JPH0973572A - 紙幣判別方法 - Google Patents

紙幣判別方法

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JPH0973572A
JPH0973572A JP7225557A JP22555795A JPH0973572A JP H0973572 A JPH0973572 A JP H0973572A JP 7225557 A JP7225557 A JP 7225557A JP 22555795 A JP22555795 A JP 22555795A JP H0973572 A JPH0973572 A JP H0973572A
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JP
Japan
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bill
discriminated
reflected light
standard pattern
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Application number
JP7225557A
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English (en)
Inventor
Mitsunori Shigeta
光徳 重田
Noriko Sato
紀子 佐藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】真券の受入率を高くし、偽券の受入率を低くす
ることができる紙幣判別方法を提供する。 【解決手段】紙幣の厚さを検出し、紙幣の設定された領
域を走査して物理的な特徴を検出し、検出された紙幣の
厚さに基づいて、紙幣に異物が貼り付けられているかど
うかを判断し、紙幣に異物が貼り付けられていると判断
された場合、前記物理的な特徴に対応する被判別パター
ンと、あらかじめ設定された標準パターンとを比較し、
被判別パターンが前記標準パターンの範囲内にある場合
は真券であると判別し、前記被判別パターンが前記標準
パターンの範囲外にある場合は偽券であると判別する。
この場合、例えば、厚さ検出センサによって紙幣の厚さ
を検出することにより、紙幣に貼り付けられたテープの
検出が行われ、テープが検出された場合は、被判別パタ
ーンと標準パターンとが比較される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入出金装置等の紙
幣鑑別装置において、紙幣の真偽等を判別するための紙
幣判別方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金融機関等に配設された入出金装
置は紙幣鑑別装置を有していて、該紙幣鑑別装置は、顧
客によって入金された紙幣、及び顧客に対して出金され
る紙幣について金種、真偽等を判別することができるよ
うになっている。前記紙幣鑑別装置には、例えば、紙幣
の反射光、透過光等の強度を検出する光学センサ、紙幣
の印刷に使用された磁性を帯びたインクによる磁気特性
を検出する磁気検出センサ、紙幣に貼(は)り付けられ
たテープ等を検出する厚さ検出センサ等の紙幣鑑別装置
センサ群が、それぞれ搬送される紙幣に対向させて配設
される。
【0003】図2は従来の紙幣の読取状態を示す説明図
である。図に示すように、紙幣11が矢印A方向に搬送
された場合、紙幣11に対向させて、かつ、搬送方向に
対して直角の方向に向けて配設された図示しない光学セ
ンサが、紙幣11の面を矢印B方向に走査し、例えば、
紙幣11の領域12の印刷パターンを読み取る。そし
て、前記光学センサによって反射光を検出する場合は、
紙幣11の印刷パターンに対応して変化する電気信号が
前記光学センサから出力される。前記電気信号は、金種
によって特徴的な値を採る。
【0004】図3は従来の紙幣判別方法によって真券で
あると判別される場合の反射光パターンの波形図、図4
は従来の紙幣判別方法によって偽券であると判別される
場合の反射光パターンの波形図である。なお、図におい
て、横軸に図示しない光学センサの走査によるサンプリ
ング点を、縦軸に電気信号の信号レベルを採ってあり、
また、判別の対象となる紙幣11(図2)として万円券
を使用した。
【0005】この場合、万円券の印刷パターンを読み取
ったときの、前記電気信号の信号レベルの標準パターン
は、上限値を示す実線aと下限値を示す実線bとの間に
設定される。そして、万円券の印刷パターンを読み取っ
たときに、前記電気信号の信号レベルが破線cで示すよ
うな反射光パターンを形成すると、該反射光パターンは
前記標準パターンの範囲内にある。したがって、紙幣1
1は真券であると判別される。
【0006】また、他の万円券の印刷パターンを読み取
ったときに、前記電気信号の信号レベルが破線dで示す
ような反射光パターンを形成すると、該反射光パターン
は領域d1 において前記標準パターンの範囲外にあり、
信号レベルが実線aで示す上限値を超える。したがっ
て、紙幣11は偽券であると判別される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の紙幣判別方法においては、紙幣11(図2)が偽券
であるときに、偽券であると確実に判別することができ
るように、前記標準パターンの実線a、b間の範囲を狭
く設定すると、単に、汚れが付着している紙幣11、折
れ癖、しわ等が付いた紙幣11、破れた部分をテープ等
で補修した紙幣11等についても偽券であると判別し、
リジェクトしてしまう。
【0008】すなわち、偽券の受入率を低くしようとす
ると、真券の受入率も低くなってしまう。そこで、真券
の受入率を高くするために、標準パターンの実線a、b
間の範囲を広く設定すると、明らかに偽券であると判別
することができる紙幣11についても真券であると判別
されてしまうことがある。
【0009】すなわち、真券の受入率を高くしようとす
ると、偽券の受入率も高くなってしまう。本発明は、前
記従来の紙幣判別方法の問題点を解決して、真券の受入
率を高くし、偽券の受入率を低くすることができる紙幣
判別方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の紙
幣判別方法においては、紙幣の厚さを検出し、紙幣の設
定された領域を走査して物理的な特徴を検出し、検出さ
れた紙幣の厚さに基づいて、紙幣に異物が貼り付けられ
ているかどうかを判断し、紙幣に異物が貼り付けられて
いると判断された場合、前記物理的な特徴に対応する被
判別パターンと、あらかじめ設定された標準パターンと
を比較し、被判別パターンが前記標準パターンの範囲内
にある場合は真券であると判別し、前記被判別パターン
が前記標準パターンの範囲外にある場合は偽券であると
判別する。
【0011】本発明の他の紙幣判別方法においては、紙
幣の設定された領域を走査して互いに異なる二つ以上の
物理的な特徴を検出し、該各物理的な特徴に対応する被
判別パターンと、各被判別パターンに対応させてあらか
じめ設定された標準パターンとをそれぞれ比較し、被判
別パターンのいずれか一つだけが前記標準パターンの範
囲外にある場合は真券であると判別し、前記被判別パタ
ーンの二つ以上が前記標準パターンの範囲外にある場合
は偽券であると判別する。
【0012】本発明の更に他の紙幣判別方法において
は、紙幣の設定された領域を走査して物理的な特徴を検
出し、該物理的な特徴に対応する被判別パターンと、あ
らかじめ設定された標準パターンとを比較し、被判別パ
ターンが一つの領域だけで前記標準パターンの範囲外に
ある場合は真券であると判別し、前記被判別パターンが
二つ以上の領域で前記標準パターンの範囲外にある場合
は偽券であると判別する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態における入出金装置のブロック図、図
5は本発明の第1の実施の形態における紙幣判別方法に
よって真券であると判別される場合の反射光パターンの
波形図、図6は本発明の第1の実施の形態における紙幣
判別方法によって偽券であると判別される場合の反射光
パターンの波形図、図7は本発明の第1の実施の形態に
おける紙幣判別方法を示すフローチャートである。な
お、図5及び6において、横軸に図示しない光学センサ
の走査によるサンプリング点を、縦軸に電気信号の信号
レベルを採ってあり、また、判別の対象となる紙幣11
(図2参照)として万円券を使用した。
【0014】図1において、100は図示しない上位制
御部と入出金装置制御部101との通信を行う制御イン
タフェース回路であり、前記入出金装置制御部101
は、光学センサ群(紙幣検出器)111によって検出さ
れた紙幣11の有無に基づいて、紙幣11が所定の位置
に到達したこと又は所定の位置を通過したことを監視し
たり、各紙幣11間の間隔、紙幣11の長さ等を計測し
たり、モータ群109及びマグネット群110に作動指
令を送ったりする。
【0015】また、102は前記入出金装置の制御に必
要なプログラム113を格納するROM、103は前記
入出金装置制御部101によって指示された必要な情報
を格納するRAMである。そして、104はモータドラ
イバ105、マグネットドライバ106、光学センサ読
取回路107、紙幣鑑別装置制御部108等のI/Oと
前記入出金装置制御部101との通信を行うI/Oイン
タフェース回路である。
【0016】前記モータドライバ105及びマグネット
ドライバ106は、それぞれモータ群109及びマグネ
ット群110を駆動する。また、前記光学センサ読取回
路107は、前記光学センサ群111によって検出され
た情報をセンサ信号に変換する。そして、前記紙幣鑑別
装置制御部108は、紙幣鑑別装置センサ群112によ
って検出された紙幣情報に基づいて、紙幣11の金種、
真偽等を判別するために図示しない紙幣鑑別装置を制御
する。
【0017】ところで、前記紙幣鑑別装置センサ群11
2の前記光学センサによって紙幣11の面を走査して印
刷パターンを読み取ると、紙幣11の印刷パターンに対
応して変化する電気信号が前記光学センサから出力され
る。前記電気信号は、金種によって特徴的な値を採る。
この場合、万円券の印刷パターンを読み取ったときの、
前記電気信号の信号レベルの第1の標準パターンを、上
限値を示す実線aと下限値を示す実線bとの間に設定
し、予備判別用標準パターンとしての第2の標準パター
ンを、上限値を示す実線eと下限値を示す実線fとの間
に設定する。なお、第2の標準パターンは第1の標準パ
ターンの内側に設定される。
【0018】そして、万円券の印刷パターンを読み取っ
たときに、前記電気信号の信号レベルが破線gで示すよ
うな被判別パターンとしての反射光パターンを形成する
と、該反射光パターンは前記第2の標準パターンの範囲
内にある。したがって、紙幣11は真券であると判別さ
れる。また、他の万円券の印刷パターンを読み取ったと
きに、前記電気信号の信号レベルが破線hで示すような
反射光パターンを形成すると、該反射光パターンは領域
1 において前記第2の標準パターンの範囲外にあり、
信号レベルが実線eで示す上限値を超える。したがっ
て、紙幣11は偽券であると判別される。
【0019】次に、紙幣入出金機の動作について説明す
る。まず、紙幣11が投入され、前記紙幣鑑別装置に到
達し、前記光学センサ群111が紙幣11を検出する
と、前記紙幣鑑別装置センサ群112は、紙幣11の反
射光、透過光等の強度、紙幣11の印刷に使用された磁
性を帯びたインクによる磁気特性、紙幣に貼り付けられ
たテープ等を検出し、紙幣鑑別装置制御部108は紙幣
鑑別装置センサ群112によって検出された各検出値を
収集する。
【0020】次に、前記紙幣鑑別装置センサ群112の
図示しない厚さ検出センサによるテープの検出以外の、
従来の紙幣判別方法によって金種、真偽等の各種の判別
が行われる。そして、判別結果が良好であるかどうかが
判断され、判別結果が良好でない場合は、紙幣11が偽
券であると判別される。なお、従来の紙幣判別方法によ
って金種、真偽等の判別を行う場合、万円券の紙幣11
の印刷パターンを読み取ったときの、前記電気信号の信
号レベルによって形成される反射光パターンと、前記第
1の標準パターンとの比較が行われる。そして、前記反
射光パターンが前記第1の標準パターンの範囲外にある
と、紙幣11は偽券であると判別される。
【0021】また、前記判別結果が良好である場合は、
紙幣鑑別装置センサ群112の厚さ検出センサによるテ
ープの検出が行われる。前記テープが検出されない場合
は、紙幣11は真券であると判別され、テープが検出さ
れた場合は、前記反射光パターンと前記第2の標準パタ
ーンとを比較する。このとき、図5に示すように、前記
電気信号の信号レベルが破線gで示すような反射光パタ
ーンを形成すると、該反射光パターンは前記第2の標準
パターンの範囲内にある。したがって、紙幣11は真券
であると判別される。なお、この場合、テープが検出さ
れているので、紙幣11は補修されていると判断され
る。
【0022】また、図6に示すように、前記電気信号の
信号レベルが破線hで示すような反射光パターンを形成
すると、該反射光パターンは領域h1 において前記第2
の標準パターンの範囲外にあり、信号レベルが実線eで
示す上限値を超える。したがって、紙幣11は偽券であ
ると判別される。 ステップS1 紙幣鑑別装置制御部108は、紙幣鑑別
装置センサ群112によって検出された各検出値を収集
する。 ステップS2 従来の紙幣判別方法による各種の判別を
行う。 ステップS3 前記厚さ検出センサによるテープの検出
以外の判別結果が良好であるかどうかを判断する。判別
結果が良好である場合はステップS4に、判別結果が良
好でない場合はステップS9に進む。 ステップS4 テープが検出されたかどうかを判断す
る。テープが検出された場合はステップS5に、テープ
が検出されなかった場合はステップS8に進む。 ステップS5 電気信号の信号レベルによって形成され
る反射光パターンと第2の標準パターンとを比較する。 ステップS6 反射光パターンが前記第2の標準パター
ンの範囲外にあるかどうかを判断する。前記反射光パタ
ーンが前記第2の標準パターンの範囲外にある場合はス
テップS9に、前記第2の標準パターンの範囲外にない
場合はステップS7に進む。 ステップS7 紙幣11は真券(補修紙幣)であると判
別される。 ステップS8 紙幣11は真券であると判別される。 ステップS9 紙幣11は偽券であると判別される。
【0023】このように、本実施の形態においては、テ
ープによって紙幣11が補修されている場合において
も、金種、真偽等の判別を正確に行うことができる。次
に、本発明の第2の実施の形態について説明する。この
場合、紙幣11(図2参照)に対向させて、かつ、搬送
方向に対して直角の方向に向けて図示しない光学センサ
及び磁気検出センサが配設され、紙幣11の面を走査
し、例えば、紙幣11の領域12の印刷パターンを読み
取る。そして、前記光学センサから出力される電気信号
の信号レベルによって反射光パターンが、また、磁気検
出センサから出力される電気信号の信号レベルによって
磁気パターンが、それぞれ被判別パターンとして形成さ
れる。
【0024】図8は本発明の第2の実施の形態における
紙幣判別方法によって真券であると判別される場合の反
射光パターンの波形図、図9は本発明の第2の実施の形
態における紙幣判別方法によって真券であると判別され
る場合の磁気パターンの波形図、図10は本発明の第2
の実施の形態における紙幣判別方法によって偽券である
と判別される場合の反射光パターンの波形図、図11は
本発明の第2の実施の形態における紙幣判別方法によっ
て偽券であると判別される場合の磁気パターンの波形
図、図12は本発明の第2の実施の形態における紙幣判
別方法を示すフローチャートである。なお、図8及び1
0において、横軸に図示しない光学センサの走査による
サンプリング点を、縦軸に電気信号の信号レベルを、図
9及び11において、横軸に図示しない磁気検出センサ
の走査によるサンプリング点を、縦軸に電気信号の信号
レベルを採ってある。また、判別の対象となる紙幣11
(図2参照)として万円券を使用した。
【0025】この場合、図8及び10に示すように、万
円券の印刷パターンを前記光学センサによって読み取っ
たときの、前記電気信号の信号レベルの第1の標準パタ
ーンを、上限値を示す実線aと下限値を示す実線bとの
間に設定し、第2の標準パターンを、上限値を示す実線
eと下限値を示す実線fとの間に設定する。なお、第2
の標準パターンは第1の標準パターンの内側に設定され
る。
【0026】また、図9及び11に示すように、万円券
の印刷パターンを前記磁気検出センサによって読み取っ
たときの、前記電気信号の信号レベルの第1の標準パタ
ーンを、上限値を示す実線jと下限値を示す実線kとの
間に設定し、第2の標準パターンを、上限値を示す実線
lと下限値を示す実線mとの間に設定する。なお、第2
の標準パターンは第1の標準パターンの内側に設定され
る。
【0027】そして、万円券の印刷パターンを前記光学
センサによって読み取ったときに、前記電気信号の信号
レベルが図8の破線iで示すような反射光パターンを形
成すると、該反射光パターンは領域i1 において前記第
2の標準パターンの範囲外になり、信号レベルが実線e
で示す上限値を超える。ところが、前記万円券の印刷パ
ターンを前記磁気検出センサによって読み取ったとき
に、前記電気信号の信号レベルが図9の破線nで示すよ
うな磁気パターンを形成すると、該磁気パターンは前記
第2の標準パターンの範囲内にある。したがって、反射
光パターン及び磁気パターンの少なくとも一方が、前記
第2の標準パターンの範囲内にあるので、紙幣11は真
券であると判別される。
【0028】また、他の万円券の印刷パターンを前記光
学センサによって読み取ったときに、前記電気信号の信
号レベルが図10の破線iで示すような反射光パターン
を形成すると、該反射光パターンは領域i1 において前
記第2の標準パターンの範囲外になり、信号レベルが実
線eで示す上限値を超える。そして、前記他の万円券の
前記磁気パターンを磁気検出センサによって読み取った
ときに、前記電気信号の信号レベルが図11の破線nで
示すような磁気パターンを形成すると、該磁気パターン
は領域n1 において前記第2の標準パターンの範囲外に
なり、信号レベルが実線lで示す上限値を超える。した
がって、反射光パターン及び磁気パターンがいずれも前
記第2の標準パターンの範囲外にあるので、紙幣11は
偽券であると判別される。
【0029】このように、反射光パターン及び磁気パタ
ーンの少なくとも一方が前記第2の標準パターンの範囲
内にある場合、紙幣11は真券であると判別される。こ
れは、汚れが付着している紙幣11、折れ癖やしわなど
が付いた紙幣11等の場合、紙幣11の印刷パターンを
光学センサによって読み取ったときに形成される反射光
パターンに基づいて金種、真偽等を正確に判別すること
は困難であるが、紙幣11の印刷パターンを透過光検出
センサ、磁気検出センサ等のセンサによって読み取った
ときに形成される透過光パターン、磁気パターン等に基
づいて金種、真偽等を正確に判別することは容易である
からである。
【0030】次に、紙幣入出金機の動作について説明す
る。まず、紙幣11が投入され、図示しない紙幣鑑別装
置に到達し、前記光学センサ群111(図1)が紙幣1
1を検出すると、前記紙幣鑑別装置センサ群112は、
紙幣11の反射光、透過光等の強度、紙幣11の印刷に
使用された磁性を帯びたインクによる磁気特性、紙幣に
貼り付けられたテープ等を検出し、紙幣鑑別装置制御部
108は、紙幣鑑別装置センサ群112によって検出さ
れた各検出値を収集する。
【0031】次に、従来の紙幣判別方法によって金種、
真偽等の各種の判別が行われる。そして、判別結果が良
好であるかどうかが判断され、判別結果が良好でない場
合は、紙幣11が偽券であると判別される。なお、従来
の紙幣判別方法によって金種、真偽等の判別を行う場
合、判別の対象となる万円券の印刷パターンを読み取っ
たときの、前記電気信号の信号レベルによって形成され
る反射光パターン及び磁気パターンと、前記第1の標準
パターンとの比較がそれぞれ行われる。そして、前記電
気信号の信号レベルによって形成される反射光パターン
及び磁気パターンの少なくとも一方が前記第1の標準パ
ターンの範囲外になると、紙幣11は偽券であると判別
される。
【0032】そして、前記判別結果が良好である場合
は、前記電気信号の信号レベルによって形成される反射
光パターン及び磁気パターンと前記第2の標準パターン
との比較がそれぞれ行われる。このとき、反射光パター
ン及び磁気パターンがいずれも第2の標準パターンの範
囲内にある場合、紙幣11は真券であると判断される。
【0033】また、図8及び9に示すように、前記電気
信号の信号レベルが破線iで示すような反射光パターン
及び破線nで示すような磁気パターンを形成すると、反
射光パターン及び磁気パターンの一方が前記第2の標準
パターンの範囲内にあるので、紙幣11は真券であると
判別される。そして、図10に示すように、前記電気信
号の信号レベルが破線iで示すような反射光パターンを
形成すると、該反射光パターンは領域i1 において前記
第2の標準パターンの範囲外にあり、信号レベルが実線
eで示す上限値を超える。さらに、図11に示すよう
に、前記電気信号の信号レベルが破線nで示すような反
射光パターンを形成すると、該反射光パターンは領域n
1 において前記第2の標準パターンの範囲外にあり、信
号レベルが実線lで示す上限値を超える。このように、
反射光パターン及び磁気パターンがいずれも第2の標準
パターンの範囲外にある場合、紙幣11は偽券であると
判別される。
【0034】このように、反射光パターン及び磁気パタ
ーンに基づいて金種、真偽等を判別するようになってい
るので、汚れが付着している紙幣11、折れ癖やしわな
どが付いた紙幣11等が偽券であると判別されることが
なくなる。したがって、真券の受入率を高くし、偽券の
受入率を低くすることができる。 ステップS11 紙幣鑑別装置制御部108は、紙幣鑑
別装置センサ群112によって検出された各検出値を収
集する。 ステップS12 従来の紙幣判別方法によって各種の判
別を行う。 ステップS13 判別結果が良好である場合はステップ
S14に、判別結果が良好でない場合はステップS17
に進む。 ステップS14 電気信号の信号レベルによって形成さ
れる反射光パターン及び磁気パターンと、第2の標準パ
ターンとをそれぞれ比較する。 ステップS15 2種類以上のパターン、すなわち、前
記反射光パターン及び磁気パターンが前記第2の標準パ
ターンの範囲外にあるかどうかを判断する。前記反射光
パターン及び磁気パターンがいずれも前記第2の標準パ
ターンの範囲外にある場合はステップS17に、前記反
射光パターン及び磁気パターンの少なくとも一方が前記
第2の標準パターンの範囲外にない場合はステップS1
6に進む。 ステップS16 紙幣11は真券であると判別される。 ステップS17 紙幣11は偽券であると判別される。
【0035】このように、本実施の形態においては、汚
れが付着している紙幣11、折れ癖やしわなどが付いた
紙幣11等の場合でも、紙幣11の印刷パターンを透過
光検出センサ、磁気検出センサ等のセンサによって読み
取り、そのときに形成される透過光パターン、磁気パタ
ーン等に基づいて金種、真偽等を判別するようにしてい
るので、真券の受入率を高くするとともに、偽券の受入
率を低くすることができる。
【0036】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図13は本発明の第3の実施の形態における
紙幣判別方法によって真券であると判別される場合の反
射光パターンの波形図、図14は本発明の第3の実施の
形態における紙幣判別方法によって偽券であると判別さ
れる場合の反射光パターンの波形図、図15は本発明の
第3の実施の形態における紙幣判別方法を示すフローチ
ャートである。なお、図13及び14において、横軸に
図示しない光学センサの走査によるサンプリング点を、
縦軸に電気信号の信号レベルを採ってある。また、判別
の対象となる紙幣11(図2参照)として万円券を使用
した。
【0037】この場合、万円券の印刷パターンを読み取
ったときの、前記電気信号の信号レベルの第1の標準パ
ターンを、上限値を示す実線aと下限値を示す実線bと
の間に設定し、第2の標準パターンを、上限値を示す実
線eと下限値を示す実線fとの間に設定する。なお、第
2の標準パターンは第1の標準パターンの内側に設定さ
れる。
【0038】そして、判別の対象となる万円券の印刷パ
ターンを読み取ったときに、前記電気信号の信号レベル
が破線oで示すような反射光パターンを形成すると、該
反射光パターンは領域o1 において前記第2の標準パタ
ーンの範囲外になり、信号レベルが実線eで示す上限値
を超える。この場合、一つの領域o1 だけで範囲外にあ
るので、紙幣11は真券であると判別される。
【0039】また、他の万円券の印刷パターンを読み取
ったときに、前記電気信号の信号レベルが破線pで示す
ような反射光パターンを形成すると、該反射光パターン
は領域p1 において前記第2の標準パターンの範囲外に
なり、信号レベルが実線eで示す上限値を超えるととも
に、領域p2 において前記第2の標準パターンの範囲外
になり、信号レベルが実線fで示す下限値を超える。し
たがって、紙幣11は偽券であると判別される。
【0040】このように、二つ以上の領域p1 、p2
反射光パターンが前記第2の標準パターンの範囲外にあ
る場合、紙幣11は偽券であると判別される。これは、
汚れが付着している紙幣11、折れ癖やしわなどが付い
た紙幣11等の場合、紙幣11の印刷パターンを前記光
学センサによって読み取ったときに形成される反射光パ
ターンが前記第2の標準パターンの範囲外になるのは、
通常一つの領域だけであり、二つ以上の領域であること
はまれであるからである。
【0041】次に、紙幣入出金機の動作について説明す
る。まず、紙幣11が投入され、図示しない紙幣鑑別装
置に到達し、前記光学センサ群111(図1)が紙幣1
1を検出すると、前記紙幣鑑別装置センサ群112は、
紙幣11の反射光、透過光等の強度、紙幣11の印刷に
使用された磁性を帯びたインクによる磁気特性、紙幣に
貼り付けられたテープ等を検出し、紙幣鑑別装置制御部
108は、紙幣鑑別装置センサ群112によって検出さ
れた各検出値を収集する。
【0042】次に、前記厚さ検出センサによるテープの
検出以外の、従来の紙幣判別方法による金種、真偽等の
各種の判別が行われる。そして、判別結果が良好である
かどうかが判断され、判別結果が良好でないと判断され
た場合は、紙幣11が偽券であると判別される。なお、
従来の紙幣判別方法によって金種、真偽等の判別を行う
場合、判別の対象となる万円券の印刷パターンを読み取
ったときの、前記電気信号の信号レベルによって形成さ
れる反射光パターンと前記第1の標準パターンとの比較
が行われる。そして、前記反射光パターンが前記第1の
標準パターンの範囲外にあると、紙幣11は偽券である
と判別される。
【0043】また、前記判別結果が良好である場合は、
前記電気信号の信号レベルによって形成される反射光パ
ターンと前記第2の標準パターンとの比較が行われる。
このとき、反射光パターンが第2の標準パターンの範囲
内にある場合、紙幣11は真券であると判断される。ま
た、図13に示すように、前記電気信号の信号レベルが
破線oで示すような反射光パターンを形成すると、反射
光パターンは一つの領域o1 だけにおいて前記第2の標
準パターンの範囲外になる。この場合、紙幣11は真券
であると判別される。
【0044】また、図14に示すように、前記電気信号
の信号レベルが破線pで示すような反射光パターンを形
成すると、反射光パターンは二つ以上の領域p1 、p2
において前記第2の標準パターンの範囲外になる。この
場合、紙幣11は偽券であると判別される。 ステップS21 紙幣鑑別装置制御部108は、紙幣鑑
別装置センサ群112によって検出された各検出値を収
集する。 ステップS22 従来の紙幣判別方法による各種の判別
を行う。 ステップS23 前記厚さ検出センサによるテープの検
出以外の判別結果が良好であるかどうかを判断する。判
別結果が良好である場合はステップS24に、判別結果
が良好でない場合はステップS27に進む。 ステップS24 電気信号の信号レベルによって形成さ
れる反射光パターンと第2の標準パターンとを比較す
る。 ステップS25 前記反射光パターンが二つ以上の領域
1 、p2 で前記第2の標準パターンの範囲外にあるか
どうかを判断する。二つ以上の領域で範囲外にある場合
はステップS27に、二つ以上の領域で範囲外にあると
はいえない場合はステップS26に進む。 ステップS26 紙幣11は真券であると判別される。 ステップS27 紙幣11は偽券であると判別される。
【0045】このように、本実施の形態においては、二
つ以上の領域p1 、p2 で反射光パターンが第2の標準
パターンの範囲外にあるときだけ、紙幣11は偽券であ
ると判別されるので、汚れが付着している紙幣11、折
れ癖やしわなどが付いた紙幣11等が偽券であると判別
されることがなくなる。したがって、真券の受入率を高
くし、偽券の受入率を低くすることができる。
【0046】なお、本実施の形態においては、反射光パ
ターンが二つ以上の領域で前記第2の標準パターンの範
囲外にあるかどうかを判断するようにしているが、前記
第2の標準パターンの範囲外にある領域の数と、あらか
じめ設定された判別基準値とを比較することによって金
種、真偽の判別を行うことができる。また、反射光パタ
ーンが前記第2の標準パターンの範囲外にある領域の包
囲面積と前記判別基準値とを比較することによって金
種、真偽の判別を行うこともできる。
【0047】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、これらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、紙幣判別方法においては、紙幣の厚さを検出し、
紙幣の設定された領域を走査して物理的な特徴を検出
し、検出された紙幣の厚さに基づいて、紙幣に異物が貼
り付けられているかどうかを判断し、紙幣に異物が貼り
付けられていると判断された場合、前記物理的な特徴に
対応する被判別パターンと、あらかじめ設定された標準
パターンとを比較し、被判別パターンが前記標準パター
ンの範囲内にある場合は真券であると判別し、前記被判
別パターンが前記標準パターンの範囲外にある場合は偽
券であると判別する。
【0049】この場合、例えば、厚さ検出センサによっ
て紙幣の厚さを検出することにより、紙幣に貼り付けら
れたテープの検出が行われ、テープが検出された場合
は、被判別パターンと標準パターンとが比較される。し
たがって、テープによって紙幣が補修されている場合に
おいても、金種、真偽等の判別を正確に行うことができ
るので、真券の受入率を高くし、偽券の受入率を低くす
ることができる。
【0050】本発明の他の紙幣判別方法においては、紙
幣の設定された領域を走査して互いに異なる二つ以上の
物理的な特徴を検出し、該各物理的な特徴に対応する被
判別パターンと、各被判別パターンに対応させてあらか
じめ設定された標準パターンとをそれぞれ比較し、被判
別パターンのいずれか一つだけが前記標準パターンの範
囲外にある場合は真券であると判別し、前記被判別パタ
ーンの二つ以上が前記標準パターンの範囲外にある場合
は偽券であると判別する。
【0051】この場合、二つの被判別パターンに基づい
て金種、真偽等を判別するようになっているので、汚れ
が付着している紙幣、折れ癖やしわなどが付いた紙幣等
が偽券であると判別されることがなくなる。したがっ
て、真券の受入率を高くし、偽券の受入率を低くするこ
とができる。本発明の更に他の紙幣判別方法において
は、紙幣の設定された領域を走査して物理的な特徴を検
出し、該物理的な特徴に対応する被判別パターンと、あ
らかじめ設定された標準パターンとを比較し、被判別パ
ターンが一つの領域だけで前記標準パターンの範囲外に
ある場合は真券であると判別し、前記被判別パターンが
二つ以上の領域で前記標準パターンの範囲外にある場合
は偽券であると判別する。
【0052】この場合、二つ以上の領域で被判別パター
ンが標準パターンの範囲外にあるときだけ、紙幣は偽券
であると判別されるので、汚れが付着している紙幣、折
れ癖やしわなどが付いた紙幣等が偽券であると判別され
ることがなくなる。したがって、真券の受入率を高く
し、偽券の受入率を低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における入出金装置
のブロック図である。
【図2】従来の紙幣の読取状態を示す説明図である。
【図3】従来の紙幣判別方法によって真券であると判別
される場合の反射光パターンの波形図である。
【図4】従来の紙幣判別方法によって偽券であると判別
される場合の反射光パターンの波形図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における紙幣判別方
法によって真券であると判別される場合の反射光パター
ンの波形図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における紙幣判別方
法によって偽券であると判別される場合の反射光パター
ンの波形図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における紙幣判別方
法を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態における紙幣判別方
法によって真券であると判別される場合の反射光パター
ンの波形図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における紙幣判別方
法によって真券であると判別される場合の磁気パターン
の波形図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態における紙幣判別
方法によって偽券であると判別される場合の反射光パタ
ーンの波形図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態における紙幣判別
方法によって偽券であると判別される場合の磁気パター
ンの波形図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態における紙幣判別
方法を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第3の実施の形態における紙幣判別
方法によって真券であると判別される場合の反射光パタ
ーンの波形図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態における紙幣判別
方法によって偽券であると判別される場合の反射光パタ
ーンの波形図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態における紙幣判別
方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 紙幣 12 領域 108 紙幣鑑別装置制御部 112 紙幣鑑別装置センサ群

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)紙幣の厚さを検出し、(b)紙幣
    の設定された領域を走査して物理的な特徴を検出し、
    (c)検出された紙幣の厚さに基づいて、紙幣に異物が
    貼り付けられているかどうかを判断し、(d)紙幣に異
    物が貼り付けられていると判断された場合、前記物理的
    な特徴に対応する被判別パターンと、あらかじめ設定さ
    れた標準パターンとを比較し、被判別パターンが前記標
    準パターンの範囲内にある場合は真券であると判別し、
    前記被判別パターンが前記標準パターンの範囲外にある
    場合は偽券であると判別することを特徴とする紙幣判別
    方法。
  2. 【請求項2】 (a)紙幣の設定された領域を走査して
    互いに異なる二つ以上の物理的な特徴を検出し、(b)
    該各物理的な特徴に対応する被判別パターンと、各被判
    別パターンに対応させてあらかじめ設定された標準パタ
    ーンとをそれぞれ比較し、被判別パターンのいずれか一
    つだけが前記標準パターンの範囲外にある場合は真券で
    あると判別し、前記被判別パターンの二つ以上が前記標
    準パターンの範囲外にある場合は偽券であると判別する
    ことを特徴とする紙幣判別方法。
  3. 【請求項3】 (a)紙幣の設定された領域を走査して
    物理的な特徴を検出し、(b)該物理的な特徴に対応す
    る被判別パターンと、あらかじめ設定された標準パター
    ンとを比較し、被判別パターンが一つの領域だけで前記
    標準パターンの範囲外にある場合は真券であると判別
    し、前記被判別パターンが二つ以上の領域で前記標準パ
    ターンの範囲外にある場合は偽券であると判別すること
    を特徴とする紙幣判別方法。
  4. 【請求項4】 (a)前記物理的な特徴に対応する被判
    別パターンと、前記標準パターンより範囲が広く設定さ
    れた予備判別用標準パターンとをあらかじめ比較し、
    (b)被判別パターンが予備判別用標準パターンの範囲
    外にある場合は偽券であると判別する請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載の紙幣判別方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014155866A1 (ja) * 2013-03-28 2014-10-02 日本電産サンキョー株式会社 異物検出装置および異物検出方法
CN105184952A (zh) * 2015-10-12 2015-12-23 昆山古鳌电子机械有限公司 一种纸币处理装置
WO2016088279A1 (ja) * 2014-12-05 2016-06-09 グローリー株式会社 紙葉類の厚み判定方法及び厚み判定装置
CN106780958A (zh) * 2016-12-08 2017-05-31 深圳怡化电脑股份有限公司 检测纸币在厚度传感器的检测范围上越界的方法和装置

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