JPH0587871B2 - - Google Patents

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JPH0587871B2
JPH0587871B2 JP26193884A JP26193884A JPH0587871B2 JP H0587871 B2 JPH0587871 B2 JP H0587871B2 JP 26193884 A JP26193884 A JP 26193884A JP 26193884 A JP26193884 A JP 26193884A JP H0587871 B2 JPH0587871 B2 JP H0587871B2
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JP
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data
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asterisk
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input character
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Hokue Zaahiraru
Oka Akihiro
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NCR Canada Ltd
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NCR Canada Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0587871B2 publication Critical patent/JPH0587871B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K17/00Methods or arrangements for effecting co-operative working between equipments covered by two or more of main groups G06K1/00 - G06K15/00, e.g. automatic card files incorporating conveying and reading operations
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/20Image preprocessing
    • G06V10/24Aligning, centring, orientation detection or correction of the image
    • G06V10/245Aligning, centring, orientation detection or correction of the image by locating a pattern; Special marks for positioning
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/40Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/41Analysis of document content
    • G06V30/414Extracting the geometrical structure, e.g. layout tree; Block segmentation, e.g. bounding boxes for graphics or text
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/10Character recognition
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D7/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
    • G07D7/06Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency using wave or particle radiation
    • G07D7/12Visible light, infrared or ultraviolet radiation

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  • Multimedia (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Character Discrimination (AREA)
  • Character Input (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は銀行業務システムおける金融書類の
処理を容易にする方法及び装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、銀行業務で取扱う小切手、預金票等の金
融書類の処理を自動化するために多くの努力がは
らわれるようになつてきた。金融書類の処理の自
動化を計ることを目的とした先行技術システムと
して、米国特許第3949363号、第4205780号及び第
4264804号などの3つの例がある。
例えば、銀行業務システムにおける小切手及び
預金票の如き金融書類の処理についていえば、書
類の額面又は金額を自動的に読取り、システムに
自動的に入力することができる程度まで自動化が
進んできた。
〔従来技術の問題点及び本発明の目的〕
金融書類上に記載してある情報、特に金額の読
取りは誤読が許されない。その上、銀行業務にお
いて、処理速度の高速化は重要な課題の1つとな
つてきた。しかし、従来技術においては、金融書
類の金額欄を高速且つ正確に読取る簡単な方法及
び装置はなかつた。
従つて、この発明の目的は、金融書類の金額等
を自動的にかつ正確に読取ることができ、金融書
類の処理の自動化を促進する方法及び装置を提供
することである。
更に、この発明の目的は、金額のイメージ・デ
ータを文字認識技術で処理し易くするために金融
書類の金額等のイメージ・データを検索する方法
及び装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、情報データに加えて、手掛かりキ
ヤラクタ(検索用文字)を利用することによつ
て、希望する情報データを高速且つ正確に読取る
ことができる簡単な方法及び装置を提供して、上
記の目的を達成した。
〔発明の要約〕 この発明による装置は、書類上に情報データと
関連する手掛かりキヤラクタ(検索用文字)を設
け、該情報データ及び手掛かりキヤラクタが存在
する書類に関するイメージ・データをそれと対応
する一定のバイナリ・データとしてマトリツクス
の形で装置に供給し、それによつてキヤラクタの
形式で記載されている前記情報データを検出する
装置であつて、前記バイナリ・データのマトリツ
クスを受信して記憶する手段と、前記手掛かりキ
ヤラクタ又は前記情報データのキヤラクタのいず
れかのキヤラクタに対応する前記マトリツクス状
の前記バイナリ・データの一部(以下キヤラク
タ・データと称す)を記憶手段から引出す手段
と、前記キヤラクタ・データは文字を表わす機械
読取可能な地勢学的特徴を持ち、前記キヤラク
タ・データの地勢学的特徴を評価して前記キヤラ
クタ・データが手掛かりキヤラクタを表示するか
どうかを確認する手段を含む情報データ検出装置
である。
更に、この発明による方法は、書類上に情報デ
ータに関連して手掛かりキヤラクタ(検索用文
字)を設け、該情報データ及び手掛かりキヤラク
タはそれらが存在する書類の少くともその一部に
関するイメージ・データに対応するバイナリ・デ
ータをマトリツクスの形でシステムに供給するよ
うにした前記書類に関連するキヤラクタの形の情
報データを捜出する方法であつて、(a)前記バイナ
リ・データのマトリツクスを記憶装置に受信して
記憶し、(b)手掛かりキヤラクタか又は前記情報デ
ータのキヤラクタでも良い前記キヤラクタに対応
する前記マトリツクスの前記バイナリ・データの
一部を前記記憶装置から引出し、前記バイナリ・
データの前記一部は以下キヤラクタ・データと称
し、前記キヤラクタ・データはそれに関連するキ
ヤラクタを表示する機械読取可能な地勢学的特徴
を持ち、(c)前記キヤラクタ・データの前記地勢学
的特徴を評価して前記キヤラクタ・データが手掛
かりキヤラクタを表示するかどうかを確認する各
工定を含む情報データの捜出方法である。
この発明の好ましい実施例においては、いわゆ
る前記手掛かりキヤラクタとしては、金融書類の
金額又は額面の記載の前には一般にドル・マーク
($)又はアステリスク(*)が付されているこ
とに着目し、その($)又は(*)のいずれかを
使用している。疑わしい手掛かりキヤラクタは、
“マスク”を使用する代りに機械読取可能な形態
的特徴により評価され、その真偽を決定する。
この発明は非常に簡単に実施することができ、
現に使用している多くの種類のアステリスク又は
ドル・マークを識別することができる。
以上説明したこの発明の利点及び他の利点は以
下の説明から更に容易に理解することができるで
あろう。
〔実施例〕
システム全体の説明 以下、添付図面に従い、この発明の一実施例を
詳細に説明する。
第1図は全体的にシステム10で指定する銀行
業務システム全体の概略ブロツク図である。シス
テム10はエントリ処理ユニツト(EPU)12
と、データ・エントリ・プロセツサ(DEP)1
4及びそれと共同するイメージ・デイスプレイ端
末機(IDT)14−1,14−2,14−3と、
従来の局内通信網18によつて相互に接続されて
いる符号化及び分類ユニツト(ESU)16とを
含む。
EPU12(第1図)の機能は、例えば、小切
手及び預金票のような書類を受領した後、一回の
処理当り約200〜300枚の書類(以下1束の書類と
いう)にまとめて、その書類上のデータを機械的
に読取ることである。EPU12はこの発明に係
る金額リーダ(CAR)モジユール19を含んで
いる。一般にDEP14は、IDT14−1,14
−2.14−3とともに、EPU12の出力のう
ちEPU12で機械的に読取れないデータを完全
な形にし、必要に応じてミスリード・データの修
正又はさらに例えば、証明及び確認のような一定
の銀行業務処理を遂行する。
ESU16は、DEP14から1束の書類の完全
なデータを受信して、ESU16を通過する小切
手又は預金票等の書類に、読取つた額面欄の金額
をエンコード(プリント)するものである。さら
に、ESU16は各銀行の分類指示に従つてその
書類を種々の分類ポケツトに分類する前に、押
印、エンドース(裏書)及びマイクロフイルム撮
影などのような機能を実行する。
EPU12は第2A図及び第2B図に更に詳し
く示してある。例えば小切手又は預金票などのよ
うな書類を“一まとまり”(束)で処理するリー
ダ/ソータと類似するような全体的構成を有す
る。
1束の書類はホツパ20(第2A図)の上にの
せられ、従来のフイード機構22によりホツパ2
0から書類24が1枚づつ装置内に取り込まれ
る。その後、従来のトランスポート機構(搬送機
構)26が、書類をトラツク28に沿つて一定の
速度(この実施例では毎分200枚の速度)で移送
する。
従来の手動フイード機構30(第2A図)は、
例えば、書類24が突然トラツク28の外にとび
出す等、トラツク28に再度書類24を送り込ま
なければならないような場合に、各書類24を手
動で書類トラツク28に送り込めるようにするも
のである。
各書類24(第2A図)がトラツク28に沿つ
て移動すると、従来の磁気インキ文字読取装置
(MICRリーダ)32で読取られる。MICRリー
ダ32は、トラツク28に沿つて配置されてお
り、書類24がトラツク28に沿つて移動してい
るときにその書類24の磁気インク記録行34
(第3図)を読取る。磁気インク記録行34は、
例えば、関係する銀行番号(トランジツト・ルー
チン番号)、顧客の口座番号、小切手番号、及び
小切手か預金票かの種類、書類の大きさ、額面又
は金額の記載場所及び書類のタイプに関するその
他の情報を与える符号化番号などの識別表示を含
んでいる。MICRリーダ32の出力は読取られた
データを認識する従来の認識回路36に送られ
る。
トラツク28(第2A図)を移動中の書類は、
例えばトラツク28(第2A図)に沿つて配置さ
れたセンサ38,40等によつて、移動情況がチ
エツクされる。センサ38,40は従来のコント
ローラ42に接続される。コントローラ42はマ
イクロプロセツサ(図に示していない)を含み、
例えば、送り出し機構22及び搬送機構26を制
御する等、書類をトラツクに沿つて移動させるた
めの所定の仕事を実行する。コントローラ42は
インタフエース46を介してEPUプロセツサ4
4(第2B図)に接続されている。
説明を更に続けると、書類24がMICRリーダ
32に近付いたということをセンサ38(第2A
図)により検知すると、EPUプロセツサ44は
上記したコントローラ42からその通知を受け、
これからMICRリーダ32で読取られる書類24
のデータに対して参照番号(DRN)を割当てる。
このDRNは各書類毎に割当てられ、以後システ
ム10により書類24に関する各種データを識別
したり、書類を処理し易くするために使用され
る。MICRリーダ32からのMICRデータは認識
回路36で処理される。例えば、銀行番号、顧客
の口座番号及び小切手番号のような典型的な
MICRデータは認識回路36からインタフエース
48を介して、割当てられたDRNに従つてEPU
プロセツサ44のランダム・アクセス・メモリー
(RAM)50に記憶される。
書類24は磁気インク記録行34(第3図)
に、システム10でその書類の処理を容易にする
ための別のデータを包含する。このデータは書類
24を発行する銀行等の金融機関できめられ、例
えば、その書類が小切手か預金票か又はその他の
ものかどうかを表示する書類の種類番号、書類の
物理的大きさを表示する寸法番号、書類の額面又
は金額が機械印字か手書によるものかを表示する
金額認識(CAR)種類番号、第3図に52で示
す金額の書類上の位置を示す位置番号、及び書類
の高さ等を含ませることができる。このデータは
認識回路36で読取られ、分類回路54で分類又
は配列されて、インタフエース56を介して関係
するDRNに従つて記憶するRAM50に送られ
る。この処理の段階では、DRNはまだ書類24
にプリントされていない。
MICRリーダ32によつて書類24が読取られ
た後、書類は書類トラツク28に沿つて配置され
ている従来の撮像装置58(第2A図)で撮像可
能となるように移動する。
撮像装置58は第4図に詳細に表わす。撮像装
置58は書類トラツク28の側壁28−1に配置
されている透明ガラス窓60を含んでおり、光源
62,64からの光をそれぞれ光ガイド66,6
8に沿つて案内し、透明ガラス窓60を介して走
査ライン70に導くことができるように構成成さ
れている。走査ライン70は第4図に点で示して
ある。第4図は第2A図と同様に平面図であり、
走査ライン70は第4図に点で示してある。第4
図の書類24は長端の上部を表わしており、正常
な動作では、書類24は書類24の表面が撮像装
置58に向いた状態で移動する。この図では、走
査ライン70は紙面と垂直な方向に延びている。
書類24が走査ライン70にさしかかると書類2
4の最右端(第4図で見た)は光源62,64で
照射され、そこから反射した光は窓60を通り、
適当なレンズ系72によつて撮像センサ・アレイ
74に収束される。この実施例では、アレイ74
は走査ライン70に沿つて一定の数の画素(又は
ピクセル)を発生するものでよい。この種のアレ
イ74(例えば、レチコン(Reticon)コーポレ
ーシヨン製のRL−1024Bのようなアレイ)では
走査ライン70に沿つて例えば1024ピクセルを発
生するものもあるが、この実施例で必要な解像度
を得るには640ピクセルであれば良い。書類24
が矢印76で示した方向に移動していくと、走査
ライン70上を書類の新たな領域が占めることに
なり、それに応じて1組の新たな640ピクセルを
発生する。センサ・アレイ74からの各ピクセル
は夫々アナログのグレー・スケール値を持ち、そ
れらの値は処理回路78(第2A図)によつてデ
ジタル化されて、例えば各ピクセルごとに6ビツ
トのデータ・バイトで表わされる64個の値に変換
され、白色から黒色までのグレイ範囲を64種の濃
淡又は陰として記録する。走査が完了すると、処
理回路78から一連のデータ・バイト流として出
力される。その点は従来技術であるからこれ以上
説明しない。
書類24の“像(イメージ)”の走査ライン7
0(第4図)から作られたデータ(又はピクセ
ル)流は、処理回路78からスレツシユホールダ
80(第2A図)に送られて処理され、さらにそ
の出力は順次圧縮器82に送られる。スレツシユ
ホールダ80は従来のものであり、多レベルのグ
レースケール像をバイナリ・グレー・スケール像
(黒色又は白色)に変換することにより、ノイズ
またはノイズと思われるピクセルを除去する回路
である。圧縮器82は従来の回路であり、スレツ
シユホールダ80から出力されるノイズ処理済デ
ータを受信して、さらに“無意味な”又は“冗長
な”データを除去し、残りのデータを圧縮して圧
縮デジタル化イメージ・データを発生する。これ
により伝送に必要な時間を短縮し、メモリーの必
要量を減少させることができる。圧縮器82の出
力は従来のインタフエース84を介してEPUプ
ロセツサ44(第2B図)のRAM50に給送さ
れ、対応するDRNに従つて、書類24のイメー
ジ・データをそこに一次記憶する。さらにオプシ
ヨンとして、以上述べたのと同じようにして書類
24の裏側を撮像するための第2の撮影装置及び
関係回路(図に示していない)を設けることがで
きる。
EPUプロセツサ44(第2B図)は前述のイ
ンタフエース48,56,84、読出専用メモリ
ー(ROM)86、RAM50、陰極線管(CRT)
88のようなデイスプレイ、キーボード(KB)
90、プロセツサ(MP)92、及びインタフエ
ース及び制御ロジツク94を含んでいる。EPU
プロセツサ44で使用する処理ルーチンはROM
86に記憶しておくことができるが、普通のスタ
ート処理の一部として、例えば最も典型的な例と
して、デイスク又はテープ記憶装置(図に示して
いない)からRAM50にロードして使用するこ
ともできる。CRT88はオペレータがキーボー
ド(KB)90を用いてデータ又は指令を入力す
る際の情報表示機として使用する。インタフエー
ス及び制御回路94は、プロセツサ44の各種構
成要素を相互に接続し、情報処理アプリケーシヨ
ン・プロセツサとして従来通りに機能させるため
のものである。第2B図に示す型のプロセツサ4
4は目的に応じて種々の機能を実行できるように
構成すれば良く、従つて実際のプロセツサ44の
型式はこの例とは異なるものでもよい。
書類24がトラツク28に沿つて更に移動して
撮像装置58(第2A図)を通過した後に、従来
のプリンタによりその書類の表面にDRNがプリ
ントされる。DRNはEPUプロセツサ44で先に
割当てられており、インタフエース98を介して
プリンタ96に送られる。エンドーサ100、及び
マイクロフイルム撮影機102,104のような
その他各種従来の構成要素もトラツク28に沿つ
て配置されており、書類がそこを通過する際にそ
れぞれの動作をする。エンドーサ100は、又書
類の裏面に“ロゴ”をスタンプすることにも用い
ることができる。マイクロフイルム撮影機102
は保存用記録のために書類の表面の写真をとり、
同様に裏側にもマイクロフイルム撮影機104が
設けられている場合には、書類の裏側の写真もと
られる。エンドーサ100及びマイクロフイルム
撮影機102,104はいずれも希望により選択
的に設けられるものであり、DRNプリンタ95
と共にインタフエース98を介してEPUプロセ
ツサ44に接続されている。
書類24は、普通、前述したように束の単位で
まとめて処理され、マイクロフイルム撮影機10
2,104で写真がとられた後、移送方向を変え
る転向機108により単一ポケツト106に移送
される。転向機108はインタフエース112を
介してEPUプロセツサ44に接続しているポケ
ツト・コントローラ110によつて制御される。
この点で、もしプロセツサ44が1枚又は複数の
書類24を色々な処理理由のために取出したい場
合には、プロセツサ44はポケツト・コントロー
ラ110に適当な指令を送り、関係する書類を拒
絶ポケツト114に移送するようにする。オプシ
ヨンとして、EPU12の分類能力をさらに上げ
るために、106のようなポケツトをさらに追加
することもできる。
書類24が順次撮像装置58(第2A図)を通
過移動すると、前述したように、関係する各デー
タが処理され、ノイズ除去され、圧縮されて、各
書類の圧縮像データがRAM50に記憶される。
圧縮像(イメージ)データは対応するDRNと組
合わされ、直ちにEPUプロセツサ44からイン
タフエース116を介して局内通信網18を通
り、インタフエース118を介してDEP14
(第1図)に送られる。そこで、DEP14はその
圧縮像データを直ちにインタフエース(図に示し
ていない)を介して像(イメージ)デイスク・フ
アイル(IDF)122(第1図)に転送し、該当
するDRNに従つて記憶する。書類24は、例え
ば、1回当り約200〜300枚の束で処理されるた
め、処理する各書類の束を識別するためにバツ
チ・ヘツダ・カードを使用することができる。バ
ツチ・ヘツダ・カード(一枚の書類)はその書類
の束の一番最初の書類として処理され、ヘツダ・
カードのバツチ番号をその書類の束に関連する各
種書類データを識別するための番号として使用す
ることができる。像デイスク・フアイル122の
圧縮像データはバツチ番号内のDRNに従つて配
置されて、その処理を容易にする。
撮像装置58(第2A図)により発生した像デ
ータは、処理中の書類24の金額52を機械文字
認識により確認するために利用される。スレツシ
ユホールダ80からの像データ(圧縮前の)は金
額認識を行なうための金額認識(CAR)モジユ
ール19に送られる。先に説明したように、分類
回路54は、例えば書類の種類、高さ、寸法、金
額の位置、金額が機械書込みか手書きかの種類な
どの一定のデータ(以下、説明を容易にするため
にCARタイプ・データと呼ぶ)を各書類毎に供
給する。
作成されたCARタイプ・データは、各書類2
4に割当てられたDRNと共にEPUプロセツサ4
4(第2A図)のRAM50に記憶される。書類
トラツク28に沿つて配置されたセンサ40は撮
像装置58に近付いてくる書類24のデータの開
始を表わす信号を発生する。この信号はプロセツ
サ44がインタフエース126を介してCARモ
ジユール19にDRN及びCARタイプ・データを
送るのに用いられる。
CARモジユール19(第2A図)は、受信し
たデータを記憶するのに必要なデータ・バツフア
とプロセツサ、さらに下記に説明するような文字
認識を行う関係回路とを含んでいる。撮像装置5
8は、書類24が撮像装置58通過移動したとき
に、各走査毎に640データ・ピクセルのバイナ
リ・データのマトリツクスを発生する。CARタ
イプ・データは、例えば、金額に関するデータの
マトリツクスの検索を容易にするためにCARモ
ジユール19で用いられる。CARモジユール1
9はスレツシユホールダ80から受取つた像デー
タを使用して金額を読出し、その金額をインタフ
エース128(第2B図)を介してEPUプロセ
ツサ44に出力し、DRNを用いてそのデータを
RAM50に一時記憶する。読取られた金額はそ
の金額を構成する各数字毎に、その数字の読取信
頼度を表わす数値が設定される。例えば、数9は
読取りの信頼度が高いことを表わし、数字1は読
取りの信頼度が低いことを表わすというように用
いることができる。読取りの信頼度が低い場合に
は、通常行なわれる認識処理でエラーが発生した
場合に、システム10のその後の処理において、
その信頼度を参照することによりエラーの位置の
検出が容易になる。当然、読取りの信頼度が非常
に低い場合、又は金額の個々の数値が全く読まれ
ない場合には、DEP14によりデータを完成す
る必要があることを示すタブ(例えば、“0”)が
付される。認識回路36で処理されたMICRデー
タと金額欄の各数字の信頼度レベルを付した金額
とがEPUプロセツサ44のDRNに従つて組合わ
される。各組合わされたデータはインタフエース
116を介し、通信網18を通り、インタフエー
ス118を介してDEP14(第1図)に送られ
る。この実施例では、この組合わされたデータは
関連するバツチ(束)番号毎にDRNに従つて第
2の記憶装置すなわちMICRデータ・デイスク・
フアイル(MDF)130に記憶される。この処
理は、処理中の書類の束の全書類24について繰
返えされる。
前述したように、CARモジユール19は第3
図に示すような書類24の金額52を機械的に読
取るのに用いられる。もし、特定の書類24がそ
れに関するCARタイプ・データを持たない場合
には、当然、金額52を検索するのがより困難と
なる。
手掛かりキヤラクタ(検索用文字) この発明はCARモジユール19において金額
52に関するデータを検出して文字認識を容易に
する装置及び方法を提供するものである。この方
法は、金額52の前に表示されているドル・マー
ク($)又はアステリスク(*)を検出すること
によつて行うものである。ドル・マーク及びアス
テリスクは、以後、手掛かりキヤラクタ(検索用
文字)又はキー文字と呼ぶ。CARモジユール1
9は、検索用文字を捜し出し認識した後に、それ
に隣接する後続の金額52に関するバイナリ・デ
ータを従来の方法で文字認識処理する。
CARモジユール19は第5図に更に詳細に示
してあり、それは金額探索プロセツサ132及び
認識プロセツサ134を含む。金額探索プロセツ
サ132の機能は書類24の金額52を捜し出す
ことであり、認識プロセツサ134の機能はプロ
セツサ132から受信した金額52に関するデー
タを読取ることである。認識プロセツサ134に
よつて読取られ、各文字毎に信頼度を表わす数値
が割当てられた文字データはEPUプロセツサ4
4に送られ、そこからDEP14(第1図)に送
信されて前述のように処理される。
スレツシユホールダ80から送られてきた像
(イメージ)データはプロセツサ132のインタ
フエース136(第5図)を通してRAM138
に送られ、そこに記憶される。プロセツサ132
は、又ROM140、MP142、カウンタ14
4,146、インタフエース148及び、各種構
成成分間を相互に接続するインタフエース及び制
御ロジツク150を含んでいる。MP142は、
例えば、モトローラ製のモトローラ6800のような
標準的なプロセツサである。各種の動作プログラ
ム及び以下で説明する手順はROM140に記憶
するか、又は始動の際にテープ又はデイスク(図
に示していない)からRAM138に読み込んで
使用することができる。
スレツシユホールダ80から送られてくるデー
タは、前述したように、この実施例では黒色ピク
セル及び白色ピクセルに対応するバイナリ“1”
及び“0”から構成されている。各走査処理毎に
640ピクセルが作成され、それに対応して、第6
図に示すように、第0行から第639行までが存在
する。走査処理として、書類の金額欄52を含む
領域をカバーするように364回の走査が行なわれ、
それに対応して第0列から第363列までが存在す
る。当然のことながら、これらの数値で表わされ
る各パラメータは単なる例示にすぎず、利用態様
に応じて適当に変更することができる。
検索用文字(アステリスク又はドル・マーク)
を検出するにあたり、アステリスクは金額52に
使用される文字より一般に小さいということに着
目する。通常、走査密度が1インチ当り154ピク
セルとした場合に、書類から発見したアステリス
クの高さが17ピクセルよりも高いものはない。こ
の事実を利用して、金額検出方法を2つの基本的
動作に分割した。最初の動作はアステリスクの識
別に関係し、第2の動作はドル・マークの識別に
関係する。20ピクセル以上の高さの検索用文字は
ほとんどドル・マークであろうからそれを上記第
2の動作で検査し、20ピクセル以下の検索用文字
はほとんどアステリスクであろうから第1の動作
で検査する。この実施例において、アステリスク
は正規なアステリスク、特別アステリスク及び穴
付アステリスクに分類され、ドル・マークは直立
ドル・マーク及び傾斜ドル・マークに分類され
る。それらの点については以下に詳細に説明す
る。
以上説明した書類24の金額52を捜し出す方
法の一般的工程は次のようになる。
1 スレツシユホールド80から送られてきたデ
ータをきれいに(浄化)し、かつ変化を滑らか
に(円滑化)する。
2 最高及び最小の行と列から文字の端部をさが
す。
3 アステリスクの書類を確定する。
4 ドル・マークの種類を確定する。
これらと同一の一般的工程は第7A図及び第7
B図の流れ図に詳細に表わしてある。第7A図及
び第7B図の各工程は前述のROM140又は
RAM138に記憶されているプログラムを使用
して金額探索プロセツサ132(第5図)で行わ
れる。
アステリスクの検索 第7A図及び第7B図について、金額52の検
索方法(全体的に150で示す)は工程152から
始まる。スレツシユホールド80から送られてき
た像データはこの処理を始める前にセグメント処
理154を受ける。ドル・マーク及びアステリス
クは金額の左側に位置するため、書類24の像デ
ータに対するプロセツサ132による検出は第6
図における左側から開始する。セグメント処理1
54は従来の処理であり、セグメントに区画され
た文字156を発見するための基礎情報として、
まず白色ピクセルで取囲まれた黒色ピクセル群を
捜し出す。セグメント化文字156は図に示すよ
うに入力文字158として処理される。
第7A図の工程160において、入力文字15
8は“浄化又は円滑”にされ、下記のような“ノ
イズ”信号を表わす黒色ピクセルを除去する。工
程162において、入力文字158は検査され、
行及び列方向にどの程度延びているかを確認され
る。
第7A図の工程164はアステリスクか否かの
判断工程である。前述したように、アステリスク
とドル・マークについて考えると、行及び列方向
に文字を測定した場合に、その文字がある一定の
大きさの場合にはそれはアステリスクの可能性が
高く、もしその文字が一定の大きさより大きい場
合にはドル・マークである可能性が大きい。この
実施例では、文字の寸法が20ピクセルがそれ以下
の場合にはその入力文字158はアステリスクと
みなし、アステリスクの識別処理166が行なわ
れる。入力文字158の大きさが20ピクセルより
大きい場合には、それはドル・マークとみなして
ドル・マークのための識別処理170(第7B
図)が行なわれる。次に、これら識別処理16
6,170を説明する。
この時点では、第7A図の識別処理166は別
個な3つのルーチン、すなわち正規のアステリス
クのためのルーチン166−1と穴付アステリス
クのためのルーチン166−2と特別アステリス
クのためのルーチン166−3とを含むというこ
とを述べるだけでとどめておく。入力文字158
がこれら3つのルーチン166−1,166−2
又は166−3のいずれか1つによりアステリス
クであると認識されると、アステリスクの行及び
列の数から金額の場所が割り出されて、この処理
150はリターン工程168で終了する。
第7A図のルーチン166−1,166−2又
は166−3のいずれによつても入力文字158
がアステリスクであると認識されない場合には、
それらルーチン166−1,166−2,166
−3のいずれかからの拒絶により処理150は識
別処理170(第7B図)の方に進む。
識別処理170(第7B図)の第1工程の1つ
は、工程172で示すように、一定の評価技術
(後述する)を使用して、入力文字158が数字
“8”かどうかを確認することである。これはド
ル・マーク($)と数字“8”とは共通した形態
上の性質を有するのでこれを区別するために行な
うものである。もし、入力文字158が“8”で
あれば、工程174に進み、この検索用文字の検
出処理150は別の入力文字158を処理するた
めに工程152に戻る。再び繰返えすと、処理1
50はアステリスク又はドル・マークを探索して
金額のための像データを捜し出すように設計して
ある。
入力文字158が数字“8”と認識されなかつ
た場合(第7B図の工程172において)、処理
150は工程178に進み、ドル・マークと推定
されるその文字が直立のものか傾斜ドル・マーク
であるかを決定する。もし、推定ドル・マークが
直立形であるとみなされるとこの処理150はド
ル・マークの認定を試みる工程178−1に進
む。もし、入力文字158が直立ドル・マークと
認められると、処理150は工程176に戻り、
今識別された直立ドル・マークに関する像データ
に文字認識処理を行なう工程(別の処理工程)に
進む。もし、入力文字158が工程178−1で
直立ドル・マークと認められなかつた場合には、
処理150は工程178−2に進み、入力文字1
58は傾斜ドル・マークか否かの確定のための評
価処理を受ける。もし、入力文字158が傾斜ド
ル・マークと認定されると、この処理150はリ
ターン工程176において完了する。しかし、入
力文字158が工程178−2において傾斜ド
ル・マークと認定されないと、処理150は拒絶
工程174に進み、そこで新たな入力文字158
(第7A図)が選ばれて処理150が繰返えされ
る。
第7A図の入力文字158は処理150の開始
の際に、RAM138(第5図)からその最も左
側にある文字のデータを供給する。第6図に表わ
すような行及び列の数で与えられる最も左にある
文字の座標が入力文字158の座標として提供さ
れる。この文字の座標として、入力文字158を
構成する(含む)四辺形の下右角(第6図で見
て)及び上左角の行及び列の数がRAM138
(第5図)に別々に記憶される。検査フレーム1
80(第6図に輪郭だけ表わす)は3×3ピクセ
ル・マトリツクスの中央ピクセルを検査するため
に使用される。
第8図は第7A図の工程160に表わす浄化処
理動作で表われる異なる情況を示すピクセルの配
列を表わす。第8図に表わすそれら情況の各1つ
においては、浄化動作によつて各関連マトリツク
スから除去される182,184,186,18
8,190,192,194,196,198,
200,202,204,206のような中央黒
色ピクセルがある。中央黒色ピクセルはノイズで
ある可能性が最も高いため、第8図に表わす検査
領域指定枠(以下検査フレームという)の各々か
ら除去される。検査フレームが第9図のような3
×3ピクセル・マトリツクスで表わされている場
合、すなわち中央のピクセル208が白色すなわ
ちバイナリ“0”であり、それを取囲むピクセル
210,214,316が黒色すなわちバイナリ
“1”の場合には、中央ピクセル208が黒色ピ
クセルに変えられる。それは多くの場合、中央ピ
クセル208は第9図に表わすような黒色で包囲
された場合には黒色である可能性が非常に高いか
らである。第8図及び第9図においては、考察す
るピクセルは常に3×3ピクセル・マトリツクス
の中央マトリツクスである。検査フレーム180
は、入力文字158の上左手角から入力文字の端
に達するまで第6図の右の方に1つづつ移動す
る。その後、検査フレーム180は第6図におい
て1行だけ下におり、再び文字158の左側から
右側の方に移動する。その処理は全入力文字15
8が検査され、浄化されるまで繰返えされる。
第7A図の工程162は入力文字158の外郭
パラメータすなわち境界を決定するのに使用され
る。データを検査する際のデータの走査は上から
下に、及び左から右に(第6図で見て)行われ
る。第10図に、入力文字158の外郭パラメー
タを表わす。文字の外郭パラメータすなわち最小
及び最大点は文字認識のための処理数を最少にす
るためにも必要である。新たな書類24がトラツ
ク28に沿つて設けられているセンサ40に近付
いたときに、センサ40から信号が送られて撮像
される書類24のデータの開始を表わすのに使用
されるということを思い出そう。このセンサから
の信号は列内のピクゼル数をカウントする第1カ
ウンタ144をイニシヤライズするためにプロセ
ツサ132(第5図)で使用される。カウンタ1
44がカウント639に達したときに、走査の数
をカウントするために使用されるカウンタ146
をカウントアツプする。この走査は列と同じ数だ
け行なわれる。窓すなわち検査フレーム180
(第6図)が上記したように下に進み、黒色ピク
セルを含む行として最初に検知した行が第10図
に示すIMIN行218である。その文字の黒色ピ
クセルを含む最後の行がIMAX行220である。
IMIN及びIMAX行218,220が何番目の行
であるかはカウンタ144の数値から得られる。
検査フレーム180が左から右に進み、黒色ピク
セルを含む最初の列はJMIN行222であり、そ
の入力文字158の黒色ピクセルを含む最後の列
はJMAXである。カウンタ144から得られた
IMIN及びIMAXの値を知ることによつて、入力
文字158の高さをその減算から得ることがで
き、同様にカウンタ146から得られたJMIN及
びJMAXの値を知ることによつて、入力文字1
58の幅を知ることができる。ROM140又は
RAM138(第5図)に記憶している従来のソ
フトウエア・ルーチンを使用してIMIN,
IMAX,JMIN及びJMAXの値を得ることができ
る。
前述したように、書類24に実際に使われてい
るアステリスクは高さ幅とも17ピクセルより小さ
いということがわかつた。故に、高さが20ピクセ
ル以上の入力文字158はすべてアステリスクと
みなさない。第7A図の処理工程164はこの考
えに基づき判別するものである。
前述したように、識別処理166(第7A図)
は第11図に詳細に示すように、3つの処理ルー
チン166−1,166−2,166−3を含ん
でいる。識別処理166(第11図)は工程22
6から始まり、入力文字158は工程228で検
査を受ける。例えば、第10図に示すような入力
文字158のIMIN,IMAX,JMIN,JMAXを
知ることによつて、入力文字158の中央を検査
することができる。第6図に少し大き目に表示し
ている第2の検査フレーム180−2の中に含ま
れる黒色ピクセルの数によつて、入力文字158
の中央部を検査する。検査フレーム180−2は
5×5のピクセル・マトリツクス以上の大きさを
有している。この実施例による正規の(標準)ア
ステリスクでは、フレーム180−2内に黒色ピ
クセルが合計18個又はそれ以上の数存在してい
る。
ここで使用している正規のアステリスク230
−1は第12図に示され、穴付アステリスク23
0−2を第13図に表わし、特別アステリスク2
30−3を第14図に示す。
正規のアステリスク230−1の処理ルーチン
166−1を実行して第11図の工程232で検
査した結果、フレーム180−2の黒色ピクセル
の数が18かそれ以上であると、処理166は工程
234に進む。工程234において、文字認識技
術により、推定した正規アステリスク230−1
が本当にアステリスクであるかどうかを確認す
る。工程236において、もしアステリスク23
0−1が認識されると、処理166は工程238
から出る。このアステリスク230−1の位置
は、前述したように、書類24の金額の位置52
を捜し出すために使用される。もし、入力文字1
58が工程236において正規なアステリスク2
30−1として認められない場合には認識処理1
70に進み、第7B図にも示すように、ドル・マ
ークを認識する。
もし入力文字158が第11図の工程232で
正規なアステリスク230−1でないと認められ
ると、工程240に進み、そこで入力文字158
が検査され、第13図に示すような穴付アステリ
スク230−2かどうかの確認が行われる。
穴付アステリスク230−2を検査するルーチ
ン166−2(第7A図)は第11図の工程24
0において、前述したように検査フレーム180
−2内の黒色ピクセルの数を検査する。もし、入
力文字158の中央にある5×5ピクセル・マト
リツクス内の黒色ピクセルの数が10より多く、18
より少ない場合には、入力文字158は穴付アス
テリスク230−2の可能性が高い。ルーチン1
66−2に関し、第15A図及び第15B図を用
いて、以下で詳細に説明する。
第11図の工程242において、入力文字15
8が穴付アステリスク230−2の可能性がある
と判断された場合には、工程234に進み、そこ
で文字認識処理が行なわれる。入力文字158が
工程234において認識されない場合には前述と
同様に認識処理170に進む。
第11図の工程242において、入力文字15
8が穴付アステリスク230−2ではないと判断
されると、ルーチン166−3のスタート・ブロ
ツクである工程244に進む。
第11図のルーチン166−3は、入力文字1
58が第14図にあるような特別アステリスク2
30−3であるかどうかの判断を行なうものであ
る。アステリスク230−3は白色ピクセルによ
る〓間が行及び列方向に延びているため、その中
央部では、アステリスク230−1及び230−
2に比べて黒色ピクセルの数が少い。前述の検査
フレーム180−2を用いることによつて、フレ
ーム180−2内にある5×5ピクセル・マトリ
ツクスの黒色ピクセルの合計数が10個かそれ以下
の場合には、入力文字158は特別アステリスク
である可能性がある(工程246)。もし、入力
文字158が特別アステリスク230−3である
と推定されると、工程248で実際の文字認識処
理が行われる。工程250においてその文字が特
別アステリスク230−3と認定されると、工程
238−1に進み、この処理166から出る。入
力文字158が工程250で特別アステリスク2
30−3と認定されなかつた場合、工程170に
進む。工程248で使用する文字認識技術は詳細
に後述する。さしあたり、もし入力文字158が
第11図の処理166で取扱うアステリスクの1
つとして認められなかつた場合には、処理166
は終了し、入力文字158はその後第11図及び
第7B図に示すドル・マーク認識処理170によ
る検査を受ける。アステリスク166の認識処理
とドル・マーク170の認識処理とは、第7A図
及び第7B図に示す処理150において、異なる
枝すなわち異なる部分として構成されているとい
うことを思い出そう。
ドル・マークの検索 第7A図及び第7B図に戻り、入力文字158
がルーチン166−1,166−2,166−3
でアステリスクと判断されなかつた場合、又は入
力文字158が工程164で行最大数及び列最大
数が20ピクセルより大であると判断された場合、
ドル・マークのための認識処理170(第7B
図)工程に進むということを思い出そう。
認識処理170(第7B図)の最初の工程は、
工程172において入力文字158が印字された
文字“8”であるかどうかを判断することであ
る。第7B図の工程172で示す処理は、第19
図に更に詳細に表わし、後述する。工程172で
文字“8”が確認されると、この処理170は拒
絶工程174(第7B図)に移る。工程174に
進むということは、その文字はドル・マークとは
認識されず、他の文字として評価されねばならな
いということを意味する。故に、この後は処理1
50は工程152(第7A図)に戻り、新たな文
字158が処理150に関する評価処理を受け
る。
もし、入力文字158が第7B図の工程172
において、印字文字“8”と認められなかつた場
合、その入力文字158はドル・マークの可能性
があるため、この処理は工程178に進む。工程
178において、入力文字158は直立型か傾斜
文字かを確認するために評価される。直立ドル・
マークと判断された場合は工程178−1に進み
そこで検査され、傾斜ドル・マークと判断された
場合は工程178−2に進み検査される。直立ド
ル・マーク252の像データは第17図に表わ
し、傾斜ドル・マーク254の像データは第18
図に表わしてある。前述したように、直立ドル・
マーク252が認識されると(工程178−1、
第7B図)、処理は工程176に戻る。これは、
直立ドル・マーク252に続く残りの像データが
書類24の金額52に関するデータであるという
ことを意味している。従つてその後、第5図の認
識プロセツサ134によつて、認識された直立ド
ル・マーク252に続くデータについて文字認識
処理を行なう。同様に、工程178−1において
傾斜ドル・マーク254が認識されると、認識プ
ロセツサ134によつてその認識された傾斜ド
ル・マーク254に続くデータに対して文字認識
処理を実行する。もし、そのような工程178−
1(第7B図)において、推定した直立ドル・マ
ーク252が認定されなかつた場合、処理170
は工程178−2に進み、そこで、“推定直立ド
ル・マーク252”(工程178−1からのデー
タ)が検査され、傾斜ドル・マーク254でない
かということが確認される。工程178−1から
の入力文字158が工程178−2において傾斜
ドル・マーク254に認定されない場合、拒絶工
程174に進み、そこから再び工程152(第7
A図)における新たな入力文字158の処理を開
始する。
CARモジユール ここまで説明したところで、第7A図の工程1
68でアステリスクと認定し、第7B図の工程1
76でドル・マークと認定した後の処理について
の説明にはいる。
第19図を用いて以下説明する。
第19図は、第2A図のCARモジユール19
で実行される動作を表わす流れ図である。各書類
24の処理動作は工程256から始まる。書類2
4に関する像データは工程258でデータ群に区
分される。工程260において、RAM138
(第5図)からのデータ群は前述したように書類
24の像データを左から右へ及び上から下に作業
することによつて得ることができる。工程260
により得られた像データ群は工程262において
従来通りにセグメント化又は区分され、隣接文字
と分離される。その後、処理150は第7A図及
び第7B図で上記の如く実行される。処理150
でドル・マーク又はアステリスクが認識されたも
のと仮定すると、次の工程264では、金額52
の“セント部分”を小数(.28のように)又は分
数(28/100のように)のどちらかに区分する。
この処理は別の文字認識ルーチンにより行なわれ
る。工程264で“小数”と判断された像データ
群は工程266においてその金額が機械印字か手
書きかを判断する。機械印字であれば、金額52
の像データは工程268で予備処理され、工程2
70に文字の認識が従来通りに行なわれる。金額
52の“セント”を分数表示する場合は通常手書
きである。従つて、手書データの処理を行なうル
ーチンによる処理のため、工程272で像データ
をドルとセントに分離する。工程274におい
て、文字認識を容易にするために工程272から
送られたデータについての予備的な処理が行われ
る(従来方式で)。工程266で“手書”に分類
された像データも工程274において予備的な処
理が施され、工程276において、従来方式によ
りその像データの文字認識処理が行なわれる。第
2A図,第2B図において説明したように、認識
工程270及び276で認識された文字と、各文
字の信頼度レベルはEPUプロセツサ44に送ら
れる。金額52の小数又は分数部分が第19図の
工程264で発見されなかつた場合、次の工程2
78においては、全金額の発見のために残りの像
データ群があるかを検査する。従つて新たな検索
が工程260で開始される。さらにデータ群が存
在しないと、工程178から拒絶工程280に進
む。
アステリスクの検索 第7A図及び第11図のアステリスク認識処理
166内には、232及び240等のような数工
程に関する種々のルーチンがあり、又第7B図の
ドル・マークの認識処理170について、例え
ば、工程172,178に関するその他のルーチ
ンがあるということは先に言及した。
アステリスク166のための認識処理(第7A
図)に関するルーチン166−1,166−2は
夫々第12図及び第13図のアステリスク230
−1及び230−2を用いて説明すると最適であ
る。例えば、第12図に見られるように、像デー
タの検査は左から右に、上から下に行われるとい
うことは既に説明した。この時点で、第10図の
IMIN及びIMAXのような外郭パラメータは既に
決定している。ルーチン166−1,166−2
とは基本的には同一であるが、第13図に示すよ
うな穴付アステリスク230−2のための処理ル
ーチン166−2は、アステリスク230−2に
穴があるかどうか最初に決定するようわずかに変
更されている。入力文字158が正規なアステリ
スク230−1か、穴付アステリスク230−2
か、特別アステリスク230−3かについての最
初の判断は入力文字158の外郭パラメータ内の
黒色ピクセルの数のカウントによつて決定すると
いうことを思い出そう。
ルーチン166−1の最初の工程はアステリス
ク230−1(第12図)の上半分について、ピ
クセルの行に沿つてみたときに、白色ピクセルか
ら黒色ピクセルに及び黒色ピクセルから白色ピク
セルに変化する合計数を確認のために検査するこ
とである。その変化の数は各行について記憶さ
れ、アステリスク230−1の上半分の行のうち
変化数が最大の数が記録される。例えば、アステ
リスク230−1の上半分についていえば、白色
から黒色ピクセルに、及び黒色から白色ピクセル
に変化する回数の最大値は6である。この変化は
矢印282で表わす行に沿つておこり、最初の変
化は白色から黒色への変化で、黒色ピクセル28
4で発生しているということがわかる。前述した
ように、左から右に走査したときの6回の変化は
入力文字158がアステリスク230−1及び2
30−2のように2つの空を持つということを意
味する。特定行の変化の最大数が4であると、そ
の入力文字158は1つの空を持つということを
意味し、変化の最大数が2であると、その入力文
字158は空を持たないが、その代りにその上部
に縦の棒か部分を持つということを意味する。
ルーチン166−1の第2の工程は最初の工程
で確認した変化が推定アステリスク230−1の
上部にあるか、横か下にあるかを確認することで
ある。空のチエツクは変化の最大数を含む行(第
12図の矢印282で表わしたもののような)に
発生した最初の黒色から白色ピクセルへの変化を
捜索して、変化を生じた列番号を特定の列として
識別することである。この例では、黒色から白色
への変化を生じる場合の黒色ピクセルは黒色ピク
セル286であり、特定の列は第12図の矢印2
88である。黒色及び白色ピクセルは第6図につ
いて説明したように行及び列番号によつて識別さ
れるということを思い出そう。この項で説明する
処理は第12図の棒290のような棒をサーチす
ることである。というのは、棒290の存在は2
30−1のようなアステスリクとして入力文字1
58を認識する手掛りとなるからである。このサ
ーチは、この例では、矢印282で示す行に沿つ
て続行され、列番号に変化がなく矢印288の右
に進み、その後の最初の変化は黒色ピクセル29
2により発生する白色から黒色ピクセルへの変化
である。矢印282の方向の次の変化は黒色ピク
セル294からの黒色−白色変化であり、この変
化は認識処理においてアステリスクが予想される
ときにおこる。棒290の右側の白色空間もアス
テリスクの識別特性であり、その後、羽状部分3
00の始めとなる黒色ピクセル298を含む白色
−黒色変化に出合うことになる。羽状部300
と、反対側の羽状部302とその間の棒290
(黒色)とはアステリスクを表わす特徴である。
この項で説明したことは第12図のアステリスク
230−1のような入力文字158の上半分の検
査に関するものである。第12図の棒290の両
側を、上方向に矢印288に沿つてサーチし及び
棒290の両側の白色ピクセルであることを認識
することにより、文字の上半分がアステリスクで
あることが識別できる。その点で第20図はアス
テリスク230−1とわずか異なるアステリスク
304のための像データを描いたものである。第
20図の矢印306で示すように、上方向に白色
ピクセルをサーチしているときに、たまに308
のような黒色ピクセルに遭遇する。その場合、矢
印310の方向の白色ピクセルのサーチが第10
図の入力文字158の左境界JMINまで行なわれ
る。第20図の矢印306,310の方向に沿つ
て白色ピクセルが存在していることは入力文字の
上半分がアステリスクであることを示している。
第20図の矢印312の方向に沿つて白色ピクセ
ルをサーチし、黒色ピクセルに遭遇したときに、
白色ピクセルのサーチは矢印314の方向に沿つ
て続けられる。矢印314の方向に沿つた複数の
白色ピクセルはアステリスクの性質である“空”
を表示する。
アステリスクは対象形であるため、第12図に
示すアステリスク230−1の上半分のために以
上で説明した文字認識技術はアステリスク230
−1の下半分についても、同じ方法が繰返えされ
る。例えば、アステリスク230−1についてい
うと、矢印314で示す行に沿つて発生する変化
は矢印282で示す行に沿つてすでに説明した変
化と同じ“6回”であるだろう。入力文字158
の下半分をサーチする場合において、ある情況下
では、アステリスク304(第20図)はその上
半分と下半分とが対称でない場合がある。このよ
うな状況は、第20図の矢印318で示す行に沿
つた4回の変化を検知したときにおこる。矢印3
18によつて表示される行に沿つた4回の変化は
アステリスク304の羽322と324との間の
空320を表わす。入力文字158のピクセルす
なわち像データは第10図に示す色々な最小値及
び最大値によつてその境界が決められているか
ら、空320を形成する列の位置は、例えば、黒
色ピクセル326及び328(第20図)に関す
る変化によつて確かめられる。それらの制限を知
ることによつて、白色ピクセルのサーチを矢印3
30の方向に沿つて行うことができる。この領域
における黒色ピクセルの存在は、数字“8”の下
側部分を意味する可能性のあるため、このサーチ
は、矢印330の方向に沿つて行われ、空320
に黒色ピクセルがなくこの文字が数字“8”では
ないことを確認するために行なわれる。
要約すると、第12図でアステリスク320−
1の上半分が検査され、同様の方法にして、第2
0図の形のアステリスク304を用いて説明した
ようにアステリスクの下半分が検査される。
アステリスク230−1(第12図)の下半分
を検査した後、上及び下半分をサーチしたものと
同じルーチンを使用してアステリスク230−1
の左半分と右半分をサーチする。ピクセル・デー
タは、例えば、マトリツクス形式(第10図のよ
うに)であるため、上記のサーチについても上及
び下半分のサーチと同一技術が使用され、検査さ
れるべきデータ又はピクセルは上及び下半分につ
いて行われたと同様にして、今度は行基準ではな
く列基準で検査することができる。アステリスク
230−1の左側のために矢印331で表わす列
に沿つた変化の数を考察したときに、第12図に
示すような正規なアステリスクについては4回の
変化があるであろう。4回の変化を発見した後
に、空332における矢印334の方向に沿つた
黒色ピクセルのサーチは既に説明したアステリス
ク304(第20図)の下半分について行われた
と同様に行われる。矢印334の方向(第12
図)に沿つて黒色ピクセルが発見されないと、そ
れはその文字がドル・マークではないということ
を意味し、すべてのアステリスクにおいてこのよ
うになる。アステリスク230−1の左側を評価
する際に与えた処置と同じ処置がその右半分にも
与えられる。
要約すると、正規なアステリスク230−1の
ための一般的テストは、上述したところから上及
び下半分を横切る6回変化を発生し、左及び右半
分を横切る4回変化を発生する。
第13図の穴付アステリスク230−2は、勿
論そのアステリスク230−2はそこに穴336
を持つということを除き、既に第12図で説明し
た正規なアステリスク230−1と非常に類似し
ている。例えば穴付アステリスク230−2を検
査するための第11図のルーチン166−2は、
穴336近くのピクセル・データについての処理
ルーチンを除き、既に正規なアステリスク230
−1について説明したルーチンと同じである。矢
印282の方向に沿つてアステリスク230−1
の各行を上から下にサーチしているときに、最大
6回の変化が発生し、最後の行は2回の変化の発
生のみに留つたということを思い出そう。矢印3
38(第13図)で示した行も同様に2回の変化
のみが発生するが、矢印340で示す行では4回
の変化が発生し、矢印330342で示す行でも
4回の変化が発生し、矢印344で示す行では再
び2回の変化が発生する。このように、矢印34
4で示す行は2回の変化であり、その前の矢印3
42で示す行は4回の変化であるので、ルーチン
166−2は矢印342(第13図)で示す行を
予期した穴336の中央(縦方向に測定して)と
して取上げる。それは、前述したように、全入力
文字の境界は各方向に20ピクセルより少く、その
走査は前述したように1インチ当り154ピクセル
のピクセル密度を持つので十分正確である。入力
文字158についてのピクセル・マトリツクスの
境界は、例えば、第10図に示すようにすでにわ
かつており、水平方向に測定した穴336の中央
は穴336の最左境界による黒色−白色変化が発
生した特定のピクセルを注意することによつて得
ることができる。最右境界は白色−黒色変化を発
見することによつてわかり、ここで、水平方向に
測定した中央点(第13図で見て)が決定され
る。予期した穴336の中央を発見したので、ル
ーチン166−2は今発見した穴336の中央を
持つピクセル・データの上に5×5ピクセル・マ
トリツクスで取囲む窓フレームを置き、その窓フ
レームの中央を穴336の中央とし、その後その
フレームの中の黒色ピクセルの数をカウントす
る。この実施例において、このフレームの中の黒
色ピクセルの数が10より多いが18より少なけれ
ば、それはそこにある336のような穴の蓋然性
を表わす。その評価は第11図の工程242で表
わす。もし、穴があれば、第11図のルーチン1
66は第11図の矢印234に続行して正規なア
ステリスクのための認識ルーチンが使用される。
それらルーチン又は処理方法は前述のように上半
分、下半分、左半分及び右半分を評価するもので
ある。
第11図の工程242について説明したよう
に、予期アステリスクの穴336(第13図)の
評価が矢印242において“ノー”であると、ル
ーチン166はその推定アステリスクは第14図
の230−3で示すようなタイプの特別アステリ
スクかどうかチエツクするルーチンであるサブル
ーチン166−3(工程246)に進む。アステ
リスク230−3はたまに発生し、そのアステリ
スクの穴の中央を包囲する5×5窓内の黒色ピク
セルの合計数は第11図の評価工程242におい
て10黒色ピクセルより少い。
第11図の工程244におけるサブルーチン1
66−3は第14図の推定特別アステリスク23
0−3の最上部行に発生する変化を捜索して、前
述のようにその文字の中央の方に進む。ルーチン
166−3は、走査を通して、入力文字の左側か
ら右側の方に(第14図で見て)走査したとき
に、1行に少くとも2つの白色−黒色変化を検索
する。それは230−3のようなアステリスクの
最上部の空を表わす。アステリスク230−3の
中央近くには、矢印346で示す行のような少くと
も1本の行に白色ピクセルがあり、それは230
−3のようなアステリスクの上半分及び下半分に
現われる。矢印348で示すような下の行も第14
図の形のアステリスクの他の特徴を示す少くとも
2つの白色−黒色変化を含むことの確認のために
検査される。前述のように、すなわち第10図に
示すように入力文字158の境界点を使用してア
ステリスク230−3の中央点350を決定す
る。これは行及び列両立上り点からきめる。第1
4図の230−3のような推定アステリスクで
は、中央点350を通過するピクセル行にでは変
化がなく、すべて白色ピクセルであり、同じよう
に中央点350を通過するピクセル列にも変化がな
く、すべて白色ピクセルである。
中央点350を通過するすべての白色ピクセルの
行の数及び列の数を決定した後、ルーチン166
−3(第11図)はアステリスク230−3(第
14図)の周囲の空すなわち開口を検査するため
に進む。アステリスク230−3の左境界から開
始し、最初の黒色−白色変化(縦を下方向に進ん
だときに)は黒色ピクセル352にかかり、更に
その列を進んだときに出合う次の変化は黒色ピク
セル354から発生する白色−黒色変化である。
推定アステリスク230−3の外郭電界は知られ
ているので、“L1”で指定した黒色ピクセル35
2と354間の行の数はそのアステリスクの側部
の空の長さを示す。第2の長さ“L2”を確認す
るために、黒色ピクセル356と358との間の
空の長さを測定する同様の長さ確認処理が行われ
る。これら“L1”及び“L2”の値は開口359
に関連する。空すなわち開口360,362,3
64に対応する長さの値を決定する際にも同一技
術が適用される。ルーチン166−3(第11
図)は各開口359,360,362,364に
対する2つの長さの値を評価する。例えば、L1
はL2と比較され、もしL1がL2より大であれば、
開口359は中央点350に近付くにつれて狭くな
る。それはアステリスク230−3を表示するも
のの1つの現われである。開口360,362,
364に対する長さについても、同一の評価が行
われ、もし、それら4つの開口すなわち空のうち
少くとも3つが内部の長さより外部の長さの方が
長い(L1の方がL2より大きい)場合には、それ
は評価中の入力文字158は第14図の特別アス
テリスク230−3の可能性が最も高く、第11
図の工程250においてその認定がなされる。入
力文字158が工程250においてアステリスク
230−3と認定されなかつた場合、ルーチン1
66−3は第7B図にも表わす処理170(第1
1図)に進む。
入力文字158が正規なアステリスク230−
1(第12図)として認定されるか、穴付アステ
リスク230−2(第13図)として認定される
か、又は特別アステリスク230−3(第14
図)として認定されると、ルーチン166は第1
1図の工程238及び工程238−1(又は第7
A図の組合せ工程168)からすでに説明した第
19図の工程150後の処理工程に進む。入力文
字158が第7A図又は第11図のルーチン16
6においてアステリスクと認定されなかつた場合
には、第7Bで既述したドル・マーク170のた
めの認識処理を受ける。
ドル・マークの検索 第7B図のドル・マーク170の認識処理に戻
り、そこに表わす工程178を特に詳細に表わす
第16図で説明する。第1の工程366は入力文
字の高さ及び幅を確認し、次に工程368で幅対
高さの比を決定する。例えば、第18図の推定傾
斜ドル・マーク254のIMIN,IMAX,JMIN
及びJMAX値はわかつているものとする。これ
らの値は第5図のRAM138のバツフアに入力
され、以下に説明する各種ルーチンで必要となる
までそこに記憶される。
工程380(第16図)で評価が行われ、文字
の幅対高さの比や“1”より大であれば、ルーチ
ンは工程382に進む。
工程380で得た“1”より大きい幅対高さ比
は入力文字158がドル・マークではないという
ことを表わす。ドル・マークは経験上幅対高さ比
が“1”より小さいことがわかつているからであ
る。この処理時点において、入力文字158の処
理は、第16図の工程384に進む。それは、そ
の文字が、例えば、ドル・マークか又は他の
“8”,“5”,“3”,か“2”であるかもしれない
からである。
入力文字158は工程380で使用したものと
は異なるパラメータで第16図の工程384の検
査を受け、傾斜ドル・マーク254(第18図)
か又は直立ドル・マーク252(第17図)かを
決定する。
第16図の工程384において、例えば、第1
8図の左から右に進んだときに入力文字の列の変
化の評価が行われる。この場合、第2A図のスレ
ツシユホールダ80において、撮像装置58から
発生したデータのグレイ・レベルを64から2に減
少すると良い。というのはドル・マークは第18
図のドル・マーク254のようにドル・マークの
中央領域がピクセルで満される傾向があるからで
ある。254のような傾斜ドル・マークは、特に
黒色ピクセルで満たされる傾向となる。このよう
な特性は傾斜ドル・マークを、例えば、文字8か
ら、又は直立ドル・マークから区別するためのチ
エツクとして工程384で使用される。もし文字
の各列で白色から黒色に変化するのが1ケ所だけ
であれば、ルーチンは第16図の工程386に進
み、傾斜ドル・マークのチエツク・ルーチン
(SLAND)が呼出される。それがもし、入力文
字のIMIN及びIMAXにおける1変化だけであれ
ば、その文字はその文字の列に大きな白の空領域
がある文字8、5、又は2よりも第18図の傾斜
ドル・マーク254に最も似ているということが
できる。各列に1変化だけがあれば、その列にお
いて最初の白色−黒色変化に遭遇してからその列
内に開口又は白色ピクセルがなかつたということ
を意味する。その文字のいずれかの列内におい
て、その本体に空〓又は白色ピクセルがあると、
そのルーチンはINUM及びIHALF値を検査する
工程388に進む。タームINUMは第18図の
行390のように、文字内にある白色ピクセルの
閉じられた行の数を意味する。タームIHALFは
入力文字の高さの半分を意味する。第16図の工
程392において、INUM及びIHALF値の評価
が行われ、その文字に対する閉じられた白色行3
90を有する行の数がIHALFより少なければ、
ルーチン178は工程394に進み、第17図に
表わすような直立ドル・マーク252をチエツク
するルーチン(DOLLAR)を呼出す。それはそ
の入力文字が正規がドル・マーク252(第17
図)に最も似ており、文字8に似ていないという
ことを意味する。工程394のためのルーチン
(DOLLAR)は以下で説明する。
工程392において、INUM値がIHALF値よ
り大であれば、評価される文字は、例えば、8か
又は5かもしれず、それ故、ルーチン178は工
程396に進む。
第16図の工程369,398,400,40
2は検査中の入力文字が文字8,5又は2に最も
似ているかどうかを確認する工程である。それら
のチエツクは、文字又は数字8、5又は2はド
ル・マークと性質が似ているルーチンを実行する
ために行うものである。
第16図の工程396において、入力文字の左
下端に開放端があるかどうかのチエツクが行われ
る。開放端のチエツクにおいて、第17図の矢印
404で示す最左列は黒色−白色ピクセル変化の
ために検査される。ピクセル406に1つの黒色
−白色変化があると、この例においてはピクセル
408(第17図)に第2の黒色−白色変化が存
在する。1列に2つの黒色−白色変化があると、
それは入力文字の左側が、例えば、開口409の
ように開いているということを意味する。開口4
09がない場合、それは入力文字158が252
のような直立ドル・マークでない蓋然性が高いと
いうことを意味するため、その処理は工程382
(第16図)に進む。開口409がある場合、次
に開口410(第17図)をさがすために、工程
400に示すように、入力文字の上半分の右側に
ついて同様なチエツクを行う。開口410がなけ
れば、すなわち入力文字158が工程402で開
いていないと判断されると、それは、例えば、
“8”のようなものであり、従つて処理は出口工
程382に進む。工程402において、開口41
0があると、処理は工程412に進み、ダラー
(DOLLAR)ルーチンが呼出される。
要約すると、入力文字158が明らかに夫々第
18図及び第17図に示すもののような傾斜ド
ル・マーク254又は正規なドル・マーク252
でないものであれば、それは第16図の処理から
除去される。推定傾斜ドル・マークである入力文
字158はSLANDルーチン(第16図の工程3
86から)で更に厳しくチエツクされ、推定直立
ドル・マークである入力文字はダラー・ルーチン
(工程394及び412から)で更に広範囲に検
査される。
上記のダラー・ルーチンは全体的に414で示
され、第21図に詳細に表わす。このルーチンの
詳細な説明に進む前に、直立ドル・マークのある
ものは垂直中央線に沿つて走る直線を持つかもし
れず持たないかもしれないということを指摘する
べきである。しかし、それら直線は先に言及した
ノイズ除去及びスレツシユホールデイング動作中
に不明瞭となるか無意味となるため、この処理で
は考慮しないものとする。又、第17図に示すよ
うな直立ドル・マーク252のユニークな特徴
は、ドル・マーク252の上半分のために矢印4
04で示すもののように最左ピクセル列とドル・
マーク252の下半分のための最左ピクセル列と
は同じ列か又は互いのづれが2又は3列以内にあ
るということである。同じことが最右ピクセル列
についてもいえる。
ダラー・ルーチン414(第21図)の第1の
工程416は入力文字の下左及び底端を検査する
数個の異なる動作をカバーする。その点で、第2
2図は418で示すような文字“5”のような入
力文字を表わし、第23図は420で示すような
数字“2”のような入力文字を表わす。次に続く
テストは工程422に含まれ、入力文字が2,3
又は5かどうかテストする。基本的に、それらテ
ストは419で示す開口及び曲線421(第22
図)をサーチするように設計されている。曲線4
21の確認は第18図に示す曲線C1及びC2の
確認に類似する。そのことは以下で詳述する。第
22図の矢印423と425で示すある直角をな
す角は図に示すように数字“5”を表わす。実行
した各種テストに“イエス”の応答があると、ダ
ラー・ルーチン414は第21図の工程424に
進み、そこでSLANDルーチンを呼出し、それは
入力文字が傾斜ドル・マークかどうか確認する。
第21図の工程422において、入力文字が
“2”,“3”又は“5”でないと、それは実際に
第17図の252のような直立ドル・マークであ
ることができ、ルーチン414は工程426に進
み、開放端をさがすために入力文字の左下半分を
検査する。工程426はそれがより広範囲である
ということを除き、第16図の工程396と類似
である。工程396について既述したものに加
え、第17図の409のような開口を確認する
と、409のような開口において白色ピクセルが
その行にいくつあるかの確認検査を行う。その点
で、1つの行に少くとも4の白色ピクセル(第1
7図の長方形428内にXで表わす)であれば、
それは左端が明らかに開いているということを意
味する。第21図の工程430において1行に4
つの白色ピクセルが発見されなかつた場合には、
ルーチン414は工程424に進み、そこで
SLANDルーチンを呼出す。工程430で少くと
も4つの白色ピクセルが発見されると、ルーチン
414は工程432に進み、第17図の252の
ような推定直立ドル・マークの上左曲線が検査さ
れる。工程432は文字の最上部から底部の方に
進む間に各行で入力文字の最初の黒色ピクセルに
出合うことを検査することによつて遂行される。
例えば、黒色ピクセルの最初の行について、第1
7図で左から右に進行しているときに、最初の黒
色ピクセルはピクセル434である。同様に、次
の行の最初の黒色ピクセルはピクセル436であ
り、第3行の最初の黒色ピクセルはピクセル43
8である。最底部行の方向への1つの進行とし
て、最初に出合つた黒色ピクセルは入力文字の左
境界に近付き、第17図に示すような曲線440
を作成するということに注目しよう。曲線440
は直立ドル・マーク252の左上部の特性であ
る。又、第21図の工程432はドル・マーク2
52の左下半分の後続行の黒色ピクセルの進行の
評価を含み、曲線442(第17図)を作成す
る。曲線440及び442が第21図の工程44
4に存在すると、それはその入力文字が252の
ような直立ドル・マークかもしれないことを意味
し、それらの曲線440,442が存在しない
と、ルーチン414は工程424に進み、そこで
SLANDルーチンを呼出す。
第21図の工程444から、そのルーチン41
4は第17図のドル・マーク252のような入力
文字の右側について、開口410の検査が行われ
るということを除き、既述した工程426に類似
する工程446に進む。その点で、長方形448
(第17図)内に“X”で示すような白色ピクセ
ルが1行に4つ又はそれ以上あれば、ルーチン4
14は工程450に進み、もしそうでなければ、
ルーチン414は既述した工程424に進む。
第17図に示すような開口410があると、ル
ーチン414(第21図)は工程452に進む。
工程452において、推定直立ドル・マーク25
2(第17図)の右側におけるピクセル・データ
行の終りの黒色ピクセルの進行が既述の如く検査
されて、曲線454及び458を確かめる。工程
460において、そのような曲線454,458
が入力文字にあることが認められると、その入力
文字158はルーチン414の工程462におい
て直立ドル・マーク252と識別される。それ
は、第17図の直立ドル・マーク252と識別さ
れたということを意味する。故に、直立ドル・マ
ーク252のデータ・マトリツクスは金額に対す
るものであるということが確認されたことにな
る。第21図の工程462は第7図の広い工程1
78−1に類似する。第21図に全体的に例示し
てあるダラー(DOLLAR)ルーチン414の詳
細なリステイングは米国特許出願第562785号に開
示してある。
第17図の252のような直立ドル・マークを
識別するダラー・ルーチン414を説明したの
で、それに続き、第18図の254のような傾斜
ドル・マークを認識する前述の傾斜(SLAND)
ルーチンを説明する。ルーチンSLANDは第7B
図の工程178−2に当り、第7A図及び第7B
図はアステリスク及びドル・マークの全体的サー
チ方法に関するものであるということを思い出そ
う。全体的に、SLANDルーチンはそのマークが
アステリスクでないということを確認し、
DOLLARルーチン414(第21)によつて直
立ドル・マーク252(第17図)でもないとい
うことを確認した後で傾斜ドル・マーク254
(第18図)かどうかを確認するためにその入力
文字158をテストするものである。
第24A図、第24B図及び第24C図は全体
的に464で指定したSLANDルーチンの一部を
表わす流れ図である。SLANDルーチン466の
第1工程466は予備イニシヤライゼーシヨンの
1つである。基本的に、工程466は入力文字1
58のパラメータを得るものであり、第18図の
傾斜ドル・マーク254について、それを例に説
明する。ルーチン466を説明するに先立ち、以
下そのパラメータを説明しておく。
IMIN:入力文字158の少くとも1つの黒色ピ
クセルを含む最上位行に等しい IMAX:入力文字158の少くとも1つの黒色
ピクセルを含む最下行に等しい JMIN:入力文字158の少くとも1つの黒色ピ
クセルを含む最左列に等しい JMAX:入力文字158の少くとも1つの黒色
ピクセルを含む最右列に等しい ICOL1:逆曲線C2(第18図)が始まる列の位
置に等しい ICOL2:逆曲線C1が始まる列の位置に等しい 傾斜ルーチン464の説明を進めながらその他
のパラメータの説明を行う。IMIN,IMAX等の
値は各入力文字158について1度与えられ、金
額探索プロセツサ132(第5図)のRAM13
8のバツフアに記憶されると、各種ルーチンで必
要なときにそこからアクセスするということを思
い出そう。
工程466(第24A図)で入力文字158の
パラメータを得た後、ルーチンSLAND464は
工程468に進み、IMIN行(第18図)の黒色
ピクセルの数を決定する。例えば、工程468に
おいて、この実施例では第18図の左から右に走
査を進めたときにIMIN行の最初と最後の黒色ピ
クセルの列位置の座標を確認する。例えば、
IMIN行の最初の白色−黒色変化は黒色ピクセル
372から生じ、最後の黒色−白色変化は黒色ピ
クセル374のものである。黒色ピクセル372
及び374の座標間の差異はIMIN行の黒色ピク
セルの数となる。黒色ピクセル372,374の
座標は第18図において夫々ILFT1及びB1とマ
ークしておく。これらの座標は下記するような評
価に用いられる。
IMIN行の黒色の数は第24A図の工程470
で評価される。IMIN行の黒色ピクセルの数が5
より大であると、入力文字158は傾斜ドル・マ
ーク454ではないものとして工程472で拒絶
される。工程470で用いている数字“5”はこ
の実施例における経験から決定したものである。
入力文字158のIMIN行の黒色ピクセルの数
が評価工程470(第24A図)で“5”又はそ
れより少ないと、SLANDルーチン464は工程
474に進み、そこでILFT1及びBi列(工程4
68)の座標を決定し、後述する評価で使用する
ために保持される。工程474から工程476に
進み、工程468で説明した方式に従い、
IMAX行にある黒色ピクセルの数を確認する。
入力文字158のIMAX行の黒色ピクセルの
数が評価工程478(第24A図)で“5”より
大であると認定されると、SLANDルーチン46
4は拒絶工程480に進む。それはその入力文字
158は傾斜ドル・マーク254(第18図)で
はないものとして拒絶されることを意味する。工
程478で用いる数“5”はこの実施例による経
験から割出された。
入力文字158のIMAX行の黒色ピクセルの
数が“5”又はそれより少いものと評価工程47
8(第24A図)で認定されると、SLANDルー
チン464は工程482に進む。工程482にお
いて、IMAX行の最初及び最後の黒色ピクセル
376及び378の座標が工程474における場
合と同様に確認され、それらピクセルの座標は
夫々第18図におけるB2及びIRIT2とマークさ
れる。SLAND工程464は工程482から第2
4B図の工程484に進む。
工程484(第24B図)においては、“連続
端位置カウント”と称する技術を用いて第18図
に示す曲線C1及びC2を決定する。この方式は
以下説明するように入力文字のIMIN行から始ま
り(第18図で見て)下の方に走査を進めるもの
である。IMIN行で遭遇した最初の白色−黒色変
化は前述のように黒色ピクセル372にある。
IMIN行の下の行にある最初の白色−黒色変化は
黒色ピクセル486にあり、更にその下の行の最
初の白色−黒色変化は黒色ピクセル488にあ
る。このように次の行の最初の白色−黒色変化を
検査する方式は黒色ピクセルがJMIN値に近づく
限り続けられる。同図で明らかなように、49
0,492,494のような左方に進行せず、縦
の行に並ぶ黒色ピクセルに達する状態となること
がわかる。故に、曲線C1は黒色ピクセル372
から490に互る黒色ピクセル群で決定され、こ
れら2つの黒色ピクセルが曲線C1の限界を与え
る。第18図の曲線C2を捜出する方式も曲線C
1を捜出する方式と全く同一であるが、その方式
は入力文字の下行又はIMAX行から始まり、同
文字の右行又はJMAX値の方へ進むということ
が異なるだけである。そのようにして、黒色ピク
セル378乃至496に延びる黒色ピクセルによ
つて曲線C2を決定する。故に、黒色ピクセル3
78及び496は曲線C2の限界を示す。
SLANDルーチン464は工程484から第2
4B図の工程498に進む。工程498におい
て、2つのターム“IDIFF”及び“JDIFF”が決
定される。タームIDIFFは前述した曲線C1に関
する黒色ピクセル372及び490間の列数の差
を表わす。同様に、タームJDIFFは前述した曲線
C2に関する黒色ピクセル378及び496間の
列数の差を表わす。工程498において決定した
IDIFF及びJDIFFの各値は以下の評価基準に従つ
て工程500で評価される。IDIFF及びJDIFFの
絶対値が“4”より大であると、工程464は工
程502から出る。それはその推定傾斜ドル・マ
ークは傾斜ドル・マークではなく、前述のように
次の文字158を検査するべきであるということ
を意味する。工程500で用いられる“4”の値
はこの実施例における経験から決定される。
IDIFF−JDIFF(IDIFFの値とJDIFFの値の差)
の絶対値が“4”より少いと、SLANDルーチン
464(第24B図)は工程504に進む。工程
504においては、ICOL1及びICOL2と称する2
つの値を決定する。タームICOL1(第18図に示
す)は曲線C2がJMAXで表わす列の方に対す
る“成長”又は延伸を止め、黒白ピクセル496
を包含する縦の線又は列の位置を表わすことがわ
かる。同様に、タームICOL2は曲線C1がJMINで
表わす列の方に延長するのを止め、黒色ピクセル
490,492,494を包含する列の位置を表
わすということがわかる。工程506においては
ILFT1とICOL1との間の評価を行う。ターム
ILFT1(第18図)はIMIN行で最初に遭遇する
黒白ピクセル372を表わす。ILFT1がICOL1
より少いと、ルーチン464は工程508から出
る。実際にここで考察されることは第18図から
明らかである。すなわち、傾斜ドル・マークであ
るためには、黒色ピクセル372を含む列は黒色
ピクセル496を含む列より右又はJMAX列に
近付かなければならない。ILFT1がICOL1より
大であると、それは推定入力文字が傾斜ドル・マ
ーク254であるかもしれないということを意味
し、それを更に評価するための追加の評価をその
後に行う。
SLANDルーチン464は工程506(第24
B図)から工程510に進み、そこで第18図に
示すタームIRIT2とICOL2とを比較する。ターム
IRIT2はIMAXの最右黒色ピクセル378を表わ
し、ICOL2は黒色ピクセル490,492,49
4を含む列を表わす。IRIT2が工程510で
ICOL2より大と認定されると、ルーチン464は
推定入力文字が傾斜ドル・マーク254ではない
という理由で工程512から出る。IRIT2が
ICOL2より小であると、それはIRIT2がJMIN
(第18図)に近付き、入力文字が254に似て
おり、ルーチンは更に評価のために工程514に
進むということを意味する。
SLANDルーチン464(第24B図)の工程
514において、タームIMINとIROW(第18
図)とが評価される。タームIROWは前述したよ
うに曲線C1がその増加を止める行位置を表わし
(IMINからIMAXの方に進む)、それは黒色ピク
セル490を含む列で表わされる。IROWを規定
する他の方法としては曲線C1がその方向の反転
を開始する行位置とすることができる。ターム
IROWは黒色ピクセル490を含む行位置を表わ
す。工程514においては、IMIN及びIROW間
の文字幅が評価される。例えば、曲線C1で表わ
すような入力文字の上半分の文字幅がそれ以上増
加しないと、ルーチン464はその入力文字は傾
斜ドル・マーク254ではないということを意味
して工程516から出る。工程514において、
文字幅が増加又は同一であると、入力文字は傾斜
ドル・マーク254であるかもしれない。ターム
“文字幅の増加”はIMINからIMAXの方に進む
ときに、後の行で遭遇する最初の黒色ピクセルが
曲線C1の傾向で表わすようにJMINに近付くと
いうことを意味する。ルーチン464は第24B
図の工程514から第24C図の工程518に進
む。
第24C図の工程518は第18図の傾斜ド
ル・マーク254のような入力文字の下半分に適
用されるということを除き、工程514(第24
B図)に類似する。IMAXとIIROWとは工程5
18で評価される。タームIIROWは曲線C2が
もはや増加しない行位置である。入力文字幅が工
程518で増加しないということは、入力文字が
傾斜ドル・マーク254ではないということであ
るからルーチン464は入力文字を工程520で
拒絶する。入力文字の幅がIMAXとIIROWとの
間で増加するか同一のままであると、ルーチン4
64は工程522に進み、それがドル・マークか
もしれないので更にその評価を行う。工程522
において、行IROWとIIROW間の入力文字のそ
の部分の幅がその入力文字の行IROWと行
IIROWとに沿つた幅と比較される。行IROWと
IIROW間の入力文字の幅が行IROWとIIROWと
に沿つた幅より大であると、その入力文字は傾斜
ドル・マークではないという理由で工程524に
おいて拒絶される。行IROWとIIROW間で測定
した入力文字の幅が行IROWとIIROWに沿つた
文字幅に等しいか、小であると、その入力文字は
傾斜ドル・マークかもしれず、ルーチン464は
更に評価するために工程526に進む。
工程526(第24C図)において、SLAND
ルーチン464は第18図に示す傾斜ドル・マー
ク252について示したICOL2及びLCOLMを評
価する。タームLCOLMはIIROWに含まれてい
るピクセル528のような黒色ピクセルを含む最
小列(JMINに最も近いもの)と定義される。
ICOL2(第18図)が工程426で(JMINと比
較して)LCOLMより大であれば、その入力文字
は傾斜ドル・マーク254かもしれず、ルーチン
464は工程530に進む。ICOL2がLCOLMよ
り小であると、その構造は傾斜ドル・マークを除
外するようなものであるということから、工程5
32でその入力文字を拒絶する。
第24C図に示すSLANDルーチン464の工
程530について、そこで用いられるターム
MCOLMは曲線C1の逆曲りを開始する行(第
18図)の最大列位置(JMAXの方への)と定
義される。換言すると、それは黒色ピクセル49
0を含むIROWに含まれている534のような黒
色ピクセルを含み、JMAXに最近の列である。
ICOL1(第18図)がMCOLMより小であると、
それは入力文字158が工程536において傾斜
ドル・マーク254と認定されるということを意
味する。ICOL1がMCOLMより小でないと、入
力文字は工程538で拒絶される。各拒絶工程5
20,524,538から出た入力文字は工程5
40で傾斜ドル・マークではないものとして拒絶
される。工程536において、入力文字158が
傾斜ドル・マークと認定されると、ルーチン46
4はリターン工程542を介して先に既述した処
理に戻る。第24A図の工程470,478、第
24B図の工程500,506,510,514
及び第24C図の工程518,522,526,
530において行われるすべての各種工程は第1
8図の傾斜ドル・マークとして入力文字158を
認定するために有効なものでなければならないと
いうことを指摘しておく。一度それが認められる
と、傾斜ドル・マーク254は金額を含む該当す
るピクセル・データ・マトリツクスのアクセセス
に用いられる。
穴付アステリスクの検索 第7A図及び第11図について既述した“穴付
アステリスク”に関するルーチン166−2は第
15A図及び第15B図に詳細に示すサブルーチ
ンを含む。このサブルーチンは全体的に544で
示すサブルーチンIHOLEで表わす。サブルーチ
ン544は本質的に入力文字158の中央に穴が
あるかどうかを確認するものである。この実施例
では、既述したように、3×3ピクセル窓が評価
され、白色ピクセルをバイナリ“0”で表わし、
黒色ピクセルをバイナリ“1”で表わすようにし
た。しかし、サブルーチン544の説明に入る前
に、3×3窓フレームについて存在するある情況
を説明する利益があるであろう。
第25図はそれを説明するためにA,B,C,
Dで指定した夫々の情況を集めたものを表わす。
その各情況は夫々の中央ピクセルが白色ピクセル
である3×3窓フレームを示す。例えば、第25
図Aにおいて、その中央ピクセル546は白色ピ
クセルであり、黒色ピクセルは548,550,
552,554にあるということがわかる。第2
5図の各情況A,B,C,Dは穴の潜在的“角”
を表わすということに注目しよう。ダツシユ
(−)556はそこにあるピクセルは白色でも黒
色でもよいということを意味する。第26図は中
央ピクセル546において穴があるかどうかを確
認するために更にピクセルを評価する領域を窓フ
レーム558が表わすということを除き、その窓
フレーム558は第25図Aの窓フレームに等し
いということを表わす。それらピクセルが評価さ
れる領域は点線の方形で示され、夫々方形56
0,562,564,566と称する。換言する
と、黒色ピクセルが方形560,562,56
4,566にあれば穴が存在し、それら方形に白
色ピクセルがあると中央ピクセル546について
は穴は存在しないということを意味する。
第25図のA,B,C,Dで示した情況はサブ
ルーチン544(第15A図、第15B図)につ
いてのある情況を表わすが、そのサブルーチンの
説明の前に、サブルーチン544に用いるある値
がどのようにして得られるかについて説明する。
基本的に、これらの値は第15A図にある
IVALUEと命名され、前述の3×3窓フレーム
内の黒色ピクセル位置に値を割当てることによつ
て得ることができる。
タームIVALUEは第27図の窓フレーム56
8について決定される。例えば、考察中の第25
図Aの中央ピクセル546をIPICと指定し、そ
の位置座標の列位置を“J”で、行位置を“I”
で指定する(第27図)。換言すると、中央ピク
セルは第27図の570で指定した方形におか
れ、その列位置は“J”で指定され、行位置を
“I”で指定するということを意味する。“J”列
の右側に対する列は“J+1”で指定し、“J”
列の左側に対する列は“J−1”で指定する。そ
れに対応するように、行“I”の上下の行は夫々
“I−1”及び“I+1”で指定する。当然、デ
ータを記憶し、処理する仕方に従つて別の方法を
利用することもできるが、使用する動作原理は同
一である。3×3マトリツクス窓フレーム568
においては、合計512種の黒色及び白色ピクセル
の組合せが可能である。それら各組合せの1つを
識別するためには9ビツトのバイナリ・データが
必要である。組合せの識別はフレーム568内の
方形の各々に対してバイナリの重みを割当てるこ
とによつて行われる。例えば、方形572は
“1”のバイナリの重みが割当てられ、方形57
0はバイナリの重み“4”が割当てられ、方形5
74はバイナリの重み“8”が割当てられる。そ
のバイナリの重みは方形574内にあるバイナリ
の重み用の円576で囲んである。
第27図に対する窓フレーム568内の方形に
ついての座標“J”及び“I”を規定し、フレー
ム568内の各方形に対してバイナリの重みを割
当てると、フレーム568内の白色及び黒色ピク
セルの特定の組合せの値は下記方程式から与えら
れる。
IVALUE =IPIC(I−1,J−1)*2**8 +IPIC(I−1,J)*2**7 +IPIC(I−1,J+1)*2**6 +IPIC(I,J−1)*2**5 +IPIC(I,J)*2**4 +IPIC(I,J+1)*2**3 +IPIC(I+1,J−1)*2**2 +IPIC(I+1,J)*2 +IPIC(I+1,J+1) 例えば、フレーム568内の黒色ピクセルは第
27図の方形572にあるもの1つだけであつた
とすると、そのフレームのIVALUEは方形57
2(黒色ピクセルを含む)にはバイナリの重み
“1”が割当てられるため、2に等しいであろう。
同様に、第25図Aに示す情況についての
IVALUEは78に等しい。ダツシユ(−)556
のところに黒色ピクセルがあれば、第25図Aの
IVALUEは79である。以上、検査している窓フ
レーム568(第27図)のピクセルに割当てら
れた色々なバイナリの重みとそのIVALUEがど
のようにして決定されるかについて説明したの
で、次に第15A図及び第15B図のサブルーチ
ン544に話を進めることにする。
サブルーチン544(第15A図)の最初の工
程578は別の入力文字158の入力に関するも
のである。窓フレーム180の検査するピクセル
はIPICに等しく、I及びJの値は夫々窓フレー
ム180の中央の行及び列の値に関係する。入力
文字158が入力された後、工程158におい
て、フラグIPARMTが“0”にセツトされる。
この説明中の動作で入力文字158に穴が発見さ
れると、そのフラグIPARMTは“1”にセツト
される。タームIPARMTは3×3ウインドウ又
は窓の外のピクセルのパラメータを表わす。
ルーチン544(第15A図)の次に工程58
2は第6図の窓フレーム180内のピクセルの
IVALUEを確認することである。IVALUEは窓
フレーム180内のピクセルのために計算され、
その後窓フレームは移動して新たなピクセル群を
含める。この実施例においては、窓フレーム18
0は入力文字158の左上側から始まり、像デー
タの右側の方(第6図で見て)に進み(1度に1
列づつ)、その後フレーム180は1行下に移動
してから左側(第6図)の方に戻り、そして再び
像データの右側の方に進む。IVALUEは前述の
ように、窓フレーム180が移動するごとに計算
される。IVALUEは各窓フレーム180ごとに
決定され、各工程584,586,588,59
0で評価される。78より小さいIVALUEは該
当する窓フレーム180内には穴を形成するだけ
十分な黒色ピクセルの数が含まれていないという
理由から無視される。工程584,586,58
8,590では、夫々第25図に表わす特別な情
況A,B,C,Dを表わす特別値を検索するとい
うことに注目しよう。これら各情況A,B,C,
Dは第26図で既述したように入力文字158内
の穴を捜出する手掛りを提供する黒色ピクセルの
“コーナ”又は“角”を表わす。
工程584で78又は79のIVALUEを発見する
と、サブルーチン544は次の評価のために工程
592(第15A図)に進む。工程592におい
て、方程式“IPIC(I,J−2)=0”が評価さ
れる。
この方程式は第26図の点線で表わした方形5
60のピクセル及び第27図において先に説明し
たI及びJの指定とに関するものである。工程5
92における第2の評価は方程式 “IPIC(I,J−2)=0”について行われ、そ
の評価は第26図の点線で表わした方形562に
あるピクセルに関係する。工程592におけるこ
れら方程式のいずれかの評価が“イエス”の応答
を行うと、サブルーチン544はリターン工程5
94に進む。工程592においての応答が“ノ
ー”であれば、それは第26図の点線で表わした
方形560又は562に黒色ピクセルを発見した
ということを意味する。従つて、サブルーチン5
44は次の評価をなす工程596(第15B図)
に進む。工程596においては、方程式 “IPIC(I−2,J−1)=0”が評価される。
この評価は第26図の点線で表わした方形564
にあるピクセルと、第27図で既述したI及びJ
の指定とに関係する。工程569における第2の
評価は方程式“IPIC(I−2,J)=0”に関す
る。この評価は第26図の点線で表わした方形5
66にあるピクセルに関するものである。工程5
96で使用したこれらの方程式のどちらかの評価
の応答が“イエス”であれば、それは白色ピクセ
ルがあり、入力文字158には穴がないというこ
とを意味し、サブルーチン544はリターン工程
594に出る。工程596で得た応答が“ノー”
であれば、それは第26図の点線で表わした方形
564又は566には黒色が存在するということ
を意味する。この例において、工程592及び5
96において黒色ピクセルが発見されると、それ
は穴があるということを意味するため、工程59
8においてフラグIPARMTがバイナリ“1”に
セツトされ、穴があるということを表示する。工
程598から入力文字158は穴付アステリスク
と認定され、サブルーチン544は第11図の工
程242か又は第7A図の工程168にその処理
を戻す。そこで、前述した処理を続行する。評価
工程600,602内の方程式は第25A図及び
第26図について既述した方法と同一方法で第2
5図Bの情況で示した3×3マトリツクスの外部
のピクセルの検査に関係する。同様にして、評価
工程604,606(第15A図、第15B図)
内の方程式は第25図の情況Dで示した3×3マ
トリツクスの外側のピクセルの検査に関係し、評
価工程608,610内の方程式は同様に第25
図の情況Cに関連する。工程602,606,6
10において黒色ピクセルが発見されると、フラ
グIPARMTは夫々工程598における場合と類
似的に工程612,614,616においてバイ
ナリ“1”にセツトされる。
第19図の処理150でアステリスク又はド
ル・マークが認められると、それは既述したよう
に金額52(第32図)に関連する像データがそ
の後に隣接するということを意味する。この金額
52に関連する像データは金額探索プロセツサ1
32から(第5図)そのインタフエース148を
介し、認識プロセツサ134のインタフエース6
18を介して同プロセツサ134に送出される。
認識プロセツサ134は従来のものであり、
ROM620,RAM622、マイクロプロセツ
サ(MP)624、インタフエース626、種々
の構成要素間を接続するインタフエース及び制御
ロジツク628を含み、従来方式で動作する。こ
の認識プロセツサ134の作用は金額の像データ
52等を受信して従来の認識技術に使用し、金額
52を認識して第1図及び第2A図のCARモジ
ユール19について説明したように各読取られた
文字の信用度レベルを与えることである。認識プ
ロセツサ134の作用はこの説明の部分ではない
ため更に詳細な説明は行わない。
下記の表1は、念のため、この出願の添付図面
と各種処理との関連を示すものである。
表 1 動 作 関連図,工程 1 他のサブルーチンを 第7A図工程 呼出す主ルーチン 154,156 2 全体的動作(いかなるドル・マーク又はアス
テリスクにも適用可能) a) 浄化又は円滑化動作 第7A図 工程160 b) 3×3ピクセルの方向付 第8,9図 c) 最高行の行又は第7A図工程列決定
162〜164 3 アステリスクの認識 a) 正規のアステリスク 第11図工程 166−1 工程234 b) 穴付アステリスク 第11図工程 166−2 工程234 c) 特別アステリスク 第11図 工程246 4 ドル・マークの認識 a) 機械プリントのチエツク 第16図 b) 直立ドル・マークの認識 第21図 c) 傾斜ドル・マークの認識 第24A図 第24B図 第24C図 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明においては、金融書
類の金額または額面の記載の前に印字されるド
ル・マーク($)またはアステリスク(*)を手
がかりキヤラクタとして使用することにより金額
の位置を正確にかつ迅速に把握できるので、簡単
な装置及び方法で、金額の読み取り精度及び読み
取り速度を向上させることができた。従つて、手
形などの金融書類の処理の機械化自動化を促進す
ることができた。
また、手がかりキヤラクタか否かが疑わしい場
合には、その文字の形態上の特徴によりその真偽
を検査するようにして、手がかりキヤラクタが正
確に発見できるようにし、金額の読み取り精度を
向上させることができた。
さらに、本願発明では、多くの種類のアステリ
スクまたはドル・マークを識別できるので、金額
の位置が正確に把握できるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、金額認識(CAR)モジユールと、
データ・エントリ・プロセツサ(DEP)及びそ
れに接続している像デイスプレス端末機(IDT)
と、局内通信網ですべて相互に接続されている符
号化(エンコード)又は分類(ソート)ユニツト
(ESU)とを含むエントリ処理ユニツト(EPU)
を表わす銀行業務システムの全体的ブロツク概略
図、第2A図及び第2B図は共に接続され、この
発明の好ましい実施例を含むCARモジユールと
第1図のEPUとを詳細に表わした概略ブロツク
図、第3図は、第1図のシステムで処理される書
類の例を示す図、第4図は、第2A図の撮影装置
の詳細な平面図、第5図は、第1図のCARモジ
ユールの詳細な概略ブロツク図、第6図は、書類
上にある像に対する行番号及び列番号を表わす
図、第7A図及び第7B図は、書類にある像デー
タをサーチしてドル・マーク又はアステリスクを
捜出し、それによつて書類の金額又は額面の捜出
を容易にする方法を表わした流れ図、第8図は、
上記動作で用いられる各異なるピクセル状態のア
レイ(配列)を表わす図、第9図は、第7A図の
浄化及び円滑動作の状態を描くために使用される
3×3ピクセル・マトリツクスを表わす図、第1
0図は、入力キヤラクタに関するピクセル・マト
リツクスを表わしてキヤラクタの先端部分又はパ
ラメータを示す図、第11図は、第7A図の認識
処理の一部の詳細を表わす流れ図、第12図は、
正規なアステリスクとみなされるものを例示した
図、第13図は、穴付アステリスクとみなされる
ものを例示した図、第14図は、特別アステリス
クとみなされるものを例示した図、第15A図及
び第15B図は共に接続され、第7A図の“アス
テリスクのための認識処理”の一部である穴付ア
ステリスクを決定するための種々な処理工程を表
わす流れ図、第16図は、第7B図の“ドル・マ
ークのための認識処理”に関するルーチンの詳細
な流れ図、第17図は、“直立ドル・マーク”の
像データを表わす図、第18図は、“傾斜ドル・
マーク”の像データを表わす図、第19図は、第
2A図のCARモジユールに関する全体的ルーチ
ンを表わす流れ図、第20図は、正規なアステリ
スクとみなされる別のアステリスクを例示した
図、第21図は、“直立ドル・マーク”を識別す
る方法を示す流れ図、第22図は、入力キヤラク
タ“5”に関する像データを表わす図、第23図
は、入力キヤラクタ“2”に関する像データを表
わす図、第24A図,第24B図及び第24C図
は共に接続され、傾斜ドル・マークを認識する
SLANDルーチンを表わす流れ図、第25図は、
入力文字の“保持”を検査するときに与えられる
異なるピクセル状態を表わす図、第26図は、第
25図のピクセル状態Aを使用して検査領域を示
す図、第27図は、検査フレーム内に配置された
異なるピクセルに割当てた値を示す図である。 図中、10…銀行業務システム、12…エント
リ処理ユニツト、14…データ・エントリ・プロ
セツサ、16…符号化・分類ユニツト、18…局
内通信網、24…書類、28…トラツク、58…
撮影装置、60…ガラス窓、62,64…光源、
66,68…光ガイド、70…走査ライン、72
…レンズ系。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 情報データ(金額)と、該情報データの近く
    に設けられ該情報データの発見の手がかりとなる
    手がかりキヤラクタ(*,$)とを含む書類24
    を、前記情報データと前記手がかりキヤラクタと
    をそれらのデータ等が記録されている部分のイメ
    ージ・データに対応するバイナリ・データのマト
    リクスの形で入力して処理する金融書類処理装置
    において、 前記バイナリ・データのマトリツクスを受信
    し、記憶する記憶手段138と、 前記手がかりキヤラクタまたは前記情報データ
    に対応する前記バイナリ・データのマトリツクス
    からなる文字データを前記データ記憶手段138
    から取り出す手段と、 機械により読み取り可能な形態的特徴を有して
    いる前記該文字データの該機械読み取り可能な形
    態的特徴から、その文字データが手がかりキヤラ
    クタであるか否かを決定し、それにより前記書類
    24上の前記情報文字の位置を捜し出す検索手段
    132とを含み、 前記検索手段は、 (a) 前記文字データの物理的大きさを検出する手
    段と、 (b) 前記文字データの物理的大きさを基準となる
    所定の大きさと比較して、前記文字データの大
    きさが前記所定の基準より大きいかまたは小さ
    いかを確定する比較手段と、 (c) 前記比較手段による比較の結果、前記文字デ
    ータの物理的大きさが前記所定の基準より小さ
    い場合、前記文字データの機械読み取り可能な
    形態的特徴が、第1のタイプの前記検索文字
    (*)であるかどうかを確定する手段と、 (d) 前記比較手段による比較の結果、前記文字デ
    ータの物理的大きさが前記所定の基準より大き
    い場合(大文字データと呼ぶ)、該大文字デー
    タを受信する受信手段と、 (e) 前記受信手段に接続されて、前記大文字デー
    タの高さ及び幅を確認する手段と、 (f) 前記大文字データの高さと幅を比較して幅と
    高さの比が1より小さい大文字データを選び出
    す比較手段と、 (g) 前記幅と高さの比が1より小さい前記大文字
    データの前記機械読み取り可能な形態的特徴か
    ら、そのデータが第2のタイプの前記検索文字
    ($)であるかどうかを確定する手段 とを含み、検出した手かがりキヤラクタの位置か
    ら金額の位置を検出する金融書類上の金額位置検
    出装置。 2 情報データ(金額)と、該情報データの位置
    の近くに設けられ該情報データの発見の手がかり
    となる手がかりキヤラクタ(*,$)とを含む書
    類24を処理する方法において、 (a) 前記書類からのデータを、前記情報データと
    前記手がかりキヤラクタとをそれらのデータ等
    が記録されている部分のイメージ・データに対
    応するバイナリ・データのマトリクスの形で検
    出し、 (b) 前記バイナリ・データのマトリツクスを受信
    し、データ記憶手段138に記憶し、 (c) 前記記憶手段138から、前記手がかりキヤ
    ラクタまたは前記情報データに対応する前記バ
    イナリ・データのマトリツクスからなる文字デ
    ータを取り出し、該取り出した文字データは機
    械により読み取り可能な形態的特徴を有してお
    り、 (d) 当該文字データが手がかりキヤラクタ(*、
    $)であるか否かを決定するために、該文字デ
    ータの機械読み取り可能な形態的特徴を評価す
    る工程からなり、 前記評価工程(d)はさらに、 (e) 前記文字データの物理的大きさを検知し、 (f) 前記文字データの物理的大きさを基準となる
    所定の大きさと比較して、前記文字データの大
    きさが前記所定の基準より大きいかまたは小さ
    いかを確定し、小さい場合を小文字データ、大
    きい場合を大文字データとし、 (g) 前記小文字データの機械読み取り可能な形態
    的特徴を検査して、第1のタイプの前記検索文
    字(*)であるかどうかを確定し、 (h) 前記大文字データの高さ及び幅を検査して認
    識し、 (i) 前記大文字データの高さと幅を比較し、 (j) 幅と高さの比が1より小さい大文字データの
    機械読み取り可能な形態的特徴を検査して、そ
    の大文字データが第2のタイプの手がかりキヤ
    ラクタ($)であるか否かを確定する 各工程から成る金融書類上の金額位置検出方法。
JP59261938A 1983-12-19 1984-12-13 金融書類上の金額位置検出装置及び検出方法 Granted JPS60189082A (ja)

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