JP3364976B2 - 中国語学習装置 - Google Patents
中国語学習装置Info
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- JP3364976B2 JP3364976B2 JP04881093A JP4881093A JP3364976B2 JP 3364976 B2 JP3364976 B2 JP 3364976B2 JP 04881093 A JP04881093 A JP 04881093A JP 4881093 A JP4881093 A JP 4881093A JP 3364976 B2 JP3364976 B2 JP 3364976B2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は中国語学習装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】最近、中国語を学ぶ人が増えてきたこと
から、中国語の会話文を表示する中国語学習装置が開発
されている。この種の中国語学習装置は、北京語に基づ
いて制定された普通語による中国語の単語あるいは文を
表示している。
から、中国語の会話文を表示する中国語学習装置が開発
されている。この種の中国語学習装置は、北京語に基づ
いて制定された普通語による中国語の単語あるいは文を
表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、中国大陸は広
大であり、各地方によって方言が存在する。国家が制定
した普通語のほかには、上海語、広東語、福建語等の地
方方言があり、同じ中国語であっても発音が全く異なっ
ている。従って、普通語を学習しただけでは、上海や広
州などの地方に行った時に全く言語が通じないという不
都合があった。この発明の課題は、普通語の発音を学習
しながら、上海語や広東語等の方言による発音を合せて
学習できるようにすることである。
大であり、各地方によって方言が存在する。国家が制定
した普通語のほかには、上海語、広東語、福建語等の地
方方言があり、同じ中国語であっても発音が全く異なっ
ている。従って、普通語を学習しただけでは、上海や広
州などの地方に行った時に全く言語が通じないという不
都合があった。この発明の課題は、普通語の発音を学習
しながら、上海語や広東語等の方言による発音を合せて
学習できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
同一の漢字を普通語の発音とは異なる発音で発音する複
数の地方方言に夫々対応する複数の発音キーと、普通語
による複数のピンイン文字列と、各ピンイン文字列に夫
々対応する複数の単語とを記憶するピンイン辞書記憶手
段と、前記ピンイン辞書記憶手段に記憶されている各単
語に夫々対応し、各単語を普通語の発音とは異なる発音
で発音する各地方方言の発音情報を複数の地方方言別に
記憶する発音情報記憶手段と、普通語によるピンイン文
字列を入力するピンイン入力手段と、前記ピンイン入力
手段により入力されたピンイン文字列に対応する単語を
前記ピンイン辞書記憶手段から検索して表示する表示手
段と、前記単語が表示されている状態で、前記複数の発
音キーのいずれかが操作された場合は、前記操作された
発音キーに対応する地方方言の発音情報を前記発音情報
記憶手段から読み出し、前記操作された発音キーに対応
する地方方言の発音によって前記表示されている単語を
音声出力する音声出力手段と、を具備したことを特徴と
する。
同一の漢字を普通語の発音とは異なる発音で発音する複
数の地方方言に夫々対応する複数の発音キーと、普通語
による複数のピンイン文字列と、各ピンイン文字列に夫
々対応する複数の単語とを記憶するピンイン辞書記憶手
段と、前記ピンイン辞書記憶手段に記憶されている各単
語に夫々対応し、各単語を普通語の発音とは異なる発音
で発音する各地方方言の発音情報を複数の地方方言別に
記憶する発音情報記憶手段と、普通語によるピンイン文
字列を入力するピンイン入力手段と、前記ピンイン入力
手段により入力されたピンイン文字列に対応する単語を
前記ピンイン辞書記憶手段から検索して表示する表示手
段と、前記単語が表示されている状態で、前記複数の発
音キーのいずれかが操作された場合は、前記操作された
発音キーに対応する地方方言の発音情報を前記発音情報
記憶手段から読み出し、前記操作された発音キーに対応
する地方方言の発音によって前記表示されている単語を
音声出力する音声出力手段と、を具備したことを特徴と
する。
【0005】請求項2記載の発明は、同一の漢字を普通
語の発音とは異なる発音で発音する複数の地方方言に夫
々対応する複数の発音キーと、普通語による複数の声調
組み合わせと、各声調組み合わせに夫々対応する複数の
単語とを記憶する声調組み合わせ辞書記憶手段と、 前
記声調組み合わせ辞書記憶手段に記憶されている各単語
に夫々対応し、各単語を普通語の発音とは異なる発音で
発音する各地方方言の発音情報を複数の地方方言別に記
憶する発音情報記憶手段と、少なくとも第1声乃至第4
声に相当する普通語による声調を表す複数種の声調キー
を備え、所望する単語を構成する普通語による声調組み
合わせを前記複数個の声調キーの組み合わせ入力により
入力する声調組み合わせ入力手段と、前記声調組み合わ
せ入力手段により入力された普通語による声調組み合わ
せに対応する単語を前記声調組み合わせ辞書記憶手段か
ら検索して表示する表示手段と、前記単語が表示されて
いる状態で、前記複数の発音キーのいずれかが操作され
た場合は、前記操作された発音キーに対応する地方方言
の発音情報を前記発音情報記憶手段から読み出し、前記
操作された発音キーに対応する地方方言の発音によって
前記表示されている単語を音声出力する音声出力手段
と、を具備したことを特徴とする。
語の発音とは異なる発音で発音する複数の地方方言に夫
々対応する複数の発音キーと、普通語による複数の声調
組み合わせと、各声調組み合わせに夫々対応する複数の
単語とを記憶する声調組み合わせ辞書記憶手段と、 前
記声調組み合わせ辞書記憶手段に記憶されている各単語
に夫々対応し、各単語を普通語の発音とは異なる発音で
発音する各地方方言の発音情報を複数の地方方言別に記
憶する発音情報記憶手段と、少なくとも第1声乃至第4
声に相当する普通語による声調を表す複数種の声調キー
を備え、所望する単語を構成する普通語による声調組み
合わせを前記複数個の声調キーの組み合わせ入力により
入力する声調組み合わせ入力手段と、前記声調組み合わ
せ入力手段により入力された普通語による声調組み合わ
せに対応する単語を前記声調組み合わせ辞書記憶手段か
ら検索して表示する表示手段と、前記単語が表示されて
いる状態で、前記複数の発音キーのいずれかが操作され
た場合は、前記操作された発音キーに対応する地方方言
の発音情報を前記発音情報記憶手段から読み出し、前記
操作された発音キーに対応する地方方言の発音によって
前記表示されている単語を音声出力する音声出力手段
と、を具備したことを特徴とする。
【0006】
【第1実施例】以下、図1〜図6を参照して第1実施例
を説明する。図1は中国語学習装置のブロック構成図で
ある。この中国語学習装置はCPU1を中核とするもの
で、このCPU1はプログラムメモリ(図示せず)に格
納されている各種プログラムにしたがってこの中国語学
習装置の全体動作の制御を行う。またこの中国語学習装
置にはCPU1の他に、キー入力部2、入力バッファ
3、辞書メモリ4、検索部5、発音情報メモリ6、表示
部7、音声出力部8が設けられている。
を説明する。図1は中国語学習装置のブロック構成図で
ある。この中国語学習装置はCPU1を中核とするもの
で、このCPU1はプログラムメモリ(図示せず)に格
納されている各種プログラムにしたがってこの中国語学
習装置の全体動作の制御を行う。またこの中国語学習装
置にはCPU1の他に、キー入力部2、入力バッファ
3、辞書メモリ4、検索部5、発音情報メモリ6、表示
部7、音声出力部8が設けられている。
【0007】キー入力部2はアルファベット文字で表記
した発音記号(ピンイン)を入力するアルファベットキ
ーAK、入力されたピンインに基づいて辞書メモリ4を
検索すべきことを指示する検索キーBKの他、辞書メモ
リ4から検索された単語あるいは文を発音させる場合、
どの方言で発音させるかを指示する為に、本実施例にお
いては普通語で発音すべきことを指示する普通語発音キ
ーCK、上海語で発音すべきことを指示する上海語発音
キーDK、広東語で発音すべきことを指示する広東語発
音キーEKが設けられている。いま、キー入力部2から
ピンインを入力すると、入力されたピンインはCPU1
に取り込まれて入力バッファ3に格納される。
した発音記号(ピンイン)を入力するアルファベットキ
ーAK、入力されたピンインに基づいて辞書メモリ4を
検索すべきことを指示する検索キーBKの他、辞書メモ
リ4から検索された単語あるいは文を発音させる場合、
どの方言で発音させるかを指示する為に、本実施例にお
いては普通語で発音すべきことを指示する普通語発音キ
ーCK、上海語で発音すべきことを指示する上海語発音
キーDK、広東語で発音すべきことを指示する広東語発
音キーEKが設けられている。いま、キー入力部2から
ピンインを入力すると、入力されたピンインはCPU1
に取り込まれて入力バッファ3に格納される。
【0008】辞書メモリ4はピンインに対応して単語あ
るいは文を記憶するもので、図3はこの辞書メモリ4の
構成を示している。即ち、辞書メモリ4には例えば、ピ
ンイン「fei ji」に対応する単語として「飛机」
が記憶され、また、ピンイン「kai hca le」
に対応する文として「開花了(花が咲いた)」が記憶さ
れ、また、ピンイン「shang hai ren」に
対応する単語として「上海人」が記憶されている。ここ
で、検索部5は入力バッファ3に格納されているピンイ
ンに基づいて辞書メモリ4を検索し、該当する単語ある
いは文を表示部7から表示出力させる。
るいは文を記憶するもので、図3はこの辞書メモリ4の
構成を示している。即ち、辞書メモリ4には例えば、ピ
ンイン「fei ji」に対応する単語として「飛机」
が記憶され、また、ピンイン「kai hca le」
に対応する文として「開花了(花が咲いた)」が記憶さ
れ、また、ピンイン「shang hai ren」に
対応する単語として「上海人」が記憶されている。ここ
で、検索部5は入力バッファ3に格納されているピンイ
ンに基づいて辞書メモリ4を検索し、該当する単語ある
いは文を表示部7から表示出力させる。
【0009】発音情報メモリ6は単語あるいは文に対応
して普通語発音情報、上海語発音情報を記憶するもの
で、普通語発音メモリ6a、上海語発音メモリ6b、広
東語発音メモリ6cを有している。図4はこの発音情報
メモリ6の構成を示し、図4の例は「上海人」の発音情
報を片仮名表記で示している。ここで、検索部5は辞書
メモリ4から検索した単語あるいは文に対応する発音情
報を発音情報メモリ6から読み出すが、その際、キー入
力部2から指定された方言の発音情報を読み出して音声
出力部8から音声出力させる。なお、音声出力部8は音
声合成部、スピーカ等を有し、発音情報メモリ6から読
み出された発音情報に基づいた音声を出力する。
して普通語発音情報、上海語発音情報を記憶するもの
で、普通語発音メモリ6a、上海語発音メモリ6b、広
東語発音メモリ6cを有している。図4はこの発音情報
メモリ6の構成を示し、図4の例は「上海人」の発音情
報を片仮名表記で示している。ここで、検索部5は辞書
メモリ4から検索した単語あるいは文に対応する発音情
報を発音情報メモリ6から読み出すが、その際、キー入
力部2から指定された方言の発音情報を読み出して音声
出力部8から音声出力させる。なお、音声出力部8は音
声合成部、スピーカ等を有し、発音情報メモリ6から読
み出された発音情報に基づいた音声を出力する。
【0010】次に、本実施例の動作を説明する。図5は
中国語を学習する際のキー操作に伴って実行されるキー
入力処理を示したフローチャートであり、図6はこの場
合のキー操作例である。以下、図6のキー操作例にした
がって図5に示すキー入力処理を具体的に説明する。い
ま、図6(A)に示す様に、キー入力部2上のアルファ
ベットキーAKを操作してピンイン「shang」を入
力すると、ステップS1でピンインが入力されたことが
検出されてステップS2に進み、入力されたピンインは
入力バッファ3に格納されると共に表示部7に表示出力
される。
中国語を学習する際のキー操作に伴って実行されるキー
入力処理を示したフローチャートであり、図6はこの場
合のキー操作例である。以下、図6のキー操作例にした
がって図5に示すキー入力処理を具体的に説明する。い
ま、図6(A)に示す様に、キー入力部2上のアルファ
ベットキーAKを操作してピンイン「shang」を入
力すると、ステップS1でピンインが入力されたことが
検出されてステップS2に進み、入力されたピンインは
入力バッファ3に格納されると共に表示部7に表示出力
される。
【0011】次に、図6(B)に示す様に検索キーBK
を操作すると、ステップS3でそのことが検出されてス
テップS4に進み、入力バッファ3内のピンインに基づ
いて検索部5は辞書メモリ4を検索し、ピンインに対応
する普通語の単語あるいは文を読み出して表示出力させ
る。この場合、入力されたピンインは「shang」で
あり、辞書メモリ4内にはこのピンインを含む単語「上
海人」が存在する為、辞書メモリ4からはこの単語「上
海人」と共に、ピンイン「shang hairen」
がそれぞれ読み出されて図6(B)に示す様に一連表示
される。
を操作すると、ステップS3でそのことが検出されてス
テップS4に進み、入力バッファ3内のピンインに基づ
いて検索部5は辞書メモリ4を検索し、ピンインに対応
する普通語の単語あるいは文を読み出して表示出力させ
る。この場合、入力されたピンインは「shang」で
あり、辞書メモリ4内にはこのピンインを含む単語「上
海人」が存在する為、辞書メモリ4からはこの単語「上
海人」と共に、ピンイン「shang hairen」
がそれぞれ読み出されて図6(B)に示す様に一連表示
される。
【0012】このように任意の単語あるいは文が表示出
力されている状態において、図6(C)に示す様に、普
通語発音キーCKが操作されると、ステップS5で何れ
かの発音キーが操作されたことが検出されてステップS
6に進み、操作された発音キーの種類を判別する。い
ま、普通語発音キーCKが操作された場合にはステップ
S7に進み、検索部5は表示中の単語あるいは文に基づ
いて発音情報メモリ6を検索し、それに対応する発音情
報のうち普通語の発音情報を読み出して音声出力部8に
与え、音声出力させる。この場合、表示中の単語「上海
人」が普通語「シャンハイレン」で音声出力される。
力されている状態において、図6(C)に示す様に、普
通語発音キーCKが操作されると、ステップS5で何れ
かの発音キーが操作されたことが検出されてステップS
6に進み、操作された発音キーの種類を判別する。い
ま、普通語発音キーCKが操作された場合にはステップ
S7に進み、検索部5は表示中の単語あるいは文に基づ
いて発音情報メモリ6を検索し、それに対応する発音情
報のうち普通語の発音情報を読み出して音声出力部8に
与え、音声出力させる。この場合、表示中の単語「上海
人」が普通語「シャンハイレン」で音声出力される。
【0013】一方、単語「上海人」が表示されている状
態において、上海語発音キーDKが操作されるとステッ
プS5、S6でそのことが検出されてステップS8に進
み、検索部5は表示中の単語あるいは文に基づいて発音
情報メモリ6を検索し、それに対応する発音情報のうち
上海語の発音情報を読み出して音声出力部8から音声出
力させる。この場合、表示中の単語「上海人」が上海語
「ザポニン」で音声出力される。同様に、広東語発音キ
ーEKが操作されると、ステップS5、S6でそのこと
が検出されてステップS9に進み、検索部5は表示中の
単語あるいは文に基づいて発音情報メモリ6を検索し、
それに対応する発音情報のうち広東語の発音情報を読み
出して音声出力部8から音声出力させる。この場合、表
示中の単語「上海人」が広東語「ヤポンイン」で音声出
力される。
態において、上海語発音キーDKが操作されるとステッ
プS5、S6でそのことが検出されてステップS8に進
み、検索部5は表示中の単語あるいは文に基づいて発音
情報メモリ6を検索し、それに対応する発音情報のうち
上海語の発音情報を読み出して音声出力部8から音声出
力させる。この場合、表示中の単語「上海人」が上海語
「ザポニン」で音声出力される。同様に、広東語発音キ
ーEKが操作されると、ステップS5、S6でそのこと
が検出されてステップS9に進み、検索部5は表示中の
単語あるいは文に基づいて発音情報メモリ6を検索し、
それに対応する発音情報のうち広東語の発音情報を読み
出して音声出力部8から音声出力させる。この場合、表
示中の単語「上海人」が広東語「ヤポンイン」で音声出
力される。
【0014】このように本実施例においては、学習すべ
き単語あるいは文のピンインを入力すると、入力された
ピンインに対応する単語あるいは文が辞書メモリ4から
検索されて表示出力される。この状態において、発音キ
ーを操作して所望する方言を指示すると、指示された方
言で表示中の単語あるいは文が音声出力される。したが
って、普通語の発音を学習しながら上海語、広東語の発
音も合せて学習することができる。
き単語あるいは文のピンインを入力すると、入力された
ピンインに対応する単語あるいは文が辞書メモリ4から
検索されて表示出力される。この状態において、発音キ
ーを操作して所望する方言を指示すると、指示された方
言で表示中の単語あるいは文が音声出力される。したが
って、普通語の発音を学習しながら上海語、広東語の発
音も合せて学習することができる。
【0015】
【第2実施例】次に、図7〜図9を参照して第2実施例
を説明する。なお、上記第1実施例は学習すべき任意の
単語あるいは文のピンインを入力することによってその
単語あるいは文が辞書メモリ4から検索されて表示出力
されるが、本実施例においては任意の単語あるいは文の
声調を入力することによってその単語あるいは文を辞書
メモリ4から検索して表示出力させるようにしたもの
で、その他は上記第1実施例と同様であるので、その説
明は省略するものとする。なお、本実施例の中国語学習
装置は図1で示した上記第1実施例と基本的には同様に
構成されている為、本実施例においても図1を併用し、
本実施例の中国語学習装置のブロック構成図を図示省略
するものとする。図7はキー入力部2の構成を示し、こ
のキー入力部2には上記第1実施例と同様に、検索キー
BK、普通語発音キーCK、上海語発音キーDK、広東
語発音キーEKの他に、本実施例においては、第1声
「 ̄」、第2声「/」、第3声「_」、第4声「\」に
対応する4つの声調キーFK、GK、HK、IKと、軽
声キー(「〇」)JKが設けられている。ここで、声調
とは音の上げ下げによる調子で、第1声「 ̄」は高い調
子、第2声「/」は低音から高音に変化する調子、第3
声「_」は低い調子、第4声「\」は高音から低音に変
化する調子を示し、軽声「〇」は軽く短い調子を示して
いる。いま、声調キーFK〜IKや軽声キーJKのいず
れかを任意に操作することによって声調の組み合せが指
示されると、指示された声調の組み合せはCPU1に取
り込まれて入力バッファ3に格納される。
を説明する。なお、上記第1実施例は学習すべき任意の
単語あるいは文のピンインを入力することによってその
単語あるいは文が辞書メモリ4から検索されて表示出力
されるが、本実施例においては任意の単語あるいは文の
声調を入力することによってその単語あるいは文を辞書
メモリ4から検索して表示出力させるようにしたもの
で、その他は上記第1実施例と同様であるので、その説
明は省略するものとする。なお、本実施例の中国語学習
装置は図1で示した上記第1実施例と基本的には同様に
構成されている為、本実施例においても図1を併用し、
本実施例の中国語学習装置のブロック構成図を図示省略
するものとする。図7はキー入力部2の構成を示し、こ
のキー入力部2には上記第1実施例と同様に、検索キー
BK、普通語発音キーCK、上海語発音キーDK、広東
語発音キーEKの他に、本実施例においては、第1声
「 ̄」、第2声「/」、第3声「_」、第4声「\」に
対応する4つの声調キーFK、GK、HK、IKと、軽
声キー(「〇」)JKが設けられている。ここで、声調
とは音の上げ下げによる調子で、第1声「 ̄」は高い調
子、第2声「/」は低音から高音に変化する調子、第3
声「_」は低い調子、第4声「\」は高音から低音に変
化する調子を示し、軽声「〇」は軽く短い調子を示して
いる。いま、声調キーFK〜IKや軽声キーJKのいず
れかを任意に操作することによって声調の組み合せが指
示されると、指示された声調の組み合せはCPU1に取
り込まれて入力バッファ3に格納される。
【0016】また、本実施例の辞書メモリ4は図8に示
す如く構成されている。即ち、辞書メモリ4は声調の組
み合せと、その組み合せで発音される単語あるいは文お
よびその発音をアルファベット文字で表記したピンイン
を対応させた声調辞書を記憶するもので、例えば辞書メ
モリ4には声調の組み合せ「 ̄」、「 ̄」に対応する2
文字の単語として「飛机」とそのピンイン「fei j
i」が記憶され、また声調の組み合せ「 ̄」、「 ̄」、
「〇」に対応する3文字の文「開花了」とそのピンイン
「kai hua le」が記憶されている。なお、そ
の他は上記第1実施例と同様であり、発音情報メモリ6
には普通語発音メモリ6a、上海語発音メモリ6b、広
東語発音メモリ6cが設けられている。
す如く構成されている。即ち、辞書メモリ4は声調の組
み合せと、その組み合せで発音される単語あるいは文お
よびその発音をアルファベット文字で表記したピンイン
を対応させた声調辞書を記憶するもので、例えば辞書メ
モリ4には声調の組み合せ「 ̄」、「 ̄」に対応する2
文字の単語として「飛机」とそのピンイン「fei j
i」が記憶され、また声調の組み合せ「 ̄」、「 ̄」、
「〇」に対応する3文字の文「開花了」とそのピンイン
「kai hua le」が記憶されている。なお、そ
の他は上記第1実施例と同様であり、発音情報メモリ6
には普通語発音メモリ6a、上海語発音メモリ6b、広
東語発音メモリ6cが設けられている。
【0017】図9は本実施例におけるキー操作例を示
し、以下、図9に示すキー操作手順にしたがって本実施
例のキー入力処理を具体的に説明する。いま、図9
(A)に示す様に声調キーFK〜IKを操作して声調の
組み合せ「\」、「_」、「/」を指示したものとす
る。これは3文字で構成され、「\」、「_」、「/」
という声調の組み合せで発音される単語あるいは文を指
示したことを意味する。このように声調の組み合せが指
示されると、声調の組み合せは入力バッファ3に格納さ
れると共に図9(A)に示す如く記号表示される。
し、以下、図9に示すキー操作手順にしたがって本実施
例のキー入力処理を具体的に説明する。いま、図9
(A)に示す様に声調キーFK〜IKを操作して声調の
組み合せ「\」、「_」、「/」を指示したものとす
る。これは3文字で構成され、「\」、「_」、「/」
という声調の組み合せで発音される単語あるいは文を指
示したことを意味する。このように声調の組み合せが指
示されると、声調の組み合せは入力バッファ3に格納さ
れると共に図9(A)に示す如く記号表示される。
【0018】次に、図9(B)に示す如く検索キーBK
が操作されると、検索部5は入力バッファ3内の声調の
組み合せに基づいて辞書メモリ4を検索し、声調の組み
合せに対応する単語あるいは文をピンインと共に読み出
して表示出力させる。いま、声調の組み合せ「\」、
「_」、「/」に対応する単語「上海人」とそのピンイ
ン「shang hai ren」が図9(B)に示す
如く表示出力される。
が操作されると、検索部5は入力バッファ3内の声調の
組み合せに基づいて辞書メモリ4を検索し、声調の組み
合せに対応する単語あるいは文をピンインと共に読み出
して表示出力させる。いま、声調の組み合せ「\」、
「_」、「/」に対応する単語「上海人」とそのピンイ
ン「shang hai ren」が図9(B)に示す
如く表示出力される。
【0019】このように所望する単語あるいは文が表示
出力されている状態において、普通語発音キーCK、上
海語発音キーDK、広東語発音キーEKのうち任意の発
音キーが操作されると、検索部5は操作された発音キー
に応じた方言の発音情報を発音情報メモリ6から検索
し、音声出力させる(図9(C)、(D)、(E)参
照)。
出力されている状態において、普通語発音キーCK、上
海語発音キーDK、広東語発音キーEKのうち任意の発
音キーが操作されると、検索部5は操作された発音キー
に応じた方言の発音情報を発音情報メモリ6から検索
し、音声出力させる(図9(C)、(D)、(E)参
照)。
【0020】このように本実施例においては声調を学習
する為に声調の組み合せを任意に指示すると、その組み
合せで発音される単語あるいは文が表示出力されると共
に、発音キーの操作で所望する方言で表示中の単語ある
いは文が音声出力される。したがって、本実施例におい
ても上記第1実施例と同様の効果を有する。
する為に声調の組み合せを任意に指示すると、その組み
合せで発音される単語あるいは文が表示出力されると共
に、発音キーの操作で所望する方言で表示中の単語ある
いは文が音声出力される。したがって、本実施例におい
ても上記第1実施例と同様の効果を有する。
【0021】なお、上記実施例は普通語の他に上海語、
広東語の発音を学習できるようにしたが、福建語、台湾
語、南京語等の方言も発音できるようにしてもよい。
広東語の発音を学習できるようにしたが、福建語、台湾
語、南京語等の方言も発音できるようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、普通語に
よるピンイン文字列を入力すると、そのピンイン文字列
に対応する単語がピンイン辞書記憶手段から検索されて
表示され、単語が表示されている状態で、各地方方言に
夫々対応する複数の発音キーのいずれかが操作された場
合は、その発音キーに対応する地方方言の発音情報によ
って単語が音声出力されるので、普通語によるピンイン
入力に対応する単語について、上海語や広東語等の地方
方言による発音を学習できるので、同一の単語であって
も各地方方言によって普通語による発音とは全く異なる
発音で発音されることを確実に学習することができる。
請求項2記載の発明によれば、普通語による声調組み合
わせを入力すると、その声調組み合わせに対応する単語
が声調組み合わせ辞書記憶手段から検索されて表示さ
れ、単語が表示されている状態で、各地方方言に夫々対
応する複数の発音キーのいずれかが操作された場合は、
その発音キーに対応する地方方言の発音情報によって単
語が音声出力されるので、普通語による声調組み合わせ
に対応する単語について、上海語や広東語等の地方方言
による発音を学習できるので、同一の単語であっても各
地方方言によって普通語による発音とは全く異なる発音
で発音されることを確実に学習することができる。
よるピンイン文字列を入力すると、そのピンイン文字列
に対応する単語がピンイン辞書記憶手段から検索されて
表示され、単語が表示されている状態で、各地方方言に
夫々対応する複数の発音キーのいずれかが操作された場
合は、その発音キーに対応する地方方言の発音情報によ
って単語が音声出力されるので、普通語によるピンイン
入力に対応する単語について、上海語や広東語等の地方
方言による発音を学習できるので、同一の単語であって
も各地方方言によって普通語による発音とは全く異なる
発音で発音されることを確実に学習することができる。
請求項2記載の発明によれば、普通語による声調組み合
わせを入力すると、その声調組み合わせに対応する単語
が声調組み合わせ辞書記憶手段から検索されて表示さ
れ、単語が表示されている状態で、各地方方言に夫々対
応する複数の発音キーのいずれかが操作された場合は、
その発音キーに対応する地方方言の発音情報によって単
語が音声出力されるので、普通語による声調組み合わせ
に対応する単語について、上海語や広東語等の地方方言
による発音を学習できるので、同一の単語であっても各
地方方言によって普通語による発音とは全く異なる発音
で発音されることを確実に学習することができる。
【図1】実施例に係る中国語学習装置のブロック構成
図。
図。
【図2】キー入力部2上に配列されている各種のキーを
示した図。
示した図。
【図3】辞書メモリ4の構成を示した図。
【図4】発音情報メモリ6の構成を示した図。
【図5】キー入力処理を示したフローチャート。
【図6】キー操作例を具体的に示した図。
【図7】第2実施例におけるキー入力部2上に配列され
ている各種のキーを示した図。
ている各種のキーを示した図。
【図8】第2実施例における辞書メモリ4の構成を示し
た図。
た図。
【図9】第2実施例におけるキー操作例を具体的に示し
た図。
た図。
1 CPU1
2 キー入力部
3 入力バッファ
4 辞書メモリ
5 検索部
6 発音情報メモリ
7 表示部
8 音声出力部
Claims (2)
- 【請求項1】同一の漢字を普通語の発音とは異なる発音
で発音する複数の地方方言に夫々対応する複数の発音キ
ーと、 普通語による複数のピンイン文字列と、各ピンイン文字
列に夫々対応する複数の単語とを記憶するピンイン辞書
記憶手段と、 前記ピンイン辞書記憶手段に記憶されている各単語に夫
々対応し、各単語を普通語の発音とは異なる発音で発音
する各地方方言の発音情報を複数の地方方言別に記憶す
る発音情報記憶手段と、 普通語によるピンイン文字列を入力するピンイン入力手
段と、 前記ピンイン入力手段により入力されたピンイン文字列
に対応する単語を前記ピンイン辞書記憶手段から検索し
て表示する表示手段と、 前記単語が表示されている状態で、前記複数の発音キー
のいずれかが操作された場合は、前記操作された発音キ
ーに対応する地方方言の発音情報を前記発音情報記憶手
段から読み出し、前記操作された発音キーに対応する地
方方言の発音によって前記表示されている単語を音声出
力する音声出力手段と、 を具備したことを特徴とする中国語学習装置。 - 【請求項2】同一の漢字を普通語の発音とは異なる発音
で発音する複数の地方方言に夫々対応する複数の発音キ
ーと、 普通語による複数の声調組み合わせと、各声調組み合わ
せに夫々対応する複数の単語とを記憶する声調組み合わ
せ辞書記憶手段と、 前記声調組み合わせ辞書記憶手段に記憶されている各単
語に夫々対応し、各単語を普通語の発音とは異なる発音
で発音する各地方方言の発音情報を複数の地方方言別に
記憶する発音情報記憶手段と、 少なくとも第1声乃至第4声に相当する普通語による声
調を表す複数種の声調キーを備え、所望する単語を構成
する普通語による声調組み合わせを前記複数個の声調キ
ーの組み合わせ入力により入力する声調組み合わせ入力
手段と、 前記声調組み合わせ入力手段により入力された普通語に
よる声調組み合わせに対応する単語を前記声調組み合わ
せ辞書記憶手段から検索して表示する表示手段と、 前記単語が表示されている状態で、前記複数の発音キー
のいずれかが操作された場合は、前記操作された発音キ
ーに対応する地方方言の発音情報を前記発音情報記憶手
段から読み出し、前記操作された発音キーに対応する地
方方言の発音によって前記表示されている単語を音声出
力する音声出力手段と、 を具備したことを特徴とする中国語学習装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04881093A JP3364976B2 (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 中国語学習装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04881093A JP3364976B2 (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 中国語学習装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06242717A JPH06242717A (ja) | 1994-09-02 |
JP3364976B2 true JP3364976B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=12813568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04881093A Expired - Fee Related JP3364976B2 (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 中国語学習装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3364976B2 (ja) |
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JP2006023373A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | 言語学習支援システム、及び言語学習支援プログラム |
KR101107472B1 (ko) * | 2010-03-29 | 2012-01-19 | 임형택 | 표의문자 학습방법 및 상기 방법을 실현시키기 위한 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체 |
JP2012098753A (ja) * | 2012-01-27 | 2012-05-24 | Casio Comput Co Ltd | 音声表示出力制御装置、画像表示制御装置、および音声表示出力制御処理プログラム、画像表示制御処理プログラム |
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-
1993
- 1993-02-16 JP JP04881093A patent/JP3364976B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH06242717A (ja) | 1994-09-02 |
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