JPH0715906Y2 - 衛生洗浄装置の温風乾燥装置 - Google Patents

衛生洗浄装置の温風乾燥装置

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JPH0715906Y2
JPH0715906Y2 JP11432588U JP11432588U JPH0715906Y2 JP H0715906 Y2 JPH0715906 Y2 JP H0715906Y2 JP 11432588 U JP11432588 U JP 11432588U JP 11432588 U JP11432588 U JP 11432588U JP H0715906 Y2 JPH0715906 Y2 JP H0715906Y2
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housing
mica
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warm air
insulating mica
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JP11432588U
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哲博 片宗
正純 森脇
孝夫 坂間
彰彦 中島
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Koito Industries Ltd
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Koito Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、局部洗浄及び温風乾燥機能等を備えた衛生洗
浄装置に係り、特にその温風乾燥装置に関する。
〔従来の技術〕
従来から、局部洗浄機能を持つ衛生洗浄装置をたとえば
腰掛式の水洗便器等に据付けたものが利用されている。
第7図は衛生洗浄装置Bを便器本体Aに据えつけたもの
を示す斜視図である。
図において、衛生洗浄装置Bはそのケーシング10内に洗
浄機能や乾燥機能等の機器を収納し、配管系や制御部も
組み込んだものとして構成されている。具体的には、第
8図のケーシング10内の概略平面図に示すように、左端
から順に洗浄水加熱用の温水タンク11,給水用のバルブ
ユニット12,洗浄水を噴出するノズルロッド13aを進退可
能に備えたノズル装置13及び洗浄後に温風を吹き付けて
乾燥させるための温風乾燥装置1等を配置したものであ
る。そして、これらの各機器はケーシング10の表面に備
えた操作パネル10aによって作動させることができる。
なお、ケーシング10には、第7図にように、便座10b及
び便蓋10cを開閉自在に連結し、これらをそのまま便器
本体Aにセットして使用できる。
温風乾燥装置1は、そのハウジング2の先端を便器本体
Aのボール部aに向けて形成し、内蔵したファン3によ
って風を送り込む構造である。そして、ハウジング2の
中にヒータ4を収納し、その発熱によって温風を吹き出
すことができる。
第9図はヒータ4の取付け構造を示す概略断面図であ
り、図示のようにハウジング2の中にマイカ板5を枠状
に組み込み、これに沿ってヒータ4を固定している。
〔考案が解決しようとする課題〕
また、マイカ板5の他に、ヒータ4の周りを囲むように
絶縁マイカ14が配置される。この絶縁マイカ14は、ハウ
ジング2の内周壁に沿って貼り付けるため、図示のよう
に4枚の片を1枚ずつ手作業で所定の位置にセットして
組み立てる。
しかし、このように4枚の片を張り付ける作業は、ヒー
タ4に対する位置決めを正確にする等の条件があるた
め、かなり困難さを伴う。また、4枚の片がそれぞれ独
立しているので、ハウジング2の最終的な組立のときに
それぞれが所定の位置からずれてしまうこともあり、手
直しを必要とすることもある。このように、絶縁マイカ
14を1枚ずつ貼り付ける方法では、作業に手間を要する
ほか、製品の信頼度にも影響を与えるという問題があ
る。
そこで、本考案は、絶縁マイカの組み付けが簡単に行え
しかもハウジングの形状に倣って適正に一体化できるよ
うにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の衛生洗浄装置の温風乾燥装置は、以上の目的を
達成するために、局部洗浄用のノズル及び乾燥用の温風
乾燥装置を備え、該温風乾燥装置をファン及びヒータを
内蔵したハウジングによって構成した衛生洗浄装置にお
いて、前記ヒータの周りを囲んで前記ハウジングの内部
に組み込まれる絶縁マイカをその両端が開放した箱状に
形成し、前記絶縁マイカの端部の角部分から折れ曲げ線
に沿ってスリットを切開したことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本考案の特徴を具体的に
説明する。
第1図は本考案の温風乾燥装置に組み込む絶縁マイカ及
びマイカ板の組立斜視図、第2図はその分解斜視図であ
る。
絶縁マイカ6は、第3図の展開図のように、1枚ものを
素材としたものであり、これを第1図及び第2図のよう
に箱形に折り曲げてハウジング2の中に組み込む。そし
て、絶縁マイカ6の長手方向の一辺には、折り曲げ線に
沿う3個のスリット6aが切開されている。これらのスリ
ット6aは、第2図のように箱状に折り曲げたとき、3個
のコーナ部に位置し、各辺に相当する絶縁マイカ6は外
側へ開く方向又は内側へ閉じる方向に簡単に曲げること
ができる。
一方、マイカ板5は、第2図に示すように、1枚の水平
部材5aに2枚の垂直部材5bを一体化し、これを絶縁マイ
カ6中に嵌め込んだものである。そして、水平部材5aの
両端縁には2個ずつの突起5cを突き出し、これを絶縁マ
イカ6に開けた孔6bに差し込むことにより、第1図のよ
うにマイカ板5と絶縁マイカ6とが一体化される。
第4図は温風乾燥装置1のハウジング2内にマイカ板5
及び絶縁マイカ6を据付けた一部切欠平面図、第5図は
第4図のI−I線矢視による断面図である。
ハウジング2は、第8図で説明したように、衛生洗浄装
置Bのケーシング10の中に固定され、その先端をボール
部aに向けた姿勢で配置される。また、ファン3はハウ
ジング2の下部に設けたモータ(図示せず)によって回
転駆動され、先端側へ向かう流路の中途に設けたマイカ
板5に支持されたヒータ4によって空気を加熱し、温風
としてハウジング2の先端部から噴き出す構造を持つ。
なお、ヒータ4の下流の流路には温度センサ4aを設け、
適正な設定された温風温度となるようにヒータ4の発熱
量を制御する。また、ハウジング2の先端の開口部に
は、温風の吹き出し時には風圧によって開くフラッパ7
を設ける。このフラッパ7はその両端のピン7aを上ハウ
ジング2aに差し込んで回転可能とし、通常時は閉じた姿
勢とし、ファン3が作動したときには開いて温風を吹き
出せるようにしている。
ここで、ハウジング2は、第5図に示すように上ハウジ
ング2a及び下ハウジング2bの2部材を重ね合わせたもの
として構成される。そして、下ハウジング2bには突起5c
を受け入れて保持するための凹部2cが切欠され、突起5c
をの凹部2c及び上から被さる上ケーシング2aの下端縁部
によって拘束して、マイカ板5及びヒータ4を一体化し
た絶縁マイカ6をハウジング1内に固定する。
以上の構成において、絶縁マイカ6は第1図のように予
め箱形に組み立てられるので、マイカ板5にヒータ4を
組みつけてこの絶縁マイカ6に一体化しておけば、その
ままハウジング2内にセットできる。このため、従来の
ように4枚の絶縁マイカ片をハウジング1の内周壁に沿
って1枚ずつ貼り付ける組み立て作業に比べて、下ハウ
ジング2bに載せるだけで簡単に据付けできる。そして、
この据付けにおいては、一体となっているマイカ板5の
突起5cが凹部2cに嵌まり込むので、所定の位置に拘束さ
れ、絶縁マイカ6は設定された位置からずれることもな
い。
更に、絶縁マイカ6に設けたスリット6aによってハウジ
ング2の形状に倣った据付けも可能となる。すなわち、
第1図において示すように、マイカ板5の水平部材5a
は、ハウジング2の内周壁に沿うような外郭を持ち、図
において右側の絶縁マイカ6はこの外郭に倣って外側に
開いている。また、右側の片は内側に少し閉じている。
このような曲げは、スリット6aをコーナー部にできるよ
うにしたことから可能となるものであることは言うまで
もない。
以上のように、絶縁マイカ6の各片の端部側を開く側又
は閉じる側に曲げることができるので、第4図に示すよ
うに、ハウジング2の内周壁が弓状に曲がっていても、
この曲がりに合わせて倣わせた据付けが可能となる。こ
のように、単に絶縁マイカ6を箱体状とした場合では直
線的な据付けしかできないのに対し、ハウジング2の形
状にフィットした配置が可能となる。このため、ハウジ
ング2への組み立てが容易になるばかりでなく、ファン
3から送られる空気への流路抵抗も少なくなり、良好な
温風の供給も可能となる。
また、第3図において一点鎖線で示すように絶縁マイカ
6の他片側にもスリット6aを設けてもよい。この場合で
は、第6図に示すようにハウジング2の内周壁が弓状に
大きく曲がっている場合でもこれに倣った配置が可能と
なる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の温風乾燥装置において
は、ヒータ周りに配置する絶縁マイカを1枚ものとして
これを箱状に折り曲げてハウジングに組み込むようにし
ている。このため、従来のように複数の絶縁マイカ片を
1枚ずつハウジングの内壁に貼り付けるのに比べて、組
み立てが格段に簡単になる。また、絶縁マイカのコーナ
部の端部にはスリットを設けているので、各片の端部を
内側又は外側へ自在に曲げることができ、ハウジングの
形状が流れ方向に曲線状となっていても、これにフィッ
トした組み込みが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の温風乾燥装置に組み込む絶縁マイカ及
びヒータ支持用のマイカ板の組立図、第2図はその分解
斜視図、第3図は絶縁マイカの展開平面図、第4図は温
風乾燥装置全体の一部切欠平面図、第5図は第4図のI
−I線矢視による断面図、第6図はスリットを両端に設
けたときの絶縁マイカの曲がりを示す説明図、第7図は
衛生洗浄装置を備えた水洗便器の斜視図、第8図は衛生
洗浄装置の内部の概略平面図、第9図は従来のヒータ取
付構造を示す要部の概略断面図である。 1:温風乾燥装置、2:ハウジング 2a:上ハウジング、2b:下ハウジング 2c:凹部、3:ファン 3a:モータ、4:ヒータ 4a:温度センサ、5:マイカ板 5a:水平部材、5b:垂直部材 5c:突起、6:絶縁マイカ 6a:スリット、6b:孔 7:フラッパ、7a:ピン A:便器本体、B:衛生洗浄装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 坂間 孝夫 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 (72)考案者 中島 彰彦 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】局部洗浄用のノズル及び乾燥用の温風乾燥
    装置を備え、該温風乾燥装置をファン及びヒータを内蔵
    したハウジングによって構成した衛生洗浄装置におい
    て、前記ヒータの周りを囲んで前記ハウジングの内部に
    組み込まれる絶縁マイカをその両端が開放した箱状に形
    成し、前記絶縁マイカの端部の角部分から折れ曲げ線に
    沿ってスリットを切開したことを特徴とする衛生洗浄装
    置の温風乾燥装置。
JP11432588U 1988-08-30 1988-08-30 衛生洗浄装置の温風乾燥装置 Expired - Lifetime JPH0715906Y2 (ja)

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JP11432588U JPH0715906Y2 (ja) 1988-08-30 1988-08-30 衛生洗浄装置の温風乾燥装置

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JPH0237981U JPH0237981U (ja) 1990-03-13
JPH0715906Y2 true JPH0715906Y2 (ja) 1995-04-12

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