JP3361337B2 - 溝部加熱装置 - Google Patents

溝部加熱装置

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JP3361337B2 JP17053292A JP17053292A JP3361337B2 JP 3361337 B2 JP3361337 B2 JP 3361337B2 JP 17053292 A JP17053292 A JP 17053292A JP 17053292 A JP17053292 A JP 17053292A JP 3361337 B2 JP3361337 B2 JP 3361337B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、被加熱体の溝部を焼入
処理や焼戻処理等のために所要温度に加熱するのに用い
られる溝部加熱装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えば自動車部品等には、図7に示すよ
うな開口20を有する溝部21が形成された部品50が
あり、その溝部21を構成する溝面21aに焼入処理等
を施す必要があるものがある。このような溝部21の溝
面21aを高周波焼入れのために加熱する装置として
は、従来より、図8及び図9に示す如き溝部加熱装置2
2が用いられている。 【0003】この装置22は、前記開口20の溝幅W、
溝深さH、及び板厚T(図7参照)に対応するように銅
パイプ製の高周波誘導加熱コイル23をいわゆるヘアー
ピン形状に構成し、このヘアーピン形コイル23を図8
に示す如く溝部21内に挿入配置して溝面21aの側部
24及び底部25を所要の焼入温度に高周波誘導加熱
し、しかる後に急速冷却することにより焼入れを施すよ
うにしたものである。これによれば、溝面21aの全域
に亘って均一な加熱パターンA(図8参照)ひいては均
一な焼入硬化層パターンを得ることができる。しかし、
この溝部加熱装置22の場合、銅パイプに所要の高周波
電流を供給するためには直径2mm以上の銅パイプを用
いる必要があるため、溝幅Wが8mm程度以下になる
と、中空部を水冷できる銅パイプを溝面21aに沿って
ヘアーピン形状に巻くことに寸法的限界を生じる。 【0004】そこで従来では、コイル23を挿入配置で
きないような溝幅Wの溝部21を焼入れのために加熱す
る場合には、図10及び図11に示す如き溝部加熱装置
26を用いて焼入れするようにしている。すなわち、こ
の場合には、図11に示すように高周波誘導加熱コイル
27を溝部21の付近の上端部28に合せてヘアーピン
形状に構成し、このコイル27を図10に示す如くその
上端部28に対向配置して溝面21aを加熱し、その後
に急速冷却するようにしている。或いは、上述のヘアー
ピン形高周波誘導加熱コイル27を図12及び図13に
示すように垂直状にして狭い溝部21内に挿入配置して
誘導加熱するようにしている。 【0005】また、これとは別に、図14及び図15に
示す如く溝部21の周縁30に沿うように巻いて成る高
周波誘導加熱コイル29を具備する溝部加熱装置31を
用い、溝部21の周縁30から溝面21aを加熱するよ
うに構成する場合もある。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来の焼入装置26,31では、次のような問題点
があった。まず、図10及び図11に示す焼入装置26
では、溝部21は、上端部28から加熱されて熱伝導作
用によりその底部25まで順次加熱され、しかる後に急
速冷却するようにしているため、加熱パターンB及び焼
入硬化層パターンは図10に示すように上端部28にお
いて最も深くなり、底部25では最も浅くなる。従っ
て、この装置26では、一様な加熱パターンを得ること
ができないという欠点がある。特に、溝部21の溝深さ
Hが大きくなればなるほど、加熱パターンBの不均一の
程度がより大きくなる上に、溝部21の開口20箇所の
変形量がより大きくなる。このような事情により、前記
装置26によって加熱できる溝部21の溝深さHに関し
ての限界があり、あまり深い溝部21の加熱には適用す
ることができない。 【0007】また、図12及び図13に示す如き焼入装
置26では、上述の場合と同様に、溝部21の底面部2
5と上端部28及び側面部24とにおける加熱パターン
Cが不均一になり易く、均一な焼入硬化層を得ることが
困難である。 【0008】また、図14及び図15に示す如き焼入装
置31では、溝部21の溝幅Wが4mm程度以下になる
と、高周波誘導加熱コイル23を溝部21の外形形状に
沿って巻くことが困難であるため、コイル23を構成す
る銅パイプの屈曲箇所におけるコイル冷却水の流れが悪
くなり、ひいてはコイル23に大電流を供給できないと
いう問題点がある。 【0009】本発明は、このような実状に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、被焼入体の溝部を極めて
簡単な操作にて効率良く均一加熱することができ、しか
も、従来では良好な高周波誘導加熱を施すことができな
い程度の寸法の溝部に対しても良好な均一加熱を簡単に
行うことができるような溝部加熱装置を提供することに
ある。 【0010】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、8mm以下の溝幅を有する被加熱体
の溝部を加熱する装置において、 (A)第1導体と第2導体との間に電気的絶縁物を介在
させて成る単位導体と、 (B)前記第1導体に接続され、前記溝部の開口の一側
部に当接配置されるテーパ面を下端の外方側に有する
1の接触電極と、 (C)前記第2導体に接続され、前記溝部の開口の他側
部に当接配置されるテーパ面を下端の外方側に有する
2の接触電極と、 (D)前記第1接触電極及び第2接触電極のテーパ面
前記開口の一側部及び他側部にそれぞれ当接配置するた
めの駆動機構と、 (E)前記第1導体と第2導体との間に接続される高周
波電源と、をそれぞれ具備し、前記第1及び第2接触電
のテーパ面を前記開口の両端部にそれぞれ線接触状態
当接させて前記溝部の溝面に高周波電流を直接流し、
高周波誘導作用を伴うことなく前記高周波電流の直接通
電のみによって、前記溝部を加熱するようにしている。 【0011】 【作 用】第1導体及び第2導体を溝部の開口の両側部
に当接させると、溝部の溝面に沿って電流が直接流れ、
これに伴って高周波直接通電により溝面が加熱されるた
め、均一な加熱がなされる。そして、この後に急速冷却
することにより、均一な焼入硬化層パターンが得られ
る。 【0012】 【実施例】以下、本発明の実施例に付き、図1〜図6を
参照して説明する。 【0013】図1は本発明に係る溝部加熱装置1を示す
ものであって、本装置1は、第1導体2及び第2導体3
との間に絶縁板(電気的絶縁物)4を介在させて成る単
位導体5を具備している。 【0014】上述の第1導体2及び第2導体3は、直角
状に屈曲成形された導電材から成る一対のL字状部材6
の屈曲部6aを互いにボルト締め等にてそれぞれ結合し
て成るものであり、全体としてT字形状をなす第1及び
第2導体2,3の基体部2a,3aの間には電気的絶縁
材から成る絶縁板4が介在されている。そして、第1及
び第2導体2,3の基体部2a,3aの下端部には、ク
ロム銅等から成る第1及び第2接触電極7,8が電気的
に接続された状態でそれぞれ結合されると共に、これら
の第1及び第2接触電極7,8の下端の外方側には、所
定角度にテーパ加工されたテーパ面9,10がそれぞれ
形状されている。なお、これらの第1及び第2接触電極
7,8の間には前記絶縁板4が延設され、これにより両
電極7,8は互いに電気的に絶縁されている。 【0015】一方、第1及び第2導体2,3の基体部2
a,3aの上部には高周波電源11が接続されている。
そして、被加熱体12は、図外の昇降機構により駆動さ
れて前記単位導体5に後述の如くセッティングされるよ
うに構成されている。 【0016】ここで、上述の装置1を用いて焼入のため
の加熱処理が施される被焼入体12について述べると、
被加熱体12は自動車部品等の一種であって、その端面
13に形成された開口(溝部開口)14を有する比較的
小寸法の溝部15が設けられている。なお、本例の場合
には、前記溝部15は矩形に成形されたロック溝、キー
溝或いは合せ溝等であって、その溝面15aに焼入処理
を施す必要がある部品である。 【0017】次に、本例の装置1を用いて前記被加熱体
12の溝部15を焼入れする際の動作並びに作用につい
て説明する。 【0018】まず、被加熱体12が所定位置にセットさ
れるのに伴い、図外の昇降機構が作動され、被加熱体1
2が単位導体5の側に向けて上方に移動される。これに
より、第1及び第2接触電極7,8のテーパ面9,10
に被加熱体12の溝部開口14のコーナー箇所にそれぞ
れ線接触状態の下で所要圧力をもって当接配置される。 【0019】しかる後に、高周波電源11から単位導体
5に所要の高周波電流Iが供給されると、高周波電流I
は図1において矢印で示す如く、第1導体2から第1接
触電極7を通って被加熱体12の溝部15の一方の側壁
部分18aから底壁部分18bに流れ、溝部15の他方
の側壁部分18cを通って第2接触電極8から第2導体
3へと流れる。かくして、溝面15aに沿って直接流れ
る高周波電流Iにより、側壁部分18a,18c及び底
壁部分18bがジュール加熱される。 【0020】そして、溝面15aが所要の焼入温度(加
熱温度)に達した時点で、高周波電源11からの電流供
給が遮断され、その直後に、図外の冷却環から冷却水が
溝部15に噴射される。これにより、溝面15a急速冷
却され、その結果、溝面15aに焼入硬化層が形成され
る。 【0021】本例の装置1によれば、溝面15aに高周
波電流を直接流すこと(直接通電すること)により均一
なジュール加熱を効率良く施すことができ、ひいては均
一な加熱パターンを得ることができる。しかも、このよ
うな作用効果を奏し得るにも拘わらず、第1及び第2接
触電極7,8に溝部開口14のコーナー箇所にそれぞれ
圧着状態で当接配置させるだけの極めて簡単な操作にて
行なうことができ、従って、装置1の構成が簡素なもの
でよいという利点がある。 【0022】上述のような焼入処理の効果を確かめるべ
く、以下に示す如き実験を行なった。実験例 (1)被焼入体:図2に示す如き円筒状の自動車用バル
ブボディー (2)溝部の寸法(図3参照) 溝幅W=3mm 溝深さH=5mm 肉厚T=3mm (3)材質:S−45C (4)焼入条件 <i> 周波数:200kHz/sec <ii> 入力:0.5kW <iii > 加熱時間:1.0秒 <iv> 冷却液:ユーコンクエンチャントA10%水溶
液 <v> 冷却時間:2秒 <vi> 冷却液流量:10リットル/分 以上の条件で焼入処理したところ、溝面の全範囲にわた
って硬化深さ1〜1.5mmで均一な焼入硬化層が得ら
れた。 【0023】上述の実験結果の比較のため、図10及び
図11に示す如き従来の溝部加熱装置26を用いた場合
のデータをとったところ、5〜6kWの入力で1.5m
mの焼入硬化層が得られた(なお、加熱パターンBは図
9に示す如く不均一)。 【0024】この比較例と前記実験例とを比較すれば明
らかなように、本例によれば、極めて低い電力(従来の
約1/10程度以下)にて、しかも、溝面の全範囲にわ
たって均一に加熱することができることが確認された。 【0025】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基いて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、第1及び第2接触電極7,8を溝部開口1
4のコーナー箇所に圧着する必要は必ずしもなく、図4
に示すように、第1及び第2接触電極7,8を、被加熱
体12の溝部開口14の近傍の端面箇所19a,19b
に面接触させるように構成してもよい。 【0026】また、本発明に係る溝部加熱装置1は、例
えば歯車等の加熱処理にも適用可能である。この場合に
は、図5に示すように、被加熱体としての歯車12′の
歯部の先端角部P,Qに第1及び第2接触電極7,8を
圧着させることにより、歯側面及び歯底面を均一加熱
(加熱パターンD)することができる。また、図6に示
すように、歯車12′の歯側面間に第1及び第2接触電
極7,8を圧着することにより、加熱を行ないにくい歯
底部のみの加熱を図6に示す如き加熱パターンEをもっ
て効率良く行なうことも可能である。 【0027】さらに、本発明に係る溝部加熱装置は、焼
入処理に限らず、焼なましや焼戻し等にも応用可能であ
る。 【0028】以上の如く、本発明は、第1及び第2接触
電極のテーパ面を8mm以下の溝幅を有する被加熱体の
溝部開口の両端部(一側部及び他側部)に当接配置させ
て溝部に高周波電流を直接流すことにより、溝面の加熱
を高周波誘導作用を伴うことなく直接通電のみにて行な
うようにしたものであるから、極めて簡単な構成で操作
が容易な装置でありながら、高周波誘導加熱コイルを挿
入配置できないような狭い溝部の溝面を、高周波作用に
よる電力損失を生じること無く溝面を低電力にて効率良
くしかも均一に加熱することができる。従って、焼入処
理等に際しては、焼入歪等の発生を効果的に抑えること
ができ、均一な焼入硬化層を得ることができる。また、
本発明によれば、溝部の開口の両側部に当接配置される
第1及び第2の接触電極のテーパ面を設けるだけで済む
ため、8mm以下の各種の寸法形状の溝部(複数種類の
溝部)にそれぞれ共通して対応可能な1種類の溝部加熱
装置(第1及び第2の接触電極間の間隔が8mm以上の
装置)を用意すれば済み、溝部加熱装置の共用化・汎用
化を図ることができる。しかも、本発明の溝部加熱装置
によれば、第1及び第2の接触電極のテーパ面を単に溝
部の開口の両側部に当てがうだけの作業を行なうだけで
良いため、第1接触電極及び第2接触電極を溝部の
開口の両側部に当接配置するための駆動機構としては特
別に位置決め精度が高ものは必要なく、簡素で安価な
駆動機構で済むという実用的な利点を有する。また、本
発明によれば、溝部の開口の寸法が大きい場合でも小さ
い場合でも溝面の均一加熱を行うことができ、非常に実
用的である。すなわち、本発明では、溝部の開口の両端
部に第1及び第2の接触電極のテーパ面を線接触状態で
当接配置するようにしているので、溝部の開口の寸法が
大きい場合でも小さい場合でも(溝部の形状に多少のば
らつきがあったとしても)、前記溝部の開口の両端部と
前記テーパ面との間のガイド作用にて確実に相互接触せ
しめて均一加熱を行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る溝部加熱装置の一実施例を示す斜
視図である。 【図2】溝部を有する被加熱体の斜視図である。 【図3】被加熱体の溝部を示す要部拡大斜視図である。 【図4】本発明に係る溝部加熱装置の別の実施例を示す
概略正面図である。 【図5】被加熱体としての歯車の歯面を加熱している状
態を示す概略正面図である。 【図6】被加熱体としての歯車の歯底面のみを加熱して
いる状態を示す概略正面図である。 【図7】溝部を有する被加熱体の要部拡大斜視図であ
る。 【図8】被加熱体の溝部内にヘアーピン形高周波誘導加
熱コイルを挿入配置して溝面を誘導加熱している状態を
示す概略正面図である。 【図9】同上の状態を示す概略平面図である。 【図10】被加熱体の溝部近傍の端面箇所にヘアーピン
形高周波誘導加熱コイルを対応配置して溝面を誘導加熱
している状態を示す概略正面図である。 【図11】同上の状態を示す概略平面図である。 【図12】被加熱体の狭い溝部内にヘアーピン形高周波
誘導加熱コイルを垂直に挿入配置して溝面を誘導加熱し
ている状態を示す概略正面図である。 【図13】同上の状態を示す概略平面図である。 【図14】被加熱体の溝部の周縁に沿うように巻かれた
高周波誘導加熱コイルにて溝面を高周波誘導加熱してい
る状態を示す概略正面図である。 【図15】同上の状態を示す概略平面図である。 【符号の説明】 1 溝部加熱装置 2 第1導体 3 第2導体 4 絶縁板 5 単位導体 7 第1接触電極 8 第2接触電極 9,10 テーパ面 11 高周波電源 12 被加熱体 12′ 被加熱体としての歯車 14 開口(溝部開口) 15 溝部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−197820(JP,A) 特開 昭57−158325(JP,A) 特開 平4−187712(JP,A) 実開 平2−115552(JP,U) 特公 昭39−27992(JP,B1) 実公 昭63−32129(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21D 1/09 C21D 1/40

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 8mm以下の溝幅を有する被加熱体の溝
    部を加熱する装置において、 (A)第1導体と第2導体との間に電気的絶縁物を介在
    させて成る単位導体と、 (B)前記第1導体に接続され、前記溝部の開口の一側
    部に当接配置されるテーパ面を下端の外方側に有する
    1の接触電極と、 (C)前記第2導体に接続され、前記溝部の開口の他側
    部に当接配置されるテーパ面を下端の外方側に有する
    2の接触電極と、 (D)前記第1接触電極及び第2接触電極のテーパ面
    前記開口の一側部及び他側部にそれぞれ当接配置するた
    めの駆動機構と、 (E)前記第1導体と第2導体との間に接続される高周
    波電源と、 をそれぞれ具備し、前記第1及び第2接触電極のテーパ
    を前記開口の両端部にそれぞれ線接触状態で当接させ
    て前記溝部の溝面に高周波電流を直接流し、高周波誘導
    作用を伴うことなく前記高周波電流の直接通電のみによ
    って、前記溝部を加熱するようにしたことを特徴とする
    溝部加熱装置。
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