JP2597501Y2 - 温水洗浄便座 - Google Patents
温水洗浄便座Info
- Publication number
- JP2597501Y2 JP2597501Y2 JP1992064500U JP6450092U JP2597501Y2 JP 2597501 Y2 JP2597501 Y2 JP 2597501Y2 JP 1992064500 U JP1992064500 U JP 1992064500U JP 6450092 U JP6450092 U JP 6450092U JP 2597501 Y2 JP2597501 Y2 JP 2597501Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- toilet seat
- case
- control board
- warm water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、制御基板を内蔵した温
水暖房便座の改良に係わるものである。
水暖房便座の改良に係わるものである。
【０００２】
【従来の技術】洋風便器の上に載置され、人体局部を洗
浄する温水洗浄便座の制御基板の取付け構造は、一般的
に図２に示されるように、上ケース及び下ケースからな
る筐体内に一次回路部品を実装した大電力制御基板を鉛
直になるよう基板取付用シャーシに取り付けるととも
に、表示様のＬＥＤ及び操作用押釦ＳＷ等を実装した操
作基板を下ケース上部操作面裏面に操作面に平行になる
よう取付けられていた。
浄する温水洗浄便座の制御基板の取付け構造は、一般的
に図２に示されるように、上ケース及び下ケースからな
る筐体内に一次回路部品を実装した大電力制御基板を鉛
直になるよう基板取付用シャーシに取り付けるととも
に、表示様のＬＥＤ及び操作用押釦ＳＷ等を実装した操
作基板を下ケース上部操作面裏面に操作面に平行になる
よう取付けられていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】汚水を流す便器上に設
置される温水洗浄便座は高湿なため、上ケース及び下ケ
ースからなる筐体内に結露が生じ易く、また上ケース及
び下ケースの合わせ目の接続部より尿、手洗い水等が侵
入する場合がある。これらの結露水、尿、手洗い水は筐
体内で適下したり、筐体内に配設されたコード類を伝わ
って制御用基板に到達して実装部品上で滞留し、トラッ
キング等の不良モードを発生させる危険があった。ま
た、大電力制御基板と操作基板とは、取り付けられる方
向が大きく異なっているため、大電力制御基板と操作基
板とを別々に筐体内に固定する必要があり、組立てが煩
雑になる課題があった。
置される温水洗浄便座は高湿なため、上ケース及び下ケ
ースからなる筐体内に結露が生じ易く、また上ケース及
び下ケースの合わせ目の接続部より尿、手洗い水等が侵
入する場合がある。これらの結露水、尿、手洗い水は筐
体内で適下したり、筐体内に配設されたコード類を伝わ
って制御用基板に到達して実装部品上で滞留し、トラッ
キング等の不良モードを発生させる危険があった。ま
た、大電力制御基板と操作基板とは、取り付けられる方
向が大きく異なっているため、大電力制御基板と操作基
板とを別々に筐体内に固定する必要があり、組立てが煩
雑になる課題があった。
【０００４】本考案は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、筐体内に結露が発生しても、また筐体内に尿、手
洗い水が侵入してもトラッキング等の不良モードの発生
を防止するとともに組立て容易な温水洗浄便座を提供す
ることを目的としたものである。
あり、筐体内に結露が発生しても、また筐体内に尿、手
洗い水が侵入してもトラッキング等の不良モードの発生
を防止するとともに組立て容易な温水洗浄便座を提供す
ることを目的としたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本考案の構成を実施例に対応する図１を用いて説明す
ると、本考案は、温水ヒータ、便座を暖房するヒータ等
のアクチエータと、該アクチエータを制御する回路を設
けた制御基板（１２）、（１５）と、この制御基板（１
２）、（１５）及びアクチエータを収納する上下に分割
されたケース（１）、（２）とを有する温水洗浄便座
（２１）において、比較的大電力を扱う制御基板（１
５）を実装面が下向きになるよう基板ケース（３）内面
に取付けるとともに、該基板ケース（３）上面に比較的
低出力の部品を実装した操作基板（１２）を実装面が上
向きになるよう取付け、該基板ケース（３）を上ケース
（１）内に固定した技術手段を講じている。
の本考案の構成を実施例に対応する図１を用いて説明す
ると、本考案は、温水ヒータ、便座を暖房するヒータ等
のアクチエータと、該アクチエータを制御する回路を設
けた制御基板（１２）、（１５）と、この制御基板（１
２）、（１５）及びアクチエータを収納する上下に分割
されたケース（１）、（２）とを有する温水洗浄便座
（２１）において、比較的大電力を扱う制御基板（１
５）を実装面が下向きになるよう基板ケース（３）内面
に取付けるとともに、該基板ケース（３）上面に比較的
低出力の部品を実装した操作基板（１２）を実装面が上
向きになるよう取付け、該基板ケース（３）を上ケース
（１）内に固定した技術手段を講じている。
【０００６】
【実施例】本考案の実施例を図１に基づき以下説明す
る。６は、温水洗浄便座２１の一方に突出して形成さ
れ、温水洗浄便座２１の制御基板等の部品を内部に収納
し、その上面に操作部分を設けた上ケース１及び下ケー
ス２からなる筐体である。１２は、スイッチ１０及び表
示用のＬＥＤ１１等比較的低電力の部品を実装した操作
基板である。３は基板ケースであり、該基板ケース３内
面には、比較的大電力を扱う大電力制御基板１５が実装
面が下向きになるように取付けられ、大電力制御基板１
５が基板ケース３によって覆われるとともに該基板ケー
ス３上面には、比較的低出力の部品を実装した操作基板
１２が実装面が上向きになるよう取付けられている。そ
して、基板ケース３に固定された操作基板１２が上ケー
ス１操作面と平行となるように位置して、該基板ケース
３を上ケース１上方部に固定させる。
る。６は、温水洗浄便座２１の一方に突出して形成さ
れ、温水洗浄便座２１の制御基板等の部品を内部に収納
し、その上面に操作部分を設けた上ケース１及び下ケー
ス２からなる筐体である。１２は、スイッチ１０及び表
示用のＬＥＤ１１等比較的低電力の部品を実装した操作
基板である。３は基板ケースであり、該基板ケース３内
面には、比較的大電力を扱う大電力制御基板１５が実装
面が下向きになるように取付けられ、大電力制御基板１
５が基板ケース３によって覆われるとともに該基板ケー
ス３上面には、比較的低出力の部品を実装した操作基板
１２が実装面が上向きになるよう取付けられている。そ
して、基板ケース３に固定された操作基板１２が上ケー
ス１操作面と平行となるように位置して、該基板ケース
３を上ケース１上方部に固定させる。
【０００７】１６は、防湿性を高めるために大電力制御
基板１５上面、下面に充填された防湿用充填材である。
１３はコネクタであり、該コネクタ１３は上ケース１及
び下ケース２の接続部より上位になるよう大電力制御基
板１５に固定されている。
基板１５上面、下面に充填された防湿用充填材である。
１３はコネクタであり、該コネクタ１３は上ケース１及
び下ケース２の接続部より上位になるよう大電力制御基
板１５に固定されている。
【０００８】上記実施例において、上ケース１内に大電
力制御基板１５を位置させ該基板１５上方に基板ケース
３を設けたことにより、内部で発生した結露水が大電力
制御基板１５及びコネクタ１３等に滴下又は滞留するの
を防止することができ、また上ケース１、下ケース２の
接続部から侵入する尿、手洗い水は、下ケース２の内面
を伝わって下方に流れるため、上ケース１内に固定され
た大電力制御基板１５はもとよりコネクタ１３に影響を
及ぼさない。さらに、基板ケース３を介して大電力制御
基板１５と制御基板１２とを予め一体に組立てて上ケー
ス１に固定することができるので、温水洗浄便座の組立
てが容易になる。
力制御基板１５を位置させ該基板１５上方に基板ケース
３を設けたことにより、内部で発生した結露水が大電力
制御基板１５及びコネクタ１３等に滴下又は滞留するの
を防止することができ、また上ケース１、下ケース２の
接続部から侵入する尿、手洗い水は、下ケース２の内面
を伝わって下方に流れるため、上ケース１内に固定され
た大電力制御基板１５はもとよりコネクタ１３に影響を
及ぼさない。さらに、基板ケース３を介して大電力制御
基板１５と制御基板１２とを予め一体に組立てて上ケー
ス１に固定することができるので、温水洗浄便座の組立
てが容易になる。
【０００９】
【考案の効果】本考案は上記構成により、筐体内に結露
が発生しても、また筐体内に尿、手洗い水が侵入しても
トラッキング等の不良モードの発生を防止するとともに
組立て容易な温水洗浄便座を提供することができる。
が発生しても、また筐体内に尿、手洗い水が侵入しても
トラッキング等の不良モードの発生を防止するとともに
組立て容易な温水洗浄便座を提供することができる。
【図１】本考案の実施例を示す断面図。
【図２】従来の実施例を示す断面図。
【図３】温水洗浄装置の外観を示す斜視図。
１．上ケース ２．下ケース ３．基板ケース ４．操作ラベ
ル ５．基板取付け用シャーシ ６．筐体 １０．スイッチ １１．ＬＥＤ １２．操作基板 １３．コネク
タ １４．コード １５．大電力
制御基板 １６．防湿用充填材 ２０．洗浄ノ
ズル ２１．暖房便座 ２２．便ふた
ル ５．基板取付け用シャーシ ６．筐体 １０．スイッチ １１．ＬＥＤ １２．操作基板 １３．コネク
タ １４．コード １５．大電力
制御基板 １６．防湿用充填材 ２０．洗浄ノ
ズル ２１．暖房便座 ２２．便ふた
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 杉山 好文 茨城県下館市大字小川1500番地 日立化 成エレクトロニクス株式会社内 (56)参考文献 特開 平４−55532（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E03D 9/00 - 9/16
Claims (2)
- 【請求項１】 温水ヒータ、便座を暖房するヒータ等の
アクチエータと、該アクチエータを制御する回路を設け
た制御基板と、この制御基板及びアクチエータを収納す
る上下に分割されたケースとを有する温水洗浄便座にお
いて、比較的大電力を扱う制御基板を実装面が下向きに
なるよう基板ケース内面に取付けるとともに、該基板ケ
ース上面に比較的低出力の部品を実装した操作基板を実
装面が上向きになるよう取付け、該基板ケースを上ケー
ス内に固定したことを特徴とする温水洗浄便座。 - 【請求項２】 比較的大電力を扱う制御基板の制御回路
が、コネクタを介してアクチエータに接続され、コネク
タが上ケースと下ケースの分割面より高い位置に取付け
られたことを特徴とする請求項１記載の温水洗浄便座。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992064500U JP2597501Y2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 温水洗浄便座 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992064500U JP2597501Y2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 温水洗浄便座 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0630285U JPH0630285U (ja) | 1994-04-19 |
| JP2597501Y2 true JP2597501Y2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=13259989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992064500U Expired - Fee Related JP2597501Y2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 温水洗浄便座 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597501Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6661382B2 (ja) * | 2016-01-15 | 2020-03-11 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | 便座装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2784682B2 (ja) * | 1990-06-22 | 1998-08-06 | 愛知電機株式会社 | スイッチ取付基板の取付構造 |
-
1992
- 1992-09-16 JP JP1992064500U patent/JP2597501Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0630285U (ja) | 1994-04-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |