JP3368569B2 - カバー式内視鏡 - Google Patents

カバー式内視鏡

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JP3368569B2 JP13053894A JP13053894A JP3368569B2 JP 3368569 B2 JP3368569 B2 JP 3368569B2 JP 13053894 A JP13053894 A JP 13053894A JP 13053894 A JP13053894 A JP 13053894A JP 3368569 B2 JP3368569 B2 JP 3368569B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、カバー用内視鏡と、こ
のカバー用内視鏡を覆う内視鏡カバーとからなるカバー
式内視鏡に関する。 【0002】 【従来の技術】カバー式内視鏡において、カバー装着状
態においても良好な湾曲操作性を得る為に、例えば特開
平2−19128号公報にあるように、操作部を覆うカ
バー開口部から操作部の湾曲操作用の軸が貫通して突出
し、それに別体の湾曲操作部を着脱自在とすることで、
カバーの外で湾曲操作を行えるようにした従来例があ
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 (従来技術の欠点)しかしながら、これだけの構造で
は、操作部を覆うカバーと湾曲操作部の間に汚物が入っ
た時、カバーを貫通して突出した操作部の軸を汚染して
しまう可能性が高い。 【0004】また、特公平2−54734号公報に、操
作部を制御器ごと覆うカバーが示されている。しかしな
がら、このような構成では、送気・送水・吸引等の制御
をする流体制御用のボタン類もカバー内にある為、カバ
ーの外からでは、微妙な操作はしづらい。 【0005】本発明は上述した点にかんがみてなされた
もので、本発明の目的は着脱式の湾曲操作部をカバーの
外から操作部に取り付けた場合でも、操作部側の部材を
汚染することがないカバー式内視鏡を提供するにある。
また、本発明の他の目的は操作部をカバーで覆っても、
流体制御等のボタン類の良好な操作性が得られるカバー
式内視鏡を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段および作用】操作部に対し
て着脱可能な湾曲操作部の一部と、操作部を覆うカバー
の一部を嵌合させた。そうすることで、湾曲操作部とカ
バーの間から汚物が操作部側の部材に付着することを防
止できるようにする。 【0007】 【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を具体
的に説明する。図1及び図2は本発明の第1実施例に係
り、図1は第1実施例のカバー式内視鏡の全体構成の概
略を示し、図2は操作部と湾曲操作部の接続部近傍を示
す。図1に示すようにカバー式内視鏡1は、カバー用内
視鏡2と、このカバー用内視鏡2を覆う内視鏡カバー3
とから構成される。 【0008】カバー用内視鏡2は可撓性を有する細長の
挿入部4と、この挿入部4の後端に形成された太幅の操
作部5と、この操作部5から延出されるユニバーサルケ
ーブル6とから構成される。挿入部4の先端付近にはこ
の先端側を所望の方向に湾曲するための湾曲部7が設け
てあり、手元側で湾曲操作を行うことができるようにし
ている。 【0009】一方、内視鏡カバー3は挿入部4を覆う挿
入部カバー部8と、操作部5を覆う操作部カバー部9と
を有する。また、挿入部カバー部8と操作部カバー部9
との間には、内視鏡カバー3をカバー用内視鏡2に対し
て固定する口体部10が設けられている。また、操作部
カバー部9には、図2に示すように操作部5から突出さ
れた湾曲操作用の軸16を通す開口部12が設けてあ
り、操作部カバー部9の外からこの軸16に、湾曲操作
を行う湾曲操作部11を着脱自在に接続できる構造にし
ている。つまり、操作部5には、操作部カバー部9の外
から操作部5に対して着脱自在の湾曲操作部11が設け
てある。図2は操作部5と湾曲操作部11の接続部近傍
を示し、実線で示す湾曲操作部11を2点鎖線で示すよ
うに操作部カバー部9の開口部12を通すようにして操
作部カバー部9で覆われた操作部5に装着することがで
きる構造にしている。 【0010】つまり、操作部カバー部9には開口部12
が設けてあり、この開口部12にはリング部材13が取
り付けられている。リング部材13は樹脂であり、特に
ゴム系樹脂が望ましい。リング部材13に設けられた凹
凸部14は、その凹凸部分が操作部5側の凸凹部15の
凸凹部分に対して、はめ込むことにより、着脱自在で取
り付けできる構造となっている。 【0011】一方、湾曲操作部11には、上下方向及び
左右方向に湾曲操作する回転可能な構造の湾曲ノブ1
7、18と、それらの操作力量を重くしたり、軽くした
りするブレーキノブ19、20が設けられている。 【0012】又、湾曲操作部11の下端には、外軸21
が突出するように設けられており、この外軸21は開口
部12から突出する軸16に着脱自在となる孔が設けて
ある。従って、例えばこの外軸21を軸16に取り付け
ることにより湾曲操作部11を取り付けることができ
る。 【0013】湾曲操作部11は、湾曲ノブ17、18、
ブレーキノブ19、20が一体的になっているが、複数
に分かれていてもいい。複数に分かれていても、各々軸
16の一部に着脱自在である。上記操作部カバー部9に
設けたリング部材13の内周面には例えば内側に突出す
る凸部をリング状に形成したシール部22が設けられて
いる。 【0014】シール部22の内径は外軸21の外径より
若干小さい(図2の2点鎖線で示している)。従って、
湾曲操作部11の外軸部分を軸16に嵌合させるように
して取り付けた場合には外軸21の外周面はシール部2
2の凸部を押し広げるようにして嵌合する、つまり湾曲
操作部11の外軸21と操作部カバー部9のリング部材
13のシール部22とが嵌合する嵌合部を有する構造が
形成されている、より詳しくは外軸21とシール部22
とは全周にわたり、密着して開口部12をシールする構
造にしている。 【0015】湾曲操作部11はディスポ(使い捨て)す
る部材としても良いし、或はリユース(再使用)する部
材としても良い。リユースの場合は熱殺菌可能な構成に
しても良い。又、湾曲操作部11の色は略黒色か略白色
である。湾曲操作部11は、操作部5に取り付けた時
に、軸16に汚物が全く侵入しないような、液密シール
構造になっていてもいい。次にこの実施例の作用を説明
する。検査前、操作部カバー部9を操作部5に装着する
時、軸16が開口部12より外に出るようにする。そし
て、リング部材13の凹凸部14を操作部5の凸凹部に
はめる(取り付ける)。このように取り付け手段がある
ことで、リング部材13(及び開口部12)が軸16に
対して位置決めすることができ、外軸21がリング部材
13内へはまりやすくなる。 【0016】次に、湾曲操作部11の外軸21を軸16
に接続して湾曲操作部11を装着する。すると、検査中
は、湾曲ノブ17、18を回転操作すると軸16の一部
がそれと連動して回転し、挿入部4の湾曲部8を湾曲操
作できる。 【0017】湾曲操作部11の外軸21を軸16に接続
すると、その接続時に、外軸21がリング部材13のシ
ール部22を若干広げながら、リング部材13に嵌合す
る。接続後の外軸21とシール部22は密着し、液密の
シールをする。なお、図2の2点鎖線ではシール部22
は外軸21の径より若干小さいことを示し、湾曲操作部
11の外軸21を軸16に接続する場合に、外軸21が
シール部22を若干広げながら密着してリング部材13
に嵌合することになる。シールする構造にすることで、
湾曲ノブ17と操作部カバー部9の間に汚物が存在する
状況でも操作部5、軸16に接触することがない。 【0018】リング部材13がゴム系樹脂であれば、弾
性変形しやすいので、外軸21が小さい力量でも簡単に
はまり、かつシールを確保できる。その他の樹脂にして
コストを安くするようにしてもいい。リング部材13を
なくして、操作部カバー部9の開口部12で直接外軸2
1をシールするようにすれば、さらにコストを安くする
こともできる。 【0019】検査が終わったら湾曲操作部11を操作部
5より取り外し、リング部材13及び操作部カバー部9
をはじめとする内視鏡カバー3をカバー用内視鏡2より
取り外す。次の検査時は、洗浄、消毒又は殺菌、滅菌済
みの新しい内視鏡カバー3をカバー用内視鏡2に装着す
る。 【0020】このような構造にすることで、検査間の内
視鏡の洗浄・消毒の手間、時間を省ける。ここで湾曲操
作部11をディスポにすれば、洗浄、消毒の手間が省け
る。又、リユースにすれば、ユーザにとってコストをよ
り低減化できる。さらに熱殺菌可能にすれば、短時間で
殺菌できる。 【0021】又、湾曲操作部11全体を、図2のように
一体の構造にすると、取り扱いがしやすい。一方、複数
に分かれて構造にすれば、部材と部材のすき間(ノブ1
7とノブ18の間等)等が洗浄しやすい。 【0022】湾曲操作部11が略黒色なら、検査時の汚
れが目立たなくていい(品位を良く保てる)。又、略白
色なら、表面の汚れが見やすいので、リユースで洗浄す
る場合に、洗浄前のものか、洗浄後のものか、判断しや
すく間違えることがない。 【0023】この実施例によれば、操作部カバー部9の
開口部12の一部が、着脱式の湾曲操作部11に嵌合し
てシール部22でシールしているので、開口部12内部
の操作部側部材(軸など)を汚すことがないという効果
がある。つまり、湾曲操作部11と操作部カバー部9と
で、内視鏡操作部5を外界から隔離し、操作部5の汚染
を高いレベルで防止できる。 【0024】次に本発明の第2実施例を説明する。図3
ないし図5は本発明の第2実施例に係り、図3は本発明
の第2実施例における操作部に装着された湾曲操作部付
近の構造を示し、図4は湾曲ノブの水平方向の断面図の
一部を示し、図5は湾曲ノブとフランジとの係合構造の
変形例等を示す。 【0025】本実施例では、着脱式の湾曲操作部を低コ
スト化し、ディスポとしてもあまりユーザに経済的負担
がかからないようにする。この実施例の構成をまず説明
する。 【0026】カバー用内視鏡2及び内視鏡カバー3の全
体的構成は図1と同様である。本実施例では、操作部5
より突出する軸ユニット31にブレーキノブ19、20
が設けられている。つまり、ブレーキノブ19、20は
操作部5側の部材である。軸ユニット31に対して着脱
自在の湾曲操作部32は、湾曲ノブ17、18とブレー
キノブカバー33からなる。ブレーキノブカバー33は
ゴム系樹脂が望ましいが、薄肉の樹脂や紙、布等の軟質
材料なら何でもいい。 【0027】操作部カバー部9の開口部12には、フラ
ンジ34が取り付けてある。このフランジ34には内側
に向けて爪35が設けられ、爪35の内径より若干大き
い外径を有する爪36が湾曲ノブ17に設けられ、それ
らの爪35、36は嵌合する嵌合部を有する構造にして
いる。 【0028】又、同様に、湾曲ノブ17の上方にも爪3
7が内方に向けて設けられ、その爪37の内径より大き
な外径の爪38が湾曲ノブ18に設けられ、それらも爪
35、36と同様な構造であり、互いに嵌合して着脱自
在な構造にしている。フランジ34に対して、湾曲ノブ
17、18は各々独立で回転自在だが、爪35、36
と、爪37、38の嵌合により、外れないようになって
いる。 【0029】湾曲ノブ17、18は複数の指掛け部3
9、40を有する。湾曲ノブ17、18の内側は、軸ユ
ニット31のノブ軸41、42に対して各々非回転の接
続が可能となっている。ノブ軸42の上端には突起43
が設けられ、ブレーキノブカバー33の下部部には突起
43の外径より小さい内径の凸部44が設けられ、突起
43のすぐ下にはめられるようになっている。ブレーキ
ノブカバー33は湾曲ノブ18に一体的に設けられ、外
れないようになっている。 【0030】図4に湾曲ノブ17の水平方向断面図の一
部を示す。指掛け部39の外端部にはすべり止めをする
為のすべり止め凹凸部45が設けられている。湾曲ノブ
17の内側は略円形だが、ノブ軸41に対して非回転の
接続をする為に小さな凹部46が設けられ、ノブ軸41
側には図示してないが、この凹部46にはまる凸部が設
けられている。湾曲ノブ18もこれと基本構造は同じで
ある。 【0031】湾曲操作部32は、操作部カバー部9と一
体的に取り付けられていてもいいが、爪35、36の嵌
合部において、操作部カバー部9(及びフランジ34)
から取り外し可能となっていてもいい。そのように操作
部カバー部9から取り外し可能とする場合、フランジ3
4と湾曲ノブ17下端は図5のような変形例による嵌合
部を有する構造にしても良い。 【0032】図5(a)は、フランジ47にも湾曲ノブ
17下端にも爪がなく、フランジ47の内側に湾曲ノブ
17が小さなクリアランスで嵌合しているだけのもので
ある。 【0033】図5(b)は、湾曲ノブ17下端には外方
に向けて凸部48が設けられ、又、操作部カバー部9に
はリング部材49が設けられ、リング部材49の最も内
方のシール部50が湾曲ノブ17の凸部48の上部に嵌
合してシールしている例である。リング部材49のシー
ル部50の内径は湾曲ノブ17側の嵌合部の外径より若
干小さい。リング部材49は弾性変形しやすいゴム系樹
脂が望ましい。 【0034】図5(c)は、操作部カバー部9に孔51
が開けられているだけで他のリング状の部材は取り付け
られていない。この孔51の内径は湾曲ノブ17下端の
凸部48の外径より若干小さく、凸部48の上部に小さ
いクリアランスで嵌合していてもいいし、クリアランス
がなく、湾曲ノブ17の嵌合部にぴったり接触しながら
シールしていてもいい。 【0035】図5(d)は、フランジ34と湾曲ノブ1
7の嵌合する位置を逆にした。爪35、36の向き合う
方向が図3とは逆になっている。もちろん爪35、36
の間は液密シール構造でもいい。 【0036】爪35、36の間や爪37、38の間、湾
曲ノブ18とブレーキノブカバー33の間は液密になっ
ていて、湾曲操作部32と操作部カバー部9とで、操作
部5が外界から隔離され、汚染を完全に防ぐようにして
もいい。操作部カバー部9は軟質材料からなり、略透明
である。 【0037】次に作用を説明する。操作部カバー部9及
びブレーキノブカバー33は軟質材料からなるので、カ
バーの外から、カバー内のブレーキノブ19、20をカ
バーの一部を変形させるようにして操作することができ
る。 【0038】ブレーキノブカバー33は、湾曲ノブ18
と共に回転しても、ブレーキノブ20に触れないように
するため、変形しやすいだけでなく、図3のような形状
(ブレーキノブ20との間にクリアランスを保った形
状)に復帰しやすいことも大切であるので、ゴム系樹脂
が望ましい。 【0039】操作部カバー部9が略透明なら、中味が見
え、ブレーキノブ19の位置がわかるので操作性が良
い。湾曲ノブ17、18がノブ軸41、42に各々非回
転の接続をすることで、湾曲ノブ17、18を回転操作
すれば、それに連動してノブ軸41、42を回転させ、
図1の湾曲部7を所望の方向に向けられる。 【0040】湾曲操作部32は、湾曲ノブ17、18と
ブレーキノブカバー33の3部品(ブレーキノブ19、
20がない)でシンプルな構造なので、ブレーキノブ1
9、20をカバーに位置決め固定する必要もなく、装着
作業が楽である。又、操作部カバー部9に一体的に取り
付けられていて、内視鏡カバー3(及び操作部カバー部
9)の一部としてディスポにしてもユーザの経済的負担
は少ない。 【0041】その場合、内視鏡カバー3全体がディスポ
なので、検査の間での内視鏡やカバーの洗浄・消毒の手
間・時間がかからない。湾曲操作部32と操作部カバー
部9が一体的に取り付いていると、部品がばらばらでな
いので、カバーの取扱いや、装着が楽になる。 【0042】又、ユーザの経済的負担をさらに少なくす
る為に、湾曲操作部32を操作部カバー部9より取り外
し可能にして、湾曲操作部32を洗浄、消毒、殺菌や滅
菌をしてリユースにしてもいい。部品数が少なくシンプ
ルな構造なので、リユースとしても故障する可能性を少
なくできる。 【0043】その場合、湾曲操作部32を熱殺菌可能に
すれば、短時間で殺菌でき、検査間の時間的ロスを少な
くできる。湾曲操作部32を操作部カバー部9より着脱
する方法として、図3のような構成にすると、フランジ
34に対して、湾曲ノブ17を力を入れて軸方向に押し
引きすれば、爪35、36を若干弾性変形させながら着
脱できる。 【0044】又、図5(a)の場合は、フランジ47と
湾曲ノブ17の軸が合っていれば、力を入れなくともス
ライドさせて軸方向の嵌合ができる。フランジ47と湾
曲ノブ17の嵌合部のクリアランスは小さいので、汚物
は操作部5側へ侵入することはほとんどない。又、操作
部側が仮に汚れていても、それが嵌合部より外に出るこ
ともない。 【0045】図5(b)の構造にした場合には、シール
部50の作用で、操作部カバー部9と湾曲ノブ17とは
液密もしくはそれに近いシール状態が保たれ、汚物の通
過は全くできないようにすることが可能である。 【0046】図5(c)の構造にした場合には、操作部
カバー部9に孔51が開いているだけで、他の部材は取
り付いてないので、カバーのコストを安くできる。又、
操作部カバー部9は柔軟な材料なので、孔51を湾曲ノ
ブ17の嵌合部外径より小さめにすれば、孔51を若干
変形させるようにして、液密もしくはそれに近いシール
が確保でき、汚物の通過をなくせる。 【0047】図5(d)のように、湾曲ノブ17の内側
にフランジ34を嵌合させる(湾曲操作部32が操作部
カバー部9の外側に嵌合する)ことで、湾曲操作部32
を操作部カバー部9より取り外しても、爪35、36近
傍(取り付け部近傍)の汚物が操作部5側に落ちるのを
防げる。このことは第1実施例(図2)のような場合に
もいえる。 【0048】この実施例によれば、第1実施例に対し、
湾曲操作部32をディスポにしても、ユーザの経済的負
担を少なくできる。又、リユースとしても、シンプルな
構造なので故障する可能性を少なくできる。操作部5へ
の接続作業も楽になる。又、処置具起上操作ノブやフォ
ーカス、ズームをするためのノブも操作部側にあってカ
バーに対して位置決め固定をせずに操作部カバー部9の
外からブレーキノブ19のように操作してもよい。 【0049】次に図6を参照して本発明の第3実施例を
説明する。図6には、カバー用内視鏡の操作部5と操作
部カバー部9を示す。操作部カバー部9内には、図示し
ない挿入部カバー部より延出した送気・送水・吸引等を
行うための流体管路52が操作部5の側部を通ってカバ
ー用内視鏡と別体の流体制御装置53に接続されてい
る。流体制御装置53には、図示しないポンプや電磁弁
が設けられ、流体管路52内を通る流体の送気・送水・
吸引等の駆動制御を行う。 【0050】流体管路52は、図6(a)では1つとし
て示しているが、実際は例えば送気用、送水用、吸引用
と3つにする等、複数になっていても良い。一方、操作
部5の一部には、操作部カバー部9の外から、操作部5
の所定の位置に着脱自在の操作器54が設けられてい
る。この操作器54は送気・送水・吸引の制御を行う操
作用のボタン55を有する。操作器54からは、ボタン
55の操作を電気信号として流体制御装置53に伝える
ためのケーブル56が延出され、流体制御装置53に接
続されている。なお、このケーブル56は操作部カバー
部9の外で延出されている)。 【0051】図6(b)〜(d)は図6(a)のA−
A′断面の構造例を示す。図6(b)は、操作部5側の
凸部57に対して、操作器54側にそれがはまる凹部5
8が設けられ、操作部カバー部9を間にはさんで嵌合さ
せたものである。そして凸部57側或は凹部58側の少
なくとも一方が弾性を有し、着脱する際に変形する。 【0052】図6(c)は、操作器54より電極ピン5
9が下方に突出し、それを操作部5側の電極溝60には
めて固定するものである。電極ピン59は操作部カバー
部9を貫通していて、操作部カバー部9と一体でも別体
でもいい。電極ピン59を電極溝60内に挿入固定する
と、電極溝60内の電極61が電極ピン59と接触し、
電気的につながるようになっている。この場合、ケーブ
ル56は操作器54より出ていない。電極61につなが
った電線(図示しない)が操作部5内よりユニバーサル
コード6内を通って流体制御装置53に接続されてい
る。 【0053】図6(d)は、操作器54に送受信部6
3、操作部5にも送受信部64が設けられ、操作部カバ
ー部9を介して対面している。又、操作器54自体が操
作部5の凹部にはまることで固定されている。送受信部
63、64は、操作部カバー部9を介して、電波、磁
波、光、音波、衝撃波、熱等を使って、送受信部63、
64が非接触で信号の送受を行えるようになっている。 【0054】図6(b)の凸部57及び凹部58や、図
6(c)の電極ピン59及び電極溝60は、各々複数あ
ったり、又、細長い形状をしていて、回転方向の位置も
しっかりと決まるようになっていてもいい。なお、図6
において、図示しない湾曲操作部は第1或は第2実施例
の着脱構造を有する。 【0055】次に作用を説明する。操作部5を操作部カ
バー部9で覆っても、操作器54及びボタン55が操作
部カバー部9の外にあることによって、送気・送水・吸
引の操作が、カバーなし内視鏡の場合と同じように微妙
な操作でも良好に行える。又、操作器54が、操作部5
の所定の位置に着脱できるようになっていることによっ
て、常に装着後のボタン操作感を同じに最適な位置で操
作でき、操作性を良好に保てる。 【0056】図6(c)の取り付け手段は、図6(b)
に対して、ケーブル56をなくすことができ、煩わしく
なくなる。ボタン55の操作を操作器54内で電気的信
号に変換し、電極ピン59、電極61によって操作部5
内より信号を流体制御装置53に送れる。 【0057】図6(d)は、図6(b)に対してはケー
ブル56をなくすことができ、ケーブル56がカバーの
外を走行させる煩わしさをなくせて、図6(c)に対し
ては、操作部5側も操作器54側にも凹凸部をなくし、
共に洗浄性を向上でき、さらに操作部カバー部9に孔を
あけるなどの加工もしなくてよい(コスト安にでき
る)。 【0058】光学的手段を用いる場合は、光を通しやす
くする為に、操作部カバー部9は略透明が良い。操作器
54自体を操作部5の凹部に側方(斜め)からはめ込
む。このようにボタン55を押す方向以外の方向から取
り付けられるようにすることで、取り付け時にボタン5
5に無理な負荷をかけない取り付けた時の誤操作も防げ
る。 【0059】図6(c)や(d)においては、操作器5
4が操作部5に対して正しく取り付けられているかどう
か(信号の送受ができる状態かどうか)を確認できるよ
うに着脱検知手段が設けられていてもいい。又、特に図
6(c)は、正しく接続されている場合のみボタン55
の操作の信号を「アクティブ(能動状態)」とする安全
機構を設けるようにしてて、電気的安全を確保するよう
にしてもいい。 【0060】図6(b)、(c)、(d)共に、操作器
54の凹部又は凸部又は操作器54自体を、操作部5の
凸部又は凹部に1動作ではめ込めるようになっている。
こうすることで、着脱作業も容易である。又、図示して
いないが、磁石や電磁石の磁力を用いて操作部5の所定
の位置に操作器54を取り付けても良く、そうすれば、
操作部5や操作器54に取り付けの為の凹凸部を設けな
くてすみ、洗浄性を向上できる。 【0061】図6の操作器54のボタン55の操作によ
り、流体制御装置53の電磁弁やポンプを駆動制御し、
挿入部カバー先端までのびる流体管路52による流体の
送気・送水・吸引等の操作を行う。 【0062】操作器54はディスポにして洗浄・消毒の
手間・時間をなくしてもいいし、リユースにしてユーザ
の経済的負担を少なくしてもいい。リユースの場合、熱
殺菌可能にして、短時間で殺菌できるようにしてもい
い。色を略黒色にすれば、汚れが目立たないので品位を
良く保てるし、略白色にすれば、汚れがわかりやすいの
で、リユースの場合の洗浄前と洗浄後の判断がしやすく
なる。 【0063】又、1つの操作器54を複数機種のカバー
用内視鏡の操作部5に共通に着脱自在とすれば、機種に
よって間違った操作器54を用意してしまうことがな
い。又、1つの共通の操作部5に対して、ボタン55の
サイズ、位置、数等が異なる複数種類の操作器54があ
っても良く、そうすることで、ユーザの好みの操作器5
4を同じ操作部5に着脱でき、各々のユーザにとっての
操作性を向上できる。 【0064】又、操作器54取り付け後のボタン55の
位置が、カバーなし内視鏡と略同一の位置にすること
で、カバー内視鏡の操作に慣れたユーザに使いやすいも
のにできる。 【0065】また、所定の取り付け位置が複数あって、
ユーザが、好みの位置を選択して取り付けられるように
なっていてもいい(個々のユーザにとっての操作性を向
上できる)。この実施例によれば、第1或は第2実施例
の効果を有すると共に、操作部をカバーで覆っても、流
体制御のボタン操作等をカバーを介することなく直接操
作でき、微妙な操作も行え、操作性が良好に行えるとい
う効果を有する。 【0066】次に本発明の第4実施例を図7を参照して
説明する。本実施例では、第3実施例よりも、さらに操
作部の把持性を良くする構造にした例を示す。 【0067】操作部5の把持部65を覆う把持部カバー
66に前実施例で述べたような操作器が一体で設けられ
ている。この把持部カバー66は操作部カバー部9より
も硬質の材料から成る。この把持部カバー66が樹脂や
紙ならば金属等よりもコストが安くでき、重さも軽くで
きる。把持部カバー66は図7(b)で示すように一部
が開口した略C字又はコの字状になっていて、側方より
操作部カバー部9の上から着脱自在である。 【0068】把持部カバー66は、テーパ状の把持部6
5に対応したテーパ形状を有するので、ボタン55は操
作部5の所定の位置に取り付けられる。把持部カバー6
6はゴム系樹脂であってもよく、その場合、把持部カバ
ー66とボタン55の表面部が一体で成形されていると
コストを安くできる。また、この実施例でも第1或は第
2実施例と同様な湾曲操作部11又は32が操作部カバ
ー部9の図示しない開口部を通して操作部5に着脱自在
な構造にしている。 【0069】次に作用を説明する。操作部カバー部9を
操作部5に装着した後に、把持部カバー66を操作部カ
バー部9の上から把持部65に対して取り付ける。そう
すると、ボタン55も、操作部5に対して所定の位置に
取り付いたことになる。把持部カバー66がゴム系樹脂
なら少ない力で、弾性変形しやすいので、横からの取り
付けがしやすい。 【0070】把持部カバー66は操作部カバー部9より
も硬質で把持しやすい形を成しているので、把持部カバ
ー66を装着した後だと、操作部5の把持部65が、柔
軟な操作部カバー部9がずれたり、指にまとわりつくこ
となく、良好な把持感が得られる。 【0071】この実施例は第3実施例の効果に加え、カ
バー装着後の操作部の把持性を向上できる効果を有す
る。 【0072】次に本発明の第5実施例を図8を参照して
説明する。本実施例では、着脱式の操作器が、流体制御
だけでなく、他の制御機能も持つ例を示す。 【0073】把持部カバー66は操作部5に対して着脱
自在の操作器を兼ねていて、流体制御をする為のボタン
55以外にも、挿入部先端より観察した画像をモニタ6
7上に動画で表示したり、静止画で表示したりする等、
画像の状態を制御する為のボタン68や、挿入部の湾曲
部の湾曲状態を上下方向或は左右方向に制御する操作を
行う為の湾曲操作用のボタン69や、挿入部に処置具の
突出方向を変える処置具誘導装置がある場合、その処置
具の突出方向を制御する操作を行う為のボタン70が設
けられている。 【0074】この他にも、挿入部先端光学系のズーム、
フォーカス、アイリス機構を駆動制御する為のボタンが
あってもいいし、それ以外にも電動制御用のボタンなら
何でもあってよい。 【0075】観察像のデータはユニバーサルコード6内
を通って画像処理装置71に接続され、ボタン68を操
作した時の信号もケーブル56を介して画像処理装置7
1に送られる。画処理装置71とモニタ67は電気的に
つながっている。挿入部の湾曲部を湾曲させる図示しな
い駆動ワイヤは挿入部より操作部、ユニバーサルコード
を通ってモータを有する駆動装置72に機械的に接続さ
れ、ボタン69を操作した時の信号もケーブル56を介
して駆動装置72に送られる。同様に、処置具誘導装置
を駆動する図示しない駆動ワイヤも操作部5、ユニバー
サルコード6を通って駆動装置72につながり、ボタン
70の操作時の信号はケーブル56を介して駆動装置7
2に送られる。 【0076】次に作用を説明する。ボタン55、68、
69、70のような電動制御をする為の操作をカバーの
外で行えるので、微々な操作もカバーなし内視鏡の場合
のように良好に行える。 【0077】これら複数の制御ボタン55、68、6
9、70を一つのユニットとすることで、取り扱いがし
やすく、操作部5に対する着脱手段も1つにでき、着脱
作業も楽である。 【0078】ここで把持部カバー66も前実施例のよう
にC字又はコの字状になっていて側方から取り付け可能
である。この実施例によれば、第3、4実施例に加え、
流体制御以外の電動制御ボタンの操作性も良好であると
いう効果がある。 【0079】[付記] (1)湾曲操作部と内視鏡カバーとで、操作部を外界か
ら隔離するようにした請求項1記載のカバー式内視鏡。 (2)湾曲操作部は内視鏡カバーの外側に嵌合する請求
項1記載のカバー式内視鏡。 (3)嵌合部は液密シール機構を有する請求項1記載の
カバー式内視鏡。 (4)嵌合部の内視鏡カバー側にはリング部材を設けた
請求項1記載のカバー式内視鏡。 (5)リング部材は樹脂である付記4記載のカバー式内
視鏡。 (6)樹脂はゴム系樹脂である付記5記載のカバー式内
視鏡。 (7)リング部材は操作部の一部に着脱自在である付記
6記載のカバー式内視鏡。 (8)湾曲操作部はディスポである請求項1記載のカバ
ー式内視鏡。 (9)湾曲操作部はリユースである請求項1記載のカバ
ー式内視鏡。 (10)湾曲操作部は複数に分けた付記9記載のカバー
式内視鏡。 (11)湾曲操作部は熱殺菌可能である付記9記載のカ
バー式内視鏡。 【0080】(12)湾曲操作部は略白色である付記9
記載のカバー式内視鏡。 (13)湾曲操作部は略黒色である請求項1記載のカバ
ー式内視鏡。 (14)湾曲操作部は複数の操作ノブを有する一つのユ
ニットである請求項1記載のカバー式内視鏡。 (15)湾曲操作用のノブは湾曲操作部に設け、その他
の操作ノブはカバー用内視鏡操作部に設けた請求項1記
載のカバー式内視鏡。 (16)その他の操作ノブ近傍のカバー用内視鏡は略透
明である付記15記載のカバー式内視鏡。 (17)操作部に湾曲操作ノブの制動をするための制動
ノブを設け、湾曲操作部に制動ノブを囲む制動ノブカバ
ーを設けた付記15記載のカバー式内視鏡。 (18)制動ノブカバーは軟質材料からなる付記17記
載のカバー式内視鏡。 (19)軟質材料はゴム系樹脂である付記18記載のカ
バー式内視鏡。 (20)制動ノブを操作しないときは、制動ノブカバー
は制動ノブに接触しないようにした付記17記載のカバ
ー式内視鏡。 (21)湾曲操作部を内視鏡カバーに一体的に設けた請
求項1記載のカバー式内視鏡。 【0081】(22)湾曲操作部を内視鏡カバーに対し
て取り付け・取り外し可能にした請求項1記載のカバー
式内視鏡。 (23)挿入部、操作部を有するカバー用内視鏡と、前
記カバー用内視鏡の少なくとも前記操作部を覆う内視鏡
カバーとからなるカバー式内視鏡において、前記カバー
用内視鏡の一部又は前記カバー用内視鏡で得た観察像を
電気的に制御する為の操作器を前記内視鏡カバーの外よ
り前記操作部の所定の位置に取り付ける手段を有するカ
バー式内視鏡。操作部をカバーで覆っても、操作部にお
いてなされる電動制御用のボタン操作等を操作器からカ
バーなしの内視鏡と同様な操作性で良好に行える。 (24)取り付ける手段は1つの動作でなされる付記2
3記載のカバー式内視鏡。 (25)取り付け手段は一方に設けた凹部に他方に設け
た凸部をはめ込むことによる付記23記載のカバー式内
視鏡。 (26)取り付け手段は複数ある付記23記載のカバー
式内視鏡。 (27)取り付け手段は細長い形状を有する付記23記
載のカバー式内視鏡。 (28)操作器を操作して発生する信号を操作部の一部
に伝達する手段を有する付記23記載のカバー式内視
鏡。 (29)において、伝達する手段は取り付ける手段を兼
ねる付記28記載のカバー式内視鏡。 (30)伝達する手段は操作器と操作部が非接触ででき
るようにした付記28記載のカバー式内視鏡。 (31)非接触伝達手段近傍の内視鏡カバーは透明であ
る付記30記載のカバー式内視鏡。 (32)取り付け状態を検知する手段を設けた付記28
記載のカバー式内視鏡。 (33)正しく取り付けた場合のみ、信号を「生き」と
する安全機構を設けた付記28記載のカバー式内視鏡。 (34)取り付ける手段は磁力である付記23記載のカ
バー式内視鏡。 (35)操作器をディスポにした付記23記載のカバー
式内視鏡。 (36)操作器をリユースにした付記23記載のカバー
式内視鏡。 (37)操作器を熱殺菌可能とした付記36記載のカバ
ー式内視鏡。 (38)操作器を略白色とした付記36記載のカバー式
内視鏡。 (39)操作器を略黒色とした付記23記載のカバー式
内視鏡。 (40)共通の操作器を複数機種のカバー用内視鏡の操
作部に取り付け自在とした付記23記載のカバー式内視
鏡。 (41)異なる操作器を共通の操作部に取り付け自在と
した付記23記載のカバー式内視鏡。 【0082】(42)操作器の操作ボタンの位置をカバ
ーなし内視鏡のボタン位置と略同一にした付記23記載
のカバー式内視鏡。 (43)操作器に操作部把持部を囲む把持部カバーを一
体で設けた付記23記載のカバー式内視鏡。 (44)把持部カバーは操作部把持部近傍の内視鏡カバ
ーより硬質な材料からなる付記43記載のカバー式内視
鏡。 (45)材料はゴム系樹脂である付記44記載のカバー
式内視鏡。 (46)把持部カバーと操作ボタン表面部を一体で成形
した付記45記載のカバー式内視鏡。 (47)操作器を操作部に取り付ける手段は把持部カバ
ーにある付記43記載のカバー式内視鏡。 (48)操作器は複数の機能を制御する複数の操作ボタ
ンを有する付記23記載のカバー式内視鏡。 (49)操作器に設けた操作ボタンを操作する方向と操
作器を操作部に取り付ける方向をずらした付記23記載
のカバー式内視鏡。 (50)所定の取り付け位置は複数あり、選択して取り
付け可能とした付記23記載のカバー式内視鏡。 【0083】 【発明の効果】上述したように本発明によれば、挿入部
と操作部を有するカバー用内視鏡と、少なくとも前記操
作部を覆う内視鏡カバーと、前記内視鏡カバーの外から
前記操作部に対して着脱自在で前記挿入部の一部を湾曲
操作する為の湾曲操作部とからなるカバー式内視鏡にお
いて、前記湾曲操作部を前記操作部に取り付けたとき
に、前記湾曲操作部の一部と前記内視鏡カバーの一部が
嵌合する嵌合部を有する構造にしてあるので、着脱式の
湾曲操作部をカバーの外から操作部に取り付けた場合で
も、操作部側部材を汚染することがない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例のカバー式内視鏡の全体構
成の概略図。 【図2】操作部と湾曲操作部の接続部近傍を示す図。 【図3】本発明の第2実施例における操作部に装着され
た湾曲操作部付近の構造を示す断面図。 【図4】湾曲ノブの水平方向の一部を示す断面図。 【図5】湾曲ノブとフランジとの係合部分の変形例を示
す断面図。 【図6】本発明の第3実施例における操作部及び操作部
カバー部等を示す図。 【図7】本発明の第4実施例における操作部カバー部等
を示す図。 【図8】本発明の第5実施例における主要部を示す構成
図。 【符号の説明】 1…カバー式内視鏡 2…カバー用内視鏡 3…内視鏡カバー 4…挿入部 5…操作部 7…湾曲部 8…挿入部カバー部 9…操作部カバー部 10…口体部 11…湾曲操作部 12…開口部 13…リング部材 14…凹凸部 15…凸凹部 16…軸 17、18…湾曲ノブ 19、20…ブレーキノブ 21…外軸 22…シール部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 挿入部と操作部を有するカバー用内視鏡
    と、少なくとも前記操作部を覆う内視鏡カバーと、前記
    内視鏡カバーの外から前記操作部に対して着脱自在で前
    記挿入部の一部を湾曲操作する為の湾曲操作部とからな
    るカバー式内視鏡において、 前記湾曲操作部を前記操作部に取り付けたときに、前記
    湾曲操作部の一部と前記内視鏡カバーの一部が嵌合する
    嵌合部を有することを特徴とするカバー式内視鏡。
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