JP3365046B2 - 無線データ伝送受信装置 - Google Patents

無線データ伝送受信装置

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JP3365046B2 JP10966794A JP10966794A JP3365046B2 JP 3365046 B2 JP3365046 B2 JP 3365046B2 JP 10966794 A JP10966794 A JP 10966794A JP 10966794 A JP10966794 A JP 10966794A JP 3365046 B2 JP3365046 B2 JP 3365046B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、無線データ伝送にお
ける受信データの終了判別に使用される無線データ伝送
受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線データ伝送受信装置として
は、送信側機器から送信された無線データを受信側機器
の受信部で受信し、その無線データのキャリアを検出し
て、そのキャリア検出に基づいて受信データを取り込む
ものがある。この無線データ伝送受信装置は、上記受信
部からの受信信号(図5(a)に示す)を論理積回路AND
の一方の入力に接続し、他方の入力に上記受信部からの
キャリアを検出したことを表わすキャリアセンス信号
(図5(b)に示す)を接続して、キャリアセンス信号がH
レベルのときに、論理積回路ANDの出力(図5(a)に示
す)に受信データを表わす受信データ信号を出力してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記無線デ
ータ伝送受信装置において、図5(a)に示すように、受
信信号は、キャリア搬送されたデータ部とキャリアのな
いノイズ部とからなり、図5(b)に示すキャリアセンス
信号は、上記データ部分のキャリアを検出したもので、
無線データのキャリアに対して遅れ(図5(b)に示すディ
レイ時間)がある。例えば、伝送速度が1200bpsの無
線モデムでは、上記データ部のキャリアに対してキャリ
アセンス信号が約10msec遅れるため、受信データの後
端部にノイズ等に起因する不要なデータN(図5(c)の示
す)まで受信してしまうという欠点がある。
【0004】また、上記受信データの最終データを判別
するために、その最終データの後にストップビットを付
加して、そのストップビットで最終データを判別する場
合、ストップビットを検出するために、受信処理の負担
が増加するという問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、ストップビッ
トを用いることなく、受信データの終わりを判別できる
無線データ伝送受信装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の無線データ伝送受信装置は、送信側機器
から送信された無線データを受信する受信側機器に設け
られ、上記無線データを受信して、その無線データを含
む受信信号と上記無線データのキャリアを検出したこと
表わすキャリアセンス信号とを出力する受信手段と、上
記受信手段からの上記キャリアセンス信号に基づいて上
記受信信号から受信データを取り込むデータ取り込み手
段とを備えた無線データ伝送受信装置において、上記デ
ータ取り込み手段は、上記受信信号と上記キャリアセン
ス信号との論理積から得られた受信データを取り込んだ
後、上記キャリアセンス信号のディレイ分に相当する上
記受信データの後端部の不要なデータを所定の基準によ
って除去する除去手段を備えることを特徴としている。
【0007】また、請求項2の無線データ伝送受信装置
は、請求項1に記載の無線データ伝送受信装置におい
て、上記除去手段は、上記受信データの後端部のバイト
単位に満たない余分なビットを除去するビット除去手段
であることを特徴としている。
【0008】また、請求項3の無線データ伝送受信装置
は、請求項1または2に記載の無線データ伝送受信装置
において、上記データ取り込み手段に、上記受信データ
の最終バイトが誤り検出用チェックコードか否かを判別
する判別手段を備え、上記除去手段は、上記判別手段が
上記受信データの最終バイトが誤り検出用チェックコー
ドでないと判別した場合、上記受信データの最終バイト
を除去するバイト除去手段であることを特徴としてい
る。
【0009】また、請求項4の無線データ伝送受信装置
は、請求項3に記載の無線データ伝送受信装置におい
て、上記判別手段が上記バイト除去手段により最終バイ
トを除去された受信データの最終バイトを誤り検出用チ
ェックコードであると判別するまで、上記バイト除去手
段による上記受信データの最終バイトの除去を繰り返さ
せる繰り返し手段を備えることを特徴としている。
【0010】また、請求項5の無線データ伝送受信装置
は、請求項4に記載の無線データ伝送受信装置におい
て、上記バイト除去手段による上記受信データの最終バ
イトの除去を所定の回数繰り返すと、上記受信データが
エラーデータであると判別して、上記バイト除去手段に
よる上記受信データの最終バイトの除去の繰り返しを終
了するエラー回数判別手段を備えることを特徴としてい
る。
【0011】
【作用】上記請求項1の無線データ伝送受信装置によれ
ば、上記受信側機器に設けられた上記受信手段は、上記
送信側機器からの無線データを受信して、その無線デー
タを含む受信信号と上記無線データのキャリアを検出し
たこと表わすキャリアセンス信号を出力する。そして、
上記受信側機器に設けられたデータ取り込み手段の除去
手段は、上記受信信号とキャリアセンス信号との論理積
から得られた受信データを取り込んだ後に、上記キャリ
アセンス信号のディレイ分に相当する上記受信データの
後端部の不要なデータを所定の基準によって除去した
後、上記データ取り込み手段は、受信手段からの上記キ
ャリアセンス信号に基づいて受信信号から受信データ信
号を取り込む。
【0012】したがって、上記受信データの後端部のノ
イズ等に起因する不要なデータの受信を防止できる。ま
た、ストップビットを用いることなく、受信データの終
りを判別できるので、伝送効率を向上させることができ
る。
【0013】また、上記請求項2の無線データ伝送受信
装置によれば、請求項1の無線データ伝送受信装置にお
いて、上記データ取り込み手段のビット除去手段は、上
記受信データの後端部のバイト単位に満たない余分なビ
ットを除去する。すなわち、上記送信側機器からバイト
単位で構成する送信データを送信して、上記受信データ
の後端部のバイト単位に満たないビットがある場合、そ
のバイト単位に満たないビットは不要なビットであるこ
とが明らかであるから除去することができる。
【0014】したがって、上記送信側機器から送信され
る無線データをバイト単位で構成することで、受信デー
タの後端部のバイト単位に満たないビットを除去でき
る。
【0015】また、上記請求項3の無線データ伝送受信
装置によれば、請求項1または2の無線データ伝送受信
装置において、上記データ取り込み手段の上記判別手段
は、上記受信データの最終バイトが誤り検出用チェック
コードか否かを判別する。そして、上記判別手段が受信
データの最終バイトが誤り検出用チェックコードでない
と判別した場合、上記データ取り込み手段の上記バイト
除去手段は、上記受信データの最終バイトを除去する。
【0016】したがって、上記送信側機器から送信され
る無線データをバイト単位で構成することで、受信デー
タの最終バイトが余分なデータか否かを判別でき、余分
なデータである最終バイトを除去することができる。
【0017】また、上記請求項4の無線データ伝送受信
装置によれば、請求項3の無線データ伝送受信装置にお
いて、上記判別手段が上記バイト除去手段により最終バ
イトを除去された受信データの最終バイトを誤り検出用
チェックコードであると判別するまで、繰り返し手段
は、上記バイト除去手段による上記受信データの最終バ
イトの除去を繰り返す。
【0018】したがって、上記受信データの後端部に複
数の余分なバイトがある場合でも、その複数の余分なバ
イトを除去することができる。
【0019】また、上記請求項5の無線データ伝送受信
装置によれば、請求項4の無線データ伝送受信装置にお
いて、上記バイト除去手段による上記受信データの最終
バイトの除去を所定の回数繰り返すと、上記エラー回数
判別手段は、受信データがエラーデータであると判別し
て、上記バイト除去手段による受信データの最終バイト
の除去の繰り返しを終了する。すなわち、上記キャリア
センス信号のディレイに応じて、上記受信データの後端
部の不要なデータも増減するので、予めキャリアセンス
信号のディレイ分のバイト数を想定して、そのバイト数
に応じた所定の回数分の受信データの最終バイトの除去
を行うと、その受信データは他の要因によるエラーデー
タであるとして、受信データの最終バイトの除去を終了
するのである。
【0020】したがって、上記キャリアセンス信号のデ
ィレイによる受信データ後端部の不要なデータのみを除
去でき、それ以上無駄な最終バイトの除去を省略でき
る。
【0021】
【実施例】以下、この発明の無線データ伝送受信装置を
一実施例により詳細に説明する。
【0022】図1はこの発明の一実施例の無線データ伝
送受信装置の構成図を示しており、1はアンテナ10か
ら無線データを送信する送信部11を有する送信側機
器、2,3,4はアンテナ20から上記無線データを受信
して、受信信号とその無線データのキャリアを検出した
ことを表わすキャリアセンス信号とを出力する受信手段
としての受信部21と、その受信部21からの受信信号
とキャリアセンス信号に基づいて、受信データを取り込
むデータ取り込み手段としての制御部22とを有する受
信側機器である。上記受信側機器2,3,4の制御部22
は、受信部21からの受信信号とキャリアセンス信号と
を図4に示す論理積回路ANDの入力に夫々接続して、
その論理積回路ANDの出力から受信すべき受信データ
を取り込む。なお、上記送信側機器1の送信部11と受
信側機器2,3,4の受信部21は、伝送速度1200bp
sの無線モデムを用いている。
【0023】上記受信側機器2,3,4の制御部22は、
上記受信データの後端部のバイト単位に満たない余分な
ビットを除去するビット除去手段としてのビット除去部
22aと、上記ビット除去部22aによりバイト単位に満
たない余分なビットを除去された受信データの最終バイ
トが誤り検出用のチェックコードか否かを判別する判別
手段としての判別部22bと、上記判別部22bが受信デ
ータの最終バイトが誤り検出用のチェックコードでない
と判別した場合、その最終バイトを除去するバイト除去
手段としてのバイト除去部22cとを備えている。な
お、上記制御部22のビット除去部22a,判別部22b
およびバイト除去部22cは、ソフトウェアにより構成
されている。また、上記制御部22は、ソフトウェアに
よる構成されたエラー判別手段(図4に示すステップS
6)を有している。
【0024】以下に、上記受信側機器2,3,4の制御部
22の受信処理の動作を図2のフローチャートに従って
説明する。
【0025】まず、受信処理がスタートすると、ステッ
プS1でキャリアの有無を判別する。すなわち、上記受
信部21からのキャリアセンス信号がHレベルか否かを
判別するのである。そして、ステップS1でキャリア有
りと判別した場合は、ステップS2に進む一方、キャリ
ア無しと判別した場合は、ステップS1を繰り返す。
【0026】次に、ステップS2でデータを受信し、ス
テップS3に進んで、ステップS2で受信したデータの
後端部に1バイトに満たないビットが有るか否かを判別
して、1バイトに満たないビットが有る場合、ステップ
S4に進む一方、1バイトに満たないビットが無い場
合、ステップS4をスキップする。そして、ステップS
4で余分なビットを除去した後、ステップS5に進む。
【0027】次に、ステップS5でCRC(サイクリッ
ク・リダンダンシ・チェック)エラーか否かを判別し
て、CRCエラーである場合はステップS6に進む。そ
して、ステップS6でCRCエラーが1回目か否かを判
別して、CRCエラーが1回目の場合、ステップS7に
進み、最後の1バイト分を除去して、ステップS5に戻
る。一方、ステップS6でCRCエラーが1回目でない
場合、ステップS8に進み、エラー処理を行なって、こ
の処理を終了する。
【0028】一方、CRCエラーでない場合はステップ
S9に進み、データ取り込みを行なって、この受信処理
を終了する。
【0029】また、図3(a)は送信側機器1の送信部1
1から送信された送信データのフレーム構成を示してお
り、図3(b)は受信側機器2,3,4の受信部21で受信
された受信データを示している。また、図3(c),(d)は
受信データの不要なデータの除去過程を示している。
【0030】図3(a)において、上記送信側機器1の送
信部11から送信された送信データは、バイト単位でデ
ータ部分を構成し、そのデータ部分の最後に2バイトの
CRC−16(生成多項式がP(x)=X16+X12+X2
1)の誤り検出用チェックコードCRCを付加してい
る。
【0031】そして、上記受信側機器2,3,4の受信部
21からのキャリアセンス信号は、無線データに比して
約10msecのディレイがあるため、制御部22が取り込
む受信データには、図3(b)に示すように、誤り検出用
チェックコードCRCの後に余分なビットが付加され
る。すなわち、上記キャリアセンス信号は、無線データ
のキャリアに対して遅れているので、上記受信すべき受
信データの後端部にノイズ等に起因する不要なデータが
含まれるのである。例えば、この余分なビットを12ビ
ットとすると、上記制御部22のビット除去部22a
は、その余分な12ビットのうち、バイト単位に満たな
い4ビットを切捨てる。そして、図3(c)に示す誤り検
出用チェックコードCRCの後に余分な1バイトが付加
された受信データに対して、制御部22の判別部22b
がCRCチェックを行なうと、余分なビットが1バイト
分あるためCRCエラーとなる。つまり、上記判別部2
2bは、受信データの後端部が誤り検出用チェックコー
ドでないと判別するのである。次に、上記判別部22b
が受信データの後端部が誤り検出用チェックコードでな
いと判別すると、バイト除去部22cは余分な1バイト
を切捨てて、図3(d)に示すように、誤り検出用チェッ
クコードCRCが受信データの最後の2バイトとなるよ
うにする。そして、再びバイト除去部22cは、受信デ
ータのCRCチェックを行なって、CRCエラーが無い
場合、データの取り込みを行なうのである。
【0032】このように、上記受信データの終りを判別
して、余分なデータを切捨てるので、ノイズ等による不
要なデータを誤って取り込むのを防止することができ
る。また、ストップビットを付加することなく、データ
の終りを判別できるので、伝送効率が向上すると共に、
ストップビットを検出する処理が不要となる。
【0033】また、上記送信側機器1から送信される無
線データは、バイト単位で構成されているので、受信デ
ータの後端部のバイトに満たないビットを除去すること
ができる。
【0034】上記実施例では、上記データ取り込み手段
としての制御部22に、ビット除去手段としてのビット
除去部22a,判別手段としての判別部22bおよびバイ
ト除去手段としてのバイト除去部22cを備えたが、デ
ータ取り込み手段にビット除去手段のみを備えたもので
もよい。
【0035】また、上記受信データに対するCRCチェ
ックがエラーのときに余分な1バイトの切捨てを1回の
み行なったが(図9に示すステップS6)、キャリアセン
ス信号のディレイに応じて受信データ後端部の余分なバ
イト数も増減するので、そのバイト数に合わせて1バイ
トの切り捨てを複数回行なってもよい。
【0036】また、上記送信データの誤り検出用にCR
C−16のチェックコードを用いたが、誤り検出用チェ
ックコードはこれに限らず、CRC−CCITT(国際
電信電話諮問委員会勧告,生成多項式がP(x)=X16+X
12+X5+1),チェックサムおよびパリティチェック等
のチェックコードを用いてもよいのは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の無線データ伝送受信装置は、送信側機器から送信さ
れた無線データを受信する受信側機器に設けられ、上記
無線データを受信して、その無線データを含む受信信号
と上記無線データのキャリアを検出したこと表わすキャ
リアセンス信号とを出力する受信手段と、上記受信手段
からの上記キャリアセンス信号に基づいて上記受信信号
から受信データを取り込むデータ取り込み手段とを備え
た無線データ伝送受信装置において、上記データ取り込
み手段の除去手段は、上記受信信号とキャリアセンス信
号との論理積から得られた受信データを取り込んだ後、
上記キャリアセンス信号のディレイ分に相当する受信デ
ータの後端部の不要なデータを所定の基準によって除去
するものである。
【0038】したがって、請求項1の発明の無線データ
伝送受信装置によれば、上記受信データの後端部のノイ
ズ等に起因する不要なデータを除去して、不要なデータ
の受信を防止することができる。また、上記受信データ
の終り判別するためのストップビットを用いることな
く、受信データの終りを判別できるので、伝送効率を向
上させることができる。
【0039】また、請求項2の発明の無線データ伝送受
信装置は、請求項1に記載の無線データ伝送受信装置に
おいて、上記データ取り込み手段の除去手段であるビッ
ト除去手段は、上記受信データの後端部のバイト単位に
満たない余分なビットを除去するものである。
【0040】したがって、請求項2の発明の無線データ
伝送受信装置によれば、送信側機器からの送信される無
線データをバイト単位で構成することで、受信データの
後端部のバイト単位に満たないビットを除去することが
できる。
【0041】また、請求項3の発明の無線データ伝送受
信装置は、請求項1または2に記載の無線データ伝送受
信装置において、上記データ取り込み手段の判別手段
は、上記受信データの最終バイトが誤り検出用チェック
コードか否かを判別して、受信データの最終バイトが誤
り検出用チェックコードでないと判別した場合、上記除
去手段であるバイト除去手段は、受信データの最終バイ
トを除去するものである。
【0042】したがって、請求項3の発明の無線データ
伝送受信装置によれば、送信側機器から送信される無線
データをバイト単位で構成することで、受信データの最
終バイトが余分なデータか否かを判別でき、最終バイト
が余分なデータである場合は、その最終バイトを除去す
ることができる。
【0043】また、請求項4の発明の無線データ伝送受
信装置は、請求項3に記載の無線データ伝送受信装置に
おいて、上記判別手段が上記バイト除去手段により最終
バイトを除去された受信データの最終バイトを誤り検出
用チェックコードであると判別するまで、繰り返し手段
は、バイト除去手段による上記受信データの最終バイト
の除去を繰り返させるのである。
【0044】したがって、請求項4の発明の無線データ
伝送受信装置によれば、上記受信データの後端部に複数
の余分なバイトがある場合でも、その複数の余分なバイ
トを除去することができる。
【0045】また、請求項5の発明の無線データ伝送受
信装置は、請求項4に記載の無線データ伝送受信装置に
おいて、エラー回数判別手段は、上記バイト除去手段に
よる上記受信データの最終バイトの除去を所定の回数繰
り返すと、上記受信データがエラーデータであると判別
して、上記バイト除去手段による上記受信データの最終
バイトの除去の繰り返しを終了するものである。
【0046】したがって、請求項5の発明の無線データ
伝送受信装置によれば、上記キャリアセンス信号のディ
レイに応じて、上記受信データの後端部の不要なデータ
も増減するので、予めキャリアセンス信号のディレイ分
のバイト数を想定して、そのバイト数に応じた所定の回
数分最終バイトの除去がされた受信データは、他の要因
によるエラーデータであるとして、受信データの最終バ
イトの除去を終了する。したがって、上記キャリアセン
ス信号のディレイによる受信データ後端部の不要なデー
タのみを除去でき、不必要な受信データの最終バイトの
除去を省略できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の一実施例の無線データ伝送
受信装置の構成図である。
【図2】 図2は上記無線データ伝送受信装置の制御部
のフローチャートである。
【図3】 図3(a),(b)は上記無線データ伝送受信装置
の送信データと受信データの構成を示す図であり、図3
(c),(d)は上記受信データの余分なビットを削除する過
程を示す図である。
【図4】 図4は従来の無線データ伝送受信装置の制御
部のフローチャートである。
【図5】 図5は図4における各部の信号を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…送信側機器、2,3,4…受信側機器、10,20…
アンテナ、11…送信部、21…受信部、22…制御
部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56 H04L 1/00 H04L 13/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側機器(1)から送信された無線デー
    タを受信する受信側機器(2,3,4)に設けられ、上記無
    線データを受信して、その無線データを含む受信信号と
    上記無線データのキャリアを検出したこと表わすキャリ
    アセンス信号とを出力する受信手段(21)と、上記受信
    手段(21)からの上記キャリアセンス信号に基づいて上
    記受信信号から受信データを取り込むデータ取り込み手
    段(22)とを備えた無線データ伝送受信装置において、 上記データ取り込み手段(22)は、上記受信信号と上記
    キャリアセンス信号との論理積から得られた受信データ
    を取り込んだ後、上記キャリアセンス信号のディレイ分
    に相当する上記受信データの後端部の不要なデータを所
    定の基準によって除去する除去手段を備えることを特徴
    とする無線データ伝送受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線データ伝送受信装
    置において、上記除去手段は、上記受信データの後端部
    のバイト単位に満たない余分なビットを除去するビット
    除去手段(22a)であることを特徴とする無線データ伝
    送受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の無線データ伝
    送受信装置において、上記データ取り込み手段(22)
    に、上記受信データの最終バイトが誤り検出用チェック
    コードか否かを判別する判別手段(22b)を備え、上記
    除去手段は、上記判別手段(22b)が上記受信データの
    最終バイトが誤り検出用チェックコードでないと判別し
    た場合、上記受信データの最終バイトを除去するバイト
    除去手段(22c)であることを特徴とする無線データ伝
    送受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の無線データ伝送受信装
    置において、上記判別手段(22b)が上記バイト除去手
    段(22c)により最終バイトを除去された受信データの
    最終バイトを誤り検出用チェックコードであると判別す
    るまで、上記バイト除去手段(22c)による上記受信デ
    ータの最終バイトの除去を繰り返させる繰り返し手段を
    備えることを特徴とする無線データ伝送受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の無線データ伝送受信装
    置において、上記バイト除去手段(22c)による上記受
    信データの最終バイトの除去を所定の回数繰り返すと、
    上記受信データがエラーデータであると判別して、上記
    バイト除去手段(22c)による上記受信データの最終バ
    イトの除去の繰り返しを終了するエラー回数判別手段
    (S6)を備えることを特徴とする無線データ伝送受信装
    置。
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