JPS5926468Y2 - 散乱光式煙感知器 - Google Patents

散乱光式煙感知器

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Publication number
JPS5926468Y2
JPS5926468Y2 JP18344778U JP18344778U JPS5926468Y2 JP S5926468 Y2 JPS5926468 Y2 JP S5926468Y2 JP 18344778 U JP18344778 U JP 18344778U JP 18344778 U JP18344778 U JP 18344778U JP S5926468 Y2 JPS5926468 Y2 JP S5926468Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
shield plate
shielding tube
smoke detector
smoke
Prior art date
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Expired
Application number
JP18344778U
Other languages
English (en)
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JPS55100289U (ja
Inventor
恒彦 荒木
Original Assignee
松下電工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP18344778U priority Critical patent/JPS5926468Y2/ja
Publication of JPS55100289U publication Critical patent/JPS55100289U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は遮光筒とシールド板との電気的接続を確実に行
わせることができる散乱光式煙感知器の改良に関するも
ので、さらに詳述すれば、投光器2と煙感知用の受光器
3とを収納するプラスチック製の遮光筒4の上面中央部
に導電性弾性体5を配設し、前記遮光筒4の上面周縁部
に複数個の突起21を突設し、煙感知用内部回路を静電
的にシールドするシールド板1の周縁部に前記遮光筒4
の各突起21を貫通する取付孔11を設け、取付孔11
に貫挿された突起21を溶着手段にて潰して導電性弾性
体5を遮光筒4シールド板1とで圧縮挟持すると共に遮
光筒4とシールド板1とを固着し、煙感知器本体を構成
するベースブロックaとカバーブロック19との結合部
にてシールド板1の周縁部を挾持して成る散乱光式煙感
知器に係るものである。
従来、シールド板と遮光筒という2つの部品が接触して
一体になっている場合、2部品の接続のために、ねじ止
めや、ばねによる押え付けが行なわれていた。
上記のうち、ねじ止めは、作業性が悪く、ばねによる押
えつけは、片方が合成樹脂の場合、長期間経過と共に変
形してがたが生じ、電気的接続が不十分になるという欠
点があった。
本考案はかかる従来例の欠点を鑑みてなされたもので、
本考案の目的とするところは、遮光筒と、シールド板と
で圧縮挟持すると共に遮光筒とシールド板とを貼着する
ことにより、作業性が良く、しかも長時間にわたって良
好な、電気的接触を保持することができる散乱光式煙感
知器を提供するにある。
以下本考案を図示実施例に従って詳述する。
この散乱光式煙感知器Aは大別して煙感知用内部回路収
納用の回路収納部6、シールド板1、遮光筒4及びケー
ス7とに分れている。
回路収納部6は第2図に示すように円盤状のもので、下
面に嵌着したプリント基板8に設けた通孔9を通って2
本の柱10が垂設されている。
この柱10の下端にはある角度をもってランプ保持用水
平孔をそれぞれ穿設してあり、その中に投光器2 (例
えば発光ダイオード)と受光器3とを配設しである。
シールド板1は上方開口の浅い金属製の皿状のもので、
周縁に取付孔11を複数個穿設してあり、さらに柱10
を挿入するための挿入孔12を2個所穿設しである。
遮光筒4は円板状の取付板部13の下面に、扇形の投受
光器収納部14と扇形の光トラップ15とを対向して配
設したもので、投受光器収納部14にはある角度をもっ
て光トラツプ15側の内側面に窓16をそれぞれ穿設し
である。
光1〜ラップ15は投受光器収納部14側の内側面が開
口しており、内部は細く扇状に仕切壁17にて仕切られ
ている。
光トラップ15と投受光器収納部14との間の空間は煙
感知部18である。
また取付板部13の上面には導電性塗料を塗布しである
ケース7は摺り林状の遮光筒ケースたるカバーブロック
19の下面に円筒状の煙導入部20を配設して構成しで
ある。
このカバーブロック19はベースブロックaと結合され
、その結合部にてシールド板1の周縁部を挾持するよう
になっている。
導電性弾性体5は例えば導電性ゴムのようなものである
しかして導電性弾性体5を遮光筒4の取付部13とシー
ヌド板1の下面との間に挾み込み、しかるのちに取付板
部13より立設した突起21を取付孔11に挿入し、先
端を超音波溶着のような溶着、手段にて潰し、遮光筒4
とシールド板1とを一体化する。
この場合導電性弾性体5は遮光筒4とシールド板1とで
押圧挾持され、遮光筒4の導電性塗料と金属性のシール
ド板1とに強力に接触し、確実な電気的接触がはがれる
ものである。
このように一体化したシールド板1と遮光筒4とを回路
収納部6に嵌着したのち、その上からケース7を被嵌す
る。
このように組立てられた散乱光式煙感知器Aにおいて、
間歇駆動された投光器2 (発光ダイオード)から放射
された光は、遮光筒4の窓16から出て煙感知部18を
通過後、煙がない場合は全て光トラップ15で吸収され
る。
従って受光器3には光が検出されず、散乱光式煙感知器
Aは動作に至らない。
いま煙が発生すると、煙が煙導入部20を通過して、煙
感知器18に達するため、投光器2からの放射光が、煙
粒子によって散乱されるそしてほぼ60°近辺に後方散
乱した光のみが、遮光筒4の窓16を通して受光器3に
入射する。
散乱光出力が設定値を一定時間越えると、散乱光式煙感
知器Aは動作する。
本考案は叙上のように構成されており、投光器と煙感知
用の受光器とを収納するプラスチック製の遮光筒の上面
中央部に導電性弾性体を配設し、前記遮光筒の上面縁部
に複数個の突起を突設し、煙感知用内部回路を静電的に
シールドするシールド板の周縁部に前記筒の各突起を貫
挿する取付孔を設け、取付孔に貫挿された突起を溶着手
段にて潰して導電性弾性体を遮光筒とシールド板とで圧
縮挟持すると共に遮光筒とシールド板とを固着したもの
であるから、遮光筒を固定するためにねし止めなどを行
なう必要がなく、プラスチック製の遮光筒の突起をシー
ルド板の取付孔に貫挿した状態で溶着す°るだけで、遮
光筒とシールド板とを固着することができて作業性が向
上し、しかも本考案にあっては導電性弾性体をシールド
板の全周に亘って設けたものではなく、シールド板の中
央部にのみ位置するようにして、シールド板の周縁部に
ついては溶着によってプラスチック製の遮光筒と固着す
るようにしているので、導電性弾性体をシールド板と遮
光筒との間に設けても、その弾性のためにシールド板と
遮光筒との結合がぐらつくようなことはなく、長期に亘
って、導電性弾性体による良好な電気的接触を保持する
ことができ、遮光筒の帯電を防止でき、外来ノイズに対
する投光器や受光器の静電シールドが完全になり、煙感
知器の誤動作を防止できる利点がある。
さらにまた本考案にあっては、煙感知器本体を構成する
ベースブロックとカバーブロックとの結合部にてシール
ド板の周縁部を挟持するようにしたものであるから、シ
ールド板をねじなどを用いて取り付ける必要がなく、こ
の点においても組立作業性が向上するという利点がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図は同上の
分解斜視図、第3図は同上の遮光筒とシールド板との接
続状態の縦断面図で、1はシールド板、2は投光器、3
は受光器、4は遮光筒、5は導電性弾性体、11は取付
孔、19はカバーブロック、21は突起、aはベースブ
ロックである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 投光器と煙感知用の受光器とを収納するプラスチック製
    の遮光筒の上面中央部に導電性弾性体を配設し、前記遮
    光筒の上面周縁部に複数個の突起を突設し、煙感知用内
    部回路を静電的にシールドするシールド板の周縁部に前
    記遮光筒の各突起を貫挿する取付孔を設け、取付孔に貫
    挿された突起を溶着手段にて潰して導電性弾性体を遮光
    筒とシールド板とで圧縮挟持すると共に遮光筒とシール
    ド板とを固着し、煙感知器本体を構成するベースブロッ
    クとカバーブロックとの結合部にてシールド板の周縁部
    を挟持して成る散乱光式煙感知器。
JP18344778U 1978-12-29 1978-12-29 散乱光式煙感知器 Expired JPS5926468Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18344778U JPS5926468Y2 (ja) 1978-12-29 1978-12-29 散乱光式煙感知器

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JP18344778U JPS5926468Y2 (ja) 1978-12-29 1978-12-29 散乱光式煙感知器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55100289U JPS55100289U (ja) 1980-07-12
JPS5926468Y2 true JPS5926468Y2 (ja) 1984-08-01

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ID=29195121

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18344778U Expired JPS5926468Y2 (ja) 1978-12-29 1978-12-29 散乱光式煙感知器

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JP5523203B2 (ja) * 2010-05-25 2014-06-18 ホーチキ株式会社 煙感知器

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JPS55100289U (ja) 1980-07-12

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