JPH0536182Y2 - - Google Patents

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JPH0536182Y2
JPH0536182Y2 JP1986026255U JP2625586U JPH0536182Y2 JP H0536182 Y2 JPH0536182 Y2 JP H0536182Y2 JP 1986026255 U JP1986026255 U JP 1986026255U JP 2625586 U JP2625586 U JP 2625586U JP H0536182 Y2 JPH0536182 Y2 JP H0536182Y2
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JP
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leaf spring
base
attached
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detector
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  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は取付角度を可変する取付角度調整機構
付き器具に関するものである。
[背景技術] 従来、この種の取付角度調整機構付き器具とし
ては、検知エリアを可変するために前面の向きを
変えることができるようにした人体検知器などが
ある。以下、この人体検知器を例として説明す
る。この人体検知器としては、熱線式検知器、光
線式検知器、或いは電波式検知器等がある。この
内で熱線式検知器の場合には、ハウジングで光学
系及び回路系を覆つてしまう構造が多く、特に反
射式の場合角度調整機構は大変複雑になる。また
光線式、あるいは電波式検知器などでは、自在継
手等が使用される場合が多く、大半がねじ止めで
あり、経年的に緩んでくることが多く、特に振動
には弱いものであつた。
このような人体検知器の取付角度調整機構を備
えた具体例を第4図及び第5図に示す。この人体
検知器は、前面が開口された箱型で熱線を検出す
る熱線センサ14等が密閉的に収納された収納部
13を備えたボデイ1と、このボデイ1の前面か
ら側面に亘つて被着され前面に熱線を集光するフ
レネルレンズ6が取着されたカバー2と、上記ボ
デイ1の背面下部にてヒンジ接続され造営面に取
り付けられるベース3とで構成された簡易型の熱
線式検知器である。この熱線式検知器の角度調整
機構は、上記収納部13の上側面13bに前後方
向に所定間隔をおいて複数条列設された突条5
と、上記ベース3に一端が固着されるとともに上
記突条5間に嵌合される嵌合部4fが他端に形成
された板ばね4とで構成されている。この角度調
整機構の動作としては、板ばね4の嵌合部4fを
いずれの突条5間に嵌合するかによつて、ヒンジ
部10の拡開角度θを可変し、ボデイ1の前面、
つまり収納部13の前面の向きを変更するもので
ある。
しかし、上記取付角度調整機構では、上記突条
5及び板ばね4にて設定された取付角度θが、何
等かの衝撃、たとえばドアの開閉による振動、或
いはボール等が検知器に当たるなどの外的な振動
により変化し、場合によつては誤報を発したりす
る問題があつた。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、設定角度が変化す
ることがない取付角度調整機構付き器具を提供す
ることにある。
[考案の開示] (実施例) 第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示す図
であり、従来例と同様の簡易型の熱線式検知器を
例示したものである。この熱線式検知器は、ボデ
イ1、カバー2、及びベース3とで構成されてい
る。以下、これら各部について夫々説明する。
ボデイ1は前面が開口された箱型であり、第2
図に示すように前板13aに開口部7が穿設され
た箱型の収納部13を備えている。この収納部1
3の内部には熱線センサ13が実装されたプリン
ト基板12等の熱線検知回路が収納されている。
上記開口部7は熱線センサ13が熱線を検知でき
る前板13a位置に穿設してあるものである。収
納部13の上側面13bには凹所11が穿設して
あり、この凹所11の底面に前後方向に複数状の
突条5が列設してある。この凹所11が穿設され
たボデイ1の底面1aにはベース3側に連通した
挿通孔15が穿孔してある。
カバー2は、背面を開口した箱型であり、前板
2aには光学系としてのフレネルレンズ6がボデ
イ1の開口部7に対応する位置に取着されてお
り、開口周縁をボデイ1の開口周縁に嵌着するこ
とにより、ボデイ1に被着される。ボデイ1にカ
バー2を被着した状態で、カバー2は前記収納部
13の前板13aから上側面13bを含む全側面
を覆うものである。そして、収納部13の上側面
13bを覆う内面から本実施例の特徴とするリブ
8が突設してあり、このリブ8は上記ボデイ1の
凹所11上部に位置するように突設してある。
ベース3は前面が開口された箱型であり、ボデ
イ1の背面の下辺とベース3の開口下縁とが連結
されており、この部分がヒンジ部10となつてい
る。このベース3の側面は45度に傾斜したテーパ
面としてあり、造営面のコーナ部分に熱線式検知
器を取り付けることができるようにしてある。
次に板ばね4について第3図に従つて説明す
る。この板ばね4は断面L字型に曲成された形状
であり、横片4aの先端は上方に折曲して折曲片
4cを形成し、この折曲片4cには工具の先端が
挿入される引掛孔4dが穿孔してある。この折曲
片4cの下辺のやや後方から上記ボデイ1の突条
5を挿通する長孔4eが穿設してあり、上記折曲
片4cの下辺と長孔4eの折曲片4c側の周縁と
の間が嵌合部4fとなり、この嵌合部分4fの前
後方向の幅は突条5間の間隔と略同一となつてい
る。この板ばね4の縦片4bはベース3の底面に
固着してある。
以下、造営面への熱線感知器の取付について説
明する。まず、板ばね4の嵌合部4fを突条5間
から外してヒンジ部10を拡開するようにして、
ボデイ1をベース3から引き離す。そして、この
ベース3を造営面にねじ止め等にて取り付ける。
この後、収納部13の前面が所定方向に向くよう
に適宜突条5間に板ばね4の嵌合部4fを嵌合す
れば、ボデイ1とベース2とを連結したヒンジ部
10が拡開して適宜な検知方向にボデイ1を向け
た状態を固定することができるものである。ここ
で、熱線感知器を取り付けた後に、検知エリアを
変更する必要が生じたときには、第4図に示すよ
うに、工具、たとえばドライバ16等の先を折曲
片4cの引掛孔4dに引つ掛けて板ばね4の横片
4aを上方に引き上げ、突条5間に嵌合された嵌
合部4fを外し、適宜の突条5間に外した嵌合部
4fを嵌合することにより、検知方向の変更を行
うことができものである。
以下、本実施例の特徴とするリブ8の働きにつ
いて説明する。本実施例のリブ8はカバー2の内
面に突設してあり、この突設位置はボデイ1の凹
所11の上方に位置する。つまり、板ばね4を突
条5間に嵌合した状態で、折曲片4cの上端を上
記リブ8の下面が押圧する位置にリブ8が形成し
てある。このように本実施例においては、リブ8
をカバー2の内面に形成し、カバー2をボデイ1
に被着した状態で、リブ8が板ばね4の折曲片4
cを押圧しているから、たとえばこのリブ8がな
い場合に、板ばね4の嵌合部4fは振動によつて
突条5間から外れ、取付角度θが変わつてしまう
が、上記リブ8によりカバー2をボデイ1に被着
してある限り、振動等により板ばね4の嵌合部4
fが突条5間から外れることがないものである。
なお、上述の説明においては突条5をボデイ1の
一側面に形成してあるが、突条5を凹条としても
良いことは言うまでもない。
[考案の効果] 本考案は上述のように、一側面に複数状の凹凸
部が前後方向に所定間隔をおいて列設された略箱
型のボデイと、このボデイの前面から側面に亘つ
て被着されるカバーと、上記ボデイの背面下部に
てヒンジ接続され造営面に取り付けられるベース
と、このベースに一端が固着されるとともに他端
に上記凹凸部間に着脱自在に嵌合される嵌合部が
形成されこの嵌合部をいずれかの凹凸部間に嵌合
するかによつてヒンジ部の拡開角度を可変しボデ
イの前面の向きを変更する板ばねとを備えている
ので、板ばね、凹凸部及びボデイにヒンジ接続さ
れたベースという簡単な構成の追加により、取付
角度の調節が行え、しかも取付角度調節機構が外
殻をなすボデイ、ベース及びカバー内部に収ま
り、外観的な変化が少ないため、すつきりして見
映えがよいという効果がある。また、このように
構造が簡単且つ見映えの良い取付角度調節機構付
き器具において、上記カバーの内側面に上記板ば
ねの嵌合部を押さえるリブを突設しているので、
たとえばこのリブがない場合に、板ばねの嵌合部
は振動によつて凹凸部間から外れ、取付角度が変
わつてしまうが、上記リブによりカバーをボデイ
に被着してある限り、振動等により板ばねの嵌合
部が凹凸部間から外れることがなく、たとえば人
体検知器等では取付角度が使用者の知らないうち
に変わつて、正常に人体検知動作しなかつたり、
誤報を発したりすることがなく、検知器の信頼性
が向上する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である熱線検知器を
示す分解斜視図、第2図は同上の取付状態を示す
断面図、第3図は同上の板ばねを示す斜視図、第
4図は同上の取付角度を変更するための操作説明
図、第5図は従来例を示す分解斜視図、第6図は
同上の取付状態を示す断面図である。 1はボデイ、13は収納部、13aは前板、1
3bは上側面、2はカバー、3はベース、4は板
ばね、4fは嵌合部、5は突条である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側面に複数条の凹凸部が前後方向に所定間隔
    をおいて列設された略箱型のボデイと、このボデ
    イの前面から側面に亘つて被着されるカバーと、
    上記ボデイの背面下部にてヒンジ接続され造営面
    に取り付けられるベースと、このベースに一端が
    固着されるとともに他端に上記凹凸部間に着脱自
    在に嵌合される嵌合部が形成されこの嵌合部をい
    ずれかの凹凸部間に嵌合するかによつてヒンジ部
    の拡開角度を可変しボデイの前面の向きを変更す
    る板ばねとを備え、上記カバーの内側面に上記板
    ばねの嵌合部を押さえるリブを突設して成ること
    を特徴とする取付角度調整機構付き器具。
JP1986026255U 1986-02-25 1986-02-25 Expired - Lifetime JPH0536182Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986026255U JPH0536182Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JP1986026255U JPH0536182Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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Publication Number Publication Date
JPS62140330U JPS62140330U (ja) 1987-09-04
JPH0536182Y2 true JPH0536182Y2 (ja) 1993-09-13

Family

ID=30827166

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JP1986026255U Expired - Lifetime JPH0536182Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150035127A (ko) * 2013-09-27 2015-04-06 한라비스테온공조 주식회사 차량 내 온도 계측용 적외선 센서 조립체

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