JPH11281083A - 浴室暖房乾燥機 - Google Patents

浴室暖房乾燥機

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JPH11281083A
JPH11281083A JP10085781A JP8578198A JPH11281083A JP H11281083 A JPH11281083 A JP H11281083A JP 10085781 A JP10085781 A JP 10085781A JP 8578198 A JP8578198 A JP 8578198A JP H11281083 A JPH11281083 A JP H11281083A
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JP
Japan
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casing
ventilation
bathroom
forming member
ventilation path
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Application number
JP10085781A
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English (en)
Inventor
Itaru Kimura
格 木村
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Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
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Publication date
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 循環通風路を形成する通風路形成部材を軽量
化し、さらに、部品点数の減少も可能にして、組み付け
作業の容易化やコストダウンをも図り得る浴室暖房乾燥
機の提供。 【解決手段】 有底筒状のケーシング1内に、浴室内の
空気を吸引する吸引部12aと加熱後の空気を吹き出す
吹き出し部15とを接続する循環通風路が形成され、循
環通風路内に、通風作用する循環ファン5、及び、通風
される空気を加熱する熱交換器6とが配置され、ケーシ
ング1の開口部2を閉じるように配置されるグリル板
に、吸引部に連通する吸気口及び吹き出し部に連通する
吹き出し口が形成されていて、循環通風路が、ケーシン
グ1に対して、開口部側から奥側にはめ込み装着される
発泡材製の通風路形成部材11にて形成されている浴室
暖房乾燥機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有底筒状のケーシ
ング内に、浴室内の空気を吸引する吸引部と加熱後の空
気を浴室内に吹き出す吹き出し部とを接続する循環通風
路が形成され、その循環通風路内に、通風作用する循環
ファン、及び、通風される空気を加熱する熱交換器とが
配置され、前記ケーシングの開口部を閉じるように配置
されるグリル板に、前記吸引部に連通する吸気口及び前
記吹き出し部に連通する吹き出し口が形成された浴室暖
房乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】このような構成の浴室暖房乾燥機では、
従来、前記循環通風路を形成する通風路形成部材が、複
数の部材によって構成されていて、その複数の部材が、
鋼板や合成樹脂などで構成されていた。例えば、前記循
環通風路を形成する循環ファンのファンケーシング部分
や吸い込み口は、それぞれ別体に形成された合成樹脂に
よって構成され、同じく循環通風路を形成する熱交換器
の入口側の通風路は、鋼板によって構成されるなど、従
来の浴室暖房乾燥機においては、通風路形成部材が鋼板
や合成樹脂などで構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の浴
室暖房乾燥機では、通風路形成部材が鋼板や合成樹脂な
どで構成されていたので、重量的に重くなる欠点があ
り、さらに、複数の部材により形成されていたので、部
品点数の増加に伴って組み付け作業が煩雑になったり、
合成樹脂成型用の金型の増加に伴ってコストアップを招
くなど、種々の欠点があった。
【0004】本発明は、このような従来の欠点に着目し
たもので、その主たる目的は、循環通風路を形成する通
風路形成部材の軽量化にあり、さらに、部品点数の減少
も可能にして、組み付け作業の容易化やコストダウンを
も図り得る浴室暖房乾燥機の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明によれば、浴室内の空気を吸
引する吸引部と加熱後の空気を浴室内に吹き出す吹き出
し部とを接続する循環通風路が、この循環通風路などを
内側に配置する有底筒状のケーシングに対して、ケーシ
ングの開口部側から奥側にはめ込み装着される発泡材製
の通風路形成部材にて形成されている。つまり、循環通
風路を形成する通風路形成部材が、発泡材で構成されて
いるので、従来のように鋼板や合成樹脂で構成されてい
るのと比較して、循環通風路形成部材の重量を軽量化す
ることができる。しかも、その発泡材製の通風路形成部
材は、ケーシングの開口部側から奥側にはめ込み装着で
きるので、通風路形成部材のケーシングに対する組み付
け作業も容易で、浴室暖房乾燥機の軽量化とコストダウ
ンを図ることができる。
【0006】請求項2に記載の発明によれば、通風用の
循環ファンが、ファン本体と、通風路形成部材に備えさ
せたファンケーシング部分とから構成されている。つま
り、通風用のファン本体を覆うファンケーシング部分
が、発泡材製の通風路形成部材に備えられているので、
上述した軽量化とコストダウンに加えて、発泡材製の通
風路形成部材をケーシングの開口部側から奥側にはめ込
み装着するだけで、ファン本体に対するファンケーシン
グ部分の組み付けを行うことができ、しかも、ファンケ
ーシング部分を発泡材製にすることで、発泡材の有する
吸音効果によってファンの運転に伴う騒音を抑制して、
循環ファンの低騒音化をも図ることができる。
【0007】請求項3に記載の発明によれば、通風路形
成部材が、ケーシングの奥側に開口する通風路形成用凹
溝を備え、前記ケーシング内にはめ込み装着された状態
において、通風路形成用凹溝とケーシングとにより循環
通風路を形成するように構成されているので、上述した
ように発泡材製の通風路形成部材をケーシングの開口部
側から奥側にはめ込み装着するだけで、ケーシングの一
部をそのまま利用して循環通風路が形成されることにな
る。
【0008】請求項4に記載の発明によれば、ケーシン
グに換気用ダクトを接続する換気用口が形成され、通風
路形成部材が、前記循環通風路と換気用口とを連通する
換気用連通路を形成するように構成されているので、発
泡材製の通風路形成部材をケーシングにはめ込み装着す
るだけで、循環通風路が換気用連通路や換気口を介して
換気用ダクトに接続される。したがって、浴室内から吸
引した湿った空気の一部を換気用ダクトから浴室外に排
出し、残りの空気を加熱して浴室内に戻して、効率のよ
い乾燥運転を行ったり、浴室内から吸引した空気の全量
を換気用ダクトから浴室外に排出して、換気運転を行う
こともでき、そのための換気用連通路をも容易に組み付
けることができる。
【0009】請求項5に記載の発明によれば、熱交換器
をケーシングに組み付け、かつ、ファン本体をファンケ
ーシング部分内に挿入した状態において、前記通風路形
成部材がケーシング内にはめ込み装着できるように構成
されているので、熱交換器については、予めケーシング
に組み付けておき、通風路形成部材をファン本体と一緒
にケーシング内にはめ込みさえすれば、ファンケーシン
グ部分などからなる循環通風路を形成することができ
る。さらに、上述したように、通風路形成部材に通風路
形成用凹溝を備えさせ、かつ、その通風路形成部材によ
って換気用連通路を形成するように構成すれば、従来、
複数の部材で構成されていたものを纏めて一体化するこ
ともでき、通風路形成部材の製造そのものも簡略化され
るとともに、ケーシング内への通風路形成部材のはめ込
み作業だけで、循環通風路や換気用連通路をも一挙に形
成することができ、組み付け作業の大幅な簡略化による
コストダウンを図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明による浴室暖房乾燥機の実
施の形態を図面に基づいて説明する。この浴室暖房乾燥
機は、図1および図5に示すように、浴室A内を乾燥さ
せる機能、浴室A内の空気の一部を循環通風させる機
能、浴室A内を暖房する機能、浴室Aを換気する機能の
それぞれの機能を備えた浴室暖房乾燥ユニットYと、こ
の浴室暖房乾燥ユニットYに循環用管路Pを介して熱媒
としての温水を循環供給する熱源機Kなどで構成され、
これら浴室暖房乾燥ユニットYと熱源機Kの動作情報を
指令するリモコン操作部Rが、浴室暖房乾燥ユニットY
と熱源機Kとの作動を制御する制御部Hに対して双方向
に通信可能に接続されている。
【0011】前記浴室暖房乾燥ユニットYは、浴室Aの
天井裏などに設置されるもので、図3および図4に示す
ように、板金や合成樹脂などから構成され、かつ、一面
が開口された有底角筒状のケーシング1を備え、そのケ
ーシング1の開口部2の四辺には、外側に突出するフラ
ンジ3が一体的に設けられている。前記ケーシング1の
開口部2から見て奥の面の内側には、電動式のファンモ
ータ4が複数のビス4aにより固定され、かつ、そのフ
ァンモータ4に通風用の循環ファン5を構成するシロッ
コ型のファン本体5aが直結されている。つまり、循環
ファン5を構成するファン本体5aが、ファンモータ4
を介してケーシング1の奥の面に取付けられている。
【0012】前記ケーシング1の奥の面の内側には、さ
らに、前記ファン本体5aの回転軸心とほぼ平行する状
態で、熱源機Kからの温水を熱媒とする細長い熱交換器
6が配設され、この熱交換器6も図外の複数のビスによ
ってケーシング1の奥の面の内側に取付けられている。
この熱交換器6には、温水を供給する管と排出する管と
が設けられ、ケーシング1に設けられた貫通孔7を通し
て前記循環用管路Pが接続可能に構成されるとともに、
供給管の方には熱動弁8が設けられ、かつ、この熱交換
器6には、揺動開閉式の可動ダンパー9が取付けられ
て、図外の電動モータにより開閉操作可能に構成されて
いる。また、前記ケーシング1の内周面のうち、熱交換
器6の長手方向の一側に位置する面には、制御ボックス
10が、やはり複数のビスによって取付けられ、かつ、
この制御ボックス10には、ケーシング1を貫通する状
態で前記リモコン操作部Rからの通信線や電線などが接
続されている。
【0013】前記ケーシング1に対して、その開口部2
側から奥側に向けてケーシング1の内側にはめ込み装着
可能な通風路形成部材11が設けられ、この通風路形成
部材11は、発泡スチロールや発泡ウレタンなどの各種
の発泡材によって構成されている。通風路形成部材11
は、図2に示すように、前記ファン本体5aのほぼ全周
を覆う円筒状の空間を備えたファンケーシング部分12
を備え、ファンケーシング部分12の両端には、このフ
ァンケーシング12とファン本体5aとにより構成され
る循環ファン5への吸い込み口12aが一体的に備えら
れている。この通風路形成部材11には、ケーシング1
の奥の面側が開口する通風路形成用凹溝13も設けら
れ、通風路形成用凹溝13の一端が循環ファン5の吐出
口12bに連通され、他端が熱交換器6、熱動弁8、可
動ダンパー9などを収納する熱交換器収納凹部14に連
通されていて、熱交換器収納凹部14に連通する吹き出
し部15も設けられている。
【0014】前記通風路形成部材11には、さらに、前
記制御ボックス10を収納する制御ボックス用凹部16
も設けられ、この制御ボックス用凹部16と熱交換器用
凹部14との間、ならびに、ファンモータ4側との間に
は、電線などを収納する電線用切欠き17が設けられ、
かつ、熱交換器用凹部14には、循環用管路Pを収納す
る管路用切欠き18と換気用連通路19も設けられ、換
気用連通路19が、ケーシング1に開口された換気用口
20に連通して、ケーシング1に取付けられた換気用ダ
クト21から浴室A外へ換気できるように構成されてい
る。このような構成からなる通風路形成部材11が、発
泡スチロールなどの発泡材により一体的に形成され、か
つ、ケーシング1の開口部2側から奥側に向けてケーシ
ング1の内側にはめ込み装着可能に構成されている。
【0015】すなわち、ケーシング1に対して熱交換器
6や制御ボックス10などを予め取付け、かつ、熱交換
器6に循環用管路Pも接続した状態で、ケーシング1に
対して、その開口部2側から通風路形成部材11がはめ
込み装着できるように構成されている。そして、ファン
本体5aとファンモータ4については、図2や図3に示
すように、通風路形成部材11のファンケーシング部分
12の内側空間内にファン本体5aを収納した状態で、
この通風路形成部材11と一緒にケーシング1の開口部
2側から奥側に向けてはめ込み、その後、ファンケーシ
ング部分12の端部に位置する吸い込み口12aの前の
空間を利用して、ビス4aによりファンモータ4をケー
シング1の奥の面に固定できるように構成されている。
【0016】このようにして、通風路形成部材11をケ
ーシング1の開口部2からはめ込み装着すると、浴室A
内の空気を吸引する吸引部としての吸い込み口12a
と、熱交換器6により加熱された後の空気を浴室A内に
吹き出す吹き出し部15とを接続する循環通風路22が
形成される。つまり、前記吸引部としての吸い込み口1
2aから吸引された空気は、吐出口12bから通風路形
成部材11の通風路形成用凹溝13とファンケーシング
1とにより形成される循環通風路内に吐出され、その
後、熱交換器6を通過して加熱され、吹き出し部15か
ら浴室Aに吹き出されることになり、吸い込み口12a
から吹き出し部15に至る循環通風路22が形成され
る。
【0017】以上のようにして、ケーシング1とその内
側にはめ込まれた通風路形成部材11とにより循環通風
路22が形成されるのであり、前記吹き出し部15に対
応する開口部23bを備え、かつ、通風路形成部材11
とほぼ同じ形状の板金製あるいは合成樹脂製の押さえ板
23を複数のビス23aにより前記ケーシング1側に固
定することで、押さえ板23がフランジ3と面一になっ
た状態で、通風路形成部材11がケーシング1内から外
れることを防止している。さらに、前記ケーシング1に
対しては、複数のビス24aによってグリル板24を取
付けることにより、ケーシング1の開口部2を閉じるよ
うに構成され、グリル板24には、吸気口25と吹き出
し口26とが設けられ、グリル板24をケーシング1に
取付けた状態で、吸気口25が吸い込み口12aに連通
して浴室A内の空気を吸気し、吹き出し口26が吹き出
し部15に連通して加熱後の空気を浴室A内に吹き出す
ように構成されている。
【0018】以上のような構成からなる浴室暖房乾燥ユ
ニットYを浴室Aの天井などに取り付けるには、図5に
示すように、通風路形成部材11をはめ込み装着し、か
つ、押さえ板23を取付けたケーシング1側を天井裏に
設置し、必要に応じて吊りボルトなどで吊下する。そし
て、そのケーシング1に対して、浴室A側からグリル板
24を取付けて設置するのである。
【0019】前記リモコン操作部Rには、浴室暖房乾燥
ユニットYや熱源機Kの作動停止を指令する停止スイッ
チ27、乾燥運転モードの作動を指令する乾燥運転スイ
ッチ28、涼風運転モードの作動を指令する涼風運転ス
イッチ29、暖房運転モードの作動を指令する暖房運転
スイッチ30、換気運転モードの作動を指令する換気運
転スイッチ31などが設けられ、制御部Hが、各運転モ
ードの指令に伴って各運転を実行するように構成されて
いる。つまり、乾燥運転スイッチ28がONされると乾
燥運転を、涼風運転スイッチ29がONされると涼風運
転を、暖房運転スイッチ30がONされると暖房運転
を、換気運転スイッチ31がONされると換気運転をそ
れぞれ実行し、設定時間が経過するか、停止スイッチ2
7がONされると、各運転が停止される。
【0020】乾燥運転においては、図5に示すように、
可動ダンパー9が、浴室A内から吸引した空気の一部を
換気用ダクト21から室外に排出し、残りの空気を浴室
A内に戻す位置に揺動操作され、循環ファン5が作動さ
れるとともに、熱動弁8が開閉制御されて、熱源機Kか
らの温水が熱交換器6に循環供給される。このようにし
て、グリル板24の吸気口25から吸引された空気の一
部が、循環通風路22内を通過する間に熱交換器6によ
り加熱され、加熱後の空気が、グリル板24の吹き出し
口26から浴室A内に吹き出され、かつ、湿気を含んだ
空気の一部が換気用ダクト21から室外に排出されて乾
燥運転が実行されるのであり、設定時間が経過するか、
停止スイッチ27がONされると乾燥運転を終了する。
【0021】涼風運転においては、可動ダンパー9が、
上述の乾燥運転と同じ位置に揺動操作され、熱動弁8が
閉弁されたままで、循環ファン5のみが作動される。そ
れによって、吸気口25から吸引された空気の一部が換
気用ダクト21から室外に排出されるとともに、残りの
空気が熱交換器6で加熱されることなく、循環通風路2
2を通過して吹き出し口26から浴室A内に吹き出され
て涼風運転が実行され、設定時間が経過するか、停止ス
イッチ27がONされると終了する。
【0022】暖房運転においては、図6に示すように、
可動ダンパー9が、浴室A内から吸引した空気の全量を
浴室A内に戻す位置に揺動操作され、循環ファン5が作
動されるとともに、熱動弁8が開閉制御されて、熱源機
Kからの温水が熱交換器6に循環供給される。このよう
にして、吸気口25から吸引された空気の全量が、循環
通風路22内を通過する間に熱交換器6により加熱さ
れ、加熱後の空気が、吹き出し口26から浴室A内に吹
き出されて暖房運転が実行され、設定時間が経過する
か、停止スイッチ27がONされると終了する。
【0023】換気運転においては、図7に示すように、
可動ダンパー9が、浴室A内から吸引した空気の全量を
換気用ダクト21から室外に排出する位置に揺動操作さ
れ、熱動弁8が閉弁されたままで、循環ファン5のみが
作動される。それによって、吸気口25から吸引された
空気の全量が換気用ダクト21から室外に排出されて換
気運転が実行され、設定時間が経過するか、停止スイッ
チ27がONされると終了する。
【0024】〔別実施形態〕 (1)先の実施形態では、循環通風路22を形成するフ
ァンケーシング部分12、通風路形成用凹溝13、吹き
出し部15などの全ての部材を発泡材製の通風路形成部
材11に一体的に備えさせた例を示したが、必ずしも循
環通風路22を形成する部材の全てを発泡材で構成する
必要はない。例えば、循環通風路22の一部を形成する
ファンケーシング部分12のみを、あるいは、ファンケ
ーシング部分12と吸い込み口12aならびに吐出口1
2bのみを発泡材で構成して、循環通風路22を形成す
る他の部材、例えば、通風路形成用凹溝13や吹き出し
部15を鋼板や合成樹脂により構成したり、通風路形成
用凹溝13のみを発泡材製の通風路形成部材11に備え
させるなど、種々の形態で実施することができる。
【0025】(2)先の実施形態のように循環通風路2
2を形成する全ての部材を発泡材で構成する場合、必ず
しも一体的に構成する必要はなく、その循環通風路22
を形成する通風路形成部材11を複数に分割して、複数
に分割した各通風路形成部材をケーシング1の開口部2
から奥側にはめ込み装着可能に構成して実施することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】浴室暖房乾燥機の全体斜視図
【図2】通風路形成部材と循環ファンの分解斜視図
【図3】浴室暖房乾燥ユニットの分解斜視図
【図4】浴室暖房乾燥ユニットの分解斜視図
【図5】乾燥運転の作動を示す説明図
【図6】暖房運転の作動を示す説明図
【図7】換気運転の作動を示す説明図
【符号の説明】
1 ケーシング 2 ケーシングの開口部 5 循環ファン 5a ファン本体 6 熱交換器 11 通風路形成部材 12 ファンケーシング部分 12a 吸引部 13 通風路形成用凹溝 15 吹き出し部 19 換気用連通路 20 換気用口 21 換気用ダクト 22 循環通風路 24 グリル板 25 吸気口 26 吹き出し口 A 浴室

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状のケーシング内に、浴室内の空
    気を吸引する吸引部と加熱後の空気を浴室内に吹き出す
    吹き出し部とを接続する循環通風路が形成され、その循
    環通風路内に、通風作用する循環ファン、及び、通風さ
    れる空気を加熱する熱交換器とが配置され、前記ケーシ
    ングの開口部を閉じるように配置されるグリル板に、前
    記吸引部に連通する吸気口及び前記吹き出し部に連通す
    る吹き出し口が形成された浴室暖房乾燥機であって、 前記循環通風路が、前記ケーシングに対して、前記開口
    部側から奥側にはめ込み装着される発泡材製の通風路形
    成部材にて形成されている浴室暖房乾燥機。
  2. 【請求項2】 前記循環ファンが、ファン本体と、前記
    通風路形成部材に備えさせたファンケーシング部分とか
    ら構成されている請求項1に記載の浴室暖房乾燥機。
  3. 【請求項3】 前記通風路形成部材が、前記ケーシング
    の奥側に開口する通風路形成用凹溝を備え、前記ケーシ
    ング内にはめ込み装着された状態において、前記通風路
    形成用凹溝とケーシングとにより循環通風路を形成する
    ように構成されている請求項2に記載の浴室暖房乾燥
    機。
  4. 【請求項4】 前記ケーシングに、換気用ダクトを接続
    する換気用口が形成され、前記通風路形成部材が、前記
    循環通風路と前記換気用口とを連通する換気用連通路を
    形成するように構成されている請求項2または3に記載
    の浴室暖房乾燥機。
  5. 【請求項5】 前記熱交換器をケーシングに組み付け、
    かつ、前記ファン本体をファンケーシング部分内に挿入
    した状態において、前記通風路形成部材が前記ケーシン
    グ内にはめ込み装着できるように構成されている請求項
    2〜4のいずれか1項に記載の浴室暖房乾燥機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017172950A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 台達電子工業股▲分▼有限公司 換気扇
CN110192071A (zh) * 2017-01-26 2019-08-30 三菱电机株式会社 浴室干燥机
WO2020125275A1 (zh) * 2018-12-18 2020-06-25 青岛海尔空调器有限总公司 柜式空调
JP2024011244A (ja) * 2022-07-14 2024-01-25 日本グランデ株式会社 チャンバーボックス式炭パワークリーンシステム

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