JP3365285B2 - Szスロット型光ファイバケーブルの製造方法及び装置 - Google Patents

Szスロット型光ファイバケーブルの製造方法及び装置

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JP3365285B2
JP3365285B2 JP33254297A JP33254297A JP3365285B2 JP 3365285 B2 JP3365285 B2 JP 3365285B2 JP 33254297 A JP33254297 A JP 33254297A JP 33254297 A JP33254297 A JP 33254297A JP 3365285 B2 JP3365285 B2 JP 3365285B2
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4479Manufacturing methods of optical cables
    • G02B6/4489Manufacturing methods of optical cables of central supporting members of lobe structure
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    • G02B6/449Twisting
    • G02B6/4491Twisting in a lobe structure

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交互に反転するら
せん状の溝を有するSZスロットの該溝に光ファイバを
収容したSZスロット型光ケーブルの製造方法及び製造
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】円柱状の部材にらせん状の溝を設け、そ
の中に光ファイバを収容した光ファイバケーブルは、繊
細な光ファイバを各種の応力から保護するものとして、
また高密度に光ファイバを収容し得るものとして良く知
られている。また、らせん状の溝の方向を交互に反転さ
せたスロットはSZスロットと呼ばれ、ケーブルを切断
せずとも中間部分で上部被覆部材を除去しただけで、所
望の光ファイバのみを簡単に取り出せるものとして、ス
ロット型光ファイバケーブルの一タイプとして採用され
ており、図5及び図6にその例を示す。
【0003】図5はSZスロットの例を示す斜視図であ
って、鋼線、鋼撚線、FRP線等からなる抗張力体22
と、ポリエチレン等プラスチックで出来ており外周面に
交互に反転するらせん状の溝23aを設けた光ファイバ
収容体23から成る。必要によっては、中心の抗張力体
を省略し、中心部まで充実したアルミニウム等金属で出
来た円柱状の棒の表面に交互に反転するらせん状の溝を
設けたものをSZスロットとして採用する場合もある。
【0004】また、溝には光ファイバが収容されるが、
光ファイバの形態としては、図6に示すように各種の形
態がある。24はガラスファイバに被覆を施したものを
複数本束ねて糸、テープ等を巻き付けたもの、25はガ
ラスファイバに被覆を施したものを複数本並列させて一
括被覆を施しテープ状としそれを溝内で積層させたも
の、26はガラスファイバに被覆を施したものを複数本
溝に入れたもの、27はガラスファイバに被覆を施した
ものを2本集め更に外部被覆を施してそれらを複数本溝
にいれたもので、種々のものが光ファイバの形態として
考えられる。図6では、それぞれの溝に種々の異なる形
態の光ファイバを収容したものを例示しているが、一本
の光ファイバケーブルでは、同種の形態の光ファイバを
収容することが多い。また、図6で28は上巻きテー
プ、29はプラスチック等からなる外部被覆である。
【0005】この種のSZスロット型光ファイバケーブ
ルを製造するに当たっては、通常図7に示す集合装置が
用いられる。図7において、31はSZスロット、32
はSZスロットに形成された交互反転するらせん状の
溝、33はサプライボビン、34は光ファイバ、35及
び36は交互の反転しながら軸回りに回転する目板、3
7は光ファイバをガイドするガイドパイプである。この
装置を使った製造方法では、サプライボビン33から供
給された光ファイバ34は、交互に反転しながら軸回り
に回転する目板36及び35を通り、ガイドパイプ37
を通って、SZスロット31の表面に形成された交互に
反転するらせん状の溝32の中に導かれる。
【0006】なお、ガイドパイプ37は目板35に取り
付けられており、SZスロット31の矢印方向への進行
に伴うらせん状の溝32の軸回りの回転に同期して、ガ
イドパイプ37も目板35と共に軸回りに回転し、ガイ
ドパイプ37の一方の端部は、らせん溝の上に位置する
か、らせん溝に少し突き込んだ状態にあり、そこから出
た光ファイバ34はらせん溝32の中に導かれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の製造
方法においては、らせん状の溝が交互に反転するまでの
区間内では目板35は一方向に回転するが、サプライボ
ビン33は軸回りには回転しないので、サプライボビン
33から目板35の間の光ファイバは目板の回転角に相
当する分が、軸回りに巻き付くことになる。目板36に
よってその中間部分がガイドされるので、交互の反転す
るまでの回転角が大きくなければ、光ファイバはその間
においてSZスロット等に触れたりすることは無いが、
反転するまでの回転角が大きいと、サプライボビン33
と目板36の間、あるいは目板36と目板35の間で、
光ファイバがSZスロットに巻き付くということも起こ
る。
【0008】また、SZスロットは図5に図示したよう
に中心に抗張力線を有するものが多いが、この抗張力線
として代表的なものとして鋼線の単線又は複数本の鋼線
を撚り合わせた鋼撚線が用いられる。ところで、これら
鋼線又は鋼撚線にはそれを製造するときのばらつきとし
て、局所的な軸回りの捻じれが内在している。この捻じ
れが、SZスロットを延長したときに開放され、真直に
SZを引出して進行させていても前記の捻じれが開放さ
れる個所にくると、急にSZスロットが軸の回りに回転
するということが起こる。しかも、この捻じれの開放に
よる回転は、何時起こるか予測が困難である。
【0009】このような抗張力線の局所的な捻じれの開
放によってSZスロットの軸回りの不規則な回転が起こ
ると、光ファイバがSZスロットに不規則に絡み付き、
光ファイバに外傷を与えたり、光ファイバに伝送損失に
影響するような大きな応力を与えたりすることがある。
このようなことが起こらないようにするため、低速度で
作業をすることも考えられるが、同量の生産をするため
の設備台数が多くなる等経済的に好ましくない。本発明
は、このような従来技術の不具合を克服した製造方法を
提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明においては、円柱
体表面に交互に反転するらせん状の溝を有するSZスロ
ットの該溝に光ファイバを収容したSZスロット型光ケ
ーブルの製造方法であって、スロット軸の回りに該SZ
スロットが捻じれないように保持した捻り固定装置を2
個所以上設け、そのうち2個所の捻り固定装置の間で、
SZスロットを直線状態で進行させながら、該SZスロ
ットの溝が軸回りに回転しないように溝内へ突出させた
突起を一つ以上備えた溝固定通過ガイドを設けて該SZ
スロットを該溝固定通過ガイドに通過させ、該溝固定通
過ガイドの近傍にてSZスロットの溝に光ファイバを導
入して収容し、直ちにSZスロット上に糸、テープ等か
らなる抑え巻きを施すSZスロット型光ファイバケーブ
ルの製造方法において、SZスロットの交互に反転する
らせん状の溝へ光ファイバを挿入する挿入点ではSZス
ロットの外周に両端をバネを介して固定した紐を一周以
上巻き付けたことを特徴とするもので、これによって溝
への光ファイバの挿入を正確に行うことができる。
【0011】また、SZスロットの進行に制動力を加え
る複数のホイールからなるブレーキ装置と、光ファイバ
を収容したSZスロットに引き取り力を与える複数のホ
イールからなる引き取り装置を捻り固定装置として使用
することも可能である。 なお、溝固定通過ガイドと両側
の捻り固定装置との間隔を、それぞれ3m以上にするこ
とによって、溝固定通過ガイドによってSZスロットに
発生する捻じれを十分に分散させることが可能である。
【0012】また、溝固定通過ガイドに、その中心から
SZスロットの半径の2倍を越えない位置の円周上に1
つ又は複数の穴を設け、該穴に光ファイバを挿通させて
SZスロットの溝に光ファイバを挿入するようにすれ
ば、溝固定通過ガイドの穴を通過した光ファイバをSZ
スロットの溝にスムーズに挿入することが出来る。
【0013】SZスロットの交互に反転するらせん状の
溝へ光ファイバを挿入する挿入点では、SZスロットの
外周に両端をバネを介して固定した紐を一周以上巻き付
た光ファイバ挿入抑え装置を用いることにより、光フ
ァイバが複数で積層体のような形状の場合でも、その配
列を保持した状態で溝への光ファイバを挿入することが
出来る。なお、溝固定通過ガイドとSZスロットの溝へ
の光ファイバの挿入点との間隔を、SZ反転間隔の1/
10以下とすることによって、光ファイバのSZスロッ
トへの挿入がよりスムーズになる。
【0014】また、光ファイバの挿入点と抑え巻きヘッ
ドとの間隔を、SZ反転間隔の1/3以下とすることに
よって、SZスロットのらせん溝に一度挿入した光ファ
イバが溝から飛び出すといったことも防止できる。更
に、糸、テープ等による抑え巻きのらせん角を、SZス
ロットの溝の最大らせん角の2倍よりも大きくすること
によって、SZスロットの溝に抑え巻きが落ち込み挿入
された光ファイバを傷付けるといったことも防止するこ
とが出来る。
【0015】また、光ファイバとしてガラスファイバに
被覆を施したものを複数本並列させて一括被覆を施しテ
ープ状としたものを使用し、それを積層してテープ状フ
ァイバ積層体としたものをSZスロットの溝に挿入する
場合には、溝固定ガイドの光ファイバを通す穴に案内ガ
イドを遊びを持って貫通させ、案内ガイドの穴に積層し
たテープ状の光ファイバを挿通させることによって、積
層状態を保持しながら光ファイバをSZスロットの溝に
導くことが出来る。
【0016】なお、同案内ガイドを溝固定ガイドに対し
て首振り可能にし、光ファイバの方向に応じて首を振る
ことが出来るようにすれば積層状態を保ちながらスムー
ズに光ファイバをSZスロットの溝に導くことが出来
る。また、案内ガイドの先端に突起を設け、その突起を
SZスロットの溝に挿入するようにしておけば、SZス
ロットの動きに応じて案内ガイドの首が振られるのでよ
りスムーズに光ファイバをSZスロットの溝に案内する
ことが出来る。
【0017】案内ガイドの穴は、テープ状ファイバ積層
体の断面よりわずかに大きい矩形断面の穴又は円形断面
の穴とすることによって、テープ状ファイバ積層体の積
層状態を維持することが出来る。また、案内ガイドの穴
を円形断面とする場合は、案内ガイドの手前に、テープ
状ファイバ積層体の断面よりわずかに大きい矩形断面の
穴を有する配列保持ガイドを設置し、テープ状ファイバ
積層体を配列保持ガイド及び案内ガイドの穴を通してS
Zスロットの溝に導くことにより、一層積層状態の保持
が良くなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図によって具体的な実施の
形態を説明する。図1は本発明による製造方法の全体を
説明する正面図、図2はその一部を拡大した図、図3は
溝固定通過ガイドの例を示す断面図、図4は抑え巻きと
らせん溝のらせん角の関係を説明する図であって、同一
符号は同一のものを示す。
【0019】まず、図1によって本発明の全体構成を説
明する。表面に交互に反転するらせん状の溝が形成され
たSZスロット1は、供給リール2から繰り出され、ブ
レーキ装置3を通って、溝固定通過ガイド6、光ファイ
バ挿入抑え装置12及び抑え巻きヘッド9を経て、引き
取り装置10を通過して巻き取りリール11に巻きとら
れる。この進行に要する引取力は引き取り装置10によ
って与えられ、ブレーキ装置3はその進行にブレーキ力
を与えることによって、その間のSZスロットを直線状
に保っている。
【0020】光ファイバ4は、光ファイバ供給リール5
からそれぞれ供給され、溝固定通過ガイド6を通って、
光ファイバ挿入抑え装置12のところで、SZスロット
1の溝に挿入される。糸、テープ等からなる抑え巻き7
は、抑え巻き供給リール8から繰り出され、軸回りに回
転する抑え巻きヘッド9によってSZスロットの上にら
せん状に巻き付けられる。
【0021】ここで、溝固定通過ガイド6は、そこを通
過するSZスロットの溝の位置を一定位置に保つ役目を
果たすもので、後述するように溝固定通過ガイドに設け
て固定された突起がSZスロットの溝内に挿入される。
SZスロットの溝は交互に反転するらせん状となってい
るので、溝の位置が固定されることによって、溝固定通
過ガイドの両側にあるSZスロットは捻り力を受けて捻
じれる。また、この捻り力は、溝のらせん反転部で最大
となる。
【0022】SZスロットの半径をR、溝が突起から受
ける力をF、SZスロットに加わるトルクをTとする
と、T=F×Rという関係にある。また、溝固定通過ガ
イドとその両側のSZスロットの捻り固定装置との距離
をそれぞれLa、Lbとし、SZスロットの捻じれ剛性
をGとして、溝の最大反転角(SZスロットを軸方向に
見たとき、一つの溝が描く円周角の半分を意味する)を
θとすると、T=G×(La+Lb)×θ/(La×L
b)という関係にある。
【0023】ここで、R、G、θ、といった値は光ファ
イバケーブルの構造で決まる定数なので、構造が決まれ
ば変更することが出来ない。製造方法として、溝に突起
から過大な力が加わると溝が傷つけられたり破壊された
りするので、そのようなことの無いようにする必要があ
る。それにはFを一定値以下にする必要があり、そのた
めにはLa及びLbを出来るだけ大きくする必要があ
る。
【0024】図1において、ブレーキ装置3あるいは引
き取り装置10は、複数のホイールで構成され、それに
巻き付けられたSZスロット1を滑らないようにしなが
ら、溝固定通過ガイドによってSZスロットに与えられ
る捻り力が供給リール2あるいは巻き取りリール11側
に伝達されないようにする捻り固定装置としての機能を
それぞれ果たしている。従って、ブレーキ装置3と溝固
定通過ガイド6の間隔は上記Laに相当し、引き取り装
置10と溝固定通過ガイド6の間隔は上記Lbに相当す
ることになる。
【0025】一般的に用いられる外径が5〜25mmの
SZスロットの場合は、LaあるいはLbの値をそれぞ
れ3m以上にすることによって、溝には過大な力が加わ
ることに無いようにすることが出来る。また、溝固定通
過ガイド6によって発生するSZスロット1の捻じれ
は、La及びLbの区間で一様に分布し、SZスロット
に損傷を与えることは無い。なお、通常よりも脆弱な材
料でSZスロットが作られている場合、あるいは抗張力
体の剛性が通常よりも高い場合は、La及びLbの区間
長を更に長くする必要がある。
【0026】図2は、光ファイバ挿入抑え装置の付近を
拡大した図であるが、大地に対して固定された光ファイ
バ供給リール5から繰り出された光ファイバ4は、溝固
定通過ガイド6に設けられた穴16を通って、光ファイ
バ挿入抑え装置12の手前の光ファイバ挿入点Xにおい
て、SZスロット1の溝に挿入される。
【0027】溝固定通過ガイド6の突起6aは、SZス
ロットの溝に挿入されており、それによってSZスロッ
トの進行によって回転しようとする溝を軸方向に回転し
ないように固定している。そのため、SZスロットは突
起から反力を受けて、SZスロット自体が溝固定通過ガ
イドと捻り固定装置との間で、捻じれることになる。ま
た、SZスロットに形成された溝がらせん状に交互に反
転しているので、この捻じれも交互に方向を変えて発生
する。
【0028】SZスロット1の溝は溝固定通過ガイドで
溝の位置が固定されるので、溝固定通過ガイド6の穴1
6を通過した光ファイバはほぼ同じ個所で、SZスロッ
ト1の溝に挿入されることになる。なお、出来るだけ溝
固定通過ガイド6の近くで光ファイバを溝に挿入するた
めには、穴16は出来るだけSZスロットに近いことが
望ましく、SZスロットの軸から穴までの半径はSZス
ロットの半径の2倍以下に抑えることが望ましい。
【0029】また、光ファイバ挿入抑え装置12は、固
定ガイド15とその前に配置した両端をバネ14を介し
て固定した巻き付け紐13からなる。巻き付け紐13
は、ナイロン、ポリエチレン、テフロン(登録商標)
ポリプロピレン等からなる滑らかな紐で、SZスロット
の回りに1周以上巻き付けられる。従って、光ファイバ
4はその巻き付け紐によってその一部がこすられなが
ら、挿入点Xにおいてらせん溝に挿入される。なお、挿
入点Xと溝固定通過ガイドの間隔は、出来るだけ小さい
ことが望ましく、SZ反転間隔(図5のLに相当)の1
/10以下にすることが望ましい。
【0030】また、糸、テープ等からなる抑え巻き7
は、抑え巻き供給リール8から繰り出され、抑え巻き供
給リール8と共に軸回りに回転する抑え巻きヘッド9に
よって、SZスロットの上にらせん状に巻き付けられ
る。光ファイバの挿入点Xとこの抑え巻き装置との間が
大きいと挿入された光ファイバがらせん溝から飛び出し
てくることもあるので、出来るだけ小さくすることが望
ましく、SZ反転間隔(図5のLに相当)の1/3以
下、出来うれば1/4以下とすることが望ましい。ま
た、図2では抑え巻きは2本とする例を示したが、1本
でも3本以上でも良い。なお、複数の方が抑え巻きが1
本切れても残りの抑え巻きが光ファイバの飛び出しを防
止するので望ましい。
【0031】図3は、溝固定通過ガイドので、溝固定
通過ガイド6は大地に対して固定されており、中央にS
Zスロット通過穴17を有し、その外側に複数の光ファ
イバを通すための穴16を有している。また、通過する
SZスロットの溝が回転しないように固定するための突
起6aを有しており、該突起6aはSZスロット19の
溝19aの中に突出している。なお、19bはSZスロ
ットの抗張力体、20は光ファイバである。また、この
溝固定通過ガイド6は厚さ3mm程度のものであるの
で、溝19aがSZスロット19の長手方向でらせん状
になっていても、溝19aと突起6aの間に少しの間隙
を設ければ、十分に通過が可能である。また、突起は一
個所でも良いが、突起から溝に加わる力を分散させるた
めには、突起の数を複数にし、溝の数に合わせることが
望ましい。
【0032】図4は、SZスロットの溝のらせん角と抑
え巻きのらせん角との関係を示す図であって、19cは
SZスロットの表面を軸方向に切って展開したものを、
19dは一つの交互に反転する溝を、7はSZスロット
の表面に巻き付けられた抑え巻きを示す。抑え巻き7の
軸方向に対する角度はβで、交互に反転するらせん状の
溝の軸方向に対する最大らせん角はαである。溝はらせ
ん状に交互に反転しているので、溝のらせん方向と抑え
巻きの巻き付け方向とが反対の場合は、特に抑え巻きが
溝に落ち込むという心配をしなくても良いが、同一方向
の場合は、αとβが近くなると抑え巻きが溝に落ち込み
溝内の光ファイバを傷付けるということが起こる。そこ
で、βをαの2倍以上にすることによって、抑え巻き7
が少し緩んだとしても、抑え巻き7が溝19dに落ち込
むということが防止できる。
【0033】また、光ファイバとしてガラスファイバに
被覆を施したものを複数本並列させて一括被覆を施しテ
ープ状としたもの複数枚積層したもの即ちテープ状ファ
イバ積層体を使用して、SZスロットの溝に挿入する場
合には、テープ状ファイバ積層体の積層状態が崩れない
ようにしながらSZスロットの溝に挿入する必要があ
る。その場合、図8、図9に示すように溝固定ガイド6
の光ファイバを通す穴16に案内ガイド41を遊びを持
って貫通させ、案内ガイド41の穴にテープ状ファイバ
積層体42を挿通させる。なお図8は、溝固定ガイドの
近傍部分の装置の正面図であって、図9(A)は案内ガ
イド部分の左側面図、図9(B)は案内ガイド部分の平
面図、図9(C)は案内ガイド部分の右側面図である。
【0034】なお、テープ状ファイバ積層体42をSZ
スロット1の溝1aに挿入するケーブルにおいては、テ
ープ相互間或いはテープと溝との間の摩擦を軽減するた
め、図8に示すように必要に応じて案内ガイド41の手
前にタルク塗布装置43を設置して、テープ状ファイバ
積層体42の各テープにタルクをふりかけて塗布する作
業を行う場合がある。
【0035】また案内ガイド41を溝固定ガイド6の穴
16に遊びを持つようにして貫通して設け、更に図9
(B)に示すように溝固定ガイド6が穴16から右方に
抜けないように案内ガイドの左側には穴16よりも大き
い膨出部41aを設ける。更に案内ガイド41が溝固定
ガイド6の穴16を貫通する部分は、図9(C)に示す
ように外周を角型にして、穴16も角型の穴とし、その
大きさを穴16の中で案内ガイド41が回転しないよう
な大きさ、即ち貫通部において穴16の縦方向又は横方
向の内幅を案内ガイド41の対角線よりも小さくする。
【0036】また案内ガイド41を、図10に示すよう
に溝固定ガイド6に対して首振りが可能な程度の遊びを
もって穴16を貫通するようにしておけば、案内ガイド
41を通るテープ状ファイバ積層体42の方向に合わせ
て首を振ることが出来るので、テープ状ファイバ積層体
42をスムーズにSZスロットの溝に導くことが出来
る。
【0037】図11は、案内ガイドが矩形断面の穴を有
する場合の一例の詳細に示す図であって、案内ガイド4
1は、角型の溝を有する基体部材41bと、蓋部材41
cと、突起41dからなる。蓋部材41cは基体部材4
1bに設けた図示しない突起に嵌合して脱着自在になっ
ており、基体部材41bと蓋部材41cとで、テープ状
ファイバ積層体42を通す矩形断面の穴41eを形成し
ている。また、蓋部材41cには膨出部41aを設け
て、案内ガイド41が溝固定ガイド6の穴16から抜け
落ちないようにしている。なお案内ガイドは金属又は硬
質のプラスチックで出来ており、5〜10mm×5〜1
0mm×30〜70mm程度の大きさである。
【0038】なお、蓋部材41cと基体部材41bが脱
着自在となっているのは、テープ状ファイバ積層体42
を最初の通す作業を容易にするためであって、必須要件
ではない。即ち蓋部材と基体部材が一体であっても良
い。また正常に装置が運転されている時には、テープ状
ファイバ積層体42は、長手方向に加えられる張力によ
って基体部材41bの溝の底に密着して移動するので、
蓋部材41cが無くても案内ガイドとしての機能を果た
すことが出来る。なお、蓋部材が無い場合は、膨出部4
1aに相当する部分を基体部材に設けて、溝固定ガイド
から案内ガイドが抜け落ちないようにする必要がある。
【0039】また突起41dは必要に応じて設けるもの
であって、突起41dがSZスロットの溝の中へ一部差
し込まれるようにしておけば、溝固定ガイド6とSZス
ロットの溝へのテープ状ファイバ積層体の挿入点とのず
れによるテープ状ファイバ積層体の溝への進入角の変動
に追随して案内ガイド41の先が溝に合わせて振れるの
で、よりスムーズにテープ状ファイバ積層体をSZスロ
ット1の溝1aに導くことが出来る。
【0040】図12は、案内ガイド41の穴41eとテ
ープ状ファイバ積層体の断面寸法の関係を説明する図で
ある。テープ状ファイバ積層体の積層状態が崩れないよ
うにするためには、穴内でテープ状ファイバ積層体が回
転しない大きさ、即ち穴の幅又は高さがテープ状ファイ
バ積層体の対角線より小さい大きさとする必要がある。
それゆえ、案内ガイドの穴41eの幅Mはテープ状ファ
イバ積層体42の幅aの1〜1.15倍に、案内ガイド
の穴41eの高さNはテープ状ファイバ積層体42の積
層高さbの1〜1.3倍にするのが望ましい。
【0041】図13にSZスロット46の溝46a内で
のテープ状ファイバ積層体の状態を示す。テープ状ファ
イバ積層体は、溝46a内では、47a、47cに示す
ように溝の底面に平行に各テープ状ファイバが並んだ状
態と、場所によっては47bに示すようにテープ状ファ
イバが溝の底面にほぼ直立した状態になる場合がある。
【0042】一方、SZスロットの溝への光ファイバの
挿入を容易にし、かつ光ファイバに無理な応力が加わら
ないようにするため、SZスロットの溝を矩形断面でな
く、開口部が拡大した台形断面とすることがある。この
ような場合、47dのように一部のテープ状ファイバの
配列が崩れて他のテープ状ファイバに乗りかかるといっ
た状態が起こることがある。このような不具合を防止す
るため、案内ガイド内でテープ状ファイバ積層体が回転
した方が溝へのテープ状ファイバ積層体の挿入がスムー
ズとなる。これに対応する案内ガイドの例を図14に基
づいて説明する。
【0043】図14は、円形断面の穴を有する案内ガイ
ドの例を示す図であって、図14(A)は案内ガイド付
近の装置を示す正面図、図14(B)は案内ガイドの正
面図及び側面図、図14(C)は配列保持ガイドの正面
図及び側面図である。図14(A)に示すように、テー
プ状ファイバ積層体48は配列保持ガイド50及び案内
ガイド49の穴を通って、SZスロット1の溝1aに導
かれる。案内ガイド49は、溝固定通過ガイド6の穴1
6に遊びを持って貫通しており、図10に示す案内ガイ
ドと同様首振りが可能である。また、配列保持ガイド5
0は固定台51に固定されているが、配列保持ガイドが
無い場合もある。
【0044】案内ガイドの形状の一例を、図14(B)
に示す。案内ガイド49は、円筒状部49bと鍔部49
aからなり、円形断面の穴49cを有している。穴49
cにはテープ状ファイバ積層体48が挿通されるので、
穴49cの内径は、テープ状ファイバ積層体の対角線の
長さ以上でテープ状ファイバ積層体の対角線の長さ+テ
ープ状ファイバ1枚の厚さ以下、即ちテープ状ファイバ
積層体の対角線の長さ+0.15〜0.20mm程度に
し、回転し易くかつテープ状ファイバ積層体の積層状態
が崩れない大きさとする。なお、案内ガイド49の材質
は滑りやすいものが望ましく、ポリエチレン、四弗化樹
脂等が用いられる。勿論、金属も使用可能である。ま
た、案内ガイド49の長さは30〜70mm程度にす
る。
【0045】また、配列保持ガイドの形状の一例を図1
4(C)に示す。配列保持ガイド50は矩形断面の穴5
0aを有しており、穴の大きさはテープ状ファイバ積層
体が回転しない大きさである。また、この配列保持ガイ
ド50もプラスチック又は金属で作られる。なお、配列
保持ガイド50の長さは10〜50mm程度とする。ま
た、配列保持ガイド50、案内ガイド49は共に断面を
2つ割りとして、それぞれ2つの部材を組み合わせた構
成とすることも可能で、そのようにすることによって最
初にテープ状ファイバ積層体を挿通させる作業が容易に
なる。
【0046】
【発明の効果】本発明においては、スロット軸の回りに
該SZスロットが捻じれないように保持した捻り固定装
置を2個所以上設け、そのうち2個所の捻り固定装置の
間で、SZスロットを直線状態で進行させながら、該S
Zスロットの溝が軸回りに回転しないように溝内へ突出
させた突起を一つ以上備えた溝固定通過ガイドを設けて
該SZスロットを該溝固定通過ガイドに通過させ、該溝
固定通過ガイドの近傍の光ファイバ挿入抑え装置におい
SZスロットの溝に光ファイバを導入して収容し、直
ちにSZスロット上に糸、テープ等からなる抑え巻きを
施すことにしたので、SZスロット自体に局所的に内在
する捻じれが、SZスロットの進行によって開放されて
も、SZスロットの溝は溝固定通過ガイドによって特定
の場所に固定された状態で通過するので、その近くの光
ファイバ挿入抑え装置によりガイドして挿入する光ファ
イバには、何等影響を与えない。
【0047】それゆえ、生産速度を上げることも可能
で、従来の製造方法では製造速度が3〜5m/分であっ
たのが、本発明の製造方法及び装置によって15〜25
m/分に向上させることが出来、大きなコスト低減につ
なげるという効果を奏することが出来た。
【0048】また、光ファイバがテープ状ファイバ積層
体の場合には、溝固定ガイドの穴を貫通する案内ガイド
を設けて案内ガイドの穴を通してテープ状ファイバ積層
体をSZスロットの溝に導くようにすれば、テープ状フ
ァイバ積層体の積層状態を維持した状態でスムーズに溝
に挿入することが出来る。
【0049】また、案内ガイドとして円形断面の穴を有
するものを使用し、その手前に配列保持ガイドを設けれ
ば、テープ状ファイバ積層体の積層状態を維持しなが
ら、テープ状ファイバ積層体をSZスロットの溝にスム
ーズに導くと共に、溝の反転部での配列崩れを防止する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す正面図である。
【図2】本発明の実施例の光ファイバ挿入抑え装置付近
の拡大図である。
【図3】溝固定通過ガイドのを示す断面図である。
【図4】SZスロットの溝のらせん角と抑え巻きのらせ
ん角の関係を説明する図である。
【図5】SZスロットの例を示す斜視図である。
【図6】SZスロット型光ファイバケーブルの例を示す
断面図である。
【図7】従来の製造方法に用いられる集合装置の斜視図
である。
【図8】溝固定ガイドの近傍部分の装置の正面図であ
る。
【図9】(A)は案内ガイド部分の左側面図、(B)は
案内ガイド部分の平面図、(C)は案内ガイド部分の右
側面図である。
【図10】案内ガイドの首振りを説明する図である。
【図11】案内ガイドの一例を示す詳細図である。
【図12】案内ガイドの穴とテープ状ファイバ積層体と
の寸法関係を説明する図である。
【図13】SZスロットの溝内でのテープ状ファイバ積
層体の積層状態を説明する図である。
【図14】(A)は案内ガイドの別の例を示す正面図、
(B)は案内ガイドの正面図と側面図、(C)は配列保
持ガイドの正面図と側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東海林 登 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 齋藤 孝司 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社横浜製作所内 (56)参考文献 特開 昭60−241004(JP,A) 特開 平9−5535(JP,A) 特開 平9−33775(JP,A) 特開 平9−133848(JP,A) 特開 平9−5595(JP,A) 特開 昭59−192206(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱体表面に交互に反転するらせん状の
    溝を有するSZスロットの該溝に光ファイバを収容した
    SZスロット型光ケーブルの製造方法であって、スロッ
    ト軸の回りに該SZスロットが捻じれないように保持し
    た捻り固定装置を2個所以上設け、そのうち2個所の捻
    り固定装置の間で、SZスロットを直線状態で進行させ
    ながら、該SZスロットの溝が軸回りに回転しないよう
    に溝内へ突出させた突起を一つ以上備えた溝固定通過ガ
    イドを設けて該SZスロットを該溝固定通過ガイドに通
    過させ、該溝固定通過ガイドの近傍にてSZスロットの
    溝に光ファイバを導入して収容し、直ちにSZスロット
    上に糸、テープ等からなる抑え巻きを施すSZスロット
    型光ファイバケーブルの製造方法において、SZスロッ
    トの交互に反転するらせん状の溝へ光ファイバを挿入す
    る挿入点ではSZスロットの外周に両端をバネを介して
    固定した紐を一周以上巻き付けたことを特徴とするSZ
    スロット型光ファイバケーブルの製造方法。
  2. 【請求項2】 円柱体表面に交互に反転するらせん状の
    溝を有するSZスロットの該溝に光ファイバを収容する
    SZスロット型光ケーブルの製造装置であって、スロッ
    ト軸の回りに該SZスロットが捻じれないように保持す
    る捻り固定装置が2個所以上に設置され、そのうち2個
    所の捻り固定装置の間には、SZスロットを直線状態で
    進行させながら、該SZスロットの溝が軸回りに回転し
    ないように溝内へ突出させた突起を一つ以上備えた溝固
    定通過ガイドが設置され、該溝固定通過ガイドの近傍に
    は光ファイバ挿入抑え装置及び糸、テープ等からなる抑
    え巻きを施すための抑え巻きヘッドが設置されたSZス
    ロット型光ファイバケーブルの製造装置において、SZ
    スロットの交互に反転するらせん状の溝へ光ファイバを
    挿入する挿入点ではSZスロットの外周に両端をバネを
    介して固定した紐を一周以上巻き付けてなる光ファイバ
    挿入抑え装置を配設したことを特徴とするSZスロット
    型光ファイバケーブルの製造装置。
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