JPH052175B2 - - Google Patents
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- JPH052175B2 JPH052175B2 JP61039968A JP3996886A JPH052175B2 JP H052175 B2 JPH052175 B2 JP H052175B2 JP 61039968 A JP61039968 A JP 61039968A JP 3996886 A JP3996886 A JP 3996886A JP H052175 B2 JPH052175 B2 JP H052175B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B13/00—Burglar, theft or intruder alarms
- G08B13/18—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength
- G08B13/189—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems
- G08B13/19—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems using infrared-radiation detection systems
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は造営面に取り付けられ、人体等から出
る熱線を検知する熱線感知器に関するものであ
る。
る熱線を検知する熱線感知器に関するものであ
る。
[背景技術]
従来この種の熱線感知器では第12図に示すよ
うに感知器本体は造営面に取り付けられるベース
1aと、ベース1aに被着するカバー1bとから
構成され、ベース1a内に焦電素子からなる熱線
検出素子2及び感知器回路を実装した配線基板3
を収納して固定螺子30でベース1aに固定し、
ベース1aにカバー1bを被着する構成であつ
た。そのため施工時には配線基板3をベース1a
から取り外す必要があり、その際電子部品に直接
手が触れ、部品落下等の恐れがあつた。また外部
からの信号線5はベース1aに開口した配線引き
出し口6より挿入し、配線基板3上の端子台7に
接続していたため、配線引き出し口6から風が入
つた場合熱線検出素子2に微少な温度変化を起こ
させ、誤動作につながるという問題があつた。
うに感知器本体は造営面に取り付けられるベース
1aと、ベース1aに被着するカバー1bとから
構成され、ベース1a内に焦電素子からなる熱線
検出素子2及び感知器回路を実装した配線基板3
を収納して固定螺子30でベース1aに固定し、
ベース1aにカバー1bを被着する構成であつ
た。そのため施工時には配線基板3をベース1a
から取り外す必要があり、その際電子部品に直接
手が触れ、部品落下等の恐れがあつた。また外部
からの信号線5はベース1aに開口した配線引き
出し口6より挿入し、配線基板3上の端子台7に
接続していたため、配線引き出し口6から風が入
つた場合熱線検出素子2に微少な温度変化を起こ
させ、誤動作につながるという問題があつた。
そこで螺子なしで配線基板3をベース1a内に
収納する従来例も第13図に示すように提案され
ている。この従来例はベース1aの開口部の上下
縁に設けた係止爪4をカバー1bをベース1aに
被着した際にカバー1bの内壁に設けた係合凹部
(図示せず)に圧入係合させてカバー1bとベー
ス1aとを結合していた。ところでこのような構
成でも外部からの信号線5はベース1aに開口し
た配線引き出し口6より信号線5を挿入し、信号
線5を配線基板3上の端子台7に接続していたた
め、上述の従来例と同様に配線引き出し口6から
風が入つた場合熱線検出素子2に微少な温度変化
を起こさせ、誤動作につながるという問題があつ
た。
収納する従来例も第13図に示すように提案され
ている。この従来例はベース1aの開口部の上下
縁に設けた係止爪4をカバー1bをベース1aに
被着した際にカバー1bの内壁に設けた係合凹部
(図示せず)に圧入係合させてカバー1bとベー
ス1aとを結合していた。ところでこのような構
成でも外部からの信号線5はベース1aに開口し
た配線引き出し口6より信号線5を挿入し、信号
線5を配線基板3上の端子台7に接続していたた
め、上述の従来例と同様に配線引き出し口6から
風が入つた場合熱線検出素子2に微少な温度変化
を起こさせ、誤動作につながるという問題があつ
た。
又いずれの従来例もベース1aを造営面に固定
する構成であるため、検知方向を造営面に取り付
けた状態で調節することが出来ないという問題も
あつた。
する構成であるため、検知方向を造営面に取り付
けた状態で調節することが出来ないという問題も
あつた。
更にカバー1bにはフレネルレンズLが装着さ
れ熱線検出素子6の前面に熱線を集光するように
なつているが、熱線検出素子6の素子表面にシリ
コン等の可視光線カツト用フイルタが設けられて
いてもレンズで集光されて可視光線の入光密度が
高いため十分にカツトできず外乱光で誤動作する
恐れもあつた。
れ熱線検出素子6の前面に熱線を集光するように
なつているが、熱線検出素子6の素子表面にシリ
コン等の可視光線カツト用フイルタが設けられて
いてもレンズで集光されて可視光線の入光密度が
高いため十分にカツトできず外乱光で誤動作する
恐れもあつた。
又更にフレネルレンズLは光学的効率を上げる
ために凹凸面を入射側に配置するのが一般的であ
り、そのため凹凸面にほこりが溜まりやすいとい
う問題があつた。
ために凹凸面を入射側に配置するのが一般的であ
り、そのため凹凸面にほこりが溜まりやすいとい
う問題があつた。
[発明の目的]
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは検知方向が調節で
き、しかも風による影響を防止した熱線感知器を
提供するにある。
で、その目的とするところは検知方向が調節で
き、しかも風による影響を防止した熱線感知器を
提供するにある。
[発明の開示]
本発明は造営材に固定される第1のベースと、
該第1のベースに対して背面の一辺が回動自在に
枢支され、回動位置を保持する保持手段を備えた
第2のベースと、第2のベースの前面に着脱自在
に装着するカバーと、該カバーに着脱自在に装着
した集光用レンズを具備し、第2のベースには外
部と結線する端子台を備えるとともに、熱線検出
素子を含む感知器回路を配設した配線基板の部位
を上記端子台と隔絶して内蔵した風除けブロツク
を備えたことを特徴とする。
該第1のベースに対して背面の一辺が回動自在に
枢支され、回動位置を保持する保持手段を備えた
第2のベースと、第2のベースの前面に着脱自在
に装着するカバーと、該カバーに着脱自在に装着
した集光用レンズを具備し、第2のベースには外
部と結線する端子台を備えるとともに、熱線検出
素子を含む感知器回路を配設した配線基板の部位
を上記端子台と隔絶して内蔵した風除けブロツク
を備えたことを特徴とする。
以下実施例により説明する。
(実施例)
第1図乃至第11図は本発明の一実施例を示す
図であり、光学系としてフレネルレンズ2を用い
ることにより小型化を図るものであり、器体本体
は第1のベース8aと、第2のベース8bと、カ
バー9とにて構成したものである。
図であり、光学系としてフレネルレンズ2を用い
ることにより小型化を図るものであり、器体本体
は第1のベース8aと、第2のベース8bと、カ
バー9とにて構成したものである。
以下、各部毎に説明していく。まずフレネルレ
ンズLが装着されるカバー9は背面が開口された
箱型のものである。そしてカバー9の前面に熱線
検出素子2に熱線を集光するアーチ状に曲成され
フレネルレンズLが取着される部分を開口し、こ
の前面の開口上下縁にフレネルレンズ2の曲面と
合わせてある突部10を突設してある。そしてた
とえばこの開口部9aの側方向の幅はフレネルレ
ンズLの幅よりやや広く形成してあり、フレネル
レンズLを突部10に合わせた状態で生じる開口
部9aの側縁にフレネルレンズLの側縁に設けた
係止爪12を嵌め込むことにより、開口部9aの
内側縁部に第2図に示すように係止してフレネル
レンズLをカバー9に着脱自在に装着する。着脱
自在であるからフレネルレンズLをたとえば第3
図に示すようなフレネルレンズLの代わりに異な
る検知方向を持つ分割レンズを構成した第4図の
ようなフレネルレンズL′を必要に応じて任意に使
用することができる。
ンズLが装着されるカバー9は背面が開口された
箱型のものである。そしてカバー9の前面に熱線
検出素子2に熱線を集光するアーチ状に曲成され
フレネルレンズLが取着される部分を開口し、こ
の前面の開口上下縁にフレネルレンズ2の曲面と
合わせてある突部10を突設してある。そしてた
とえばこの開口部9aの側方向の幅はフレネルレ
ンズLの幅よりやや広く形成してあり、フレネル
レンズLを突部10に合わせた状態で生じる開口
部9aの側縁にフレネルレンズLの側縁に設けた
係止爪12を嵌め込むことにより、開口部9aの
内側縁部に第2図に示すように係止してフレネル
レンズLをカバー9に着脱自在に装着する。着脱
自在であるからフレネルレンズLをたとえば第3
図に示すようなフレネルレンズLの代わりに異な
る検知方向を持つ分割レンズを構成した第4図の
ようなフレネルレンズL′を必要に応じて任意に使
用することができる。
第1のベース8aは上下側面を45°に傾斜させ
た傾斜面により形成された偏平の箱状のものであ
り、第2のベース8bは第1のベース8aの下辺
と下辺とが薄肉部位などで連結され互いに回動自
在となるようにヒンジ結合された箱状のものであ
る。ベース8bは上下及び一側を囲むコ字状壁1
3を底部より前方に突設し、さらにこの壁13の
両端内壁対向面には挿入溝14を、設け、成形板
材15の両端を挿入溝14に挿着することにより
コ字状壁13の側方開口部を遮蔽できるようにな
つている。またコ字状壁13の上片の中央部には
ベース8bの前後方向に走る案内溝17を形成
し、この案内溝15の後端部をベース8bの底部
を貫通してベース8a側に開口している。案内溝
17は後述の板ばね16を挿入するための溝で、
案内溝17の底部には前後方向に等間隔で複数の
係止突起17aを形成してある。
た傾斜面により形成された偏平の箱状のものであ
り、第2のベース8bは第1のベース8aの下辺
と下辺とが薄肉部位などで連結され互いに回動自
在となるようにヒンジ結合された箱状のものであ
る。ベース8bは上下及び一側を囲むコ字状壁1
3を底部より前方に突設し、さらにこの壁13の
両端内壁対向面には挿入溝14を、設け、成形板
材15の両端を挿入溝14に挿着することにより
コ字状壁13の側方開口部を遮蔽できるようにな
つている。またコ字状壁13の上片の中央部には
ベース8bの前後方向に走る案内溝17を形成
し、この案内溝15の後端部をベース8bの底部
を貫通してベース8a側に開口している。案内溝
17は後述の板ばね16を挿入するための溝で、
案内溝17の底部には前後方向に等間隔で複数の
係止突起17aを形成してある。
而してこのコ字状壁13で囲まれた空所内に配
線基板3の大部分を収納する。ここで配線基板3
は片側端部に端子台7を設け、その他の部位には
焦電素子からなる熱線検出素子2及び感知器回路
を構成する電子部品が実装されており、この端子
台7を除く実装部位が上記のように収納されるこ
とになる。ここで上記成形板材15の両端を挿入
溝14に挿入してコ字型壁13の側方開口部を遮
蔽すると、成形板材15が配線基板3の前面に当
たり端子台7が設けられた空所外と空所内とを遮
断することになる。成形板材15とコ字型壁13
とで囲まれた空所の前面開口部は成形材からなる
前面板18が嵌着されて遮蔽され、熱線検出素子
2を収納した上記空所は外部と遮断されることに
なる。ここで前面板18は熱線検出素子2に対応
する部位に開口窓19を設け、この開口窓19を
ポリエチレンフイルム20で遮蔽している。この
ポリエチレンフイルム20は熱線のみを通す光学
的フイルタと、空所内部にほこり及び風が侵入す
るのを防ぐ遮断壁とを兼ねたものである。而して
この前面板18、成形板材15、コ字型壁13に
より風除けブロツクCを構成し、端子台7を設け
た部位に開口している配線引き出し口(図示せ
ず)からベース8b内に風が侵入しても風除けブ
ロツクCにより上記空所内に風が流れ込むのを阻
止し、熱線検出素子2が風による影響を受けて温
度変化を生じ誤動作を起こすのを防止するのであ
る。前面板18(又は成形板材15)と、壁13
の開口部との結合部位は第6図に示すようにゴム
材21を張り付けて風の侵入を完全に防ぐように
してある。尚端子台7は信号線を挿入する接続線
挿入孔7aを側面に開口し、内部には接続端子7
bを備え、接続端子7bの締め付け螺子の頭を上
面に露呈させてある。
線基板3の大部分を収納する。ここで配線基板3
は片側端部に端子台7を設け、その他の部位には
焦電素子からなる熱線検出素子2及び感知器回路
を構成する電子部品が実装されており、この端子
台7を除く実装部位が上記のように収納されるこ
とになる。ここで上記成形板材15の両端を挿入
溝14に挿入してコ字型壁13の側方開口部を遮
蔽すると、成形板材15が配線基板3の前面に当
たり端子台7が設けられた空所外と空所内とを遮
断することになる。成形板材15とコ字型壁13
とで囲まれた空所の前面開口部は成形材からなる
前面板18が嵌着されて遮蔽され、熱線検出素子
2を収納した上記空所は外部と遮断されることに
なる。ここで前面板18は熱線検出素子2に対応
する部位に開口窓19を設け、この開口窓19を
ポリエチレンフイルム20で遮蔽している。この
ポリエチレンフイルム20は熱線のみを通す光学
的フイルタと、空所内部にほこり及び風が侵入す
るのを防ぐ遮断壁とを兼ねたものである。而して
この前面板18、成形板材15、コ字型壁13に
より風除けブロツクCを構成し、端子台7を設け
た部位に開口している配線引き出し口(図示せ
ず)からベース8b内に風が侵入しても風除けブ
ロツクCにより上記空所内に風が流れ込むのを阻
止し、熱線検出素子2が風による影響を受けて温
度変化を生じ誤動作を起こすのを防止するのであ
る。前面板18(又は成形板材15)と、壁13
の開口部との結合部位は第6図に示すようにゴム
材21を張り付けて風の侵入を完全に防ぐように
してある。尚端子台7は信号線を挿入する接続線
挿入孔7aを側面に開口し、内部には接続端子7
bを備え、接続端子7bの締め付け螺子の頭を上
面に露呈させてある。
上記板ばね16は第7図に示すように断面L字
型に曲成された形状を呈し、横片16aは上方に
折曲するとともに引掛孔16bを穿孔した折曲片
16cを備え、折曲片16cのやや内側には係止
孔16dを形成してある。さらに縦片16eには
2個の取付孔16fが穿孔してある。
型に曲成された形状を呈し、横片16aは上方に
折曲するとともに引掛孔16bを穿孔した折曲片
16cを備え、折曲片16cのやや内側には係止
孔16dを形成してある。さらに縦片16eには
2個の取付孔16fが穿孔してある。
而して造営面Bに熱線感知器Aを取り付ける場
合には、第8図に示すように第1のベース8aを
造営面Bにねじ止めする。このとき板ばね16の
取付孔16fを介してベース8bを貫通した螺子
22を造営面Bに螺締することにより第1のベー
ス8aは板ばね16と造営面Bとの間に挟持され
るように取り付けられる。そして、ベース8aに
対してヒンジ部を適度に回動させることによりベ
ース8aに対するベース8bの角度が変わり、適
宜な検知方向にベース8bを向けることができ
る。そして適当な検知方向が得られると、第9図
に示すように板ばね16の係止孔16dを案内溝
17の係止突起17aに係止させればベース8b
の拡開状態は保持されることになる。
合には、第8図に示すように第1のベース8aを
造営面Bにねじ止めする。このとき板ばね16の
取付孔16fを介してベース8bを貫通した螺子
22を造営面Bに螺締することにより第1のベー
ス8aは板ばね16と造営面Bとの間に挟持され
るように取り付けられる。そして、ベース8aに
対してヒンジ部を適度に回動させることによりベ
ース8aに対するベース8bの角度が変わり、適
宜な検知方向にベース8bを向けることができ
る。そして適当な検知方向が得られると、第9図
に示すように板ばね16の係止孔16dを案内溝
17の係止突起17aに係止させればベース8b
の拡開状態は保持されることになる。
ここで、熱線感知器Aを取り付けた状態で検知
エリアを変更する必要が生じたときには、ドライ
バ等の先を折曲片16cの引掛孔16bに引つ掛
けて板ばね16の横片16aを上方に引き上げ
て、係止突起17aより係止孔16dを抜き保持
状態を解除すれば良い。さらに第1のベース8a
の側面は45度に傾斜したテーパ面としてあるか
ら、第10図に示すように造営物Bの角部分に熱
線感知器Aを取り付けることができる。
エリアを変更する必要が生じたときには、ドライ
バ等の先を折曲片16cの引掛孔16bに引つ掛
けて板ばね16の横片16aを上方に引き上げ
て、係止突起17aより係止孔16dを抜き保持
状態を解除すれば良い。さらに第1のベース8a
の側面は45度に傾斜したテーパ面としてあるか
ら、第10図に示すように造営物Bの角部分に熱
線感知器Aを取り付けることができる。
ところでベース8bの向きを設定した後はベー
ス8bにカバー9を被着すればよいのであるが、
被着時にはカバー9の内壁面にベース8bの開口
縁に設けた係止リブ29が圧接係合してカバー9
とベース8bとが固定される。
ス8bにカバー9を被着すればよいのであるが、
被着時にはカバー9の内壁面にベース8bの開口
縁に設けた係止リブ29が圧接係合してカバー9
とベース8bとが固定される。
尚カバー9の前面の裏側には配線基板3に実装
されたタンパスイツチ(図示せず)押すタンパ機
構用板ばね23が第2図に示すように取着してあ
り、又配線基板3に実装された動作表示灯24の
光を透光させる動作表示窓25を設け、さらに動
作表示窓25の側方には摺動板26を左右に摺動
させて動作表示窓25を開閉し、外部から動作表
示灯24が確認可能或いは見えないように切換る
ことができるようになつている。28は動作表示
灯24を前面板18より露呈させるための孔であ
る。
されたタンパスイツチ(図示せず)押すタンパ機
構用板ばね23が第2図に示すように取着してあ
り、又配線基板3に実装された動作表示灯24の
光を透光させる動作表示窓25を設け、さらに動
作表示窓25の側方には摺動板26を左右に摺動
させて動作表示窓25を開閉し、外部から動作表
示灯24が確認可能或いは見えないように切換る
ことができるようになつている。28は動作表示
灯24を前面板18より露呈させるための孔であ
る。
更にフレネルレンズLの表面には第11図に示
すようにポリエチレンフイルムからなるフイルタ
27を熱着等で一体的に被着しており、フレネル
レンズLの凹凸表面にほこりが付着するのを防止
するとともに、熱線のみを透過させて、外乱光に
よる誤動作を防止するようになつている。
すようにポリエチレンフイルムからなるフイルタ
27を熱着等で一体的に被着しており、フレネル
レンズLの凹凸表面にほこりが付着するのを防止
するとともに、熱線のみを透過させて、外乱光に
よる誤動作を防止するようになつている。
[発明の効果]
本発明は上述のように、造営材に固定される第
1のベースと、該第1のベースに対して背面の一
辺が回動自在に枢支され、回動位置を保持する保
持手段を備えた第2のベースと、第2のベースの
前面に着脱自在に挿着するカバーと、該カバーに
着脱自在に挿着した集光用レンズを具備してある
ので、造営面に第1のベースを取付けた後でも第
1のカバーに対して第2のベースを回動させて、
検知方向を調節することができるものであり、保
持手段は第1のベースに一端が固着され他端に係
止孔を形成し、第2のベースの後方より前方にか
けて第2のベース側面に等間隔に列設した係止突
起に係止孔を着脱自在に係止させる板ばねにより
構成したので、回動角度の調節作業は板ばねの係
止孔を第2のベースの後方より前方にかけて第2
のベース側面に等間隔に列設した係止突起に係止
させるだけで行なえるから、外部から簡単に検知
方向の調節が行なえ、更に第2のベースには外部
と結線する端子台を備えるとともに、熱線検出素
子を含む感知器回路を配設した配線基板の部位を
上記端子台と隔絶して内蔵した風除けブロツクを
備え、その風除けブロツクは第2のベースの前面
に設けた三方のコ字型壁と、該壁の両端対向面に
設けた挿入溝にスライド自在に装着される板材
と、上記コ字型壁と板材とで囲まれた空所の前面
開口部に被着される前面板とで構成され、空所内
と空所外の配線基板を分離するように上記板材を
装着し、空所外に端子台を配置したものであるか
ら、結線のために露出させる必要のある端子台
と、空気の流れから遮断する必要のある熱線検出
素子を含む感知器回路とを一枚の配線基板に実装
していても、熱線検出素子を含む感知器回路の配
線部分を空気の流れから遮断し、逆に端子台を外
部の結線ができるように配設することができ、そ
のため端子台が配設されている部分に配線引き出
し口が開口していても、風除けブロツクにより風
が熱線検出素子を配設している部位に侵入するの
を防止でき、熱線検出素子の表面の温度変化によ
る誤動作が無くなるという効果を奏する。
1のベースと、該第1のベースに対して背面の一
辺が回動自在に枢支され、回動位置を保持する保
持手段を備えた第2のベースと、第2のベースの
前面に着脱自在に挿着するカバーと、該カバーに
着脱自在に挿着した集光用レンズを具備してある
ので、造営面に第1のベースを取付けた後でも第
1のカバーに対して第2のベースを回動させて、
検知方向を調節することができるものであり、保
持手段は第1のベースに一端が固着され他端に係
止孔を形成し、第2のベースの後方より前方にか
けて第2のベース側面に等間隔に列設した係止突
起に係止孔を着脱自在に係止させる板ばねにより
構成したので、回動角度の調節作業は板ばねの係
止孔を第2のベースの後方より前方にかけて第2
のベース側面に等間隔に列設した係止突起に係止
させるだけで行なえるから、外部から簡単に検知
方向の調節が行なえ、更に第2のベースには外部
と結線する端子台を備えるとともに、熱線検出素
子を含む感知器回路を配設した配線基板の部位を
上記端子台と隔絶して内蔵した風除けブロツクを
備え、その風除けブロツクは第2のベースの前面
に設けた三方のコ字型壁と、該壁の両端対向面に
設けた挿入溝にスライド自在に装着される板材
と、上記コ字型壁と板材とで囲まれた空所の前面
開口部に被着される前面板とで構成され、空所内
と空所外の配線基板を分離するように上記板材を
装着し、空所外に端子台を配置したものであるか
ら、結線のために露出させる必要のある端子台
と、空気の流れから遮断する必要のある熱線検出
素子を含む感知器回路とを一枚の配線基板に実装
していても、熱線検出素子を含む感知器回路の配
線部分を空気の流れから遮断し、逆に端子台を外
部の結線ができるように配設することができ、そ
のため端子台が配設されている部分に配線引き出
し口が開口していても、風除けブロツクにより風
が熱線検出素子を配設している部位に侵入するの
を防止でき、熱線検出素子の表面の温度変化によ
る誤動作が無くなるという効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は同上のカバーの後方からみた斜視図、第
3図はボデイへのフレネルレンズの取り付け状態
を示す説明図、第4図は同上のフレネルレンズの
別例の斜視図、第5図は同上の第2のベースと風
除けブロツクCの斜視図、第6図は同上の要部の
拡大断面図、第7図は同上の板ばねの拡大斜視
図、第8図は同上を造営物に取り付けた状態を示
す側面図、第9図は同上のカバーを外した状態の
斜視図、第10図は同上を造営物のコーナ部に配
設した状態を示す説明図、第11図は同上のフレ
ネルレンズの別例の要部断面図、第12図及び第
13図は夫々は従来例を示す分解斜視図である。 2は熱線検出素子、3は配線基板、7は端子
台、7aは接続線挿入孔、7bは接続端子、16
は板ばね、Cは風除けブロツク、Lはフレネルレ
ンズである。
第2図は同上のカバーの後方からみた斜視図、第
3図はボデイへのフレネルレンズの取り付け状態
を示す説明図、第4図は同上のフレネルレンズの
別例の斜視図、第5図は同上の第2のベースと風
除けブロツクCの斜視図、第6図は同上の要部の
拡大断面図、第7図は同上の板ばねの拡大斜視
図、第8図は同上を造営物に取り付けた状態を示
す側面図、第9図は同上のカバーを外した状態の
斜視図、第10図は同上を造営物のコーナ部に配
設した状態を示す説明図、第11図は同上のフレ
ネルレンズの別例の要部断面図、第12図及び第
13図は夫々は従来例を示す分解斜視図である。 2は熱線検出素子、3は配線基板、7は端子
台、7aは接続線挿入孔、7bは接続端子、16
は板ばね、Cは風除けブロツク、Lはフレネルレ
ンズである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 造営材に固定される第1のベースと、該第1
のベースに対して背面の一辺が回動自在に枢支さ
れ、回動位置を保持する保持手段を備えた第2の
ベースと、第2のベースの前面に着脱自在に装着
するカバーと、該カバーに着脱自在に装着した集
光用レンズを具備し、第2のベースには外部と結
線する端子台を備えるとともに、熱線検出素子を
含む感知器回路を配設した配線基板の部位を端子
台と隔絶して内蔵した風除けブロツクを備え、保
持手段は第1のベースに一端が固着され他端に係
止孔を形成し、第2のベースの後方より前方にか
けて第2のベース側面に等間隔に列設した係止突
起に係止孔を着脱自在に係止させる板ばねにより
構成し、風除けブロツクは第2のベースの前面に
設けた三方のコ字型壁と、該コ字型壁の両端対向
面に設けた挿入溝にスライド自在に装着される板
材と、コ字型壁と板材とで囲まれた空所の前面開
口部に被着される前面板とで構成され、空所内と
空所外の配線基板を分離するように板材を装着
し、空所外に端子台を配置したことを特徴とする
熱線感知器。 2 上記端子台は配線基板の端部上に設けられ、
端子台には接続端子と接続線挿入孔を設けてある
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱
線感知器。 3 配線基板上の上記熱線検出素子に対応する前
面板の位置にはポリエチレンフイルムで遮蔽した
窓孔を穿孔してあることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の熱線感知器。 4 上記集光レンズをフレネルレンズで構成し、
このフレネルレンズの周縁には上記カバーの前面
の開口窓の縁部に着脱自在に係止する係止爪を設
け、該係止爪により開口窓に着脱自在に装着され
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
熱線感知器。 5 第1のベースの側面を略45°の傾斜面で形成
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の熱線感知器。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61039968A JPS62197724A (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 | 熱線感知器 |
AU64604/86A AU580898B2 (en) | 1986-02-25 | 1986-10-30 | Infrared detector |
US06/924,758 US4795908A (en) | 1986-02-25 | 1986-10-30 | Infrared detector |
GB8626507A GB2186972B (en) | 1986-02-25 | 1986-11-06 | Infrared detector |
DE19863639323 DE3639323A1 (de) | 1986-02-25 | 1986-11-17 | Infrarotdetektor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61039968A JPS62197724A (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 | 熱線感知器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62197724A JPS62197724A (ja) | 1987-09-01 |
JPH052175B2 true JPH052175B2 (ja) | 1993-01-11 |
Family
ID=12567752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61039968A Granted JPS62197724A (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 | 熱線感知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62197724A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2647406B2 (ja) * | 1988-01-25 | 1997-08-27 | 松下電工株式会社 | 人体検知器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52141282A (en) * | 1976-05-18 | 1977-11-25 | Minnesota Mining & Mfg | Pyroelectric infrared ray detector |
US4447726A (en) * | 1982-04-16 | 1984-05-08 | Cerberus Ag | Passive infrared intrusion detector |
-
1986
- 1986-02-25 JP JP61039968A patent/JPS62197724A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52141282A (en) * | 1976-05-18 | 1977-11-25 | Minnesota Mining & Mfg | Pyroelectric infrared ray detector |
US4447726A (en) * | 1982-04-16 | 1984-05-08 | Cerberus Ag | Passive infrared intrusion detector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62197724A (ja) | 1987-09-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |