JP2001137154A - 多機能便座装置 - Google Patents

多機能便座装置

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JP2001137154A
JP2001137154A JP32298599A JP32298599A JP2001137154A JP 2001137154 A JP2001137154 A JP 2001137154A JP 32298599 A JP32298599 A JP 32298599A JP 32298599 A JP32298599 A JP 32298599A JP 2001137154 A JP2001137154 A JP 2001137154A
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JP
Japan
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toilet seat
multifunctional
operation unit
function
seat device
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JP32298599A
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English (en)
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Koji Mine
浩二 峯
Hiroyuki Tsuboi
宏之 坪井
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作部を使用する場合にも身体をひねることが
不要で使用勝手が良く、更に小型化に優れた、多機能便
座を提供する。 【解決手段】人体局部洗浄機能、局部乾燥機能、暖房便
座機能等の少なくとも何れか一つを有する多機能便座装
置において、前記各機能を動作させる操作部4を便座1
の側面に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体局部洗浄機
能、局部乾燥機能、暖房便座機能等を有する多機能便座
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から多機能便座装置として、図5に
示すようなものが知られている。この従来例の多機能便
座装置は、便座1と本体2からなっており、本体2の内
部には洗浄ノズルから放出する洗浄水で人体の局部を洗
浄する洗浄水放出装置(図示せず)、洗浄後の局部を乾
燥させる乾燥装置(図示せず)や暖房便座のヒータを駆
動させるための制御回路を含むコントローラ3などが内
蔵され、かつ、本体2の側面の膨出部の上面に各種装置
を動作させるためのスイッチなどからなる操作部4が配
置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、多機能便座装置
は、洗浄機能の高付加価値化等により、構成部品が増
え、制御部品点数も増大する一方で、設置場所や美観の
観点からは小型化が要求されている。また、おしり洗浄
やビデ洗浄等の操作は、通常は壁面に取り付けられた専
用のリモコンが使用されるため、便座装置本体に付設し
た操作部はほとんど使用されないにもかかわらず、リモ
コンの故障や電池切れ時の緊急対応用として本体にも配
置せざるを得ず、大きなスペースが必要とされると共
に、美観を損ねていた。更に、該操作部が身体の後方に
配置されているため、操作部の使用時には身体を後方に
ひねる必要があり、操作がし辛いという問題もあった。
また、特開昭59−82822号公報では、該操作部を
便座の先端部分に搭載することが提案されてはいるが、
この構成では使用時に足が当たる恐れがあり使用勝手が
良いとは言えなかった。更に、同号公報ではプッシュア
ウト方式を採用しているため、不要な時でも足が当たる
などして誤って操作部が飛び出ることがあるなどの問題
点を有していた。
【0004】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、操作部を使用する場合にも身体を
ひねることが不要で使用勝手が良く、更に小型化に優れ
た、多機能便座装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
人体局部洗浄機能、局部乾燥機能、暖房便座機能等の少
なくとも何れか一つを有する多機能便座装置において、
前記各機能を動作させる操作部を便座の側面に設けたこ
とを特徴とする。一般に暖房機能を有する便座装置は、
使用者の体重に耐え得る程度の強度を保持しつつ、熱伝
導効率のために極力薄型化するため、便座本体を下方が
開放した断面コ字型に形成すると共に、この水平部の裏
面に、チュービングヒータ等の線状のヒータが接着され
て構成されている。また、人体と接触しない便座本体の
開放面側は、樹脂製の底板を振動もしくは熱溶着により
一体化している。その結果、ヒータと底板との間には空
間が生じることになるが、本発明は便座のこの内部空間
を有効利用したものである。即ち、この内部空間内に操
作部の一部又は全部を埋設することにより、便座の側面
に設けることができ、本体内部にあった操作部用のスペ
ースを空けることが出来、かつ、着座時に自然に手が届
く位置にスイッチがあるため、体をひねることも不要に
なり、使用勝手が良くコンパクトな多機能便座装置が提
供できるのである。
【0006】請求項2記載の発明は、前記便座本体は、
少なくとも三方が閉塞された内部空間を有する事を特徴
とする。前記の通り、便座本体を下方が開放した逆コ字
型、逆U字型等の三方閉塞形状や、この開放側に別体の
底板等を溶着等して四方が閉塞された形状にすることに
より、便座本体内に空間を形成し、この空間内に前記し
た通り操作部の一部又は全部を埋設する事ができるよう
になる。
【0007】請求項3記載の発明は、前記操作部の一部
又は全部を前記内部空間内に埋設して、この操作部表面
が便座本体の側面と略同一面となるように構成した事を
特徴とする。操作部が便座と略面一であれば、更にコン
パクトになり、清掃性、安全性にも優れると共に、美観
も向上する。また、凹凸が少なくなれば、製品出荷時の
梱包も容易で、物流コストも低減できる。
【0008】請求項4記載の発明は、前記各機能の熱源
としてヒータを使用し、このヒータの制御回路部分を、
前記操作部の一部を構成するプリント基板内に一体化し
て組み込んだことを特徴とする。かかる構成により、便
座本体の内部空間を有効利用すると同時に本体内部にあ
った前記ヒータを駆動させるための制御回路部分のスペ
ースを空けることが出来、多機能便座装置を更に小型化
できる。
【0009】請求項5記載の発明は、前記機能として暖
房便座機能を備え、前記プリント基板を、前記便座本体
の内部空間に充填される発泡樹脂でこの便座本体に固定
したことを特徴とする。この発泡樹脂は、前記ヒータを
暖房便座機能を備えた便座本体の人体接触面の裏面に密
着させるとともに、便座本体の強度確保のために使用す
るものであるが、この樹脂を利用することで前記プリン
ト基板を容易に固定することが可能となるのである。ま
た、この発泡樹脂は内部空間の細部まで入り込むため、
あらかじめ便座の内面側に接着剤を塗布しておくこと
で、発泡樹脂と便座とが完全に密着することになり、万
一便座が便器内に落ちたり、清掃中に操作部に水がかか
ったとしても、内部のヒータや制御部等にまで水が達す
ることがなく、防水性のある多機能便座装置を提供でき
るのである。
【0010】請求項6記載の発明は、前記各機能の制御
部、駆動部等の一部又は全部を備えた装置本体と前記便
座本体とを便座コードで電気的に接続し、この便座コー
ドの便座との接続部を、前記操作部に一体化して組み込
んだことを特徴とする。かかる構成により、前記暖房便
座装置の組立て性を向上させることが可能となるのであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を添付図面
に基づいて説明する。図1に示すように、便座1は平面
視で略楕円環状をしており、断面視では、何れも樹脂製
の逆U字型の上板と、この上板の両端部に溶着等されて
下方の開放側を閉塞する底板とからなり、上板と底板と
の間に内部空間を有するように成されている。便座1の
後端部の両側を装置本体2に回動自在に取り付けてあ
る。本体2の内部には洗浄ノズルから放出する洗浄水で
人体の局部を洗浄する洗浄水放出装置(図示せず)と、
洗浄後の局部を乾燥させる乾燥装置(図示せず)や暖房
便座のヒータを駆動させるための制御回路を含むコント
ローラ3などが内蔵されている。便座1の側面には各種
装置を操作するためのスイッチなどからなる操作部4が
配置されている。
【0012】上記構成において、操作部4は、便座1に
座った人の手が自然にスイッチに届くように腰部の下に
当たる便座の側面に配置されているため、便座1に座っ
た人は顔を後ろに振り向かせることや、体をひねること
なく、容易にスイッチ操作が行えるのである。
【0013】図2は本発明の第二実施例を示し、上記操
作部4の一部を構成するプリント基板7内に、人体の臀
部周辺を暖める為の熱源となるヒータを駆動させるため
の制御回路部分を一体化して組み込んでいる。このプリ
ント基板7を便座1の内部空間に配置し、内部空間に充
填される発泡樹脂6で便座1に固定している。便座1と
多機能便座装置本体2とは電力の供給や制御信号を伝達
する手段となる便座コード5で接続され、この便座コー
ド5と便座1との接続部を前記操作部4に一体的に組み
込んでいる。
【0014】上記構成において、前記プリント基板7
は、便座1の内部に配置される場合に、図3に示すよう
に内部空間に充填される発泡樹脂で覆われることにな
り、容易に移動しないように保持されることになる ま
た、この発泡樹脂が便座1の内部空間の細部にまで入り
込んで便座と完全密着することにより、プリント基板7
周辺の回路は完全に防水されることになるのである。
【0015】また、図4に示すように便座コード5の便
座1との接続部を、操作部4に一体化して組み込んでい
るため、部品点数が削減され組み立て性が向上すること
になるのである。また、組み立て時のネジのゆるみ等に
よる不具合も防止できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
操作部を使用する場合にも身体をひねることが不要で使
用勝手が良く、更に小型化に優れた、多機能便座装置を
得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す多機能便座装置の斜視
図である。
【図2】同、第二実施例を示す多機能便座装置の斜視図
である。
【図3】同、図2のA−A線断面図である。
【図4】同、図2のB方向から見た図である。
【図5】従来例を示す多機能便座装置の斜視図である。
【符号の説明】
1…便座、2…本体、3…コントローラ、4…操作部、
5…便座コード、6…発泡樹脂、7…ヒータ駆動回路を
組み込んだ操作部のプリント基板、8…ヒータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体局部洗浄機能、局部乾燥機能、暖房
    便座機能等の少なくとも何れか一つを有する多機能便座
    装置において、 前記各機能を動作させる操作部を便座本体の側面に設け
    たことを特徴とする多機能便座装置。
  2. 【請求項2】 前記便座本体は、少なくとも三方が閉塞
    された内部空間を有する事を特徴とする請求項1記載の
    多機能便座装置。
  3. 【請求項3】 前記操作部の一部又は全部を前記内部空
    間内に埋設して、この操作部表面が便座本体の側面と略
    同一面となるように構成した事を特徴とする請求項2記
    載の多機能便座装置。
  4. 【請求項4】 前記各機能の熱源としてヒータを使用
    し、このヒータの制御回路部分を、前記操作部の一部を
    構成するプリント基板内に一体化して組み込んだことを
    特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の多機能便座装
    置。
  5. 【請求項5】 前記機能として暖房便座機能を備え、前
    記プリント基板を、前記便座本体の内部空間に充填され
    る発泡樹脂でこの便座本体に固定したことを特徴とする
    請求項2乃至4の何れか記載の多機能便座装置。
  6. 【請求項6】 前記各機能の制御部、駆動部等の一部又
    は全部を備えた装置本体と前記便座本体とを便座コード
    で電気的に接続し、この便座コードの便座との接続部
    を、前記操作部に一体化して組み込んだことを特徴とす
    る請求項1乃至5記載の多機能便座装置。
JP32298599A 1999-11-12 1999-11-12 多機能便座装置 Pending JP2001137154A (ja)

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