記紙葉類の種類及び表裏、挿入方向、真
    偽を判別する判別部とを備えたことを特徴とする紙葉類
    認識装置。
  2. 【請求項2】 スキャナの読み取り可能長は、認識対象
    となる紙葉類のうちの最大の対角線を持つ紙葉類の対角
    線長以上に設定されていることを特徴とする請求項1記
    載の紙葉類認識装置。
  3. 【請求項3】 バッファメモリに書き込まれた濃淡画像
    データの有効領域は、認識対象となる紙葉類のうちの最
    大のものの占める領域に設定されることを特徴とする請
    求項1記載の紙葉類認識装置。
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