JP3358359B2 - ステアリングコラム用軸受 - Google Patents
ステアリングコラム用軸受Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Description
ラムシャフトを支承するステアリングコラム用軸受に関
する。
ャフトを支承するステアリングコラム用軸受としては、
ボールベアリング又は合成樹脂からなるすべり軸受が使
用されている。一般に、自動車のステアリングコラムシ
ャフトを支承する軸受に対しては、荷重や速度などの回
転条件は差ほど厳しくないが、アイドリング時等にコラ
ムシャフトに作用する振動を吸収する振動吸収性や摩擦
トルクの安定性が要求される。ボールベアリングは、そ
の摩擦トルクは安定しているものの振動吸収性に劣り、
またボールベアリングが固定されるハウジング及び該ボ
ールベアリングに支承されるコラムシャフトの寸法精度
を高精度に仕上げる必要があるため、ベアリング自体の
高価な点に加えて加工コストも高くなるという問題があ
る。
ルベアリングに比べ、価格が安く、振動吸収性に優れる
という利点を有するものの、すべり軸受とコラムシャフ
トとの間に適度のクリアランス(軸受隙間)を必要とす
るため、コラムシャフトに生じる振動により該シャフト
と軸受との間に衝突音を発生し、自動車を運転する者に
不快音として伝達されるという問題がある。この衝突音
の発生を抑制するべくクリアランスを小さくするとステ
ックスリップ現象を生じ、摩擦トルクの安定性を阻害す
るという問題が生じる。
4411号(実開平6−8817号:以下「先行技術」
という)において、ステアリング操作時(ハンドル回転
時)にはコラムシャフトに作用する負荷を軸受により円
滑に支承し、アイドリング時等コラムシャフトに負荷が
加わらない状態においては、該シャフトに作用する振動
を吸収することができるステアリングコラム用軸受装置
を提案した。
する。ステアリングコラム用軸受装置1は、ゴム弾性体
又は弾性を有する合成樹脂からなるアウターブッシュ2
及びアウターブッシュ2の内面に挿入されるインナーブ
ッシュ3から構成された軸受4と、軸受4を圧入固定す
るハウジング5と、軸受4に支承されるコラムシャフト
6とから成っている。アウターブッシュ2は、その外周
面にブッシュの軸線方向に沿いかつ円周方向全周にわた
って形成された複数個の凸条部11を備えた外輪12
と、外輪12の内面において外輪12と軸方向に延設さ
れた複数個の支持脚13によって一体的に連結された内
輪14とを具備している。内輪14は、内面15の一方
の端部に径方向内側にインナーブッシュ3の内径より僅
かに小さい内径をもって突出して円周方向にわたって形
成された環状リップ部16と、リップ部16と連続する
拡径円筒部17と、リップ部16と軸線方向に所定間隔
へだてた拡径円筒部17の円周方向の一部もしくは全周
にインナーブッシュ3の内径より大きく外径より小さい
内径の係止突条部18とを具備している。インナーブッ
シュ3は、アウターブッシュ2の内輪14の内面の環状
リップ部16と係止突条部18との間の拡径円筒部17
内に挿入保持されており、インナーブッシュ3を保持し
たアウターブッシュ2は、その外輪12の外周面の凸条
部11においてハウジング5内に圧入固定され、コラム
シャフト6は、アウターブッシュ2の内輪14の内面の
環状リップ部16に締代をもって摺接し、インナーブッ
シュ3内周面とは所定の軸受隙間を保持して支承されて
いる。
なるステアリングコラム用軸受装置1は、前述した従来
技術の問題点を解決し、ステアリング操作時(ハンドル
回転時)にはコラムシャフト6に作用する負荷を軸受4
により円滑に支承し、アイドリング時等コラムシャフト
6に負荷が加わらない状態においてはシャフト6に作用
する振動を吸収することができる。しかしながら、軸受
4をハウジング5に対し軸方向の抜け止め及び円周方向
の回り止めを目的として、強固に圧入する場合、軸受4
は、その外輪12の外周面において圧入されることにな
るが、外輪12と内輪14とは、その軸方向に延接され
た複数個の支持脚13によって連結されているので、圧
入力が支持脚13部分の外周面と支持脚13間の外周面
とでは異なり、コラムシャフト6を支持する内輪14の
拡径円筒部17に保持されたインナーブッシュ3に当該
圧入力が均等に作用せず、インナーブッシュ3の内径寸
法精度(真円度)に悪影響を及ぼすという問題がある。
めの部材(ブラケット)を溶接加工によりハウジング5
外周面に取付ける場合、該溶接加工による溶接ひずみの
影響がハウジング5の内径寸法精度(真円度)に悪影響
をもたらし、ハウジング5に固定される軸受4のインナ
ーブッシュ3の内径寸法精度(真円度)を一層悪化させ
るという問題もある。これらの問題点が複合された場合
には、軸受4のインナーブッシュ3の内径寸法精度(真
円度)はさらに悪化することになる。軸受4のインナー
ブッシュ3の内径寸法精度(真円度)の良否は、インナ
ーブッシュ3とインナーブッシュ3に支承されるコラム
シャフト6との間の円滑な摺動に影響を与え、これの悪
化は当該円滑な摺動を妨げる結果となり、極力避けなけ
ればならない問題である。
ま生かすとともに上記問題点を解決するべくなされたも
のであり、その目的とするところは、インナーブッシュ
の内径寸法精度(真円度)に影響を及ぼさないステアリ
ングコラム用軸受及びこの軸受を用いた軸受装置を提供
することにある。
的は、弾性を有するアウターブッシュとインナーブッシ
ュとからなり、アウターブッシュは、円筒内周面の一方
の端部近傍に円周方向に沿い、かつ径方向に突設された
リップ部及び該リップ部と軸方向に所定間隔へだてて円
周方向に沿って突設され、該リップ部と円筒内周面と協
同して円筒凹部を画定する係止突条部を具備した内輪
と、外周面に軸方向に沿う凸条部を円周方向に複数個具
備した外輪と、該内輪の円筒凹部に対応しない外周面と
該外周面に対応する外輪内周面とをその円周方向におい
て一体的に連結する支持脚と、該内輪のリップ部に対応
する外周面から軸方向に沿って支持脚まで延び、内輪外
周面と外輪内周面と支持脚とを一体的に連結する少なく
とも3本の補強リブとを具備し、インナーブッシュは内
輪の円筒凹部に保持されているステアリングコラム用軸
受によって達成される。
受が外輪外周面の凸条部においてハウジング内に圧入さ
れ、コラムシャフトは、アウターブッシュの内輪のリッ
プ部に締代をもって摺接しているとともにインナーブッ
シュの内周面と所定の軸受隙間を保持して支承されてい
るステアリングコラム用軸受装置によっても達成され
る。
の内輪のリップ部及び係止突条部はそれぞれ、内輪の内
周方向に沿って連続的に延設された環状のリップ部及び
係止突条部であってもよく、あるいは内輪の内周面に円
周方向に沿ってとびとびに配された複数個のものからな
るものであってもよい。一つの好ましい例では、リップ
部は、当該リップ部の先端で形成される仮想円の直径
(本考案でいうリップ部の内径)がインナーブッシュの
内径より0.02mm〜0.20mm程度小さく形成さ
れている。
ては、ゴム弾性体、弾性を有する合成樹脂を例示するこ
とができるが、弾性を有する合成樹脂としては、柔軟で
あってかつ強靱であり、概ねショア硬さ(D型)40〜
60、反発弾性値(JIS−K6301)が50〜80
を有していてゴム状の弾性挙動を残存しているもので、
例えばポリエステル・エーテル共重合体あるいはポリウ
レタン等を好ましい例として挙げることができる。
の薄鋼板の表面に一体に接合された焼結金属層と、この
焼結金属層に含浸被覆された合成樹脂層との三層構造か
らなる条片を、合成樹脂層を内側にして円筒状に捲回し
た巻きブッシュからなるものを、一つの好ましい例とし
て提示し得る。
内輪の円筒凹部に対応しない外周面と該外周面に対応す
る外輪内周面とがその円周方向において支持脚によって
一体的に連結されているため、内輪の円筒凹部には軸受
をハウジングに圧入固定するさいの圧入力が直接作用し
ないので、該円筒凹部に保持されるインナーブッシュの
内径寸法精度(真円度)に影響が及ぼされない。また、
上記構成により、溶接加工による溶接ひずみの影響がハ
ウジングの内径寸法精度(真円度)に悪影響をもたらし
た場合でも、ハウジングの内径寸法精度の狂いは内輪の
円筒凹部に直接作用しないので、該円筒凹部に保持され
るインナーブッシュの内径寸法精度(真円度)に影響が
及ぼされない。
基づいてさらに詳細に説明する。なお、本発明は実施例
に何等限定されないのである。
コラム用軸受装置20は、ゴム弾性体あるいは弾性を有
する合成樹脂で形成されたアウターブッシュ21及びア
ウターブッシュ21内に挿入保持されるインナーブッシ
ュ22からなる軸受23と、軸受23が圧入固定される
パイプ状のハウジング24と,インナーブッシュ22に
支承されるコラムシャフト25とから構成されている。
の一方の端部近傍に円周方向に沿い、かつ径方向に突設
された複数個(本例では6個)のリップ部32及びリッ
プ部32と軸方向に所定間隔へだてて円周方向に沿って
突設され、リップ部32と円筒内周面31と協同して円
筒凹部33を画定する複数個(本例では6個)の係止突
条部34を具備した内輪35と、外周面に軸方向に沿い
かつ円周方向にわたって形成された複数個の凸条部36
及び一方の端部に径方向外方に延設された環状鍔部37
を具備した外輪38と、内輪35の円筒凹部33に対応
しない外周面と該外周面に対応する外輪38の内周面と
をその円周方向において一体的に連結する支持脚39
と、内輪35のリップ部32に対応する外周面から支持
脚39まで延び、内輪35の外周面と外輪38の内周面
と支持脚39とに一体的に連結された3本の補強リブ4
0とからなっている。
の一方の端部に一体に形成された環状鍔部37は、軸受
23を後述するハウジング24へ圧入固定するさい、ハ
ウジング24の端部に固定する場合において必要とされ
るもので、軸受23をハウジング24内の任意の位置に
圧入固定する場合には必要としない。
た部分の内輪35を補強するものであり、本例では円周
方向に均等にかつ径方向に相対応しないように3本配置
されている。補強リブ40は、円周方向に均等かつ径方
向に相対応しないように配置できれば必ずしも3本に限
定されない。補強リブ40を円周方向に均等かつ径方向
に相対応しないように配置するのは、円筒凹部33に挿
入保持される後述のインナーブッシュ22の内径寸法に
軸受23をハウジング24に圧入固定するさいの圧入力
の影響を及ぼさないためである。
薄鋼板の表面に一体に接合された焼結金属層と、この焼
結金属層に含浸被覆された合成樹脂層との三層構造から
なる条片を、合成樹脂層を内側にして円筒状に捲回し
た、所謂巻きブッシュからなる。図1中、符号41は当
該巻きブッシュの突き合わせ部である。
21の内輪35の円筒凹部33に挿入保持されて、軸受
23が構成される。この構成において、内輪35の円筒
内周面31に形成された複数個のリップ部32は、イン
ナーブッシュ22の内径dより僅かに小さい内径D(当
該リップ部32の先端で形成される仮想円の直径をい
う)をもって径方向内側に突出して形成されているが、
具体的には当該リップ部32の内径がインナーブッシュ
22の内径より、当該インナーブッシュ22とインナー
ブッシュ22に支承されるコラムシャフトとの間のクリ
アランス(摺動隙間)に相当する量、例えば、0.02
mm〜0.20mmだけ小さくなるように形成されてい
る。また、係止突条部34の内径はインナーブッシュ2
2の内径より大きく外径より小さく形成されている。し
たがって、インナーブッシュ22は、内輪35の円筒凹
部33内に挿入保持されることにより、インナーブッシ
ュ22の内輪35からの抜け出しは防止される。
ム用軸受装置20では、内輪35の円筒凹部33に対応
しない外周面と該外周面に対応する外輪38の内周面と
がその円周方向において支持脚39によって一体的に連
結されているため、内輪35の円筒凹部33には軸受2
1をハウジング24に圧入固定する際の圧入力が直接作
用しないので、円筒凹部33に挿入保持されるインナー
ブッシュ22の内径寸法精度(真円度)に影響が及ぼさ
れない。したがって、インナーブッシュ22とインナー
ブッシュ22に支承されるコラムシャフト25との間に
は適切なクリアランス(摺動隙間)が維持され、片当た
り等の不具合を生じることなく円滑な摺動が行われる。
2の内径寸法精度ばかりでなく、内輪35のリップ部3
2にも及ばず、而してリップ部32のコラムシャフト2
5に対する締代もまた、当該圧入力によっては影響され
ないので、コラムシャフト25はリップ部32に所定の
締代をもって摺動自在にかつ弾性的に支承される。した
がって、アイドリング時等のコラムシャフト25に負荷
が作用しない状態では、コラムシャフト25はリップ部
32に弾性支持されるので、コラムシャフト25に作用
する振動は吸収され、コラムシャフト25とインナーブ
ッシュ22との間の衝突音の発生は防止され、また、ス
テアリング操作時にコラムシャフト25に作用する負荷
はインナーブッシュ22に上述した適切なクリアランス
(摺動隙間)をもって円滑に支承される。
筒凹部に対応しない外周面と該外周面に対応する外輪の
内周面とがその円周方向において支持脚によって一体的
に連結されているため、内輪の円筒凹部には軸受をハウ
ジングに圧入固定するさいの圧入力が直接作用しないの
で、該円筒凹部に挿入保持されるインナーブッシュの内
径寸法精度(真円度)に影響が及ぼされず、インナーブ
ッシュと該インナーブッシュに支承されるコラムシャフ
トとの間に適切なクリアランス(摺動隙間)が維持さ
れ、円滑な摺動が行われるステアリングコラム用軸受装
置を提供することができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 弾性を有するアウターブッシュとインナ
ーブッシュとからなり、アウターブッシュは、円筒内周
面の一方の端部近傍に円周方向に沿い、かつ径方向に突
設されたリップ部及び該リップ部と軸方向に所定間隔へ
だてて円周方向に沿って突設され、該リップ部と円筒内
周面と協同して円筒凹部を画定する係止突条部を具備し
た内輪と、外周面に軸方向に沿う凸条部を円周方向に複
数個具備した外輪と、該内輪の円筒凹部に対応しない外
周面と該外周面に対応する外輪内周面とをその円周方向
において一体的に連結する支持脚と、該内輪のリップ部
に対応する外周面から軸方向に沿って支持脚まで延び、
内輪外周面と外輪内周面と支持脚とを一体的に連結する
少なくとも3本の補強リブとを具備し、インナーブッシ
ュは内輪の円筒凹部に保持されており、少なくとも3本
の補強リブは、円周方向に均等にかつ径方向に相対応し
ないように配置されているステアリングコラム用軸受。 - 【請求項2】 アウターブッシュの内輪のリップ部の内
径は、インナーブッシュの内径より僅かに小さく形成さ
れている、請求項1に記載のステアリングコラム用軸
受。 - 【請求項3】 インナーブッシュは、薄鋼板と、該薄鋼
板の表面に一体に形成された金属焼結層と、該金属焼結
層に含浸被覆された合成樹脂層との三層構造からなり、
該合成樹脂層を内側にして円筒状に捲回して形成される
巻きブッシュからなる、請求項1又は2に記載のステア
リングコラム用軸受。 - 【請求項4】 弾性を有するアウターブッシュとインナ
ーブッシュとからなる軸受を具備しており、アウターブ
ッシュは、円筒内周面の一方の端部近傍に円周方向に沿
い、かつ径方向に突設されたリップ部及び該リップ部と
軸方向に所定間隔へだてて円周方向に沿って突設され、
該リップ部と円筒内周面と協同して円筒凹部を画定する
係止突条部を具備した内輪と、外周面に軸方向に沿う複
数個の凸条部を円周方向にわたって具備した外輪と、該
内輪の円筒凹部に対応しない外周面と該外周面に対応す
る外輪内周面とをその円周方向において一体的に連結す
る支持脚と、該内輪のリップ部に対応する外周面から軸
方向に沿って支持脚まで延び、内輪外周面と外輪内周面
と支持脚とを一体的に連結する少なくとも3本の補強リ
ブとを具備し、インナーブッシュは内輪の円筒凹部に保
持されており、少なくとも3本の補強リブは、円周方向
に均等にかつ径方向に相対応しないように配置されてお
り、該軸受は、外輪外周面の凸条部においてハウジング
内に圧入され、コラムシャフトは、アウターブッシュの
内輪のリップ部に締代をもって摺接しているとともにイ
ンナーブッシュの内周面と所定の軸受隙間を保持して支
承されているステアリングコラム用軸受装置。 - 【請求項5】 アウターブッシュの内輪のリップ部の内
径は、インナーブッシュの内径より僅かに小さく形成さ
れている、請求項4に記載のステアリングコラム用軸受
装置。 - 【請求項6】 インナーブッシュは、薄鋼板と、薄鋼板
の表面に一体に形成された金属焼結層と、該金属焼結層
に含浸被覆された合成樹脂層との三層構造からなり、該
合成樹脂層を内側にして円筒状に捲回して形成される巻
きブッシュからなる、請求項4又は5に記載のステアリ
ングコラム用軸受装置。
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