JP3360516B2 - モータカバーの取付装置 - Google Patents

モータカバーの取付装置

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JP3360516B2
JP3360516B2 JP01056696A JP1056696A JP3360516B2 JP 3360516 B2 JP3360516 B2 JP 3360516B2 JP 01056696 A JP01056696 A JP 01056696A JP 1056696 A JP1056696 A JP 1056696A JP 3360516 B2 JP3360516 B2 JP 3360516B2
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幸生 茅原
蔵治 吉原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカバー付モータにお
けるカバー取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来のモータカバーの取付装置に
ついて説明する。
【0003】図5は従来のモータカバーの取付装置の構
造を示すものである。図5において、モータフレーム5
1にあらかじめ所要数の取付けボルト穴51aを設け、
両端に雄ネジを有する多角形断面形状のスタッドボルト
52の一端と螺合し、別の一端の雄ネジ部にカバー53
の貫通穴を合わせ、六角ナット54により前記カバー5
3を固定していた。55は構造物である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、スタッドボルト締め付けと六角ナット締め
付けの2度の締め付け作業が必要であり、かつ多角形断
面形状をしたスタッドボルトを使用するために材料が高
価となり安価なモータを製作することができない。スタ
ッドボルトを廃止しカバーの貫通穴から通しボルトを締
め付ける場合、カバー外側からはモータフレームに設け
られた取付けボルト穴の位置が分からないため作業性が
悪くカバー内の構造物に損傷を与える可能性があり、ま
たネジ締め付け時のトルクによってはカバーに変形が生
じ外観不具合となる場合がある。
【0005】また従来のカバーに中空形状スペーサを貫
通穴より挿入するとカバー内で支持するものがなく、ボ
ルトを通す前に倒れてしまいうまく組立できないという
理由から実用化されていない。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、作業性の改善による組立工数削減,部材の低価格化
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のモータカバーの取付装置は、フレームに設け
られた取付けボルト穴への通しボルトのガイドとなる中
空形状スペーサと、あらかじめカバーの貫通穴内径に前
記中空形状スペーサの倒れを防止する円筒部を設けた構
成を有している。
【0008】フレームの取付けボルト穴にあって中空形
状スペーサを介し、カバーからの通しボルトが締め込ま
れる側にあらかじめ座ぐりを設けている。
【0009】
【発明の実施の形態】この構成によりカバーとフレーム
の締め付け作業が一度で可能となる。
【0010】カバーの貫通穴内径に設けた円筒部により
中空形状スペーサが支持され締め付け作業が容易とな
り、中空形状スペーサが通しボルト締め付け時のカバー
内構造物への損傷を防止し、さらに通しボルトの締め付
けに対して前記中空スペーサがカバーの補強となるため
変形を防止できる。
【0011】(第1の実施の形態)以下本発明の第1の
実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1において、1はモータフレームであり
後端面に取付けボルト穴1aを設けている。3は貫通穴
を延長した円筒部3aを設けたカバーであり、中空形状
のスペーサ2を円筒部により支持する。前記中空形状ス
ペーサ2は小空隙を介してカバーの円筒部3aを貫通し
ている。前記モータフレーム1とカバー3はインロー嵌
合となっており、前記中空形状スペーサ2の中空部を貫
通する平座金付通しボルト4により一体に鋲螺結合され
る。5は構造物であり前記カバー3を外郭となし保護さ
れている。
【0013】以上のように本実施の形態によれば、カバ
ーの貫通穴内径に設けた円筒部が中空スペーサを所定の
位置へ導くガイドとなると同時に中空スペーサの倒れを
防ぎカバー外側から通しボルトを容易にフレームの取付
けボルト穴に締め付けることができる。
【0014】なお、上記第1の実施の形態において次の
図2の構成を加えることにより、さらに作業性を改善す
ることが可能である。
【0015】図2はカバー付モータの外観図である。図
2において、21はモータカバーでありモータフレーム
と嵌合させる位置決め用目印21aを前記カバーの外周
に設けてある。また22はモータフレームでありモータ
カバーと嵌合させる位置決め用目印22aを外周に設け
てあり、モータカバーと嵌合させると前記目印21aと
対をなすよう配置されている。
【0016】上述した実施の形態によれば、カバーの目
印とフレームの目印によりカバーの貫通穴内径に設けた
円筒部とモータフレームの取付けボルト穴が同一線上に
配置され、カバーの円筒部から挿入した中空形状スペー
サの中空部を介し、通しボルトを容易にフレームのボル
ト穴に締め付けることができる。
【0017】(第2の実施の形態)以下本発明の第2の
実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0018】図3において、31はモータフレームであ
り後端面には周囲に座ぐりを有した取付けボルト穴31
aを設けている。32は中空形状のスペーサであり前記
取付けボルト穴周囲の座ぐり内径と小空隙を介し、座ぐ
り部に収まることにより中空スペーサの中空部が前記取
付けボルト穴に導かれ、かつモータフレーム後端面に対
して垂直に支持される。
【0019】以上は、図1の構成と異なる点である。本
実施の形態によれば、カバーの円筒部とモータフレーム
の座ぐり部が中空スペーサを所定の位置へ導くガイドと
なり、カバー外側から中空スペーサを介して通しボルト
を容易にフレームのボルト穴に締め付けることができ
る。
【0020】なお上記第2の実施の形態において、フレ
ームの取付けボルト穴座ぐり部に図4における面取り3
1bを設ければ、さらに中空スペーサが収まりやすくな
り作業性の向上が図れる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、カバーの貫通穴
内径に設けた円筒部により中空形状スペーサをカバーの
外側からは見えないフレーム座ぐり部へ導き、中空形状
スペーサの中空部を貫通する通しボルトをフレームの取
付けボルト穴へ容易に締め付けることができる優れた作
業性を実現できるものであり、さらに中空形状スペーサ
が通しボルトを締め付ける際カバー内構造物への損傷を
防止すると同時にカバーの補強となり形状防止も実現で
きる。また、中空スペーサ,通しボルトは市販品を使用
できるため部材の低価格化を図ることができ、カバー付
モータを安価に提供することを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるカバー付モ
ータの部分切り欠き断面図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるカバー付モ
ータの外観図
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるカバー付モ
ータの部分切り欠き断面図
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるカバー付モ
ータのフレーム取付けボルト穴部分の詳細図
【図5】従来のカバー付モータの部分切り欠き断面図
【符号の説明】 1,22,31,51 モータフレーム 1a,31a,51a 取付けボルト穴 2,32 中空形状スペーサ 3,21,53 カバー 3a カバー円筒部 4 平座金付通しボルト 31b 面取り 5,55 構造物 21a カバー位置決め用目印 22a モータフレーム位置決め用目印 52 スタッドボルト 54 六角ナット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−74708(JP,A) 特開 昭63−311678(JP,A) 実開 昭63−42037(JP,U) 実開 昭55−82053(JP,U) 実開 平5−55757(JP,U) 実開 昭57−149646(JP,U) 実開 昭63−24961(JP,U) 実開 昭64−20063(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/04 H02K 5/15

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータフレーム後端に取付けられた構造
    物を保護するカバーの取付装置において、貫通孔を延長
    した円筒部を設けたカップ状のカバーと、前記カバーの
    円筒部内周と係合する中空形状のスペーサと、前記モー
    タフレームに設けられた取付けボルト穴と、前記スペー
    サの中空部を貫通しカバーとモータフレームを一体に鋲
    螺結合するボルトとを備え、前記スペーサ外周をカバー
    の円筒部内周に挿入して保持したことを特徴とするモー
    タカバーの取付装置。
  2. 【請求項2】 円筒部と取付けボルト穴との位置関係を
    決める目印をカバーとモータフレームの外周に対向する
    ように設けた請求項1記載のモータカバーの取付装置。
  3. 【請求項3】 取付けボルト穴の開口部に設けた座ぐり
    でスペーサ外周を案内する請求項1または請求項2記載
    のモータカバーの取付装置。
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JP2015126583A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 日本電産テクノモータ株式会社 インナーロータ型モータ
JP2019030175A (ja) * 2017-08-02 2019-02-21 日本電産テクノモータ株式会社 インナーロータ型モータ

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