JPH0632020Y2 - 炊飯ジャーの蒸気排出口 - Google Patents

炊飯ジャーの蒸気排出口

Info

Publication number
JPH0632020Y2
JPH0632020Y2 JP1989071905U JP7190589U JPH0632020Y2 JP H0632020 Y2 JPH0632020 Y2 JP H0632020Y2 JP 1989071905 U JP1989071905 U JP 1989071905U JP 7190589 U JP7190589 U JP 7190589U JP H0632020 Y2 JPH0632020 Y2 JP H0632020Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
lid
cap
packing
rice cooker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989071905U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0310820U (ja
Inventor
力 勝部
幸治 徳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
Priority to JP1989071905U priority Critical patent/JPH0632020Y2/ja
Publication of JPH0310820U publication Critical patent/JPH0310820U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0632020Y2 publication Critical patent/JPH0632020Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は炊飯ジャーの蒸気排出口に関するものである。
(従来の技術) 従来の炊飯ジャーの蒸気排出口は、第5図に示すよう
に、アルミニウム製の蒸気口パイプ31と、調圧装置3
2とからなっている。
蒸気口パイプ31の上端は、蓋されて複数の蒸気穴33
が設けられ、蓋体3のパイプ突出穴3aから外方に突出
されている。また、蒸気口パイプ31の下端は、放熱板
8にカシメられて固定されている。この蒸気口パイプ3
1の内周には、調圧装置32が係止する突部34が形成
されている。
調圧装置32は、下端がカバー35で蓋された筒状の容
器36内に、調圧ボール37を収容して、カバー35に
設けた調圧口38を適宜塞ぐとともに、容器36の外周
にシールパッキン39を装着したものである。そして、
シールパッキン39に設けた薄肉の鍔部40を前記蒸気
口パイプ31の突部34に係止して取り付けるようにな
っている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記従来の蒸気排出口では、蒸気穴33
より流出する蒸気によってアルミニム製の蒸気口パイプ
31が高温となるため、蓋体3の開閉時にこの蒸気口パ
イプ31に触れるとやけどをする虞れがある等の危険性
があった。
また、蒸気穴33より吹き出したつゆ、あるいは水洗時
の水等が、蒸気口パイプ31とパイプ突出穴3aの隙間
から蓋体3の内部に進入し、内部のヒータや表示パネル
等の電気部品に触れる結果、誤動作を起こす虞れがあっ
た。
本考案はかかる問題点に鑑みてなされたもので、蒸気穴
付近の部材の温度が低く、つゆ等が内部に浸入すること
のない炊飯ジャーの蒸気排出口を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案は、蒸気穴を有し、蓋
体のキャップ取付穴に嵌合する樹脂製のキャップと、該
キャップの下端外周に嵌合して、上端が蓋体内面に圧接
し、下端が放熱板に圧接するパッキンと、該パッキンの
内面に設けた環状の内鍔部に係止する調圧装置とからな
るものである。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
第2図は、本考案に係る蒸気排出口1を備えた炊飯ジャ
ーを示し、2は胴、3は蓋体で、この蓋体3は胴2にヒ
ンジ部4で開閉自在に設けられている。蓋体3のハンド
ル5は、第3図に示すように、一方の側からのみ手を差
し入れて握ることができるようになっており、他方の側
には蓋体3と連続してパネル取付部6が設けられ、この
パネル取付部6の内面にはパネル基板7が取り付けられ
ている。そして、パネル取付部6の面積を確保するため
に、ハンドル5は、第4図に示すように、その中央部が
パネル取付部6から遠ざかる方向に、すなわち蒸気排出
口1に近づく方向に偏心して湾曲するように形成されて
いる。
蒸気排出口1は、ハンドル5に対しパネル取付部6と反
対側の蓋体3に設けられている。この蒸気排出口1は、
キャップ10と、パッキン11と、調圧装置12とから
なっている。
キャップ10は、耐熱性樹脂材料からなり、第1図に示
すように、複数のスリット状の蒸気穴13を有するもの
で、蓋体3に設けたキャップ取付穴14に強制嵌合され
ている。蒸気穴13は、蒸気がハンドル5から遠ざかる
方向に流出するように、軸心に対して斜めに形成されて
いる。また、キャップ10の外周には、パッキン取付溝
15が形成されている。
パッキン11は、シリコンゴムからなる筒状で、下端が
外方に広がるように形成されるとともに、内面に端部が
薄肉の内鍔部16を設けたものである。このパッキン1
1は、その上端内周に設けた突部17が前記キャップ1
0のパッキン取付溝15に嵌合して取り付けられてい
る。
そして、このパッキン11の上端は蓋体3の内面、すな
わちキャップ取付穴14の周囲に圧接し、下端は放熱板
8の上面、すなわち放熱板8に設けた調圧装置取付穴1
8の周囲に圧接している。
調圧装置12は、従来のものと同様、下端がカバー19
で蓋された容器20内に、調圧ボール21を収容してカ
バー19に設けた調圧口22を適宜塞ぐようにしたもの
である。そして、この調圧装置12は、その外周面に設
けた段部23が前記パッキン11の内鍔部16に係止し
て取り付けられている。
以上の構成からなる蒸気排出口1は、まず、キャップ1
0を外側から蓋体3のキャップ取付穴14に強制嵌合し
て取り付けた後、パッキン11を蓋体3の内側からキャ
ップ10に装着する。そして、放熱板8を蓋体3に取り
付けてから、内側から調圧装置12をパッキン11の内
側に差し込んで取り付ける。
この蒸気排出口1は、蓋体3の表面に露出するキャップ
10が樹脂製で断熱性を有するため、その蒸気穴13か
ら流出する蒸気によって高温になることはなく、蓋体3
の開閉時に手が触れてもやけどすることはなく、安全で
ある。
また、パッキン11の上端が蓋体3の内面に圧接してい
るため、蒸気穴13から吹き出したつゆあるいは、水洗
時の水等がキャップ取付穴14とキャップ10の隙間か
ら蓋体3の内部に浸入することはない。さらに、パッキ
ン11の下端が放熱板8の上面に圧接しているため、蒸
気が放熱板8の調圧装置取付穴18から放熱板8と蓋体
3の間に入り込むことがない。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、蓋体
のキャップ取付穴に嵌合したキャップが樹脂製であるた
め、高温になることはなく安全である。また、キャップ
に装着したパッキンが蓋体及び放熱板に圧接しているた
め、外側に吹き出したつゆ等、あるいは内側の蒸気が、
蓋体と放熱板との間に浸入することはなく、蓋体内に設
けたヒータ,パネル等の電気部品が劣化したり、誤動作
を起こしたりすることがなく、高寿命となる等の効果を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る蒸気排出口の断面図、第2図は炊
飯ジャーの斜視図、第3図,第4図は蓋体のそれぞれ断
面図,平面図、第5図は従来の蒸気排出口の断面図であ
る。 1…蒸気排出口、3…蓋体、 8…放熱板、10…キャップ 11…パッキン、12…調圧装置、 13…蒸気穴、14…キャップ取付穴、 16…内鍔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸気穴を有し、蓋体のキャップ取付穴に嵌
    合する樹脂製のキャップと、該キャップの下端外周に嵌
    合して、上端が蓋体内面に圧接し、下端が放熱板に圧接
    するパッキンと、該パッキンの内面に設けた環状の内鍔
    部に係止する調圧装置とからなることを特徴とする炊飯
    ジャーの蒸気排出口。
JP1989071905U 1989-06-20 1989-06-20 炊飯ジャーの蒸気排出口 Expired - Lifetime JPH0632020Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989071905U JPH0632020Y2 (ja) 1989-06-20 1989-06-20 炊飯ジャーの蒸気排出口

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989071905U JPH0632020Y2 (ja) 1989-06-20 1989-06-20 炊飯ジャーの蒸気排出口

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0310820U JPH0310820U (ja) 1991-02-01
JPH0632020Y2 true JPH0632020Y2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=31609360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989071905U Expired - Lifetime JPH0632020Y2 (ja) 1989-06-20 1989-06-20 炊飯ジャーの蒸気排出口

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0632020Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4546106B2 (ja) * 2004-02-04 2010-09-15 美和ロック株式会社 面付錠取付治具及び面付錠取付方法
KR102656383B1 (ko) * 2024-01-11 2024-04-11 씨티씨 주식회사 도장 연마 보조장치 및 이를 이용한 센서 부착 방법

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0427448Y2 (ja) * 1986-02-20 1992-07-01
JPS6347331U (ja) * 1986-09-16 1988-03-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0310820U (ja) 1991-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03195517A (ja) 薬缶
JPH0632020Y2 (ja) 炊飯ジャーの蒸気排出口
JP3509614B2 (ja) 電気炊飯器
JPS5937141Y2 (ja) 電気湯沸かし器
JP3374823B2 (ja) 電気炊飯器
JP3606452B2 (ja) 炊飯ジャーの蒸気口構造
JPS5927847Y2 (ja) 炊飯器の調圧装置
JPH0610922Y2 (ja) 電気貯湯容器
JPS60805Y2 (ja) 炊飯ジヤ−
KR200332192Y1 (ko) 온수기용 뚜껑의 차열장치
JPH0438916A (ja) 炊飯器の蓋体
JPS5935152Y2 (ja) 電気ポツト
JP2561881Y2 (ja) 放熱板の取付構造
JP3643701B2 (ja) 電気湯沸かし器
JPH1142163A (ja) 電気湯沸かし器
JPS5856572Y2 (ja) 調理器の蒸気抜き装置
JPS5851856Y2 (ja) 調圧装置付き炊飯器
JPS6335726Y2 (ja)
JPH0321694Y2 (ja)
JP2566951Y2 (ja) ポット装置における蓋体の中栓取付構造
JPS5921686Y2 (ja) 炊飯器
JPS5934405Y2 (ja) 炊飯器等の蓋体
JPH0543714Y2 (ja)
JPS5929603Y2 (ja) 煮炊器
JPS5839621Y2 (ja) 炊飯ジヤ−等の器体蓋への内容器蓋支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term