JP3363233B2 - サーミスタの取り付け構造 - Google Patents

サーミスタの取り付け構造

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JP3363233B2 JP00255494A JP255494A JP3363233B2 JP 3363233 B2 JP3363233 B2 JP 3363233B2 JP 00255494 A JP00255494 A JP 00255494A JP 255494 A JP255494 A JP 255494A JP 3363233 B2 JP3363233 B2 JP 3363233B2
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昇 田栗
義弘 桜井
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、洗浄装置が具備された
便器に使用されるサーミスタの取り付け構造に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】従来より使用後に温水などの洗浄水を供
給する洗浄装置が具備された便器が提案されているが、
この便器は、図1(a)に示すような便座12と便器の
13と洗浄装置4が収納される収納ボックス5を一体
に組んだものを便器本体に載置して形成されている。洗
浄装置4としては例えば温水などの洗浄水を噴射するノ
ズル4aがあり、その他収納ボックス5には温風を吹き
出す吹出口4b等が形成してあり、これらを制御する制
御装置が収納ボックス5に収納されている。 【0003】上記収納ボックス5には室内の温度を検知
するためにサーミスタ3が取り付けられているが、この
サーミスタ3は温度を正確に検知するために収納ボック
ス5の下面に取り付けられているものであった。サーミ
スタ3は室内の温度を検知するセンサー部1と、このセ
ンサー部1に電気的に接続したリード線2とで形成され
ており、図3には収納ボックス5へのサーミスタの取り
付け構造の一例が示してある。収納ボックス5の下面に
は係止片14、固定片15が突設してあり、この係止片
14と固定片15とで囲まれる凹部16内には取付け片
17が突設してあると共に凹部16の下面には収納ボッ
クス5の内部に連通する孔部18が穿設してある。19
は下面が開口するカバーであって、その一方の側壁19
aには係止凹部20が形成してあると共に他方の側壁1
9bには凹段部21が凹設してある。またカバー19の
上面内側には支持片22が突設してある。 【0004】そして凹部16内の取付け片17にセンサ
ー部1とリード線2の接続部分を固定すると共にリード
線2を孔部18から収納ボックス5内に導出し、カバー
19に設けた支持片22とセンサー部1の先端を結合
し、収納ボックス5の係止片14にカバー19の係止凹
部20をはめ込むと共に収納ボックス5の固定片15に
カバー19の凹段部21を嵌合し、カバー19の上面に
設けた凹所23からネジ24を差し込んで固定片15と
凹段部21を結合することによって、サーミスタ3をカ
バー19で覆って収納ボックス5の下面に取り付けるこ
とができるものであった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし上記のような方
法ではサーミスタ3を覆うカバー19を別部材で形成し
てあるので、組み立て工程で付け忘れられることがあ
り、このため輸送時或いは便器にこの便座12を設置す
る時に露出した状態のサーミスタ3がどこかに衝突して
破損する恐れがあった。また収納ボックス5を製造する
工程とカバー19を製造する工程を別々に行わなければ
ならず、さらに収納ボックス5を組み立てる工程とカバ
ー19を取り付ける工程を別々に行わなければならず、
部材の個数の増加と組み立て工程の増加によってコスト
高になるものであった。 【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、組み立て工程で付け忘れが発生しやすい別部材を
用いないでサーミスタを保護して取り付けることがで
き、またコストを低く抑えることができるサーミスタの
取り付け構造を提供することを目的とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明に係るサーミスタ
の取り付け構造は、室内の温度を検知するセンサー部1
と、このセンサー部1に電気的に接続されるリード線2
とでサーミスタ3を形成し、便器の側近に配設され、
水などの洗浄水を噴射するノズル4aがある洗浄装置4
を収納した収納ボックス5を、上ケース6と下ケース7
とで形成し、下ケース7の側壁8の上端部に側方に突出
する突出部9を延設すると共に突出部9に上下に開口す
る収納孔10を設け、この収納孔10に連通する溝部1
1を側壁8の上面に形成し、収納孔10にセンサー部1
を差し込んで収納すると共に収納孔10の下側開口から
センサー部1の先端を突出させ、リード線2を溝部11
に収納し、収納孔10と溝部11の上方を上ケース6で
覆って成ることを特徴とするものである。 【0008】 【作用】便器の側近に配設され、温水などの洗浄水を噴
射するノズル4aがある洗浄装置4を収納した収納ボッ
クス5を、上ケース6と下ケース7とで形成し、下ケー
ス7の側壁8の上端部に側方に突出する突出部9を延設
すると共に突出部9に上下に開口する収納孔10を設
け、この収納孔10に連通する溝部11を側壁8の上面
に形成し、収納孔10にセンサー部1を差し込んで収納
すると共に収納孔10の下側開口からセンサー部1の先
端を突出させ、リード線2を溝部11に収納し、収納孔
10と溝部11の上方を上ケース6で覆ったので、下ケ
ース7に設けた収納孔10と溝部11にセンサー部1と
リード線2をそれぞれ収納することによってサーミスタ
3を収納ボックス5に取り付けることができ、収納孔1
0及び上ケース6によってセンサー部1が保護されるよ
うになってサーミスタ3を取り付けるのにカバーなどの
別部材を必要としなくなる。 【0009】 【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。図1
(a)に示すように便座12、蓋13、収納ボックス5
は外観上、従来のものと同様なものを使用することがで
きる。便座12は平面形状略半楕円で先端が曲面となっ
ており、その中央部には上下に開口する長孔24が設け
てある。また便座12の後側上面には枢着片26が一体
に形成してある。便座12の内部にはヒーターが設けら
れている。蓋13は平面視で便座12とほぼ同形状で、
その下面周端部には下方に突出する側片25が形成して
ある。また蓋13の後側には枢支片27が一体に突設し
てある。 【0010】収納ボックス5は平面形状略L字型で、そ
の一方の長手部5aの前面には取付け凹部28が凹設し
てある。また他方の短手部5bの上面にはスイッチパネ
ル49が形成してある。このスイッチパネル49は収納
ボックス5内に収められた制御装置に電気的に接続され
ており、スイッチパネル49で制御装置を操作すること
によって洗浄装置4のノズル4aの出し入れや温水の温
度調節、吹出口4bから吹き出される温風の温度調節、
或いは便座12に設けたヒーターの温度調節などをおこ
なうことができる。 【0011】そして収納ボックス5の取付け凹部28内
において便座12の枢着片26と蓋13の枢支片27を
取付け凹部28内の側面に枢支具41を用いてそれぞれ
枢着することによって便座12、蓋13、収納ボックス
5を一体化することができ、これを便器本体に載置する
ことで洗浄装置付便器が形成される。上記収納ボックス
5は上ケース6と下ケース7から構成されている。上ケ
ース6は平面形状略L字型で下面が開口し、その下面の
周縁部には周壁29が全周に亘って形成してある。図2
(a)、(b)に示すように下ケース7は平面形状略L
字型で下面が開口し、その上面の周縁部には側壁8が突
設してある。側壁8の上面にはほぼ全周に亘って係合片
30が突設してある。またこの側壁8の上端部で上面開
口の側縁部には突出部9が下ケース7の背面において突
設してある。突出部9の上面は下ケース7の側壁8の上
面とほぼ面一で、その中央部には上面と下面に開口する
収納孔10が形成してある。収納孔10はセンサー部1
の外径とほぼ同一の内径に形成してある。また突出部9
の上面から側壁8の上面に亘って収納孔10と下ケース
7の内部とに連通する溝部11が凹設されている。溝部
11の幅寸法はリード線2の外径とほぼ同一に形成され
ているが、突出部9の上面と側壁8の境目において、溝
部11の上方には押さえ片40が突設してあり、リード
線2が抜けないように押さえられるようになっている。 【0012】そして図1(b)に示すようにサーミスタ
3のセンサー部1を収納孔10に上面開口から差し込む
と共にセンサー部1の先端を収納孔10の下面開口から
突出させ、リード線2を溝部11に収納してその先端を
制御装置に接続し、さらに上ケース6の周壁29の下面
に下ケース7の側壁8の上面に設けた係合片30を係止
してケース6の周壁29で収納孔10と溝部11の上方
を覆って上ケース6と下ケース7とを一体に組み立てる
ことができて収納ボックス5を作成することができる。 【0013】このように取り付けられたサーミスタ3
は、そのセンサー部1で室温を検知し、その検知信号を
リード線2を介して制御装置に送るようになっている。
そして制御装置はその信号に基づいて洗浄装置4のノズ
ル4aから噴出される温水の温度を制御したり、吹出口
4bから吹き出される温風の温度を制御したり、便座1
2のヒーターの電源のオン、オフやヒーターの温度調節
をおこなったり、さらに室内の冷暖房の温度調節をおこ
なったりする。 【0014】このように本実施例では、下ケース7に収
納孔10と溝部11を形成し、収納孔10にセンサー部
1を収納すると共に溝部11にリード線2を収めてサー
ミスタ3を収納ボックス5に取り付けたので、収納孔1
0及び上ケース6によってセンサー部1が保護されるよ
うになって従来例のようにカバーなどを必要としないも
のであり、カバーの付け忘れがなくなる。また収納孔1
0と溝部11の上方を覆うように上ケース6と下ケース
7を組み立てたので、上ケース6によってもセンサー部
1やリード線2が保護されることになる。さらに収納ボ
ックス5を組み立てる工程とサーミスタ3を取り付ける
工程を同時におこなうことができ、サーミスタ3のみを
取り付ける工程の必要がなくなる。 【0015】 【発明の効果】上記のように本発明は、便器の側近に配
設され、温水などの洗浄水を噴射するノズルがある洗浄
装置を収納した収納ボックスを、上ケースと下ケースと
で形成し、下ケースの側壁の上端部に側方に突出する突
出部を延設すると共に突出部に上下に開口する収納孔を
設け、この収納孔に連通する溝部を側壁の上面に形成
し、収納孔にセンサー部を差し込んで収納すると共に収
納孔の下側開口からセンサー部の先端を突出させ、リー
ド線を溝部に収納し、収納孔と溝部の上方を上ケースで
覆ったので、下ケースに設けた収納孔と溝部にセンサー
部とリード線をそれぞれ収納することによってサーミス
タを収納ボックスに取り付けることができ、収納孔及び
上ケースによってセンサー部及びリード線が保護される
ようになり、サーミスタを取り付けるのにあたって組み
立て工程で付け忘れが発生しやすいカバーなどの別部材
を必要としなくなり、よってカバーの付け忘れがなくな
ると共にこの付け忘れによってセンサー部が露出するこ
ともなくなり、輸送時や設置時にセンサー部がどこかに
当たって破損することがなくなるものである。また収納
ボックスを組み立てる工程でサーミスタを収納ボックス
に取り付けることができ、サーミスタを取り付ける工程
を別に設ける必要がなく、この工程の簡略化と別部材不
要の効果によって便器のコストが低く抑えられるもので
ある。
【図面の簡単な説明】 【図1】(a)は便座と蓋と収納ボックスを一体化した
ものを示す斜視図、(b)は本発明の一実施例を示す一
部の断面図である。 【図2】本発明の下ケースの(a)は一部の側面図、
(b)は一部の平面図である。 【図3】従来例の断面図である。 【符号の説明】 1 センサー部 2 リード線 3 サーミスタ 4 洗浄装置 5 収納ボックス 6 上ケース 7 下ケース 8 側壁 9 突出部 10 収納孔 11 溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−9967(JP,A) 実開 平6−67573(JP,U) 実開 平2−26683(JP,U) 実開 昭61−40485(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03D 9/08 E03D 5/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 室内の温度を検知するセンサー部と、こ
    のセンサー部に電気的に接続されるリード線とでサーミ
    スタを形成し、便器の側近に配設され、温水などの洗浄
    水を噴射するノズルがある洗浄装置を収納した収納ボッ
    クスを、上ケースと下ケースとで形成し、下ケースの側
    壁の上端部に側方に突出する突出部を延設すると共に突
    出部に上下に開口する収納孔を設け、この収納孔に連通
    する溝部を側壁の上面に形成し、収納孔にセンサー部を
    差し込んで収納すると共に収納孔の下側開口からセンサ
    ー部の先端を突出させ、リード線を溝部に収納し、収納
    孔と溝部の上方を上ケースで覆って成ることを特徴とす
    るサーミスタの取り付け構造。
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