JP3362890B2 - バツフア回路 - Google Patents

バツフア回路

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JP3362890B2 JP36146292A JP36146292A JP3362890B2 JP 3362890 B2 JP3362890 B2 JP 3362890B2 JP 36146292 A JP36146292 A JP 36146292A JP 36146292 A JP36146292 A JP 36146292A JP 3362890 B2 JP3362890 B2 JP 3362890B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図9) 発明が解決しようとする課題(図9) 課題を解決するための手段(図1、図2及び図5) 作用(図1、図2及び図5) 実施例(図1〜図8) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はバツフア回路に関し、特
にCMOS(complementary metal oxide semiconducto
r)構成のバツフア回路に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、集積回路及び外部回路間に介挿さ
れるCMOS構成のバツフア回路として図9に示すよう
なものがある。
【0004】すなわち図9において、1は全体としてバ
ツフア回路を示し、NチヤネルMOS形のトランジスタ
Q1及びPチヤネルMOS形のトランジスタQ2のゲー
トにそれぞれ集積回路側の出力信号S1が入力され、当
該出力信号S1の電圧レベルに応じてトランジスタQ1
及びトランジスタQ2がオン、オフ動作することによ
り、外部回路としての負荷容量CL に対して電源VCC
ら電荷を充放電するようになされている。
【0005】ここで当該バツフア回路1が設けられた集
積回路を駆動するために電源電池を用いることが考えら
れており、このとき1〜1.5 〔V〕程度の低い電源電圧
で動作することが必要となる。一般にバツフア回路1の
負荷には大きな容量(CL )が付く場合が多く、これを
高速で駆動するためにはバツフア回路1が充分な駆動能
力を有している必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが電源電圧が低
くなるとトランジスタが供給できる電流も小さくなるこ
とにより、バツフア回路1の駆動能力も低下し、動作速
度が低下する問題があつた。
【0007】この問題点を解決するための一つの方法と
して、トランジスタのチヤネル幅Wを大きくする方法が
考えられるが、トランジスタのドレイン電流Id は電圧
の二乗に比例するのに対して、チヤネル幅Wでは比例と
なり当該チヤネル幅を格段的に大きくする必要がある。
しかしこの場合バツフア回路1の入力容量も大きくなつ
て、バツフア回路自体を駆動することが困難になる問題
があつた。従つて低電源電圧で動作させる場合、バツフ
ア回路1の大幅な低速化を避け得ない問題があつた。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、低電源電圧においても充分な動作速度で動作するバ
ツフア回路を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、NチヤネルMOS型の第1のトラ
ンジスタQ及びPチヤネルMOS型の第2のトラン
ジスタQのゲートに集積回路の出力信号S1を入力
し、第1及び第2のトランジスタQ、Qの動作に
応じて出力信号S1を第1及び第2のトランジスタQ
、Qの接続端から外部に出力するバツフア回路4
0において、集積回路の出力信号S1を遅延させる遅延
回路45と、集積回路の出力信号S1に基づいて動作す
る第3のトランジスタQA1と、集積回路の出力信号S
1に基づいて動作する第4のトランジスタQB1と、遅
延回路45及び第3のトランジスタQA1の出力端間に
設けられた第1の容量Cと、遅延回路45及び第4のト
ランジスタQB1の出力端間に設けられた第2の容量C
´とを有し、第3のトランジスタQA1及び第4のトラ
ンジスタQB1の双方の出力S2、S3のレベル制御に
遅延回路45を共用し、当該遅延回路45により集積回
路の出力信号S1を遅延させて得られた遅延信号S45
の立ち上がりに基づいて第3のトランジスタQA1の出
力S2を所定レベルまで引き上げて第1のトランジスタ
のゲートに入力すると共に、遅延回路45により
得られた遅延信号S45の立ち下がりに基づいて第4の
トランジスタQB1の出力S3を所定レベルまで引き下
げて第2のトランジスタQのゲートに入力するよう
にした。
【0010】また本発明においては、NチヤネルMOS
型の第1のトランジスタQ及びPチヤネルMOS型
の第2のトランジスタQのゲートに集積回路の出力
信号S1を入力し、第1及び第2のトランジスタ
、Qの動作に応じて出力信号S1を第1及び第
2のトランジスタQ、Qの接続端から外部に出力
するバツフア回路40において、集積回路の出力信号S
1を遅延させる第1及び第2のインバータ43、44
と、集積回路の出力信号S1に基づいて動作する第3の
トランジスタQA1と、集積回路の出力信号S1に基づ
いて動作する第4のトランジスタQB1と、第1及び第
2のインバータ43、44と第3のトランジスタQA1
との出力端間に設けられた第1の容量Cと、第1及び第
2のインバータ43、44と第4のトランジスタQB1
との出力端間に設けられた第2の容量C´とを有し、第
3のトランジスタQA1及び第4のトランジスタQB1
の双方の出力S2、S3のレベル制御に第1及び第2の
インバータ43、44を共用し、当該第1及び第2のイ
ンバータ43、44により集積回路の出力信号S1を遅
延させて得られた遅延信号S45の立ち上がりに基づい
て第3のトランジスタQA1の出力S2を所定レベルま
で引き上げて第1のトランジスタQのゲートに入力
すると共に、第1及び第2のインバータ43、44によ
り得られた遅延信号S45の立ち下がりに基づいて第4
のトランジスタQB1の出力S3を所定レベルまで引き
下げて第2のトランジスタQのゲートに入力するよ
うにした。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【作用】従つて、遅延回路45又は第1及び第2のイン
バータ43、44を共用して、第3のトランジスタQ
A1の出力S2の高レベル側を引き上げてNチヤネルM
OS型の第1のトランジスタQのゲートに入力する
と共に、第4のトランジスタQB1の出力S3の低レベ
ル側を引き下げてPチヤネルMOS型の第2のトランジ
スタQのゲートに入力することにより、低電源電圧
によつて第1及び第2のトランジスタQ、Qを駆
動する場合においても、一段と簡易な回路構成で当該第
1及び第2のトランジスタQ、Qを実用上充分に
高速で動作させることができる。
【0017】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0018】図9との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、バツフア回路10は集積回路から出力さ
れる出力信号S1を昇圧回路11及び12に入力する。
昇圧回路11は、出力信号S1の電位が0〜VCC〔V〕
で変化したとき、0〜VCC+V1 〔V〕で変化するよう
なゲート入力信号S2をNチヤネルMOS形のトランジ
スタQ1 のゲートに送出するようになされている。
【0019】これに対して昇圧回路12は、出力信号S
1の電位が0〜VCC〔V〕で変化したとき、−V2 〜V
CC〔V〕で変化するようなゲート入力信号S3をPチヤ
ネルMOS形のトランジスタQ2 のゲートに送出するよ
うになされている。
【0020】すなわち昇圧回路11は、図2に示すよう
に集積回路からの出力信号S1をインバータ15及びN
チヤネル形のトランジスタQA2のゲートに受ける。イン
バータ15は出力信号S1を反転した後、当該反転信号
S10をインバータ16及び17でなる遅延回路18に
送出すると共に、Nチヤネル形のトランジスタQA1に送
出する。
【0021】従つて図3に示すように、集積回路からの
出力信号S1(図3(A))はインバータ15において
反転されると共に当該インバータ15の遅延時間だけ遅
延することにより、図3(B)に示すように出力信号S
1の立ち下がり時点t1からインバータ15の遅延時間
分だけ遅延した時点t2において立ち上がるような反転
信号S10となる。
【0022】また反転信号S10は遅延回路18におい
てインバータ16及び17の遅延時間分だけ遅延し、時
点t3において立ち上がる遅延信号S11(図3
(C))としてMOS構成の容量Cの一端に供給され
る。
【0023】またNチヤネルMOS形のトランジスタQ
A1のゲートに供給される反転信号S10の電位に基づい
て当該トランジスタQA1が動作するようになされてお
り、当該トランジスタQA1の動作状態に応じてトランジ
スタQ1 のゲート入力信号S2が変化する。
【0024】トランジスタQA1はトランジスタQ1 のゲ
ート入力信号S2の電位(すなわちトランジスタQ1
ゲート及びソース間電圧)が反転信号S10の電位より
も大きくなつたとき、ゲート入力信号S2を反転信号S
10から切り離すものである。
【0025】ここで図4(A)はMOSトランジスタの
ドレイン電流Id 及びゲート電圧Vgsの関係を示すもの
で、図4に示すようにゲート電圧Vgsがスレツシホール
ド電圧VTHを越えるとドレイン電流Id が流れ始める。
従つて、図3(D)に示すようにゲート入力信号S2の
電圧レベルは、反転信号S10が立ち上がる時点t2に
おいてNチヤネル形のトランジスタQA1のスレツシホー
ルド電圧VTHN 及び電源電圧VCCの差(VCC−VTHN
まで立ち上がる。
【0026】この状態から、遅延信号S11が時点t3
において立ち上がると、容量Cを挟んで出力されるゲー
ト入力信号S2(図3(D))の電位もブートストラツ
プによつてこれに応じて(VCC−VTHN )からさらに
(CVCC/(C+CS ))だけ持ち上げられる。
【0027】ここでCS はノードの浮遊容量であるが、
C≫CS であれば持ち上げられる電圧はVCCとなり、ゲ
ート入力信号S2の電位は(2VCC−VTHN )となる。
従つてこの電位はVCCよりも大きな電位となることによ
り、VCCをトランジスタQ1のゲートに加える従来の場
合に比して一段と大きなゲート電圧を与えることができ
る。
【0028】また時点t4(図3)において、出力信号
S1の電位がVCCに戻り、さらに遅延して反転信号S1
0及び遅延信号S11が0〔V〕に戻る。このときゲー
ト入力信号S2の電位が0〔V〕に戻るのが遅れ、しか
もトランジスタQA1によつて反転信号S10及びゲート
入力信号S2が切り離されていることにより、反転信号
S10及び遅延信号S11の電位が0〔V〕に戻つても
ゲート入力信号S2の電位が(VCC−VTHN )までしか
戻らないことになる。そこでQA2を設けることによつて
出力信号S1がVCCに戻つたときゲート入力信号S2の
電位をグランドに短絡させることにより、時点t4にお
いてゲート入力信号S2を0〔V〕に戻すことができ
る。
【0029】これに対して昇圧回路12は、図5に示す
ように集積回路からの出力信号S1をインバータ21及
びPチヤネル形のトランジスタQB2のゲートに受ける。
インバータ21は出力信号S1を反転した後、当該反転
信号S15をインバータ22及び23でなる遅延回路2
4に送出すると共に、Pチヤネル形のトランジスタQB1
に送出する。
【0030】従つて図6に示すように、集積回路からの
出力信号S1(図6(A))はインバータ21において
反転されると共に当該インバータ21の遅延時間だけ遅
延することにより、図6(B)に示すように出力信号S
1の立ち上がり時点t11からインバータ21の遅延時
間分だけ遅延した時点t12において立ち下がるような
反転信号S15となる。
【0031】また反転信号S15は遅延回路24におい
てインバータ22及び23の遅延時間分だけ遅延し、時
点t13において立ち下がる遅延信号S16(図6
(C))としてMOSの構成の容量C´の一端に供給さ
れる。
【0032】またPチヤネルMOS形のトランジスタQ
B1のゲートに供給される反転信号S15の電位に基づい
て当該トランジスタQB1が動作するようになされてお
り、当該トランジスタQB1の動作状態に応じてトランジ
スタQ2 のゲート入力信号S3が変化する。
【0033】トランジスタQB1はトランジスタQ2 のゲ
ート入力信号S3の電位(すなわちトランジスタQ2
ゲート及びソース間の電圧)が反転信号S15の電位よ
りも小さくなつたとき、ゲート入力信号S3を反転信号
S15から切り離すものである。
【0034】従つて、図6(D)に示すようにゲート入
力信号S3の電圧レベルは、反転信号S15が立ち下が
る時点t12においてPチヤネル形のトランジスタQB1
のスレツシホールド電圧VTHp まで立ち下がる。
【0035】この状態から、遅延信号S16が時点t1
3において立ち下がると、容量C´を挟んで出力される
ゲート入力信号S3(図6(D))の電位もこれに応じ
てVTHp からさらに(C´VCC/(C´+CS ´))だ
け引き下げられる。
【0036】ここでCS ´はノードの浮遊容量である
が、C´≫CS ´であれば引き下げられる電圧はVCC
なり、ゲート入力信号S3の電位は(VTHp −VCC))
となる。従つてこの電位は0〔V〕よりも小さな電位と
なることにより、0〔V〕をトランジスタQ2 のゲート
に加える従来の場合に比して一段と小さなゲート電圧を
与えることができる。
【0037】また時点t14(図6)において、出力信
号S1の電位が0〔V〕に戻り、さらに遅延して反転信
号S15及び遅延信号S16がVCCに戻る。このときゲ
ート入力信号S3の電位がVCCに戻るのが遅れ、しかも
トランジスタQB1によつて反転信号S15及びゲート入
力信号S3が切り離されていることにより、反転信号S
15及び遅延信号S16の電位がVCCに戻つてもゲート
入力信号S3の電位がVTHp までしか戻らないことにな
る。そこでトランジスタQB2を設けることによつて出力
信号S1が0〔V〕に戻つたとき当該トランジスタQB2
をオン動作させることにより、時点t14においてゲー
ト入力信号S3をVCCに戻すことができる。
【0038】以上の構成において、図4に示すようにバ
ツフア回路10のトランジスタQ12 は一般にId
(Vgs−VTH2 の関係が成り立ち、電源電圧が低くな
ると二乗特性によりドレイン電流Id が急激に小さくな
るが、ここでVgsだけを大きくすると、例えばVgs−V
THを2倍にするとId は4倍になり、図4(B)及び
(C)に示すように容量から電荷を引き抜く時間τが1
/4となる。従つて低電圧電源においても高速な動作を
行うことができる。
【0039】またトランジスタQ2 においても同様にし
てゲートに印加する電圧を0〔V〕以下に引き下げるこ
とにより、低電圧電源において高速な動作を行うことが
できる。
【0040】以上の構成によれば、昇圧回路11を用い
てトランジスタQ1 のゲートに印加する電圧を電源電圧
CCよりも大きくすると共に、トランジスタQ2 のゲー
トに印加する電圧を0〔V〕よりも小さくすることによ
り、トランジスタQ1 及びQ2 のゲートに印加される電
圧を当該トランジスタQ1 及びQ2 を充分に駆動し得る
程度に変化させることができ、これにより電源電圧VCC
を小さくしても、トランジスタQ1 及びQ2 を実用上充
分に高速で駆動することができる。
【0041】なお上述の実施例においては、昇圧回路1
1及び12を個々に設けた場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、昇圧回路11及び12のインバータ
15、16、17及び21、22、23を共用するよう
にしても良い。
【0042】すなわち図2及び図5との対応部分に同一
符号を付して示す図7においてバツフア回路40の昇圧
回路41は、インバータ42によつて図2のインバータ
15及び図5のインバータ21を共用し、さらにインバ
ータ43及び44によつて図2のインバータ16及び1
7と図5のインバータ22及び23とをそれぞれ共用し
てなる。
【0043】インバータ43及び44は図2及び図3の
遅延回路18及び24と同様にして遅延回路45を形成
し、インバータ42から出力される反転信号S42(S
10、S15)(図8(B))をインバータ43及び4
4の遅延時間分だけ遅延してなる遅延信号S45(S1
1、S16)(図8(C))として容量C及びC´の接
続端に供給する。
【0044】トランジスタQA1は図2について上述した
場合と同様にして、反転信号S42の立ち上がり時点t
22(図8)において動作し、これに応じてトランジス
タQ1 のゲート入力信号S2(図8(D))が(VCC
THN )まで立ち上がる。この後遅延回路45における
遅延時間分だけ遅延して遅延信号S45が立ち上がる時
点t23においてゲート入力信号S2の電圧は(VCC
THN )からさらにCVCC/(C+CS )だけ持ち上げ
られる。
【0045】これに対してトランジスタQB1は図5につ
いて上述した場合と同様にして、反転信号S42の立ち
下がり時点t25(図8)において動作し、これに応じ
てトランジスタQ2 のゲート入力信号S3(図8
(E))がVTHp まで立ち下がる。この後遅延回路45
における遅延時間分だけ遅延して遅延信号S45が立ち
下がる時点t26においてゲート入力信号S2の電圧は
THp からさらにC´VCC/(C´+CS ´)だけ引き
下げられる。
【0046】かくしてバツフア回路40においては、ト
ランジスタQ1 及びQ2 のゲート入力信号S2及びS3
を昇圧するためのインバータ42、43及び44をトラ
ンジスタQ1 及びQ2 において共用することにより、バ
ツフア回路40の構成を一段と簡易化することができ
る。
【0047】
【0048】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、遅延回路
又は第1及び第2のインバータを共用して、第3のトラ
ンジスタの出力の高レベル側を引き上げてNチヤネルM
OS型の第1のトランジスタのゲートに入力すると共
に、第4のトランジスタの出力の低レベル側を引き下げ
てPチヤネルMOS型の第2のトランジスタのゲートに
入力するようにしたことにより、第1及び第2のトラン
ジスタの電源電圧を小さくしても、一段と簡易な回路構
成で当該第1及び第2のトランジスタを実用上充分に高
速で駆動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバツフア回路の一実施例を示す接
続図である。
【図2】昇圧回路の構成を示す接続図である。
【図3】昇圧回路の動作の説明に供する信号波形図であ
る。
【図4】MOSトランジスタの特性を示す特性曲線図で
ある。
【図5】昇圧回路の構成を示す接続図である。
【図6】昇圧回路の動作の説明に供する信号波形図であ
る。
【図7】他の実施例によるバツフア回路を示す接続図で
ある。
【図8】他の実施例の動作の説明に供する信号波形図で
ある。
【図9】従来のバツフア回路を示す接続図である。
【符号の説明】
10、40……バツフア回路、11、12……昇圧回
路、15、16、17、21、22、23、42、4
3、44……インバータ、18、24、45……遅延回
路、Q1 、Q2 、QA1、QA2、QB1、QB2……トランジ
スタ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−77209(JP,A) 特開 昭61−157114(JP,A) 特開 平4−357710(JP,A) 特開 平5−291933(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 1/30 H03K 17/687 H03K 19/094

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NチヤネルMOS型の第1のトランジスタ
    及びPチヤネルMOS型の第2のトランジスタのゲート
    に集積回路の出力信号を入力し、上記第1及び第2のト
    ランジスタの動作に応じて上記出力信号を上記第1及び
    第2のトランジスタの接続端から外部に出力するバツフ
    ア回路において、上記集積回路の上記出力信号を遅延させる遅延回路と、 上記集積回路の上記出力信号に基づいて動作する第3の
    トランジスタと、 上記集積回路の上記出力信号に基づいて動作する第4の
    トランジスタと、 上記遅延回路及び上記第3のトランジスタの出力端間に
    設けられた第1の容量と、 上記遅延回路及び上記第4のトランジスタの出力端間に
    設けられた第2の容量と を具え、上記第3のトランジスタ及び上記第4のトラン
    ジスタの双方の出力のレベル制御に上記遅延回路を共用
    し、当該遅延回路により上記集積回路の上記出力信号を
    遅延させて得られた遅延信号の立ち上がりに基づいて上
    記第3のトランジスタの上記出力を所定レベルまで引き
    上げて上記第1のトランジスタの上記ゲートに入力する
    と共に、上記遅延回路により得られた上記遅延信号の立
    ち下がりに基づいて上記第4のトランジスタの上記出力
    を所定レベルまで引き下げて上記第2のトランジスタの
    上記ゲートに入力するようにした ことを特徴とするバツ
    フア回路。
  2. 【請求項2】NチヤネルMOS型の第1のトランジスタ
    及びPチヤネルMOS型の第2のトランジスタのゲート
    に集積回路の出力信号を入力し、上記第1及び第2のト
    ランジスタの動作に応じて上記出力信号を上記第1及び
    第2のトランジスタの接続端から外部に出力するバツフ
    ア回路において、 上記集積回路の上記出力信号を遅延させる第1及び第2
    のインバータと、 上記集積回路の上記出力信号に基づいて動作する第3の
    トランジスタと、 上記集積回路の上記出力信号に基づいて動作する第4の
    トランジスタと、 上記第1及び第2のインバータと上記第3のトランジス
    タとの出力端間に設けられた第1の容量と、 上記第1及び第2のインバータと上記第4のトランジス
    タとの出力端間に設けられた第2の容量と を具え、上記
    第3のトランジスタ及び上記第4のトランジスタの双方
    の出力のレベル制御に上記第1及び第2のインバータを
    共用し、当該第1及び第2のインバータにより上記集積
    回路の上記出力信号を遅延させて得られた遅延信号の立
    ち上がりに基づいて上記第3のトランジスタの上記出力
    を所定レベルまで引き上げて上記第1のトランジスタの
    上記ゲートに入力すると共に、上記第1及び第2のイン
    バータにより得られた上記遅延信号の立ち下がりに基づ
    いて上記第4のトランジスタの上記出力を所定レベルま
    で引き下げて上記第2のトランジスタの上記ゲートに入
    力するようにした ことを特徴とするバツフア回路。
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