JP3364688B2 - 木造軸組構造物の柱脚仕口部材、およびそれを使った柱脚仕口構造 - Google Patents

木造軸組構造物の柱脚仕口部材、およびそれを使った柱脚仕口構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】この発明は、我が国の伝統的な建築構造
様式である木造軸組構造の土台回り構造部分、即ち基礎
構造、土台、柱脚の3構成部分の取付き構造部分の形成
方法と、それに使用する柱脚仕口部材に関するものであ
り、従来までの伝統的な土台回り構造部分の形成方法を
放棄し、全く異なる工程による形成方法を、そのための
新規な部材の開発によって実現することにより、施工効
率の向上、部材の規格化等を図り、施工精度および構造
強度の高められた経済的な木造建造物を完成し得るよう
にすることを狙いとするものである。
【0002】
【従来技術】我が国古来からの木造軸組構造物は、その
完成された仕口構造、接ぎ手構造の故に世界でも希にみ
る秀れた木造建築様式と高い評価を受けているが、それ
ら完成された仕口構造、接ぎ手構造の実現には、高度な
切り込み加工のできる技能に長けた大工職人の存在が不
可欠の要因である。ところが、時代の流れと共に、この
分野に対する若年層からの人気をなくし、技術のある若
年労働者の養成が思うにまかせなくなってきていること
に加え、長年この分野で活躍してきた大工職人が老齢化
してきていることから、我が国固有の仕口構造や接ぎ手
構造の実現できる大工職人の絶対量は、年と共に減少し
つつある。
【0003】このような状況から、我が国古来からの木
造軸組構造物に代わって、特別な技能を持った大工職人
を要しないで実現可能なツーバイフォー工法による木造
構造物や各種プレファブ建築が台頭、隆盛をみるような
時代に移り変わってきている。ところが、こうした全般
的な傾向の中にも、我が国経済が復興、発展し、ゆとり
ある時代を迎えていることから、それらプレファブ建築
には飽き足らず、再び古来からの木造軸組構造物に対す
る認識が高まりつつあって、上記のとおりの事情を抱え
たままの建築業界では、新たな対応を迫られている。
【0004】このような状況に鑑み、既に本願出願人に
おいては、例えば平成4年公開特許第153446号公
報、平成4年公開特許第169641号公報等に掲載さ
れた発明のように、柱頭仕口構造として伝統的な仕口加
工処理を施すことなく、単純な工場加工生産で済ますこ
とのできる独自の様式による木造軸組構造の実現化に成
功し、従前までのものが抱えていた特殊技能者不足によ
る様々な問題への対応を可能にすると共に、同じくこれ
らの対応策として提案されている幾つかの他の様式によ
る木造軸組構造物に対しても、その構造形態上での制
約、搬入時間の保証や経費負担の増加等といった問題
や、柱頭床組構造において上下方向占有空間の大巾増の
問題、あるいは、交叉する横架材相互の天端高の段差の
問題等の点において遥かに秀れた実績を積み重ねてきて
いる。
【0005】この発明は、以上のような本願出願人にお
いて志向する一連の独自の構造様式に深く係わる技術的
思想に基づくもので、特に土台回り構造部分の新規な形
成方法と、それを可能とする柱脚(但し、1階部分に配
される木製柱の脚部、以下同様)仕口部材とに関するも
のであり、その構成は、以下において詳述するとおりの
ものである。
【発明の構成】図面に示されている実施例によって代表
されるように、この発明の木造軸組構造物土台回り構造
部分の形成方法は、基本的に次のような構成から成り立
っている。
【0006】即ち、基礎伏せ図に応じて根切り作業から
割栗石あるいは砂地業、捨てコン層打設等によって基礎
基盤部を形成した後、その基礎基盤部上の木製柱立設位
置柱心相当箇所に、柱脚用仕口部および土台木口用仕口
部が上部に形成され、アンカーボルト兼用の支脚部を有
する柱脚仕口部材を配し、それら柱脚仕口部材の相対す
る土台木口用仕口部間に、1階床伏せ図に応じて予め加
工処理の施された土台の両端木口を次々と嵌合、固定し
てレベル調整を終え、1階床伏せ図どおりの土台組み、
もしくは床組構造までを完成させた後、基礎基盤部とレ
ベル調整された土台下方との間に基礎伏せ図に応じた布
基礎等コンクリート基礎構造部を形成するようにした木
造軸組構造物土台回り構造部分の形成方法である。
【0007】基礎基盤部は、建築予定地の地盤上に、基
礎伏せ図に応じた配置で地業、即ち必要があれば杭打ち
作業を実施して地盤の強化を図ってから、やり方、根切
り作業を実施した上、割り栗石あるいは砂を敷き固め、
その上にコンクリートを打って、その表面を大凡平らに
均した捨てコン層を形成した段階で実現される部分であ
って、この基礎基盤部で、建築する建造物に応じて適宜
選択される構造の基礎構造部、例えば布基礎、独立基
礎、ベタ基礎等を支持することになる。したがって、こ
の基礎基盤部は、基礎構造部を支えるに十分な耐力を有
する保証があれば、上記したような割り栗石あるいは砂
と、その上の捨てコン層との組合せからなる構造に限定
されるものではない。
【0008】こうして形成される基礎基盤部の大凡平ら
(即ち、仕上げ面のように水準面とされていない)に形
成された表面に、1階床伏せ図で定まる構造用木製柱の
柱心相当箇所をマークし、同マークを基準として柱脚仕
口部材を立設、配置していく。但し、柱脚仕口部材自体
が自立性のある構造のものに形成されていない場合に
は、後述する土台木口に接続したり、他の適当な支え部
材を使用しながら、1階床伏せ図で定まる構造用木製柱
の柱心相当箇所全部に該柱脚仕口部材が立設、配置され
るようにしていかなければならない。
【0009】土台木口への接続を同時、並行的に進めて
いく場合はともかく、その他のケースでは、それら立
設、配置された柱脚仕口部材の、夫々上部に形成された
各土台仕口部間には、1階床伏せ図に応じて予め加工処
理の施された土台の両端木口を次々と嵌合、固定し、1
階床伏せ図どおりの土台組み、もしくは、火打ち材や大
引き等も組み込んだ床組構造までを完成させ、恰も土台
だけが基礎基盤部上に浮いたような状態を実現させた
上、それら土台が正確に水平状態となるようレベル調整
をする。なお、これらの施工順序は、特に上記した工程
に制限されるものではなく、最終的に基礎基盤部上に、
少なくとも土台が水平状に浮いた構造を実現し得れば、
どのような施工順序でも差し支えはない。
【0010】柱脚仕口部材は、土台を地盤から所定高さ
位置に維持し得るだけの長さと強度を有し、且つその後
に形成されるコンクリート製の基礎構造部内へ埋め込ま
れ、アンカーボルトとして機能し得る棒状部材であれば
基本的にその素材、構造に制限はなく、したがって鋼
棒、鋼管、形鋼その他都合に応じて適宜部材の選択、使
用が可能であって、その上部構造として、柱脚用仕口部
および土台木口用仕口部を有し、且つ、下部構造として
は、上記したマークへの位置合わせが容易になる支脚部
を有するものであればよく、必要に応じ、自立させる構
造や高さ調整自在とする構造、あるいは位置決めした後
の移動を防止する構造等を採用したものとすれば足りる
ものである。また、柱脚仕口部材の上部構造である柱脚
用仕口部および土台木口用仕口部は、後述する木製柱お
よび土台の柱脚および土台両端に形成される仕口との兼
ね合いで適宜仕口構造のものに形成されればよく、それ
らは金具でも角材でも実現することが可能である。
【0011】木製柱は、この発明において構造用の柱で
あって、所謂従前から採用されている105mm(3寸)
角、121mm(4寸)角、あるいはそれ以上の寸法角か
ら成る檜材、杉材、米つが材等の1階に配されることと
なる柱であり、後述の柱脚仕口部材の柱脚用仕口部の仕
口構造に対応させて接続可能とする柱脚構造、例えば、
ホゾ、ホゾ穴、横設ボルト孔、段欠き、特殊部材添設等
といった構造が、単独あるいはそれらの幾つかが併用さ
れて予め工場加工処理によって形成されたものとする。
【0012】土台は、通常上記した木製柱と同寸角の角
材であって、その両端が後述の柱脚仕口部材の土台木口
用仕口部の仕口構造に対応させて接続可能とする柱脚構
造、例えば、ホゾ、ホゾ穴、横設あるいは縦設ボルト
孔、段欠き、特殊部材添設等といった構造が、上記木製
柱同様、単独あるいはそれらの幾つかが併用されて予め
工場加工処理によって形成されたものとする。本願出願
人の一連の技術的思想からなる後述の実施例で示すよう
な構造様式、即ち、横架材である土台を二重の土台、即
ち主土台と補助土台とで構成し、両者間に作業空間を形
成するようにした軸組構造に採用する土台では、主土台
の両端仕口構造は、同土台と同寸の短角材を接着剤とス
クリューボルトと段重ね、一体化した仕口構造、その上
部に所定間隔の作業空間を保持して併設される補助土台
の両端仕口構造は、心出し用段欠きと縦設ボルト孔との
併用による仕口構造に形成されたものとするようにしな
ければならない。
【0013】コンクリート基盤上に、1階床伏せ図どお
りの土台組みあるいは床組み構造が柱脚仕口部材を支え
として正確に形成されると、その後で、その建造物に採
用が決められている基礎構造部、例えばコンクリート打
設によるものであれば、それが布基礎であったり、独立
基礎あるいはベタ基礎となるように型枠組みをしてコン
クリートを打設し、また、それが一部あるいは全部プレ
ファブ化された基礎構造部材を組み合わせて基礎構造部
を形成していくものであれば、型枠作業を省略し、水糸
を張る等部材据え付けのための前作業を実施してから、
次々にそれらプレファブ化された基礎構造部材を連結し
ていく。
【0014】その際、コンクリートの現場打ちによる基
礎構造部の場合であれば、型枠内に収まる形となってい
る柱脚仕口部材を利用して鉄筋を横設するようにし、ま
た、プレファブ化された部材の組み立てによる基礎構造
部の場合には、各規制部材の継ぎ目に設置済みの柱脚仕
口部材が位置するようにし、適宜手段で隣接規制部材相
互から突出する鉄筋相互を、直接かあるいは該柱脚仕口
部材を介して接続した後でコンクリートを打設し、それ
ら打設したコンクリート内に柱脚仕口部材を埋入、一体
化してしまう。その結果、柱脚仕口部材は、土台を所定
高さ位置に水平保持させる機能に加え、土台を基礎に一
体化するためのアンカーボルトの機能をも兼ね備えるこ
とになる。以下、図面に示すこの発明の技術的思想に基
づいて実現される最も代表的な仕口構造の形成方法と、
それに使用する柱脚仕口部材の各実施例について説示す
ることにする。
【0015】
【実施例1】図1は、形成過程を示す一部分解斜視図、
図2は、要部分解斜視図、図3は、型枠を組んでコンク
リートを打設する直前の状態を示す要部斜視図、図4
は、柱脚仕口廻りの接続構造を示す、一部分解した状態
の要部縦断面図を夫々示している。ここに示した実施例
は、柱脚仕口部材1が、それだけでは自立できない構造
のものであって、その上部構造として柱脚用仕口部12
および土台木口用仕口部13が、夫々木製柱2および土
台3の接続方向に応じて形成されており、これら柱脚仕
口部材1,1,……の支脚部14を、基礎基盤部5の所
定位置、即ち、1階床伏せ図に示された構造用の木製柱
柱心に対応する位置(図上では支脚部14に塞がれて表
れていないが、事前にマークされている位置)に合致さ
せ、それら隣接する柱脚仕口部材1,1,……の各土台
仕口部13,13間に、先ず土台3の両端各木口を次々
に接続していくことにより、自然に該柱脚仕口部材1,
1,……が立設状とされていき、その結果コンクリート
基盤5上の所定高さ位置に土台組みが実現されていく例
である。
【0016】この実施例における土台3の両端木口に形
成される仕口は、図2の要部分解斜視図でも明らかなよ
うに、後述の柱脚仕口部材1の土台木口用仕口部13に
何れの側の仕口も共通して接続可能(即ち、土台3の接
続方向に制限を無くすため)とするよう、対称な構造の
仕口に工場加工されたものとしている。この例では、柱
脚仕口部材1の土台木口用仕口部13との間に段継ぎ仕
口を実現するよう、土台3と略同寸の木口部材31を、
該木口部材31が上重ねで外側に突出状となる如くして
一体化(図示されていないが接着剤とボルト・ナットと
の併用による一体化)し、これらによって形成された段
欠き部32を、土台木口用仕口部13の顎部に載置し、
木口部材31と土台木口用仕口部13との間を、図4の
要部縦断面図に示す如くボルト33で強固に一体化する
ものである。なお、このボルト33は、柱脚仕口部材1
の主材である鋼管製棒状部材11に螺合するようにした
構造を採用しているが、土台木口用仕口部13が対称配
置となるような箇所の一体化では、両側の木口部材3
1,31、および夫々を載置する土台木口用仕口部1
3,13双方を1本のボルトで貫通し、ナット固定する
ようにしたものとすること等も勿論可能である。
【0017】こうして、1階床伏せ図に表れる全ての構
造用木製柱2の柱心相当箇所に配すべき柱脚仕口部材
1,1,……に、所定の土台3,3,……を接続、一体
化して土台組みを完成させてしまう。この段階で、柱脚
仕口部材1,1,……の立設位置に狂いがあればそれを
矯正して正しいポジションが実現されるようにした後、
土台3,3,……のレベル調整を実施してしまう。した
がって、従前までのような基礎構造部の天端を案内とし
て土台の水平を出すことをしない。この土台組みの工程
の中には、図示にはしていないが、火打ち土台や大引き
の組み込み工程も包含されることはいうまでもない。ま
た、柱脚仕口部材1の強度を高めるか、あるいは該柱脚
仕口部材1,1,……間に、基礎基盤部5を支持部とし
たサーポート材を介する等の手段を講ずれば、2階床構
造以上の組立て工程をも包含させることができる。
【0018】土台組みまでの工程を終えたところで、図
3の要部分解斜視図に示されているように、基礎構造部
4として布基礎をこの実施例では実現するため、各柱脚
仕口部材1の鋼管棒状部材11に鉄筋41,41,……
を取り付け、その後、基礎基盤部5上に所定の型枠6,
6,……の組み立てを実施し、生コンクリートを打設し
て所要期間の養生を経過させ、脱型して、必要に応じ外
表面を仕上げモルタル処理をする。なお、この実施例で
は、生コンクリートの流し込み作業を円滑になし得るよ
うにするため、型枠6,6,……のコーナー部61に流
し込み口となる変形部を設けた型枠6の実施例となって
いるが、形成すべき基礎構造部4天端と土台3下面との
間に大きな間隙を確保できる場合には、当然このような
特殊な型枠6を必要としない外、型枠6,6,……自体
を埋め殺しとする場合には、仕上げモルタル処理工程は
省略される。また、上記の如く、基礎構造部4の天端を
土台の水平出しに関係させない以上、基礎構造部4の天
端は、適当に均す処理工程で済ますことになる。
【0019】最後に、該柱脚仕口部材1の柱脚用仕口部
12に1階用木製柱2の脚部を落とし込み、その部分の
短冊金物12b,12b,……および鋼管棒状部材11
上端の嵌合部分12aとの間をボルト・ナット連結を
し、1階部分の軸組以降の組み立て作業を実施してい
く。なお、この実施例に示すものは、既に本願出願人に
おいて開発済みとなっている木造軸組構造との関連か
ら、土台3の上に所定間隔を置いて補助土台3aを並設
し、両者間の間隙部分を作業空間9とするようにした構
造を採用しているため、図4には、その補助土台3aの
組み込まれた構造で示されているが、当然この発明の技
術的思想がこの実施例に拘束されるようなことはない。
図中、この補助土台3aの固定手段を省略表示している
が、柱脚仕口部材1の土台木口用仕口部13に接続され
た土台3および木口部材31を共に貫通させるボルト
(表示なし)を作業空間9側に突出させ、同作業空間9
を利用してナット締めして一体化することとなる。
【0020】
【実施例2】以上のような工程を経て木造軸組構造物土
台回り構造部分を形成するこの発明の形成方法に欠かす
ことのできない部材として柱脚仕口部材1がある。図5
には、その代表的な構成を備えた柱脚仕口部材1が分解
図として示されている。即ち、所定長さの棒状部材11
の、上端所定範囲を木製柱2の脚部へ挿入する柱脚用仕
口部12にすると共に、その周囲には土台3の接続方向
に応じて一体形成した土台木口用仕口部13,13……
を配する一方、同棒状部材11の下方側を支脚部14と
なし、該支脚部14の前記柱脚用仕口部12および土台
木口用仕口部13の機能に支障を来さない箇所に、レベ
ル調整機構15を組み込んでなる木造軸組構造物土台回
り構造部分の形成方法に使用する柱脚仕口部材である。
【0021】棒状部材11として、この実施例では鋼管
を採用し、その上端適宜長さ部分を柱脚に設けた差込み
孔21への嵌合部分12aとし、且つその下方に続けて
略木製柱2と同寸の短柱部材16を組み合わせ、該短柱
部材16の周囲には、先の嵌合部分12aと対を成す如
くして短冊金物12b,12b,……が添設され、嵌合
部分12aおよび短冊金物12bとで柱脚用仕口部12
を構成するようにしている。
【0022】一方、短柱部材16の上記短冊金物12b
の添設された面に、更にその短冊金物12bに覆い被さ
るようにして、短柱部材16よりは長く、短冊金物12
bよりは短い長さ寸法の段欠き状の木製部材を添設し、
棒状部材11に対し、短柱部材16、短冊金物12bと
共にボルト嵌合によって一体化することにより、土台木
口用仕口部13を実現する。図中17は、そのためのボ
ルトを示している。なお、土台木口用仕口部13は、接
続すべき土台3の木口仕口構造との兼ね合いでその構造
が決定されるものであり、この例では段継ぎ仕口を実現
するために段欠き状の木製部材を採用した事例としてい
る。また、この土台木口用仕口部材13は、上記短柱部
材16に対し、土台3を接続する面側だけに採用、添設
されればよく、したがって、この土台木口用仕口部材1
3の添設、一体化された柱脚仕口部材1は、予め土台3
の接続パターンに応じた種類、即ち5種類のものが工場
生産等によって用意されるようにするのが望ましい。
【0023】棒状部材11の下端側は、支脚部14であ
って、少なくとも土台3,3,……が接続された状態
で、それらを加えて掛かる荷重を支え得るだけの強度を
有するものでなければならず、また、その長さも、構築
すべき基礎構造部4の高さ以上の寸法を必要とする。こ
の支脚部14の、前記柱脚用仕口部12および土台木口
用仕口部13の機能に支障を来さない箇所、即ち、棒状
部材11の下端かそれに近い箇所その他に、レベル調整
機構15が組み込まれ、該機構15の操作により、柱脚
仕口部材1全体の長さが調整されるようにする。この実
施例では、棒状部材11の下端に広頭ボルトを螺合させ
る構造で実現している。
【0024】図中、7は、短柱部材16および土台木口
用仕口部材13各下面が、後から形成される基礎構造部
に直接触れて耐久性上支障を来さないように機能するコ
ンクリート製パッキング材を、また、18は、鉄筋41
を組み込むための挿通孔を示している。なお、この実施
例の土台木口用仕口部材13には、接続すべき土台3の
心出しが自動的に成されるよう、ダボ凸条13aおよび
ダボ13bが採用された事例となっているが、勿論これ
らは他の同等の手段に変更可能であるばかりではなく、
場合によって省略することも可能である。
【0025】
【作用効果】以上のような構成からなるこの発明の木造
軸組構造物土台回り構造部分の形成方法によれば、基礎
構造部4の形成に先駆け、少なくとも土台3,3,……
を1階床伏せ図どおりに組み合わせ、レベル調整をして
しまうことになるため、従前までのように基礎構造部の
形成、特にその天端均し作業に全く注意と時間とを割く
必要がなくなり、したがって、極めて効率的且つ正確に
土台3,3,……の水平度を確保することができるとい
う有利な効果を期待できる。しかも、土台回り仕口構造
としては、軸組部材である木製柱2および土台3、補助
土台3aの夫々の交叉隅部に接続金物の姿を極力露出さ
せない仕口の完成を可能としていることも手伝って、そ
れら各軸組部材2,3,3aの規格化は固よりのこと、
それらの中に組み込まなければならない床パネル、壁パ
ネルの規格化にも有利に作用するという極めて秀れた特
徴を兼ね備えるものである。
【0026】また、1階床伏せ図どおりの配置に寸分違
わず床組み作業を遂行できるため、従前までの施工方法
のように、基礎構造部に植設されたアンカーボルト位置
との関係で、土台3,3,……の平面配置が影響を受
け、必ずしも正確な床組み構成の実現が出来ず、現場で
止むを得ずそれら狂いを生じた部分の吸収、矯正のため
の再加工処理作業をしなければならないといった現場作
業の繁雑さを完全に払拭できるという利点が生じる。そ
の結果、木造軸組構造物で最も重要な部分であるもの
の、特に手間暇を要する仕口加工が、従前までのような
熟練した大工職人の手を借りるまでもなく、極めて単純
な機械加工で工場生産することができる上、現場搬入後
の建込み作業においても、それら規格化され、簡単な仕
口部に形成されている部材を、次々に組み合わせていく
だけの極めて簡素化された建て込み作業が保証されるこ
とになり、業界にとって今なお大きな課題となっている
熟練工不足対策に大いに寄与することができるという秀
れた特徴を発揮するものとなる。
【0027】特に、実施例のように、柱脚仕口部材1の
土台木口用仕口部31,31,……の全てを同一構造の
仕口部に形成すると共に、それらに嵌合、固定される土
台3の両端木口の仕口部構造も、前記柱脚仕口部材1に
おける土台木口用仕口部31に接続可能な同一構造の仕
口部としたものでは、既成部品化がし易くなる上、組立
て作業効率を大巾に向上させることも可能になる等、上
記した効果がより一層顕著なものとなる。また、土台3
のレベル調整のためには、支脚部14下端に介物をする
等して実施することも勿論可能ではあるが、実施例の如
く、柱脚仕口部材1におけるアンカーボルト兼用の支脚
部14に、捩子込みボルト等によるレベル調整機構15
を予め組み込んで、それを使用して土台3のレベル調整
をするようにすれば、作業効率を更に一層高めることが
でき、好都合のものとなる。
【0028】一方、この発明の木造軸組構造物土台回り
構造部分の形成方法をより円滑且つ経済的に実施する上
で、図示したこの発明を代表する実施例のもののよう
に、鋼管等からなる所定長さの棒状部材11の上端所定
範囲に亘って柱脚用仕口部12および土台木口用仕口部
13,13……を、そして、同棒状部材11の下方側に
レベル調整機構15を組み込んでなる支脚部14を夫々
配してなる構造の柱脚仕口部材1が採用されるようにす
れば、それ自体の既成部品化が容易であって、且つ安価
な部材とすることができることから、結果としてこの発
明の木造軸組構造物土台回り構造部分の形成方法をより
確実に経済的なものとするが可能となる。
【0029】叙上の如く、この発明の木造軸組構造物土
台回り構造部分の形成方法、およびそれに使用する柱脚
仕口部材は、これまで伝統的に引き継がれてきていた工
法では難しかった我が国古来からの木造軸組構造物の既
成部品化に大いに貢献し得ると共に、伝統的な構造に影
響を及ぼさないで施工効率を向上させるという秀れた特
徴を発揮し、また、その構造強度の面においてもより一
層信頼性の高いものとすることができることから、木造
建造物を手掛ける建築業者にとっては職人不足の解消、
工期の短縮の点で大いに役立ち、また、プレファブ建築
等の簡易工法に満足できず、本来の木造軸組構造物を期
待する人々に対しては、それら簡易工法による構造物に
経済的にも十分対抗し得る価格帯の木造建造物として、
その提供を可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明を代表する1実施例に基づくものであ
る。
【図 1】この発明の形成方法の一過程を示す要部の分
解斜視図である。
【図 2】図1の部分拡大斜視図である。
【図 3】基礎構造部を形成する過程を示すための部分
拡大斜視図である。
【図 4】土台回り仕口構造を示す一部分解した状態の
要部拡大断面図である。
【図 5】柱脚仕口部材だけを示す一部分解した状態の
斜視図である。
【符号の説明】
1 柱脚仕口部材 11 同棒状部材 12 同柱脚用仕口部 13 同土台木口用仕口部 14 同支脚部 15 同レベル調整機構 16 同短柱部材 17 同コンクリートパッキング材 18 同鉄筋挿通孔 2 木製柱 21 同嵌合孔 3 土台 31 同木口部材 32 同切欠き部 33 同接続金具 3a 補助土台 4 基礎構造部 41 鉄筋 5 基礎基盤部 6 型枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−161125(JP,A) 特開 平4−169641(JP,A) 特開 昭61−162635(JP,A) 実開 昭63−81949(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/26 E02D 27/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長さの棒状部材の上端適宜長さ部分
    を、柱脚に設けた差込み孔への嵌合部分となし、且つそ
    の下方に続けて略木製柱と同寸の短柱部材軸心を貫通、
    組み合わせた上、該短柱部材の周囲四面には、夫々先の
    嵌合部分と対を成す如くして短冊金物が添設され、棒状
    部材上端嵌合部分および各短冊金物とで木製柱柱脚部を
    挿入可能とする柱脚用仕口部にすると共に、その周囲
    で、前記短冊金物の外側には、土台と略同寸角の木口を
    有し、その一方の木口側上側面に段継ぎ仕口用の顎部、
    および同顎部と、他方の木口と面一となるよう立ち上げ
    た部分との境界部分に、接続すべき土台の心出し用のダ
    ボ凸条を立ち上げてなる土台木口用仕口部が、土台の接
    続方向に応じて一体形成されてなる土台木口用仕口部を
    配する一方、同棒状部材下方側を支脚部となし、該支脚
    部の前記柱脚用仕口部および土台木口用仕口部よりも下
    方位にはレベル調整機構を組み込んでなるものとしたこ
    とを特徴とする柱脚仕口部材。
  2. 【請求項2】 土台木口用仕口部は、顎部形成側と反対
    側の木口と面一となるよう立ち上げた部分に、一方の木
    口側を略水平状に載置することとなる補助土台の心出し
    用のダボを有するものに形成されてなる、請求項1記載
    の柱脚仕口部材。
  3. 【請求項3】 土台木口側に、該土台と略同寸の木口部
    材を上重ねで外側に突出状となる如く一体化し、これら
    によって形成された土台段欠き部を、柱脚仕口部材土台
    木口用仕口部の顎部に載置して段継ぎ仕口を実現した
    上、それら木口部材と土台木口用仕口部との間をボルト
    で一体化して柱脚仕口部材に土台を連結、一体化した
    後、コンクリートを打設、固化して柱脚仕口部材支脚部
    を固定してから柱脚仕口部材柱脚用仕口部に木製柱柱脚
    部を挿入し、短柱部材と共にボルトで固定して、請求項
    1または2何れか記載の柱脚仕口部材を使った柱脚仕口
    構造。
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