JP3336479B2 - 枠材の連結構造 - Google Patents

枠材の連結構造

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JP3336479B2 JP10453494A JP10453494A JP3336479B2 JP 3336479 B2 JP3336479 B2 JP 3336479B2 JP 10453494 A JP10453494 A JP 10453494A JP 10453494 A JP10453494 A JP 10453494A JP 3336479 B2 JP3336479 B2 JP 3336479B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天窓、トップライト屋
根等の建物を建付けたりするときの枠材の連結構造に関
するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種建物のなかには、例えば枠材を縦横格子状に枠組
みしたものにガラス板等の透光性板材を嵌め込むように
したものがある。ところでこの場合、両枠材の枠組み工
程として、予め建付けられた左右縦枠材(方立)間に横
枠材(無目)を建付けることになり、そのとき、両枠材
同志は、コーナー部に略L字形の連結部材が介在される
状態でボルト固定していた。ところでこの様な略L字形
の連結部材を用いて組付けるものが例えば実公平6−4
95号公報において知られている。そしてこのものは、
横枠材に連結部材の一片を予めボルト固定する一方、縦
枠材に形成のスライド溝にボルト頭を回り止めされる状
態でスライド嵌合し、ボルト螺子部に、連結部材の他片
に下方が開口するよう冂形状に形成される係止溝を嵌合
せしめた後、ボルト螺子部にナットを螺合緊着すること
で固定するようにしていた。
【0003】しかるにこのものでは、横枠材を正確に位
置合せする必要があり、その場合に横枠材は、左右両端
部に設けられる連結部材がボルト螺子部に嵌合した状態
で位置あわせしなければならない。ところが前述したよ
うにボルト頭は何れもスライド溝に回り止めされる状態
で嵌合していて自由度に乏しく、この結果、横枠材の位
置あわせは、この自由度に乏しい左右のボルト移動を伴
いながら行わなければならないこととなって、著しく作
業性に劣るという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる枠材の連
結構造を提供することを目的として創作されたものであ
つて、第一、第二の一対の枠材を所定角度を存して互い
に交差するよう組付けるにあたり、第一枠材は、螺子部
が第二枠材と対向する側に向けて突出する状態で第一ボ
ルトを貫通する貫通孔が形成されたものとし、該第一枠
材から突出するボルト螺子部に、前記所定角度に折曲形
成された連結部材の一片を一体的にボルト固定する一
方、第二枠材には、第二ボルトの螺子部が第一枠材と対
向する側に向けて突出する状態でボルト頭を第二枠材の
長さ方向に向けてスライド移動自在に係止する係止溝が
形成され、前記連結部材の他片には、第二枠材の長さ方
向に向く長溝が開設されたものとし、該連結部材他片
の長溝に、第一枠材を、第二枠材の取付け位置に位置合
わせした状態で前記第二ボルト頭の係止溝のスライド
動に基づき第二ボルト螺子部を嵌合してボルト固定する
ように構成したことを特徴とするものである。
【0005】そして本発明は、この構成によって、第一
枠材を、第二枠材の取付け位置に位置合わせした状態で
前記第二ボルト頭の係止溝のスライド移動に基づき第二
ボルト螺子部を嵌合してボルト固定ができるようにした
ものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1は植物園等の温室に設けられ
るトップライト屋根であって、該トップライト屋根1
は、縦方向傾斜状に設けられる縦枠材である方立2(本
発明の第二枠材に相当する)間に横枠材である無目3
(本発明の第一枠材に相当)を連結して枠組み形成し、
該枠組みしたものに、透明なガラス板4を組込むことで
構成されるようになっているが、前記方立2と無目3と
は次ぎのように連結されている。
【0007】つまり、前記方立2は、角筒状のアルミ型
材により形成されており、左右両側面の下端部にはそれ
ぞれ排水用の水路となる排水溝辺2a、上面の左右両側
部にはそれぞれゴム質弾性材からなるシーリング材5を
嵌合保持する保持辺2b、上面中央部には目板を係合保
持するための二股状の目板保持部2cが形成されるが、
さらに方立2の左右両側辺の外側面部には、固定用ボル
ト6のボルト頭6aが回り止めされる状態で長さ方向に
スライド移動可能に嵌合するための係止溝2dがそれぞ
れ形成されている。
【0008】一方、無目3は、角筒状のアルミ型材によ
り形成され、左右両側面の下端部にはそれぞれ排水用の
水路となる排水溝辺3aが形成され、上面の左右両側部
にはそれぞれゴム質弾性材からなるシーリング材5を嵌
合保持する保持辺3bが形成され、上面中央部には目板
を係合保持するための二股状の目板保持部3cが形成さ
れているが、さらに無目3の左右両側辺の内側面部には
上下一対の係止突条3eがそれぞれ形成されている。そ
して、後述する連結部材8の一側片8aに穿設される貫
通孔8bに対応する貫通孔3dが前記係止突条3e間に
穿設され、そしてボルト7を無目3の内側から外側に貫
通させ、ボルト頭7aを係止突条3e間に挟持状に嵌合
することで該ボルト頭7aを回り止めする状態でボルト
7が組み込まれるようになっている。
【0009】8は中央コーナー部が略90度に折曲され
た連結部材(連結金具)であって、該連結部材8の無目
3に固定される側の一方の折曲片8aには、前述したよ
うに無目貫通孔3dを貫通して外方に突出するボルト螺
子部7bが嵌合するための貫通孔8bが形成されてお
り、そして連結部材8は、前記無目3から貫通孔3dを
貫通して外方に突出するボルト螺子部7bに貫通孔8b
を貫通せしめた状態でナット7cで緊締されることによ
り、無目3に緊着固定できるようになっている。一方、
連結部材8の方立2に固定される側の他方の折曲片8c
には、方立2の長さ方向に向いて長くなるよう長溝8d
が切欠き形成されている。そして長溝8dには、ボルト
頭6aが方立係止溝2dに回り止めされる状態でスライ
ド可能に嵌合係止されるボルト6の外方に突出するボル
ト螺子部6bが長手方向から嵌合されるようになってお
り、そして該嵌合状態でナット6cで緊締することで連
結部材8と方立2との緊着固定ができるようになってい
る。
【0010】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、方立2と無目材3とを連結するに際し、前述した
ように連結部材8を予め無目3にボルト7固定すると共
に、方立係止溝2dにボルト頭6aを回り止め状態にス
ライド嵌合しておく。この状態で、無目3を、方立2に
形成の排水溝辺2a上に載置する状態で仮保持し、そし
て取付け位置に正確に位置あわせをする。その後、ボル
ト6をスライド移動せしめてボルト螺子部6bを長溝8
dに嵌合せしめた状態でナット6cによる緊締を行えば
よい。
【0011】この様に本発明が実施されたものでは、方
立2に無目3を組付けるにあたり、無目3に一体的に固
定される連結部材8を方立2に固定する際に、無目3の
方立2に対する位置決めは、ボルト6からは独立した状
態で行うことができ、そして無目3を方立2に対して
置決めした後、ボルト6を単体でスライド移動させて長
溝8dに嵌合しナット7cで緊締すれば良く、この結
果、従来の回り止めされて自由度が乏しい左右一対のボ
ルトと共に無目をスライド移動させるもののように、位
置決め作業が面倒かつ煩雑になってしまうことがなく作
業性の向上が計れることになる。
【0012】さらにこのものでは、無目3と連結部材8
との連結は、無目3及び連結部材8の貫通孔3d、8b
を貫通したボルト7の螺子部7bをナット7cにより緊
締する構成であるので、無目3に係止溝を設ける必要が
なくなり、無目3の構造が簡略化されて軽量化すること
ができて、コストダウンを果たすことができるうえ、無
目3に生じる結露水がそのまま排水溝辺3aに誘導され
ることになり、排水性にも優れることになる。
【0013】尚、本発明は前記実施例に限定されないこ
とは勿論であって、前記実施例の連結部材は、中央コー
ナー部の折曲角度が略90度に設定されて方立と無目と
を直交状に連結するものであるが、連結部材は該折曲角
度を、60度、72度、100度等の所定角度にするこ
とによって、方立と無目とが所定角度で連結されること
になって、ドーム型やピラミッド型等の種々の形状の屋
根を構成することができる。
【0014】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、予め第一枠材に固定した連結部材
は、第二枠材の取付け位置に正確に位置あわせした状態
とした後、連結部材の長溝にボルト頭が第二枠材の係止
溝に長さ方向移動自在に嵌合されたボルトの螺子部をス
ライド嵌合せしめてボルト固定することで第一枠材に連
結されることになる。従って、第一枠材の第二枠材に対
する位置決めは、ボルトからは独立した状態で行うこと
ができて、位置決めした後にボルトを単体でスライド移
動させて長溝に嵌合してボルト固定すれば良く、この結
果、従来の回り止めされて自由度が乏しい左右一対のボ
ルトと共に無目をスライド移動させるもののように、位
置決め作業が面倒かつ煩雑になってしまうことがなく作
業性の向上が計れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】温室の全体斜視図である。
【図2】第一枠材の断面側面図である。
【図3】第二枠材の断面側面図である。
【図4】要部の拡大側面図である。
【図5】要部の拡大側面図である。
【図6】連結部材の斜視図である。
【図7】ガラス板組付け状態の第一枠材の断面側面図で
ある。
【符号の説明】
1 トップライト屋根 2 方立 2d 係止溝 3 無目 3d 貫通孔 3e 係止突条 4 ガラス板 5 シーリング材 6 ボルト 6a ボルト頭 6b ボルト螺子部 7 ボルト 8 連結部材 8b 貫通孔 8d 長溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−111718(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/03 E04D 3/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一、第二の一対の枠材を所定角度を存
    して互いに交差するよう組付けるにあたり、第一枠材
    は、螺子部が第二枠材と対向する側に向けて突出する状
    態で第一ボルトを貫通する貫通孔が形成されたものと
    し、該第一枠材から突出するボルト螺子部に、前記所定
    角度に折曲形成された連結部材の一片を一体的にボルト
    固定する一方、第二枠材には、第二ボルトの螺子部が第
    一枠材と対向する側に向けて突出する状態でボルト頭を
    第二枠材の長さ方向に向けてスライド移動自在に係止す
    る係止溝が形成され、前記連結部材の他片には、第二枠
    材の長さ方向に向く長溝が開設されたものとし、該連
    結部材他片の長溝に、第一枠材を、第二枠材の取付け位
    置に位置合わせした状態で前記第二ボルト頭の係止溝の
    スライド移動に基づき第二ボルト螺子部を嵌合してボル
    ト固定するように構成したことを特徴とする枠材の連結
    構造。
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