JP3363521B2 - 重荷重用空気入りタイヤ - Google Patents
重荷重用空気入りタイヤInfo
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- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/0666—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the wires being characterised by an anti-corrosive or adhesion promoting coating
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- Tires In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スチールコードの剥離
故障を改善した重荷重用空気入りタイヤに関する。 【０００２】 【従来の技術】重荷重用空気入りタイヤのカーカスやベ
ルト等の補強コードには、その強度や弾性率が他のコー
ドに比べて著しく優れているスチールコードが使用され
ている。この重荷重用空気入りタイヤは、過酷な条件下
に長期間にわたって市場走行〜保管〜更生を繰り返すた
め、機械的伸長圧縮の繰り返しによる疲労や水分の影響
により、スチールコードと被覆ゴムとの間に接着不良が
生じる場合が多く見うけられる。 【０００３】上記のような剥離故障を防止するため、被
覆ゴムには硫黄が配合されているが、この硫黄はタイヤ
成型後の貼合せ時または加硫時の温度、及び長期のタイ
ヤ使用の間に、硫黄配合量の少ない隣接部材へ次第に移
行するため、当初の配合に比較してスチールコード近傍
での硫黄濃度が低下し、上述の疲労や湿度が加わった場
合にスチールコードの剥離故障が発生するようになる。 【０００４】上記硫黄の移行対策として、特開昭６３ー
１４５１０４号公報に、スチールコードの被覆ゴムの表
面に、被覆ゴムに配合される硫黄量の１．２倍以上の硫
黄を配合したゴム組成物を設けることが提案されてい
る。しかし、このようなゴム組成物を設けることは、場
合によっては逆に界面に空気を残留させ、スチールコー
ドの剥離故障を助長すると言う問題があった。 【０００５】また、スチールコードを被覆するゴム組成
物のゲージを厚くするにより、硫黄の移行を防止する提
案がある。しかし、ゲージ厚の増大はタイヤ重量を増加
すると共に、材料コストが上昇すると言う欠陥がある。 【０００６】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来の問題を招くことなく、スチールコードの剥離
故障を改善した重荷重用空気入りタイヤを提供すること
にある。 【０００７】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、スチールコードの周囲に第１の被覆ゴム組成物を
少なくとも０．３５mm以上の厚みで同心状に被覆し、こ
れら複数本を第２の被覆ゴム組成物で相互間を連結して
シート状にした補強材を有し、前記第１の被覆ゴム組成
物をマトリクスゴム１００重量部に対して硫黄を４．５
〜８重量部、酸化亜鉛を７〜１０重量部、有機酸コバル
ト塩をコバルト当量で０．１０〜０．５０重量部配合し
た組成にし、また前記第２の被覆ゴム組成物をマトリク
スゴム１００重量部に対して硫黄を３〜５．５重量部、
酸化亜鉛を４〜８重量部配合した組成にしたことを特徴
とする。 【０００８】このように被覆ゴム組成物として、スチー
ルコードを直接囲むものと、スチールコードを相互間を
連結するものとの２種類にすることにより、各スチール
コードを被覆するゴム厚を常に確保すると共に、スチー
ルコード近傍での硫黄濃度の低下を抑制するため、スチ
ールコードと被覆ゴムとの接着力を長期にわたり維持す
ることが出来る。そのため、長期間の走行に於ける疲労
や水分の影響によっても、スチールコードの剥離故障が
容易に発生しない。 【０００９】また、隣接する部材の硫黄配合量をいたず
らに増量していないため、老化等の物性悪化を招くこと
もなく、更に、被覆ゴム組成物のゲージを厚くする必要
もないため、重量の増加を抑えることが出来る。図１は
本発明の重荷重用空気入りタイヤの一例を示す。１はト
レッド部、２はビード部、３はサイドウォール部であ
る。タイヤの内側にカーカス４が設けられ、そのカーカ
ス４はその両端部をそれぞれ左右のビードコア５の周り
にタイヤ内側から外側へ折り返され、ビードコア５の外
周にはビードフィラー６が設けられている。また、カー
カス４の折り返し部の外側には、チェーファー７が配設
されている。また、トレッド部１には、カーカス４の外
周側にスチールコードからなる複数層のベルト８が設け
られている。 【００１０】図２に示すように、カーカス４を構成する
スチールコードｃは、そのスチールコードｃの周囲に第
１の被覆ゴム組成物ｄを同心状に被覆している。被覆ゴ
ムｄに被覆された複数本のスチールコードｃは、更に第
２の被覆ゴム組成物ｅで相互間が連結されシート状にな
っている。第１の被覆ゴム組成物ｄの厚みｔは少なくと
も０．３５mm以上にしてあり、かつその組成は、マトリ
クスゴム１００重量部に対して硫黄を４．５〜８重量
部、酸化亜鉛を７〜１０重量部、有機酸コバルト塩をコ
バルト当量で０．１０〜０．５０重量部配合した構成に
なっている。一方、第２の被覆ゴム組成物ｅの組成は、
マトリクスゴム１００重量部に対して硫黄を３〜５．５
重量部、酸化亜鉛を４〜８重量部配合した構成になっい
てる。 【００１１】上述のような構成のカーカス４は、先ず第
１工程として、スチールコードｃ１本ずつを一定径のダ
イスに通すことにより第１の被覆ゴムｄを被覆させ、次
いで得られたコードを複数本引き揃えて、公知のカレン
ダーにより第２の被覆ゴムｅを被覆させることにより製
造することが出来る。このように各スチールコードｃを
第１の被覆ゴム組成物ｄによって０．３５mm以上の厚み
で同心状に被覆しているため、図３（ａ）（ｂ）に示す
ように、インフレート時や加硫時に第２の被覆ゴム組成
物ｅが引伸ばされ、または波状になり、第１の被覆ゴム
組成物ｄが第２の被覆ゴム組成物ｅの表面に露出した状
態になっても、スチールコードｃの周囲に所定の厚み以
上の第１の被覆ゴム組成物ｄを確保することが出来るた
め、スチールコードｃと被覆ゴムとの接着性を常に安定
させることが出来る。また、第１及び第２の被覆ゴム組
成物の配合を上述したように限定することにより、硫黄
の移行によるスチールコード近傍での硫黄濃度の低下を
抑制し、スチールコードｃと第１の被覆ゴムとの接着力
を高めることが出来る。そのため、長期間の走行に於け
る疲労や水分の影響によっても、スチールコードの剥離
故障を容易に招かない。 【００１２】前述した実施例において、本発明に使用さ
れる補強材をカーカス４を例に取って説明したが、本発
明の適用はスチールコードをゴム組成物で被覆した補強
材であればよく、スチールコードを用いたベルト８やチ
ェーファー７にも適用することが出来る。また、上記被
覆ゴム組成物には、必要に応じて一般のタイヤ用ゴム組
成物に配合されるカーボンブラック等の補強剤、ステア
リン酸を含む脂肪酸、老化防止剤、軟化剤、加硫促進
剤、加硫遅延剤、また各種の樹脂等を配合することが出
来る。 【００１３】 【実施例】タイヤサイズを１１Ｒ２２．５ １４で共通
にし、図１に示す構造を有する本発明タイヤ（実施例）
と、本発明が規定する限定値を外れる比較タイヤ（比較
例）とを表１の構成内容でそれぞれ製作した。これらの
タイヤを、８０℃、９５％相対湿度の条件で３０日間放
置した後、カーカス周辺のゴム付きについて、下記の基
準に従って目視でチェックし、点数付けを行って評価し
たところ、表１に示す結果を得た。 【００１４】なお、評価に使用した点数０〜５は、次の
ような意味有する。 ５…部材の表面が完全にゴムで被覆されている。 ４…部材表面の８０％がゴムで被覆されている。 ３…部材表面の６０％がゴムで被覆されている。 ２…部材表面の４０％がゴムで被覆されている。 １…部材表面の２０％がゴムで被覆されている。 ０…部材の表面に全くゴムがなく、ワイヤが露出してい
る。 【００１５】 【表１】 表１から明らかなように、本発明タイヤは、カーカス周
辺のゴム付き評価が４．５以上で極めて良好であり、ス
チールコードの剥離故障が改善しているのが判る。 【００１６】 【発明の効果】上述したように本発明は、補強材の構成
を上記のように限定することにより、スチールコードを
被覆するゴム厚を常に確保すると共に、スチールコード
近傍での硫黄濃度の低下を抑制することが出来るため、
スチールコードと被覆ゴムとの接着力を高めることが可
能となる。その結果、長期間の走行に於ける疲労や水分
の影響によるスチールコードの剥離故障を防止すること
が出来る。また、隣接する部材の硫黄配合量を増量する
必要がないため、老化等の物性悪化を招くこともなく、
また、第２の被覆ゴム組成物のゲージを厚くする必要が
ないため、重量の増加を抑えることが出来る。
故障を改善した重荷重用空気入りタイヤに関する。 【０００２】 【従来の技術】重荷重用空気入りタイヤのカーカスやベ
ルト等の補強コードには、その強度や弾性率が他のコー
ドに比べて著しく優れているスチールコードが使用され
ている。この重荷重用空気入りタイヤは、過酷な条件下
に長期間にわたって市場走行〜保管〜更生を繰り返すた
め、機械的伸長圧縮の繰り返しによる疲労や水分の影響
により、スチールコードと被覆ゴムとの間に接着不良が
生じる場合が多く見うけられる。 【０００３】上記のような剥離故障を防止するため、被
覆ゴムには硫黄が配合されているが、この硫黄はタイヤ
成型後の貼合せ時または加硫時の温度、及び長期のタイ
ヤ使用の間に、硫黄配合量の少ない隣接部材へ次第に移
行するため、当初の配合に比較してスチールコード近傍
での硫黄濃度が低下し、上述の疲労や湿度が加わった場
合にスチールコードの剥離故障が発生するようになる。 【０００４】上記硫黄の移行対策として、特開昭６３ー
１４５１０４号公報に、スチールコードの被覆ゴムの表
面に、被覆ゴムに配合される硫黄量の１．２倍以上の硫
黄を配合したゴム組成物を設けることが提案されてい
る。しかし、このようなゴム組成物を設けることは、場
合によっては逆に界面に空気を残留させ、スチールコー
ドの剥離故障を助長すると言う問題があった。 【０００５】また、スチールコードを被覆するゴム組成
物のゲージを厚くするにより、硫黄の移行を防止する提
案がある。しかし、ゲージ厚の増大はタイヤ重量を増加
すると共に、材料コストが上昇すると言う欠陥がある。 【０００６】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来の問題を招くことなく、スチールコードの剥離
故障を改善した重荷重用空気入りタイヤを提供すること
にある。 【０００７】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、スチールコードの周囲に第１の被覆ゴム組成物を
少なくとも０．３５mm以上の厚みで同心状に被覆し、こ
れら複数本を第２の被覆ゴム組成物で相互間を連結して
シート状にした補強材を有し、前記第１の被覆ゴム組成
物をマトリクスゴム１００重量部に対して硫黄を４．５
〜８重量部、酸化亜鉛を７〜１０重量部、有機酸コバル
ト塩をコバルト当量で０．１０〜０．５０重量部配合し
た組成にし、また前記第２の被覆ゴム組成物をマトリク
スゴム１００重量部に対して硫黄を３〜５．５重量部、
酸化亜鉛を４〜８重量部配合した組成にしたことを特徴
とする。 【０００８】このように被覆ゴム組成物として、スチー
ルコードを直接囲むものと、スチールコードを相互間を
連結するものとの２種類にすることにより、各スチール
コードを被覆するゴム厚を常に確保すると共に、スチー
ルコード近傍での硫黄濃度の低下を抑制するため、スチ
ールコードと被覆ゴムとの接着力を長期にわたり維持す
ることが出来る。そのため、長期間の走行に於ける疲労
や水分の影響によっても、スチールコードの剥離故障が
容易に発生しない。 【０００９】また、隣接する部材の硫黄配合量をいたず
らに増量していないため、老化等の物性悪化を招くこと
もなく、更に、被覆ゴム組成物のゲージを厚くする必要
もないため、重量の増加を抑えることが出来る。図１は
本発明の重荷重用空気入りタイヤの一例を示す。１はト
レッド部、２はビード部、３はサイドウォール部であ
る。タイヤの内側にカーカス４が設けられ、そのカーカ
ス４はその両端部をそれぞれ左右のビードコア５の周り
にタイヤ内側から外側へ折り返され、ビードコア５の外
周にはビードフィラー６が設けられている。また、カー
カス４の折り返し部の外側には、チェーファー７が配設
されている。また、トレッド部１には、カーカス４の外
周側にスチールコードからなる複数層のベルト８が設け
られている。 【００１０】図２に示すように、カーカス４を構成する
スチールコードｃは、そのスチールコードｃの周囲に第
１の被覆ゴム組成物ｄを同心状に被覆している。被覆ゴ
ムｄに被覆された複数本のスチールコードｃは、更に第
２の被覆ゴム組成物ｅで相互間が連結されシート状にな
っている。第１の被覆ゴム組成物ｄの厚みｔは少なくと
も０．３５mm以上にしてあり、かつその組成は、マトリ
クスゴム１００重量部に対して硫黄を４．５〜８重量
部、酸化亜鉛を７〜１０重量部、有機酸コバルト塩をコ
バルト当量で０．１０〜０．５０重量部配合した構成に
なっている。一方、第２の被覆ゴム組成物ｅの組成は、
マトリクスゴム１００重量部に対して硫黄を３〜５．５
重量部、酸化亜鉛を４〜８重量部配合した構成になっい
てる。 【００１１】上述のような構成のカーカス４は、先ず第
１工程として、スチールコードｃ１本ずつを一定径のダ
イスに通すことにより第１の被覆ゴムｄを被覆させ、次
いで得られたコードを複数本引き揃えて、公知のカレン
ダーにより第２の被覆ゴムｅを被覆させることにより製
造することが出来る。このように各スチールコードｃを
第１の被覆ゴム組成物ｄによって０．３５mm以上の厚み
で同心状に被覆しているため、図３（ａ）（ｂ）に示す
ように、インフレート時や加硫時に第２の被覆ゴム組成
物ｅが引伸ばされ、または波状になり、第１の被覆ゴム
組成物ｄが第２の被覆ゴム組成物ｅの表面に露出した状
態になっても、スチールコードｃの周囲に所定の厚み以
上の第１の被覆ゴム組成物ｄを確保することが出来るた
め、スチールコードｃと被覆ゴムとの接着性を常に安定
させることが出来る。また、第１及び第２の被覆ゴム組
成物の配合を上述したように限定することにより、硫黄
の移行によるスチールコード近傍での硫黄濃度の低下を
抑制し、スチールコードｃと第１の被覆ゴムとの接着力
を高めることが出来る。そのため、長期間の走行に於け
る疲労や水分の影響によっても、スチールコードの剥離
故障を容易に招かない。 【００１２】前述した実施例において、本発明に使用さ
れる補強材をカーカス４を例に取って説明したが、本発
明の適用はスチールコードをゴム組成物で被覆した補強
材であればよく、スチールコードを用いたベルト８やチ
ェーファー７にも適用することが出来る。また、上記被
覆ゴム組成物には、必要に応じて一般のタイヤ用ゴム組
成物に配合されるカーボンブラック等の補強剤、ステア
リン酸を含む脂肪酸、老化防止剤、軟化剤、加硫促進
剤、加硫遅延剤、また各種の樹脂等を配合することが出
来る。 【００１３】 【実施例】タイヤサイズを１１Ｒ２２．５ １４で共通
にし、図１に示す構造を有する本発明タイヤ（実施例）
と、本発明が規定する限定値を外れる比較タイヤ（比較
例）とを表１の構成内容でそれぞれ製作した。これらの
タイヤを、８０℃、９５％相対湿度の条件で３０日間放
置した後、カーカス周辺のゴム付きについて、下記の基
準に従って目視でチェックし、点数付けを行って評価し
たところ、表１に示す結果を得た。 【００１４】なお、評価に使用した点数０〜５は、次の
ような意味有する。 ５…部材の表面が完全にゴムで被覆されている。 ４…部材表面の８０％がゴムで被覆されている。 ３…部材表面の６０％がゴムで被覆されている。 ２…部材表面の４０％がゴムで被覆されている。 １…部材表面の２０％がゴムで被覆されている。 ０…部材の表面に全くゴムがなく、ワイヤが露出してい
る。 【００１５】 【表１】 表１から明らかなように、本発明タイヤは、カーカス周
辺のゴム付き評価が４．５以上で極めて良好であり、ス
チールコードの剥離故障が改善しているのが判る。 【００１６】 【発明の効果】上述したように本発明は、補強材の構成
を上記のように限定することにより、スチールコードを
被覆するゴム厚を常に確保すると共に、スチールコード
近傍での硫黄濃度の低下を抑制することが出来るため、
スチールコードと被覆ゴムとの接着力を高めることが可
能となる。その結果、長期間の走行に於ける疲労や水分
の影響によるスチールコードの剥離故障を防止すること
が出来る。また、隣接する部材の硫黄配合量を増量する
必要がないため、老化等の物性悪化を招くこともなく、
また、第２の被覆ゴム組成物のゲージを厚くする必要が
ないため、重量の増加を抑えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の重荷重用空気入りタイヤの半断面図で
ある。 【図２】本発明のタイヤに使用されるカーカス構造を示
す部分拡大断面図である。 【図３】（ａ）は図２のカーカスをインフレートした時
の説明図、（ｂ）は図２のカーカスに加硫後のタイヤに
内圧が加わった時の説明図である。 【符号の説明】 ４ カーカス（補強材） ｃ スチールコー
ド ｄ 第１の被覆ゴム組成物 ｅ 第２の被覆ゴ
ム組成物 ｔ 第１の被覆ゴムの厚さ
ある。 【図２】本発明のタイヤに使用されるカーカス構造を示
す部分拡大断面図である。 【図３】（ａ）は図２のカーカスをインフレートした時
の説明図、（ｂ）は図２のカーカスに加硫後のタイヤに
内圧が加わった時の説明図である。 【符号の説明】 ４ カーカス（補強材） ｃ スチールコー
ド ｄ 第１の被覆ゴム組成物 ｅ 第２の被覆ゴ
ム組成物 ｔ 第１の被覆ゴムの厚さ
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平１−36502（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−65370（ＪＰ，Ａ)
特開 昭63−49501（ＪＰ，Ａ)
特開 昭63−78803（ＪＰ，Ａ)
特開 昭57−89949（ＪＰ，Ａ)
実開 昭63−110102（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B60C 1/00,9/00,9/04
B60C 9/18 - 9/20
D07B 1/06
C08L 21/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 スチールコードの周囲に第１の被覆ゴム
組成物を少なくとも０．３５mm以上の厚みで同心状に被
覆し、これら複数本を第２の被覆ゴム組成物で相互間を
連結してシート状にした補強材を有し、前記第１の被覆
ゴム組成物をマトリクスゴム１００重量部に対して硫黄
を４．５〜８重量部、酸化亜鉛を７〜１０重量部、有機
酸コバルト塩をコバルト当量で０．１０〜０．５０重量
部配合した組成にし、また前記第２の被覆ゴム組成物を
マトリクスゴム１００重量部に対して硫黄を３〜５．５
重量部、酸化亜鉛を４〜８重量部配合した組成にした重
荷重用空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15389193A JP3363521B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 重荷重用空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15389193A JP3363521B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 重荷重用空気入りタイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH079813A JPH079813A (ja) | 1995-01-13 |
| JP3363521B2 true JP3363521B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=15572376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15389193A Expired - Fee Related JP3363521B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 重荷重用空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3363521B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6915185B2 (en) * | 2000-03-24 | 2005-07-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Power supply system |
| KR20020068861A (ko) * | 2001-02-23 | 2002-08-28 | 한국타이어 주식회사 | 공기입 타이어의 스틸코드의 고무 피복 방법 |
| JP4098498B2 (ja) * | 2001-07-04 | 2008-06-11 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
| US20050076994A1 (en) * | 2001-12-27 | 2005-04-14 | Chihiro Yoshida | Pneumatic radial tire for construction vehicle, belt layer of the radial tire, and method of manufacturing the radial tire |
| AU2003208965A1 (en) * | 2002-02-04 | 2003-09-02 | Bridgestone Corporation | Belt for a pneumatic tire belt made of differente rubber compositions |
| FR2966384A1 (fr) | 2010-10-22 | 2012-04-27 | Michelin Soc Tech | Pneumatique comportant une zone tampon entre l'armature de carcasse et l'armature de sommet |
| CN105073447B (zh) * | 2013-02-20 | 2018-08-03 | 株式会社普利司通 | 轮胎 |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP15389193A patent/JP3363521B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH079813A (ja) | 1995-01-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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