JP3360574B2 - スライドテーブル付きリフタ - Google Patents

スライドテーブル付きリフタ

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JP3360574B2
JP3360574B2 JP21370897A JP21370897A JP3360574B2 JP 3360574 B2 JP3360574 B2 JP 3360574B2 JP 21370897 A JP21370897 A JP 21370897A JP 21370897 A JP21370897 A JP 21370897A JP 3360574 B2 JP3360574 B2 JP 3360574B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降機構によりテ
ーブルの上下位置調整を行なうテーブル付きリフタに関
し、特に、テーブルにスライド機構をそなえたスライド
テーブル付きリフタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、台車に昇降機構を介してテー
ブルを設置し、テーブル上に上載された荷物を所定の位
置に供給するテーブル付きリフタが知られている。この
ようなテーブル付きリフタにおいては、上下方向の荷物
の位置調整は昇降機構により行なわれるが、水平面内で
の荷物の位置調整を行なう手段としては台車に設けられ
たキャスタを用いるか、又は直接荷物を手で移動させる
しかなかった。実開平5−51823号公報に記載され
たテーブル付きリフタは、荷物を円滑に移動させるため
のフリーベアと所定位置に固定するためのストッパとを
テーブル上にそなえたものである。
【0003】しかしながら、キャスタを用いての調整、
或いは実開平5−51823号公報記載の手段を用いて
の調整のいずれにしても、荷物の正確な位置決めのため
の微調整は困難である。そこで、実開平6−25296
号公報には、昇降機構に取り付けられた取付横板に水平
面内でのスライド・旋回自在にテーブルを取り付けて、
テーブルをリフタに対して相対的にスライド・旋回させ
ることによりテーブル上の荷物位置の微調整を可能にし
たスライドテーブル付きリフタに関する技術が開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のスライドテーブル付きリフタでは、テーブルの
スライド・旋回調整は手動により行なわれるため、テー
ブルに上載される荷物が重量物の場合には正確な位置調
整をすることが難しく、またある一定以上の重量を越え
るとスライド・旋回操作が不可能になるという課題があ
った。
【0005】また、テーブルのスライド・旋回は、取付
横板に設けられた大きな孔より突出したテーブル底面の
支軸を、取付横板の孔内で移動・回転することにより行
なわれているが、支軸の移動・回転は何ら規制するもの
がなく全く自由であるため、高い精度が求められる位置
調整には不適当という課題があった。ここで、図10は
電気自動車のバッテリ交換を示す模式図である。電気自
動車102のバッテリ搭載部102Aは車両床面下に設
けられているので、バッテリ103を交換(搭載)する
場合には、まず車両用リフト104により電気自動車1
02をリフトアップしておき、車両下側よりバッテリ1
03を搭載する。テーブル付きリフタ101は、このバ
ッテリ搭載部102Aへのバッテリ103の供給に用い
られる。
【0006】しかし、バッテリ102は重量物であるた
め、その重量バランスとキャスタ101Bの動きによ
り、精度良くテーブル付きリフタ101の位置決めをす
ることは難しく、また、電気自動車102をリフトアッ
プした場合には重量バランスにより微妙に水平姿勢が狂
っている場合もあるためテーブル面101Aの傾き調整
も必要なことがある。そして、これらの調整範囲はmm単
位のものであり、非常に細かな調整を要する。
【0007】従って、従来のスライドテーブル付きリフ
タでは、重量物への適用性、正確な位置調整等の課題に
加え、傾斜調整機能の点でも、このような電気自動車の
バッテリ交換のような精度の高さと調整の自由度の大き
さを要する作業には適用することができなかった。本発
明は、このような課題に鑑み創案されたもので、リフト
本体に対してテーブルを相対的にスライドさせることに
より荷物の位置調整を行なえるようにして、重量物への
適用を可能にし、かつ調整自由度が大きく細かな調整も
可能にした、スライドテーブル付きリフタを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明のスライドテーブル付きリフタでは、昇降機構
を作動させることで、台車上にこの昇降機構を介して設
置された台座と、この台座上にスライド自在に載置され
たスライドテーブルとを昇降させ、スライドテーブルの
一側部と他側部とにそれぞれ配設された一対のアクチュ
エータを作動させることで、スライドテーブルの変位を
行なえるようにする。この一対のアクチュエータは、そ
れぞれ、台座に結合された結合部とスライドテーブルに
結合された結合部との間を伸縮させることにより、台座
に対してスライドテーブルを変位させるが、これらのア
クチュエータは、伸縮方向が互いに平行になるように配
設されており、且つ、制御手段により両アクチュエータ
をそれぞれ独立して伸縮制御することができるので、制
御手段により両アクチュエータをいずれも伸長又は収縮
させることで、スライドテーブルをスライドさせること
ができ、制御手段により両アクチュエータの一方を伸長
させ他方を収縮させることで、スライドテーブルを回転
させることもできる。さらに、両アクチュエータの伸縮
量に差を設けることで、角度調整の自由度が大幅に増大
する。
【0009】請求項2記載の本発明のスライドテーブル
付きリフタでは、昇降機構を作動させると台座を構成す
る第1台座部及び第2台座部が昇降し、傾斜アクチュエ
ータを作動させると、第2台座部が該第1台座部に対し
て傾斜調整され、スライドテーブルを上載される載置面
の傾斜状態が調整されるようになっている。第2台座部
とスライドテーブルとの間に介装された一対のアクチュ
エータを作動させることで、スライドテーブルをスライ
ド又は回転させることができるが、このとき、スライド
テーブルが載置面上にフリーベアリングを介して支持さ
れていることから、スライドテーブルのスライドや回転
が円滑に行なわれる。
【0010】請求項3記載の本発明のスライドテーブル
付きリフタでは、使用しない場合には、昇降機構を作動
させ台車上に第1台座部を格納し、傾斜アクチュエータ
を作動させ第1台座部に対する第2台座部の傾斜を縮小
させることにより、台車と第1台座部と第2台座部とス
ライドテーブルとが一体的に重合され、コンパクトな状
態にすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明すると、図1は本発明の一実施形態とし
てのスライドテーブル付きリフタの構成を示す分解斜視
図である。図1に示すように、本スライドテーブル付き
リフタは、下方から複数個(図1においては4隅に4
つ)のキャリア8をそなえた台車2上に昇降機構1を介
して台座40が設けられ、この台座40上にスライドテ
ーブル30が設けられている。台座40は昇降機構1に
結合された第1台座部9と、第1台座部9に傾き調整を
行なうチルト機構10を介して結合された第2台座部1
1とをそなえている。スライドテーブル30は、第2台
座部11上にスライド自在に設置され、長方形の枠状の
部材25を介して第2台座部11に結合されている。部
材25には、スライドテーブル30の第2台座部11に
対する前後左右へのスライド調整及び回転調整を行なう
スライド機構20が装着されている。
【0012】まず、昇降機構1について説明すると、昇
降機構1は、リンクアーム3A,3Bからなるリンク3
と、リンクアーム4A,4Bからなるリンク4とを、連
結軸6により連結し、Z軸シリンダ(アクチュエータ)
7のシリンダロッド7aの伸縮により×字状に構成され
たリンク3,4を開閉させることにより、台座40を台
車2に対して上下移動させるようになっている。
【0013】つまり、各リンク3,4は、それぞれリン
クアーム3A,3B,4A,4Bを各中間部の連結部3
a,4aで連結軸6に枢着された×字状のリンクに形成
されている。また、リンクアーム3A,4Aは一端部を
台座2に回転自在に支持されており、リンクアーム3
B,4Bは一端部を第1台座部9に回転自在に支持され
ている。そして、各リンクアーム3A,3B,4A,4
Bの他端部にはローラ5がそなえられており、リンクア
ーム3B,4Bのローラ5が台車2のレール2A上面、
リンクアーム3A,4Aのローラ5は第1台座部9のレ
ール9A下面に沿って自由に走行できるようになってい
るため、リンク3,4の開閉が可能になっている。
【0014】また、リンク3,4は、それぞれのアーム
連結部3a,4aを回転支軸6Aにより互いに連結され
るうえに、さらにリンクアーム3A,4Aを補助軸6B
により連結され、リンクアーム3B,4Bを補助軸6C
により連結されることにより、互いに同期して開閉する
ようになっている。これらの補助軸6B,6C間には1
つ又は複数個(図1においては2つ)のZ軸シリンダ7
がそなえられており、補助軸6CにはZ軸シリンダ7の
下端部が回転自在に取り付けられ、補助軸6Bにはシリ
ンダロッド7aの先端部が回転自在に取り付けられてい
る。
【0015】従って、Z軸シリンダ7が作動してシリン
ダロッド7aが伸びると、補助軸6B,6C間の距離の
拡大によりリンク3,4が開いて第1台座部9が台車2
に対して上昇し、逆にシリンダロッド7aが縮むと、補
助軸6B,6C間の距離の縮小によりリンク3,4が閉
じて第1台座部9が台車2に対して下降するようになっ
ている。なお、リンク3,4が完全に閉じた場合には、
リンク3,4及びZ軸シリンダ7は台車2の内側に収納
されるようになっている。
【0016】次に、チルト機構10について説明する
と、このチルト機構10は、第1台座部9上に第1の傾
斜シリンダ(傾斜アクチュエータ)13と第2の傾斜シ
リンダ(傾斜アクチュエータ)14とユニバーサルヒン
ジ15とをそなえ、これらにより第2台座部11を支持
するように構成されている。傾斜シリンダ13,14
は、第2台座部11の一端側に配設され、それぞれの下
端部が第1台座部9上に例えばゴムブッシュ等の弾性部
材を介してシリンダ13,14の軸線の微小な傾斜を許
容するように支持されるとともに、シリンダロッド13
a,14aの先端部が第2台座部11の底面に回転自在
に連結されている。また、第2台座部11の他端側には
回転自在なユニバーサルヒンジ15が配設され、第2台
座部11と第1台座部9とを連結している。
【0017】このように、第2台座部11はシリンダロ
ッド13a,14a,ユニバーサルヒンジ15による3
点支持となっており、また、傾斜シリンダ13,14の
基部は支持部のゴムブッシュ等により軸線方向の微小な
傾斜が可能になっているため、シリンダロッド13a,
14aを独立して伸縮させると、それに合わせて第2台
座部11の傾斜が可能になっている。このように、第1
の傾斜シリンダ13,第2の傾斜シリンダ14を互いに
独立して作動させることにより、第2台座部11を様々
な角度に傾斜させることができるようになっている。な
お、傾斜シリンダ13,14が縮んだ状態では、第2台
座部11は第1台座部9の内側に収納されるようになっ
ている。
【0018】また、第2台座部11の上面には複数(図
1においては8つ)のフリーベアリング12がそなえら
れており、第2台座部11上に載置されるスライドテー
ブル30の第2台座部11に対する円滑なスライドを可
能にしている。次に、スライド機構20について説明す
ると、スライド機構20は第2台座部11とスライドテ
ーブル30との間に介装された部材25に装着されてお
り、部材25と第2台座部11とに連結された2つのX
軸シリンダ(アクチュエータ)21,22と、部材25
とスライドテーブル30とに連結された2つのY軸シリ
ンダ(アクチュエータ)23,24とから構成されてい
る。
【0019】第1,第2のX軸シリンダ21,22は、
それぞれ、シリンダ本体21A,22Aと、このシリン
ダ本体21A,22A内に内挿されて両端部をシリンダ
本体21A,22Aの外部に突出させたピストンロッド
21B,22Bと、このピストンロッド21B,22B
の中間部に設けられシリンダ本体21A,22A内を移
動する図示しないピストンとをそなえており、シリンダ
本体21A,22A内は、ピストンで分離されることで
2つの油室(図示略)が形成されている。
【0020】これらのX軸シリンダ21,22は、部材
25の両側部25A,25Bに配置され、軸線方向(伸
縮方向)がいずれもX方向に向いており互いに平行に配
設されている。このうち、第1のX軸シリンダ21は、
部材25の側部25Aに配設されており、ピストンロッ
ド21Bの両端部21a,21bを部材25に結合され
ている。また、シリンダ本体21Aは、連結部材21c
を介して第2台座部11の側部11Aに結合されてい
る。
【0021】そして、この第1のX軸シリンダ21は、
シリンダ本体21A内の一方の油室に作動油を供給する
と、シリンダ本体21Aに対してピストンロッド21B
が他方へ移動して、部材25の側部25Aが第2台座部
11に対して他方へ移動し、シリンダ本体21A内の他
方の油室に作動油を供給すると、シリンダ本体21Aに
対してピストンロッド21Bが一方へ移動して、部材
5の側部25Aが第2台座部11に対して一方へ移動す
るようになっている。
【0022】また、第2のX軸シリンダ22は、第1の
X軸シリンダ21と同様に、部材25の側部25Bに配
設されており、ピストンロッド22Bの両端部22a,
22bを部材25に結合されている。また、シリンダ本
体22Aは、連結部材22cを介して第2台座部11の
側部11Bに結合されている。この第2のX軸シリンダ
22も、シリンダ本体22A内の一方の油室に作動油を
供給すると、シリンダ本体22Aに対してピストンロッ
ド22Bが他方へ移動して、部材25の側部25Bが第
2台座部11に対して他方へ移動し、シリンダ本体21
A内の他方の油室に作動油を供給すると、シリンダ本体
21Aに対してピストンロッド21Bが一方へ移動し
て、部材25の側部25Aが第2台座部11に対して一
方へ移動するようになっている。
【0023】したがって、X軸シリンダ21,22が同
期して同方向に作動することにより、部材25が第2台
座部11に対して図1におけるX軸方向(正逆両方向)
へスライド変位するようになっている。また、連結部材
21c,22cとX軸シリンダ21,22とは、X軸シ
リンダ21,22の本体21A,22Aに鉛直方向に向
けてそなえられた軸21d,22dを連結部材21c,
22cにそなえられた軸孔21e,22eで軸支された
連結となっているため、各X軸シリンダ21,22が互
いに逆方向へ作動して、部材25の第2台座11に対す
る水平面内での相対回動が可能になっている。なお、こ
の回動は両X軸シリンダ21,22間の距離の変化が可
能でなければ実現できないので、一方の連結部材21c
の軸孔21eは、図2に示すように、図1におけるY軸
方向へ拡幅した長孔状になっている。これにより、X軸
シリンダ21,22間の距離はこの軸孔21eの孔幅分
だけ拡大可能になっている。
【0024】従って、軸孔21eの拘束範囲内におい
て、X軸シリンダ21,22を互いに逆方向へ作動させ
なければ、部材25が第2台座部11に対して図1にお
けるXY平面内で回転するようになっている。一方、第
1,第2のY軸シリンダ23,24も、それぞれ、シリ
ンダ本体23A,24Aと、このシリンダ本体23A,
24A内に内挿されて両端部をシリンダ本体23A,2
4Aの外部に突出させたピストンロッド23B,24B
と、このピストンロッド23B,24Bの中間部に設け
られシリンダ本体23A,24A内を移動する図示しな
いピストンとをそなえており、シリンダ本体23A,2
4A内は、ピストンで分離されることで2つの油室(図
示略)が形成されている。
【0025】これらのY軸シリンダ23,24は、部材
25の両側部25C,25Dに配置され、軸線方向(伸
縮方向)がいずれもY方向に向いており互いに平行に配
設されている。このうち、第1のY軸シリンダ23は、
シリンダ本体23Aを部材25の側部25Cに固定され
ており、ピストンロッド23Bの両端部23a,23b
を第2台座部11上のスライドテーブル30の裏面側に
設けられた支持部材31,32にそれぞれ結合されてい
る。また、第2のY軸シリンダ24は、シリンダ本体2
4Aを部材25の側部25Dに固定されており、ピスト
ンロッド24Bの両端部24a,24bを第2台座部1
1上のスライドテーブル30の裏面側に設けられた支持
部材33,34にそれぞれ結合されている。
【0026】このように、Y軸シリンダ23,24が同
期して作動することにより、スライドテーブル30が
25に対して図1におけるY軸方向(正逆両方向)へ
変位するようになっている。なお、部材25は第1台座
部9と第2台座部11との間に収納されており、これら
の第1台座部9,第2台座部11,部材25をそなえた
台座40はスライドテーブル30内部に収納されてい
る。
【0027】このようなスライドテーブル付きリフタの
作動を制御するために、図3に示すような制御系がそな
えられている。図3に示すように、本スライドテーブル
付きリフタでは、モータ41により油圧ポンプ42を作
動させて各シリンダ7,21,22,23,24,1
3,14に作動油を供給し、その油圧により各シリンダ
7,13,14,21,22,23,24を駆動してい
る。そして、この油圧のオン・オフは各油圧回路に設け
られたSV(ソレノイドバルブ)43,44,45,4
6,47,48を制御装置50の各スイッチの操作によ
り行なわれるようになっている。
【0028】本発明の第1実施形態としてのスライドテ
ーブル付きリフタは上述のごとく構成されているので、
図3に示すような制御系統により以下のように制御され
る。例えば、図4に示す折り畳み状態から図5に示す伸
展状態へスライドテーブル30を上昇させるには、昇降
スイッチパネル51のUPスイッチ51aを押す。する
と、UPスイッチ51aを押している間SV43の供給
弁が開き、Z軸シリンダ7へ油圧が供給される。Z軸シ
リンダ7に油圧が加えられると、ピストンロッド7aが
伸長し、補助軸6B,6C間を押し拡げる。すると、各
リンクアーム3A,3B,4A,4Bの一端部にそなえ
らえたローラ5が台車2のレール2A上又は第1台座部
9のレール9A下に沿って、内側方向へ回動してくるこ
とによりリンク3,4が開く。これにより、台車2に対
して第1台座部9が上方へ押しやられスライドテーブル
30が上昇する。
【0029】そして、UPスイッチ51aをはなすとS
V43の供給弁が閉じ、Z軸シリンダ7への油圧の供給
が停止してスライドテーブル30もそのままの状態で停
止する。逆に、図5に示す伸展状態から図4に示す折り
畳み状態へスライドテーブル30を下降させるには、昇
降スイッチパネル51のDOWNスイッチ51bを押
す。すると、DOWNスイッチ51bを押している間S
V43の戻り弁が開き、Z軸シリンダ7に加えられてい
た油圧が解放される。Z軸シリンダ7から油圧が解放さ
れると、スライドテーブル30を押し上げていた力がな
くなり、スライドテーブル30は重力により自然に下降
する。すると、リンク3,4が閉じることによりピスト
ンロッド7aは補助軸6B,6Cに挟まれて縮む。
【0030】次に、図6に示すようにスライドテーブル
30を傾斜させるには、傾斜スイッチパネル52のUP
スイッチ52a又は52cを押す。UPスイッチ52
a,52cはそれぞれ傾斜シリンダ13,14に対応し
ており、互いに独立して傾斜制御をすることができる。
また、同様にDOWNスイッチ52b,52dを押すこ
とにより傾斜を戻すことができる。
【0031】例えば、傾斜シリンダ13側を高くしてス
ライドテーブル30を傾斜させるにはUPスイッチ52
aを押す。すると、UPスイッチ52aを押している間
SV47の供給弁が開き、傾斜シリンダ13へ油圧が加
えられる。傾斜シリンダ13に油圧が供給されると、ピ
ストンロッド13aが伸長して第2台座部11を押し上
げる。すると、第2台座部11はユニバーサルヒンジ1
5及びピストンロッド14aにも支持されているため、
ピストンロッド13a側からユニバーサルヒンジ15及
びピストンロッド14a側にかけて傾斜する。そして、
第2台座部11にはスライドテーブル30が載置されて
いるので、スライドテーブル30も第2台座部11とと
もに傾斜する。
【0032】そして、UPスイッチ52aをはなすとS
V47の供給弁が閉じ、傾斜シリンダ13への油圧の供
給が停止してスライドテーブル30もそのままの状態で
停止する。逆にスライドテーブル30の傾斜をもとに戻
すにはDOWNスイッチ52bを押す。すると、DOW
Nスイッチ52bを押している間SV47の戻り弁が開
き、傾斜シリンダ13に加えられていた油圧が解放され
る。傾斜シリンダ13から油圧が解放されると、第2台
座部11を押し上げていた力がなくなり、スライドテー
ブル30は重力により自然に下降しようとする。する
と、ピストンロッド13aは第2台座部11に押し下げ
られて縮みもとの状態に戻る。
【0033】同様に傾斜シリンダ14側を上げ下げする
場合は、UPスイッチ52c又はDOWNスイッチ52
dによりSV48の切り替え操作を行なう。次に水平面
内でのスライドテーブル30の位置制御について説明す
ると、前後・左右・旋回による水平面内での位置制御
は、前後スイッチパネル53又は左右・旋回スイッチパ
ネル54を操作することにより行なわれる。ここで、図
7〜9は各位置制御におけるスライドテーブル30の位
置関係を示す本スライドテーブル付きリフタの上面図で
ある。ただし、位置関係を示すためスライドテーブル3
0の上面は取り除かれている。
【0034】まず、前後方向(図7におけるY軸方向)
にスライドテーブル30をスライドさせる場合は、前後
スイッチパネル53の前スイッチ53a又は後スイッチ
53bを押して操作する。前スイッチ53aを押してい
る間は、SV46の前進用供給弁が開き、Y軸シリンダ
23,24の前進側油室に油圧が加えられ、同時にSV
46の後進用戻り弁が開き、Y軸シリンダ23,24の
後進側油室に加えられていた油圧が解放される。する
と、ピストンロッド23B,24Bの一端部23a,2
4a側が伸長し、他端部23b,24b側が縮む。この
とき、Y軸シリンダ23,24は互いに同期して作動
し、ピストンロッド23Bとピストンロッド24Bの変
位量は等しくなっている。
【0035】スライドテーブル30は、これらのピスト
ンロッド23B,24Bの両端部23a,23b,24
a,24bに支持部材31,32,33,34を介して
取り付けられているので、ピストンロッド23B,24
Bの変位に伴いY軸シリンダ23,24に対して相対的
に前方に(Y軸+方向に)スライドする。そして、Y軸
シリンダ23,24は部材25に固定されてY軸方向へ
の移動を拘束されているため、スライドテーブル30は
図8に示すように前方に(Y軸−方向に)スライドす
る。
【0036】そして、前スイッチ53aをはなすと、S
V46の前進用供給弁が閉じてY軸シリンダ23,24
の前進側油室への油圧の供給が停止し、スライドテーブ
ル30はそのままの状態で停止する。逆に、後スイッチ
53bを押している間は、SV46の後進用供給弁が開
き、Y軸シリンダ23,24の後進側油室に油圧が加え
られ、同時にSV46の前進用戻り弁が開き、Y軸シリ
ンダ23,24の前進側油室に加えられていた油圧が解
放される。すると、ピストンロッド23B,24Bの他
端部23b,24b側が伸長し、一端部23a,24a
側が縮む。従って、スライドテーブル30は、後方(Y
軸+方向)にスライドする。
【0037】次に、左右方向(図7におけるX軸方向)
へのスライドテーブル30のスライドと、水平面内での
スライドテーブル30の旋回とは、共に左右・旋回スイ
ッチパネル54の前左スイッチ54a,前右スイッチ5
4cと後左スイッチ54b,後右スイッチ54dとを組
み合わせて押すことにより操作する。つまり、前左スイ
ッチ54a,前右スイッチ54cは第2のX軸シリンダ
21に対応し、後左スイッチ54b,後右スイッチ54
dは第1のX軸シリンダ22に対応しており、それぞれ
独立制御することができる。
【0038】図8に示すように、スライドテーブル30
を右方向(図7におけるX軸−方向)にスライドさせる
には、前右スイッチ54cと後右スイッチ54dとを同
時に押す。すると、前右スイッチ54c,後右スイッチ
54dを押している間は、SV44,45の右進用供給
弁が開き、X軸シリンダ21,22の右進側油室に油圧
が加えられ、同時にSV44,45の左進用戻り弁が開
き、X軸シリンダ21,22の左進側油室に加えられて
いた油圧が解放される。すると、ピストンロッド21
B,22Bの他端部21b,22b側が伸長し、一端部
21a,22a側が縮む。
【0039】これらのピストンロッド21B,22Bの
両端部21a,21b,22a,22bは部材25に固
定されており、そして、スライドテーブル30は部材
5に左右方向(図7におけるX軸方向)を拘束されてい
る。従って、スライドテーブル30はピストンロッド2
1B,22Bの伸縮に伴い部材25とともに右方向(図
7におけるX軸−方向)にスライドする。
【0040】そして、前右スイッチ54c,後右スイッ
チ54dをはなすと、SV44,45の右進用供給弁が
閉じてX軸シリンダ21,22の右進側油室への油圧の
供給が停止し、スライドテーブル30はそのままの状態
で停止する。逆に、スライドテーブル30を左方向(図
7におけるX軸+方向)にスライドさせるには、前左ス
イッチ54aと前右スイッチ54bとを同時に押す。す
ると、前左スイッチ54a,前右スイッチ54bを押し
ている間は、SV44,45の左進用供給弁が開き、X
軸シリンダ21,22の左進側油室に油圧が加えられ、
同時にSV44,45の右進用戻り弁が開き、X軸シリ
ンダ21,22の右進側油室に加えられていた油圧が解
放される。すると、ピストンロッド21B,22Bの一
端部21a,22a側が伸長し、他端部21b,22b
側が縮み、スライドテーブル30は、左方(X軸+方
向)にスライドする。
【0041】一方、X軸シリンダ21,22を互いに独
立制御すると、スライドテーブル30は水平面内で旋回
する。例えば、図9に示すように、スライドテーブル3
0を反時計周りに旋回させるには、前左スイッチ54a
のみ、後右スイッチ54dのみ、若しくは前左スイッチ
54a,後右スイッチ54dの両方を押す。ここで、前
左スイッチ54a,後右スイッチ54dの両方を押した
とすると、第1のX軸シリンダ21ではピストンロッド
21Bの一端部21a側が伸長し、第2のX軸シリンダ
22ではピストンロッド22Bの他端部22b側が伸長
する。
【0042】すると、X軸シリンダ21,22の部材
5における互いの相対位置が変化し、部材25に対して
X軸シリンダ21,22は時計周り方向に移動する。一
方、X軸シリンダ21,22は連結部材21c,22c
を介して第2台座部11に取り付けられているため、第
2台座部11から見ると部材25は反時計周りに旋回す
ることになり、部材25に拘束されてスライドテーブル
30も反時計周りに旋回する。
【0043】このとき、ピストンロッド21B,22B
の移動量が同じ場合、スライドテーブル30の仮想旋回
軸はスライドテーブル30のほぼ中央となり、ピストン
ロッド22Bの移動量をピストンロッド21Bの移動量
よりも少なくすると、仮想旋回軸はX軸シリンダ22寄
りに偏心する。また、前左スイッチ54a,後左スイッ
チ54bを押して且つ後左スイッチ54bの押す時間を
少なくするとピストンロッド21B,22Bは同一方向
の端部21a,22a側が伸長するが、ピストンロッド
21Bに比べピストンロッド22Bの伸長量が少ないた
め、仮想旋回軸はX軸シリンダ22の外側〔図7におい
てX軸シリンダ22よりも右側(X方向)〕に設定され
る。
【0044】このように、本スライドテーブル付きリフ
タによれば、油圧シリンダ7,13,14,21,2
2,23,24によりスライドテーブル30の位置調整
を行なうため、重量物にも適用することが可能である。
また、スライドテーブル30と部材25との間には、Y
軸シリンダ23,24が介装されているので、Y軸シリ
ンダ23,24を作動してピストンロッド23B,24
Bを移動させることにより、スライドテーブル30のY
軸シリンダ23,24の軸方向へのスライド調整が可能
である。
【0045】そして、第2台座部11と部材25との間
には、Y軸シリンダ23,24と直角方向(X軸方向)
にX軸シリンダ21,22が介装されているので、X軸
シリンダ21,22を作動してピストンロッド21B,
22Bを移動させることにより、スライドテーブル30
のX軸シリンダ21,22の軸方向へのスライド調整も
可能である。
【0046】さらに、X軸シリンダ21,22は第2台
座部11に回転可能に取り付けられているので、ピスト
ンロッド21Bとピストンロッド22Bとを逆向きに変
位させると、これらの相対変位に応じて第2台座部11
とX軸シリンダ21,22とのなす角度が変化し、それ
に伴いスライドテーブル30も第2台座部11に対して
旋回する。従って、ピストンロッド21B,ピストンロ
ッド22Bの変位制御を独立して行なうことにより、ス
ライドテーブル30の旋回調整も可能であり、X軸シリ
ンダ21,22の伸長方向及び伸長量を組み合わせて仮
想旋回軸を任意の位置に設定することによって、スライ
ドテーブル30の旋回や角度調整を自由に行なうことが
できる。
【0047】また、第1台座部9と第2台座部11との
間に傾斜シリンダ13,14をそなえているので、ピス
トンロッド13a,14aを伸縮調整することにより第
2台座部11上に載置されるスライドテーブル30の傾
斜角度を調整することができる。さらに、傾斜シリンダ
13,14は互いに独立して制御可能になっているた
め、スライドテーブル30の傾斜角度の調整自由度が大
きく細かい調整が可能である。
【0048】そして、第2台座部11にはフリーベアリ
ング12がそなえられているので、上述のようなスライ
ドテーブル30のスライド,旋回を円滑に行なうことが
でき、Y軸シリンダ23,24,X軸シリンダ21,2
2への負荷を最小限に押さえることができる。さらに、
昇降機構1はリンク機構3,4を閉じた状態では台車2
の内側に収納されるようになっており、また、スライド
テーブル30が水平状態のときには、第1台座部9,第
2台座部11,部材25はすべて同一平面内に収まりス
ライドテーブル30内部に収納されるようになっている
ので、折り畳んだ時には全体の高さを台車2とスライド
テーブル30との高さに収めることができる。従って、
スライドテーブル上への荷物の積載を容易に行なうこと
ができる。
【0049】なお、スライドテーブルの位置調整に用い
るアクチュエータは、本実施形態における油圧シリンダ
のみならず、モータを用いることも可能である。また、
本スライドテーブル付きリフタは、電気自動車のバッテ
リ交換のみならず、自動車の分野においてはエンジンや
サスペンション等の組み込みにも適用可能であり、その
他様々な分野にて適用可能である。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明のスライドテーブル付きリフタによれば、アクチュ
エータによりスライドテーブルの位置調整を行なうた
め、重量物にも適用することができる利点がある。ま
た、スライドテーブルと台座との間に平行する一対のア
クチュエータが介装されているので、一対のアクチュエ
ータの伸縮制御により、スライドテーブルの一対のアク
チュエータの伸縮方向へのスライド調整が可能であるの
とともに、一対のアクチュエータを互いに逆方向に伸縮
させることでスライドテーブルを台座に対して旋回させ
ることができ、スライドテーブルの旋回調整が可能であ
る。
【0051】請求項2記載の本発明のスライドテーブル
付きリフタによれば、第1台座部と第2台座部との間に
傾斜アクチュエータをそなえているので、傾斜アクチュ
エータの伸縮制御により第2台座部上に載置されるスラ
イドテーブルの傾斜調整をすることができる利点があ
る。さらに、傾斜アクチュエータは互いに独立して制御
可能になっているため、スライドテーブルの傾斜調整の
自由度が高く細かい調整が可能である。
【0052】また、第2台座部の載置面上にはフリーベ
アリングがそなえられているので、スライドテーブルの
スライド,旋回,角度調整を円滑に行なうことができ、
アクチュエータにかかる負荷を最小限に押さえることが
できる利点がある。請求項3記載の本発明のスライドテ
ーブル付きリフタによれば、昇降機構は台車の内側に収
納されるようになっており、傾斜アクチュータを作動し
てスライドテーブルを水平状態にしたときには、第1台
座部,第2台座部は同一平面内に収まりスライドテーブ
ル内部に収納されるようになっているので、台車,昇降
機構,第1台座部,第2台座部,スライドテーブルを一
体的に重合させることにより全体の高さを抑えることが
できる利点がある。従って、スライドテーブル上への荷
物の積載が容易である利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのスライドテーブル
付きリフタの構成を示す斜視分解図である。
【図2】本スライドテーブル付きリフタの台座とX軸シ
リンダ(アクチュエエータ)の取り付け構造を示す図1
のA部拡大図である。
【図3】本スライドテーブル付きリフタの制御系統図で
ある。
【図4】本スライドテーブル付きリフタの折り畳んだ状
態を示す側面図である。
【図5】本スライドテーブル付きリフタの昇降機構を作
動した状態を示す側面図である。
【図6】本スライドテーブル付きリフタの傾斜アクチュ
エータを作動した状態を示す側面図である。
【図7】本スライドテーブル付きリフタの水平面内での
基準位置関係を示す上面図である。
【図8】本スライドテーブル付きリフタの水平面内での
平行移動時の位置関係を示す上面図である。
【図9】本スライドテーブル付きリフタの水平面内での
旋回時の位置関係を示す上面図である。
【図10】テーブル付きリフタによる電気自動車のバッ
テリ交換の様子を示す模式的側面図である。
【符号の説明】
1 昇降機構 2 台車 3,4 リンク 7 Z軸シリンダ 8 キャスタ 9 第1台座部 10 チルト機構 11 第2台座部 12 フリーベアリング 13,14 傾斜シリンダ(傾斜アクチュエータ) 13a,14a ピストンロッド 15 ユニバーサルヒンジ 20 スライド機構 21,22 X軸シリンダ(一対のアクチュエータ) 21A,22A シリンダ本体 21B,22B ピストンロッド 21a,21b,22a,22b 端部(結合部) 23,24 Y軸シリンダ 23A,24A シリンダ本体 23B,24B ピストンロッド 23a,23b,24a,24b 端部 25 部材 30 スライドテーブル 40 台座 50 制御装置(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大和田 富治 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−69593(JP,A) 特開 平3−192098(JP,A) 実開 平4−105092(JP,U) 実開 平6−25296(JP,U) 実開 平5−51823(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66F 9/06 B66F 7/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車上に昇降機構を介して設置された台
    座と、 該台座上にスライド自在に載置されたスライドテーブル
    と、 該スライドテーブルの一側部と他側部とにそれぞれ配設
    された一対のアクチュエータとをそなえ、 該一対のアクチュエータは、それぞれ、該台座に結合さ
    れた結合部と該スライドテーブルに結合された結合部と
    をそなえ、該両結合部間の伸縮により該台座に対し該ス
    ライドテーブルを変位させるように構成されるととも
    に、該伸縮方向が互いに平行になるように配設されて、 該一対のアクチュエータをそれぞれ独立して伸縮制御す
    る制御手段が設けられていることを特徴とする、スライ
    ドテーブル付きリフタ。
  2. 【請求項2】 該台座が、 該昇降機構に連結された第1台座部と、 該スライドテーブルを上載される載置面をそなえ、該第
    1台座部に対して傾斜調整可能に連結された第2台座部
    と、 該載置面の傾斜状態を調整する傾斜アクチュエータとを
    有し、 該第2台座部と該スライドテーブルとの間に該一対のア
    クチュエータが介装されるとともに、 該スライドテーブルは該載置面上にフリーベアリングを
    介して支持されていることを特徴とする、請求項1記載
    のスライドテーブル付きリフタ。
  3. 【請求項3】 該昇降機構を作動させ該台車上に該第1
    台座部を格納するとともに、該傾斜アクチュエータを作
    動させ該第1台座部に対する該第2台座部の傾斜を縮小
    させることで、該台車と、該第1台座部と、該第2台座
    部と、該スライドテーブルと、を一体的に重合できるよ
    うに構成されていることを特徴とする、請求項2記載の
    スライドテーブル付きリフタ。
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