JP3359888B2 - 圧力調理器のシール構造 - Google Patents
圧力調理器のシール構造Info
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- JP3359888B2 JP3359888B2 JP21359799A JP21359799A JP3359888B2 JP 3359888 B2 JP3359888 B2 JP 3359888B2 JP 21359799 A JP21359799 A JP 21359799A JP 21359799 A JP21359799 A JP 21359799A JP 3359888 B2 JP3359888 B2 JP 3359888B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧力式炊飯ジャ
ー等の圧力調理器における蓋と鍋等の内容器の間のシー
ル構造に関するものである。
ー等の圧力調理器における蓋と鍋等の内容器の間のシー
ル構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧力調理器の一例としての圧力式炊飯ジ
ャーにおいて、ジャー本体の内部に収納された鍋と蓋と
の間のシールを図るために、蓋の下面に取り付けられた
内蓋の外周縁に内蓋パッキンを装着すると共に、その内
蓋パッキンの外側において蓋本体に蓋パッキンを装着
し、上記の内蓋パッキンを上記鍋の開口内周面に接触さ
せると共に、上記の蓋パッキンを鍋のつば縁に接触させ
て炊飯時のシールを行うことが従来から行われている。
ャーにおいて、ジャー本体の内部に収納された鍋と蓋と
の間のシールを図るために、蓋の下面に取り付けられた
内蓋の外周縁に内蓋パッキンを装着すると共に、その内
蓋パッキンの外側において蓋本体に蓋パッキンを装着
し、上記の内蓋パッキンを上記鍋の開口内周面に接触さ
せると共に、上記の蓋パッキンを鍋のつば縁に接触させ
て炊飯時のシールを行うことが従来から行われている。
【0003】しかしながら、上記のシール構造は2つの
独立したパッキン(内蓋パッキンと蓋パッキン)が必要
となるため、不経済である問題がある。このため、上記
の内蓋パッキンと蓋パッキンを一体化して1部品とした
圧力調理器のシール構造について、当出願人は先に特許
出願している(特願平11−121839号)。
独立したパッキン(内蓋パッキンと蓋パッキン)が必要
となるため、不経済である問題がある。このため、上記
の内蓋パッキンと蓋パッキンを一体化して1部品とした
圧力調理器のシール構造について、当出願人は先に特許
出願している(特願平11−121839号)。
【0004】上記の出願にかかるシール構造の内蓋パッ
キン1の断面形状は、図4に示すように、外向きに開放
された横U字形の装着部2の下端部が2方向に分けら
れ、その一方が下方に延びて内周面シール部3となり、
他方が外方に延びてつば縁シール部4となる。内周面シ
ール部3の下端部がシールリップ部5となる。また、つ
ば縁シール部4は内側に折り返され、その先端部がシー
ルリップ部6となる。
キン1の断面形状は、図4に示すように、外向きに開放
された横U字形の装着部2の下端部が2方向に分けら
れ、その一方が下方に延びて内周面シール部3となり、
他方が外方に延びてつば縁シール部4となる。内周面シ
ール部3の下端部がシールリップ部5となる。また、つ
ば縁シール部4は内側に折り返され、その先端部がシー
ルリップ部6となる。
【0005】上記の装着部2を内蓋7の外周縁に装着し
蓋を閉めた状態においては、つば縁シール部4のシール
リップ部6が内容器8の開口つば縁9に押圧されシール
する。内周面シール部3のシールリップ部5は内容器8
の内周面と微小間隔aをおくか、又は軽く接触する程度
に形成され、蓋を閉める際の大きな抵抗にならないよう
にしている。しかし、内容器8の内部圧力が上昇すると
内周面シール部3が外方に弾性変形し、シールリップ部
5が内周面に密着しシールを行う(同図の1点鎖線参
照)。
蓋を閉めた状態においては、つば縁シール部4のシール
リップ部6が内容器8の開口つば縁9に押圧されシール
する。内周面シール部3のシールリップ部5は内容器8
の内周面と微小間隔aをおくか、又は軽く接触する程度
に形成され、蓋を閉める際の大きな抵抗にならないよう
にしている。しかし、内容器8の内部圧力が上昇すると
内周面シール部3が外方に弾性変形し、シールリップ部
5が内周面に密着しシールを行う(同図の1点鎖線参
照)。
【0006】上記のように、内周面シール部3とつば縁
シール部4とを一つのパッキンに設けて一体化すること
により、従来2部品で構成されていたパッキンを1部品
により構成できる利点がある。
シール部4とを一つのパッキンに設けて一体化すること
により、従来2部品で構成されていたパッキンを1部品
により構成できる利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
内周面シール部3のシールリップ部5と、つば縁シール
部4のシーリップ部6とがそれぞれ内容器9に密着し、
かつ加圧されると、これらのシール部3、4と内容器9
とにより囲まれた空所Aが蓋開放時には負圧となり、内
蓋パッキン1が内容器9に吸着されて蓋が開放できない
か、場合によっては蓋を開放すると内容器9が持ち上げ
られる不具合がある。
内周面シール部3のシールリップ部5と、つば縁シール
部4のシーリップ部6とがそれぞれ内容器9に密着し、
かつ加圧されると、これらのシール部3、4と内容器9
とにより囲まれた空所Aが蓋開放時には負圧となり、内
蓋パッキン1が内容器9に吸着されて蓋が開放できない
か、場合によっては蓋を開放すると内容器9が持ち上げ
られる不具合がある。
【0008】そこで、この発明は内周面シール部とつば
縁シール部とを一体化してなる内蓋パッキンにおいて、
上記のような負圧が発生しないようにしたシール構造を
提供することを課題とする。
縁シール部とを一体化してなる内蓋パッキンにおいて、
上記のような負圧が発生しないようにしたシール構造を
提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、調理器本体の開放凹所に内容器を収
納すると共に、上記の開放凹所を閉塞する蓋本体の下面
に上記の内容器を閉塞する内蓋を取り付け、上記内蓋と
上記内容器の開口との間をシールする内蓋パッキンの装
着部を上記内蓋の外周縁に装着し、上記内蓋パッキンに
上記内容器の開口内周面をシールする内周面シール部
と、該内容器の開口つば縁をシールするつば縁シール部
とを設けた圧力調理器のシール構造において、上記の内
周面シール部からつば縁シール部に至る間の上記内蓋パ
ッキンと上記の内容器とにより囲まれた空所の内外を通
じる負圧防止穴を、該内蓋パッキンに設けた構成とした
ものである。
めに、この発明は、調理器本体の開放凹所に内容器を収
納すると共に、上記の開放凹所を閉塞する蓋本体の下面
に上記の内容器を閉塞する内蓋を取り付け、上記内蓋と
上記内容器の開口との間をシールする内蓋パッキンの装
着部を上記内蓋の外周縁に装着し、上記内蓋パッキンに
上記内容器の開口内周面をシールする内周面シール部
と、該内容器の開口つば縁をシールするつば縁シール部
とを設けた圧力調理器のシール構造において、上記の内
周面シール部からつば縁シール部に至る間の上記内蓋パ
ッキンと上記の内容器とにより囲まれた空所の内外を通
じる負圧防止穴を、該内蓋パッキンに設けた構成とした
ものである。
【0010】上記の内周面シール部とつば縁シール部と
の間の内蓋パッキンの一部に、上記の蓋本体に接する蓋
シール部を設け、該蓋シール部と上記内周面シール部と
の間に上記の負圧防止穴を設けた構成をとることができ
る。
の間の内蓋パッキンの一部に、上記の蓋本体に接する蓋
シール部を設け、該蓋シール部と上記内周面シール部と
の間に上記の負圧防止穴を設けた構成をとることができ
る。
【0011】上記の負圧防止穴を蒸気排出通路に連通し
た外部空間に開放した構成や、上記の蓋シール部を上記
の蓋本体の内部に設けた放熱板の外周部の下面に押し当
てた構成、上記の内蓋パッキンを構成するパッキン本体
の内端部の内側に上記の装着部を設けると共に、外側に
上記の内周面シール部を設け、上記パッキン本体の外端
部の内側に上記の蓋シール部を設けると共に、外側につ
ば縁シール部を設け、上記のパッキン本体の内端部と上
記の蓋シール部との間に上記の負圧防止穴を設けた構成
をとることができる。
た外部空間に開放した構成や、上記の蓋シール部を上記
の蓋本体の内部に設けた放熱板の外周部の下面に押し当
てた構成、上記の内蓋パッキンを構成するパッキン本体
の内端部の内側に上記の装着部を設けると共に、外側に
上記の内周面シール部を設け、上記パッキン本体の外端
部の内側に上記の蓋シール部を設けると共に、外側につ
ば縁シール部を設け、上記のパッキン本体の内端部と上
記の蓋シール部との間に上記の負圧防止穴を設けた構成
をとることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を圧力
式炊飯ジャーについて説明する。図1及び図2に示すよ
うに、この炊飯ジャーは、ジャー本体11の開放凹所1
2に内容器13を収納すると共に、その開放凹所12を
閉塞する蓋本体14をジャー本体11に開閉自在に取り
付け、その蓋本体14の下面に内容器13を閉塞する内
蓋15を取り付けている。
式炊飯ジャーについて説明する。図1及び図2に示すよ
うに、この炊飯ジャーは、ジャー本体11の開放凹所1
2に内容器13を収納すると共に、その開放凹所12を
閉塞する蓋本体14をジャー本体11に開閉自在に取り
付け、その蓋本体14の下面に内容器13を閉塞する内
蓋15を取り付けている。
【0013】上記の内蓋15の横U字形に屈曲された外
周縁20に、環状の内蓋パッキン16が装着され、その
内蓋パッキン16を内容器13の開口内周面17と開口
つば縁18に密着させている。
周縁20に、環状の内蓋パッキン16が装着され、その
内蓋パッキン16を内容器13の開口内周面17と開口
つば縁18に密着させている。
【0014】図示の場合の加圧装置21は、電磁ソレノ
イド22と加圧ボール23により構成され、その電磁ソ
レノイド22のプランジャー24を後退させて加圧ボー
ル23を蒸気抜き孔25の上に移動させ、これにより該
蒸気抜き孔25を閉塞して内容器13の内部を加圧する
ようにしている。
イド22と加圧ボール23により構成され、その電磁ソ
レノイド22のプランジャー24を後退させて加圧ボー
ル23を蒸気抜き孔25の上に移動させ、これにより該
蒸気抜き孔25を閉塞して内容器13の内部を加圧する
ようにしている。
【0015】上記の内蓋15の上方においてヒーター2
6を装着した放熱板27が蓋本体14と一体に設けら
れ、放熱板27の熱により内蓋15の結露を防止するよ
うにしている。
6を装着した放熱板27が蓋本体14と一体に設けら
れ、放熱板27の熱により内蓋15の結露を防止するよ
うにしている。
【0016】上記の内蓋15と放熱板27の間の空間2
8(図3参照)は蒸気通路29に通じており、その蒸気
通路29は蓋本体14に設けられた蒸気孔セット31を
通じて外部に開放される。
8(図3参照)は蒸気通路29に通じており、その蒸気
通路29は蓋本体14に設けられた蒸気孔セット31を
通じて外部に開放される。
【0017】上記の内蓋パッキン16の断面形状は、図
3(a)に示すように、パッキン本体32の内端部に内
外に分かれた二股部分が形成され、その二股部分で内側
に分かれた部分に横U字形の装着部33が設けられる。
また外側に分かれた部分に下向きに延びた内周面シール
部34が設けられる。上記の内周面シール部34のシー
ルリップ部35は、前述の従来例と同様に内容器13の
開口内周面17との間に若干の隙間があるか、又は軽く
接触する程度に形成され、加圧調理時の圧力により開口
内周面に密着されシールを行う。
3(a)に示すように、パッキン本体32の内端部に内
外に分かれた二股部分が形成され、その二股部分で内側
に分かれた部分に横U字形の装着部33が設けられる。
また外側に分かれた部分に下向きに延びた内周面シール
部34が設けられる。上記の内周面シール部34のシー
ルリップ部35は、前述の従来例と同様に内容器13の
開口内周面17との間に若干の隙間があるか、又は軽く
接触する程度に形成され、加圧調理時の圧力により開口
内周面に密着されシールを行う。
【0018】上記のパッキン本体32の外端部にも内外
に分かれた二股部分が形成され、その二股部分で内側に
分かれた部分に蓋シール部36が設けられ、また外側に
分かれた部分にくの字形に屈曲されたつば縁シール部3
7が設けられる。つば縁シール部37の折り返された先
端部分がシールリップ部38となっている。上記の蓋シ
ール部36が前記の放熱板27の外周縁30の下面に押
し当てられシールを行う。また、上記のつば縁シール部
37のシールリップ部38が内容器13の開口つば縁1
8に押圧されシールを行う。
に分かれた二股部分が形成され、その二股部分で内側に
分かれた部分に蓋シール部36が設けられ、また外側に
分かれた部分にくの字形に屈曲されたつば縁シール部3
7が設けられる。つば縁シール部37の折り返された先
端部分がシールリップ部38となっている。上記の蓋シ
ール部36が前記の放熱板27の外周縁30の下面に押
し当てられシールを行う。また、上記のつば縁シール部
37のシールリップ部38が内容器13の開口つば縁1
8に押圧されシールを行う。
【0019】上記の内周面シール部34のシールリップ
部35から、パッキン本体32、つば縁シール部37の
シールリップ部38に至る内蓋パッキン16の一部と、
内容器13の一部とによって囲まれた部分に空所Aが形
成される。その空所Aが負圧になることを防止するため
に、パッキン本体32の部分に空所Aを内外に通じる負
圧防止穴39が設けられる。この負圧防止穴39は、前
述したように、蒸気通路29に通じた空間28に開放さ
れる。
部35から、パッキン本体32、つば縁シール部37の
シールリップ部38に至る内蓋パッキン16の一部と、
内容器13の一部とによって囲まれた部分に空所Aが形
成される。その空所Aが負圧になることを防止するため
に、パッキン本体32の部分に空所Aを内外に通じる負
圧防止穴39が設けられる。この負圧防止穴39は、前
述したように、蒸気通路29に通じた空間28に開放さ
れる。
【0020】空所Aの負圧を防止するためには、負圧防
止穴39をつば縁シール部37に設け、その負圧防止穴
39を直接外部に開放させる構成をとってもよい。しか
し、内周面シール部34が十分に内容器13の開口内周
面17に密着していない状態においては、内容器13の
内部の蒸気が空所Aから該負圧防止穴39を通って蓋本
体14の周縁から外部に排出されることがある。蒸気が
蒸気孔セット31以外の部分から排出することは避けた
方がよいという考えの場合は、負圧防止穴39をつば縁
シール部37に設けることは避けられる。負圧防止穴3
9を前記のようにパッキン本体32に設けると、その負
圧防止穴39を通った蒸気は蒸気通路29を経て蒸気孔
セット31から排出されるのでなんら問題はない。
止穴39をつば縁シール部37に設け、その負圧防止穴
39を直接外部に開放させる構成をとってもよい。しか
し、内周面シール部34が十分に内容器13の開口内周
面17に密着していない状態においては、内容器13の
内部の蒸気が空所Aから該負圧防止穴39を通って蓋本
体14の周縁から外部に排出されることがある。蒸気が
蒸気孔セット31以外の部分から排出することは避けた
方がよいという考えの場合は、負圧防止穴39をつば縁
シール部37に設けることは避けられる。負圧防止穴3
9を前記のようにパッキン本体32に設けると、その負
圧防止穴39を通った蒸気は蒸気通路29を経て蒸気孔
セット31から排出されるのでなんら問題はない。
【0021】次に、図3(b)に示した他の実施形態
は、装着部33が逆L形に屈曲して形成され、これが嵌
合される内蓋15の外周縁20がL形に形成される点を
除き、その他の構成は前述の第1実施形態の場合と同様
である。また、その作用も同様であるので、同一部分に
は同一符号を付して示すにとどめその説明を省略する。
は、装着部33が逆L形に屈曲して形成され、これが嵌
合される内蓋15の外周縁20がL形に形成される点を
除き、その他の構成は前述の第1実施形態の場合と同様
である。また、その作用も同様であるので、同一部分に
は同一符号を付して示すにとどめその説明を省略する。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、圧力
調理器における内蓋に取付けられる内蓋パッキンの内周
面シール部からつば縁シール部に至る間に負圧防止穴を
設けたことにより、内蓋パッキンが内容器に吸着される
不都合が解消され、蓋の開閉を円滑に行うことができ
る。
調理器における内蓋に取付けられる内蓋パッキンの内周
面シール部からつば縁シール部に至る間に負圧防止穴を
設けたことにより、内蓋パッキンが内容器に吸着される
不都合が解消され、蓋の開閉を円滑に行うことができ
る。
【0023】また、上記の負圧防止穴を蒸気通路に通じ
た空間に開放させることにより、内蓋パッキンを通じて
排出される蒸気を蒸気孔セットを通じて外部に排出させ
ることができる。
た空間に開放させることにより、内蓋パッキンを通じて
排出される蒸気を蒸気孔セットを通じて外部に排出させ
ることができる。
【図1】実施形態の炊飯ジャーの分解斜視図
【図2】同上の一部省略断面図
【図3】(a)同上の内蓋パッキンの断面図 (b)同上の他の例の内蓋パッキンの断面図
【図4】従来例の内蓋パッキンの断面図
1 内蓋パッキン 2 装着部 3 内周面シール部 4 つば縁シール部 5 シールリップ部 6 シールリップ部 7 内蓋 8 内容器 9 開口つば縁 11 ジャー本体 12 開放凹所 13 内容器 14 蓋本体 15 内蓋 16 内蓋パッキン 17 開口内周面 18 開口つば縁 20 外周縁 21 加圧装置 22 電磁ソレノイド 23 加圧ボール 24 プランジャー 25 蒸気抜き孔 26 ヒーター 27 放熱板 28 空間 29 蒸気通路 30 外周縁 31 蒸気孔セット 32 パッキン本体 33 装着部 34 内周面シール部 35 シールリップ部 36 蓋シール部 37 つば縁シール部 38 シールリップ部 39 負圧防止穴
Claims (4)
- 【請求項1】 調理器本体の開放凹所に内容器を収納す
ると共に、上記の開放凹所を閉塞する蓋本体の下面に上
記の内容器を閉塞する内蓋を取り付け、上記内蓋と上記
内容器の開口との間をシールする内蓋パッキンの装着部
を上記内蓋の外周縁に装着し、上記内蓋パッキンに上記
内容器の開口内周面をシールする内周面シール部と、該
内容器の開口つば縁をシールするつば縁シール部とを設
けた圧力調理器のシール構造において、上記の内周面シ
ール部とつば縁シール部との間の内蓋パッキンの一部
に、上記の蓋本体に接する蓋シール部を設け、該蓋シー
ル部と上記内周面シール部との間に、上記の内周面シー
ル部からつば縁シール部に至る間の上記内蓋パッキンと
上記の内容器とにより囲まれた空所の内外を通じる負圧
防止穴を設けたことを特徴とする圧力調理器のシール構
造。 - 【請求項2】 上記の負圧防止穴を蒸気排出通路に連通
した外部空間に開放したことを特徴とする請求項1に記
載の圧力調理器のシール構造。 - 【請求項3】 上記の蓋シール部を上記の蓋本体の内部
に設けた放熱板の外周部の下面に押し当てたことを特徴
とする請求項1又は2に記載の圧力調理器のシール構
造。 - 【請求項4】 上記の内蓋パッキンの断面形状は、パッ
キン本体の内端部に内外に分かれた二股部分が形成さ
れ、その二股部分の内側に分かれた部分に上記の装着部
を設けると共に、外側に分かれた部分に上記の内周面シ
ール部を設け、上記パッキン本体の外端部にも内外に分
かれた二股部分が形成され、その二股部分の内側に分か
れた部分に上記の蓋シール部を設けると共に、外側に分
かれた部分に上記のつば縁シール部を設け、上記のパッ
キン本体の内端部と上記の蓋シール部との間に上記の負
圧防止穴を設けたことを特徴とする請求項2又は3に記
載の圧力調理器のシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21359799A JP3359888B2 (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 圧力調理器のシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21359799A JP3359888B2 (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 圧力調理器のシール構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001037637A JP2001037637A (ja) | 2001-02-13 |
JP3359888B2 true JP3359888B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=16641833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21359799A Expired - Fee Related JP3359888B2 (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 圧力調理器のシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3359888B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4701999B2 (ja) * | 2005-11-08 | 2011-06-15 | パナソニック株式会社 | ジャー炊飯器 |
JP2008167890A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Mitsubishi Electric Corp | 炊飯器 |
KR101296235B1 (ko) * | 2011-02-21 | 2013-08-13 | 쿠쿠전자주식회사 | 조리기기용 커버 어셈블리 |
JP6539239B2 (ja) * | 2016-09-14 | 2019-07-03 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | ドラム式洗濯機 |
CN107440528B (zh) * | 2017-04-28 | 2024-01-05 | 浙江苏泊尔家电制造有限公司 | 密封件、盖体和烹饪器具 |
JP7257792B2 (ja) * | 2019-01-15 | 2023-04-14 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
-
1999
- 1999-07-28 JP JP21359799A patent/JP3359888B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001037637A (ja) | 2001-02-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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